JPH05157593A - プラント監視制御支援装置 - Google Patents
プラント監視制御支援装置Info
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- JPH05157593A JPH05157593A JP3321707A JP32170791A JPH05157593A JP H05157593 A JPH05157593 A JP H05157593A JP 3321707 A JP3321707 A JP 3321707A JP 32170791 A JP32170791 A JP 32170791A JP H05157593 A JPH05157593 A JP H05157593A
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- unit
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- plant data
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラントからの各種プラントデータを表示器
に表示して監視制御する場合、停電や故障等の重要事象
が発生した場合に、速やかに関連する単位画面を表示し
て、必要とするプラントデータを簡単な操作で即座に表
示する。 【構成】 関連画面記憶手段に予め指定された重要事象
毎にこの事象発生時に表示器に表示すべき各単位画面を
記憶し、事象検出手段によってプラントデータ収集手段
にて収集された各種プラントデータから重要事象発生を
検出し、関連画面抽出手段て事象検出手段にて検出され
た重要事象に対応する関連画面を関連画面記憶手段から
抽出する、そして、画面表示管理手段によって関連画面
抽出手段にて抽出された画面を前記表示器に表示させ、
かつ確認操作を行う。
に表示して監視制御する場合、停電や故障等の重要事象
が発生した場合に、速やかに関連する単位画面を表示し
て、必要とするプラントデータを簡単な操作で即座に表
示する。 【構成】 関連画面記憶手段に予め指定された重要事象
毎にこの事象発生時に表示器に表示すべき各単位画面を
記憶し、事象検出手段によってプラントデータ収集手段
にて収集された各種プラントデータから重要事象発生を
検出し、関連画面抽出手段て事象検出手段にて検出され
た重要事象に対応する関連画面を関連画面記憶手段から
抽出する、そして、画面表示管理手段によって関連画面
抽出手段にて抽出された画面を前記表示器に表示させ、
かつ確認操作を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工場等のプラントから出
力されるプラントデータを収集してプラントを監視制御
するプラント制御装置においてプラントデータを操作員
が見易いように表示制御するプラント監視制御支援装置
に関する。
力されるプラントデータを収集してプラントを監視制御
するプラント制御装置においてプラントデータを操作員
が見易いように表示制御するプラント監視制御支援装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば大規模プラントにおいては、実際
の製品製造に直接関係する製造設備や処理設備の他に、
試験設備や電力設備や照明設備等も中央監視部屋で集中
して監視制御している。この場合、プラントの各設備か
ら出力されるプラントデータは操作員が見易いフォーマ
ットに変換されて操作員の見易い位置に配設された例え
ばCRT表示装置等の表示器に表示される。
の製品製造に直接関係する製造設備や処理設備の他に、
試験設備や電力設備や照明設備等も中央監視部屋で集中
して監視制御している。この場合、プラントの各設備か
ら出力されるプラントデータは操作員が見易いフォーマ
ットに変換されて操作員の見易い位置に配設された例え
ばCRT表示装置等の表示器に表示される。
【0003】しかし、プラント規模が大きくなると、プ
ラントデータ数も大きくなり、一つの画面で全てのプラ
ントデータを表示することは不可能となる。そのため
に、対象とするプラントデータを通常の管理操作業務な
どに合わせて、複数の画面に別けて表示する。例えば、
設備単位にまとめ、さらに機器画面へと分割したり、あ
るいは、設置場所単位にまとめ、さらに機器画面へと分
割して表示する。
ラントデータ数も大きくなり、一つの画面で全てのプラ
ントデータを表示することは不可能となる。そのため
に、対象とするプラントデータを通常の管理操作業務な
どに合わせて、複数の画面に別けて表示する。例えば、
設備単位にまとめ、さらに機器画面へと分割したり、あ
るいは、設置場所単位にまとめ、さらに機器画面へと分
割して表示する。
【0004】すなわち、プラント監視制御支援装置内に
