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JPH051191U - 圧着装置 - Google Patents

圧着装置

Info

Publication number
JPH051191U
JPH051191U JP1988691U JP1988691U JPH051191U JP H051191 U JPH051191 U JP H051191U JP 1988691 U JP1988691 U JP 1988691U JP 1988691 U JP1988691 U JP 1988691U JP H051191 U JPH051191 U JP H051191U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crimping
pressure
sleeve
pressure sensor
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1988691U
Other languages
English (en)
Inventor
幸平 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP1988691U priority Critical patent/JPH051191U/ja
Publication of JPH051191U publication Critical patent/JPH051191U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でもって圧着スリーブの圧着動作
と共に保持動作を行わせて、圧着作業時におけるスリー
ブの電線からの離脱防止及び作業性の向上を図る。 【構成】 ブースタ10と圧着機1とを備えた圧着装置
において、ブースタ10の2次側オイル室13内の圧力
が各々所定の設定圧になったときに切換作動をする低圧
センサ21及び高圧センサ22と、保持操作及び圧着操
作に切換え可能な制御ボックス23とを設ける。そし
て、保持操作では、上記低圧センサ21の設定圧でもっ
て上記圧着機1の可動ダイス3aを移動させて該圧着機
1に圧着スリーブを保持させる。また、圧着操作では、
上記高圧センサ22の設定圧でもって上記圧着機1の可
動ダイス3aを移動させて圧着スリーブの圧着動作を行
わせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線等の固縛に使用される圧着装置に関し、特に、圧着作業の作業 性の向上対策に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電線等を束ねて固縛する際、束ねた電線を、一部が開放した圧着ス リ―ブ内に挿入して、この圧着スリ―ブを圧着装置でかしめるようにしている。 そして、この種の圧着装置は、例えば実開昭63−89691号公報に開示され ているように、内蔵されたブースタ(圧力変換器)にオイルポンプからの1次側 オイルを供給し、このブースタによって2次側オイルの圧力を高圧とし、この2 次側オイルの圧力を圧着機に作用させる。これによって圧着機の可動ダイスを静 止ダイス側へ移動させ、予め両ダイス間に配置しておいた上記圧着スリーブをか しめるようにしている。このように、可動ダイスは、ブースタの作動によって発 生される2次側オイルの圧力のみによって、その移動が行われるようになってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、圧着スリーブ内に電線を挿入する前に、予め、両ダイスによって圧 着スリーブを保持させようとすると、圧着スリーブが変形しない力で保持する必 要があり、圧着スリーブの弾性変形領域内でブースタ内のラム(昇圧部材)を止 めるようにしなければならず、そのタイミングが遅れると、圧着スリーブが変形 して該圧着スリーブ内に電線が挿入できなくなるおそれがある。そのため、従来 では、予め電線を圧着スリーブ内に挿入しておき、圧着スリーブの配設位置に圧 着機を設置し、この状態で圧着機の両ダイス間に圧着スリーブを挿入した後、か しめるようにしている。しかし、この方法では、かしめられていない圧着スリー ブが圧着機に保持されることなく、電線に係合されている状態があるので、圧着 スリーブが電線から離脱して落下するおそれがあるばかりでなく、圧着スリーブ の配置部分に圧着機を位置決めするという面倒な作業を必要とし、作業能率の低 下に繋がっていた。
【0004】 本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、圧 着機に対して、簡単な構成でもってスリーブの保持動作と共に圧着動作を行わせ るようになし、もって、圧着作業時におけるスリーブの電線からの離脱を防止し ながら作業性の向上を図り得る圧着装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の解決手段は、圧着装置として、受圧面積の 異なる受圧面を有する昇圧部材を収容し、受圧面積の大きい側に1次側流体室が 設けられ、受圧面積の小さい側に2次側流体室が設けられた圧力変換器と、該圧 力変換器の2次側流体室に連通する圧力室が設けられ、該圧力室に作用する流体 圧力によって移動する可動部材を有する圧着機とを備えることを前提とする。そ して、更に、上記圧力変換器の2次側流体室内の圧力が各々所定の設定圧になっ たときに切換作動をする低圧センサ及び高圧センサと、上記低圧センサの設定圧 でもって上記圧着機の可動部材を移動させて該圧着機に圧着部材を保持させる保 持操作と、上記高圧センサの設定圧でもって上記圧着機の可動部材を移動させて 圧着部材の圧着動作を行わせる圧着操作とに切換え可能な切換操作手段とを備え る構成とする。
