JPH05123805A - 車両用ホイールの製造方法 - Google Patents
車両用ホイールの製造方法Info
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- JPH05123805A JPH05123805A JP4096480A JP9648092A JPH05123805A JP H05123805 A JPH05123805 A JP H05123805A JP 4096480 A JP4096480 A JP 4096480A JP 9648092 A JP9648092 A JP 9648092A JP H05123805 A JPH05123805 A JP H05123805A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/28—Making machine elements wheels; discs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/14—Spinning
- B21D22/16—Spinning over shaping mandrels or formers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21D22/20—Deep-drawing
- B21D22/30—Deep-drawing to finish articles formed by deep-drawing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J9/00—Forging presses
- B21J9/02—Special design or construction
- B21J9/025—Special design or construction with rolling or wobbling dies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、より少ない材料のロスで、実質的
により簡単でかつより効率的な方法で軽金属製ホイール
を製造することを目的としている。 【構成】 ハブ部とリム面とを一体に構成してなる軽金
属製車両用ホイールの製造方法が次の工程からなること
を特徴とするものである。 a.鋳造ビレットまたは同様の丸い中実の金属体から実
質的にディスク形の素材(1)を製造すること、 b.前記素材(1)を熱間圧延温度に加熱し、続いて、
回転対称性の予備成形品(2)を作るように、この素材
を旋回転造すること、 c.予備成型品(2)の外側部分を分裂すること、その
後、 d.外側の分裂したリム部をスピン鍛造することによっ
てリム表面を形成すること。
により簡単でかつより効率的な方法で軽金属製ホイール
を製造することを目的としている。 【構成】 ハブ部とリム面とを一体に構成してなる軽金
属製車両用ホイールの製造方法が次の工程からなること
を特徴とするものである。 a.鋳造ビレットまたは同様の丸い中実の金属体から実
質的にディスク形の素材(1)を製造すること、 b.前記素材(1)を熱間圧延温度に加熱し、続いて、
回転対称性の予備成形品(2)を作るように、この素材
を旋回転造すること、 c.予備成型品(2)の外側部分を分裂すること、その
後、 d.外側の分裂したリム部をスピン鍛造することによっ
てリム表面を形成すること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハブ部とリム面とを
一体に構成してなる、軽金属製車両用ホイールの製造方
法に関するものである。
一体に構成してなる、軽金属製車両用ホイールの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軽金属、主にアルミニウム、または、マ
グネシウムから作られるホイールの利用には、多くの原
因からその発展に多くの関心が払われて来ている。最も
重要な理由は次のようなものである。 ー軽量化、特に、一層の安全性と快適さのためにクッシ
ョン性のない質量体の軽量化 ー改善されたブレーキ熱の放散 ーより魅力的なデザイン性 ー改善された仕上げ表面 ーリサイクリングに適すること
グネシウムから作られるホイールの利用には、多くの原
因からその発展に多くの関心が払われて来ている。最も
重要な理由は次のようなものである。 ー軽量化、特に、一層の安全性と快適さのためにクッシ
ョン性のない質量体の軽量化 ー改善されたブレーキ熱の放散 ーより魅力的なデザイン性 ー改善された仕上げ表面 ーリサイクリングに適すること
【0003】したがって、最近、アルミホイール市場の
シェアがかなり拡大して来ている。スポーツカーや高価
