JPH05126682A - 車両浮上装置 - Google Patents
車両浮上装置Info
- Publication number
- JPH05126682A JPH05126682A JP3292591A JP29259191A JPH05126682A JP H05126682 A JPH05126682 A JP H05126682A JP 3292591 A JP3292591 A JP 3292591A JP 29259191 A JP29259191 A JP 29259191A JP H05126682 A JPH05126682 A JP H05126682A
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- compressed air
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の浮上荷重を高速で制御可能とする車両
浮上装置を提供すること。 【構成】 高さ調整用アクチェータ12と作動アクチェ
ータ14とを積重一体化し、作動アクチェータ14に電
空変換器17を介して圧搾空気を充填したリザーバタン
ク18を接続して構成したこと。
浮上装置を提供すること。 【構成】 高さ調整用アクチェータ12と作動アクチェ
ータ14とを積重一体化し、作動アクチェータ14に電
空変換器17を介して圧搾空気を充填したリザーバタン
ク18を接続して構成したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャシダイナモメー
タに載置した車両を浮上させ低摩擦路走行シュミレーシ
ョンを行うため等に用いる車両浮上装置に関する。
タに載置した車両を浮上させ低摩擦路走行シュミレーシ
ョンを行うため等に用いる車両浮上装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の走行状態での試験を行う
装置としてシャシダイナモメータが用いられている。こ
れは、高速,低速等の各種走行状態や登降板走行等の各
種状態をローラ上でシュミレーションして試験を行うこ
とができるものである。また、近年においては、シャシ
ダイナモメータにおいて、氷上や雪上の低摩擦路面状態
を模擬した試験や、ABS(アンチロックブレーキシス
テム)を装備した車両、トランクションコントロールを
装備した車両の試験を行うことが要求されてきている。
このため従来より、被試験車両のタイヤと、シャシダイ
ナモメータのローラとの間の摩擦係数を変更する代わり
に、ローラに加わる輪重を調整することにより、任意の
摩擦係数の路面を模擬できるようにした、図7及び図8
に例示する如きシャシダイナモメータが提案されてい
る。これは、図7に示す如く自動車1の前後輪をそれぞ
れ2個のローラ2,3に載置し、そのローラ2にフライ
ホイール4及びダイナモメータ5を連結し、自動車1の
特性をシャシ上で測定するように構成したものである。
装置としてシャシダイナモメータが用いられている。こ
れは、高速,低速等の各種走行状態や登降板走行等の各
種状態をローラ上でシュミレーションして試験を行うこ
とができるものである。また、近年においては、シャシ
ダイナモメータにおいて、氷上や雪上の低摩擦路面状態
を模擬した試験や、ABS(アンチロックブレーキシス
テム)を装備した車両、トランクションコントロールを
装備した車両の試験を行うことが要求されてきている。
このため従来より、被試験車両のタイヤと、シャシダイ
ナモメータのローラとの間の摩擦係数を変更する代わり
に、ローラに加わる輪重を調整することにより、任意の
摩擦係数の路面を模擬できるようにした、図7及び図8
に例示する如きシャシダイナモメータが提案されてい
る。これは、図7に示す如く自動車1の前後輪をそれぞ
れ2個のローラ2,3に載置し、そのローラ2にフライ
ホイール4及びダイナモメータ5を連結し、自動車1の
特性をシャシ上で測定するように構成したものである。
【0003】また、上述のシャシダイナモメータでロー
ラに加わる輪重を調整するため、図8に例示する如き車
両浮上装置を設置する。この車両浮上装置は油圧式ジャ
ッキとして構成したもので、シャシダイナモメータの床
6上に油圧シリンダ部7を設置し、そのピストンロッド
8の先端部を被試験車両におけるタイヤ9の車軸10部
分に押し当てるように構成する。そして、この車両浮上
装置を動作させることにより、被試験車両を持ち上げ、
ローラ2とタイヤ9との接触圧を弱めこの間に働く摩擦
力を弱めて滑りを発生させ、低摩擦路面状態でのアンチ
ロックブレーキシステム等の試験を可能とするものであ
る。
ラに加わる輪重を調整するため、図8に例示する如き車
両浮上装置を設置する。この車両浮上装置は油圧式ジャ
ッキとして構成したもので、シャシダイナモメータの床
6上に油圧シリンダ部7を設置し、そのピストンロッド