【0006】
【作用】
上記の構成により、本考案では、圧着部材(スリ―ブ)を電線等にかしめる場 合には、先ず、圧着部材を圧着機の静止部材と可動部材との間に位置させた後、 切換操作手段を保持操作に切換える。すると、低圧センサの設定圧つまり低圧で もって上記圧着機の可動部材が静止部材側に移動して、この両部材間に圧着部材 が変形することなくかつ確実に保持される。続いて、圧着部材を保持した圧着機 を電線等に近付け、上記圧着部材内に電線等を挿入する。しかる後、切換操作手 段を保持操作から圧着操作に切換える。すると、高圧センサの設定圧つまり高圧 でもって上記圧着機の可動部材が静止部材側に移動して圧着部材の圧着動作が行 われ、圧着部材が電線等にかしめられる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1は本考案の一実施例に係わる圧着装置Mを示す。この圧着装置Mは、図2 に示すように、束ねられた複数本の電線w,w,…を圧着部材としての圧着スリ ーブs内に挿入した状態で、圧着機1の可動部材としての可動ダイス3aを静止 部材としての静止ダイス2a側に向って移動させることにより、この圧着スリー ブsをかしめて、上記電線w,w,…を固縛するものである。
【0009】 図2に示すように、上記圧着機1は、静止ダイス2aを備えた圧着機本体2と 、可動ダイス3aを備えた移動部材3とで構成されている。上記圧着機本体2は 圧力室としての油圧シリンダ2bを備えており、該油圧シリンダ2bは、後述す るブースタ10の2次側オイル室13に接続されている。一方、上記移動部材3 は、上記油圧シリンダ2b内に挿通されたピストンロッド3bを備えており、該 ピストンロッド3bの後端面に作用する油圧によって移動部材3が前進し、これ によって、可動ダイス3aと静止ダイス2aとの間隔が小さくなるように構成さ れている。
【0010】 また、上記ピストンロッド3bの外側にはコイルスプリング3cが配設されて いる。該コイルスプリング3cの一端はピストンロッド3bの後端縁に、他端は 油圧シリンダ2bの前端部にそれぞれ当接されていて、このコイルスプリング3 cによって移動部材3は常に後退側(第2図左方向)への付勢力が与えられてい る。
【0011】 次に、上記圧着機1を作動させる、第1図に示す圧着装置Mの油圧回路5につ いて説明する。
【0012】 すなわち、この油圧回路5において、6は油ポンプであって、該油ポンプ6は 供給油路7を介して電磁制御弁8の圧力ポートに接続されており、該電磁制御弁 8のリターンポートはオイルタンク9に接続されている。上記電磁制御弁8は4 ポート3位置型で中立位置がPR接続に構成され、そのAポート及びBポートは 圧力変換器としてのブースタ10に接続されている。上記ブースタ10は内部に 昇圧部材としてのラム11を収容しており、該ラム11は、その両端に受圧面積 の異なる受圧面を有し、その受圧面積の大きい側には1次側流体室としての1次 側オイル室12が、受圧面積の小さい側には2次側流体室としての2次側オイル 室13がそれぞれ形成されている。上記1次側オイル室12は油通路14を介し て上記電磁制御弁8のAポートに接続されている一方、上記2次側オイル室13 は油通路15を介して上記油圧シリンダ2bに接続されている。また、ブースタ 10のロッド側の背圧室16は油通路17を介して上記電磁制御弁8のBポート に接続されている。
【0013】 また、21は上記2次側オイル室13内の圧力が低い所定の設定圧(例えば1 5kg/cm2 )になったときに切換作動をする低圧センサ、22は同じく2次側オ イル室13内の圧力が所定の設定圧(例えば700kg/cm2 )になったときに切 換作動をする高圧センサであり、上記両センサ21,22の切換信号は、切換操 作手段としての制御ボックス23に入力される。上記制御ボックス23は、スイ ッチ操作により保持操作と圧着操作とが選択され、保持操作では上記低圧センサ 21の設定圧でもって上記圧着機1の可動ダイス3aを移動させて該圧着機1に 圧着スリーブを保持させ、圧着操作では上記高圧センサ22の設定圧でもって上 記圧着機1の可動ダイス3aを移動させて圧着部材の圧着動作を行わせるよう上 記電磁制御弁8に対して制御信号を出力してその切換えを制御するようになって いる。尚、24はブースタ10の2次側オイル室13に逆止弁25を介して連通 されたオイルタンクであって、油通路15の接続部を着脱するときなどに油洩れ が発生した場合にこれを補給するようになっている。
【0014】 次に、上記実施例の圧着装置Mを用いて圧着スリーブsで電線w,w,…を固 縛する場合の作動手順ついて説明する。
【0015】 先ず始めに、圧着スリーブsを、圧着機1の可動ダイス3aと静止ダイス2a との間に挿入する。この状態において、制御ボックス23を保持操作に切換える と、該制御ボックス23からの制御信号により電磁制御弁8が中立位置からa位 置に切換わり、油ポンプ6から圧油が供給油路7及び油通路14を介してブース タ10の1次側オイル室12に供給されるとともに、ブースタ10の背圧室16 がドレンされることにより、ブースタ10のラム11が2次側オイル室13側に 移動し、これに伴い2次側オイル室13内の油圧が上昇し、この油圧でもって圧 縮機1の可動ダイス3aが静止ダイス2a側に移動して両ダイス3a,2a間に 圧着スリーブsが保持される。この際、上記2次側オイル室13内の油圧が低圧 センサ21の設定圧以上に上昇すると、制御ボックス23の制御に基づいて電磁 制御弁8が中立位置に切換わる。このため、圧縮機1の可動ダイス3aは低圧の 油圧でもって移動して静止ダイス2aとの間に圧着スリーブsを保持するので、 圧着スリーブsを変形させることはなく、また、圧着スリーブsの保持を迅速に かつ確実に行うことができる。
