JPH0511108Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0511108Y2 JPH0511108Y2 JP1986064711U JP6471186U JPH0511108Y2 JP H0511108 Y2 JPH0511108 Y2 JP H0511108Y2 JP 1986064711 U JP1986064711 U JP 1986064711U JP 6471186 U JP6471186 U JP 6471186U JP H0511108 Y2 JPH0511108 Y2 JP H0511108Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl
- exhaust
- exhaust passage
- engine
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、オートバイのカウリング排風装置
に関する。
に関する。
オートバイで、高速タイプのものでは、車体前
部を流線形をしたカウリングで覆い、風の抵抗を
少くして高速が出し易くすると共に、ライダーに
当る風を少くして、ライダーの疲労を防ぐように
している。(例えば実開昭59−165285号公報参
照)。更に最近では、車体後部側面及び後端部分
にも、カウリングをつけて、風の抵抗を少くする
傾向にある。前部カウリングの中央には、エンジ
ンを冷却する風の導入口が設けられていて、走行
による風が流入して、エンジンの冷却ができるよ
うにしている。ところが、後部にもカウリングを
つけると、冷却後の排風の流れが妨げられ、冷却
風の流れが悪くなつて、十分な冷却ができない不
便がある。そこで、車体前部や車体側部に設けら
れるカウリングに孔を形成したものやカウリング
を複数のカウリング分割体で構成し、隣接するカ
ウリング分割体の合せ部を離間させて排風口とし
たものがある(実開昭61−110487号参照)。
部を流線形をしたカウリングで覆い、風の抵抗を
少くして高速が出し易くすると共に、ライダーに
当る風を少くして、ライダーの疲労を防ぐように
している。(例えば実開昭59−165285号公報参
照)。更に最近では、車体後部側面及び後端部分
にも、カウリングをつけて、風の抵抗を少くする
傾向にある。前部カウリングの中央には、エンジ
ンを冷却する風の導入口が設けられていて、走行
による風が流入して、エンジンの冷却ができるよ
うにしている。ところが、後部にもカウリングを
つけると、冷却後の排風の流れが妨げられ、冷却
風の流れが悪くなつて、十分な冷却ができない不
便がある。そこで、車体前部や車体側部に設けら
れるカウリングに孔を形成したものやカウリング
を複数のカウリング分割体で構成し、隣接するカ
ウリング分割体の合せ部を離間させて排風口とし
たものがある(実開昭61−110487号参照)。
しかしながら、この場合においては、カウリン
グ分割体の合せ部分が短いため、排風口からカウ
リング内部のエンジンその他の内蔵物が見えてし
まい、オートバイの外観上好ましくない場合があ
つた。
グ分割体の合せ部分が短いため、排風口からカウ
リング内部のエンジンその他の内蔵物が見えてし
まい、オートバイの外観上好ましくない場合があ
つた。
この考案は、排風通路からカウル内部に配置さ
れたエンジン等の内蔵物が外から見えないように
して、オートバイの外観をよくするとともに、エ
ンジン冷却のための排風をよくして、エンジンの
出力低下を防止することができるオートバイのカ
ウリング排風装置を得ることを目的とする。
れたエンジン等の内蔵物が外から見えないように
して、オートバイの外観をよくするとともに、エ
ンジン冷却のための排風をよくして、エンジンの
出力低下を防止することができるオートバイのカ
ウリング排風装置を得ることを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例によつて説明
する。
する。
オートバイの前部には、フロントカウル1を取
付けて覆い、フロントカウル1の両側後部に、サ
イドカウル2を連ねる。サイドカウル2は、前部
に、断面が横凹字形で、前後方向の溝3を設け
る。そして、サイドカウル2の前部を、フロント
カウル1の両側後部の内側で合せ部分Aにて合さ
るように挿入することによつて、フロントカウル
1にサイドカウル2を連ね、溝3とフロントカウ
ル1の内面とによつて排風通路7を形成する。こ
の排風通路7は、その幅寸法aよりも長さ寸法b
の方が長くなつている。そして、排風通路7の排
風導入口8は、エンジン6の近傍に位置されてい
る。フロントカウル1の前面には導風口4が設け
てあり、フロントカウル1の内側に、冷却用のラ
ジエター5及びエンジン6が配置してある。
付けて覆い、フロントカウル1の両側後部に、サ
イドカウル2を連ねる。サイドカウル2は、前部
に、断面が横凹字形で、前後方向の溝3を設け
る。そして、サイドカウル2の前部を、フロント
カウル1の両側後部の内側で合せ部分Aにて合さ
るように挿入することによつて、フロントカウル
1にサイドカウル2を連ね、溝3とフロントカウ
ル1の内面とによつて排風通路7を形成する。こ
の排風通路7は、その幅寸法aよりも長さ寸法b
の方が長くなつている。そして、排風通路7の排
風導入口8は、エンジン6の近傍に位置されてい
る。フロントカウル1の前面には導風口4が設け
てあり、フロントカウル1の内側に、冷却用のラ
ジエター5及びエンジン6が配置してある。
走行によつてできる風は、フロントカウル1の
前面の導風口4を通つてフロントカウル1内に流
れ、導風口4の後側に配置したラジエター5の間
を通つて冷却する。そして、エンジン6に当つて
左右に分れ、排風通路7を流れて外に出る。排風
通路7の出口では、フロントカウル1の外面に沿
つて流れる風によつて、吸出されるようになつ
て、排風通路7からの排風を効率よくする。そし
て、排風通路7の排風導入口8は、エンジン6の
近傍に位置されているので排風導入口8のエンジ
ン6との距離を適宜調整して、エンジンから発生
