[go: up one dir, main page]

JPH05104686A - 化粧品容器用シユリンクフイルム - Google Patents

化粧品容器用シユリンクフイルム

Info

Publication number
JPH05104686A
JPH05104686A JP3296393A JP29639391A JPH05104686A JP H05104686 A JPH05104686 A JP H05104686A JP 3296393 A JP3296393 A JP 3296393A JP 29639391 A JP29639391 A JP 29639391A JP H05104686 A JPH05104686 A JP H05104686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cosmetics
resistance
uniaxially stretched
protective layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3296393A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kitahata
浩二 北畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP3296393A priority Critical patent/JPH05104686A/ja
Publication of JPH05104686A publication Critical patent/JPH05104686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐性に優れた化粧品容器用シュリンクフィル
ムを得る。 【構成】 一軸延伸ポリスチレンフィルムからなるシュ
リンクフィルムをベースフィルムとして用い、保護層と
してアクリル系樹脂を帯状にグラビア印刷を行なった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耐性に優れた化粧品
容器用シュリンクフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧品容器用シュリンクフィルム
としては、塩化ビニルあるいはポリエチレンテレフタレ
ートからなるものが、化粧品に対する耐性が高いため多
用されている。また、ポリエチレンテレフタレートから
なるシュリンクフィルムは、透明性が高いという特性を
さらに有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、塩化ビニルか
らなるシュリンクフィルムは焼却されるときに塩化水素
を発生するので、環境に悪影響を及ぼすという点で欠点
を有する。また、ポリエチレンテレフタレートからなる
シュリンクフィルムは上記のような欠点はないが、ポリ
エチレンテレフタレートそのものが比較的高価な樹脂で
あるため、化粧品容器に使用するためにさらに安価な素
材が望まれている。
【0004】したがって、この発明は上記のような欠点
を解消し、化粧品に対する耐性が高くしかも安価な化粧
品容器用シュリンクフィルムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、ベースフィルムが一軸延伸ポリスチ
レンフィルムからなり、少なくとも外面に耐化粧品性を
有する保護層が形成されるように化粧品容器用シュリン
クフィルムを構成したものである。
【0006】図面を参照しながらこの発明をさらに詳し
く説明する。図1はこの発明の化粧品容器用シュリンク
フィルムの一実施例を示す断面図である。1はシュリン
クフィルム、2はベースフィルム、3は保護層、4は図
柄層をそれぞれ示す。
【0007】シュリンクフィルム1の基材となるベース
フィルム2の素材としては、一軸延伸ポリスチレンフィ
ルムからなるものを用いる。一軸延伸ポリスチレンフィ
ルムは、そのままでは化粧品に対する耐性が低く、化粧
品によって侵され、艶変わりや穴あきなどが生じる。
【0008】シュリンクフィルム1の外面あるいは両面
には、耐化粧品性を有する保護層3が設けられる。保護
層3としては、ベースフィルム3である一軸延伸ポリス
チレンフィルムを侵すことがなく、また艶変わりや穴あ
きなどが発生しないような樹脂を選ぶ必要がある。たと
えば、アルコール可溶性樹脂であり、印刷適性がよく、
印刷乾燥後の塗膜がアルコールなどへの再溶解性の低い
アクリル樹脂などが適当と考えられる。また、保護層3
は、デザイン面あるいは保護効果から考えると透明性の
高いものが一般的には好ましいが、保護層3が絵柄層4
を兼用するように着色された層として形成することによ
って、工程短縮を図ることも可能である。保護層3を設
けるには、グラビア印刷・フレキソ印刷・オフセット印
刷・スクリーン印刷などの印刷方法を用い、全面的に、
あるいは必要とする部分のみに印刷を行なって設けると
よい。
【0009】シュリンクフィルム3の内面あるいは外面
には、必要に応じて図柄層4が形成される。図柄層4は
保護層3に覆われるように形成してもよいし、覆われな
いように形成してもよい。
【0010】
【作用】この発明の化粧品容器用シュリンクフィルム
は、ベースフィルムが一軸延伸ポリスチレンフィルムか
らなり、少なくとも外面に耐化粧品性を有する保護層が
形成されるように構成することにより、化粧品に対する
耐性の低い一軸延伸ポリスチレンフィルムであっても化
粧品容器に使用することができ、安価に大量の高品質シ
ュリンクフィルムを供給することができる。
【0011】
【実施例】ベースフィルムとして、一軸延伸ポリスチレ
ンフィルムからなるシュリンクフィルム(CI化成製PS-3
5)を用い、保護層としてアクリル系樹脂(三菱レーヨ
ン製LR-158)を、印刷適性粘度に調製して(溶剤として
トルエン/イソブタノール=50/50)、帯状にグラビア
印刷を行なった。部分的に印刷を行なうのは、一般にシ
ュリンクフィルムはフィルムを筒状にして使用するもの
であり、筒状にするためにはフィルムを溶剤でシールす
る必要があるため、シール部分に印刷を行なわないほう
が望ましいからである。なお、シュリンクフィルムを熱
融着して筒状にする場合は、このような配慮は必要な
い。
【0012】以上のようにして得られた化粧品容器用シ
ュリンクフィルムを化粧品容器にシュリンクし、化粧品
内容物(ヘアーリキッドなどのジブチルヒドロキシトル
エンを含有するもの)をガーゼに含ませ、フィルムに付
着させた後24時間放置した。比較例として、保護層を設
けないものを同様に試験した。その結果、保護層なしの
ものはフィルム表面の艶が変化していたが、保護層を設
けたものは変化が認められなかった。
【0013】
【発明の効果】この発明の化粧品容器用シュリンクフィ
ルムは、ベースフィルムが一軸延伸ポリスチレンフィル
ムからなり、少なくとも外面に耐化粧品性を有する保護
層が形成されているように構成されている。
【0014】したがって、この発明の化粧品容器用シュ
リンクフィルムは、化粧品に対する耐性が高く、しかも
安価なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の化粧品容器用シュリンクフィルム
の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シュリンクフィルム 2 ベースフィルム 3 保護層 4 図柄層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 25:00 4F B29L 7:00 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルムが一軸延伸ポリスチレン
    フィルムからなり、少なくとも外面に耐化粧品性を有す
    る保護層が形成されていることを特徴とする化粧品容器
    用シュリンクフィルム。
JP3296393A 1991-10-15 1991-10-15 化粧品容器用シユリンクフイルム Pending JPH05104686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3296393A JPH05104686A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 化粧品容器用シユリンクフイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3296393A JPH05104686A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 化粧品容器用シユリンクフイルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05104686A true JPH05104686A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17832967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3296393A Pending JPH05104686A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 化粧品容器用シユリンクフイルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05104686A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001019933A1 (en) * 1999-09-13 2001-03-22 Dutton Robert R Functionally enhanced protective shrink-wrap coverings and methods for their manufacture and use

