JPH05109001A - デイスク再生装置のターンテーブル装置 - Google Patents
デイスク再生装置のターンテーブル装置Info
- Publication number
- JPH05109001A JPH05109001A JP3270844A JP27084491A JPH05109001A JP H05109001 A JPH05109001 A JP H05109001A JP 3270844 A JP3270844 A JP 3270844A JP 27084491 A JP27084491 A JP 27084491A JP H05109001 A JPH05109001 A JP H05109001A
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- JP
- Japan
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- turntable
- output shaft
- cap
- spindle motor
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ディスク再生装置における、ディ
スクの保持を行うためのターンテーブル装置において、
強度な衝撃や落下に対して位置ずれ等の問題発生がない
構成を、組立作業が容易で、薄型,高精度で部品点数が
少なく、安価な構成で実現,提供することを目的とす
る。 【構成】 ディスクを装着するターンテーブル14とス
ピンドルモータ3の出力軸7の結合方法において、出力
軸7の先端をキャップ20で覆い、キャップ20とター
ンテーブル14を超音波溶着等の技術で一体化し、ター
ンテーブル組立体8の位置ずれ防止の係止部21を形成
するものである。
スクの保持を行うためのターンテーブル装置において、
強度な衝撃や落下に対して位置ずれ等の問題発生がない
構成を、組立作業が容易で、薄型,高精度で部品点数が
少なく、安価な構成で実現,提供することを目的とす
る。 【構成】 ディスクを装着するターンテーブル14とス
ピンドルモータ3の出力軸7の結合方法において、出力
軸7の先端をキャップ20で覆い、キャップ20とター
ンテーブル14を超音波溶着等の技術で一体化し、ター
ンテーブル組立体8の位置ずれ防止の係止部21を形成
するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状記録媒体に
光スポットを投影して、光学的に情報を記録再生する方
式のディスク再生装置において、ディスクを精度よく装
着するためのターンテーブル装置に関するものである。
光スポットを投影して、光学的に情報を記録再生する方
式のディスク再生装置において、ディスクを精度よく装
着するためのターンテーブル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク再生装置は、CDプレー
ヤ/CD−ROM/マルチレーザープレーヤ等その用途
は年々多様化するとともに、益々、高性能,高品質,高
付加価値化している。特にコンパクトディスク再生装置
では、ポータブル用,車載用の需要は大きく増加傾向に
あり、より一層の小型,薄形,低価格化が求められてい
る。以下図面を参照しながら、従来のディスク再生装置
のターンテーブル装置について説明する。
ヤ/CD−ROM/マルチレーザープレーヤ等その用途
は年々多様化するとともに、益々、高性能,高品質,高
付加価値化している。特にコンパクトディスク再生装置
では、ポータブル用,車載用の需要は大きく増加傾向に
あり、より一層の小型,薄形,低価格化が求められてい
る。以下図面を参照しながら、従来のディスク再生装置
のターンテーブル装置について説明する。
【0003】図8は従来のディスク再生装置のターンテ
ーブル装置の分解斜視図を示すものであり、図9は従来
のディスク再生装置のターンテーブル装置の組立図の断
面を示すものである。
ーブル装置の分解斜視図を示すものであり、図9は従来
のディスク再生装置のターンテーブル装置の組立図の断
面を示すものである。
【0004】図8〜図9において、ベース1にはモータ
取付板4がネジ9により取付けられている。スピンドル
モータ3は、モータネジ6によりモータ取付板4に取付
けられている。スピンドルモータ3にはターンテーブル
組立体8が規定の高さに圧入固定されており、ディスク
