JPH05133755A - 診断機能付振動ジヤイロ - Google Patents
診断機能付振動ジヤイロInfo
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- JPH05133755A JPH05133755A JP3297056A JP29705691A JPH05133755A JP H05133755 A JPH05133755 A JP H05133755A JP 3297056 A JP3297056 A JP 3297056A JP 29705691 A JP29705691 A JP 29705691A JP H05133755 A JPH05133755 A JP H05133755A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電素子を増幅器の正帰還ループに挿入して
振動子を自励振動させる新規な振動ジャイロにおいて、
それが正常に作動しているか否かを判別する機能を設け
て、信頼性を向上させた診断機能付振動ジャイロを提供
する。 【構成】 横断面形状が多角形の振動体11の側面に貼
着した圧電素子12a,12bを、増幅器14の正帰還
ループに挿入すると共に、該圧電素子12a,12bの
接続電極を角速度検出手段22に接続して成る振動ジャ
イロであって、角速度検出手段22および/または増幅
器14の出力を監視する振幅監視手段31a,31bを
設け、この振幅監視手段31a,31bの出力に基づい
て、振動ジャイロの正常・異常を診断する。
振動子を自励振動させる新規な振動ジャイロにおいて、
それが正常に作動しているか否かを判別する機能を設け
て、信頼性を向上させた診断機能付振動ジャイロを提供
する。 【構成】 横断面形状が多角形の振動体11の側面に貼
着した圧電素子12a,12bを、増幅器14の正帰還
ループに挿入すると共に、該圧電素子12a,12bの
接続電極を角速度検出手段22に接続して成る振動ジャ
イロであって、角速度検出手段22および/または増幅
器14の出力を監視する振幅監視手段31a,31bを
設け、この振幅監視手段31a,31bの出力に基づい
て、振動ジャイロの正常・異常を診断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、振動ジャイロ、特に
自励振動し、例えば自動車等に搭載される姿勢制御シス
テム、ナビゲーションシステムに用いるに好適な診断機
能付振動ジャイロに関するものである。
自励振動し、例えば自動車等に搭載される姿勢制御シス
テム、ナビゲーションシステムに用いるに好適な診断機
能付振動ジャイロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の振動ジャイロとして、例えば図2
に示すようなものがある。この振動ジャイロでは、横断
面形状が四角形の振動体1の対向する二側面に駆動用圧
電素子2および帰還用圧電素子3を貼着すると共に、こ
れらと直交する他の二側面に検出用圧電素子4,5を貼
着して振動子6を構成し、駆動用圧電素子2に駆動装置
7の出力を供給する一方、帰還用圧電素子3の出力を駆
動装置7に帰還させることにより、振動子6を直交三次
元座標系のX軸方向に自励振動させるようにしている。
また、検出用圧電素子4,5の出力は、差動増幅器8で
差動増幅し、その出力を同期検波器9で同期検波した
後、直流増幅器10で増幅して角速度検出信号を得るよ
うにしている。
に示すようなものがある。この振動ジャイロでは、横断
面形状が四角形の振動体1の対向する二側面に駆動用圧
電素子2および帰還用圧電素子3を貼着すると共に、こ
れらと直交する他の二側面に検出用圧電素子4,5を貼
着して振動子6を構成し、駆動用圧電素子2に駆動装置
7の出力を供給する一方、帰還用圧電素子3の出力を駆
動装置7に帰還させることにより、振動子6を直交三次
元座標系のX軸方向に自励振動させるようにしている。
また、検出用圧電素子4,5の出力は、差動増幅器8で
差動増幅し、その出力を同期検波器9で同期検波した
後、直流増幅器10で増幅して角速度検出信号を得るよ
うにしている。
【0003】図2に示す振動ジャイロにおいて、振動子
6が自励振動している状態で、振動子6がZ軸回りの回
転を受けると、振動子6はその角速度に比例するコリオ
リの力によりY軸方向に振動し、これにより検出用圧電
素子4,5からは、Y軸方向の振動に伴う電圧が発生す
る。したがって、これら検出用圧電素子4,5の出力を
差動増幅器8で差動増幅すれば、コリオリの力に伴う電
圧を分離して検出することができるので、その差動出力
