JPH05157668A - プラント機器の異常検知方法及び装置 - Google Patents
プラント機器の異常検知方法及び装置Info
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- JPH05157668A JPH05157668A JP3325694A JP32569491A JPH05157668A JP H05157668 A JPH05157668 A JP H05157668A JP 3325694 A JP3325694 A JP 3325694A JP 32569491 A JP32569491 A JP 32569491A JP H05157668 A JPH05157668 A JP H05157668A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 経済的に異常を検知する信頼性の高い異常検
知方法及び装置を提供する。 【構成】 本発明は、複数の機器a、b、A〜Fを有す
るプラント10を区画し、同区画12内に複数のセンサ
1〜9を設けて前記機器の実際の状態をモニタする。該
機器の実際の状態を表す複数のセンサの出力信号を該機
器の故障状態を表す既知の学習信号により調整済みのニ
ューラルネットワークNの各入力層ユニットに入力し、
該ニューラルネットワークNにおいて前記出力信号を処
理して、前記機器のどれかが故障であれば、その故障の
状態に対応する出力層ユニットのみに故障表示信号を出
力する。
知方法及び装置を提供する。 【構成】 本発明は、複数の機器a、b、A〜Fを有す
るプラント10を区画し、同区画12内に複数のセンサ
1〜9を設けて前記機器の実際の状態をモニタする。該
機器の実際の状態を表す複数のセンサの出力信号を該機
器の故障状態を表す既知の学習信号により調整済みのニ
ューラルネットワークNの各入力層ユニットに入力し、
該ニューラルネットワークNにおいて前記出力信号を処
理して、前記機器のどれかが故障であれば、その故障の
状態に対応する出力層ユニットのみに故障表示信号を出
力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電プラントの
ような各種プラント設備における機器の異常検知方法及
び装置に関するものである。
ような各種プラント設備における機器の異常検知方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラント設備の異常検知は、シス
テムに設けられたプロセス計器により検知して警報した
り、機器本体に取り付けられた計器により検知して警報
したり、パトロールによる人為的監視等により行ってい
た。
テムに設けられたプロセス計器により検知して警報した
り、機器本体に取り付けられた計器により検知して警報
したり、パトロールによる人為的監視等により行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、システムのプ
ロセス計器で検知できない異常については、機器専用の
多種のセンサを設けてこれにより検知するか、或はパト
ロール員の監視により検知するかのどちらかであるが、
機器毎に多数のセンサを取り付けることは経済性に問題
があり、また、パトロールでは断続的に発生する異常を
検知できないという可能性が高い。
ロセス計器で検知できない異常については、機器専用の
多種のセンサを設けてこれにより検知するか、或はパト
ロール員の監視により検知するかのどちらかであるが、
機器毎に多数のセンサを取り付けることは経済性に問題
があり、また、パトロールでは断続的に発生する異常を
検知できないという可能性が高い。
【0004】従って、本発明の目的は、経済的に異常を
検知する信頼性の高い異常検知方法及び装置を提供する
ことである。
検知する信頼性の高い異常検知方法及び装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明の異常検知方法は、複数の機器を有するプ
ラントを区画し、同区画内に複数のセンサを設けて前記
機器の実際の状態をモニタし、該機器の前記実際の状態
を表す前記複数のセンサの出力信号を前記機器の故障状
態を表す既知の学習信号により調整済みのニューラルネ
ットワークの各入力層ユニットに入力し、該ニューラル
ネットワークにおいて前記出力信号及び学習信号を処理
して、前記機器のどれかが故障であれば、その故障の状