なラクシャリーカーは最も強い関心のある領域である。
このことが、軽金属製ホイールの有利な性質をはっきり
と証明している。高価でない車両の間で市場シェアを得
ることができないのは、基本的に、伝統的な鋼製ホイー
ルに比して単に値段が高すぎるということである。
シェアがかなり拡大して来ている。スポーツカーや高価
なラクシャリーカーは最も強い関心のある領域である。
このことが、軽金属製ホイールの有利な性質をはっきり
と証明している。高価でない車両の間で市場シェアを得
ることができないのは、基本的に、伝統的な鋼製ホイー
ルに比して単に値段が高すぎるということである。
【0004】着実に改善されている性能と増大する一層
の信頼性の要素に向かうという一般的な傾向に沿って、
軽金属製ホイールへの関心が増大している。同時に、よ
り大きな制動面に対する要求の増大もある。これは、軽
金属製ホイールのニーズをより一層実現するところのも
の、すなわち、一層の空間とより大きなホイール寸法と
を必要とするということである。
の信頼性の要素に向かうという一般的な傾向に沿って、
軽金属製ホイールへの関心が増大している。同時に、よ
り大きな制動面に対する要求の増大もある。これは、軽
金属製ホイールのニーズをより一層実現するところのも
の、すなわち、一層の空間とより大きなホイール寸法と
を必要とするということである。
【0005】今日、軽金属製ホイールの市場は鋳造によ
って作られたアルミホイールが優位を占めている。この
製造方法は、よく知られた技術に基づいている。しかし
ながら、ホイールの鋳造は範囲の広いかつ時間を食う方
法である。
って作られたアルミホイールが優位を占めている。この
製造方法は、よく知られた技術に基づいている。しかし
ながら、ホイールの鋳造は範囲の広いかつ時間を食う方
法である。
【0006】他の既知の方法は、ディスクのリムを塑性
加工し、そして、最初に鍛造し、つづいて分割し、絞り
(スピンニング)工程の間に圧縮して、軽金属ホイール
を作ることである。このような製造方法は、ノルウェー
特許第154908号およびスエーデン特許第4145
92号や第414593号公報に示されている。最初に
指摘したように、リムに適用される塑性加工による軽金
属製ホイールの製造は、しかしながら、材料の大きなロ
スを含む高価な方法である。さらに、この方法は、ホイ
ールのデザインに僅かな可能性を与えるに過ぎず、それ
ゆえ、この方法は広く利用されるに至っていない。
加工し、そして、最初に鍛造し、つづいて分割し、絞り
(スピンニング)工程の間に圧縮して、軽金属ホイール
を作ることである。このような製造方法は、ノルウェー
特許第154908号およびスエーデン特許第4145
92号や第414593号公報に示されている。最初に
指摘したように、リムに適用される塑性加工による軽金
属製ホイールの製造は、しかしながら、材料の大きなロ
スを含む高価な方法である。さらに、この方法は、ホイ
ールのデザインに僅かな可能性を与えるに過ぎず、それ
ゆえ、この方法は広く利用されるに至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前述の既
知の方法に比して実質的により簡単かつより効率的な方
法で、軽金属ホイールを製造することを目的としてい
る。また、この方法は、ヨリ少ない材料のロスで済む方
法を提供するものである。
知の方法に比して実質的により簡単かつより効率的な方
法で、軽金属ホイールを製造することを目的としてい
る。また、この方法は、ヨリ少ない材料のロスで済む方
法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、次の各工程
によって特徴づけられている。 a.鋳造ビレットまたは同様の丸い中実の金属体から実
質的にディスク形の素材を製造すること、 b.熱間圧延温度に前記素材を加熱し、続いて、回転対
称性の予備予成形品を作るために素材を旋回転造するこ
と、 c.予備成形品の外側部分を分裂させること、その後、 d.外側の分裂部分をスピンニング(絞り)加工するこ
とによってホイールのリム表面を形成すること。
によって特徴づけられている。 a.鋳造ビレットまたは同様の丸い中実の金属体から実
質的にディスク形の素材を製造すること、 b.熱間圧延温度に前記素材を加熱し、続いて、回転対
称性の予備予成形品を作るために素材を旋回転造するこ
と、 c.予備成形品の外側部分を分裂させること、その後、 d.外側の分裂部分をスピンニング(絞り)加工するこ
とによってホイールのリム表面を形成すること。
【0009】この発明の好適な態様としては、ホイール
のハブに特別のデザインを施すために、旋回転造の後で
分裂の前に、予備成形品を押し出しまたは冷間鍛造する
ことができる。さらに、素材はアルミニウムまたはマグ
