JPH0514342A - パケツト同報通信方式 - Google Patents
パケツト同報通信方式Info
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- JPH0514342A JPH0514342A JP3186932A JP18693291A JPH0514342A JP H0514342 A JPH0514342 A JP H0514342A JP 3186932 A JP3186932 A JP 3186932A JP 18693291 A JP18693291 A JP 18693291A JP H0514342 A JPH0514342 A JP H0514342A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 108
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims abstract description 30
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 33
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 108700018427 F 327 Proteins 0.000 description 1
- 101100376153 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) TY2A-F gene Proteins 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/16—Arrangements for providing special services to substations
- H04L12/18—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
- H04L12/185—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast with management of multicast group membership
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中継トラフィックに負荷をかけることなく、
多数の同報先端末に対して短時間で同報通信を行うこと
ができる柔軟で拡張性が高いシステムを得る。 【構成】 パケット交換局P1〜P4よりなるパケット
交換システムに、マスタ同報装置MB及びスレーブ同報
装置SB1〜SB3を設置する。同報装置は、呼接続要
求のあった端末、すなわちマスタ同報装置ではスレーブ
同報装置、各スレーブ同報装置ではシンク端末SK1〜
SK6のうち同一パケット交換局に接続される端末を同
報先端末として自動登録する。各同報装置は、受信した
データパケットの内容を7面の送信バッファに複写し
て、登録した同報先端末に送信する。
多数の同報先端末に対して短時間で同報通信を行うこと
ができる柔軟で拡張性が高いシステムを得る。 【構成】 パケット交換局P1〜P4よりなるパケット
交換システムに、マスタ同報装置MB及びスレーブ同報
装置SB1〜SB3を設置する。同報装置は、呼接続要
求のあった端末、すなわちマスタ同報装置ではスレーブ
同報装置、各スレーブ同報装置ではシンク端末SK1〜
SK6のうち同一パケット交換局に接続される端末を同
報先端末として自動登録する。各同報装置は、受信した
データパケットの内容を7面の送信バッファに複写し
て、登録した同報先端末に送信する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケツト同報通信方式
に係り、特に、特定の同報元端末が送信したデータパケ
ットを多数の同報先端末に対して同報送信するためのパ
ケット同報通信方式に関する。
に係り、特に、特定の同報元端末が送信したデータパケ
ットを多数の同報先端末に対して同報送信するためのパ
ケット同報通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パケット交換システムの同報通信に関す
る従来技術として、例えば、特開昭61−140251
号公報等に記載された技術が知られている。
る従来技術として、例えば、特開昭61−140251
号公報等に記載された技術が知られている。
【0003】この従来技術は、パケット交換局内に同報
を行う発信端末毎に着信端末を定義した同報テーブルを
持ち、この同報テーブルに基づいてパケット交換局が同
報処理を行うものである。
を行う発信端末毎に着信端末を定義した同報テーブルを
持ち、この同報テーブルに基づいてパケット交換局が同
報処理を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、パケ
ット交換局に同報通信機能備えて同報通信が行われるた
め、既存のパケット交換網で同報通信を実現しようとす
ると、パケツト交換局に同報通信機能を追加する必要が
あるため、既存のパケット交換網で同報通信を実現する
ことが困難であるという問題点を有している。また、同
報を行う発信端末毎に着信端末をデータ定義する必要が
あるため大量のデータ定義が必要となるという問題点を
有している。
ット交換局に同報通信機能備えて同報通信が行われるた
め、既存のパケット交換網で同報通信を実現しようとす
ると、パケツト交換局に同報通信機能を追加する必要が
あるため、既存のパケット交換網で同報通信を実現する
ことが困難であるという問題点を有している。また、同
報を行う発信端末毎に着信端末をデータ定義する必要が
あるため大量のデータ定義が必要となるという問題点を
有している。
【0005】また、前記従来技術は、同報の着信端末を
追加変更する場合にはパケット交換局のデータを変更す
る必要があり、システムとしての柔軟性に欠け、また、
同報テーブルが同報を行う発信端末毎に定義されるが、
同報テーブルにはテーブル識別子がないため各発信端末
が1グループの同報先のみしか定義することができず、
同報するデータの内容によって同報先を選別することが
できないという問題点を有している。
追加変更する場合にはパケット交換局のデータを変更す
る必要があり、システムとしての柔軟性に欠け、また、
同報テーブルが同報を行う発信端末毎に定義されるが、
同報テーブルにはテーブル識別子がないため各発信端末
が1グループの同報先のみしか定義することができず、
同報するデータの内容によって同報先を選別することが
できないという問題点を有している。
【0006】さらに、前記従来技術は、着信端末に対し
てデータパケットを送信する場合に、発信端末からデー
タパケットを受信したパケット交換局が直接全ての着信
端末に対してそのデータパケットを個別に送信するた
め、着信端末が多くなった場合に同報送信処理全体に要
する時間が長くなり、着信端末間におけるデータパケッ
ト受信の時間差が拡大し、かつ、パケット交換網の中継
トラフィックを急激に増大させて他の通信に対して大き
な影響を与えてしまうという問題点を有している。
てデータパケットを送信する場合に、発信端末からデー
タパケットを受信したパケット交換局が直接全ての着信
端末に対してそのデータパケットを個別に送信するた
め、着信端末が多くなった場合に同報送信処理全体に要
する時間が長くなり、着信端末間におけるデータパケッ
ト受信の時間差が拡大し、かつ、パケット交換網の中継
トラフィックを急激に増大させて他の通信に対して大き
な影響を与えてしまうという問題点を有している。
【0007】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、既存のパケット交換網において柔軟で拡張性の
高い同報通信システムを実現し、パケット交換網の中継
トラフィックに負荷をかけることなく短時間で同報通信
を行うことが可能なパケット同報通信方式を提供するこ
とにある。
解決し、既存のパケット交換網において柔軟で拡張性の
高い同報通信システムを実現し、パケット交換網の中継
トラフィックに負荷をかけることなく短時間で同報通信
を行うことが可能なパケット同報通信方式を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、DTEアドレスを割り当てた同報装置をパケット交
換システム内に設置して、パケット同報処理を前記同報
装置上で行うようにすることにより達成される。また、
前記目的は、同報装置をプロトコル上の端末としてパケ
ツト交換システム内に設け、同報装置に対して、自端末
が同報先端末(以下、シンク端末という)となること
を、各端末に報告させ、同報装置がこれらのデータに基
づいて同報通信を行うようにすることにより達成され
る。
は、DTEアドレスを割り当てた同報装置をパケット交
換システム内に設置して、パケット同報処理を前記同報
装置上で行うようにすることにより達成される。また、
前記目的は、同報装置をプロトコル上の端末としてパケ
ツト交換システム内に設け、同報装置に対して、自端末
が同報先端末(以下、シンク端末という)となること
を、各端末に報告させ、同報装置がこれらのデータに基
づいて同報通信を行うようにすることにより達成され
る。
【0009】すなわち、前記目的は、同報装置に対して