態に対応する出力層ユニットのみに故障表示信号を出力
する。
ため、本発明の異常検知方法は、複数の機器を有するプ
ラントを区画し、同区画内に複数のセンサを設けて前記
機器の実際の状態をモニタし、該機器の前記実際の状態
を表す前記複数のセンサの出力信号を前記機器の故障状
態を表す既知の学習信号により調整済みのニューラルネ
ットワークの各入力層ユニットに入力し、該ニューラル
ネットワークにおいて前記出力信号及び学習信号を処理
して、前記機器のどれかが故障であれば、その故障の状
態に対応する出力層ユニットのみに故障表示信号を出力
する。
【0006】また、本発明の異常検知装置は、上述した
目的を達成するため、複数の機器を有するプラントの区
画内に配置され、前記複数の機器の実際の状態をモニタ
する複数のセンサと、該複数のセンサに接続されて前記
複数の機器の前記実際の状態を表す出力信号を受け、該
出力信号を処理して、前記機器のどれかが故障であれ
ば、その故障の状態に対応する出力層ユニットのみに故
障表示信号を出力する、前記機器の故障状態を表す既知
の学習信号により調整済みのニューラルネットワークを
含む処理手段とを備えている。
目的を達成するため、複数の機器を有するプラントの区
画内に配置され、前記複数の機器の実際の状態をモニタ
する複数のセンサと、該複数のセンサに接続されて前記
複数の機器の前記実際の状態を表す出力信号を受け、該
出力信号を処理して、前記機器のどれかが故障であれ
ば、その故障の状態に対応する出力層ユニットのみに故
障表示信号を出力する、前記機器の故障状態を表す既知
の学習信号により調整済みのニューラルネットワークを
含む処理手段とを備えている。
【0007】
【作用】各センサからの出力信号はニューラルネットワ
ークの入力層の対応するユニットに送られる。ニューラ
ルネットワークの中間層は、入力層の各ユニットの信号
の総和を数値演算処理し、規格化(0〜1の範囲)し、
これを中間層のユニットの値とする。また、出力層は、
中間層の各ユニットの総和を数値演算処理し、規格化
(0〜1の範囲)し、これを中間層のユニットの値とす
る。出力層のユニットは故障モードに割り当てられ、そ
の値は故障の確からしさを示す。つまり、規格化した値
が1に近い程、その故障が発生している可能性が強いこ
とを表す。
ークの入力層の対応するユニットに送られる。ニューラ
ルネットワークの中間層は、入力層の各ユニットの信号
の総和を数値演算処理し、規格化(0〜1の範囲)し、
これを中間層のユニットの値とする。また、出力層は、
中間層の各ユニットの総和を数値演算処理し、規格化
(0〜1の範囲)し、これを中間層のユニットの値とす
る。出力層のユニットは故障モードに割り当てられ、そ
の値は故障の確からしさを示す。つまり、規格化した値
が1に近い程、その故障が発生している可能性が強いこ
とを表す。
【0008】センサ情報から故障モードを決定するため
には入力のセンサ情報と故障モードを関連づける必要が
ある。そのために、先ず、故障モード毎にその症状を明
らかにし、症状を監視することによりセンサがどんなデ
ータを送るかを予め把握する。つまり、ある故障が発生
したときに、センサが送るデータのパターンを確認し、
コンピュータのメモリに記憶しておく。得られた故障モ
ード毎のセンサデータのパターン(図1の学習信号)を
入力層ユニットに割り当て、また、対応する故障モード
への出力を1(実際には学習の収束性を向上するため0.
9を用いる)とし、その他の出力を0(0.1を同様の理
由で用いる)と固定し、これ等を境界条件として、前記
の入力層ユニットから中間層、出力層への数値演算の係
数(結合荷重)を繰り返し計算により決定する。このよ
うな学習を行うことにより境界条件に用いたセンサデー
タと全く同じ信号パターンがニューラルネットワークに
入れば対応する故障モードへの出力が1となり、その他
の出力が0を示す。
には入力のセンサ情報と故障モードを関連づける必要が
ある。そのために、先ず、故障モード毎にその症状を明
らかにし、症状を監視することによりセンサがどんなデ
ータを送るかを予め把握する。つまり、ある故障が発生
したときに、センサが送るデータのパターンを確認し、
コンピュータのメモリに記憶しておく。得られた故障モ
ード毎のセンサデータのパターン(図1の学習信号)を
入力層ユニットに割り当て、また、対応する故障モード
への出力を1(実際には学習の収束性を向上するため0.
