JPH05115503A - 女性器外陰パツド衛生ナプキン構造物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛生ナプキンに外陰パットを固定し、女性器
外陰部内で経血を吸収することによって過剰の経血が漏
れることを防止する。 【構成】 通常の経血吸収衛生ナプキンに、取り外しを
可能にする固定手段を有する外陰パットを付着して、該
パットが女性器外陰内で経血を吸収する。該パットに
は、衛生ナプキンとの連結を可能にする固定手段が取り
付けられており、必要に応じてパットを交換することが
できる。 【効果】 該構造を有する外陰パット／衛生ナプキンを
使用することにより、過剰の経血を漏れなく吸収できる
ため、月経に伴う不快感を除去し清潔を保つ効果を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は一般的には衛生ナプキン
に関し、特に女性の外陰に閉じ込められる、特別に体型
に合わせられた衛生ナプキン関するものである。

【０００２】

【従来の技術】以下の米国特許第4,678,464;4,685,914;
4,781,713および4,820,295号を参照にすると分かるよう
に、従来技術では無数の様々な吸収パットの構造が個人
の衛生の目的に使用されている。

【０００３】上述した従来技術の構造物のすべてが、特
別に意図された基本的目的および機能を満たすに十分で
あるが、これらの吸収パットはいまだ一つの主要な欠点
を有する；それはパット周辺の漏れおよび女性の衛生に
関するものである。

【０００４】女性は毎月、月経周期中に大変敏感で奮闘
的な経験をする。不幸にも、現在市販されている衛生パ
ットは、女性が歩いたり、座ったりする間にずれて月経
が衛生パッドの周りに漏れ、女性の洋服および／または
ベットシ−ツを血液で汚すことになり、大変困った事態
を引き起こす。これは出生による大量の出血、膣の輪郭
異常または他の医学的原因が存在する時は、より重大で
ある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】前述の状況の結果、ナ
プキン表面の範囲を越えて、それでも漏れる経血の外陰
からの放出を実質的に防止する衛生ナプキンの構造が女
性の長い間の要望として存在した。そのような構造物の
供給が本発明の目的と言える。

【０００６】

【課題を解決するための手段】簡単に述べれば、本発明
の女性器外陰用パッド衛生ナプキンの構造物は、取り外
し可能な衛生ナプキン単位および装着可能な外陰パット
単位とから構成される。 衛生ナプキン単位は、別の従
来型の衛生ナプキン部材であって、比較的標準的で延長
された形態を有し、一般的に厚い吸収シ−ト、しばしば
防水層を有する多孔性物質から製造されている。

【０００７】外陰パッド単位は、外陰パッド単位を衛生
ナプキン物材に装着可能とする取り外し可能な安全手段
を有する一般的に楕円形の吸収パット物材から成り、そ
の時吸収パット部材は新しいパット物材と交換されなけ
れば成らない。

【０００８】本明細書中でさらに詳細に説明してゆく
が、外陰パッド物材は、女性の小陰唇間の外陰中に収ま
るように寸法と外形を測定され、これにより大部分の経
血が外陰パット部材によって外陰の範囲内で止められ吸
収され、過剰量は衛生ナプキン部材に沈殿、吸収され
る。

【０００９】加えて、外陰外部および陰毛を汚すことが
少ない外陰内部で経血を保持する本発明は効果的であ
り、女性が清潔である故に清潔に感じさせるものであ
る。

【００１０】さらに、取り外し可能な安全手段は吸収外
陰パット部材を除去することを可能とし、所望に応じて
交換できる。もし経血流が多く衛生ナプキンが汚れる場
合には、それもまた交換され、また経血流が少ない場合
であっても外陰パットを交換して単に衛生ナプキン部材
のみ経血が起こるまで装着する事もできる。

【００１１】本発明の性器外陰パット／衛生ナプキン構
造は女性を清潔で異臭のない状態に保つにも使用でき
る。例えば、女性が膣分泌物または膀胱からのかすかな
漏れを有する場合に吸収パット部材を所望にも応じて交
換でき、清潔で異臭の無い状態に保てる。加えて毒性シ
ョック症候群に起因する多くの死亡から、本発明は吸収
外陰パットが膣の外側に位置し、膣を通るいかなる排泄
物も膣外で回収し除去するため、この疾病を防止するこ
とにも準備されたものである。それ故、膣内での細菌の
繁殖の機会は無いであろう。