同報データの送信元端末(以下、ソース端末という)以
外の端末から着呼があった場合に該当端末を自動的にシ
ンク端末として登録し、同報装置に割り当てた複数のD
TE(端末)アドレスに対応して同報テーブルを多重定
義しておくことにより、また、シンク端末に対するデー
タパケットを、データパケットの内容を複写した複数か
つ有限の送信バッファを繰返し使用して連続送信するこ
とにより、さらに、必要に応じてパケット交換システム
に複数の同報装置を分散設置してシンク端末に対するデ
ータパケットの送信処理を同報装置間で分散処理するよ
うにすことにより達成される。
同報データの送信元端末(以下、ソース端末という)以
外の端末から着呼があった場合に該当端末を自動的にシ
ンク端末として登録し、同報装置に割り当てた複数のD
TE(端末)アドレスに対応して同報テーブルを多重定
義しておくことにより、また、シンク端末に対するデー
タパケットを、データパケットの内容を複写した複数か
つ有限の送信バッファを繰返し使用して連続送信するこ
とにより、さらに、必要に応じてパケット交換システム
に複数の同報装置を分散設置してシンク端末に対するデ
ータパケットの送信処理を同報装置間で分散処理するよ
うにすことにより達成される。
【0010】なお同報装置の実現方法は、同報装置をパ
ケット交換局に外部接続する方法と、パケット交換局の
内部機能として実現する方法がある。
ケット交換局に外部接続する方法と、パケット交換局の
内部機能として実現する方法がある。
【0011】
【作用】ソース端末は、パケット交換システムに設置し
た同報装置に対してデータパケットを送信する。ソース
端末からデータパケットを受信した同報装置は、同報テ
ーブルに登録されている全てのシンク端末に対してデー
タパケットを複製して送信する。これにより、ソース端
末が送信するデータパケットをパケット交換網を経由し
て多数のシンク端末に対して一斉に同報送信することが
できる。
た同報装置に対してデータパケットを送信する。ソース
端末からデータパケットを受信した同報装置は、同報テ
ーブルに登録されている全てのシンク端末に対してデー
タパケットを複製して送信する。これにより、ソース端
末が送信するデータパケットをパケット交換網を経由し
て多数のシンク端末に対して一斉に同報送信することが
できる。
【0012】同報装置内の同報テーブルへのシンク端末
の登録は、ソース端末として登録されていない端末から
同報装置に対して呼接続要求があったものについて、そ
の端末を自動的にシンク端末として登録する。これによ
り、柔軟で拡張性の高い同報通信システムを実現するこ
とができる。
の登録は、ソース端末として登録されていない端末から
同報装置に対して呼接続要求があったものについて、そ
の端末を自動的にシンク端末として登録する。これによ
り、柔軟で拡張性の高い同報通信システムを実現するこ
とができる。
【0013】また、同報テーブルに複数のソース端末を
登録することにより、複数のソース端末からのデータパ
ケットを同一シンク端末群に対して同報送信することが
でき、さらに、同報装置の複数のDTEアドレスに対応
して同報テーブルを多重に定義しておくことにより、ソ
ース端末がデータパケットを送信するときにデータの内
容によって同報装置のDTEアドレスを選択することに
よりグループ同報を多重化することができる。
登録することにより、複数のソース端末からのデータパ
ケットを同一シンク端末群に対して同報送信することが
でき、さらに、同報装置の複数のDTEアドレスに対応
して同報テーブルを多重に定義しておくことにより、ソ
ース端末がデータパケットを送信するときにデータの内
容によって同報装置のDTEアドレスを選択することに
よりグループ同報を多重化することができる。
【0014】また、シンク端末に対してデータパケット
を複製して送信する場合、データパケットの内容を複写
する送信バッファを、例えば、7面に限定して7面の送
信バッファへの書き込みと読み出しを順次切り替えるよ
うにすることにより、複写処理時間を短縮し、データの
連続送信を可能とすることができるので、データパケッ
ト送信時の回線利用効率を高め、短時間で同報通信を行
うことができる。
を複製して送信する場合、データパケットの内容を複写
する送信バッファを、例えば、7面に限定して7面の送
信バッファへの書き込みと読み出しを順次切り替えるよ
うにすることにより、複写処理時間を短縮し、データの
連続送信を可能とすることができるので、データパケッ
ト送信時の回線利用効率を高め、短時間で同報通信を行
うことができる。
【0015】また、必要に応じてパケット交換システム
に複数の同報装置を分散設置して同報装置を階層構造に
形成することにより、シンク端末に対するデータパケッ
トの送信処理を同報装置間で分散処理することが可能と
なり、パケット交換網の中継トラフィックに負荷をかけ
ることなく多数のシンク端末に対して短時間で同報送信
を行うことができる。
に複数の同報装置を分散設置して同報装置を階層構造に
形成することにより、シンク端末に対するデータパケッ
トの送信処理を同報装置間で分散処理することが可能と
なり、パケット交換網の中継トラフィックに負荷をかけ
ることなく多数のシンク端末に対して短時間で同報送信
を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明によるパケット同報通信方式の
一実施例を図面により詳細に説明する。
一実施例を図面により詳細に説明する。
【0017】図1は本発明が適用されるパケット同報通
信システムの一実施例のシステム構成例を示すブロック
図である。図1において、P1〜P4はパケット交換
局、MBはマスタ同報装置、SB1〜SB3はスレーブ
同報装置、SCはソース端末、SK1〜SK6はシンク
端末である。図示本発明の一実施例は、複数の同報装置
による階層構造を備えた例である。
信システムの一実施例のシステム構成例を示すブロック
図である。図1において、P1〜P4はパケット交換
局、MBはマスタ同報装置、SB1〜SB3はスレーブ
同報装置、SCはソース端末、SK1〜SK6はシンク
端末である。図示本発明の一実施例は、複数の同報装置
による階層構造を備えた例である。
【0018】図1に示すシステムは、マスタ同報装置M
B及びスレーブ同報装置SB1〜SB3が回線L11〜
L14を介してパケット交換局P1〜P4に接続され、
ソース端末SC及びシンク端末SK1〜SK6が加入者
回線L21及びL31〜L36を介してパケット交換局
P1〜P4に接続され、また、パケット交換局P1〜P
4相互間が中継回線L41〜L44を介して接続されて
構成されている。
B及びスレーブ同報装置SB1〜SB3が回線L11〜
L14を介してパケット交換局P1〜P4に接続され、
ソース端末SC及びシンク端末SK1〜SK6が加入者
回線L21及びL31〜L36を介してパケット交換局
P1〜P4に接続され、また、パケット交換局P1〜P
4相互間が中継回線L41〜L44を介して接続されて
構成されている。
【0019】図示本発明の一実施例において、マスタ同
報装置MB内には、予めソース端末SCが定義されてお
り、マスタ同報装置MBは、スレーブ同報装置SB1〜
SB3及びシンク端末から着呼があった場合、それらを
同報テーブル内にシンク端末として登録する。また、各
スレーブ同報装置SB1〜SB3内には、マスタ同報装
置MBがソース端末として定義されている。そして、シ
ンク端末SK1〜SK6は、それぞれ、自端末が接続さ
れているパケツト交換局P2〜P4のスレーブ端末SB
1〜SB3に対して発呼し、自端末がシンク端末となる
ことを報告する。各スレーブ端末SB1〜SB3は、こ
れにより、シンク端末SK1〜SK6を同報テーブル内
に登録する。
報装置MB内には、予めソース端末SCが定義されてお
り、マスタ同報装置MBは、スレーブ同報装置SB1〜
SB3及びシンク端末から着呼があった場合、それらを
同報テーブル内にシンク端末として登録する。また、各
スレーブ同報装置SB1〜SB3内には、マスタ同報装
置MBがソース端末として定義されている。そして、シ
ンク端末SK1〜SK6は、それぞれ、自端末が接続さ
れているパケツト交換局P2〜P4のスレーブ端末SB
1〜SB3に対して発呼し、自端末がシンク端末となる
ことを報告する。各スレーブ端末SB1〜SB3は、こ
れにより、シンク端末SK1〜SK6を同報テーブル内
に登録する。
【0020】図2は前述のように構成される本発明の一
実施例における呼接続とデータパケットの送信例を説明
する図である。
実施例における呼接続とデータパケットの送信例を説明
する図である。
【0021】図2において、シンク端末SK1は、発呼
要求(CR)パケットをパケツト交換局P2に送信し
て、スレーブ同報装置SB1に対する発呼を要求する。
パケツト交換局P2は、これによりスレーブ同報装置S
B1に着呼(CN)パケットを送信し、スレーブ同報装
置SB1から着呼受付(CA)パケットを受取り、シン
ク端末SK1に対して接続完了(CC)パケットを送信
する。この動作により、スレーブ同報装置SB1は、シ
ンク端末SK1を同報テーブルに格納する。
要求(CR)パケットをパケツト交換局P2に送信し
て、スレーブ同報装置SB1に対する発呼を要求する。
パケツト交換局P2は、これによりスレーブ同報装置S
B1に着呼(CN)パケットを送信し、スレーブ同報装
置SB1から着呼受付(CA)パケットを受取り、シン
ク端末SK1に対して接続完了(CC)パケットを送信