は、各単位画面毎にどのプラントデータを表示するか,
またどのようなフォーマットで表示するかの画面情報が
記憶されている。そして、単位画面数が多いと表示器に
どの単位画面を表示すればよいかの一定の規則が記憶さ
れ、通常はこの規則に従って表示される。
は、各単位画面毎にどのプラントデータを表示するか,
またどのようなフォーマットで表示するかの画面情報が
記憶されている。そして、単位画面数が多いと表示器に
どの単位画面を表示すればよいかの一定の規則が記憶さ
れ、通常はこの規則に従って表示される。
【0005】すなわち、例えばキーボードから表示指令
を入力すると、まずプラント全体のメニュー画面が表示
される。そして、操作者はこの全体のメニュー画面から
自己が監視したい設備の項目をキーボードで指定する。
すると該当設備の単位メニー画面が表示される。さらに
この単位メニー画面を見ながら必要なデータを指示する
と、最終的に必要とする設備の必要とするプラントデー
タが単位画面に表示される。すなわち、操作者は通常の
管理業務に合わせて容易に単位画面の切換を行うことが
可能である。
を入力すると、まずプラント全体のメニュー画面が表示
される。そして、操作者はこの全体のメニュー画面から
自己が監視したい設備の項目をキーボードで指定する。
すると該当設備の単位メニー画面が表示される。さらに
この単位メニー画面を見ながら必要なデータを指示する
と、最終的に必要とする設備の必要とするプラントデー
タが単位画面に表示される。すなわち、操作者は通常の
管理業務に合わせて容易に単位画面の切換を行うことが
可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなプラント監視制御支援装置においてもまだ解消
すべき次のような問題があった。
たようなプラント監視制御支援装置においてもまだ解消
すべき次のような問題があった。
【0007】すなわち、プラントが正常に運転されてい
る場合は、操作者が通常の管理操作業務を行うと、業務
操作に合わせて単位画面が切換わるので、非常に便利で
ある。しかし、例えば停電等の重大事故が発生すると、
受配電設備だけでなく、電力の供給先の設備や制御関連
の確認が必要となる場合が多い。この場合に確認しなけ
ればならいプラントデータ群はプラントが正常に運転さ
れている状態における管理操作業務におけプラントデー
タ群とは必ずしも一致しない。
る場合は、操作者が通常の管理操作業務を行うと、業務
操作に合わせて単位画面が切換わるので、非常に便利で
ある。しかし、例えば停電等の重大事故が発生すると、
受配電設備だけでなく、電力の供給先の設備や制御関連
の確認が必要となる場合が多い。この場合に確認しなけ
ればならいプラントデータ群はプラントが正常に運転さ
れている状態における管理操作業務におけプラントデー
タ群とは必ずしも一致しない。
【0008】したがって、重大事故発生時に該当重大事
故発生設備に関するプラントデータを表示した画面か
ら、次の関連設備に関するプラントデータを表示した表
示画面へ切換えるために、操作者はキーボードにおける
キー操作でもって、現在表示されている問題設備の単位
画面からプラント全体のメニュー画面に一旦戻して、こ
のメニュー画面の指示に基づいて再度キー装置を実施し
て次に表示したい設備の単位メニューを呼出して後最終
の単位画面を表示させる。
故発生設備に関するプラントデータを表示した画面か
ら、次の関連設備に関するプラントデータを表示した表
示画面へ切換えるために、操作者はキーボードにおける
キー操作でもって、現在表示されている問題設備の単位
画面からプラント全体のメニュー画面に一旦戻して、こ
のメニュー画面の指示に基づいて再度キー装置を実施し
て次に表示したい設備の単位メニューを呼出して後最終
の単位画面を表示させる。
【0009】一般に、このような緊急時には、プラント
を構成する各設備におけるプラントテータをいち速く把
握して、適切な対策を講ずる必要がある。したがって、
緊急時に上述したような複雑なキー操作でもって次の単
位画面に切換えていけば、プラントデータの確認作業が
遅れて迅速な対策を実施できない懸念がある。また、急
いでいるために重要なプラントデータの確認を見落とす
懸念がある。
を構成する各設備におけるプラントテータをいち速く把
握して、適切な対策を講ずる必要がある。したがって、
緊急時に上述したような複雑なキー操作でもって次の単
位画面に切換えていけば、プラントデータの確認作業が
遅れて迅速な対策を実施できない懸念がある。また、急
いでいるために重要なプラントデータの確認を見落とす
懸念がある。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、事故等の重要事象に関連する各単位画面を