【００１２】

【実施例】図面、特に第１図を参照することによって理
解できるが、本発明の基本を形成する性器外陰パット／
衛生ナプキンの構造は参照番号（１０）で一般的に示さ
れる。構造（１０）は、一般的に衛生ナプキン単位（１
１）、性器パット単位（１２）および取り外し可能な安
全手段（１３）から成る。これらの単位を順次説明す
る。 第１図から４図を参照にすることで理解できるよ
うに、衛生ナプキン単位（１１）は、通常の衛生ナプキ
ン部材（１４）から成り、これは通常延長された形態で
あり、吸収部材（１５）の下表面に必要に応じて防湿層
（１６）を設けたやや厚めの吸収部材（１５）から製造
される。

【００１３】第１図から４図を参照にすることによって
また理解できると思われるが、外陰パット単位（１２）
は、通常吸収物質（１５’）から成り、ここで外陰パッ
ト物材（１７）の外周は、女性器の小外陰唇間に心地よ
く収まるように寸法および形態を測られ製造されてい
る。

【００１４】第３図については、外陰パットナプキン部
材（１７）は、衛生ナプキン部材よりも実質的に短く、
狭く、それによって外陰パット部材（１７）がナプキン
部材（１４）の中央に配置され、外陰パット部材（１
７）の外端を越えて衛生ナプキン部材（１４）上に実質
的な吸収表面積が位置するように企画されている。

【００１５】第１，２および４図を参照して最もよく理
解されるが、外陰パット部材は（１７）は、外陰パット
部材（１７）の底が、衛生ナプキン部材（１４）の上に
一時的に付く、取り外し可能な固定手段（１３）によっ
て衛生ナプキン部材（１４）に操作可能で取り外せるよ
うに固定されている。

【００１６】本発明の目的のために取り外し可能な固定
手段は、例えば衛生ナプキン部材（１４）の吸収物質と
の連結を貫通することができる糸、紐（１３’）または
屈伸自在なこみ（ｔａｎｇｓ）（１３”）などの任意の
適当な固定手段から成ることができ、これによって一時
的な連結およびその後に外陰パット部材を除去または交
換する時に衛生ナプキン部材（１４）から外陰パット部
材（１７）の離脱を可能とする。

【００１７】上述した本発明の説明によって、この発明
の就職および変更態様が可能であることは上述の示唆よ
り明らかである。したがってここに教示し説明した発明
が請求の範囲およびその観点のみに限定されるものでは
ないと理解される。

【００１８】本発明のこれらのおよび他の特性は本発明
を実施するための上述した実施例を検討することで、と
くに以下の図面とともに吟味することでより明らかなも
のとなろう。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１図は本発明の基本を形成する性器外陰パっ
ト／衛生ナプキンの構造であって、分解図である。

【図２】第２図は前正面図である。

【図３】第３図は上平面図である。

【図４】第４図は横正面図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 （i）吸収物質から製造された通常の衛生ナプキン部材
   を含む衛生ナプキン単位； （ii）衛生ナプキン単位に連結している取り外しおよび
   交換可能な外陰パット単位であって、該外陰パット単位
   は、 （ａ）吸収物質から製造される楕円形の外陰パット部材
   であり； （ｂ）該外陰パット部材は、吸収物質から製造されてお
   り女性外陰内に合うように計測され、形づくられてお
   り； （ｃ）通常は外陰パット部材は衛生ナプキン上の中央で
   実質的に両側から離れて配置されており、これによって
   外陰パット部材の外周の外側に衛生ナプキン部材の吸収
   物質の実質的な表面積が存在し；そして （iii）取り外し可能な固定手段はお互いに間隔があい
   ており、外陰パット部材の一端に定着して付いており、
   外陰パット部材と衛生ナプキン部材との取り外しが可能
   な固定のために、もう一端を該衛生ナプキン部材の吸収
   物質を貫通して、しかし外すことができるように連結さ
   せている；から成る女性外陰を通って流れる経血を吸収
   するための性器外陰パット／衛生ナプキン構造物。
2. 【請求項２】前期取り外し可能な固定手段が糸である請
   求項１記載の構造物。
3. 【請求項３】前期取り外し可能な固定手段が屈伸自在な
   こみ（ｔａｎｇｓ）である請求項１記載の構造物。