する。この動作により、スレーブ同報装置SB1は、シ
ンク端末SK1を同報テーブルに格納する。
【0022】その後、スレーブ同報装置SB1は、パケ
ット交換局P2に対してCRパケットを送信し、マスタ
同報装置MBに対する発呼を要求する。このCRパケッ
トは、パケット交換局P1に送られ、パケット交換局P
1は、マスタ同報装置MBに対してCNパケットを送信
し、マスタ同報装置MBからCAパケットを受取り、ス
レーブ同報装置SB1に対してCCパケットを送信す
る。これにより、マスタ同報装置MBは、スレーブ同報
装置SB1をシンク端末として、内部の同報テーブルに
登録する。
ット交換局P2に対してCRパケットを送信し、マスタ
同報装置MBに対する発呼を要求する。このCRパケッ
トは、パケット交換局P1に送られ、パケット交換局P
1は、マスタ同報装置MBに対してCNパケットを送信
し、マスタ同報装置MBからCAパケットを受取り、ス
レーブ同報装置SB1に対してCCパケットを送信す
る。これにより、マスタ同報装置MBは、スレーブ同報
装置SB1をシンク端末として、内部の同報テーブルに
登録する。
【0023】ソース端末SCがデータパケットの同報通
信を行おうとする場合、ソース端末SCは、前述したシ
ンク端末SK1がスレーブ同報装置SB1に発呼したと
同様な手順により、マスタ同報装置MBに対して発呼
し、マスタ同報装置MBからCCパケットを受け取った
後、データ(DT)パケットを送信する。マスタ同報装
置MBは、データパケットを受信すると、パケット交換
局P1を介してソース端末SCに対して受信可(RR)
パケットを送信する。
信を行おうとする場合、ソース端末SCは、前述したシ
ンク端末SK1がスレーブ同報装置SB1に発呼したと
同様な手順により、マスタ同報装置MBに対して発呼
し、マスタ同報装置MBからCCパケットを受け取った
後、データ(DT)パケットを送信する。マスタ同報装
置MBは、データパケットを受信すると、パケット交換
局P1を介してソース端末SCに対して受信可(RR)
パケットを送信する。
【0024】その後、マスタ同報装置MBは、同報テー
ブルを使用して同報通信を開始する。この例の場合、同
報テーブル内にはスレーブ同報装置SB1が登録されて
いるので、マスタ同報装置MBは、パケット交換局P
1、P2を介してDTパケットをスレーブ同報装置SB
1に送信し、RRパケットを受領する。スレーブ同報装
置SB1は、受信したDTパケットを自装置内の同報テ
ーブルを参照して、シンク端末SK1に送信する。
ブルを使用して同報通信を開始する。この例の場合、同
報テーブル内にはスレーブ同報装置SB1が登録されて
いるので、マスタ同報装置MBは、パケット交換局P
1、P2を介してDTパケットをスレーブ同報装置SB
1に送信し、RRパケットを受領する。スレーブ同報装
置SB1は、受信したDTパケットを自装置内の同報テ
ーブルを参照して、シンク端末SK1に送信する。
【0025】本発明の一実施例は、前述したような動作
を行うため、同報装置がソース端末以外の発呼元端末を
自動的にシンク端末として登録することができ、シンク
端末をシステム定義データとして定義する必要がなく、
シンク端末の登録及び追加を容易に行うことができる。
また、マスタ同報装置は、スレーブ同報装置をシンク端
末として扱かい、スレーブ同報装置はマスタ同報装置を
ソース端末として扱かっているため、スレーブ同報装置
の登録及び追加を容易に行うことができる。
を行うため、同報装置がソース端末以外の発呼元端末を
自動的にシンク端末として登録することができ、シンク
端末をシステム定義データとして定義する必要がなく、
シンク端末の登録及び追加を容易に行うことができる。
また、マスタ同報装置は、スレーブ同報装置をシンク端
末として扱かい、スレーブ同報装置はマスタ同報装置を
ソース端末として扱かっているため、スレーブ同報装置
の登録及び追加を容易に行うことができる。
【0026】本発明の一実施例によれば、前述により柔
軟で拡張性の高い同報通信システムを実現することがで
きる。
軟で拡張性の高い同報通信システムを実現することがで
きる。
【0027】前述の説明においては、スレーブ同報装置
及びシンク端末を各1台づつとしたが、マスタ同報装置
は、同報テーブルにシンク端末として登録されている複
数のスレーブ同報装置にデータパケットを送信すること
ができ、また、各スレーブ同報装置は、自装置内の同報
テーブルに登録されている複数の全てのシンク端末に対
してデータパケットを送信することができる。
及びシンク端末を各1台づつとしたが、マスタ同報装置
は、同報テーブルにシンク端末として登録されている複
数のスレーブ同報装置にデータパケットを送信すること
ができ、また、各スレーブ同報装置は、自装置内の同報
テーブルに登録されている複数の全てのシンク端末に対
してデータパケットを送信することができる。
【0028】また、図1において、パケット交換局P2
〜P3に接続されているシンク端末は、それぞれ、自端
末を収容しているパケット交換局に接続されているスレ
ーブ同報装置に対して発呼を行い、シンク端末であるこ
とを登録する。このため、マスタ同報装置MBは、同報
データパケットを、スレーブ同報装置に送るだけでよ
く、パケット交換網の中継トラフィックは、マスタ同報
装置MBとスレーブ同報装置SB1との間のわずかなト
ラフィックだけとすることができる。これにより、本発
明の実施例は、多数のシンク端末に対する同報通信をパ
ケット交換網の中継トラフィックに負荷をかけることな
く実現することができる。
〜P3に接続されているシンク端末は、それぞれ、自端
末を収容しているパケット交換局に接続されているスレ
ーブ同報装置に対して発呼を行い、シンク端末であるこ
とを登録する。このため、マスタ同報装置MBは、同報
データパケットを、スレーブ同報装置に送るだけでよ
く、パケット交換網の中継トラフィックは、マスタ同報
装置MBとスレーブ同報装置SB1との間のわずかなト
ラフィックだけとすることができる。これにより、本発
明の実施例は、多数のシンク端末に対する同報通信をパ
ケット交換網の中継トラフィックに負荷をかけることな
く実現することができる。
【0029】図3は各同報装置上で定義される同報テー
ブル3の構成を説明する図である。同報装置に複数のD
TEアドレスを割り当てる場合は、各DTEアドレスに
対応して本テーブルを多重定義することにより、ソース
端末とシンク端末の組合せ、すなわちグループ同報を多
重化することができる。同報テーブル3の中でシステム
構成定義データは自DTEアドレス31とソースDTE
アドレス32であり、その他のデータはワークエリアと
して使用する。
ブル3の構成を説明する図である。同報装置に複数のD
TEアドレスを割り当てる場合は、各DTEアドレスに
対応して本テーブルを多重定義することにより、ソース
端末とシンク端末の組合せ、すなわちグループ同報を多
重化することができる。同報テーブル3の中でシステム
構成定義データは自DTEアドレス31とソースDTE
アドレス32であり、その他のデータはワークエリアと
して使用する。
【0030】図3において、自DTEアドレス31は、
同報装置のDTEアドレスを示し、同報テーブル3を多
重定義する場合には、各テーブルごとに異なる自DTE
アドレスを定義する。ソースDTEアドレス32は、ソ
ース端末のDTEアドレスを示すが、スレーブ同報装置
の場合、マスタ同報装置をソース端末とみなすため、こ
のソースDTEアドレスには、マスタ同報装置のDTE
アドレスが定義される。このソースDTEアドレス32
には、複数のソースDTEアドレス32を定義すること
が可能であり、これにより、複数のソース端末から受信
するデータパケットを同一の配布先シンク端末群に同報
することができる。
同報装置のDTEアドレスを示し、同報テーブル3を多
重定義する場合には、各テーブルごとに異なる自DTE
アドレスを定義する。ソースDTEアドレス32は、ソ
ース端末のDTEアドレスを示すが、スレーブ同報装置
の場合、マスタ同報装置をソース端末とみなすため、こ
のソースDTEアドレスには、マスタ同報装置のDTE
アドレスが定義される。このソースDTEアドレス32
には、複数のソースDTEアドレス32を定義すること
が可能であり、これにより、複数のソース端末から受信
するデータパケットを同一の配布先シンク端末群に同報
することができる。
【0031】なお、同報テーブル3の多重定義は、前述
したように各テーブルごとに異なる自DTEアドレスを
定義することによってもよく、また、後述するように、
論理チャネルに対応して、従来技術DTEアドレスの定
義を含む同報テーブルを備えて行ってもよい。
したように各テーブルごとに異なる自DTEアドレスを
定義することによってもよく、また、後述するように、
論理チャネルに対応して、従来技術DTEアドレスの定
義を含む同報テーブルを備えて行ってもよい。
【0032】同報待ちキューヘッド33と同報待ちキュ
ーテール34とは、シンク端末に対してデータパケット
送信中にソース端末から新たなデータパケットを受信し
た場合に、そのデータパケットをチェーンにしてセーブ
するためのワークエリアである。また、同報中パケット
アドレス35は、シンク端末に対して送信中のデータパ
ケットのアドレスをセーブするためのワークエリアであ
る。
ーテール34とは、シンク端末に対してデータパケット
送信中にソース端末から新たなデータパケットを受信し