を同期検波器9で検波して直流増幅器10で増幅するこ
とにより角速度検出信号を得ることができる。
6が自励振動している状態で、振動子6がZ軸回りの回
転を受けると、振動子6はその角速度に比例するコリオ
リの力によりY軸方向に振動し、これにより検出用圧電
素子4,5からは、Y軸方向の振動に伴う電圧が発生す
る。したがって、これら検出用圧電素子4,5の出力を
差動増幅器8で差動増幅すれば、コリオリの力に伴う電
圧を分離して検出することができるので、その差動出力
を同期検波器9で検波して直流増幅器10で増幅するこ
とにより角速度検出信号を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示す従来の振動ジャイロにあっては、それぞれの圧電素
子2,3,4,5がともに、エポキシ樹脂等の接着剤に
よって振動体1に接着されることから、周囲温度の変化
に起因する接着剤の強度や弾性的性質等の変化によっ
て、例えば駆動用圧電素子2と帰還用圧電素子3との間
の特性が変化して、振動条件に変動をきたし、振動子6
の自励振動が不安定になるという問題がある。また、温
度サイクルなどが加わった場合には、接着剤の性質が経
時的に変化して駆動条件にヒステリシスを生じる問題も
あり、さらには、検出用圧電素子4,5の接着強度の変
化によりドリフトが生じるという問題もある。
示す従来の振動ジャイロにあっては、それぞれの圧電素
子2,3,4,5がともに、エポキシ樹脂等の接着剤に
よって振動体1に接着されることから、周囲温度の変化
に起因する接着剤の強度や弾性的性質等の変化によっ
て、例えば駆動用圧電素子2と帰還用圧電素子3との間
の特性が変化して、振動条件に変動をきたし、振動子6
の自励振動が不安定になるという問題がある。また、温
度サイクルなどが加わった場合には、接着剤の性質が経
時的に変化して駆動条件にヒステリシスを生じる問題も
あり、さらには、検出用圧電素子4,5の接着強度の変
化によりドリフトが生じるという問題もある。
【0005】また、各圧電素子2,3,4,5の特性の
ばらつき、振動体1の断面形状の非対称性等により、理
想的には振動子6の非回転時には発生しないY軸方向の
振動が、現実的には発生していわゆる漏れ電圧を生じ、
角速度を正確に検出できないという問題がある。しか
も、この漏れ電圧は、駆動電圧やその他の駆動条件に依
存して変化するため、ドリフトの原因になるという問題
もある。さらには、各圧電素子2,3,4,5を、振動
体1の各側面に高精度で接着させる必要があるため、振
動子6の組み立て作業が甚だ面倒であるという問題もあ
る。
ばらつき、振動体1の断面形状の非対称性等により、理
想的には振動子6の非回転時には発生しないY軸方向の
振動が、現実的には発生していわゆる漏れ電圧を生じ、
角速度を正確に検出できないという問題がある。しか
も、この漏れ電圧は、駆動電圧やその他の駆動条件に依
存して変化するため、ドリフトの原因になるという問題
もある。さらには、各圧電素子2,3,4,5を、振動
体1の各側面に高精度で接着させる必要があるため、振
動子6の組み立て作業が甚だ面倒であるという問題もあ
る。
【0006】このような問題を解決するため、本願人
は、図3に示すような振動ジャイロを開発している。こ
の振動ジャイロは、横断面形状が四角形を成す振動体1
1の一側面に圧電素子12aを貼着すると共に、隣接す
る側面に圧電素子12bを貼着して振動子13を構成す
る。ここで、振動体11は、エリンバ合金、42合金、
石英等をもって構成する。また、通常、圧電素子の振動
体11への貼着側は接地されるが、この振動子13にお
いては、圧電素子12a,12bを増幅器14の正帰還
ループ内に挿入するため、接地はしない。
は、図3に示すような振動ジャイロを開発している。こ
の振動ジャイロは、横断面形状が四角形を成す振動体1
1の一側面に圧電素子12aを貼着すると共に、隣接す
る側面に圧電素子12bを貼着して振動子13を構成す
る。ここで、振動体11は、エリンバ合金、42合金、
石英等をもって構成する。また、通常、圧電素子の振動
体11への貼着側は接地されるが、この振動子13にお
いては、圧電素子12a,12bを増幅器14の正帰還
ループ内に挿入するため、接地はしない。
【0007】増幅器14は、その反転入力端子をコンデ
ンサ15に接続し、非反転入力端子を直列接続したバイ
アス用の固定抵抗器16a,16bの接続点に接続す
る。これらバイアス用の固定抵抗器16a,16bの他
端には、それぞれ直流電圧+V,−Vを印加する。ま
た、増幅器14の出力端子と反転入力端子との間には、
固定抵抗器17を接続して負帰還ループを構成すると共