8の先端部を被試験車両におけるタイヤ9の車軸10部
分に押し当てるように構成する。そして、この車両浮上
装置を動作させることにより、被試験車両を持ち上げ、
ローラ2とタイヤ9との接触圧を弱めこの間に働く摩擦
力を弱めて滑りを発生させ、低摩擦路面状態でのアンチ
ロックブレーキシステム等の試験を可能とするものであ
る。
【0004】なお、従来、車両浮上装置としては、油圧
式の他に螺子式,空気圧式のジャッキを用いることもあ
った。
式の他に螺子式,空気圧式のジャッキを用いることもあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の車
両浮上装置(油圧式,螺子式,空気圧式)では、一般の
ジャッキと同じであって、被試験車両を一定の高さに、
ゆっくりとした動作で浮上させるためのものであったの
で、車両の浮上量を短時間に制御動作させるようなこと
は不可能であった。
両浮上装置(油圧式,螺子式,空気圧式)では、一般の
ジャッキと同じであって、被試験車両を一定の高さに、
ゆっくりとした動作で浮上させるためのものであったの
で、車両の浮上量を短時間に制御動作させるようなこと
は不可能であった。
【0006】このため従来では、4輪シャシダイナモメ
ータ上でブレーキ性能試験を行う場合不都合を生じるこ
とがあった。これは、初めに被試験車両を一定高さに浮
上させ、低摩擦道路相当に輪重を軽くしてブレーキテス
トを行うと、前輪は加重し、後輪は減重することにな
る。これはブレーキによる荷重移動と呼ばれる現象であ
り、シャシダイナモメータ上でも起こるが、被試験車両
をその前後で拘束してシャシダイナモメータ上に載置し
ているため、実走行状態より少ない荷重移動しか起こら
ず正確なシュミレーションが行えないという不都合を生
ずるものであった。
ータ上でブレーキ性能試験を行う場合不都合を生じるこ
とがあった。これは、初めに被試験車両を一定高さに浮
上させ、低摩擦道路相当に輪重を軽くしてブレーキテス
トを行うと、前輪は加重し、後輪は減重することにな
る。これはブレーキによる荷重移動と呼ばれる現象であ
り、シャシダイナモメータ上でも起こるが、被試験車両
をその前後で拘束してシャシダイナモメータ上に載置し
ているため、実走行状態より少ない荷重移動しか起こら
ず正確なシュミレーションが行えないという不都合を生
ずるものであった。
【0007】そこで、このようなブレーキをかけたとき
の荷重移動を実路走行時と同等に起こさせるため、ブレ
ーキに連動して浮上装置を高速で動作させ現実の荷重移
動状態を再現させる手段が考えられる。しかし、従来の
車両浮上装置では、荷重移動状態を再現できるような高
速動作制御は不可能であり、ブレーキ時の荷重移動状態
でのシュミレーションを正確に行うことができないとい
う問題があった。
の荷重移動を実路走行時と同等に起こさせるため、ブレ
ーキに連動して浮上装置を高速で動作させ現実の荷重移
動状態を再現させる手段が考えられる。しかし、従来の
車両浮上装置では、荷重移動状態を再現できるような高
速動作制御は不可能であり、ブレーキ時の荷重移動状態
でのシュミレーションを正確に行うことができないとい
う問題があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑み、シャシダイナモ
メータ上で被試験車両を浮上動作させ荷重移動状態を正
確に再現して走行シュミレーション等をできるようにし
た高速制御動作可能な車両浮上装置を新たに提供するこ
とを目的とする。
メータ上で被試験車両を浮上動作させ荷重移動状態を正
確に再現して走行シュミレーション等をできるようにし
た高速制御動作可能な車両浮上装置を新たに提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】車両浮上装置は、高さ調
整用アクチェータと作動アクチェータとを積重一体化
し、作動アクチェータに電空変換器を介して圧搾空気を
充填したリザーバタンクを接続して構成したことを特徴
とする。
整用アクチェータと作動アクチェータとを積重一体化
し、作動アクチェータに電空変換器を介して圧搾空気を
充填したリザーバタンクを接続して構成したことを特徴
とする。
【0010】
【作用】上述のように構成することにより、高さ調整用
アクチェータで、基本高さ位置まで持ち上げる。そし
て、作動アクチェータに、リザーバタンク内に充填して
用意してある圧搾空気を電空変換器の制御操作で急速に
充填して急上昇動作させ、また電空変換器の制御操作で
急速に放気して急降下動作させるようにしたものであ
る。
アクチェータで、基本高さ位置まで持ち上げる。そし
て、作動アクチェータに、リザーバタンク内に充填して
用意してある圧搾空気を電空変換器の制御操作で急速に
充填して急上昇動作させ、また電空変換器の制御操作で
急速に放気して急降下動作させるようにしたものであ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の車両浮上装置の一実施例を図