ネシウムの押し出し棒体から作ることができる。
のハブに特別のデザインを施すために、旋回転造の後で
分裂の前に、予備成形品を押し出しまたは冷間鍛造する
ことができる。さらに、素材はアルミニウムまたはマグ
ネシウムの押し出し棒体から作ることができる。
【0010】
【発明の作用効果】この発明によって製造されたホイー
ルは、つぎのような有利な特性を有している。 ー約15〜30%軽量でかつより頑丈である。 ー腐食抵抗性の改善 ー表面処理の選択の拡大 ー短い工程時間でオートメーション化による最大生産能
力 ー高い再生産性
ルは、つぎのような有利な特性を有している。 ー約15〜30%軽量でかつより頑丈である。 ー腐食抵抗性の改善 ー表面処理の選択の拡大 ー短い工程時間でオートメーション化による最大生産能
力 ー高い再生産性
【0011】
【実施例】以下、この発明は、図面を参照してその例に
ついてより詳細に説明される。前述のように、従来の技
術はディスクのリムの塑性加工による軽金属製ホイール
の製造を含み、リムは、先ず鍛造され、続いて分裂、そ
してスピンニング(絞り)工程で圧縮される。このよう
なリムの必要な厚さと真円度は既知の方法によるホイー
ルの製造では限界である。
ついてより詳細に説明される。前述のように、従来の技
術はディスクのリムの塑性加工による軽金属製ホイール
の製造を含み、リムは、先ず鍛造され、続いて分裂、そ
してスピンニング(絞り)工程で圧縮される。このよう
なリムの必要な厚さと真円度は既知の方法によるホイー
ルの製造では限界である。
【0012】この発明によって、原材料のビレットに同
じ正確さを求めることなくホイールを製造することがで
きる。したがって、この発明の方法の第一工程は、鋳造
ビレットまたは同様の丸い中実の金属体からの実質的に
ディスク形の素材の製造から説明される。このことは、
既知の方法に比して実質的により効率的な方法である。
何故なら、鋳造材料はなんらの前加工なしで利用するこ
とができるからである。かくして、材料の使用量が少な
くてすむばかりでなく、実質的に安い原材費で上げるこ
とができる。
じ正確さを求めることなくホイールを製造することがで
きる。したがって、この発明の方法の第一工程は、鋳造
ビレットまたは同様の丸い中実の金属体からの実質的に
ディスク形の素材の製造から説明される。このことは、
既知の方法に比して実質的により効率的な方法である。
何故なら、鋳造材料はなんらの前加工なしで利用するこ
とができるからである。かくして、材料の使用量が少な
くてすむばかりでなく、実質的に安い原材費で上げるこ
とができる。
【0013】第2工程では、素材1は、図1aに示され
るような旋回鍛造用ローラ3,4によって、図1bに示
されるような回転対称性の特別の断面形状の予備成形品
2に加工される。相互の回転は、回転駆動される下部部
材3と自由に回転できる、“シンカー”と呼ばれている
上部部材4との間で行われる。2個の部材の回転軸は、
殆どの場合1から10度である固定角を形成している。
各部材は予備成形品に必要な特有の形を与えるように形
付けられている。もし、望まれるならば、下部部材3に
はビレットの取り扱い(取り外しなど)を容易にするた
めに、プランジャー5が設けられる。
るような旋回鍛造用ローラ3,4によって、図1bに示
されるような回転対称性の特別の断面形状の予備成形品
2に加工される。相互の回転は、回転駆動される下部部
材3と自由に回転できる、“シンカー”と呼ばれている
上部部材4との間で行われる。2個の部材の回転軸は、
殆どの場合1から10度である固定角を形成している。
各部材は予備成形品に必要な特有の形を与えるように形
付けられている。もし、望まれるならば、下部部材3に
はビレットの取り扱い(取り外しなど)を容易にするた
めに、プランジャー5が設けられる。
【0014】旋回転造の間、ビレットは、その構成材料
の種類による圧延温度(例えば、450〜520度C)
に加熱される。加熱された素材1を下部部材3(図1
a)の上に置くと、下部部材3が回転する。上部部材4
は下方に動き、素材(被加工品)に接して回転を始め
る。素材1が転造されたとき、上部部材4は戻り、加工
された予備成形品2は取り出される。
の種類による圧延温度(例えば、450〜520度C)
に加熱される。加熱された素材1を下部部材3(図1
a)の上に置くと、下部部材3が回転する。上部部材4
は下方に動き、素材(被加工品)に接して回転を始め
る。素材1が転造されたとき、上部部材4は戻り、加工
された予備成形品2は取り出される。
【0015】ホイールディスク(ハブ)が回転対称性の
デザインを有するホイールにとって、旋回転造が最終ホ
イール製品のホイールディスク(ハブ)部の完全な塑性
加工を完成する。
デザインを有するホイールにとって、旋回転造が最終ホ