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001019933A1 (en) * 1999-09-13 2001-03-22 Dutton Robert R Functionally enhanced protective shrink-wrap coverings and methods for their manufacture and use
US6495224B1 (en) 1999-09-13 2002-12-17 Robert R. Dutton Functionally enhanced protective shrink-wrap coverings and methods for their manufacture and use

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1065811A (en) Support member in food package
JPS59152842A (ja) 熱収縮性識別体
JPH05104686A (ja) 化粧品容器用シユリンクフイルム
JP2006063139A (ja) 遮光性インキ、遮光性フィルムおよび熱収縮ラベル
JP4036664B2 (ja) シュリンクラベル及びシュリンクラベル付き容器
JP6620526B2 (ja) 遮光性積層体
JP2001125488A (ja) 遮光性ラベル及び遮光性容器
JP2001296805A (ja) 熱収縮性ラベル用トップコート組成物及び熱収縮性ラベル
JP2017049360A (ja) 偽造防止ラベル
JP3460959B2 (ja) メタリック調フィルム
JPS6129871B2 (ja)
JP7169136B2 (ja) ラベル基材及び筒状ラベル
JPS61237680A (ja) 記録用透明材
JPS6119039Y2 (ja)
JP2001080019A (ja) 積層体
KR0161000B1 (ko) 오버헤드 프로젝터용 슬라이드의 제조방법
JP2018058240A (ja) ラベル付物品及びラベル
JPH0725142A (ja) 感熱記録体
JPS6116615B2 (ja)
JP2001002122A (ja) シュリンクラベル
JP2601504Y2 (ja) く じ
JPH0338335A (ja) 耐熱性ptp用蓋材
JPH103176A (ja) 印刷用紙およびその製造方法
JPH0393595A (ja) 熱転写用受像紙
CN1242562A (zh) 用丝网印刷法将样品印在薄膜上的化妆品货样

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001107