9を用いる)とし、その他の出力を0(0.1を同様の理
由で用いる)と固定し、これ等を境界条件として、前記
の入力層ユニットから中間層、出力層への数値演算の係
数(結合荷重)を繰り返し計算により決定する。このよ
うな学習を行うことにより境界条件に用いたセンサデー
タと全く同じ信号パターンがニューラルネットワークに
入れば対応する故障モードへの出力が1となり、その他
の出力が0を示す。
【0009】全ての故障モードについて上記の学習を行
う。実際の運用において学習に用いたセンサデータのパ
ターンと類似した入力があれば対応する故障モードの出
力が1近くになり、故障の検知ができる。
う。実際の運用において学習に用いたセンサデータのパ
ターンと類似した入力があれば対応する故障モードの出
力が1近くになり、故障の検知ができる。
【0010】以上の操作によりニューラルネットワーク
はセンサからの信号を判断し、学習に使ったセンサのデ
ータのパターンとの類似性から対応する故障モードを割
り出す。従って、センサの故障等により誤情報が入力さ
れても、その他のセンサ情報から比較的正しい判断を得
ることができる。また、新たな異常が判明した場合は、
異常発生時のセンサ情報を入力データ、新たな異常に対
する出力を1、その他の出力を0に固定して学習するこ
とにより容易に新たな異常の検知能力を追加することが
できる。
はセンサからの信号を判断し、学習に使ったセンサのデ
ータのパターンとの類似性から対応する故障モードを割
り出す。従って、センサの故障等により誤情報が入力さ
れても、その他のセンサ情報から比較的正しい判断を得
ることができる。また、新たな異常が判明した場合は、
異常発生時のセンサ情報を入力データ、新たな異常に対
する出力を1、その他の出力を0に固定して学習するこ
とにより容易に新たな異常の検知能力を追加することが
できる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。
【0012】図1は、例えば原子力発電プラントのよう
なプラント10の壁体11により囲繞された一部の区画
12を示しており、この区画12内を2系統の配管1
3、14が通っている。各配管13、14には、図示の
ようにポンプa、b及び各種の弁A〜Fのような諸機器
が接続されている。
なプラント10の壁体11により囲繞された一部の区画
12を示しており、この区画12内を2系統の配管1
3、14が通っている。各配管13、14には、図示の
ようにポンプa、b及び各種の弁A〜Fのような諸機器
が接続されている。
【0013】また、上述した区画12内には、前記機器
を全体的にモニタするためのマイクロフォンのような音
波センサ1〜4及びCCDセンサのような赤外線カメラ
5(必要に応じて臭いセンサを設けてもよい)のような
非接触型センサに加えて、ポンプの振動計8、9及び配
管の圧力計6、7のようなプロセス計器が設けられてい
る。本発明の異常検知システムは、前記非接触型センサ
及びプロセス計器からの多量の信号を後述するようにニ
ューラルネットワーク(処理手段)で処理することによ
り、広域にわたる多数もしくは多種の機器の監視を経済
的に行い、異常の発生を検知するものである。
を全体的にモニタするためのマイクロフォンのような音
波センサ1〜4及びCCDセンサのような赤外線カメラ
5(必要に応じて臭いセンサを設けてもよい)のような
非接触型センサに加えて、ポンプの振動計8、9及び配
管の圧力計6、7のようなプロセス計器が設けられてい
る。本発明の異常検知システムは、前記非接触型センサ
及びプロセス計器からの多量の信号を後述するようにニ
ューラルネットワーク(処理手段)で処理することによ
り、広域にわたる多数もしくは多種の機器の監視を経済
的に行い、異常の発生を検知するものである。
【0014】上述したような広域にわたる非接触型セン
サから得られる情報は多数の機器の情報を含むため、デ
ータ量が多く、故障に関する情報が他の機器からの正常
な情報に混ざっているため、両者の判別がし難い。ま
た、異常検知システムは、システム構築後、新たに判明
した異常を検知できる能力を追加する機能を有すると共
に、センサの故障による誤情報の影響を考慮する必要が
ある。このような条件を満たす情報処理システムとし
て、本発明は、数値計算だけで判断するため計算速度が
速く、異常が新たに判明した場合、異常時のセンサデー
タを再現することにより容易に検知能力を追加でき、全
てのセンサデータのパターンの類似性から故障を判別す
るため、情報の欠如、誤情報の影響を受け難い等の特徴