イール製品のホイールディスク(ハブ)部の完全な塑性
加工を完成する。
【0016】アルミニウム合金は、しかしながら、追加
の冷間の塑性加工に非常に適し、非常に容易にソフトな
状態で形付けすることができる。そして、種々の加工工
程によって、特に冷間鍛造によって、実質的に自由なデ
ザインに対して多くの順応性と多くの変形の可能性とを
与え、一方、構造的および機構的な性質が改善される工
程にアクセスすることができる。この加工は一つあるい
は複数の工程で導入されることができ、非常に複雑なデ
ザイン、非常に正確な形状、平滑で精細な表面仕上げを
与えることができる。冷間鍛造によって、デザインの可
能性は、純粋な回転対称性の範囲に開かれている。事実
上、上述の方法は、自由なデザインに対して多くの可能
性を提供し、ほんの僅かばかりの制限を与えるに過ぎな
いものである。
の冷間の塑性加工に非常に適し、非常に容易にソフトな
状態で形付けすることができる。そして、種々の加工工
程によって、特に冷間鍛造によって、実質的に自由なデ
ザインに対して多くの順応性と多くの変形の可能性とを
与え、一方、構造的および機構的な性質が改善される工
程にアクセスすることができる。この加工は一つあるい
は複数の工程で導入されることができ、非常に複雑なデ
ザイン、非常に正確な形状、平滑で精細な表面仕上げを
与えることができる。冷間鍛造によって、デザインの可
能性は、純粋な回転対称性の範囲に開かれている。事実
上、上述の方法は、自由なデザインに対して多くの可能
性を提供し、ほんの僅かばかりの制限を与えるに過ぎな
いものである。
【0017】図2の(a),(b)および(c)図に
は、冷間鍛造の例が示されている。予備成形品2は、旋
回転造の工程の後に、予備成形品2に望まれるデザイン
を与えるために、上型6および下型7の間でプレスされ
る。前述のように、この工程は、この発明に必要な工程
ではなく、代替できる任意の工程である。
は、冷間鍛造の例が示されている。予備成形品2は、旋
回転造の工程の後に、予備成形品2に望まれるデザイン
を与えるために、上型6および下型7の間でプレスされ
る。前述のように、この工程は、この発明に必要な工程
ではなく、代替できる任意の工程である。
【0018】予備成形品2が旋回転造された後、また
は、任意のプレスにより冷間鍛造された後、ホイールの
リム面を形成する外部が分裂される。これがこの発明の
第3工程であり、図3(a)および図3(b)に示され
ている。図に示されるように、予備成形品は回動するホ
ルダー8に固定され、分裂用ローラ9によって2個のリ
ング状部10および11にその周囲に沿って分裂され
る。
は、任意のプレスにより冷間鍛造された後、ホイールの
リム面を形成する外部が分裂される。これがこの発明の
第3工程であり、図3(a)および図3(b)に示され
ている。図に示されるように、予備成形品は回動するホ
ルダー8に固定され、分裂用ローラ9によって2個のリ
ング状部10および11にその周囲に沿って分裂され
る。
【0019】予備成形型品13の分裂によって、リム面
が、図4(a)および図4(b)に示されるように、そ
の形にスピン鍛造される。被加工材料は上部および下部
加圧ダイ16および17からなる回転部材に保持され
る。絞りローラ12は回転し、異なった長さを有するリ
ムフレーム14,15(図4(b))となるように、リ
ング状部10および11(図3(b),図4(a)参
照)を外側に伸ばす。この発明の方法のこの最終の第4
工程は、再び少ない材料で有利な経済的重量をもたらす
材料の最適分布を可能にする。供給の改善された安定性
によって、スピン鍛造された表面は、鋳造や切削加工表
面に比して優れた構造および性質を有している。
が、図4(a)および図4(b)に示されるように、そ
の形にスピン鍛造される。被加工材料は上部および下部
加圧ダイ16および17からなる回転部材に保持され
る。絞りローラ12は回転し、異なった長さを有するリ
ムフレーム14,15(図4(b))となるように、リ
ング状部10および11(図3(b),図4(a)参
照)を外側に伸ばす。この発明の方法のこの最終の第4
工程は、再び少ない材料で有利な経済的重量をもたらす
材料の最適分布を可能にする。供給の改善された安定性
によって、スピン鍛造された表面は、鋳造や切削加工表
面に比して優れた構造および性質を有している。
【0020】例1 ディスク形の素材がAlMgSiの合金の鋳造品または
押し出しビレットから(切断して)作られる(第1工
程)。素材のディスクは520度Cの適当な熱間圧延温
度に加熱され、続いて、次の加工に先立って特別の形と
寸法を作るために(シンカーがビレットすなわち予備成
形品の形を決定する。)、旋回転造される(第2工
程)。転造された材料は、今やこの発明の方法である第