た場合に、そのデータパケットをチェーンにしてセーブ
するためのワークエリアである。また、同報中パケット
アドレス35は、シンク端末に対して送信中のデータパ
ケットのアドレスをセーブするためのワークエリアであ
る。
【0033】送信バッファキューヘッド36と送信バッ
ファキューテール37とは、シンク端末にデータパケッ
トを送信するための送信バッファをチェーンにしてセー
ブするためのセーブエリアであり、初期状態では7面の
送信バッファがセーブされている。送信バッファを7面
とするのは、HDLCの最大送信アウトスタンディング
数が7であり、7面あればHDLCレベルで肯定応答さ
れた送信バッファを未送信のシンク端末に対する送信に
順次転用することが可能になり、必要最小限の送信バッ
ファへの複写処理を行うのみで、データパケット送信に
関する回線利用効率を高め、同報処理全体の処理時間を
短縮することができるためである。
ファキューテール37とは、シンク端末にデータパケッ
トを送信するための送信バッファをチェーンにしてセー
ブするためのセーブエリアであり、初期状態では7面の
送信バッファがセーブされている。送信バッファを7面
とするのは、HDLCの最大送信アウトスタンディング
数が7であり、7面あればHDLCレベルで肯定応答さ
れた送信バッファを未送信のシンク端末に対する送信に
順次転用することが可能になり、必要最小限の送信バッ
ファへの複写処理を行うのみで、データパケット送信に
関する回線利用効率を高め、同報処理全体の処理時間を
短縮することができるためである。
【0034】送信待ちキューヘッド38と送信待ちキュ
ーテール39とは、未送信のシンク端末に対する論理チ
ャネルのチャネル管理テーブル4(詳細は後述する)を
チェーンにしてセーブするためのワークエリアであり、
シンク端末との間で接続された論理チャネルのチャネル
管理テーブル4は、最初このキューにセーブされる。ま
た、送信済みキューヘッド3Aと送信済みキューテール
3Bとは、送信済みのシンク端末に対する論理チャネル
のチャネル管理テーブル4をチェーンにしてセーブする
ためのワークエリアである。
ーテール39とは、未送信のシンク端末に対する論理チ
ャネルのチャネル管理テーブル4(詳細は後述する)を
チェーンにしてセーブするためのワークエリアであり、
シンク端末との間で接続された論理チャネルのチャネル
管理テーブル4は、最初このキューにセーブされる。ま
た、送信済みキューヘッド3Aと送信済みキューテール
3Bとは、送信済みのシンク端末に対する論理チャネル
のチャネル管理テーブル4をチェーンにしてセーブする
ためのワークエリアである。
【0035】図4は論理チャネルの状態を管理するため
のチャネル管理テーブル4の構成を説明する図である。
このチャネル管理テーブル4は、論理チャネル番号対応
に設けられている。
のチャネル管理テーブル4の構成を説明する図である。
このチャネル管理テーブル4は、論理チャネル番号対応
に設けられている。
【0036】図4において、論理チャネル番号41は、
論理チャネル番号の定義データであり、同報テーブルア
ドレス42は、この論理チャネルが対応する同報グルー
プの同報テーブルアドレスをセーブするためのワークエ
リアである。また、ソース・シンク識別表示43は、こ
の論理チャネルの通信相手がソース端末かシンク端末か
を識別するためのワークエリアであり、呼接続時に設定
される。チャネル状態44は、この論理チャネルの状態
をセーブするためのワークエリアであり、データパケッ
ト送信可能状態であるか、RRパケット受信待ち状態で
あるか、リセット中の状態であるかを示す。
論理チャネル番号の定義データであり、同報テーブルア
ドレス42は、この論理チャネルが対応する同報グルー
プの同報テーブルアドレスをセーブするためのワークエ
リアである。また、ソース・シンク識別表示43は、こ
の論理チャネルの通信相手がソース端末かシンク端末か
を識別するためのワークエリアであり、呼接続時に設定
される。チャネル状態44は、この論理チャネルの状態
をセーブするためのワークエリアであり、データパケッ
ト送信可能状態であるか、RRパケット受信待ち状態で
あるか、リセット中の状態であるかを示す。
【0037】送信ウィンドウ45は、この論理チャネル
でデータパケットを送信できるウィンドウをセーブする
ためのワークエリアであり、送信ウィンドウがフルにな
ると、その後データパケットの送信ができなくなること
を示している。また、RRパケット受信タイマ46は、
送信ウィンドウがフルになったときにRRパケット受信
を監視するためのワークエリアであり、RRパケット送
信タイマ47は、同報待ちのデータパケット数が規制値
を超えた場合に、ソース端末に対するRRパケットの送
信タイミングを監視するためのワークエリアである。
でデータパケットを送信できるウィンドウをセーブする
ためのワークエリアであり、送信ウィンドウがフルにな
ると、その後データパケットの送信ができなくなること
を示している。また、RRパケット受信タイマ46は、
送信ウィンドウがフルになったときにRRパケット受信
を監視するためのワークエリアであり、RRパケット送
信タイマ47は、同報待ちのデータパケット数が規制値
を超えた場合に、ソース端末に対するRRパケットの送
信タイミングを監視するためのワークエリアである。
【0038】次に、本発明の一実施例の動作の詳細を、
同報装置におけるパケット送受信に関する処理手順を示
す図5〜図15のフローチャートにより説明する。図示
フローチャートは、マスタ同報装置とスレーブ同報装置
とで共通である。
同報装置におけるパケット送受信に関する処理手順を示
す図5〜図15のフローチャートにより説明する。図示
フローチャートは、マスタ同報装置とスレーブ同報装置
とで共通である。
【0039】図5は着呼パケット受信時の処理を説明す
るフローチャート、図6は発呼パケット送信時の処理を
説明するフローチャート、図7は着呼応答パケット受信
時の処理を説明するフローチャート、8図はデータパケ
ット受信時の処理概要を説明するフローチャート、9図
はデータパケット受信時の同報開始処理を説明するフロ
ーチャート、図10はデータパケット送信終了時の処理
を説明するフローチャート、図11はRRパケット受信
時の処理を説明するフローチャート、図12はRRパケ
ット送信タイマの処理を説明するフローチャート、図1
3はRRパケット受信タイマの処理を説明するフローチ
ャート、図14はリセットパケット受信時の処理を説明
するフローチャート、図15はリセット応答パケット受
信時の処理を説明するフローチャートである。
るフローチャート、図6は発呼パケット送信時の処理を
説明するフローチャート、図7は着呼応答パケット受信
時の処理を説明するフローチャート、8図はデータパケ
ット受信時の処理概要を説明するフローチャート、9図
はデータパケット受信時の同報開始処理を説明するフロ
ーチャート、図10はデータパケット送信終了時の処理
を説明するフローチャート、図11はRRパケット受信
時の処理を説明するフローチャート、図12はRRパケ
ット送信タイマの処理を説明するフローチャート、図1
3はRRパケット受信タイマの処理を説明するフローチ
ャート、図14はリセットパケット受信時の処理を説明
するフローチャート、図15はリセット応答パケット受
信時の処理を説明するフローチャートである。
【0040】まず、図5を参照して、着呼パケット受信
時の処理F0を説明する。
時の処理F0を説明する。
【0041】(1)同報装置が着呼パケットを受信する
と、着呼パケット内の論理チャネル番号に対応する論理
チャネル番号41のチャネル管理テーブル4を取り出す
(ステップF001)。
と、着呼パケット内の論理チャネル番号に対応する論理
チャネル番号41のチャネル管理テーブル4を取り出す
(ステップF001)。
【0042】(2)次に、同報テーブル3のうち、自D
TEアドレス31が着呼パケット内の着DTEアドレス
と一致するものがあるか否かを調べ、一致すればその同
報テーブル3のアドレスをチャネル管理テーブル4の同
報テーブルアドレス42にセーブし、着呼応答パケット
を送信すると共に、チャネル管理テーブル4のチャネル
状態44を送信可能状態に更新する(ステップF002
〜F005)。
TEアドレス31が着呼パケット内の着DTEアドレス
と一致するものがあるか否かを調べ、一致すればその同
報テーブル3のアドレスをチャネル管理テーブル4の同
報テーブルアドレス42にセーブし、着呼応答パケット
を送信すると共に、チャネル管理テーブル4のチャネル
状態44を送信可能状態に更新する(ステップF002
〜F005)。
【0043】(3)同報テーブル3のソースDTEアド
レス32内のアドレスで、着呼パケット内の発DTEア
ドレスと一致するものがあれば、その着呼はソース端末
からの着呼であるため、チャネル管理テーブル4のソー
ス・シンク識別表示43にソース表示を設定し、それ以
外の場合、シンク端末からの着呼とみなしシンク表示を
設定するとともに、チャネル管理テーブル4を同報テー
ブル3の送信待ちキューヘッド38と送信待ちキューテ
ール39を参照して送信待ちキューに接続する(ステッ
プF006〜F009)。
レス32内のアドレスで、着呼パケット内の発DTEア
ドレスと一致するものがあれば、その着呼はソース端末
からの着呼であるため、チャネル管理テーブル4のソー
ス・シンク識別表示43にソース表示を設定し、それ以
外の場合、シンク端末からの着呼とみなしシンク表示を
設定するとともに、チャネル管理テーブル4を同報テー
ブル3の送信待ちキューヘッド38と送信待ちキューテ
ール39を参照して送信待ちキューに接続する(ステッ
プF006〜F009)。
【0044】次に、図6を参照して、発呼パケット送信
時の処理F1を説明する。
時の処理F1を説明する。
【0045】(1)自装置がスレーブ同報装置であるか
否かをチェックし、スレーブ同報装置の場合、同報テー
ブル3の各テーブルに対して以下に説明する発呼処理を
行なう(ステップF101、F102)。
否かをチェックし、スレーブ同報装置の場合、同報テー
ブル3の各テーブルに対して以下に説明する発呼処理を
行なう(ステップF101、F102)。
【0046】(2)同報テーブル3と未使用中のチャネ
ル管理テーブル4とを取り出して、チャネル管理テーブ
ル4の同報テーブルアドレス42に同報テーブル3のア
ドレスをセーブし、ソース端末(実際にはマスタ同報装
置)に対して同報テーブル3のソースDTEアドレス3
2を着DTEアドレスとしてセットした発呼パケットを
送信する(ステップF103〜F106)。
ル管理テーブル4とを取り出して、チャネル管理テーブ
ル4の同報テーブルアドレス42に同報テーブル3のア
ドレスをセーブし、ソース端末(実際にはマスタ同報装
置)に対して同報テーブル3のソースDTEアドレス3
2を着DTEアドレスとしてセットした発呼パケットを
送信する(ステップF103〜F106)。
【0047】次に、図7を参照して、スレーブ同報装置
が発呼パケット送信後に着呼応答パケットを受信した時
の処理F2を説明する。
が発呼パケット送信後に着呼応答パケットを受信した時
の処理F2を説明する。
【0048】(1)スレーブ同報装置が着呼応答パケッ
トを受信すると、着呼応答パケット内の論理チャネル番
号に対応する論理チャネル番号41のチャネル管理テー
ブル4を取り出す(ステップF201)。
トを受信すると、着呼応答パケット内の論理チャネル番
号に対応する論理チャネル番号41のチャネル管理テー
ブル4を取り出す(ステップF201)。
【0049】(2)テーブル4のチャネル状態44を送
信可能状態に更新し、ソース・シンク識別表示43にソ
ース表示を設定する(ステップF202、F203)。
信可能状態に更新し、ソース・シンク識別表示43にソ
ース表示を設定する(ステップF202、F203)。
【0050】次に、図8及び図9を参照して、データパ
ケット受信時の処理であるデータパケット受信処理と同
報開始処理F3を説明する。
ケット受信時の処理であるデータパケット受信処理と同
報開始処理F3を説明する。
【0051】(1)同報装置がデータパケットを受信す
ると、データパケット内の論理チャネル番号に対応する
論理チャネル番号41のチャネル管理テーブル4を取り
出す(ステップF301)。
ると、データパケット内の論理チャネル番号に対応する
論理チャネル番号41のチャネル管理テーブル4を取り
出す(ステップF301)。
【0052】(2)チャネル管理テーブル4のソース・
シンク識別表示43を参照し、受信データパケットがソ
ース端末からのものか、シンク端末からのものかをチェ
ックし、シンク表示の場合、受信データパケットを廃棄
し、肯定応答としてRRパケットを送信する(ステップ
F302、F328、F329)。
シンク識別表示43を参照し、受信データパケットがソ
ース端末からのものか、シンク端末からのものかをチェ
ックし、シンク表示の場合、受信データパケットを廃棄
し、肯定応答としてRRパケットを送信する(ステップ
F302、F328、F329)。
【0053】(3)ステップF302の判定がソース表
示の場合、チャネル管理テーブル4の同報テーブルアド
レス42を参照して同報テーブル3を取り出す(ステッ
プF303)。
示の場合、チャネル管理テーブル4の同報テーブルアド
レス42を参照して同報テーブル3を取り出す(ステッ
プF303)。
【0054】(4)同報テーブル3の同報待ちキューヘ
ッド33と同報待ちキューテール34を参照し、同報待
ちキュー内のデータパケット数により、異常処理または
規制処理または正常処理を行なう(ステップF304、
F309)。
ッド33と同報待ちキューテール34を参照し、同報待
ちキュー内のデータパケット数により、異常処理または
規制処理または正常処理を行なう(ステップF304、
F309)。
【0055】(5)ステップF304の判定で、同報待
ちキュー内のデータパケット数が異常値を超えている場
合、受信データパケットを廃棄し、チャネル管理テーブ
ル4のRRパケット送信タイマ47を停止し、チャネル
状態44をリセット状態に更新した後、リセットパケッ
トを送信する(ステップF305〜F308)。
ちキュー内のデータパケット数が異常値を超えている場
合、受信データパケットを廃棄し、チャネル管理テーブ
ル4のRRパケット送信タイマ47を停止し、チャネル
状態44をリセット状態に更新した後、リセットパケッ
トを送信する(ステップF305〜F308)。
【0056】(6)ステップF304及びF309の判
定で、同報待ちキュー内のデータパケット数が異常値は
超えていないが規制値を超えている場合、受信データパ
ケットを同報待ちキューに接続し、チャネル管理テーブ
ル4のRRパケット送信タイマ47が動作中でなければ
RRパケット送信タイマ47を起動する(ステップF3
10〜F312)。
定で、同報待ちキュー内のデータパケット数が異常値は
超えていないが規制値を超えている場合、受信データパ
ケットを同報待ちキューに接続し、チャネル管理テーブ
ル4のRRパケット送信タイマ47が動作中でなければ
RRパケット送信タイマ47を起動する(ステップF3
10〜F312)。
【0057】(7)ステップF309の判定で、同報待
ちキュー内のデータパケット数が規制値以内の場合、チ
ャネル管理テーブル4のRRパケット送信タイマ47を
停止させ、肯定応答としてRRパケットを送信する(ス
テップF313、F314)。
ちキュー内のデータパケット数が規制値以内の場合、チ
ャネル管理テーブル4のRRパケット送信タイマ47を
停止させ、肯定応答としてRRパケットを送信する(ス
テップF313、F314)。
【0058】(8)次に、同報管理テーブル3の同報中
パケットアドレス35を参照し、同報中のパケットがあ
るか否かをチェックし、同報中のパケットがある場合、
受信データパケットを同報管理テーブル3の同報待ちキ
ューに接続する(ステップF315、F327)。
パケットアドレス35を参照し、同報中のパケットがあ
るか否かをチェックし、同報中のパケットがある場合、
受信データパケットを同報管理テーブル3の同報待ちキ
ューに接続する(ステップF315、F327)。
【0059】(9)ステップF315の判定で、同報中
のパケットがない場合、同報開始処理として、受信デー
タパケットの内容を同報テーブル3の送信バッファキュ
ーヘッド36と送信バッファキューテール37にチェー
ンされている7面の送信バッファに複写し、受信データ
パケットを同報中パケットアドレス35にセーブする
(ステップF316、F317)。
のパケットがない場合、同報開始処理として、受信デー
タパケットの内容を同報テーブル3の送信バッファキュ
ーヘッド36と送信バッファキューテール37にチェー
ンされている7面の送信バッファに複写し、受信データ
パケットを同報中パケットアドレス35にセーブする
(ステップF316、F317)。
【0060】(10)次に、送信待ちキューヘッド38
と送信待ちキューテール39とにチェーンされているチ
ャネル管理テーブル4をスキャンし、この中でチャネル
状態44が送信可能状態となっているチャネル管理テー
ブル4を先頭から7テーブル選別して送信バッファ上の
データパケットを送信する(ステップF318〜F32
1)。
と送信待ちキューテール39とにチェーンされているチ
ャネル管理テーブル4をスキャンし、この中でチャネル
状態44が送信可能状態となっているチャネル管理テー
ブル4を先頭から7テーブル選別して送信バッファ上の
データパケットを送信する(ステップF318〜F32
1)。
【0061】(11)データパケットを送信したチャネ
ル管理テーブル4について、送信ウィンドウ45を更新
し、送信待ちキューからはずして送信済みキューヘッド
3Aと送信済みキューテール3Bとにチェーンされてい
る送信済みキューにつなぎかえる。このとき、データパ
ケット送信により送信ウィンドウ45がフルとなれば、
RRパケット受信タイマ46を起動し、チャネル状態4
4をRR待ち状態に更新する(ステップF322〜F3
26)。
ル管理テーブル4について、送信ウィンドウ45を更新
し、送信待ちキューからはずして送信済みキューヘッド
3Aと送信済みキューテール3Bとにチェーンされてい
る送信済みキューにつなぎかえる。このとき、データパ
ケット送信により送信ウィンドウ45がフルとなれば、
RRパケット受信タイマ46を起動し、チャネル状態4
4をRR待ち状態に更新する(ステップF322〜F3
26)。
【0062】次に、図10を参照して、データパケット
送信終了時の処理F4を説明する。この処理は、データ
パケットの送信に対して、パケット交換局からのHDL
Cレベルの肯定フレームが受信されたときに起動され
る。
送信終了時の処理F4を説明する。この処理は、データ
パケットの送信に対して、パケット交換局からのHDL
Cレベルの肯定フレームが受信されたときに起動され
る。
【0063】(1)送信終了した送信バッファに対応す
る同報テーブル3を取り出し、送信待ちキューヘッド3
8を参照して送信待ちキューがあるか否かを判定する
(ステップF401、F402)。
る同報テーブル3を取り出し、送信待ちキューヘッド3
8を参照して送信待ちキューがあるか否かを判定する
(ステップF401、F402)。
【0064】(2)ステップF402で送信待ちキュー
があると判定された場合、送信待ちキューにチェーンさ
れているチャネル管理テーブル4をスキャンして、この
中でチャネル状態44が送信可能状態となっているチャ
ネル管理テーブル4を先頭から1テーブル選別して、送
信終了で戻ってきた送信バッファ上のデータパケットを
送信する(ステップF403〜F406)。
があると判定された場合、送信待ちキューにチェーンさ
れているチャネル管理テーブル4をスキャンして、この
中でチャネル状態44が送信可能状態となっているチャ
ネル管理テーブル4を先頭から1テーブル選別して、送
信終了で戻ってきた送信バッファ上のデータパケットを
送信する(ステップF403〜F406)。
【0065】(3)データパケットを送信したチャネル
管理テーブル4について、送信ウィンドウ45を更新
し、送信待ちキューからはずして送信済みキューヘッド
3Aと送信済みキューテール3Bにチェーンされている
送信済みキューにつなぎかえる。このとき、データパケ
ット送信により送信ウィンドウ45がフルとなれば、R
Rパケット受信タイマ46を起動し、チャネル状態44
をRR待ち状態に更新する(ステップF407〜F41
1)。
管理テーブル4について、送信ウィンドウ45を更新
し、送信待ちキューからはずして送信済みキューヘッド
3Aと送信済みキューテール3Bにチェーンされている
送信済みキューにつなぎかえる。このとき、データパケ
ット送信により送信ウィンドウ45がフルとなれば、R
Rパケット受信タイマ46を起動し、チャネル状態44
をRR待ち状態に更新する(ステップF407〜F41
1)。
【0066】(4)ステップF402で送信待ちキュー
がないと判定された場合、送信終了バッファを同報テー
ブル3の送信バッファキューヘッド36と送信バッファ
キューテール37とのチェーンに接続し、接続後の送信
バッファが7面あるか否か判定する。ステップF402
の判定で送信待ちキューがない状態で、送信バッファが
7面あれば同報送信が完了したと判断することができる
(ステップF412、F413)。
がないと判定された場合、送信終了バッファを同報テー
ブル3の送信バッファキューヘッド36と送信バッファ
キューテール37とのチェーンに接続し、接続後の送信
バッファが7面あるか否か判定する。ステップF402
の判定で送信待ちキューがない状態で、送信バッファが
7面あれば同報送信が完了したと判断することができる
(ステップF412、F413)。
【0067】(5)ステップF413で同報送信完了と
判定された場合、同報テーブル3の送信済みキューヘッ
ド3Aと送信済みキューテール3Bにチェーンされてい
る全てのチャネル管理テーブル4を、送信待ちキューヘ
ッド38及び送信待ちキューテール39のチェーンにつ
なぎかえ、同報中パケットアドレス35にセーブしてい
た受信データパケットを廃棄する(ステップF414、
F415)。
判定された場合、同報テーブル3の送信済みキューヘッ
ド3Aと送信済みキューテール3Bにチェーンされてい
る全てのチャネル管理テーブル4を、送信待ちキューヘ
ッド38及び送信待ちキューテール39のチェーンにつ
なぎかえ、同報中パケットアドレス35にセーブしてい
た受信データパケットを廃棄する(ステップF414、
F415)。
【0068】(6)次に、同報待ちキューヘッド33を
参照して同報待ちキューがあるか否かを判定し、同報待
ちキューがあれば受信データパケットを取り出して同報
開始処理を行なう。同報開始処理は、データパケット受
信処理F3により説明したステップF316〜F326
の処理と全く同一である(ステップF416〜F41
8)。
参照して同報待ちキューがあるか否かを判定し、同報待
ちキューがあれば受信データパケットを取り出して同報
開始処理を行なう。同報開始処理は、データパケット受
信処理F3により説明したステップF316〜F326
の処理と全く同一である(ステップF416〜F41
8)。
【0069】次に、図11を参照して、RRパケット受
信時の処理F5を説明する。
信時の処理F5を説明する。
【0070】(1)同報装置がRRパケットを受信する
と、RRパケット内の論理チャネル番号に対応する論理
チャネル番号41のチャネル管理テーブル4を取り出す
(ステップF501)。
と、RRパケット内の論理チャネル番号に対応する論理
チャネル番号41のチャネル管理テーブル4を取り出す
(ステップF501)。
【0071】(2)チャネル管理テーブル4のソース・
シンク識別表示43を参照し、シンク表示の場合は送信
ウィンドウ45を更新し、更新後の送信ウィンドウ45
がフルでなければRRパケット受信タイマ46を停止し
てチャネル状態44を送信可能状態に更新し、以下に説
明するデータパケットの送信処理を行なう(ステップF
502〜F506)。
シンク識別表示43を参照し、シンク表示の場合は送信
ウィンドウ45を更新し、更新後の送信ウィンドウ45
がフルでなければRRパケット受信タイマ46を停止し
てチャネル状態44を送信可能状態に更新し、以下に説
明するデータパケットの送信処理を行なう(ステップF
502〜F506)。
【0072】(3)データパケット送信の条件判定とし
て、チャネル管理テーブル4の同報テーブルアドレス4
2を参照して対応する同報テーブル3を取り出し、該当
するチャネル管理テーブル4自身が送信待ちキューヘッ
ド38及び送信待ちキューテール39のチェーンの中に
含まれているか否かを判定する(ステップF507、F
508)。
て、チャネル管理テーブル4の同報テーブルアドレス4
2を参照して対応する同報テーブル3を取り出し、該当
するチャネル管理テーブル4自身が送信待ちキューヘッ
ド38及び送信待ちキューテール39のチェーンの中に
含まれているか否かを判定する(ステップF507、F
508)。
【0073】(4)ステップ508の判定で、送信待ち
キューに含まれている場合、さらに同報テーブル3の送
信バッファキューヘッド36を参照して送信バッファが
あるか否かを判定し、送信バッファがあれば以下に説明
するデータパケット送信処理を行う(ステップF50
9)。
キューに含まれている場合、さらに同報テーブル3の送
信バッファキューヘッド36を参照して送信バッファが
あるか否かを判定し、送信バッファがあれば以下に説明
するデータパケット送信処理を行う(ステップF50
9)。
【0074】(5)ステップF509で送信バッファあ
りと判定された場合、送信バッファキューヘッド36か
ら送信バッファを1面取り出して送信バッファ上のデー
タパケットを送信する(ステップF510)。
りと判定された場合、送信バッファキューヘッド36か
ら送信バッファを1面取り出して送信バッファ上のデー
タパケットを送信する(ステップF510)。
【0075】(6)次に、チャネル管理テーブル4の送
信ウィンドウ45を更新し、送信待ちキューからはずし
て、送信済みキューヘッド3A及び送信済みキューテー
ル3Bにチェーンされている送信済みキューにつなぎか
える。このとき、データパケット送信により送信ウィン
ドウ45がフルとなれば、RRパケット受信タイマ46
を起動し、チャネル状態44をRR待ち状態に更新する
(ステップF511〜F515)。
信ウィンドウ45を更新し、送信待ちキューからはずし
て、送信済みキューヘッド3A及び送信済みキューテー
ル3Bにチェーンされている送信済みキューにつなぎか
える。このとき、データパケット送信により送信ウィン
ドウ45がフルとなれば、RRパケット受信タイマ46
を起動し、チャネル状態44をRR待ち状態に更新する
(ステップF511〜F515)。
【0076】次に、図12を参照して、RRパケット送
信タイマの処理F6を説明する。
信タイマの処理F6を説明する。
【0077】(1)RRパケット送信タイマ47を参照
してRRパケット送信タイマ起動中のチャネル管理テー
ブル4を取り出す(ステップF601)。
してRRパケット送信タイマ起動中のチャネル管理テー
ブル4を取り出す(ステップF601)。
【0078】(2)タイムアウトした論理チャネルに対
応したRRパケット送信タイマ47を停止してRRパケ
ットを送信する(ステップF602〜F604)。
応したRRパケット送信タイマ47を停止してRRパケ
ットを送信する(ステップF602〜F604)。
【0079】次に、図13を参照して、RRパケット受
信タイマの処理F7を説明する。
信タイマの処理F7を説明する。
【0080】(1)RRパケット受信タイマ46を参照
してRRパケット受信タイマ起動中のチャネル管理テー
ブル4を取り出す(ステップF701)。
してRRパケット受信タイマ起動中のチャネル管理テー
ブル4を取り出す(ステップF701)。
【0081】(2)タイムアウトした論理チャネルに対
応したRRパケット受信タイマ46を停止し、チャネル
状態44をリセット状態に更新し、送信ウィンドウ45
をリセットしてリセットパケットを送信する(ステップ
F702〜F706)。
応したRRパケット受信タイマ46を停止し、チャネル
状態44をリセット状態に更新し、送信ウィンドウ45
をリセットしてリセットパケットを送信する(ステップ
F702〜F706)。
【0082】次に、図14を参照して、リセットパケッ
ト受信時の処理F8を説明する。
ト受信時の処理F8を説明する。
【0083】(1)同報装置がリセットパケットを受信
すると、リセットパケット内の論理チャネル番号に対応
する論理チャネル番号41のチャネル管理テーブル4を
取り出し、チャネル状態44を送信可能状態に更新して
リセット応答パケットを送信する(ステップF801〜
F803)。
すると、リセットパケット内の論理チャネル番号に対応
する論理チャネル番号41のチャネル管理テーブル4を
取り出し、チャネル状態44を送信可能状態に更新して
リセット応答パケットを送信する(ステップF801〜
F803)。
【0084】(2)チャネル管理テーブル4のソース・
シンク識別表示43を参照して、ソース表示の場合、R
Rパケット送信タイマ47を停止させる(ステップF8
04、F805)。
シンク識別表示43を参照して、ソース表示の場合、R
Rパケット送信タイマ47を停止させる(ステップF8
04、F805)。
【0085】(3)ステップF804の判定がシンク表
示であった場合、RRパケット受信タイマ46を停止さ
せ、送信ウィンドウ45をリセットしてデータパケット
送信処理を行なう。データパケット送信処理は、RRパ
ケット受信処理F5により説明したステップF507〜
F515の処理と全く同一である(ステップF806、
F807、F808)。
示であった場合、RRパケット受信タイマ46を停止さ
せ、送信ウィンドウ45をリセットしてデータパケット
送信処理を行なう。データパケット送信処理は、RRパ
ケット受信処理F5により説明したステップF507〜
F515の処理と全く同一である(ステップF806、
F807、F808)。
【0086】次に、図15を参照して、リセット応答パ
ケット受信時の処理F9を説明する。
ケット受信時の処理F9を説明する。
【0087】(1)同報装置がリセット応答パケットを
受信すると、リセット応答パケット内の論理チャネル番
号に対応する論理チャネル番号41のチャネル管理テー
ブル4を取り出し、チャネル状態44を送信可能状態に
更新する(ステップF901、F902)。
受信すると、リセット応答パケット内の論理チャネル番
号に対応する論理チャネル番号41のチャネル管理テー
ブル4を取り出し、チャネル状態44を送信可能状態に
更新する(ステップF901、F902)。
【0088】(2)チャネル管理テーブル4のソース・
シンク識別表示43を参照して、シンク表示の場合、デ
ータパケット送信処理を行なう。データパケット送信処
理は、RRパケット受信処理F5により説明したステッ
プF507〜F515の処理と全く同一である(ステッ
プF903、F904)。
シンク識別表示43を参照して、シンク表示の場合、デ
ータパケット送信処理を行なう。データパケット送信処
理は、RRパケット受信処理F5により説明したステッ
プF507〜F515の処理と全く同一である(ステッ
プF903、F904)。
【0089】前述した本発明の実施例によれば、呼接続
要求元の端末を同報先端末として自動的に登録すること
ができるので、パケット交換システムに対して柔軟で拡
張性の高い同報通信システムを実現することができる。
また、必要に応じてパケット交換システム内に同報装置
を分散設置することにより、パケット交換網の中継トラ
フィックに負荷をかけることなく、多数の同報先端末に
対して、短時間で同報通信を行うことができる。
要求元の端末を同報先端末として自動的に登録すること
ができるので、パケット交換システムに対して柔軟で拡
張性の高い同報通信システムを実現することができる。
また、必要に応じてパケット交換システム内に同報装置
を分散設置することにより、パケット交換網の中継トラ
フィックに負荷をかけることなく、多数の同報先端末に
対して、短時間で同報通信を行うことができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ケット交換システム内に柔軟で拡張性の高い同報通信シ
ステムを構築することができ、パケット交換網の中継ト
ラフィックに負荷をかけることなく、多数の同報先端末
に対して短時間で同報通信を行うことが可能になる。
ケット交換システム内に柔軟で拡張性の高い同報通信シ
ステムを構築することができ、パケット交換網の中継ト
ラフィックに負荷をかけることなく、多数の同報先端末
に対して短時間で同報通信を行うことが可能になる。
【図1】本発明が適用されるパケット同報通信システム
の一実施例のシステム構成例を示すブロック図である。
の一実施例のシステム構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における呼接続とデータパケ
ットの送信例を説明する図である。
ットの送信例を説明する図である。
【図3】各同報装置上で定義される同報テーブルの構成
を説明する図である。
を説明する図である。
【図4】論理チャネルの状態を管理するチャネル管理テ
ーブルの構成を説明する図である。
ーブルの構成を説明する図である。
【図5】着呼パケット受信時の処理を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】発呼パケット送信時の処理を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】着呼応答パケット受信時の処理を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】データパケット受信時の処理概要を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】データパケット受信時の同報開始処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図10】データパケット送信終了時の処理を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】RRパケット受信時の処理を説明するフロー
チャートである。
チャートである。
【図12】RRパケット送信タイマの処理を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図13】RRパケット受信タイマの処理を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図14】リセットパケット受信時の処理を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図15】リセット応答パケット受信時の処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
P1〜P4 パケット交換局
MB マスタ同報装置
SB1〜SB3 スレーブ同報装置
SC ソース端末
SK1〜SK6 シンク端末
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 道雄
神奈川県横浜市中区尾上町六丁目81番地
日立ソフトウエアエンジニアリング株式会
社内
(72)発明者 山口 小一郎
神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日
立製作所神奈川工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 同報元端末が送信したデータパケットを
多数の同報先端末に同報送信するパケット同報通信方式
において、パケット交換システムに固有のDTEアドレ
スを持つ同報装置を設置し、該同報装置に1つまたは複
数の同報元端末を登録した同報テーブルを定義し、該同
報装置は、同報元端末以外の端末からの呼接続により該
当端末を前記同報テーブルに同報先端末として登録し、
前記同報元端末からデータパケットを受信したとき、前
記同報先端末に対して受信データパケットと同一内容の
データを持つデータパケットを送信することを特徴とす
るパケット同報通信方式。 - 【請求項2】 前記同報装置に複数のDTEアドレスを
割り当て、各DTEアドレスに対して同報テーブルを定
義することを特徴とする請求項1記載のパケット同報通
信方式。 - 【請求項3】 前記同報先端末に対するデータパケット
の送信は、同報元端末から受信したデータパケットの内
容を複数かつ有限の送信バッファに複写し、複数の送信
バッファを繰返し使用して行われることを特徴とする請
求項1または2記載のパケット同報通信方式。 - 【請求項4】 パケット交換システム内に複数の同報装
置を設置して同報装置の階層構造を形成し、下位の同報
装置の同報元端末として上位の同報装置を定義すること
を特徴とする請求1、2または3記載のパケット同報通
信方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186932A JPH0514342A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | パケツト同報通信方式 |
US07/901,522 US5325357A (en) | 1991-07-02 | 1992-06-19 | Packet broadcasting method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186932A JPH0514342A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | パケツト同報通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514342A true JPH0514342A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=16197244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3186932A Pending JPH0514342A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | パケツト同報通信方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5325357A (ja) |
JP (1) | JPH0514342A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0884143A (ja) * | 1994-08-23 | 1996-03-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 広域ネットワーク上でマルチメディア情報を要求に応じて提供する半導体メモリ・ベースのサーバ |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6198747B1 (en) | 1997-01-30 | 2001-03-06 | International Business Machines Corporation | Method and system for enhancing communications efficiency in data communications networks wherein broadcast occurs |
US9100457B2 (en) | 2001-03-28 | 2015-08-04 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for transmission framing in a wireless communication system |
US8121296B2 (en) | 2001-03-28 | 2012-02-21 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for security in a data processing system |
US8077679B2 (en) | 2001-03-28 | 2011-12-13 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for providing protocol options in a wireless communication system |
US7809806B1 (en) | 2001-08-02 | 2010-10-05 | Cisco Technology, Inc. | Neighbor discovery using address registration protocol over ELMI |
JP2003078528A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Omron Corp | 無線機およびこれを用いた通信システム |
US7184789B2 (en) * | 2001-10-03 | 2007-02-27 | Qualcomm, Incorporated | Method and apparatus for data packet transport in a wireless communication system using an internet protocol |
US7697523B2 (en) * | 2001-10-03 | 2010-04-13 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for data packet transport in a wireless communication system using an internet protocol |
US7352868B2 (en) | 2001-10-09 | 2008-04-01 | Philip Hawkes | Method and apparatus for security in a data processing system |
US7649829B2 (en) | 2001-10-12 | 2010-01-19 | Qualcomm Incorporated | Method and system for reduction of decoding complexity in a communication system |
US7599655B2 (en) | 2003-01-02 | 2009-10-06 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for broadcast services in a communication system |
US8098818B2 (en) | 2003-07-07 | 2012-01-17 | Qualcomm Incorporated | Secure registration for a multicast-broadcast-multimedia system (MBMS) |
US8718279B2 (en) | 2003-07-08 | 2014-05-06 | Qualcomm Incorporated | Apparatus and method for a secure broadcast system |
US8724803B2 (en) | 2003-09-02 | 2014-05-13 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for providing authenticated challenges for broadcast-multicast communications in a communication system |
US20050074744A1 (en) * | 2003-10-02 | 2005-04-07 | Dibenedetto Peter | Assays for evaluating anti-osteoarthritic activity |
KR101725889B1 (ko) * | 2010-12-28 | 2017-04-12 | 삼성전자주식회사 | 이종 프로토콜을 이용한 통신 방법 및 장치 |
KR20160128184A (ko) * | 2015-04-28 | 2016-11-07 | 삼성전자주식회사 | 무선 통신 시스템에서 그룹 통신 방법 및 장치 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140251A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-27 | Nec Corp | パケツト交換システムにおける同報通信方式 |
JP2951963B2 (ja) * | 1989-03-14 | 1999-09-20 | 株式会社東芝 | パケット通信方式 |
US5140585A (en) * | 1990-07-19 | 1992-08-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Star local-area network system |
US5216427A (en) * | 1990-11-01 | 1993-06-01 | California Institute Of Technology | Land-mobile satellite communication system |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3186932A patent/JPH0514342A/ja active Pending
-
1992
- 1992-06-19 US US07/901,522 patent/US5325357A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0884143A (ja) * | 1994-08-23 | 1996-03-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 広域ネットワーク上でマルチメディア情報を要求に応じて提供する半導体メモリ・ベースのサーバ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5325357A (en) | 1994-06-28 |
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