に、出力端子を振動体11に、圧電素子12a,12b
を固定抵抗器18,19を介して非反転入力端子にそれ
ぞれ接続して、圧電素子12a,12bを並列に挿入し
た正帰還ループを構成する。さらに、圧電素子12aと
固定抵抗器18との接続点20および、圧電素子12b
と固定抵抗器19との接続点21、すなわち圧電素子1
2a,12bのそれぞれの接続電極は、角速度検出手段
を構成する差動増幅器22の入力端子に接続する。
ンサ15に接続し、非反転入力端子を直列接続したバイ
アス用の固定抵抗器16a,16bの接続点に接続す
る。これらバイアス用の固定抵抗器16a,16bの他
端には、それぞれ直流電圧+V,−Vを印加する。ま
た、増幅器14の出力端子と反転入力端子との間には、
固定抵抗器17を接続して負帰還ループを構成すると共
に、出力端子を振動体11に、圧電素子12a,12b
を固定抵抗器18,19を介して非反転入力端子にそれ
ぞれ接続して、圧電素子12a,12bを並列に挿入し
た正帰還ループを構成する。さらに、圧電素子12aと
固定抵抗器18との接続点20および、圧電素子12b
と固定抵抗器19との接続点21、すなわち圧電素子1
2a,12bのそれぞれの接続電極は、角速度検出手段
を構成する差動増幅器22の入力端子に接続する。
【0008】このように、増幅器14に正帰還をかける
と、増幅器14は、正帰還が最大となる周波数、すなわ
ち圧電素子12a,12bおよび振動体11の材料、寸
法等の関連で、圧電素子12a,12bのインピーダン
スが最小となる周波数で発振することになるので、振動
子13は機械的共振状態となって、X軸方向に継続的に
安定して自励振動することになる。
と、増幅器14は、正帰還が最大となる周波数、すなわ
ち圧電素子12a,12bおよび振動体11の材料、寸
法等の関連で、圧電素子12a,12bのインピーダン
スが最小となる周波数で発振することになるので、振動
子13は機械的共振状態となって、X軸方向に継続的に
安定して自励振動することになる。
【0009】また、この自励振動状態下で、振動子13
にZ軸回りの角速度が作用すると、振動子13にはコリ
オリの力に基づくY軸方向の振動が発生して、圧電素子
12a,12bのインピーダンスが変化する。その結
果、増幅器14に、圧電素子12aおよび固定抵抗器1
8を経て帰還される帰還電流値と、圧電素子12bおよ
び固定抵抗器19を経て帰還される帰還電流値とに差が
生じるので、圧電素子12a,12bと固定抵抗器1
8,19とのそれぞれの接続点20,21における出力
を差動増幅器22で差動増幅すれば、角速度を電圧とし
て高精度で検出することができる。
にZ軸回りの角速度が作用すると、振動子13にはコリ
オリの力に基づくY軸方向の振動が発生して、圧電素子
12a,12bのインピーダンスが変化する。その結
果、増幅器14に、圧電素子12aおよび固定抵抗器1
8を経て帰還される帰還電流値と、圧電素子12bおよ
び固定抵抗器19を経て帰還される帰還電流値とに差が
生じるので、圧電素子12a,12bと固定抵抗器1
8,19とのそれぞれの接続点20,21における出力
を差動増幅器22で差動増幅すれば、角速度を電圧とし
て高精度で検出することができる。
【0010】かかる振動ジャイロによれば、圧電素子を
増幅器の正帰還ループに挿入することにより、増幅器を
発振させて振動子を自励振動させると共に、圧電素子の
接続電極を角速度検出手段に接続して、角速度を検出す
るようにしたので、圧電素子を振動体に貼着する接着剤
等の影響による振動条件の変動を有効に低減できると共
に、もれ電圧の変化も十分小さく抑制することができ
る。したがって、温度変化等に影響されることなく、振
動子を常に安定して自励振動させることが可能であると
共に、角速度を高精度で検出することが可能である。
増幅器の正帰還ループに挿入することにより、増幅器を
発振させて振動子を自励振動させると共に、圧電素子の
接続電極を角速度検出手段に接続して、角速度を検出す
るようにしたので、圧電素子を振動体に貼着する接着剤
等の影響による振動条件の変動を有効に低減できると共
に、もれ電圧の変化も十分小さく抑制することができ
る。したがって、温度変化等に影響されることなく、振
動子を常に安定して自励振動させることが可能であると
共に、角速度を高精度で検出することが可能である。
【0011】しかしながら、図3に示す振動ジャイロに
おいても、以下に説明するような問題が生じる恐れがあ
る。すなわち、振動子13は、図4に示すように支持用
細条25a,25bを介して図3に示したX軸方向およ
びY軸方向に振動可能に支持台26に支持する必要があ