3工程および第4工程にしたがって、さらに加工される
ことができる。しかし、回転対称性から作り出される特
別のデザインをホイールに与えることが好ましいので、
転造された予備成形品材料は冷間鍛造される。この冷間
鍛造に続いて、予備成形品は分裂作業のために固定さ
れ、この成形品の周囲に沿って分裂される(第3工
程)。最終的に、リム面がスピン鍛造され(第4工
程)、この後で、ホイールはその最終形状が得られる。
押し出しビレットから(切断して)作られる(第1工
程)。素材のディスクは520度Cの適当な熱間圧延温
度に加熱され、続いて、次の加工に先立って特別の形と
寸法を作るために(シンカーがビレットすなわち予備成
形品の形を決定する。)、旋回転造される(第2工
程)。転造された材料は、今やこの発明の方法である第
3工程および第4工程にしたがって、さらに加工される
ことができる。しかし、回転対称性から作り出される特
別のデザインをホイールに与えることが好ましいので、
転造された予備成形品材料は冷間鍛造される。この冷間
鍛造に続いて、予備成形品は分裂作業のために固定さ
れ、この成形品の周囲に沿って分裂される(第3工
程)。最終的に、リム面がスピン鍛造され(第4工
程)、この後で、ホイールはその最終形状が得られる。
【0021】ホイールは続いて熱処理を受け、機械加工
と表面処理をされるが、これらの工程はこの発明の方法
の部分ではない。
と表面処理をされるが、これらの工程はこの発明の方法
の部分ではない。
【0022】例2 素材のデイスクは、鋳造または押し出された合金AZ3
1のマグネシウム棒体にから作られている(第1工
程)。素材は480度Cまで加熱され、旋回転造される
(第2工程)。このビレットすなわち素材の加熱工程と
一緒に、再結晶化が生じる。したがって、予め形付けら
れたビレット素材すなわち予備成形品は冷間鍛造の間適
当な強度を有し、その予備成形品は少なくとも220度
Cの温度に保たれなければならない。冷間鍛造の後に、
予備成形品は分裂され、450度Cで応力除去の焼きな
まし処理がなされる(第3工程)。リム面のスピニング
工程(へら絞り工程)が、220度C以上の温度で最終
的に行われる。
1のマグネシウム棒体にから作られている(第1工
程)。素材は480度Cまで加熱され、旋回転造される
(第2工程)。このビレットすなわち素材の加熱工程と
一緒に、再結晶化が生じる。したがって、予め形付けら
れたビレット素材すなわち予備成形品は冷間鍛造の間適
当な強度を有し、その予備成形品は少なくとも220度
Cの温度に保たれなければならない。冷間鍛造の後に、
予備成形品は分裂され、450度Cで応力除去の焼きな
まし処理がなされる(第3工程)。リム面のスピニング
工程(へら絞り工程)が、220度C以上の温度で最終
的に行われる。
【図1】図1の(a)および(b)図はこの発明の方法
の第2工程の概略を示す要部断面図である。
の第2工程の概略を示す要部断面図である。
【図2】図2の(a),(b)および(c)図は代替の
工程を示す要部断面図である。
工程を示す要部断面図である。
【図3】図3の(a)および(b)図はこの発明の方法
の第3工程を示す要部断面図である。
の第3工程を示す要部断面図である。
【図4】図4の(a)および(b)図はこの発明の方法
の第4工程を示す要部断面図である。
の第4工程を示す要部断面図である。
1 素材 2 予備成形品 3 下部部材 4 上部部材 5 プランジャー 6 上型 7 下型 8 ホルダー 9 分裂用ローラ 10,11 リング状部 13 予備成形品 14,15 リム表面 16,17 ダイ
Claims (4)
- 【請求項1】 a.鋳造ビレットまたは同様の丸い中実
の金属体から実質的にディスク形の素材を製造するこ
と、 b.前記素材を熱間圧延温度に加熱し.続いて、回転対
称性の予備成形品とするためにこの素材を旋回転造する
こと、 c.予備成形品の外側部分を分裂させること、その後、 d.外側の分裂したリム部をスピン鍛造することによっ
てリム表面を形成すること、 上記a〜dの工程を特徴とする、ハブ部とリム面とを一
体に構成してなる軽金属製車両用ホイールの製造方法。 - 【請求項2】 ホイールのハブ部に所望の特別のデザイ
ンを施すために、予備成形品を圧縮加工または冷間鍛造
することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 素材がアルミニウム合金の押し出された
棒体から作られることを特徴とする請求項1または請求
項2のいずれかに記載の方法。 - 【請求項4】 原材料がマグネシウム合金の押し出され
た棒体から作られることを特徴とする請求項1または請
求項2のいずれかに記載の方法。
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