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JPH05138775A - 紙容器製造装置 - Google Patents

紙容器製造装置

Info

Publication number
JPH05138775A
JPH05138775A JP3307915A JP30791591A JPH05138775A JP H05138775 A JPH05138775 A JP H05138775A JP 3307915 A JP3307915 A JP 3307915A JP 30791591 A JP30791591 A JP 30791591A JP H05138775 A JPH05138775 A JP H05138775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
blank member
cylindrical
hole
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3307915A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shimizu
秀貴 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP3307915A priority Critical patent/JPH05138775A/ja
Publication of JPH05138775A publication Critical patent/JPH05138775A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 紙容器のブランク部材を、円筒体の金型を用
いて円筒状に形成する場合に、ブランク部材が金型から
剥がれないようにする。 【構成】 筒体51Aの外周面の母線に沿ってブランク
部材Bの一端部を、母線に沿って形成した真空孔54に
より真空引して保持し、筒体51Aを回転させて筒状の
紙容器Cを形成する紙容器製造装置において、筒体51
Aに形成された真空孔51Aの近傍に摩擦力を増加する
滑り防止装置11を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙容器製造装置に係
り、特に紙コップのブランク部材を略円筒体の紙コップ
に形成する紙容器製造装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5(A)、(B)に従来の円錐台状の
紙コップCの外観斜視図および底部断面図を示す。かか
る形状の紙コップCを製造する場合には、図5(C)に
示す扇型のブランク部材Bを、図6(A)に示す円錐台
状の金型51と押え板52とを備えた紙容器製造装置に
適用する。前記金型51の外周面には、図6(A)、
(B)、(C)に示すように、金型の中心軸方向に沿っ
て平坦部53が形成され、この平坦部53には千鳥足状
に複数の貫通孔54が穿設されている。金型51には真
空装置Vが接続されていて、真空装置Vを作動させる
と、金型51内部の空気を引き、貫通孔54を介してブ
ランク部材Bの先端部を金型51の外周面に吸引するよ
うになっている。
【0003】そして、ブランク部材Bを円筒状に形成す
る場合には、図7(A)に示すように、金型51の貫通
孔54の部分にブランク部材Bの先端部B1を当接さ
せ、真空装置Vを作動させて前記先端部B1 を金型51
の外周面に吸引させる。次いで、図7(B)に示すよう
に、金型51を時計方向に回転させ、図7(C)に示す
ように、金型51がほぼ半周したときに押え板52を押
し下げてブランク部材Bを金型51に押し付けて金型の
外形と同一形状にならしめる。更に、金型51の回転を
継続すると、やがて図7(D)に示すように、金型51
が1回転する。この状態で貼付け部C1 を超音波シール
等の手段により貼付けるとブランク部材Bは円筒体(図
示せず)となる。この円筒体に底紙C2 を貼付けると紙
コップCが完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
金型51を回転させていくと、図7(E)に示すよう
に、ブランク部材Bの先端部が、貫通孔54の部分から
剥がれてしまうことがあった。ブランク部材Bの「こし
の強さ」が前記吸引力より強いためである。また、ブラ
ンク部材Bの先端部が貫通孔54の部分から剥がれない
までも、金型51の回転中に位置ずれを起こし、胴部シ
ール不良につながることがある。これでは、正規の紙コ
ップを作成できない。
【0005】そこで本発明は、ブランク部材を円筒体
(金型)に当接させて吸引状態にし、円筒体を回転せし
めた場合に、ブランク部材が円筒体から剥がれず、ま
た、位置ずれを起こさないないようにした紙容器製造装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、筒体の外周面の母線に沿ってブランク部材
の一端部を、前記母線に沿って形成した真空孔により真
空引して保持し、前記筒体を回転させて筒状の紙容器を
形成する紙容器製造装置において、前記筒体に形成され
た真空孔の近傍に摩擦力を増加する滑り防止装置を設け
た。
【0007】
【作用】本発明によれば、ブランク部材の先端部を、筒
体(金型)の貫通孔の部分に当接させた状態で真空装置
を作動させブランク部材を筒体に吸引させる。更に、こ
の状態で筒体を回転した場合に、真空装置が真空孔を介
してブランク部材を筒体に吸引し、かつ、滑り防止装置
がブランク部材の滑りを防止する。従って、ブランク部
材は滑り防止装置により滑りを防止され、正規の紙容器
を作成できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。先ず、図3に基づいて本発明を適用する紙コップ
製造装置の全体構成を説明する。
【0009】図3に示すように、展開されたブランク部
材Bは、搬送装置1により左方に搬送され、ブランク部
材Bの円筒成形および所定箇所の貼付けを行う胴貼り装
置2に到達する。胴貼り装置2の中央部には、正8角形
の回転台3が取付けられ、回転台3の各辺には、次に詳
しく説明する略円筒状の金型51が、円筒の中心軸を中
心に回転可能に取付けられている。胴貼り装置2で胴貼
りされた円筒状のブランク部材Bは、転送装置4により
底付け装置5に転送され、底付け装置5において紙コッ
プCの底C2 (図5(A)、(B)参照)が接着される
ようになっている。
【0010】次に、図1(A)、(B)および図4に基
づいて、金型および金型周辺の部材について説明する。
図1(A)は、金型の斜視図を示し、図1(B)、
(C)、(D)は、金型の要部拡大図を示す。
【0011】図1(A)、(B)に示すように、金型5
1Aの外周面の平坦部53には、母線に沿って千鳥足状
に多数の貫通孔54が穿設され、この貫通孔54に沿っ
て摩擦力を増す滑り防止装置である複数の縦溝11が形
成されている。図1(C)に示すように、この縦溝11
の断面の凸部の角部11aの形状は、ブランク部材Bと
の摩擦力を増すために、ほぼ直角をなしている。なお、
凸部は、図1(D)に示すように、台形状にしてもよ