る。ここで、振動子13と支持用細条25a,25bと
のそれぞれの接続部27a,27bは、振動子13の振
動を抑制しない程度の小面積で構成する必要があり、ま
た圧電素子12a,12bを差動増幅器22に接続する
リード線28a,28bも、同様に振動子13の振動を
抑制しない程度の細線で構成する必要がある。このた
め、長期に亘る振動や極めて大きな衝撃等によって、接
続部27a,27bが破断して振動子13が支持用細条
25a,25bから外れたり、リード線28a,28b
が切断されて所要の交流電圧が印加できなくなることが
ある。
おいても、以下に説明するような問題が生じる恐れがあ
る。すなわち、振動子13は、図4に示すように支持用
細条25a,25bを介して図3に示したX軸方向およ
びY軸方向に振動可能に支持台26に支持する必要があ
る。ここで、振動子13と支持用細条25a,25bと
のそれぞれの接続部27a,27bは、振動子13の振
動を抑制しない程度の小面積で構成する必要があり、ま
た圧電素子12a,12bを差動増幅器22に接続する
リード線28a,28bも、同様に振動子13の振動を
抑制しない程度の細線で構成する必要がある。このた
め、長期に亘る振動や極めて大きな衝撃等によって、接
続部27a,27bが破断して振動子13が支持用細条
25a,25bから外れたり、リード線28a,28b
が切断されて所要の交流電圧が印加できなくなることが
ある。
【0012】このように、接続部27a,27bの破断
により振動子13が支持細条25a,25bから外れた
り、リード線28a,28bの切断が生じると、振動子
13の姿勢や振動の振幅が変化したり、振動が停止して
振動ジャイロの出力が変化するが、図3に示す振動ジャ
イロにおいても、差動増幅器22から得られる角速度検
出信号が上記の事故による誤ったものなのか、実際に角
速度が入力した正規のものなのかを判別できないため、
信頼性が低いという問題がある。このため、例えば自動
車の姿勢制御システムやナビゲーションシステムに用い
ると、誤動作が生じる恐れがある。
により振動子13が支持細条25a,25bから外れた
り、リード線28a,28bの切断が生じると、振動子
13の姿勢や振動の振幅が変化したり、振動が停止して
振動ジャイロの出力が変化するが、図3に示す振動ジャ
イロにおいても、差動増幅器22から得られる角速度検
出信号が上記の事故による誤ったものなのか、実際に角
速度が入力した正規のものなのかを判別できないため、
信頼性が低いという問題がある。このため、例えば自動
車の姿勢制御システムやナビゲーションシステムに用い
ると、誤動作が生じる恐れがある。
【0013】この発明は、上述した問題点に着目してな
されたもので、圧電素子を増幅器の正帰還ループに挿入
して振動子を自励振動させるようにした新規な振動ジャ
イロにおいて、それが正常に作動しているか否かを判別
でき、したがって信頼性を有効に向上できるよう適切に
構成した診断機能付振動ジャイロを提供することを目的
とする。
されたもので、圧電素子を増幅器の正帰還ループに挿入
して振動子を自励振動させるようにした新規な振動ジャ
イロにおいて、それが正常に作動しているか否かを判別
でき、したがって信頼性を有効に向上できるよう適切に
構成した診断機能付振動ジャイロを提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、横断面形状が多角形の振動体の側面に
貼着した圧電素子を、増幅器の正帰還ループに挿入する
と共に、該圧電素子の接続電極を角速度検出手段に接続
して成る振動ジャイロであって、前記角速度検出手段お
よび/または前記増幅器の出力を監視する振幅監視手段
を設け、この振幅監視手段の出力に基づいて、振動ジャ
イロの正常・異常を診断し得るよう構成する。
め、この発明は、横断面形状が多角形の振動体の側面に
貼着した圧電素子を、増幅器の正帰還ループに挿入する
と共に、該圧電素子の接続電極を角速度検出手段に接続
して成る振動ジャイロであって、前記角速度検出手段お
よび/または前記増幅器の出力を監視する振幅監視手段
を設け、この振幅監視手段の出力に基づいて、振動ジャ
イロの正常・異常を診断し得るよう構成する。
【0015】
【作用】圧電素子を増幅器の正帰還ループに挿入する
と、増幅器は正帰還が最大となる周波数、すなわち圧電
素子のインピーダンスが最小となる周波数で発振し、そ
の結果、振動子は機械的共振状態となって自励振動す
る。この状態で、振動子に角速度が作用すると、圧電素
子のインピーダンスが変化して帰還電流値が変化し、そ
れに基づいて角速度検出手段により角速度が検出され
る。また、振動子の支持機構や該振動子に接続されたリ