予め記憶しておくことにより、重要事象発生時には、簡
単な操作で関連する単位画面を順次表示器の表示画面に
呼出すことができ、重大事故発生時における必要なプラ
ントデータを短時間で確認でき、迅速に対応操作を実施
でき、操作者の作業負担を軽減し、本来の制御操作の操
作性を向上できるプラント監視制御支援装置を提供する
ことを目的とする。
ものであり、事故等の重要事象に関連する各単位画面を
予め記憶しておくことにより、重要事象発生時には、簡
単な操作で関連する単位画面を順次表示器の表示画面に
呼出すことができ、重大事故発生時における必要なプラ
ントデータを短時間で確認でき、迅速に対応操作を実施
でき、操作者の作業負担を軽減し、本来の制御操作の操
作性を向上できるプラント監視制御支援装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、図1に示すように、プラントデータ収集手
段にて収集された各種プラントデータBを表示器Cに表
示する場合に、外部から順次入力される画面選択指令に
従って、プラント全体のメニュー画面から、設備単位や
操作単位等の分割された各単位メニユー画面へ段階的に
順次展開していき、最終的に必要とする単位画面にプラ
ントデータを表示するプラント監視制御支援装置におい
て、
に本発明は、図1に示すように、プラントデータ収集手
段にて収集された各種プラントデータBを表示器Cに表
示する場合に、外部から順次入力される画面選択指令に
従って、プラント全体のメニュー画面から、設備単位や
操作単位等の分割された各単位メニユー画面へ段階的に
順次展開していき、最終的に必要とする単位画面にプラ
ントデータを表示するプラント監視制御支援装置におい
て、
【0012】予め指定された重要事象毎にこの重要事象
発生時に表示器に表示すべき各単位画面を記憶する関連
画面記憶手段Dと、プラントデータ収集手段Aにて収集
された各種プラントデータBから重要事象発生を検出す
る事象検出手段Eと、この事象検出手段Eにて検出され
た重要事象に対応する関連画面を関連画面記憶手段Dか
ら抽出する関連画面抽出手段Fと、この関連画面抽出手
段Fにて抽出された画面を表示器Cに表示させ、かつ確
認操作を行うための画面表示管理手段Gとを備えてい
る。
発生時に表示器に表示すべき各単位画面を記憶する関連
画面記憶手段Dと、プラントデータ収集手段Aにて収集
された各種プラントデータBから重要事象発生を検出す
る事象検出手段Eと、この事象検出手段Eにて検出され
た重要事象に対応する関連画面を関連画面記憶手段Dか
ら抽出する関連画面抽出手段Fと、この関連画面抽出手
段Fにて抽出された画面を表示器Cに表示させ、かつ確
認操作を行うための画面表示管理手段Gとを備えてい
る。
【0013】
【作用】このように構成されたプラント監視制御監視支
援装置であれば、プラントに停電等の重要事象が発生す
ると、事象検出手段Eはプラントデータ収集手段Sによ
ってプラントから収集されたプラントデータBに基づい
て、その重要事象を検出する。そして、次の関連画面抽
出手段Fは関連画面記憶手段Dに記憶されている該当重
要事象に対応する各単位画面を抽出する。そして、画面
表示管理手段Gは抽出された各単位画面を表示器Cへ表
示すると共に、例えば操作員のキー操作に応動して表示
器に表示されている単位画面を次の単位画面に切換表示
する。
援装置であれば、プラントに停電等の重要事象が発生す
ると、事象検出手段Eはプラントデータ収集手段Sによ
ってプラントから収集されたプラントデータBに基づい
て、その重要事象を検出する。そして、次の関連画面抽
出手段Fは関連画面記憶手段Dに記憶されている該当重
要事象に対応する各単位画面を抽出する。そして、画面
表示管理手段Gは抽出された各単位画面を表示器Cへ表
示すると共に、例えば操作員のキー操作に応動して表示
器に表示されている単位画面を次の単位画面に切換表示
する。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0015】図2は実施例のプラント監視制御支援装置
の概略構成を示すブロック図である。工場等のプラント
1から出力された各種のプラントデータはプラントデー
タ収集手段としてのデータ入力部2を介して事象検出部
3へ入力される。この事象検出部3には事象定義表4を
記憶するメモリが接続されている。事象定義表4内に
は、停電,重大故障等の予め指定した重要事象毎に、該
当重要事象が発生したと判断する場合に用いる、各プラ
ントデータの限界値が記憶されいる。すなわち、予め設
定された1個または複数個のプランドデータがそれぞれ
設定された限界値を越えるかまたは下回ると、該当重要
事象が発生したと判断する。
の概略構成を示すブロック図である。工場等のプラント
1から出力された各種のプラントデータはプラントデー
タ収集手段としてのデータ入力部2を介して事象検出部
3へ入力される。この事象検出部3には事象定義表4を
記憶するメモリが接続されている。事象定義表4内に
は、停電,重大故障等の予め指定した重要事象毎に、該
当重要事象が発生したと判断する場合に用いる、各プラ
ントデータの限界値が記憶されいる。すなわち、予め設
定された1個または複数個のプランドデータがそれぞれ
設定された限界値を越えるかまたは下回ると、該当重要
事象が発生したと判断する。
【0016】事象検出部3は、一定周期で入力される各
プラントデータの値が事象定義表4に記憶されている各
ブラントデータの限界値を越えいているか否かを調べ
て、プラント1が重大事象に陥っているか否かを判断
し、重大事象に陥っている場合には、該当重要事象を次
の関連画面抽出部5へ送出する。
プラントデータの値が事象定義表4に記憶されている各
ブラントデータの限界値を越えいているか否かを調べ
て、プラント1が重大事象に陥っているか否かを判断
し、重大事象に陥っている場合には、該当重要事象を次
の関連画面抽出部5へ送出する。
【0017】関連画面抽出部5には関連画面記憶手段と
しての設備関連情報表6を記憶するメモリ,関連一覧表
7を記憶するメモリ8が接続されている。設備関連情報
表6には、前述した予め指定された重要事象毎に該当重
要事象が発生した場合に表示器8に表示すべき各単位画
面に対応する各設備及び機器を指定する関連情報が記憶
されている。また、関連画面一覧表7には、関連する各
単位画面の一覧表が書込まれる。
しての設備関連情報表6を記憶するメモリ,関連一覧表
7を記憶するメモリ8が接続されている。設備関連情報
表6には、前述した予め指定された重要事象毎に該当重
要事象が発生した場合に表示器8に表示すべき各単位画
面に対応する各設備及び機器を指定する関連情報が記憶
されている。また、関連画面一覧表7には、関連する各
単位画面の一覧表が書込まれる。
【0018】そして、関連画面抽出部5は、事象検出部
3から重要事象発生の情報を受領すると、設備関連情報
表6から、該当重要事象に対応する各設備,機器を指定
する設備情報、すなわち各単位画面を抽出して、一旦関
連画面一覧表7に書き込む。なお。この場合、各単位画
面を個別に表示する場合の優先順位の情報も同時に書き
込む。その後、画面表示管理部9へ抽出終了情報を送出
する。
3から重要事象発生の情報を受領すると、設備関連情報
表6から、該当重要事象に対応する各設備,機器を指定
する設備情報、すなわち各単位画面を抽出して、一旦関
連画面一覧表7に書き込む。なお。この場合、各単位画
面を個別に表示する場合の優先順位の情報も同時に書き
込む。その後、画面表示管理部9へ抽出終了情報を送出
する。
【0019】画面表示管理部9は例えばマンマシンイン
タフェース等で構成されており、画面表示管理部9から
抽出終了情報を受領すると、関連画面一覧表7の各関連
画面を表示器8に同時に表示して、操作者の操作待ちと
なる。そして、操作者がキーボードのスキップキーをキ
ー操作する毎に関連画面一覧表の各単位画面が重要度の
高い順に順番に表示される。
タフェース等で構成されており、画面表示管理部9から
抽出終了情報を受領すると、関連画面一覧表7の各関連
画面を表示器8に同時に表示して、操作者の操作待ちと
なる。そして、操作者がキーボードのスキップキーをキ
ー操作する毎に関連画面一覧表の各単位画面が重要度の
高い順に順番に表示される。
【0020】このように構成されたプラント監視制御支
援装置であれば、プラント1に停電等の重大故障が発生
すると、事象検出部3が故障の種類を判別して重要事象
発生情報を送出する。関連画面抽出部5は該当重要事象
に対応する関連画面を抽出して優先順位と共に関連画面
一覧表7に設定する。
援装置であれば、プラント1に停電等の重大故障が発生
すると、事象検出部3が故障の種類を判別して重要事象
発生情報を送出する。関連画面抽出部5は該当重要事象
に対応する関連画面を抽出して優先順位と共に関連画面
一覧表7に設定する。
【0021】そして、操作者か表示器8に表示された関
連画面の一覧表を確認した後、例えばキーボードにおけ
るスキップキー操作又は確認キー操作を行うと、関連画
面の一覧表のなかの最も優先度の高い例えば受配電設備
に関する単位画面が表示器8に表示される。従って、操
作者はこの単位画面に表示された受配電設備に関する各
プロセスデータを直ちに確認できる。
連画面の一覧表を確認した後、例えばキーボードにおけ
るスキップキー操作又は確認キー操作を行うと、関連画
面の一覧表のなかの最も優先度の高い例えば受配電設備
に関する単位画面が表示器8に表示される。従って、操
作者はこの単位画面に表示された受配電設備に関する各
プロセスデータを直ちに確認できる。