を有するニューラルネットワークを採用している。
サから得られる情報は多数の機器の情報を含むため、デ
ータ量が多く、故障に関する情報が他の機器からの正常
な情報に混ざっているため、両者の判別がし難い。ま
た、異常検知システムは、システム構築後、新たに判明
した異常を検知できる能力を追加する機能を有すると共
に、センサの故障による誤情報の影響を考慮する必要が
ある。このような条件を満たす情報処理システムとし
て、本発明は、数値計算だけで判断するため計算速度が
速く、異常が新たに判明した場合、異常時のセンサデー
タを再現することにより容易に検知能力を追加でき、全
てのセンサデータのパターンの類似性から故障を判別す
るため、情報の欠如、誤情報の影響を受け難い等の特徴
を有するニューラルネットワークを採用している。
【0015】ニューラルネットワークとは、人間の脳の
構造や情報処理メカニズムを参考にして、その情報処理
能力を人工的に実現することを目指すコンピュータの情
報処理モデルである。人間は色々な刺激を受け取って固
有の反応を示す。本発明は、多数の機器を含む広域の異
常を検知するシステムにこれを応用し、センサデータを
刺激に、故障名を固有の反応に置き換えている。
構造や情報処理メカニズムを参考にして、その情報処理
能力を人工的に実現することを目指すコンピュータの情
報処理モデルである。人間は色々な刺激を受け取って固
有の反応を示す。本発明は、多数の機器を含む広域の異
常を検知するシステムにこれを応用し、センサデータを
刺激に、故障名を固有の反応に置き換えている。
【0016】図2は、本発明の異常検知システムに用い
られるニューラルネットワークNの概念の例を示してい
る。図2において、ニューラルネットワークNは、入力
層N1と、中間層(1層以上)N2と、出力層N3とからな
る。入力層N1は、図1に示した各種センサ1〜9の数
と等しいユニットN11〜N19からなり、同センサ1〜9
から信号を受ける。中間層N2は、入力層N1の各ユニッ
トの信号の総和を数値演算処理し、規格化(0〜1の範
囲)し、これを中間層のユニットの値とする。また、出
力層N3は、中間層N2の各ユニットN21、N22・・・の
総和を数値演算処理し、規格化(0〜1の範囲)し、こ
れを中間層N2のユニットの値とするものである。出力
層N3のユニットN31、N32、N33 ・・・は故障モード
に割り当てられ、その値は故障の確からしさを示す。つ
まり、規格化した値が1に近い程、その故障が発生して
いる可能性が強いことを表す。
られるニューラルネットワークNの概念の例を示してい
る。図2において、ニューラルネットワークNは、入力
層N1と、中間層(1層以上)N2と、出力層N3とからな
る。入力層N1は、図1に示した各種センサ1〜9の数
と等しいユニットN11〜N19からなり、同センサ1〜9
から信号を受ける。中間層N2は、入力層N1の各ユニッ
トの信号の総和を数値演算処理し、規格化(0〜1の範
囲)し、これを中間層のユニットの値とする。また、出
力層N3は、中間層N2の各ユニットN21、N22・・・の
総和を数値演算処理し、規格化(0〜1の範囲)し、こ
れを中間層N2のユニットの値とするものである。出力
層N3のユニットN31、N32、N33 ・・・は故障モード
に割り当てられ、その値は故障の確からしさを示す。つ
まり、規格化した値が1に近い程、その故障が発生して
いる可能性が強いことを表す。
【0017】これを数式で表現すると下記のようにな
る。即ち、ニューラルネットワークでは、図2のよう
に、各センサからの出力信号を入力とし、入力信号OP
は入力層ユニットN11から中間層ユニットN21に下式
(1)の関係で送られ、また、他の中間層ユニット
N22、N23・・・にも同様に送られる。
る。即ち、ニューラルネットワークでは、図2のよう
に、各センサからの出力信号を入力とし、入力信号OP
は入力層ユニットN11から中間層ユニットN21に下式
(1)の関係で送られ、また、他の中間層ユニット
N22、N23・・・にも同様に送られる。
【数1】 ここで、HI1は中間層ユニットN21への入力信号、OPi
は入力層からの出力信号(i=1〜9)、wi1は入力層
から中間層への結合荷重(後に述べる学習によって決定
される係数)、θ1は中間層ユニットN21のしきい値であ
る。中間層ユニットN21への入力信号HI1は、中間層
ユニットN21からの出力信号をHO1とすると式(2)
によってこの出力信号に変換され、0〜1に規格化され
る。
は入力層からの出力信号(i=1〜9)、wi1は入力層