ード線に異常が生じると、角速度検出手段および/また
は増幅器の出力は大きく変化して、正常時とは異なる信
号が出力される。したがって、それらの出力の何れか一
方を振幅監視手段で監視することにより、振動ジャイロ
の動作の正否を診断することができる。
と、増幅器は正帰還が最大となる周波数、すなわち圧電
素子のインピーダンスが最小となる周波数で発振し、そ
の結果、振動子は機械的共振状態となって自励振動す
る。この状態で、振動子に角速度が作用すると、圧電素
子のインピーダンスが変化して帰還電流値が変化し、そ
れに基づいて角速度検出手段により角速度が検出され
る。また、振動子の支持機構や該振動子に接続されたリ
ード線に異常が生じると、角速度検出手段および/また
は増幅器の出力は大きく変化して、正常時とは異なる信
号が出力される。したがって、それらの出力の何れか一
方を振幅監視手段で監視することにより、振動ジャイロ
の動作の正否を診断することができる。
【0016】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示すもので、
図3に示す符号と同一符号は同一作用を成すものを表
す。この振動ジャイロは、図3と同様に構成したもの
で、横断面形状が四角形を成す振動体11の一側面に圧
電素子12aを貼着すると共に、隣接する側面に圧電素
子12bを貼着して振動子13を構成し、この振動子1
3を図4に示したようにX軸およびY軸方向に振動可能
に支持する。
図3に示す符号と同一符号は同一作用を成すものを表
す。この振動ジャイロは、図3と同様に構成したもの
で、横断面形状が四角形を成す振動体11の一側面に圧
電素子12aを貼着すると共に、隣接する側面に圧電素
子12bを貼着して振動子13を構成し、この振動子1
3を図4に示したようにX軸およびY軸方向に振動可能
に支持する。
【0017】振動体11は増幅器14の出力端子に接続
し、この増幅器14の反転入力端子をコンデンサ15
に、非反転入力端子を直列接続したバイアス用の固定抵
抗器16a,16bの接続点にそれぞれ接続して、これ
らバイアス用の固定抵抗器16a,16bの他端に、そ
れぞれ直流電圧+V,−Vを印加する。また、増幅器1
4の出力端子と反転入力端子との間には、固定抵抗器1
7を接続して負帰還ループを構成すると共に、非反転入
力端子には固定抵抗器18,19を介して圧電素子12
a,12bをそれぞれ接続して、圧電素子12a,12
bを並列に挿入した正帰還ループを構成する。さらに、
圧電素子12aと固定抵抗器18との接続点20およ
び、圧電素子12bと固定抵抗器19との接続点21、
すなわち圧電素子12a,12bのそれぞれの接続電極
は、角速度検出手段を構成する差動増幅器22の入力端
子に接続する。
し、この増幅器14の反転入力端子をコンデンサ15
に、非反転入力端子を直列接続したバイアス用の固定抵
抗器16a,16bの接続点にそれぞれ接続して、これ
らバイアス用の固定抵抗器16a,16bの他端に、そ
れぞれ直流電圧+V,−Vを印加する。また、増幅器1
4の出力端子と反転入力端子との間には、固定抵抗器1
7を接続して負帰還ループを構成すると共に、非反転入
力端子には固定抵抗器18,19を介して圧電素子12
a,12bをそれぞれ接続して、圧電素子12a,12
bを並列に挿入した正帰還ループを構成する。さらに、
圧電素子12aと固定抵抗器18との接続点20およ
び、圧電素子12bと固定抵抗器19との接続点21、
すなわち圧電素子12a,12bのそれぞれの接続電極
は、角速度検出手段を構成する差動増幅器22の入力端
子に接続する。
【0018】このように、増幅器14に正帰還をかける
ことによって、増幅器14を正帰還が最大となる周波
数、すなわち圧電素子12a,12bおよび振動体11
の材料、寸法等の関連で、圧電素子12a,12bのイ
ンピーダンスが最小となる周波数で発振させて、振動子
13を機械的共振状態でX軸方向に継続的に自励振動さ
せるようにする。また、接続点20,21における出力
を差動増幅器22で差動増幅することにより、振動子1
3のZ軸回りに作用する角速度を検出するようにする。
ことによって、増幅器14を正帰還が最大となる周波
数、すなわち圧電素子12a,12bおよび振動体11
の材料、寸法等の関連で、圧電素子12a,12bのイ
ンピーダンスが最小となる周波数で発振させて、振動子
13を機械的共振状態でX軸方向に継続的に自励振動さ
せるようにする。また、接続点20,21における出力
を差動増幅器22で差動増幅することにより、振動子1
3のZ軸回りに作用する角速度を検出するようにする。
【0019】この実施例では、差動増幅器22の出力、