【0022】最も重要な設備に対するプロセスデータの
確認が終了すると、再度スキップキーを押すと、次に重
要な設備に関する単位画面が表示され、該当設備の各プ
ロセスデータを把握できる。このように、操作者はスキ
ップキーを操作するのみで重要事象に関連する各設備の
各プロセスデータを順次把握できる。次に図3及び図4
を用いて実施例装置の表示器8における表示画面の切換
動作及び特徴を説明する。
確認が終了すると、再度スキップキーを押すと、次に重
要な設備に関する単位画面が表示され、該当設備の各プ
ロセスデータを把握できる。このように、操作者はスキ
ップキーを操作するのみで重要事象に関連する各設備の
各プロセスデータを順次把握できる。次に図3及び図4
を用いて実施例装置の表示器8における表示画面の切換
動作及び特徴を説明する。
【0023】説明を簡単にするために、表示画面の種類
は、図3,図4に示すように、プラント全体を示す1個
のメニュー画面10aと、各設備に対応した3個の単位
メニュー画面11a,11b,11cおよび各設備にか
ら出力される各プラントデータを表示する5個の単位画
面12a,12b,12c,12d,12eの合計9個
であるとする。
は、図3,図4に示すように、プラント全体を示す1個
のメニュー画面10aと、各設備に対応した3個の単位
メニュー画面11a,11b,11cおよび各設備にか
ら出力される各プラントデータを表示する5個の単位画
面12a,12b,12c,12d,12eの合計9個
であるとする。
【0024】図3は従来のプラント監視制御支援装置の
画面切換操作手順を示す図である。例えば単位画面12
aを表示させるためには、まず、メニュー画面10を表
示させて、次に選択キー操作によって、該当設備の単位
メニュー画面12aを表示させ、再度選択キー操作でも
って最終の単位画面12aを表示させる。
画面切換操作手順を示す図である。例えば単位画面12
aを表示させるためには、まず、メニュー画面10を表
示させて、次に選択キー操作によって、該当設備の単位
メニュー画面12aを表示させ、再度選択キー操作でも
って最終の単位画面12aを表示させる。
【0025】そして、例えば単位画面12aを表示して
いる時に停電や故障等の異常事態が発生すると、操作者
は例えば停電を確認するために特定の表示画面12cを
表示させる必要が生じると、現在表示されている単位画
面12aをクリアして、一旦メニュー画面10を表示さ
せて、次に受配電設備の単位メニュー11cを表示させ
たのち、目的とする単位画面12cを表示させる。すな
わち、この従来装置においては、メニュー画面10に戻
す操作も含めると、合計3回のそれぞれ異なる選択操作
を実施する必要がある。さらに、関連して別の単位画面
12eを表示させる場合は、画面を一旦単位メニュー1
1cに戻して、再度目標の単位画面12eを指定する必
要がある。この場合は、さらに2回のそれぞれ異なる操
作を必要とする。
いる時に停電や故障等の異常事態が発生すると、操作者
は例えば停電を確認するために特定の表示画面12cを
表示させる必要が生じると、現在表示されている単位画
面12aをクリアして、一旦メニュー画面10を表示さ
せて、次に受配電設備の単位メニュー11cを表示させ
たのち、目的とする単位画面12cを表示させる。すな
わち、この従来装置においては、メニュー画面10に戻
す操作も含めると、合計3回のそれぞれ異なる選択操作
を実施する必要がある。さらに、関連して別の単位画面
12eを表示させる場合は、画面を一旦単位メニュー1
1cに戻して、再度目標の単位画面12eを指定する必
要がある。この場合は、さらに2回のそれぞれ異なる操
作を必要とする。
【0026】これに対して、実施例装置においては、図
4に示すように、通常の管理操作業務時に単位画面12
aを表示器8に表示させるまでのキー操作は従来装置と
同じである。そして、前述と同様に停電や故障等の異常
事態が発生すると、表示器8には関連一覧表7に記憶さ
れた関連設備の一覧表13が表示される。そして、この
状態で操作者はスキップキーを押すと、即座に最優先の
単位画面12cが表示される。さらに、同一スキップキ
ーを操作すると、直ちに次に重要な表示画面12eが表
示される。
4に示すように、通常の管理操作業務時に単位画面12
aを表示器8に表示させるまでのキー操作は従来装置と
同じである。そして、前述と同様に停電や故障等の異常
事態が発生すると、表示器8には関連一覧表7に記憶さ
れた関連設備の一覧表13が表示される。そして、この
状態で操作者はスキップキーを押すと、即座に最優先の
単位画面12cが表示される。さらに、同一スキップキ
ーを操作すると、直ちに次に重要な表示画面12eが表
示される。
【0027】すなわち、実施例装置においては、予め定
められた特定キー(スキップキー)による1回のキー操
作でもって必要とするプロセスデータを即座に確認でき
る。さらに、続いて同一スキップキー操作を繰返し押し
続けると、優先度の高い方から低い方へ表示画面が順次
切替っていく。
められた特定キー(スキップキー)による1回のキー操
作でもって必要とするプロセスデータを即座に確認でき
る。さらに、続いて同一スキップキー操作を繰返し押し
続けると、優先度の高い方から低い方へ表示画面が順次
切替っていく。
【0028】さらに、停電や故障等の重要事象が発生す
ると、自動的に事象が特定されて、その事象に関連する
各単位画面の一覧が表示器8に表示される。従って、こ
の一覧を確認することによって、プロセスデータの確認
忘れが発生する確率を大幅に低減できる。
ると、自動的に事象が特定されて、その事象に関連する
各単位画面の一覧が表示器8に表示される。従って、こ
の一覧を確認することによって、プロセスデータの確認
忘れが発生する確率を大幅に低減できる。
【0029】また、簡単なキー操作でもって異常発生時
に重要なプロセスデータが即座に表示されるので、この
プロセスデータを把握して、速やかに対応する操作を実
施できる。すなわち、異常発生に起因する損害発生を未
然に防止するかまたは損害発生を最小限に抑制できる。
さらに、操作が非常に簡素化されるので、操作員の負担
を大幅に軽減できる。
に重要なプロセスデータが即座に表示されるので、この
プロセスデータを把握して、速やかに対応する操作を実
施できる。すなわち、異常発生に起因する損害発生を未
然に防止するかまたは損害発生を最小限に抑制できる。
さらに、操作が非常に簡素化されるので、操作員の負担
を大幅に軽減できる。
【0030】図5は本発明の他の実施例に係わるプラン
ト監視制御支援装置の概略構成を示すブロック図であ
る。この実施例のおいては、図1における事象検出手段
Eと関連画面抽出手段Fと関連画面記憶手段Dとを一つ
のエキスパートシステム14で実現している。このエキ
スパートシステム14は、推論部14aと設備知識ベー
ス14bと運用ルール14cとガイダンスルール14d
とで構成されている。
ト監視制御支援装置の概略構成を示すブロック図であ
る。この実施例のおいては、図1における事象検出手段
Eと関連画面抽出手段Fと関連画面記憶手段Dとを一つ
のエキスパートシステム14で実現している。このエキ
スパートシステム14は、推論部14aと設備知識ベー
ス14bと運用ルール14cとガイダンスルール14d
とで構成されている。
【0031】設備知識ベース14bは設備,機器の構成
情報や他の設備との関連情報を記憶する。また、運用ル
ール14cは重要事象の定義と異常発生時の設備の運用
方針を記憶する。さらに、ガイダンスルール14dは事
業に対する操作員への説明や表示等の操作手順の画面情
報が記憶されている。
情報や他の設備との関連情報を記憶する。また、運用ル
ール14cは重要事象の定義と異常発生時の設備の運用
方針を記憶する。さらに、ガイダンスルール14dは事
業に対する操作員への説明や表示等の操作手順の画面情
報が記憶されている。
【0032】そして、推論部14aは図示しないプラン
トから入力された各プラントデータに対して、知識ベー
ス14bや各ルール14c,14dを用いて重要事象が
発生したか否かを判定し、判定された場合は関連する設
備の単位画面の一覧を関連画面一覧表7へ書込む。
トから入力された各プラントデータに対して、知識ベー
ス14bや各ルール14c,14dを用いて重要事象が
発生したか否かを判定し、判定された場合は関連する設
備の単位画面の一覧を関連画面一覧表7へ書込む。
【0033】このように構成されたプラント監視制御支
援装置であっても、重要事象に関連する単位画面の一覧
が関連画面一覧表7に書込まれ、表示されるので、図2
に示した先の実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
援装置であっても、重要事象に関連する単位画面の一覧
が関連画面一覧表7に書込まれ、表示されるので、図2
に示した先の実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプラント監
視制御支援装置によれば、事故等の重要事象に関連する
各単位データを予め記憶しておき、重要事象発生時に
は、簡単な操作で関連する単位画面を順次表示器の表示
画面に呼出しできるように構成している。したがって、
重大事故発生時における必要なプラントデータを短時間
で表示画面に呼出して確認できる。その結果、迅速に対
応操作を実施でき、かつ操作者の作業負担を軽減し、本
来の制御操作作業の作業能率を向上できる。
視制御支援装置によれば、事故等の重要事象に関連する
各単位データを予め記憶しておき、重要事象発生時に
は、簡単な操作で関連する単位画面を順次表示器の表示
画面に呼出しできるように構成している。したがって、
重大事故発生時における必要なプラントデータを短時間
で表示画面に呼出して確認できる。その結果、迅速に対
応操作を実施でき、かつ操作者の作業負担を軽減し、本
来の制御操作作業の作業能率を向上できる。
【図1】 本発明の概略構成を示す模式図、
【図2】 本発明の一実施例に係わるプラント監視制御
支援装置の概略構成を示すブロック図、
支援装置の概略構成を示すブロック図、
【図3】 従来装置における画面切換動作を示す模式
図、
図、
【図4】 実施例装置における画面切換動作を示す模式
図、
図、
【図5】 本発明の他の実施例に係わるプラント監視制
御支援装置の概略構成を示すブロック図。
御支援装置の概略構成を示すブロック図。
1…プラント、2…データ入力部、3…事象検出部、4
…事象定義表、5…関連画面抽出部、6…設備関連情報
表、7…関連画面一覧表、8…表示器、9…画面表示管
理部、14…エキスパートシステム。
…事象定義表、5…関連画面抽出部、6…設備関連情報
表、7…関連画面一覧表、8…表示器、9…画面表示管
理部、14…エキスパートシステム。
Claims (1)
- 【請求項1】 プラントデータ収集手段にて収集された
各種プラントデータを表示器に表示する場合に、外部か
ら順次入力される画面選択指令に従って、プラント全体
のメニュー画面から、設備単位や操作単位等の分割され
た各単位メニユー画面へ段階的に順次展開していき、最
終的に必要とする単位画面にプラントデータを表示する
プラント監視制御支援装置において、 予め指定された重要事象毎にこの重要事象発生時に前記
表示器に表示すべき各単位画面を記憶する関連画面記憶
手段と、前記プラントデータ収集手段にて収集された各
種プラントデータから前記重要事象発生を検出する事象
検出手段と、この事象検出手段にて検出された重要事象
に対応する関連画面を前記関連画面記憶手段から抽出す
る関連画面抽出手段と、この関連画面抽出手段にて抽出
された画面を前記表示器に表示させ、かつ確認操作を行
うための画面表示管理手段とを備えたプラント監視制御
支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321707A JPH05157593A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | プラント監視制御支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321707A JPH05157593A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | プラント監視制御支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05157593A true JPH05157593A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18135534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3321707A Pending JPH05157593A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | プラント監視制御支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05157593A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024147198A1 (ja) * | 2023-01-06 | 2024-07-11 | ファナック株式会社 | 制御装置 |
WO2025013295A1 (ja) * | 2023-07-13 | 2025-01-16 | ファナック株式会社 | 制御装置、及びコンピュータが読み取り可能な記憶媒体 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP3321707A patent/JPH05157593A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024147198A1 (ja) * | 2023-01-06 | 2024-07-11 | ファナック株式会社 | 制御装置 |
WO2025013295A1 (ja) * | 2023-07-13 | 2025-01-16 | ファナック株式会社 | 制御装置、及びコンピュータが読み取り可能な記憶媒体 |
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