から中間層への結合荷重(後に述べる学習によって決定
される係数)、θ1は中間層ユニットN21のしきい値であ
る。中間層ユニットN21への入力信号HI1は、中間層
ユニットN21からの出力信号をHO1とすると式(2)
によってこの出力信号に変換され、0〜1に規格化され
る。
【数2】 HO1=1/(1+e-HI1) ・・・(2) 式(2)は微分可能な関数であり、この式(2)の使用
は層ユニット間の結合荷重w、Wを求める解析的な扱い
を可能にする。
は層ユニット間の結合荷重w、Wを求める解析的な扱い
を可能にする。
【0018】また、中間層ユニットからの出力信号HO
はニューラルネットワークの出力層ユニットN31に式
(3)の関係で送られ、他の出力層ユニットN32、N33・
・・にも同様に送られる。
はニューラルネットワークの出力層ユニットN31に式
(3)の関係で送られ、他の出力層ユニットN32、N33・
・・にも同様に送られる。
【数3】 ここで、OI1は出力層ユニットN31の入力信号、HOi
は中間層からの出力信号(i=1〜9)、Wi1は中間層
から出力層への結合荷重(後に述べる学習によって決定
される係数)、δ1は出力層ユニットN31のしきい値であ
る。出力層ユニットN31への入力信号OI1は下式(4)
によって出力信号に変換され、0〜1に規格化される。
は中間層からの出力信号(i=1〜9)、Wi1は中間層
から出力層への結合荷重(後に述べる学習によって決定
される係数)、δ1は出力層ユニットN31のしきい値であ
る。出力層ユニットN31への入力信号OI1は下式(4)
によって出力信号に変換され、0〜1に規格化される。
【数4】 OO1=1/(1+e-OI1) ・・・(4) ここで、OO1 は出力層ユニットN31からの出力信号で
ある。他の出力層ユニットからの他の出力信号も同様に
表され、出力層ユニットは各故障モードに対応する。例
えば、図2において、出力層ユニットN31は「ポンプA
主軸機械摩耗」に対応し、出力層ユニットN31の出力の
値が大きければ(最大値1)、「ポンプa主軸機械摩
耗」が発生している可能性が高い。また、出力層ユニッ
トN32は「ポンプa主軸焼き付き」に対応し、実施例で
はその出力値は0.1であり、故障の可能性は低い。
ある。他の出力層ユニットからの他の出力信号も同様に
表され、出力層ユニットは各故障モードに対応する。例
えば、図2において、出力層ユニットN31は「ポンプA
主軸機械摩耗」に対応し、出力層ユニットN31の出力の
値が大きければ(最大値1)、「ポンプa主軸機械摩
耗」が発生している可能性が高い。また、出力層ユニッ
トN32は「ポンプa主軸焼き付き」に対応し、実施例で
はその出力値は0.1であり、故障の可能性は低い。
【0019】入力層→中間層、中間層→出力層の結合荷
重w、Wは以下に述べる学習によって決定される。結合
荷重の初期値は任意である。
重w、Wは以下に述べる学習によって決定される。結合
荷重の初期値は任意である。
【0020】さて、センサ情報から故障モードを決定す
るためには入力のセンサ情報と故障モードを関連づける
必要があり、以下にその手順(1)〜(4)を具体的に
説明する。
るためには入力のセンサ情報と故障モードを関連づける
必要があり、以下にその手順(1)〜(4)を具体的に
説明する。
【0021】(1) 先ず、故障モード毎にその症状を明
らかにし、症状を監視することによりセンサがどんなデ
ータを送るかを予め把握する。つまり、ある故障が発生
したときに、センサが送るデータのパターンを確認し、
コンピュータのメモリに記憶しておく。
らかにし、症状を監視することによりセンサがどんなデ
ータを送るかを予め把握する。つまり、ある故障が発生
したときに、センサが送るデータのパターンを確認し、
コンピュータのメモリに記憶しておく。
【0022】(2) 得られた故障モード毎のセンサデー
タのパターン(図1の学習信号)を入力層ユニットに割
り当て、また、対応する故障モードへの出力を1(実際
には学習の収束性を向上するため0.9を用いる)と
し、その他の出力を0(0.1を同様の理由で用いる)
と固定し、これ等を境界条件として、前記の入力層ユニ
ットから中間層、出力層への数値演算の係数(結合荷重)
を繰り返し計算により決定する。これを学習と呼び、こ
のような学習を行う方法が逆伝播法即ちバックプロパゲ
ーションである。この操作により境界条件に用いたセン
サデータと全く同じ信号パターンがニューラルネットワ
ークに入れば対応する故障モードへの出力が1となり、