い。前記縦溝11の縦方向長さは、適用されるブランク
部材(図示せず)の幅より狭く形成されている。これ
は、空気を引いた場合に、空気漏れを防ぐためである。
【0012】また、図4に示すように、金型51Aの上
方近傍には押え板52が配設されている。押え板52の
手前の長辺は、板状の挟持部材12により挟持され、挟
持部材12は高さ調整部材13の一端に取付けられてい
る。高さ調整部材13の他端は円筒軸14に取付けら
れ、ネジ16を緩めストッパーボルト15のネジ込み量
を変えることにより、金型51Aと押え板52との隙間
G(図7(A)参照)を調整できるようになっている。
前記円筒軸14は、装置本体のガイド孔に摺動するよう
に挿入されている。円筒軸14の下端部にはブロック1
7が係合されていて、ブロック17に固定されたカムフ
ォロア18がカム19により上下動し、円筒軸14を介
して押え板52が金型51に離接するようになってい
る。
【0013】次に動作を説明する。図2(A)に示すよ
うに、金型51Aの縦溝11が形成された部分に、ブラ
ンク部材Bの先端部B1 を当接させた状態で、真空装置
Vを作動させる。すると、貫通孔54を介して空気が吸
引され、ブランク部材Bの先端部B1 は、金型51Aの
表面に吸着される。この吸着に際し、前記空気は縦溝1
1を介して貫通孔54が存在しない部分においてもブラ
ンク部材Bを吸引する。この吸引状態で矢印方向(時計
方向)に金型51Aを回転させると、前述のような貫通
孔54と縦溝11とによる吸引力に加え、縦溝11とブ
ランク部材Bとの摩擦力により、ブランク部材Bは吸引
位置の位置ずれを起こさず、従って、図7(E)に示す
ような、剥がれを起こさない。
【0014】図2(B)に他の実施例の斜視図を示す。
本実施例は、貫通孔54の周囲にサンドブラスト加工を
施し、砂による滑り防止部12を形成し、金型51Bと
した場合である。このようにすると、空気の吸引力は貫
通孔54および砂粒の隙間を介してブランク部材Bの当
接部に作用するので、ブランク部材Bは強く金型51B
に吸引され、かつ、砂の摩擦力により図7(E)に示す
ような、剥がれを起こさない。
【0015】なお、前記図2(A)、(B)に示した実
施例では、金型の手前側から真空吸引してもよい。ま
た、本実施例では紙コップを製造する場合について説明
したが、底部の無い筒状体に対しても適用できるのは勿
論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、金
型の貫通孔の周囲に滑り防止装置を設けたので、ブラン
ク部材を貫通孔の部分に当接させて空気を引いた状態で
前記金型を回転させても、ブランク部材が金型から剥が
れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の紙容器製造装置に適用する
金型の斜視図、(B)と(C)と(D)は、前記金型の
要部拡大図である。
【図2】(A)は、金型にブランク部材を当接させた場
合の斜視図、(B)は、他の実施例の斜視図である。
【図3】本発明の紙容器製造装置の全体構成を示す平面
図である。
【図4】押え板の取付け構造を示す斜視図である。
【図5】(A)は、従来の紙コップの斜視図、(B)
は、紙コップの底部の断面図、(C)は紙コップのブラ
ンク部材の展開図である。
【図6】(A)は、金型にブランク部材を吸引する場合
の斜視図、(B)は、従来の金型の斜視図、(C)は、
従来の金型の断面図である。
【図7】(A)〜(D)は、ブランク部材を円筒状に形
成する場合の概略工程図、(E)は従来の不都合を示す
図である。
【符号の説明】
11…縦溝(滑り防止装置) 51A…金型(筒体) 52…押え板 53…平坦部 54…貫通孔(真空孔) B…ブランク部材 V…真空装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の外周面の母線に沿ってブランク部
    材の一端部を、前記母線に沿って形成した真空孔により
    真空引して保持し、前記筒体を回転させて筒状の紙容器
    を形成する紙容器製造装置において、 前記筒体に形成された真空孔の近傍に摩擦力を増加する
    滑り防止装置を設けたことを特徴とする紙容器製造装
    置。
JP3307915A 1991-11-22 1991-11-22 紙容器製造装置 Pending JPH05138775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3307915A JPH05138775A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 紙容器製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3307915A JPH05138775A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 紙容器製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05138775A true JPH05138775A (ja) 1993-06-08

Family

ID=17974701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3307915A Pending JPH05138775A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 紙容器製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05138775A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230084810A1 (en) * 2020-02-07 2023-03-16 Sasib S.P.A. Manufacturing machine and manufacturing method for the production of a tubular element, in particular for a smoking article

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230084810A1 (en) * 2020-02-07 2023-03-16 Sasib S.P.A. Manufacturing machine and manufacturing method for the production of a tubular element, in particular for a smoking article
US12233619B2 (en) * 2020-02-07 2025-02-25 Sasib S.P.A. Manufacturing machine and manufacturing method for the production of a tubular element, in particular for a smoking article

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