5を規定の速度で回転する。光ピックアップをディスク
5のトラッキング方向に移動させ、ディスク5の信号を
読みとる。またターンテーブル組立体8には、ディスク
5のセンタリングを行う芯出しリング17を上方に押し
上げる芯出しバネ16が、樹脂成形によるターンテーブ
ル14に組込まれている。ディスク5を挟み込むため保
護シート10を貼りつけた磁性材料からなるクランパー
11は、クランパー軸12を介し、クランパー受け13
で支えられている。ディスク5を装着したときに、クラ
ンパー11を磁力により引き寄せるためのマグネット1
5は、接着材によりマグネット固定板18とターンテー
ブル14に固定されている。
取付板4がネジ9により取付けられている。スピンドル
モータ3は、モータネジ6によりモータ取付板4に取付
けられている。スピンドルモータ3にはターンテーブル
組立体8が規定の高さに圧入固定されており、ディスク
5を規定の速度で回転する。光ピックアップをディスク
5のトラッキング方向に移動させ、ディスク5の信号を
読みとる。またターンテーブル組立体8には、ディスク
5のセンタリングを行う芯出しリング17を上方に押し
上げる芯出しバネ16が、樹脂成形によるターンテーブ
ル14に組込まれている。ディスク5を挟み込むため保
護シート10を貼りつけた磁性材料からなるクランパー
11は、クランパー軸12を介し、クランパー受け13
で支えられている。ディスク5を装着したときに、クラ
ンパー11を磁力により引き寄せるためのマグネット1
5は、接着材によりマグネット固定板18とターンテー
ブル14に固定されている。
【0005】以上のように構成された、従来のディスク
再生装置のターンテーブル装置においてターンテーブル
組立体8は、スピンドルモータ3の出力軸7に圧入固定
され、光ピックアップに対し、正確な高さに、精度よく
固定され、ディスク5を確実に保持,装着し、面振れの
少ない回転動作が要求される。
再生装置のターンテーブル装置においてターンテーブル
組立体8は、スピンドルモータ3の出力軸7に圧入固定
され、光ピックアップに対し、正確な高さに、精度よく
固定され、ディスク5を確実に保持,装着し、面振れの
少ない回転動作が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、ターンテーブルとスピンドルモータの出力軸
との固定が、樹脂成形のターンテーブルの圧入のみで実
施されていたため、出力軸に対するターンテーブルの保
持強度が小さいという問題があった。特に、薄形,軽量
を求められるポータブルタイプのディスク再生装置にお
いて、ターンテーブルを側面からスピンドルモータの出
力軸に対して、ネジ締め等で固定する構成は、スペース
的な制約のため実現できなかった。
構成では、ターンテーブルとスピンドルモータの出力軸
との固定が、樹脂成形のターンテーブルの圧入のみで実
施されていたため、出力軸に対するターンテーブルの保
持強度が小さいという問題があった。特に、薄形,軽量
を求められるポータブルタイプのディスク再生装置にお
いて、ターンテーブルを側面からスピンドルモータの出
力軸に対して、ネジ締め等で固定する構成は、スペース
的な制約のため実現できなかった。
【0007】一般にディスク再生装置では、ターンテー
ブルのディスク装着面の回転,面振れ精度は、非常に高
いものが要求される。樹脂成形ターンテーブルにおい
て、ディスク装着面の面振れ量を最小にするために、成
形金型の構造を、ディスク装着面側より一体で、ターン
テーブルのスピンドルモータの出力軸への圧入を行う中
心穴を形成する必要があった。故にターンテーブルの中
心穴は、慣通穴形状となり、ターンテーブルのみでスピ
ンドルモータの出力軸に対する係止部を形成することが
できなかった。結果、特にポータブルタイプのディスク
装置では、持運び途中や、使用中に、誤って落下した
り、押しつけられた場合には、ターンテーブルが位置ず
れをおこして、正しい再生動作ができなくなるという問
題があった。
ブルのディスク装着面の回転,面振れ精度は、非常に高
いものが要求される。樹脂成形ターンテーブルにおい
て、ディスク装着面の面振れ量を最小にするために、成
形金型の構造を、ディスク装着面側より一体で、ターン
テーブルのスピンドルモータの出力軸への圧入を行う中
心穴を形成する必要があった。故にターンテーブルの中
心穴は、慣通穴形状となり、ターンテーブルのみでスピ
ンドルモータの出力軸に対する係止部を形成することが
できなかった。結果、特にポータブルタイプのディスク
装置では、持運び途中や、使用中に、誤って落下した
り、押しつけられた場合には、ターンテーブルが位置ず
れをおこして、正しい再生動作ができなくなるという問
題があった。
【0008】本発明は従来の問題点に鑑み、少ない部品
点数で高精度,高品質、及び組立作業が容易なディスク
再生装置のターンテーブル装置を提供することを目的と
してなされたものである。
点数で高精度,高品質、及び組立作業が容易なディスク
再生装置のターンテーブル装置を提供することを目的と
してなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のディスク再生装置のターンテーブル装置
は、スピンドルモータの出力軸に圧入固定されるターン
テーブルの先端に、出力軸を覆うようにキャップを装着
固着し、ターンテーブルの出力軸に対する係止部を設け
るように構成したものである。
に、本発明のディスク再生装置のターンテーブル装置
は、スピンドルモータの出力軸に圧入固定されるターン
テーブルの先端に、出力軸を覆うようにキャップを装着
固着し、ターンテーブルの出力軸に対する係止部を設け
るように構成したものである。
【0010】また、別の手段として、スピンドルモータ
の出力軸に圧入固定されたターンテーブルの先端部を、
出力軸を覆うように変形させ、ターンテーブルの出力軸
に対する係止部を設けるように構成したことを特徴とす
るものである。
の出力軸に圧入固定されたターンテーブルの先端部を、
出力軸を覆うように変形させ、ターンテーブルの出力軸
に対する係止部を設けるように構成したことを特徴とす
るものである。
【0011】
【作用】本発明は、上記の構成により、樹脂ターンテー
ブルとスピンドルモータの出力軸との圧入固定のみで、
支えられていたターンテーブルの保持強度に、ひとつは
キャップ等の部品でスピンドルモータの出力軸の先端を
覆い、キャップとターンテーブルを固着することで生じ
る保持力が加えられることとなる。また、スピンドルモ
ータの出力軸に圧入固定されたターンテーブルの先端
を、出力軸を覆うように変形させ、ターンテーブルの出
力軸に対する係止部を設けることで、ターンテーブルの
保持強度を強くすることが可能となる。
ブルとスピンドルモータの出力軸との圧入固定のみで、
支えられていたターンテーブルの保持強度に、ひとつは
キャップ等の部品でスピンドルモータの出力軸の先端を
覆い、キャップとターンテーブルを固着することで生じ
る保持力が加えられることとなる。また、スピンドルモ
ータの出力軸に圧入固定されたターンテーブルの先端
を、出力軸を覆うように変形させ、ターンテーブルの出
力軸に対する係止部を設けることで、ターンテーブルの
保持強度を強くすることが可能となる。
【0012】これらの時、ターンテーブルをスピンドル
モータの出力軸に圧入固定する従来の寸法関係を守るこ
とで、キャップを固着したり、ターンテーブルの先端を
変形したりすることでの影響を受けずに、ターンテーブ
ルの面振れや、高さ精度を維持することが可能となる。
従って、強度な衝撃力,押圧力,落下に対して問題とな
る、ターンテーブル部分の位置ずれの生じない、安定か
つ強固な面振れのないターンテーブル装置が実現でき
る。
モータの出力軸に圧入固定する従来の寸法関係を守るこ
とで、キャップを固着したり、ターンテーブルの先端を
変形したりすることでの影響を受けずに、ターンテーブ
ルの面振れや、高さ精度を維持することが可能となる。
従って、強度な衝撃力,押圧力,落下に対して問題とな
る、ターンテーブル部分の位置ずれの生じない、安定か
つ強固な面振れのないターンテーブル装置が実現でき
る。
【0013】
【実施例】以下、図面とともに、本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0014】図2は本発明の一実施例におけるディスク
再生装置のターンテーブル装置の分解斜視図を示すもの
である。図3は、本発明の一実施例におけるディスク再
生装置のターンテーブル装置の組立状態の断面図を示す
ものであり、図4,図5は、ターンテーブル装置の組立
方法を示す部分拡大断面図である。図1は本発明による
光ピックアップ2の送り機構部の組立を示す。図1〜図
5において、ベース1にはモータ取付板4が精度よく取
付けられている。モータ取付板4に取付けられたスピン
ドルモータ3の出力軸7には、ターンテーブル組立体8
を規定の高さに圧入固定する。キャップ20には、リブ
22と慣通穴23が形成されている。キャップ20をタ
ーンテーブル14に挿入した後、ホーン(A)24によ
り超音波溶着することにより、リブ22が溶融し、また
リブ22と当接するターンテーブル14の部分も溶融す
るので、キャップ20とターンテーブル14は固着され
る。この時、キャップ20の係止部21とスピンドルモ
ータ3の出力軸7の先端が当接するように構成,組立て
ることで、ターンテーブル組立体8の位置ずれ防止効果
を得ることができる。キャップ20とターンテーブル1
4の超音波溶着作業における、ターンテーブル組立体8
への影響であるが、従来のターンテーブル14の圧入寸
法関係の維持と、ホーン(A)24がキャップ20をタ
ーンテーブル14に押当てる力が、キャップ20に超音
波の振動を集中させるためのリブ22を設けることであ
らかじめ圧入固定された、ターンテーブル組立体8の保
持力の約1/10以下で超音波溶着作業ができるので、
ターンテーブル組立体8の面振れ精度や、圧入高さ精度
に問題を生じることはない。また、キャップ20に設け
られた、中心の慣通穴23は、超音波溶着時にキャップ
20に生ずる多少の歪や、応力の集中を避けるためのも
のである。また、この慣通穴23を設けることで、あら
かじめ、キャップ20とターンテーブル14を一体化し
た後に、ターンテーブル組立体8をスピンドルモータ3
の出力軸7に圧入する組立方法を採用した場合でも、慣
通穴23が、圧入時の空気逃げの効果をはたすことも可
能である。また、キャップ20の超音波溶着の作業バラ
ツキ等で、キャップ20,係止部21と出力軸7に隙間
が生じた場合等、慣通穴23より接着剤を注入し、隙間
を埋めることで、ターンテーブル組立体8の位置ずれを
防止することができる。
再生装置のターンテーブル装置の分解斜視図を示すもの
である。図3は、本発明の一実施例におけるディスク再
生装置のターンテーブル装置の組立状態の断面図を示す
ものであり、図4,図5は、ターンテーブル装置の組立
方法を示す部分拡大断面図である。図1は本発明による
光ピックアップ2の送り機構部の組立を示す。図1〜図
5において、ベース1にはモータ取付板4が精度よく取
付けられている。モータ取付板4に取付けられたスピン
ドルモータ3の出力軸7には、ターンテーブル組立体8
を規定の高さに圧入固定する。キャップ20には、リブ
22と慣通穴23が形成されている。キャップ20をタ
ーンテーブル14に挿入した後、ホーン(A)24によ
り超音波溶着することにより、リブ22が溶融し、また
リブ22と当接するターンテーブル14の部分も溶融す
るので、キャップ20とターンテーブル14は固着され
る。この時、キャップ20の係止部21とスピンドルモ
ータ3の出力軸7の先端が当接するように構成,組立て
ることで、ターンテーブル組立体8の位置ずれ防止効果
を得ることができる。キャップ20とターンテーブル1
4の超音波溶着作業における、ターンテーブル組立体8
への影響であるが、従来のターンテーブル14の圧入寸
法関係の維持と、ホーン(A)24がキャップ20をタ
ーンテーブル14に押当てる力が、キャップ20に超音
波の振動を集中させるためのリブ22を設けることであ
らかじめ圧入固定された、ターンテーブル組立体8の保
持力の約1/10以下で超音波溶着作業ができるので、
ターンテーブル組立体8の面振れ精度や、圧入高さ精度
に問題を生じることはない。また、キャップ20に設け
られた、中心の慣通穴23は、超音波溶着時にキャップ
20に生ずる多少の歪や、応力の集中を避けるためのも
のである。また、この慣通穴23を設けることで、あら
かじめ、キャップ20とターンテーブル14を一体化し
た後に、ターンテーブル組立体8をスピンドルモータ3
の出力軸7に圧入する組立方法を採用した場合でも、慣
通穴23が、圧入時の空気逃げの効果をはたすことも可
能である。また、キャップ20の超音波溶着の作業バラ
ツキ等で、キャップ20,係止部21と出力軸7に隙間
が生じた場合等、慣通穴23より接着剤を注入し、隙間
を埋めることで、ターンテーブル組立体8の位置ずれを
防止することができる。
【0015】さらに、キャップ20に図5に示す溶融リ
ブ27を形成することで、キャップ20とターンテーブ
ル14の溶着はリブ22で確実に実施するとともに、溶
融リブ27が、出力軸7の先端により、超音波で溶け、
キャップ20の係止部21と出力軸7の隙間を埋めるの
で、ターンテーブル組立体8の位置ずれを、確実に防止