その他の出力が0を示す。
タのパターン(図1の学習信号)を入力層ユニットに割
り当て、また、対応する故障モードへの出力を1(実際
には学習の収束性を向上するため0.9を用いる)と
し、その他の出力を0(0.1を同様の理由で用いる)
と固定し、これ等を境界条件として、前記の入力層ユニ
ットから中間層、出力層への数値演算の係数(結合荷重)
を繰り返し計算により決定する。これを学習と呼び、こ
のような学習を行う方法が逆伝播法即ちバックプロパゲ
ーションである。この操作により境界条件に用いたセン
サデータと全く同じ信号パターンがニューラルネットワ
ークに入れば対応する故障モードへの出力が1となり、
その他の出力が0を示す。
【0023】(3) 全ての故障モードについて上記の学
習を行う。
習を行う。
【0024】(4) 実際の運用において学習に用いたセ
ンサデータのパターンと類似した入力があれば対応する
故障モードの出力が1近くになり、故障の検知ができ
る。
ンサデータのパターンと類似した入力があれば対応する
故障モードの出力が1近くになり、故障の検知ができ
る。
【0025】以上の操作によりニューラルネットワーク
はセンサからの信号を判断し、学習に使ったセンサのデ
ータのパターンとの類似性から対応する故障モードを割
り出す。従って、センサの故障等により誤情報が入力さ
れても、その他のセンサ情報から比較的正しい判断を得
ることができる。また、新たな異常が判明した場合は、
異常発生時のセンサ情報を入力データ、新たな異常に対
する出力を1、その他の出力を0に固定して学習するこ
とにより容易に新たな異常の検知能力を追加することが
できる。
はセンサからの信号を判断し、学習に使ったセンサのデ
ータのパターンとの類似性から対応する故障モードを割
り出す。従って、センサの故障等により誤情報が入力さ
れても、その他のセンサ情報から比較的正しい判断を得
ることができる。また、新たな異常が判明した場合は、
異常発生時のセンサ情報を入力データ、新たな異常に対
する出力を1、その他の出力を0に固定して学習するこ
とにより容易に新たな異常の検知能力を追加することが
できる。
【0026】また、図1に示すように、ニューラルネッ
トワークNで処理した信号、即ち各故障モードへの出力
信号はエキスパートシステムESにも送られ、ここで運
転経験、油分析結果、設計情報等と結合することによ
り、保全データの管理(保全間隔)、定期点検(必要の
有無)に応用することができる。即ち、各故障モードの
出力信号とは、各故障の「確からしさ」を示し、故障の
潜在的可能性の度合いを表すので、出力信号の時間変化
を把握し運転経験、油分析結果、設計情報等と突き合わ
せることにより、各機器の故障の起き易さを確認でき
る。
トワークNで処理した信号、即ち各故障モードへの出力
信号はエキスパートシステムESにも送られ、ここで運
転経験、油分析結果、設計情報等と結合することによ
り、保全データの管理(保全間隔)、定期点検(必要の
有無)に応用することができる。即ち、各故障モードの
出力信号とは、各故障の「確からしさ」を示し、故障の
潜在的可能性の度合いを表すので、出力信号の時間変化
を把握し運転経験、油分析結果、設計情報等と突き合わ
せることにより、各機器の故障の起き易さを確認でき
る。
【0027】図3は、各機器の部品毎の故障モードに対
応した各センサからの予想出力信号を表し、例えばポン
プa主軸の機械摩耗の場合、音波センサ1は「5」、音
波センサ2は「1」、・・・振動計9は「0」といった
センサ出力信号を発生すると予想できることを示してい
る。各センサからの予想出力信号がニューラルネットワ
ークに入力されたときに、対応する故障モード即ち出力
層ユニットN31への出力が「1」で、その他の出力層ユ
ニットN32、N33・・・への出力が「0」になるよう、
前述した学習により、結合荷重w、Wが決定される。
応した各センサからの予想出力信号を表し、例えばポン
プa主軸の機械摩耗の場合、音波センサ1は「5」、音
波センサ2は「1」、・・・振動計9は「0」といった
センサ出力信号を発生すると予想できることを示してい
る。各センサからの予想出力信号がニューラルネットワ
ークに入力されたときに、対応する故障モード即ち出力
層ユニットN31への出力が「1」で、その他の出力層ユ
ニットN32、N33・・・への出力が「0」になるよう、
前述した学習により、結合荷重w、Wが決定される。
【0028】その結果、出力層の出力は、「ポンプa主
軸の機械摩耗」に対応する出力層ユニットN31だけ0.
