JPH05123324A - 羊水の破水鑑別パツド - Google Patents
羊水の破水鑑別パツドInfo
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- JPH05123324A JPH05123324A JP3288807A JP28880791A JPH05123324A JP H05123324 A JPH05123324 A JP H05123324A JP 3288807 A JP3288807 A JP 3288807A JP 28880791 A JP28880791 A JP 28880791A JP H05123324 A JPH05123324 A JP H05123324A
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Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 妊婦が生理用パッドと同様に装着することに
より羊水の破水を知ることができる。 【構成】 羊水の接触により色調が変化するブロムチモ
ールブルー（ＢＴＢ）を含浸性シート片７に含浸させた
pH指示薬シート６を備えている。 【効果】 羊水の破水時に吸収性パッド本体が羊水を吸
収してpH指示薬シートが変色し、妊婦自身が破水をただ
ちに知ることができる。
より羊水の破水を知ることができる。 【構成】 羊水の接触により色調が変化するブロムチモ
ールブルー（ＢＴＢ）を含浸性シート片７に含浸させた
pH指示薬シート６を備えている。 【効果】 羊水の破水時に吸収性パッド本体が羊水を吸
収してpH指示薬シートが変色し、妊婦自身が破水をただ
ちに知ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、妊婦自身が装着して羊
水の破水を判断できる羊水の破水鑑別パッドに関する。
水の破水を判断できる羊水の破水鑑別パッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、妊婦の羊水の破水の判断の方法と
しては、病院などで妊婦の腟内から採取した粘液につい
て「酸度検査法」、「毳毛証明法」「胎脂証明法」「樹
枝状結晶証明法」が知られている。
しては、病院などで妊婦の腟内から採取した粘液につい
て「酸度検査法」、「毳毛証明法」「胎脂証明法」「樹
枝状結晶証明法」が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、いずれ
も妊婦自身が羊水の破水を鑑別することができず、通院
や、入院して医師による診断を受ける外なく、しかも、
破水の鑑別はいずれも破水と思われる時点から１時間以
内に行わないと信頼性がない。例えば、切迫流産、切迫
早産による入院時や家庭での安静時の、その後の出血、
またはさらに羊水が破水したときは、胎児の生死につい
て重要な要素になるが、通院治療の来院時や羊水漏出の
少ない場合は、破水の確定診断が困難になる。また、分
娩前の妊婦の破水診断においても、自覚症状の少ない少
量破水の場合は、来院しない患者も多く、来院したとし
ても破水後24時間経過した患者もあり、さらに、妊婦が
遠隔地より通院している場合、入院の支度などに時間を
費やし、破水後１時間以上経過することが多くあり、医
師は頸管粘液と羊水を識別し難くなる。また、破水後、
子宮口に胎児の頭が栓をして破水が止まる場合や、高位
破水の場合、来院時には羊水漏出がなく医師の診断が困
難になる。さらに、妊婦は妊娠38週目あたりから破水の
可能性が最大となるが、破水する量は個人差があり、尿
と間違える場合がよくあり、破水の場合は、緊急の処置
をする必要がある。このためいずれの場合もとりあえず
病院へ行き医師の診療を受けなければならない問題があ
った。
も妊婦自身が羊水の破水を鑑別することができず、通院
や、入院して医師による診断を受ける外なく、しかも、
破水の鑑別はいずれも破水と思われる時点から１時間以
内に行わないと信頼性がない。例えば、切迫流産、切迫
早産による入院時や家庭での安静時の、その後の出血、
またはさらに羊水が破水したときは、胎児の生死につい
て重要な要素になるが、通院治療の来院時や羊水漏出の
少ない場合は、破水の確定診断が困難になる。また、分
娩前の妊婦の破水診断においても、自覚症状の少ない少
量破水の場合は、来院しない患者も多く、来院したとし
ても破水後24時間経過した患者もあり、さらに、妊婦が
遠隔地より通院している場合、入院の支度などに時間を
費やし、破水後１時間以上経過することが多くあり、医
師は頸管粘液と羊水を識別し難くなる。また、破水後、
子宮口に胎児の頭が栓をして破水が止まる場合や、高位
破水の場合、来院時には羊水漏出がなく医師の診断が困
難になる。さらに、妊婦は妊娠38週目あたりから破水の
可能性が最大となるが、破水する量は個人差があり、尿
と間違える場合がよくあり、破水の場合は、緊急の処置
をする必要がある。このためいずれの場合もとりあえず
病院へ行き医師の診療を受けなければならない問題があ
った。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、妊婦が生理用パッドと同様に装着するだけで自身で
ただちに破水の状態を知ることができ、また、医師の診
療にも適確を期することができる羊水の破水鑑別パッド
を提供するものである。
で、妊婦が生理用パッドと同様に装着するだけで自身で
ただちに破水の状態を知ることができ、また、医師の診
療にも適確を期することができる羊水の破水鑑別パッド
を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の羊水の破水鑑別
パッドは、羊水の接触により色調が変化するブロムチモ
ールブルー（ＢＴＢ）を含浸性シート片に含浸させたpH
指示薬シートを備えたものである。
パッドは、羊水の接触により色調が変化するブロムチモ
ールブルー（ＢＴＢ）を含浸性シート片に含浸させたpH
指示薬シートを備えたものである。
【０００６】
【作用】本発明の羊水の破水鑑別パッドは、PH指示薬で
あるブロムチモールブルーがpH６．０〜pH７．６で黄色
から青色の変色域をもち、一般に腟内のpHはその自浄作
用により３．４〜４．５程度に保たれ、羊水がPH７．５