1ないし図7によって説明する。なお、この図1ないし
図7において、前述した図8及び図9に示す従来例に対
応する部分には同一符号を付すこととし、その詳細な説
明を省略する。図1は本例の車両浮上装置を例示する一
部断面概略構成説明線図であり、図で11はアクチェー
タ部である。このアクチェータ部11は、高さ調整用ア
クチェータ12の上に支台13を介して作動アクチェー
タ14を積重し、一体に構成したもので、各々弾性材で
形成したベローズで構成したものである。
1ないし図7によって説明する。なお、この図1ないし
図7において、前述した図8及び図9に示す従来例に対
応する部分には同一符号を付すこととし、その詳細な説
明を省略する。図1は本例の車両浮上装置を例示する一
部断面概略構成説明線図であり、図で11はアクチェー
タ部である。このアクチェータ部11は、高さ調整用ア
クチェータ12の上に支台13を介して作動アクチェー
タ14を積重し、一体に構成したもので、各々弾性材で
形成したベローズで構成したものである。
【0012】高さ調整用アクチェータ12は、その内部
に接続する連通管15を、図示しない水圧又は油圧源に
接続して構成する。そして、水圧又は油圧源の液圧を調
整し、高さ調整用アクチェータ12上の支台を、所定の
低位置から高位置までの間を通常のゆっくりした速度で
昇降動作せしめ得るようにする。
に接続する連通管15を、図示しない水圧又は油圧源に
接続して構成する。そして、水圧又は油圧源の液圧を調
整し、高さ調整用アクチェータ12上の支台を、所定の
低位置から高位置までの間を通常のゆっくりした速度で
昇降動作せしめ得るようにする。
【0013】作動アクチェータ14は、浮上荷重制御用
であるため、空気圧で動作するものである。このため作
動アクチェータ14の連通管16は、電空変換器17を
介して、リザーバタンク18に接続する。リザーバタン
ク18にはコンプレッサ19を接続し、常に一定圧力の
圧搾空気を充填しておくように構成する。このように構
成した本例の作動アクチェータ14は、電空変換器の操
作により、リザーバタンク18内の圧搾空気の供給を受
けて急速に浮上動作するとともに、放気することにより
急速に降下動作するものである。
であるため、空気圧で動作するものである。このため作
動アクチェータ14の連通管16は、電空変換器17を
介して、リザーバタンク18に接続する。リザーバタン
ク18にはコンプレッサ19を接続し、常に一定圧力の
圧搾空気を充填しておくように構成する。このように構
成した本例の作動アクチェータ14は、電空変換器の操
作により、リザーバタンク18内の圧搾空気の供給を受
けて急速に浮上動作するとともに、放気することにより
急速に降下動作するものである。
【0014】次に、上述のように構成した本例の車両浮
上装置をシャシダイナモメータに装着した場合の具体例
につき図2乃至図6により説明する。図2の概略側面図
で、1は自動車、2,3はローラ、6は床、9はタイ
ヤ、11はアクチェータ部、17は電空変換器、18は
リザーバタンクである。本例装置では、2つのアクチェ
ータ部11の上に一本のビーム20を橋渡すよう設置
し、一つの装置として構成する。
上装置をシャシダイナモメータに装着した場合の具体例
につき図2乃至図6により説明する。図2の概略側面図
で、1は自動車、2,3はローラ、6は床、9はタイ
ヤ、11はアクチェータ部、17は電空変換器、18は
リザーバタンクである。本例装置では、2つのアクチェ
ータ部11の上に一本のビーム20を橋渡すよう設置
し、一つの装置として構成する。
【0015】アクチェータ部11は図6に示す如く高さ
調整用アクチェータ12の上に支台13を設置し、その
上に作動アクチェータ14を設置して成る。ビーム20
は図4及び図5にも示す如く長形部材状で、その上面中
央部には、円柱状の車軸支持台21を設置する。
調整用アクチェータ12の上に支台13を設置し、その
上に作動アクチェータ14を設置して成る。ビーム20
は図4及び図5にも示す如く長形部材状で、その上面中
央部には、円柱状の車軸支持台21を設置する。
【0016】上述のようにビーム20の両端にそれぞれ
アクチェータ部11を設置したものは、図2及び図3に
示す如く、シャシダイナモメータの床6上に設置するも
ので、自動車1の各タイヤ9の内側位置に配置する。さ
らに、このように配置した各ビーム20の車軸支持台2
1を各タイヤ9の車軸に当接させるようにする。
アクチェータ部11を設置したものは、図2及び図3に
示す如く、シャシダイナモメータの床6上に設置するも
ので、自動車1の各タイヤ9の内側位置に配置する。さ
らに、このように配置した各ビーム20の車軸支持台2
1を各タイヤ9の車軸に当接させるようにする。
【0017】各ビーム20の両端部に設置した2つのア
