JPH0515577B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515577B2 JPH0515577B2 JP60136094A JP13609485A JPH0515577B2 JP H0515577 B2 JPH0515577 B2 JP H0515577B2 JP 60136094 A JP60136094 A JP 60136094A JP 13609485 A JP13609485 A JP 13609485A JP H0515577 B2 JPH0515577 B2 JP H0515577B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- spacer
- booster bar
- copper
- rails
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
Links
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Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は剛体電車線の改良に関するもので、剛
体電車線を構成する異種金属間の電食防止と電気
的性能の向上を目的とするものである。
体電車線を構成する異種金属間の電食防止と電気
的性能の向上を目的とするものである。
剛体電車線は上方空間を制限されている線路、
例えば地下鉄線路に広く使用されている。それに
は鋼形形レールに導電性に富む銅製ブースタバ
ーを添着した構造のものがあり、銅製形レール
には主として機械的強度をもたせ、このレールで
不十分な導電性を銅製ブースタバーによつて確保
するようにしている。
例えば地下鉄線路に広く使用されている。それに
は鋼形形レールに導電性に富む銅製ブースタバ
ーを添着した構造のものがあり、銅製形レール
には主として機械的強度をもたせ、このレールで
不十分な導電性を銅製ブースタバーによつて確保
するようにしている。
この添着構造に関しては特公昭52−7604が公知
であり、次のようになつている。即ち形レール
のウエブ両側には1対の外拡がり傾斜面をもつ溝
が形成されているが、ブースタバーをこの外拡が
り2面間ヘクサビ状に挿入可能な形状にし、ブー
スタバーと形レールとを貫通ボルトで締めつけ
ることにより、クサビ作用で両者の対応する傾斜
面が圧着されるようにしたものである。しかし
形レールの全長にわたりボルト締めによつてブー
スタバーを完全接着させることは至難である。不
完全接触箇所で異種金属間の電食が発生し、電気
接触抵抗の上昇により電流容量を低下させるばか
りでなく、剛体電車線の寿命を短くするのが避け
られなかつた。
であり、次のようになつている。即ち形レール
のウエブ両側には1対の外拡がり傾斜面をもつ溝
が形成されているが、ブースタバーをこの外拡が
り2面間ヘクサビ状に挿入可能な形状にし、ブー
スタバーと形レールとを貫通ボルトで締めつけ
ることにより、クサビ作用で両者の対応する傾斜
面が圧着されるようにしたものである。しかし
形レールの全長にわたりボルト締めによつてブー
スタバーを完全接着させることは至難である。不
完全接触箇所で異種金属間の電食が発生し、電気
接触抵抗の上昇により電流容量を低下させるばか
りでなく、剛体電車線の寿命を短くするのが避け
られなかつた。
本発明では形レールとブースタバーの間に適
当な間隔をもたせ、適当間隔で両者間に導電性の
高いスペーサを挿入して、3者をボルト締めする
構造にする。ブースタバーによる形レールへの
き電は適当間隔でのスペーサ挿入でたり、必ずし
も形レール全長にわたる添着を必要としないか
らである。ボルト締め箇所が限定されることによ
り、工事を確実かつ迅速に行える。
当な間隔をもたせ、適当間隔で両者間に導電性の
高いスペーサを挿入して、3者をボルト締めする
構造にする。ブースタバーによる形レールへの
き電は適当間隔でのスペーサ挿入でたり、必ずし
も形レール全長にわたる添着を必要としないか
らである。ボルト締め箇所が限定されることによ
り、工事を確実かつ迅速に行える。
図面について説明する。レール1は頭部1a、
底部1b、ウエブ1cから成る。ウエブ両側は大
きな円弧面をなし、1対の外拡がり傾斜面によつ
て溝を形成する。スペーサ2は方形銅板で、一面
はウエブの弧面に適合する弧面をなし、完全に酸
化膜を除去したウエブ面へろう接一体化する。ろ
うには導電性を妨げないものを選ぶ。スペーサ2
のの他面には方形断面のブースタバー3を緊密挿
入可能な溝を設けておく。ブースタバーをこの溝
へはめこんだあと、ボルト4によりブースタバ
ー、スペーサ、レールの3者を一体に締込む。ボ
ルト4には絶縁材製のカラ5を被挿し、ボルトの
電食を防いでおく。スペーサ2は形レールへ必
要なき電が行えるよう適当間隔に設ける。
底部1b、ウエブ1cから成る。ウエブ両側は大
きな円弧面をなし、1対の外拡がり傾斜面によつ
て溝を形成する。スペーサ2は方形銅板で、一面
はウエブの弧面に適合する弧面をなし、完全に酸
化膜を除去したウエブ面へろう接一体化する。ろ
うには導電性を妨げないものを選ぶ。スペーサ2
のの他面には方形断面のブースタバー3を緊密挿
入可能な溝を設けておく。ブースタバーをこの溝
へはめこんだあと、ボルト4によりブースタバ
ー、スペーサ、レールの3者を一体に締込む。ボ
ルト4には絶縁材製のカラ5を被挿し、ボルトの
電食を防いでおく。スペーサ2は形レールへ必
要なき電が行えるよう適当間隔に設ける。
第1図右部はレール1への他のレール6を突合
せた接続箇所を示す。この箇所のスペーサ7は合
せ目から両側へ適当な長さをもつ短冊形のものに
する。またこれとほぼ等長の銅製継目板8には、
ブースタバーへはまり合う溝を設けてある。これ
をブースタバー3の外側にあてがい、もろともに
形レールヘボルト締めする。継目板8はレール
切目における導電性を補完する。レール切目形状
を第5図のようにレールの頭部1aが鋭角をもつ
て接合すれば、パンタグラフの溶接をスムーズに
できる。
せた接続箇所を示す。この箇所のスペーサ7は合
せ目から両側へ適当な長さをもつ短冊形のものに
する。またこれとほぼ等長の銅製継目板8には、
ブースタバーへはまり合う溝を設けてある。これ
をブースタバー3の外側にあてがい、もろともに
形レールヘボルト締めする。継目板8はレール
切目における導電性を補完する。レール切目形状
を第5図のようにレールの頭部1aが鋭角をもつ
て接合すれば、パンタグラフの溶接をスムーズに
できる。
本発明と目的を同じにするものに実公昭56−
