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JPH05147887A - クレーン車 - Google Patents

クレーン車

Info

Publication number
JPH05147887A
JPH05147887A JP31274591A JP31274591A JPH05147887A JP H05147887 A JPH05147887 A JP H05147887A JP 31274591 A JP31274591 A JP 31274591A JP 31274591 A JP31274591 A JP 31274591A JP H05147887 A JPH05147887 A JP H05147887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
intermediate support
building
support
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31274591A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuzou Ochiba
勝三 落葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP31274591A priority Critical patent/JPH05147887A/ja
Publication of JPH05147887A publication Critical patent/JPH05147887A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形化、荷役作業の容易化、建築現場等への
進入の容易化を図る。 【構成】 車体2 上に設けた旋回、俯仰及び伸縮自在な
荷揚ブーム5 の先端に中間支持台7 を設け、該支持台7
上に設けた旋回台8に、伸縮可能な補助ブーム10をシリ
ンダ9 により俯仰自在に取付け、中間支持台7 から延出
した支持梁11を、建物12の柱13により支柱受14を介して
支持可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクレーン車に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の資材運搬、特に建築物の
建設時における各部材の運搬には、荷重支点が長いため
図4に示すような10トンクレーン車が使用されており、
大型建築物の場合は建築物内にタワークレーンを立設す
るのが一般的である。前記10トンクレーン車31は、荷揚
ブーム32が伸縮式で、車体33にアウトリガ34を備え、高
さが10m以上(3階建)の建築物35の建設に対応でき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般の住宅
等の小規模建築物の部材36の重量は 300kg程度である
が、荷重支点が長いために、10トンクレーン車31のよう
な大型機が必要で、ブーム32が高くなって障害物に当た
ることがあり、道路状況によっては建築現場に入れない
場合があるほか、建築現場周辺の敷地の地耐力が低い場
合は、クレーン車31をそのアウトリガ34で支えきれず、
傾いたり転倒の恐れがあるなどの問題がある。
【0004】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、車体の小形化・
軽量化及び荷役作業の容易化、建築現場等への進入の容
易化等を図ることができるクレーン車を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、車体上に設けた旋回、俯仰及び伸縮可能な荷揚ブ
ームの先端に中間支持台を設け、中間支持台上に設けた
旋回台に、伸縮可能な補助ブームを俯仰自在に取付け、
前記中間支持台から延出した支持梁を、地上又は建物に
立設した支柱により支持可能にしたことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、荷揚ブームを伸長し、中間支
持台から延出した支持梁の先端部を、地上又は建物に立
設した支柱 (又は建物の柱) により、直接又は支柱受を
介して支持し、支持梁を略水平状に荷揚ブームを固定
し、補助ブームの先端から吊下した吊ワイヤ端のフック
に、建築部材等を吊って荷揚げ及び荷降しを行なうこと
ができ、補助ブームを伸縮、起伏及び旋回させて荷役作
業を行なう。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図3において、1 は従来の5トンクレーン車
と同じ大きさのクレーン車で、車体2 上に設けた旋回支
持体3 と、該支持体3 上に油圧シリンダ4 により俯仰さ
れる伸縮式荷揚ブーム5 と、アウトリガ6 と、ブーム5
の先端に設けた中間支持台7 と、該台7 上に設けた旋回
台8 と、旋回台8 上に油圧シリンダ9 により俯仰される
伸縮式補助ブーム10と、中間支持台7 に出退自在に設け
た支持梁11とから成り、支持梁11の先端部を建物12の柱
13に支柱受14を介して支持しうるようになっている。
【0008】前記車体2 には、後部上面にブーム受台15
が載設され、積荷が可能であり、走行時には図3に示す
ように、支持梁11を中間支持台7 から外して車体2 上に
積みうるようになっており、車体2 の両側部前後にアウ
トリガ6 が出退自在に装着されている。前記荷揚ブーム
5 の先端には、中間支持台7 が着脱可能に取付けられて
おり、下側に主シーブ16が取付けられ、該シーブ16に掛
装された主吊ワイヤ17の端部に5トン吊り用の主吊フッ
ク18が取付けられ、5トンクレーン車として荷役作業が
行ないうるようになっている。
【0009】前記中間支持台7 には、前記支持梁11が出
退自在でかつ取付・取外可能に設けられ、手動又は油圧
シリンダ或いはラックピニオン方式の出退機構により延
出又は退入させることができ、クレーン車1 の走行時
に、支持梁11を取外して車体2上に載むようになってい
る。前記旋回台8 は、中間支持台7 上に油圧モータ (図
示省略) 等により旋回可能に取付けられ、前記補助ブー
ム10の基端が水平軸19を介して俯仰自在に取付けられて
おり、中間変向シーブ20が支持部材21を介して装着さ
れ、吊ワイヤ22が掛けられている。この吊ワイヤ22は、
補助ブーム10の先端に設けたシーブ23に掛けられて吊下
げられ、吊下端にフック24が固着されており、建築部材
25等が吊られるようになっている。
【0010】前記柱13は、建物12の柱のうちの1本であ
るが、建物12内に別個に立設した支柱或いは建物外の地
上に立設した支柱により、前記支持梁11を支持すること
ができ、支柱を別個に立設した場合は支柱受14を省略す
ることができる。上記実施例において、クレーン車1 を
建築現場に移動して荷役作業を行なう場合、図3に示す
移動姿勢から、アウトリガ6 によって車体2 を支持し、
補助ブーム10を用いて支持梁11を中間支持台7 に取付け
た後、荷揚ブーム5 を所要角度に起立させると共に伸長
させ、支持梁11を延出してその先端を支柱受14を介して
柱13に支持させる。以上の操作により準備作業が完了す
るので、補助ブーム10を用いて図1に示すように、フッ
ク24に建築部材25 (例えば屋根パネル) 等を地上から吊
り下げて屋根下地上の所望位置に載せることができる。
【0011】荷役作業が完了すれば、荷揚ブーム5 及び
補助ブーム10を縮めて、かつ支持梁11を中間支持台7 か
ら取り外して車体2 上に載せ、図3に示す移動姿勢に折
畳んで、走行可能な状態とすることができ、アウトリガ
6 を引き上げて走行し、所望の場所に移動させる。な
お、前記支柱受14は、柱13から取外して屋根工事をする
か、又はそのまゝ残してアンテナ受台として利用するこ
とができる。
【0012】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜設計変更することができる。例えば、支持
梁11は中間支持台7 に対して取外し自在であるが、この
支持梁11を中間支持台7 に折畳み自在に設け、使用時に
は水平に保持し、収納時に折畳むようにすることもでき
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のように、車体上に設け
た旋回、俯仰及び伸縮可能な荷揚ブームの先端に中間支
持台を設け、中間支持台上に設けた旋回台に、伸縮可能
な補助ブームを俯仰自在に取付け、前記中間支持台から
延出した支持梁を、地上又は建物に立設した支柱により
支持可能にしたことを特徴とするものであるから、5ト
ン車程度の小型軽量クレーン車でしかも、荷重支点を大
幅に長くでき、一般の住宅程度の高さの荷役作業がで
き、小型であるから道路状況により建築現場に入れない
といった問題を解消でき、荷役作業が容易であるほか現
場敷地(通路或いは現場周辺)の地耐力が低い場所でも
安定よく支持でき、建築部材例えば外壁パネル、屋根パ
ネル等の重量化、大形化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】クレーン車の移動姿勢を示す側面図である。
【図4】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 クレーン車 2 車体 3 旋回支持体 5 荷揚ブーム 7 中間支持台 8 旋回台 10 補助ブーム 11 支持梁 12 建物 13 柱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に設けた旋回、俯仰及び伸縮可能
    な荷揚ブームの先端に中間支持台を設け、中間支持台上
    に設けた旋回台に、伸縮可能な補助ブームを俯仰自在に
    取付け、前記中間支持台から延出した支持梁を、地上又
    は建物に立設した支柱により支持可能にしたことを特徴
    とするクレーン車。
JP31274591A 1991-11-27 1991-11-27 クレーン車 Pending JPH05147887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31274591A JPH05147887A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 クレーン車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31274591A JPH05147887A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 クレーン車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05147887A true JPH05147887A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18032912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31274591A Pending JPH05147887A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 クレーン車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05147887A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001094249A1 (de) * 2000-06-06 2001-12-13 Demag Mobile Cranes Gmbh Verfahren und vorrichtung zur montage einer windkraftanlage
WO2017216944A1 (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 株式会社前田製作所 移動式クレーン

Cited By (4)

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CN109311641A (zh) * 2016-06-17 2019-02-05 株式会社前田制作所 移动式起重机
JPWO2017216944A1 (ja) * 2016-06-17 2019-05-09 株式会社前田製作所 移動式クレーン

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