9となり、その他の出力は0.1となり、それぞれ
「1」及び「0」に接近する。ここで、前述したように
学習の収束性を向上するため、ニューラルネットワーク
出力信号0.9以上で故障を認知するという条件として
おけば、ニューラルネットワークは、その条件のもと
で、「ポンプa主軸の機械摩耗」という故障モードを、運
転員に警報し又は運転員室のCRT画面上への表示によ
り告知する。
軸の機械摩耗」に対応する出力層ユニットN31だけ0.
9となり、その他の出力は0.1となり、それぞれ
「1」及び「0」に接近する。ここで、前述したように
学習の収束性を向上するため、ニューラルネットワーク
出力信号0.9以上で故障を認知するという条件として
おけば、ニューラルネットワークは、その条件のもと
で、「ポンプa主軸の機械摩耗」という故障モードを、運
転員に警報し又は運転員室のCRT画面上への表示によ
り告知する。
【0029】更に、本発明に従ってニューラルネットワ
ークを用いると、新たに判明した異常パターンに対する
検知能力を付加することができる。例えば、図3におけ
る「弁Fシート漏洩」という故障モードが新たに判明し
たと仮定して、その検知能力を付加する要領について以
下に説明する。
ークを用いると、新たに判明した異常パターンに対する
検知能力を付加することができる。例えば、図3におけ
る「弁Fシート漏洩」という故障モードが新たに判明し
たと仮定して、その検知能力を付加する要領について以
下に説明する。
【0030】先ず、弁Fシート漏洩時のセンサ出力値、
即ち音波センサ1「0」、音波センサ2「1」、・・・
振動計9「0」をニューラルネットワークの入力とす
る。そして、前述した学習によって、弁Fシート漏洩に
対応する出力層ユニットの出力値のみ「1」とし、その
他の異常に対応する各出力層ユニットの出力値が「0」
となるように、結合荷重w、W及びしきい値θのような
係数を決定する。全ての故障モードに対し上述した手順
で再学習を行い、全ての故障モードに最適な係数を決め
る。以上の手順により、新たな故障モード「弁Fシート
漏洩」に対し、検知能力が付加される。
即ち音波センサ1「0」、音波センサ2「1」、・・・
振動計9「0」をニューラルネットワークの入力とす
る。そして、前述した学習によって、弁Fシート漏洩に
対応する出力層ユニットの出力値のみ「1」とし、その
他の異常に対応する各出力層ユニットの出力値が「0」
となるように、結合荷重w、W及びしきい値θのような
係数を決定する。全ての故障モードに対し上述した手順
で再学習を行い、全ての故障モードに最適な係数を決め
る。以上の手順により、新たな故障モード「弁Fシート
漏洩」に対し、検知能力が付加される。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ニューラルネ
ットワークを使用しているため、従来のようにパトロー
ルに主に頼っていたプラント内の多数の機器の異常検知
をセンサ主体で迅速に経済的に且つ高い信頼性で実施す
ることができる。
ットワークを使用しているため、従来のようにパトロー
ルに主に頼っていたプラント内の多数の機器の異常検知
をセンサ主体で迅速に経済的に且つ高い信頼性で実施す
ることができる。
【0032】また、ニューラルネットワークの出力信号
をエキスパートシステムに接続した場合には、機器の運
転状態を同出力信号の時系列管理によって行うことがで
きるので、機器の劣化状況を監視することもできる。
をエキスパートシステムに接続した場合には、機器の運
転状態を同出力信号の時系列管理によって行うことがで
きるので、機器の劣化状況を監視することもできる。
【図1】ニューラルネットワークを用いた本発明の異常
検知システムの概念図。
検知システムの概念図。
【図2】図1のニューラルネットワークにおける信号処
理について説明するための概念図。
理について説明するための概念図。
【図3】ニューラルネットワークに学習させる種々の故
障モードと各センサからの出力信号との関係を示す図。
障モードと各センサからの出力信号との関係を示す図。
1 音波センサ 2 音波センサ 3 音波センサ 4 音波センサ 5 赤外線カメラ(センサ) 6 圧力計(センサ) 7 圧力計(センサ) 8 振動計(センサ) 9 振動計(センサ) 10 プラント 12 区画 a ポンプ(機器) b ポンプ(機器) A 弁(機器) B 弁(機器) C 弁(機器) D 弁(機器) E 弁(機器) F 弁(機器)
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の機器を有するプラントを区画し、
同区画内に複数のセンサを設けて前記複数の機器の実際
の状態をモニタし、該機器の前記実際の状態を表す前記
複数のセンサの出力信号を前記機器の故障状態を表す既
知の学習信号により調整済みのニューラルネットワーク
の各入力層ユニットに入力し、該ニューラルネットワー
クにおいて前記出力信号を処理して、前記機器のどれか
が故障であれば、その故障の状態に対応する出力層ユニ
ットのみに故障表示信号を出力する、プラント機器の異
常検知方法。 - 【請求項2】 複数の機器を有するプラントの区画内に
配置され、前記複数の機器の実際の状態をモニタする複
数のセンサと、該複数のセンサに接続されて前記複数の
機器の前記実際の状態を表す出力信号を受け、該出力信
号を処理して、前記機器のどれかが故障であれば、その
故障の状態に対応する出力層ユニットのみに故障表示信
号を出力する、前記機器の故障状態を表す既知の学習信
号により調整済みのニューラルネットワークを含む処理
手段とを備えるプラント機器の異常検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3325694A JPH05157668A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | プラント機器の異常検知方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3325694A JPH05157668A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | プラント機器の異常検知方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05157668A true JPH05157668A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18179671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3325694A Withdrawn JPH05157668A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | プラント機器の異常検知方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05157668A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009067770A1 (en) * | 2007-06-12 | 2009-06-04 | Asel-Tech Technologia E Automação Ltda. | System for detecting leaks in single phase and multiphase fluid transport pipelines |
WO2018044040A1 (ko) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 한국수력원자력 주식회사 | 기기 중요도와 경보 유효성 판단 프로세서를 포함한 원자력발전소 기기 이상징후 사전감지 방법 및 그 시스템 |
KR20180024333A (ko) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 한국수력원자력 주식회사 | 기기 이상징후 사전감지 방법 및 시스템 |
WO2020195536A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ポート・アンド・アンカー株式会社 | 構造物の異常判別方法及び異常判別システム |
JP2022027657A (ja) * | 2020-07-29 | 2022-02-10 | 株式会社新日本コンサルタント | マンホールポンプ異常検知方法 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP3325694A patent/JPH05157668A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009067770A1 (en) * | 2007-06-12 | 2009-06-04 | Asel-Tech Technologia E Automação Ltda. | System for detecting leaks in single phase and multiphase fluid transport pipelines |
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KR20180024333A (ko) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 한국수력원자력 주식회사 | 기기 이상징후 사전감지 방법 및 시스템 |
CN112085200A (zh) * | 2016-08-29 | 2020-12-15 | 韩国水力原子力株式会社 | 包括确定设备重要度和警报有效性的处理程序的用于预检核电站设备异常迹象的方法及系统 |
US11200790B2 (en) | 2016-08-29 | 2021-12-14 | Korea Hydro & Nuclear Power Co., Ltd. | Method for pre-detecting abnormality sign of nuclear power plant device including processor for determining device importance and warning validity, and system therefor |
CN112085200B (zh) * | 2016-08-29 | 2024-12-31 | 韩国水力原子力株式会社 | 包括确定设备重要度和警报有效性的处理程序的用于预检核电站设备异常迹象的方法及系统 |
WO2020195536A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ポート・アンド・アンカー株式会社 | 構造物の異常判別方法及び異常判別システム |
JP2020165672A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | ポート・アンド・アンカー株式会社 | 構造物の異常判別方法及び異常判別システム |
JP2022027657A (ja) * | 2020-07-29 | 2022-02-10 | 株式会社新日本コンサルタント | マンホールポンプ異常検知方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |