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JPH05141957A - 膜厚測定装置 - Google Patents

膜厚測定装置

Info

Publication number
JPH05141957A
JPH05141957A JP32999891A JP32999891A JPH05141957A JP H05141957 A JPH05141957 A JP H05141957A JP 32999891 A JP32999891 A JP 32999891A JP 32999891 A JP32999891 A JP 32999891A JP H05141957 A JPH05141957 A JP H05141957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring
data
web
displacement
film thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32999891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yoshikawa
秀雄 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP32999891A priority Critical patent/JPH05141957A/ja
Publication of JPH05141957A publication Critical patent/JPH05141957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行中のウェブ上の塗工膜厚を測定する。 【構成】 測定ローラ7上にウェブ1を走行させ、その
測定ローラ7上のウェブに加圧接触するように第一測定
子20Aを設けて、ウェブ及び塗工膜の厚さに応じて変
位させるようにし、その変位を測定棒18で拡大して第
一変位計22Aで測定し、一方、第一測定子20Aと対
称に第二測定子20Bを測定ローラに加圧接触するよう
に設けて測定ローラ偏心に応じて変位させるようにし、
その変位を拡大して第二変位計22Bで測定し、両変位
計22A、22Bからの変位量データから、測定ローラ
の偏心の影響を除いた厚み測定データを得るように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機や塗工機におい
てウェブに塗工された塗工膜の厚さを、ウェブ走行中に
測定する膜厚測定装置に関し、特にウェブに周期性をも
って断続的に塗工された塗工膜の厚さを測定するのに好
適な膜厚測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機や塗工機において、ウェブ
全面に塗工された塗工膜の厚さを測定するシステムとし
ては、検出手段として、赤外線やβ線、γ線等の放射線
を使用し、ウェブの走行方向と直角な方向でウェブの幅
方向をスキャニングしながら、赤外線の吸収量や放射の
後方散乱を計測して厚みを測定するものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の膜厚測定装置(システム)には次の欠点があっ
た。 (1)測定範囲(測定スポット)が大きく、比較的小さ
なパターンを有する塗工部の測定に不向きである。 (2)ウェブ及び塗工剤の材料物性により測定対象が限
定される。 (3)ウェブの走行速度が早いと測定できない。 (4)特に、ウェブが紙のような表面粗さが10μ程度
あるような物に、10μ程度の厚さで塗工剤を断続的に
塗布した塗工膜の厚さをウェブスピードが100m/m
inに近い状態で測れるものはない。
【0004】本発明はかかる従来技術の欠点を解決すべ
くなされたもので、印刷機や塗工機上で連続的に走行す
るウェブに数ミクロンから十数ミクロンの厚さで塗工さ
れている塗工膜の厚さを、機上にて且つウェブ走行速度
が100m/min程度のウェブ走行中に測定すること
の可能な、また、ウェブ上に周期的に比較的少ない面積
でパターン状に塗布されている塗工膜の厚さをも測定可
能な膜厚測定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の膜厚測定装置
は、走行するウェブを支持して回転するように構成され
た測定ローラと、その測定ローラ上のウェブに加圧接触
するように設けられ、前記測定ローラの半径方向に移動
可能な第一測定子と、この第一測定子の変位を検出する
第一変位計と、前記測定ローラの中心に対して前記第一
測定子とは対称位置で前記測定ローラ表面に加圧接触す
るように設けられ、該測定ローラの半径方向に移動可能
な第二測定子と、この第二測定子の変位を検出する第二
変位計と、前記第一変位計及び第二変位計からの変位量
データを取り込み、これらの変位量データから測定ロー
ラの偏心による誤差を補正し、補正後の変位量データを
統計処理し、そのデータからウェブ上の塗工膜の膜厚を
演算するデータ処理手段と、その結果を表示する表示手
段を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の装置では第一測定子が測定ローラ上
のウェブに加圧接触しているので、ウェブ走行中、その
ウェブ(及び塗工膜)の厚さ及び測定ローラの偏心に応
じた位置に変位する。一方、第二測定子は第一測定子と
は測定ローラの中心に関して対称位置で測定ローラに加
圧接触しているので、その測定ローラの偏心に応じた位
置に変位し、しかもその変位量は、第一測定子が測定ロ
ーラの偏心によって変位する量とほぼ等しい。このた
め、第一変位計が第一測定子の変位量を測定して得た変
位量データを、第二変位計が第二測定子の変位量を測定
した変位量データで補正することにより、ウェブ(及び
塗工膜)の厚さのみに関連した変位量データを得ること
ができる。
【0007】データ処理手段は、第一変位計及び第二変
位計からの変位量データから、ウェブの厚さ(塗工膜を
含む)のみに関連した変位量データを取り出し、これを
統計処理することにより、ウェブ(及び塗工膜)の厚さ
を適切に示すデータを得る。更に、そのデータからウェ
ブのみの厚さを減算することにより、塗工膜の厚さを得
ることができる。ここで、ウェブ上に連続パターンとし
て形成されている塗工膜の膜厚を測定する場合には、デ
ータ処理手段に予めウェブのみの厚さを入力しておき、
統計処理して得たウェブ(及び塗工膜)の厚さを示すデ
ータから、初期入力したウェブ厚さを減算することで、
塗工膜厚さを求めるように、データ処理手段を構成すれ
ばよい。
【0008】一方、ウェブ上に周期的な断続パターンと
して塗工されている塗工膜の膜厚を測定する場合には、
第一変位計が塗工部と非塗工部との変位量データを交互
に出力するので、データ処理手段が、ウェブ上の塗工部
測定時のデータと、非塗工部測定時のデータとを、それ
ぞれ別々に統計処理し、更に統計処理後の塗工部のデー
タから非塗工部のデータを減算するように、構成すれば
よい。この構成とすことで、塗工膜厚を求めることがで
きる。この際、走行中のウェブの塗工部と非塗工部との
境界では、ウェブに加圧接触している第一測定子が異常
変位(ジャンピング等)を起こすことがあり、従ってこ
の部分のデータには誤差が生じやすい。そこで、前記デ
ータ処理手段に、ウェブ上の塗工部と非塗工部との境界
位置前後におけるデータを除去し、その他のデータから
塗工膜厚を求める機能を設けておくことが好ましい。
【0009】上記したように、本発明では第一測定子を
ウェブに加圧接触させ、その厚みに応じて変位を生じさ
せている。この第一測定子の変位はウェブ表面の粗さの
影響をあまり受けないので、ウェブ表面の粗さに関係な
く塗工膜厚の測定が可能となる。また、第一及び第二測
定子の変位を第一及び第二変位計で検出する際、その第
一及び第二測定子の変位をそれぞれ機械的に拡大して第
一及び第二変位計に伝達する拡大機構を設けることが好
ましい。このような拡大機構を設けると、微小な膜厚を
拡大して検出でき、膜厚測定精度が高くなる。
【0010】
【実施例】上記の発明について、以下に実施例をあげて
図面を用いて説明する。図2は本発明の一実施例を示す
概略斜視図、図1はその実施例における測定部を拡大し
て示す概略側面図である。図1、図2において、1は走
行中のウェブ、2はそのウェブ1に塗工剤を塗布する塗
工ユニット、3はその塗工ユニット2によってウェブ1
に塗工された塗工膜である。この塗工膜3は、ウェブの
長手方向に断続するように塗工されている。4はウェブ
の搬送ローラであり、塗工ユニット2と同期して駆動さ
れるようになっている。
【0011】6はウェブ1に断続的に塗工されている塗
工膜3の膜厚を検出する膜厚測定装置であり、走行中の
ウェブ1を支持して回転するように構成された測定ロー
ラ7と、その測定ローラ7のウェブ走行側に設けられた
第一測定部8Aと、その反対側に設けられた第二測定部
8Bと、ウェブ1上の塗工部と非塗工部との位置を検出
するために搬送ローラ4に連結されたロータリーエンコ
ーダ10と、これらからの測定データ、位置データを取
り込み、データを記憶し、処理を行い、その結果を表示
する演算表示部11等により構成される。測定ローラ7
はウェブ1に追従して回転するフリーローラであっても
よいし、或いは強制駆動されるローラであってもよい。
【0012】第一測定部8Aは図1に示すように、測定
部全体を保持するブラケット13を有し、そのブラケッ
ト13から水平に突出するようにアーム14を設け、且
つ、そのアーム14の先端に直角にアーム15を取り付
けている。そのアーム15には回転自在にベアリング1
6が取り付けられており、そのベアリング16にはベア
リングハウジング17を介して角棒からなる測定棒18
が取り付けられている。かくして、測定棒18はベアリ
ング16の中心を支点として矢印Aで示す方向に揺動可
能である。測定棒18の中間位置で且つ測定ローラ7の
軸中心に当たる部分には第一測定子20Aが取り付けら
れており、従ってこの第一測定子20Aは測定棒18の
揺動により、測定ローラ7に対して半径方向に移動可能
である。本実施例では第一測定子20Aとして、小径の
ベアリングを使用している。また、この第一測定子20
Aの取り付け位置の真上には、エアシリンダ21がアー
ム14に固定して設けられ、且つ測定棒18に連結され
ている。かくして、エアシリンダ21によって測定棒1
8を上下に揺動でき、第一測定子20Aをウェブ1の表
面に加圧接触させたり、上方に離したりすることができ
る。
【0013】測定棒18の支点(ベアリング16の中
心)とは反対側の端点は、その上面がベアリング16の
中心と一致するようになっている。この端点の変位を測
定することができるよう、第一変位計22Aがブラケッ
ト13に固定して設けられ、そのアクチュエータ22a
の先端を測定棒18の端点に接触させている。ここで、
ベアリング16の中心点(測定棒18の支点)、第一測
定子20Aのウェブとの接点、及び第一変位計との接触
点の3点の測定棒取付方向に対する位置関係が決まった
比率(例えば1:1)になっており、第一測定子20A
の変位が第一変位計22Aの接触点では拡大(例えば2
倍に)されて検出されるようになっている。この測定棒
18は、第一測定子の変位を拡大して第一変位計22A
に伝達する拡大機構を構成する。なお、測定棒18の先
端上面には、図3に示すように、凹部23を設けてお
り、その凹部23内に第一変位計22Aのアクチュエー
タ22aを位置させている。これは、測定中に測定棒1
8が図中の矢印B方向に蛇行等を起こした時でも、アク
チュエータ22aの先端が測定棒18から脱落したり、
微小な蛇行で測定量が変化しないように工夫されたもの
である。
【0014】図1において、第二測定部8Bは、第一測
定部8Aと同一構造のものであり、その第二測定子20
Bが第一測定子20Aとは測定ローラ7の中心に関して
対称位置において測定ローラ7の表面に直接加圧接触す
るように設けられている。なお、第二測定部8Bの各部
品は、第二変位計22Bを除いて第一測定部8Aの対応
する部品と同一符号を付けて示し、説明は省略する。
【0015】次に、上記構成の膜厚測定装置の動作を、
図4に示す演算表示部11のブロック線図及び図5に示
す信号チャートを参照して説明する。なお、図4におい
て、30はデータ処理手段である。
【0016】まず、始めにオペレータは入力部31よ
り、塗工パターンの1周期分(塗工ユニット2の1回転
による塗工長さ)の位置データとして、塗工1周期の長
さL、基点から最初の塗工部3aが始まるまでの長さL
1 、基点からその塗工部3aが終わるまでの長さL2
基点から次の塗工部3bが始まるまでの長さL3 、基点
からその塗工部3aが終わるまでの長さL4 、塗工部と
非塗工部との境界におけるデータ除去部分の長さD等の
データを入力する。エンコーダ10は塗工ユニット2の
1回転に対して一定数のパルスを発生するように組み付
けられているので、演算部32は先程入力されたL1
4 及びDに対応するパルス数を算出し、塗工部測定用
のゲート信号発生部33及び非塗工部測定用のゲート信
号発生部34に出力する。
【0017】測定が開始されると、エンコーダ10は連
続的にパルスaをゲート信号発生部33、34に出力す
る。ゲート信号発生部33、34は、入力パルスをカウ
ントし、予め設定したデータに基づいて、塗工部測定用
ゲート信号b及び非塗工部測定用ゲート信号cをゲート
35、36に出力する。一方、第一変位計22Aは、測
定ローラ7の偏心及びウェブ厚さ(塗工膜厚を含む)を
含んだ変位量データdを加算器37に出力し、第二変位
計22Bは、測定ローラ7の偏心を示す変位量データe
を加算器37に出力する。加算器37は両変位量データ
d、eを加算し、厚み測定データfを出力する。ここ
で、第二変位計22Bからの変位量データeは、第一変
位計22Aからの変位量データdに含まれる測定ローラ
7の偏心データとほぼ等しいため、加算器37から出力
される厚み測定データfは、測定ローラの偏心等による
ノイズデータを相殺した形となっており、従って、ウェ
ブ2のみの厚さ或いはウェブと塗工膜との厚さを示して
いる。なお、塗工部、非塗工部の境目で第一測定子20
Aにジャンピング等が生じるため、境目での厚み測定デ
ータfには図示のように異常が生じている。
【0018】ゲート35は塗工部測定用ゲート信号bが
オンの時にのみ、加算器37からの厚み測定データfを
通過させ、塗工部測定データgとして記憶部38に出力
する。また、ゲート36は非塗工部測定用ゲート信号c
がオンの時にのみ、加算器37からの厚み測定データf
を通過させ、非塗工部測定データhとして記憶部38に
出力する。かくして、記憶部38には、塗工部と非塗工
部の境目における異常データが除去され、正常な塗工部
測定データ及び非塗工部測定データのみが入力される。
【0019】エンコーダ10がウェブの長さL分(1周
期)だけ回転すると、ゲート信号発生部33、34はカ
ウント値をクリヤし、再カウントを開始し、同じシーケ
ンスを繰り返し行う。以上の動作が繰り返され、記憶部
38には、測定データが蓄積されていく。演算部39
は、記憶部38から正常な塗工部測定データ及び非塗工
部測定データを取り込み、それぞれを別個に統計処理を
行い、塗工部のデータから非塗工部のデータを減算す
る。これにより、塗工膜の膜厚が求められる。得られた
膜厚を示す信号は、表示手段40に送られ、膜厚として
表示される。また、演算部39には、予め適正な膜厚を
示す設定値が入力されており、演算部39は測定で得た
膜厚をその設定値と比較し、合否を判定し、表示手段4
0で表示する。以上のようにして、塗工膜の膜厚を機上
で測定し、表示することができる。
【0020】ここで、統計処理を行う場合のデータの蓄
積数は実験的に適当に定めればよいが、1実施例では、
上記測定を10回繰り返し行い、10回分のデータを平
均化する統計処理を行い、塗工部から非塗工部の値を減
算することで、良好な塗工膜厚の測定が可能であった。
【0021】なお、上記実施例では塗工膜が断続パター
ンとして形成されている場合を説明したが、本発明はこ
れに限らず、連続パターンの塗工膜厚の測定も可能であ
る。ただし、その場合には、ウェブのみの厚さを測定で
きないので、ウェブのみの厚さを予め測定し、その値を
演算部39に入力しておき、測定して得られたデータか
らそのウェブ厚さを減算するように構成すればよい。ま
た、上記実施例では、第一及び第二測定子の変位を測定
する変位計として接触式のものを示したが、本発明はこ
れに限らず、非接触式ものを用いてもよい。本発明の膜
厚測定装置による測定対象のウェブとしては、紙、プラ
スチックフィルム等、加圧による変形がない限り任意で
あり、物性を問わず測定可能である。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の膜厚測
定装置では、走行中のウェブの塗工膜の厚さを測定可能
であり、特に紙のような比較的表面粗度の高いウェブに
薄く塗工された塗工膜の厚さを測定することが可能であ
り、このため塗工機での品質管理が容易となる。また、
生産性向上、品質の向上につながるという利点も得られ
る。更に本発明では単なる膜厚を測定するのではなく、
統計処理の手法により、塗工形状等を把握することも可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による膜厚測定装置の測定部
を拡大して示す概略側面図
【図2】その実施例の膜厚測定装置を示す概略斜視図
【図3】上記実施例における測定棒の先端を拡大して示
す概略斜視図
【図4】上記実施例における演算表示部のブロック図
【図5】上記実施例の測定手順を説明するための信号チ
ャート
【符号の説明】
1 ウェブ 2 塗工ユニット 3 塗工層 4 搬送ローラ 6 膜厚測定装置 7 測定ローラ 8A 第一測定部 8B 第二測定部 10 エンコーダ 11 演算表示部 13 ブラケット 18 測定棒 20A 第一測定子 21 エアシリンダ 22A 第一変位計 20B 第二測定子 22B 第二変位計

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するウェブを支持して回転するよう
    に構成された測定ローラと、その測定ローラ上のウェブ
    に加圧接触するように設けられ、前記測定ローラの半径
    方向に移動可能な第一測定子と、この第一測定子の変位
    を検出する第一変位計と、前記測定ローラの中心に対し
    て前記第一測定子とは対称位置で前記測定ローラ表面に
    加圧接触するように設けられ、該測定ローラの半径方向
    に移動可能な第二測定子と、この第二測定子の変位を検
    出する第二変位計と、前記第一変位計及び第二変位計か
    らの変位量データを取り込み、これらの変位量データか
    ら測定ローラの偏心による誤差を補正し、補正後の変位
    量データを統計処理し、そのデータからウェブ上の塗工
    膜の膜厚を演算するデータ処理手段と、その結果を表示
    する表示手段を有することを特徴とする膜厚測定装置。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二測定子の変位量を機械
    的に拡大して前記第一及び第二変位計に伝達する拡大機
    構を有することを特徴とする請求項1記載の膜厚測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ウェブに塗工膜が周期的な断続パタ
    ーンとして塗布されており、前記データ処理手段が、ウ
    ェブ上の塗工部測定時のデータと、非塗工部測定時のデ
    ータとを、それぞれ別々に統計処理し、更に統計処理後
    の塗工部のデータから非塗工部のデータを減算して、塗
    工膜厚を求めることを特徴とする請求項1又は2記載の
    膜厚測定装置。
  4. 【請求項4】 前記データ処理手段が、ウェブ上の塗工
    部と非塗工部との境界位置前後におけるデータを除去
    し、その他のデータから塗工膜厚を求めることを特徴と
    する請求項3記載の膜厚測定装置。
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