クチェータ部11の作動アクチェータ14は、それぞれ
連通管16により各電空変換器17を介して一つのリザ
ーバタンク18に接続する。また、図3に示す如く、4
つのリザーバタンク18は、それぞれ導通管22で接続
して図示しないコンプレッサに接続し、コンプレッサか
ら圧搾空気の供給を受けるように構成する。
クチェータ部11の作動アクチェータ14は、それぞれ
連通管16により各電空変換器17を介して一つのリザ
ーバタンク18に接続する。また、図3に示す如く、4
つのリザーバタンク18は、それぞれ導通管22で接続
して図示しないコンプレッサに接続し、コンプレッサか
ら圧搾空気の供給を受けるように構成する。
【0018】次に上述のようにシャシダイナモメータに
設置した車両浮上装置の作動を説明する。まず、低摩擦
道路の走行シュミレーションをする場合には、高さ調整
用アクチェータ12を作動して支台13を所定高さまで
上昇させる。次に電空変換器17で制御しながら作動ア
クチェータ14に圧搾空気を充填してビーム20を所要
高さ位置まで上昇させる。このとき、ビーム20の車軸
支持台21は、車軸を下から押圧し、全体として自動車
1を所要量浮上させ、ローラ2,3に対するタイヤ9の
輪重を軽減し、この間に働く摩擦力を小さくして低摩擦
路と同等の状態で試験を可能とするものである。
設置した車両浮上装置の作動を説明する。まず、低摩擦
道路の走行シュミレーションをする場合には、高さ調整
用アクチェータ12を作動して支台13を所定高さまで
上昇させる。次に電空変換器17で制御しながら作動ア
クチェータ14に圧搾空気を充填してビーム20を所要
高さ位置まで上昇させる。このとき、ビーム20の車軸
支持台21は、車軸を下から押圧し、全体として自動車
1を所要量浮上させ、ローラ2,3に対するタイヤ9の
輪重を軽減し、この間に働く摩擦力を小さくして低摩擦
路と同等の状態で試験を可能とするものである。
【0019】次に、ブレーキによる荷重移動を伴う試験
を行う場合には、前輪側の電空変換器17でブレーキ操
作に連動して制御し、前輪側の作動アクチェータ14内
を高速で減圧し、前輪に加重されるようにする。これと
ともに、後輪側の電空変換器17でブレーキ操作に連動
して制御し後輪側の作動アクチェータ14内にリザーバ
タンク18内の圧搾空気を急速に充填し、後輪に加わる
荷重を減小させる。このような高速制御によって、ブレ
ーキ中の荷重移動を実際の道路上での動作と同様に起こ
させ、実際に即した試験を可能とするものである。
を行う場合には、前輪側の電空変換器17でブレーキ操
作に連動して制御し、前輪側の作動アクチェータ14内
を高速で減圧し、前輪に加重されるようにする。これと
ともに、後輪側の電空変換器17でブレーキ操作に連動
して制御し後輪側の作動アクチェータ14内にリザーバ
タンク18内の圧搾空気を急速に充填し、後輪に加わる
荷重を減小させる。このような高速制御によって、ブレ
ーキ中の荷重移動を実際の道路上での動作と同様に起こ
させ、実際に即した試験を可能とするものである。
【0020】尚、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
その他種々の構成を取り得ることは勿論である。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
その他種々の構成を取り得ることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の車両浮上装
置によれば、高さ調整用アクチェータと作動アクチェー
タとを積重一体化し、作動アクチェータに電空変換器を
介して圧搾空気を充填したリザーバタンクを接続して構
成したので、高さ調整用アクチェータで、基本高さ位置
まで持ち上げる。そして作動アクチェータに、リザーバ
タンク内に充填して用意してある圧搾空気を電空変換器
の制御操作で急速に充填して急上昇動作させ、また電空
変換器の制御操作で急速に放気して急降下動作させるよ
うにしたので、この車両浮上装置をシャシダイナモメー
タ等に装着した場合には、被試験車両の各車輪部をそれ
ぞれブレーキ動作に連動して所要高さ急速に上昇又は下
降動作させることにより、ブレーキ中の荷重移動と同様
の状態を実現させられるものであり、この他にも急速な
昇降動作を可能とするという効果がある。
置によれば、高さ調整用アクチェータと作動アクチェー
タとを積重一体化し、作動アクチェータに電空変換器を
介して圧搾空気を充填したリザーバタンクを接続して構
成したので、高さ調整用アクチェータで、基本高さ位置
まで持ち上げる。そして作動アクチェータに、リザーバ
タンク内に充填して用意してある圧搾空気を電空変換器
の制御操作で急速に充填して急上昇動作させ、また電空
変換器の制御操作で急速に放気して急降下動作させるよ
うにしたので、この車両浮上装置をシャシダイナモメー
タ等に装着した場合には、被試験車両の各車輪部をそれ