36667が公知である。レールのウエブへ絶縁性ス
ペーサ或いはそれに準ずるものを介し、銅製ブー
スタバーを添設するもので、別にレールとブース
タバーを適当箇所で溶接して電気的接合部として
いる。これに対し本発明はこのような特別の電気
的結合部を要せず、電食を防止できるので、作業
が著しく簡易化されることが特徴である。
36667が公知である。レールのウエブへ絶縁性ス
ペーサ或いはそれに準ずるものを介し、銅製ブー
スタバーを添設するもので、別にレールとブース
タバーを適当箇所で溶接して電気的接合部として
いる。これに対し本発明はこのような特別の電気
的結合部を要せず、電食を防止できるので、作業
が著しく簡易化されることが特徴である。
第1図は本発明の正面図、第2,3,4図は
夫々AA,BB,CC断面の端面図、第5図はレー
ル切目部平面図である。 1,6……形レール、2……スペーサ、3…
…ブースタバー、4……ボルト、5……カラ、7
……スペーサ、8……継目板。
夫々AA,BB,CC断面の端面図、第5図はレー
ル切目部平面図である。 1,6……形レール、2……スペーサ、3…
…ブースタバー、4……ボルト、5……カラ、7
……スペーサ、8……継目板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 長尺の鋼製形レールと、一面はレールのウ
エブに適応する形をなし他面には方形溝が設けら
れ所定間隔でレールのウエブへろう接一体化され
た方形の銅スペーサと、レールへ平行に配置され
銅スペーサの方形溝へ挿入された長尺の銅製ブー
スタバーと、絶縁材製のカラへ被挿されカラもろ
とも上記3部材を貫通するボルトとから成る剛体
電車線。 2 レールの突合せ部に於て、スペーサを両レー
ルにまたがる適当長さのものとし、それとほぼ等
長の鋼製継目板をブースタバーの外側に配し、突
合せ部両側に於て上記4部材をボルト締めするよ
うにした特許請求の範囲第1項記載の剛体電車
線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13609485A JPS61295138A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 剛体電車線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13609485A JPS61295138A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 剛体電車線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295138A JPS61295138A (ja) | 1986-12-25 |
JPH0515577B2 true JPH0515577B2 (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=15167119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13609485A Granted JPS61295138A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 剛体電車線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61295138A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0784151B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1995-09-13 | 三菱電線工業株式会社 | 剛体トロリ線 |
JPH0253641A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-22 | Tokyo Metropolis | 円形スペーサ式剛体電車線 |
ATE142152T1 (de) * | 1991-11-13 | 1996-09-15 | Inesscon Inc | Stromschiene |
US5310032A (en) * | 1991-11-13 | 1994-05-10 | Plichta Dietmar G | Power conductor rail |
JP2777684B2 (ja) * | 1992-03-23 | 1998-07-23 | 西日本旅客鉄道株式会社 | 剛体電車線 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636667U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | ||
JPS5636667A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-09 | Hoechst Ag | Discharge device for copier |
JPS5929522A (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-16 | Nippon Densetsu Kogyo Kk | 複合剛体電車線 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP13609485A patent/JPS61295138A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636667U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | ||
JPS5636667A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-09 | Hoechst Ag | Discharge device for copier |
JPS5929522A (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-16 | Nippon Densetsu Kogyo Kk | 複合剛体電車線 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61295138A (ja) | 1986-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |