JPH05104731A - インク印字ヘツドのキヤツプ - Google Patents
インク印字ヘツドのキヤツプInfo
- Publication number
- JPH05104731A JPH05104731A JP27277191A JP27277191A JPH05104731A JP H05104731 A JPH05104731 A JP H05104731A JP 27277191 A JP27277191 A JP 27277191A JP 27277191 A JP27277191 A JP 27277191A JP H05104731 A JPH05104731 A JP H05104731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- head
- ink
- print head
- ink print
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インク印字ヘッドのキャップにおいて、ヘッ
ド面とキャップ吸着面との密着を確実にすることでイン
クヘッドのインクを確実に吸引し鮮明でかつ正確な印字
をすることを目的とする。又、キャップとヘッドの取付
バラツキに対して、キャップ吸着面に与える当接力のバ
ラツキを小さくすることができ、製造上の規制を緩和し
常に安定した特性を得る事を目的とする。 【構成】 プリンタに搭載されるインク印字ヘッドのヘ
ッド面に吸着させるキャップに於いて、インク印字ヘッ
ドのヘッド面に吸着する長円形形状を有するキャップの
吸着面が両端部よりも内側面が低いことを特徴とするイ
ンク印字ヘッドのキャップ。
ド面とキャップ吸着面との密着を確実にすることでイン
クヘッドのインクを確実に吸引し鮮明でかつ正確な印字
をすることを目的とする。又、キャップとヘッドの取付
バラツキに対して、キャップ吸着面に与える当接力のバ
ラツキを小さくすることができ、製造上の規制を緩和し
常に安定した特性を得る事を目的とする。 【構成】 プリンタに搭載されるインク印字ヘッドのヘ
ッド面に吸着させるキャップに於いて、インク印字ヘッ
ドのヘッド面に吸着する長円形形状を有するキャップの
吸着面が両端部よりも内側面が低いことを特徴とするイ
ンク印字ヘッドのキャップ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに搭載される
インク印字ヘッドのキャップに関する。
インク印字ヘッドのキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタに搭載されるインク印字
ヘッドのヘッド面に吸着するキャップの吸着面は、図4
に示す如くヘッド面43に、キャップの長円形状の吸着
面46を当接する際にキャップの長円形状の吸着面46
の両端部の面が内側の面よりも低い形状になっていた。
従来の形状のキャップでは、インク印字ヘッドとキャッ
プの長円形状の吸着面をインク印字ヘッド面に当接の
際、両端面が密着せずにスキマ8が生じインクヘッドの
インクを吸引出来ず印字が出来ないと言った欠点があっ
た。又、この両端部の面が内側の面よりも低い形状の長
円形状の吸着面をヘッド面に対して確実に密着させるに
は、図5の(b)に示す如く大きな力で当接しなければ
ならない欠点があった。インクヘッドのヘッド面と長円
形状のキャップの吸着面の取付位置とのバラツキを吸収
し密着させるには、図5で示す当接力のバラツキFbが
大きくなり、常に適正な圧力で密着させることが困難で
あった。
ヘッドのヘッド面に吸着するキャップの吸着面は、図4
に示す如くヘッド面43に、キャップの長円形状の吸着
面46を当接する際にキャップの長円形状の吸着面46
の両端部の面が内側の面よりも低い形状になっていた。
従来の形状のキャップでは、インク印字ヘッドとキャッ
プの長円形状の吸着面をインク印字ヘッド面に当接の
際、両端面が密着せずにスキマ8が生じインクヘッドの
インクを吸引出来ず印字が出来ないと言った欠点があっ
た。又、この両端部の面が内側の面よりも低い形状の長
円形状の吸着面をヘッド面に対して確実に密着させるに
は、図5の(b)に示す如く大きな力で当接しなければ
ならない欠点があった。インクヘッドのヘッド面と長円
形状のキャップの吸着面の取付位置とのバラツキを吸収
し密着させるには、図5で示す当接力のバラツキFbが
大きくなり、常に適正な圧力で密着させることが困難で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決するもので、インク印字ヘッド面へキャップが確実に
密着することでヘッド内のインクを確実に吸引し、イン
ク印字において鮮明でかつ正確な印字を得ることを目的
としている。
決するもので、インク印字ヘッド面へキャップが確実に
密着することでヘッド内のインクを確実に吸引し、イン
ク印字において鮮明でかつ正確な印字を得ることを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を構成する本発
明の構成は次の如くである。
明の構成は次の如くである。
【0005】プリンタに搭載されるインク印字ヘッドの
ヘッド面に吸着させるキャップに於いて、インク印字ヘ
ッドのヘッド面に吸着する長円形形状を有するキャップ
の吸着面が両端部よりも内側面が低い事を特徴とする。
ヘッド面に吸着させるキャップに於いて、インク印字ヘ
ッドのヘッド面に吸着する長円形形状を有するキャップ
の吸着面が両端部よりも内側面が低い事を特徴とする。
【0006】
【作用】上記の様に構成されたキャップ吸着面をヘッド
のヘッド面に当接する際、該キャップ吸着面の両端がま
ず最初に当接し当接力を得てヘッド面に全面当接し密着
する。この時の当接力とタワミ量を図5の(a)に示
す。
のヘッド面に当接する際、該キャップ吸着面の両端がま
ず最初に当接し当接力を得てヘッド面に全面当接し密着
する。この時の当接力とタワミ量を図5の(a)に示
す。
【0007】タワミ量のバラツキに対して当接力の変化
Faが小さく又、当接力も小さい力で密着状態が確実に
得ることが出来る。
Faが小さく又、当接力も小さい力で密着状態が確実に
得ることが出来る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1において、1がヘッドでインクを飛行
させるノズル32を内部に有するヘッド面3から成る。
ヘッド1は摺動機能を有するキャリッジ4に取付られる
(摺動機能及び取付方法は図示せず)。5はキャップで
先端に長円形状を成すキャップ吸着面6を有する。尚、
図6はヘッドの斜視図であり、図7はキャップの斜視図
である。
させるノズル32を内部に有するヘッド面3から成る。
ヘッド1は摺動機能を有するキャリッジ4に取付られる
(摺動機能及び取付方法は図示せず)。5はキャップで
先端に長円形状を成すキャップ吸着面6を有する。尚、
図6はヘッドの斜視図であり、図7はキャップの斜視図
である。
【0010】次に動作について述べる。図2と図3がキ
ャップ吸着面6とヘッド面1が密着した正常の状態を示
すものであり密閉部37の圧力を負圧にすることでノズ
ル32からインクを吸引させる(負圧構造は図示せ
ず)。本発明は図1に示す如く、ヘッド面3とキャップ
吸着面6との当接はまず長円形状のキャップ吸着面6の
両端から行うが内側面はスキ間S量分低くしてある。S
量タワませる様キャップ吸着面6に当接力を加えること
でキャップ吸着面6はヘッド面3に密着する。その時の
当接力(F)とタワミ量(S)を図5で示し従来例の曲
線(b)と本発明の曲線(a)を比べると、本発明によ
るFは小さい力で当接密着することが判る。又、Sのバ
ラツキに対してFaは小さい範囲の当接力のバラツキ
で、常に安定した密着状態を得ることが出来る。図8は
他の実施例でありキャップ吸着面の肉厚ミを変化させた
ものである。キャップ吸着面6の、長円形形状の両端の
肉厚(b)を長手部の肉厚(a)より薄くすることで同
じ当接力に対してタワミ量Sを大きく出来、製造上生ず
るキャップとヘッド1との取付バラツキを容易に吸収す
ることが出来る。
ャップ吸着面6とヘッド面1が密着した正常の状態を示
すものであり密閉部37の圧力を負圧にすることでノズ
ル32からインクを吸引させる(負圧構造は図示せ
ず)。本発明は図1に示す如く、ヘッド面3とキャップ
吸着面6との当接はまず長円形状のキャップ吸着面6の
両端から行うが内側面はスキ間S量分低くしてある。S
量タワませる様キャップ吸着面6に当接力を加えること
でキャップ吸着面6はヘッド面3に密着する。その時の
当接力(F)とタワミ量(S)を図5で示し従来例の曲
線(b)と本発明の曲線(a)を比べると、本発明によ
るFは小さい力で当接密着することが判る。又、Sのバ
ラツキに対してFaは小さい範囲の当接力のバラツキ
で、常に安定した密着状態を得ることが出来る。図8は
他の実施例でありキャップ吸着面の肉厚ミを変化させた
ものである。キャップ吸着面6の、長円形形状の両端の
肉厚(b)を長手部の肉厚(a)より薄くすることで同
じ当接力に対してタワミ量Sを大きく出来、製造上生ず
るキャップとヘッド1との取付バラツキを容易に吸収す
ることが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ヘッド
面と当接する長円形形状より成るキャップ吸着面におい
て両端部より内側面を低く成る様に構成したといった簡
単な構造によって、キャップ吸着面が確実に密着し、イ
ンクを確実に吸引することで印字を鮮明にする効果があ
る。又、キャップ吸着面のタワミ量(S)のバラツキに
対し、当接力(F)のバラツキが小さい為、製造におい
て加工規制がなく加工が容易でしかも安定した製造が可
能となる。コスト的に安価で製造出来る。以上の様に本
発明により、より優れたプリンタを提供するものであ
る。
面と当接する長円形形状より成るキャップ吸着面におい
て両端部より内側面を低く成る様に構成したといった簡
単な構造によって、キャップ吸着面が確実に密着し、イ
ンクを確実に吸引することで印字を鮮明にする効果があ
る。又、キャップ吸着面のタワミ量(S)のバラツキに
対し、当接力(F)のバラツキが小さい為、製造におい
て加工規制がなく加工が容易でしかも安定した製造が可
能となる。コスト的に安価で製造出来る。以上の様に本
発明により、より優れたプリンタを提供するものであ
る。
【図1】本発明における要素構成図の正面図である。
【図2】本発明におけるヘッド面、キャップ吸着面が密
着された状態を示す要素構成図である。
着された状態を示す要素構成図である。
【図3】図2におけるA−A断面図の拡大図である。
【図4】従来の実施例を示し、キャップ吸着面の両端が
内側面より低い状態を示す要素構成図である。
内側面より低い状態を示す要素構成図である。
【図5】当接力Fとタワミ量Sの特性図であり、本実施
例による特性を(a)に従来例の特性を(b)に示す図
である。
例による特性を(a)に従来例の特性を(b)に示す図
である。
【図6】本実施例におけるヘッドの斜視図である。
【図7】本実施例におけるキャップの斜視図である。
【図8】他の実施例における、キャップ吸着面の断面図
である。
である。
1 ヘッド 3 ヘッド面 5 キャップ 6 キャップの吸着面
Claims (1)
- 【請求項1】 プリンタに搭載されるインク印字ヘッド
のヘッド面に吸着させるキャップに於いて、インク印字
ヘッドのヘッド面に吸着する長円形形状を有するキャッ
プの吸着面が両端部よりも内側面が低いことを特徴とす
るインク印字ヘッドのキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27277191A JPH05104731A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | インク印字ヘツドのキヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27277191A JPH05104731A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | インク印字ヘツドのキヤツプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05104731A true JPH05104731A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17518518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27277191A Pending JPH05104731A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | インク印字ヘツドのキヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05104731A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5984451A (en) * | 1996-07-16 | 1999-11-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet head capping device and ink jet recorder including same |
US6390594B1 (en) * | 1999-08-31 | 2002-05-21 | Konica Corporation | Method and mechanism for recovering ink-jetting head and cap utilized for sucking nozzles |
US6481826B1 (en) * | 1999-09-07 | 2002-11-19 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording apparatus, method of discharging ink from capping unit incorporated in the apparatus, and ink composition used with the apparatus |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP27277191A patent/JPH05104731A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5984451A (en) * | 1996-07-16 | 1999-11-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet head capping device and ink jet recorder including same |
US6390594B1 (en) * | 1999-08-31 | 2002-05-21 | Konica Corporation | Method and mechanism for recovering ink-jetting head and cap utilized for sucking nozzles |
US6481826B1 (en) * | 1999-09-07 | 2002-11-19 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording apparatus, method of discharging ink from capping unit incorporated in the apparatus, and ink composition used with the apparatus |
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