【0016】 続いて、上記圧着スリーブsを両ダイス2a,3a間に保持した圧着機1を電 線に近付け、該圧着スリーブs内に電線w,w,…の束を挿入する。しかる後、 制御ボックス23を保持操作から圧着操作に切換える。すると、電磁制御弁8は 、2次側オイル室13内の油圧が高圧センサ22で設定された高圧の圧力になる までa位置に切換えられた状態のままになるので、圧縮機1の可動ダイス3aは 高圧の油圧を受けて移動して静止ダイス2aとの間で圧着スリーブsがかしめら れ、このスリーブsで電線w,w,…が固縛される。この作業中、圧着スリーブ sは、常に圧縮機1により確実に保持されているので、圧着スリーブsが離脱、 落下することはなく、作業の安全性を確保することができる。
【0017】 そして、上記2次側オイル室13内の油圧が高圧センサ22の設定圧にまで昇 圧して固着スリーブsがかしめられると、電磁制御弁8はb位置に切換えられ、 油ポンプ6から圧油が供給油路7及び油通路17を介してブースタ10の背圧室 16に供給されるとともに、ブースタ10の1次側オイル室12がドレンされる ことにより、ラム11は1次側オイル室12側に移動し元の位置に戻る。
【0018】 尚、上記実施例では、一定圧の低圧センサ21及び高圧センサ22を用いてい るが、可変の圧力センサを用いてもよいの勿論である。
【0019】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の圧着装置によれば、電線の固縛作業などのときには、予 め圧着機により圧着部材が変形することなくかつ確実に保持させるので、圧着部 材の離脱・落下事故を防止することができるとともに、作業の迅速化・能率化を を図ることができる。しかも、構成は、従来の圧着装置に対し、二つの圧力セン サと切換操作手段とを付加するだけの簡単なものであるので、実施化を図る上で 非常に有利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す圧着装置の全体構成図で
ある。
【図2】同じく圧着機の側面図である。
【符号の説明】
1 圧着機 2b 油圧シリンダ(圧力室) 3a 可動ダイス(可動部材) 10 ブースタ(圧力変換器) 11 ラム(昇圧部材) 12 1次側オイル室(1次側流体室) 13 2次側オイル室(2次側流体室) 21 低圧センサ 22 高圧センサ 23 制御ボックス(切換操作手段)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 受圧面積の異なる受圧面を有する昇圧部
    材を収容し、受圧面積の大きい側に1次側流体室が設け
    られ、受圧面積の小さい側に2次側流体室が設けられた
    圧力変換器と、該圧力変換器の2次側流体室に連通する
    圧力室が設けられ、該圧力室に作用する流体圧力によっ
    て移動する可動部材を有する圧着機とを備えた圧着装置
    において、上記圧力変換器の2次側流体室内の圧力が各
    々所定の設定圧になったときに切換作動をする低圧セン
    サ及び高圧センサと、上記低圧センサの設定圧でもって
    上記圧着機の可動部材を移動させて該圧着機に圧着部材
    を保持させる保持操作と、上記高圧センサの設定圧でも
    って上記圧着機の可動部材を移動させて圧着部材の圧着
    動作を行わせる圧着操作とに切換え可能な切換操作手段
    とを備えたことを特徴とする圧着装置。
JP1988691U 1991-03-29 1991-03-29 圧着装置 Pending JPH051191U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988691U JPH051191U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 圧着装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988691U JPH051191U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 圧着装置

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JPH051191U true JPH051191U (ja) 1993-01-08

Family

ID=12011686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988691U Pending JPH051191U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 圧着装置

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JP (1) JPH051191U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990056A (ja) * 1975-01-27 1984-05-24 シバ・カンパニ− 免疫化学的定量方法
JPH0215275U (ja) * 1988-07-04 1990-01-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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