〜pH８．４であることから破水によりpH指示薬パッド本
体が吸収した羊水によってブロムチモールブルーが黄色
から青色に変色し、破水を妊婦自身がただちに知ること
ができる。
あるブロムチモールブルーがpH６．０〜pH７．６で黄色
から青色の変色域をもち、一般に腟内のpHはその自浄作
用により３．４〜４．５程度に保たれ、羊水がPH７．５
〜pH８．４であることから破水によりpH指示薬パッド本
体が吸収した羊水によってブロムチモールブルーが黄色
から青色に変色し、破水を妊婦自身がただちに知ること
ができる。
【０００７】
【実施例】本発明の羊水の破水鑑別パッドの一実施例の
構成を図面によって説明する。
構成を図面によって説明する。
【０００８】１は吸収性パッド本体であり、綿状パルプ
を積層した吸収体２と、この吸収体２を包んで下面で重
ね合わせた不織布３と、この不織布３の下面から両側面
と上面の一部にかけて中央部を残して包んだ防水性ラミ
ネート紙４と、このラミネート紙４の外側を包み下面で
重ね合わせた不織布５とよりなる。
を積層した吸収体２と、この吸収体２を包んで下面で重
ね合わせた不織布３と、この不織布３の下面から両側面
と上面の一部にかけて中央部を残して包んだ防水性ラミ
ネート紙４と、このラミネート紙４の外側を包み下面で
重ね合わせた不織布５とよりなる。
【０００９】６は紙綿または布よりなるシート片７にPH
指示薬であるブロムチモールブルー（以下ＢＴＢとす
る）を含浸したpH指示薬シートであり、前記パッド本体
１の不織布３の上面中央部と不織布５との間にパッド本
体１の長さ方向に沿って幅50mmのシート片７を一枚、ま
たは、細幅の幅０．５cm〜１．５cmのシート片７を２枚
〜４枚並列して挿入する。
指示薬であるブロムチモールブルー（以下ＢＴＢとす
る）を含浸したpH指示薬シートであり、前記パッド本体
１の不織布３の上面中央部と不織布５との間にパッド本
体１の長さ方向に沿って幅50mmのシート片７を一枚、ま
たは、細幅の幅０．５cm〜１．５cmのシート片７を２枚
〜４枚並列して挿入する。
【００１０】製造に際しては、積層した綿状パルプより
なる吸収体２を不織布３で包み、不織布３にpH指示薬シ
ート６を重ねて全体をプレスローラで圧搾し、次に、pH
指示薬シート６の部分を残すようにして全体をラミネー
ト紙４で包み、さらに、全体を不織布５で包み、長さ方
向の両端をヒートシールし、下面に、幅３mm、長さ６０
mmのずれ止め粘着剤を２５mm間隔で２列に塗布し、接着
面に剥離紙８を圧着する。
なる吸収体２を不織布３で包み、不織布３にpH指示薬シ
ート６を重ねて全体をプレスローラで圧搾し、次に、pH
指示薬シート６の部分を残すようにして全体をラミネー
ト紙４で包み、さらに、全体を不織布５で包み、長さ方
向の両端をヒートシールし、下面に、幅３mm、長さ６０
mmのずれ止め粘着剤を２５mm間隔で２列に塗布し、接着
面に剥離紙８を圧着する。
【００１１】なお、前記pH指示薬のＢＴＢは次の構造式
を有し、変色域はPH６．０（黄）〜PH7.6(青）である。
を有し、変色域はPH６．０（黄）〜PH7.6(青）である。
【００１２】
【化１】
【００１３】なお、PH指示薬シート６に含浸させるＢＴ
Ｂの濃度は、１０mg／ｍ2 〜１０００mg／ｍ2 である。
Ｂの濃度は、１０mg／ｍ2 〜１０００mg／ｍ2 である。
【００１４】次にこの実施例の作用を説明する妊婦が生
理用吸収パッドと同様にして装着しておくことにより、
破膜により羊水が吸収性パッド本体１に吸収されると、
同時にpH指示薬シート６が羊水を吸収し、含浸したＢＴ
Ｂと反応して黄色から青色に変色する。したがって、破
水をただちに知ることができる。
理用吸収パッドと同様にして装着しておくことにより、
破膜により羊水が吸収性パッド本体１に吸収されると、
同時にpH指示薬シート６が羊水を吸収し、含浸したＢＴ
Ｂと反応して黄色から青色に変色する。したがって、破
水をただちに知ることができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、羊水の破水時に吸収性
パッド本体が羊水を吸収してpH指示薬シートが変色さ
れ、妊婦自身が破水をただちに知ることができ、切迫流
産、切迫早産の治療中の破水診断や、分娩前の妊婦の破
水診断を迅速適確にすることができる。
パッド本体が羊水を吸収してpH指示薬シートが変色さ
れ、妊婦自身が破水をただちに知ることができ、切迫流
産、切迫早産の治療中の破水診断や、分娩前の妊婦の破
水診断を迅速適確にすることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す羊水の破水鑑別パッド
の縦断正面図である。
の縦断正面図である。
【図２】同上一部を切り欠いた平面図である。
１ 吸収性パッド本体 ６ PH指示薬シート
Claims (1)
- 【請求項１】 羊水の接触により色調が変化するブロム
チモールブルー（ＢＴＢ）を含浸性シート片に含浸させ
たpH指示薬シートを備えたことを特徴とする羊水の破水
鑑別パッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3288807A JPH07108292B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 羊水の破水鑑別パッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3288807A JPH07108292B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 羊水の破水鑑別パッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123324A true JPH05123324A (ja) | 1993-05-21 |