した熱気によつて、熱的トラブルを起こさない程
の十分な排風ができるようにすれば、より確実に
排風効果を期待することができる。また、排風通
路7は、その幅寸法aよりも長さ寸法bの方が長
くなつているので、排風通路7の壁面が妨げとな
つてカウル内部を見えなくする。
前面の導風口4を通つてフロントカウル1内に流
れ、導風口4の後側に配置したラジエター5の間
を通つて冷却する。そして、エンジン6に当つて
左右に分れ、排風通路7を流れて外に出る。排風
通路7の出口では、フロントカウル1の外面に沿
つて流れる風によつて、吸出されるようになつ
て、排風通路7からの排風を効率よくする。そし
て、排風通路7の排風導入口8は、エンジン6の
近傍に位置されているので排風導入口8のエンジ
ン6との距離を適宜調整して、エンジンから発生
した熱気によつて、熱的トラブルを起こさない程
の十分な排風ができるようにすれば、より確実に
排風効果を期待することができる。また、排風通
路7は、その幅寸法aよりも長さ寸法bの方が長
くなつているので、排風通路7の壁面が妨げとな
つてカウル内部を見えなくする。
以上説明したように、この考案は、サイドカウ
ルの前部に横凹字形断面で前後方向の溝を設け、
フロントカウルの両側後部にサイドカウルの前部
を挿入してフロントカウル内面に合せ、前記サイ
ドカウルの溝と前記フロントカウル内面とから排
風通路を形成し、この排風通路の幅寸法よりも排
風通路の長さ寸法を長くするとともに、排風通路
の排風導入口がエンジン近傍に位置するようにし
たので、よく排風できて、冷却効率を高め、エン
ジンの出力低下を防いで高性能にできる。又、排
風通路は、その幅寸法よりも長さ寸法の方が長く
なつているので、排風通路の壁面が妨げとなつて
カウル内部を見えなくするので、体裁もよい。
ルの前部に横凹字形断面で前後方向の溝を設け、
フロントカウルの両側後部にサイドカウルの前部
を挿入してフロントカウル内面に合せ、前記サイ
ドカウルの溝と前記フロントカウル内面とから排
風通路を形成し、この排風通路の幅寸法よりも排
風通路の長さ寸法を長くするとともに、排風通路
の排風導入口がエンジン近傍に位置するようにし
たので、よく排風できて、冷却効率を高め、エン
ジンの出力低下を防いで高性能にできる。又、排
風通路は、その幅寸法よりも長さ寸法の方が長く
なつているので、排風通路の壁面が妨げとなつて
カウル内部を見えなくするので、体裁もよい。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は第1図A−A矢視拡大断面図であ
る。 1……フロントカウル、2……サイドカウル、
3……溝、7……排風通路、8……排風導入口、
a……幅寸法、b……長さ寸法。
図、第2図は第1図A−A矢視拡大断面図であ
る。 1……フロントカウル、2……サイドカウル、
3……溝、7……排風通路、8……排風導入口、
a……幅寸法、b……長さ寸法。
Claims (1)
- サイドカウルの前部に横凹字形断面で前後方向
の溝を設け、フロントカウルの両側後部にサイド
カウルの前部を挿入してフロントカウル内面に合
せ、前記サイドカウルの溝と前記フロントカウル
内面とから排風通路を形成し、この排風通路の幅
寸法よりも排風通路の長さ寸法を長くするととも
に、排風通路の排風導入口がエンジン近傍に位置
するようにしたことを特徴とするオートバイのカ
ウリング排風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986064711U JPH0511108Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986064711U JPH0511108Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62176089U JPS62176089U (ja) | 1987-11-09 |
JPH0511108Y2 true JPH0511108Y2 (ja) | 1993-03-18 |
Family
ID=30901114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986064711U Expired - Lifetime JPH0511108Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511108Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5465642B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2014-04-09 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
JP6312339B2 (ja) * | 2016-03-08 | 2018-04-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両のサイドカバー |
DE112018005491B4 (de) | 2017-09-27 | 2022-09-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Aussenabdeckungskomponentenstruktur für sattelfahrzeuge |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0211266Y2 (ja) * | 1984-12-26 | 1990-03-20 |
-
1986
- 1986-04-28 JP JP1986064711U patent/JPH0511108Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62176089U (ja) | 1987-11-09 |
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