することが可能となる。
ブ27を形成することで、キャップ20とターンテーブ
ル14の溶着はリブ22で確実に実施するとともに、溶
融リブ27が、出力軸7の先端により、超音波で溶け、
キャップ20の係止部21と出力軸7の隙間を埋めるの
で、ターンテーブル組立体8の位置ずれを、確実に防止
することが可能となる。
【0016】また、キャップ20の材質は、ターンテー
ブル14と同じものを選ぶことで溶着効果を高めること
ができる。
ブル14と同じものを選ぶことで溶着効果を高めること
ができる。
【0017】図6は本発明の他の実施例におけるディス
ク再生装置のターンテーブル装置の組立状態の断面図を
示すものであり、図7は同ターンテーブル装置の組立方
法を示す部分拡大断面図である。図6〜図7においてベ
ース1にはモータ取付板4が精度よく取付けられてい
る。モータ取付板4に取付けられたスピンドルモータ3
の出力軸7には、ターンテーブル組立体8を規定の高さ
に組立てる。ターンテーブル14の先端部には、突出部
25が設けられており、超音波溶着のホーン(B)26
を押し当てることにより、突出部25を変形させ、スピ
ンドルモータ3の出力軸7の先端を覆うことで、ターン
テーブル組立体8の出力軸7に対する係止部21を形成
することができる。この時、ホーン(B)26のターン
テーブル14への押当力は、あらかじめ圧入固定され
た、ターンテーブル組立体8の保持力の1/10程度の
押当力であり、従来のターンテーブル14と出力軸7の
圧入関係寸法を維持することと合わせて、突出部25を
変形することで、ターンテーブル組立体8の面振れ,高
さ寸法精度が影響されることはない。
ク再生装置のターンテーブル装置の組立状態の断面図を
示すものであり、図7は同ターンテーブル装置の組立方
法を示す部分拡大断面図である。図6〜図7においてベ
ース1にはモータ取付板4が精度よく取付けられてい
る。モータ取付板4に取付けられたスピンドルモータ3
の出力軸7には、ターンテーブル組立体8を規定の高さ
に組立てる。ターンテーブル14の先端部には、突出部
25が設けられており、超音波溶着のホーン(B)26
を押し当てることにより、突出部25を変形させ、スピ
ンドルモータ3の出力軸7の先端を覆うことで、ターン
テーブル組立体8の出力軸7に対する係止部21を形成
することができる。この時、ホーン(B)26のターン
テーブル14への押当力は、あらかじめ圧入固定され
た、ターンテーブル組立体8の保持力の1/10程度の
押当力であり、従来のターンテーブル14と出力軸7の
圧入関係寸法を維持することと合わせて、突出部25を
変形することで、ターンテーブル組立体8の面振れ,高
さ寸法精度が影響されることはない。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記した構成によって、スピン
ドルモータの出力軸に圧入固定されたターンテーブル組
立体に、キャップ等の部品を超音波溶着等の技術で固着
したり、ターンテーブルの突出部を変形したりすること
により、ターンテーブル組立体のスピンドルモータの出
力軸に対する係止部を設けることで、面振れ問題がな
く、圧入高さ精度が良く、容易な組立ができ、衝撃力,
押圧力,落下に対しても安定した機構で、薄型,高性能
のターンテーブル装置を実現することができる。
ドルモータの出力軸に圧入固定されたターンテーブル組
立体に、キャップ等の部品を超音波溶着等の技術で固着
したり、ターンテーブルの突出部を変形したりすること
により、ターンテーブル組立体のスピンドルモータの出
力軸に対する係止部を設けることで、面振れ問題がな
く、圧入高さ精度が良く、容易な組立ができ、衝撃力,
押圧力,落下に対しても安定した機構で、薄型,高性能
のターンテーブル装置を実現することができる。
【図1】本発明の第一実施例におけるディスク再生装置
の光ピックアップ送り機構部を示す図
の光ピックアップ送り機構部を示す図
【図2】本発明のディスク再生装置のターンテーブル装
置の分解斜視図
置の分解斜視図
【図3】同組立断面図
【図4】同部分拡大断面図
【図5】同部分拡大断面図
【図6】本発明のディスク再生装置のターンテーブル装
置の他の実施例を示す組立断面図
置の他の実施例を示す組立断面図
【図7】同部分拡大断面図
【図8】従来のディスク再生装置のターンテーブル装置
を示す分解斜視図
を示す分解斜視図
【図9】同組立断面図