| JPH07108292B2 JPH07108292B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17734989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3288807A Expired - Lifetime JPH07108292B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 羊水の破水鑑別パッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108292B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE29514562U1 (de) * | 1995-09-04 | 1995-11-16 | Rühl, Britta, 23623 Ahrensbök | Fruchtwasserindikator zur Selbstkontrolle über Fruchtwasserverlust |
| FR2753630A1 (fr) * | 1996-09-20 | 1998-03-27 | Montmarin Jean Luc De | Utilisation de protections periodiques feminines, externes ou internes, comme support de traitements preventifs ou curatifs, de reactifs ou comme moyen de prelevement biologique |
| WO1999002985A1 (en) * | 1997-07-11 | 1999-01-21 | Rosengreen Lea T | Wearable amniotic fluid detection device |
| GB2353357A (en) * | 1999-08-14 | 2001-02-21 | Inverclyde Biolog | Amniotic fluid detection |
| JP2008505695A (ja) * | 2004-07-07 | 2008-02-28 | オブステケア インコーポレイテッド | 出産過程の測定方法 |
| WO2013008239A1 (en) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | Mor Gideon | Noninvasive detection of meconium in amniotic fluid |
| WO2022153291A1 (en) * | 2021-01-12 | 2022-07-21 | Peptonic Medical Israel Ltd | Wearable device for detection of amniotic fluid |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3033604U (ja) * | 1996-07-15 | 1997-01-28 | 株式会社リボール | 住宅用バルコニードレイン回りの構造 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP3288807A patent/JPH07108292B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3033604U (ja) * | 1996-07-15 | 1997-01-28 | 株式会社リボール | 住宅用バルコニードレイン回りの構造 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE29514562U1 (de) * | 1995-09-04 | 1995-11-16 | Rühl, Britta, 23623 Ahrensbök | Fruchtwasserindikator zur Selbstkontrolle über Fruchtwasserverlust |
| FR2753630A1 (fr) * | 1996-09-20 | 1998-03-27 | Montmarin Jean Luc De | Utilisation de protections periodiques feminines, externes ou internes, comme support de traitements preventifs ou curatifs, de reactifs ou comme moyen de prelevement biologique |
| WO1999047121A1 (fr) * | 1996-09-20 | 1999-09-23 | Montmarin Jean Luc De | Utilisation des protections periodiques feminines externes ou internes comme support d'agents therapeutiques et diagnostiques |
| WO1999002985A1 (en) * | 1997-07-11 | 1999-01-21 | Rosengreen Lea T | Wearable amniotic fluid detection device |
| GB2353357A (en) * | 1999-08-14 | 2001-02-21 | Inverclyde Biolog | Amniotic fluid detection |
| JP2008505695A (ja) * | 2004-07-07 | 2008-02-28 | オブステケア インコーポレイテッド | 出産過程の測定方法 |
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| WO2022153291A1 (en) * | 2021-01-12 | 2022-07-21 | Peptonic Medical Israel Ltd | Wearable device for detection of amniotic fluid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07108292B2 (ja) | 1995-11-22 |
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Legal Events
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