すなわち角速度検出信号をピークホールド回路31aに
供給すると共に、増幅器14の出力をピークホールド回
路31bに供給する。ピークホールド回路31aは、差
動増幅器22の出力を整流するダイオード32aと、そ
の出力を充電するコンデンサ33aと、その充電電圧を
増幅する増幅器34aと、コンデンサ33aの充電電圧
を放電するリセットスイッチ35aとをもって構成す
る。また、ピークホールド回路31bも、ダイオード3
2b、コンデンサ33b、増幅器34bおよびリセット
スイッチ35bを同様に接続して構成する。
すなわち角速度検出信号をピークホールド回路31aに
供給すると共に、増幅器14の出力をピークホールド回
路31bに供給する。ピークホールド回路31aは、差
動増幅器22の出力を整流するダイオード32aと、そ
の出力を充電するコンデンサ33aと、その充電電圧を
増幅する増幅器34aと、コンデンサ33aの充電電圧
を放電するリセットスイッチ35aとをもって構成す
る。また、ピークホールド回路31bも、ダイオード3
2b、コンデンサ33b、増幅器34bおよびリセット
スイッチ35bを同様に接続して構成する。
【0020】かかる構成において、図4に示したリード
線28aまたは28bに断線が生じると、差動増幅器2
2には圧電素子12a,12bの何れかを流れる帰還電
流のみが電圧として入力するため、差動増幅器22から
は極めて大きな振幅の交流電圧が出力される。これに対
して、振動ジャイロが正常に動作している状態で、角速
度が入力しないときは、各帰還電流はバランスがとれ
て、差動増幅器22の出力はほぼ零となり、角速度が入
力すると各帰還電流のバランスがくずれて、差動増幅器
22からは角速度に比例した振幅の交流電圧が出力され
る。しかしながら、正常に動作している状態で、角速度
の作用により差動増幅器22から出力される交流電圧の
振幅は、リード線28aまたは28bが断線した場合に
比べて小さい。したがって、差動増幅器22の出力をピ
ークホールド回路31aに供給してそのピークレベルを
監視すれば、そのピークレベルが一定値以上に達したこ
とをもって、リード線28aまたは28bの断線による
振動子13の検出機能の異常を検知することができる。
線28aまたは28bに断線が生じると、差動増幅器2
2には圧電素子12a,12bの何れかを流れる帰還電
流のみが電圧として入力するため、差動増幅器22から
は極めて大きな振幅の交流電圧が出力される。これに対
して、振動ジャイロが正常に動作している状態で、角速
度が入力しないときは、各帰還電流はバランスがとれ
て、差動増幅器22の出力はほぼ零となり、角速度が入
力すると各帰還電流のバランスがくずれて、差動増幅器
22からは角速度に比例した振幅の交流電圧が出力され
る。しかしながら、正常に動作している状態で、角速度
の作用により差動増幅器22から出力される交流電圧の
振幅は、リード線28aまたは28bが断線した場合に
比べて小さい。したがって、差動増幅器22の出力をピ
ークホールド回路31aに供給してそのピークレベルを
監視すれば、そのピークレベルが一定値以上に達したこ
とをもって、リード線28aまたは28bの断線による
振動子13の検出機能の異常を検知することができる。
【0021】また、リード線28aおよび28bがとも
に断線したり、振動子13が支持用細条25a,25b
から外れると、増幅器14の正帰還が完全に遮断される
ため、その発振が減衰あるいは停止する。したがって、
増幅器14の出力をピークホールド回路31bに供給し
てそのピークレベルを監視すれば、そのピークレベルが
一定値以上に達しないことをもって、双方のリード線2
8aおよび28bの断線あるいは支持用細条25a,2
5bからの振動子13の外れによる振動子13の自励振
動の異常を検知することができる。なお、リセットスイ
ッチ35a,35bは、例えば振動ジャイロの駆動開始
に同期して短時間オンにして、コンデンサ33a,33
bの充電電圧を放電するようにする。
に断線したり、振動子13が支持用細条25a,25b
から外れると、増幅器14の正帰還が完全に遮断される
ため、その発振が減衰あるいは停止する。したがって、
増幅器14の出力をピークホールド回路31bに供給し
てそのピークレベルを監視すれば、そのピークレベルが
一定値以上に達しないことをもって、双方のリード線2
8aおよび28bの断線あるいは支持用細条25a,2
5bからの振動子13の外れによる振動子13の自励振
動の異常を検知することができる。なお、リセットスイ
ッチ35a,35bは、例えば振動ジャイロの駆動開始
に同期して短時間オンにして、コンデンサ33a,33