1 ベース 2 光ピックアップ 3 スピンドルモータ 4 モータ取付板 5 ディスク 6 モータネジ 7 出力軸 8 ターンテーブル組立体 14 ターンテーブル 20 キャップ 21 係止部 22 リブ 23 慣通穴 24 ホーン(A) 25 突出部 26 ホーン(B) 27 溶融リブ
Claims (2)
- 【請求項1】 スピンドルモータの出力軸に固定された
ディスクを装着するターンテーブルに、前記出力軸の先
端を覆うキャップ等の部品を固着し、前記出力軸に対す
るターンテーブルの係止部を設けるように構成したこと
を特徴とするディスク再生装置のターンテーブル装置。 - 【請求項2】 スピンドルモータの出力軸に固定された
ディスクを装着するターンテーブルの先端部を、出力軸
を覆うように変形させ、出力軸に対する係止部を設ける
ように構成したことを特徴とするディスク再生装置のタ
ーンテーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3270844A JPH05109001A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | デイスク再生装置のターンテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3270844A JPH05109001A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | デイスク再生装置のターンテーブル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05109001A true JPH05109001A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17491788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3270844A Pending JPH05109001A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | デイスク再生装置のターンテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05109001A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008043045A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Nippon Densan Corp | ブラシレスモータ及びディスク駆動装置 |
JP2013118024A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | スピンドルモータ及びディスククランプ機構 |
JP2013118025A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | ディスククランプ機構 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP3270844A patent/JPH05109001A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008043045A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Nippon Densan Corp | ブラシレスモータ及びディスク駆動装置 |
US7913269B2 (en) | 2006-08-04 | 2011-03-22 | Nidec Corporation | Motor and storage disk drive with a chucking mechanism for retaining a data storage disk |
JP2013118024A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | スピンドルモータ及びディスククランプ機構 |
JP2013118025A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | ディスククランプ機構 |
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