ぞれブレーキ動作に連動して所要高さ急速に上昇又は下
降動作させることにより、ブレーキ中の荷重移動と同様
の状態を実現させられるものであり、この他にも急速な
昇降動作を可能とするという効果がある。
【0022】また、全体を一つの容器のアクチェータと
して構成したものに比べ、作動アクチェータの容積を小
形にできるので、空気圧制御による高速動作を可能とす
るという効果がある。
して構成したものに比べ、作動アクチェータの容積を小
形にできるので、空気圧制御による高速動作を可能とす
るという効果がある。
【図1】本発明の車両浮上装置の一例を示す一部断面概
略構成説明線図。
略構成説明線図。
【図2】本発明の車両浮上装置をシャシダイナモメータ
装置に装着した具体的実施例を示す概略側面図。
装置に装着した具体的実施例を示す概略側面図。
【図3】上記具体的実施例の概略平面図。
【図4】上記具体的実施例の車両浮上装置部分の側面
図。
図。
【図5】上記具体的実施例の車両浮上装置部分の平面
図。
図。
【図6】上記具体的実施例のアクチェータ部の部分断面
正面図。
正面図。
【図7】従来のシャシダイナモメータを例示する概略側
面図。
面図。
【図8】上記シャシダイナモメータに装着する車両浮上
装置を例示する要部の部分断面図。
装置を例示する要部の部分断面図。
1…自動車 2,3…ローラ 6…床 9…タイヤ 10…車軸 11…アクチェータ部 12…高さ調整用アクチェータ 13…支台 14…作動アクチェータ 15,16…連通管 17…電空変換器 18…リザーバタンク 20…ビーム 21…車軸支持台
Claims (1)
- 【請求項1】 高さ調整用アクチェータと作動アクチェ
ータとを積重一体化し、上記作動アクチェータに電空変
換器を介して圧搾空気を充填したリザーバタンクを接続
して構成したことを特徴とする車両浮上装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292591A JPH05126682A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 車両浮上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292591A JPH05126682A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 車両浮上装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05126682A true JPH05126682A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17783764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3292591A Pending JPH05126682A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 車両浮上装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05126682A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1251665A2 (en) | 1994-07-25 | 2002-10-23 | Sony Corporation | A method of packet transmission for synchronizing bit-streams between a transmitter and a receiver |
CN102680249A (zh) * | 2012-05-18 | 2012-09-19 | 山东省农业机械科学研究所 | 拖拉机液压提升试验台垂直自动调节装置 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3292591A patent/JPH05126682A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1251665A2 (en) | 1994-07-25 | 2002-10-23 | Sony Corporation | A method of packet transmission for synchronizing bit-streams between a transmitter and a receiver |
CN102680249A (zh) * | 2012-05-18 | 2012-09-19 | 山东省农业机械科学研究所 | 拖拉机液压提升试验台垂直自动调节装置 |
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