bの充電電圧を放電するようにする。
【0022】なお、上記の実施例では、差動増幅器22
および増幅器14の双方にピークホールド回路31a,
31bを接続して、振動ジャイロの異常を検知し得るよ
うにしたが、差動増幅器22または増幅器14にのみピ
ークホールド回路31aまたは31bを接続して、振動
ジャイロの異常を検知するようにしても良い。また、上
記の実施例では、横断面形状が四角形の振動体を用いて
振動子を構成したが、振動体の横断面形状は四角形に限
らず、三角形等の他の多角形形状の振動体を用いて振動
子を構成することもできる。
および増幅器14の双方にピークホールド回路31a,
31bを接続して、振動ジャイロの異常を検知し得るよ
うにしたが、差動増幅器22または増幅器14にのみピ
ークホールド回路31aまたは31bを接続して、振動
ジャイロの異常を検知するようにしても良い。また、上
記の実施例では、横断面形状が四角形の振動体を用いて
振動子を構成したが、振動体の横断面形状は四角形に限
らず、三角形等の他の多角形形状の振動体を用いて振動
子を構成することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、角速
度検出手段および/または振動子を正帰還によって自励
振動させる増幅器の出力を振幅監視手段で監視すること
により、振動子の検出機能および/または自励振動の異
常を検知し得るようにしたので、それに基づいて振動ジ
ャイロの動作の正否を適切に診断することができ、信頼
性を有効に向上することができる。したがって、例えば
自動車の姿勢制御システムやナビゲーションシステムに
用いた場合の誤動作の発生を有効に防止することができ
る。
度検出手段および/または振動子を正帰還によって自励
振動させる増幅器の出力を振幅監視手段で監視すること
により、振動子の検出機能および/または自励振動の異
常を検知し得るようにしたので、それに基づいて振動ジ
ャイロの動作の正否を適切に診断することができ、信頼
性を有効に向上することができる。したがって、例えば
自動車の姿勢制御システムやナビゲーションシステムに
用いた場合の誤動作の発生を有効に防止することができ
る。
【図1】この発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来の振動ジャイロを示す図である。
【図3】本願人が先に開発した振動ジャイロを示す図で
ある。
ある。
【図4】振動子の支持機構を示す図である。
11 振動体 12a,12b 圧電素子 13 振動子 14 増幅器 15 コンデンサ 16a,16b,17,18,19 固定抵抗器 20,21 接続点 22 差動増幅器 25a,25b 支持用細条 26 支持台 27a,27b 接続部 28a,28b リード線 31a,31b ピークホールド回路 32a,32b ダイオード 33a,33b コンデンサ 34a,34b 増幅器 35a,35b リセットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 横断面形状が多角形の振動体の側面に貼
着した圧電素子を、増幅器の正帰還ループに挿入すると
共に、該圧電素子の接続電極を角速度検出手段に接続し
て成る振動ジャイロであって、前記角速度検出手段およ
び/または前記増幅器の出力を監視する振幅監視手段を
設け、この振幅監視手段の出力に基づいて、振動ジャイ
ロの正常・異常を診断し得るよう構成したことを特徴と
する診断機能付振動ジャイロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297056A JPH05133755A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 診断機能付振動ジヤイロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297056A JPH05133755A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 診断機能付振動ジヤイロ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05133755A true JPH05133755A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17841645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297056A Pending JPH05133755A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 診断機能付振動ジヤイロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05133755A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0777538A (ja) * | 1993-08-02 | 1995-03-20 | New Sd Inc | 内蔵試験回路を有する回転速度センサ |
US5478670A (en) * | 1992-11-26 | 1995-12-26 | Seiko Electronic Components, Ltd. | Non-aqueous electrolyte electrochemical cell comprising high Ni austenitic stainless steel positive electrode case |
US6608425B2 (en) | 2001-01-29 | 2003-08-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Vibrating gyroscope, electronic device using the same, and self-diagnosis method for vibrating gyroscope |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6117405A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-25 | Showa Denko Kk | 立方晶窒化ホウ素の製造法 |
JPH03150914A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-27 | Murata Mfg Co Ltd | 振動子 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP3297056A patent/JPH05133755A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6117405A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-25 | Showa Denko Kk | 立方晶窒化ホウ素の製造法 |
JPH03150914A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-27 | Murata Mfg Co Ltd | 振動子 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5478670A (en) * | 1992-11-26 | 1995-12-26 | Seiko Electronic Components, Ltd. | Non-aqueous electrolyte electrochemical cell comprising high Ni austenitic stainless steel positive electrode case |
JPH0777538A (ja) * | 1993-08-02 | 1995-03-20 | New Sd Inc | 内蔵試験回路を有する回転速度センサ |
US6608425B2 (en) | 2001-01-29 | 2003-08-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Vibrating gyroscope, electronic device using the same, and self-diagnosis method for vibrating gyroscope |
DE10203367B4 (de) * | 2001-01-29 | 2004-05-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd., Nagaokakyo | Vibrationsgyroskop, elektronisches Gerät, das dasselbe verwendet und Eigendiagnoseverfahren für ein Vibrationsgyroskop |
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