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JPH0510058Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0510058Y2
JPH0510058Y2 JP1987118265U JP11826587U JPH0510058Y2 JP H0510058 Y2 JPH0510058 Y2 JP H0510058Y2 JP 1987118265 U JP1987118265 U JP 1987118265U JP 11826587 U JP11826587 U JP 11826587U JP H0510058 Y2 JPH0510058 Y2 JP H0510058Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trap
drainage
drain pipe
passage
pipe joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987118265U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6424173U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987118265U priority Critical patent/JPH0510058Y2/ja
Publication of JPS6424173U publication Critical patent/JPS6424173U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0510058Y2 publication Critical patent/JPH0510058Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は家庭雑排水の排水管路に設けられる排
水管継手に関する。
〔従来の技術〕
浴室、洗面所、台所、便所等から出る家庭雑排
水の排水管路には防臭機能を持たせることが一般
的に行われていると共に、排水管路の清掃・点検
のために上記排水管路の合流点や曲点には排水ま
すや排水管継手が設けられている。
従来、排水ますは開口径が大きいために内部空
間も広く、それ自体に防臭機能を持たせることは
容易である。第6図は防臭機能を持つた従来の排
水ます10を例示している。同図の排水ます10
は、内部空間を堰11で仕切つて排水通路12と
水溜め部13とを区画し、上記浴室等から導設さ
れた枝管14にエルボ15を介して接続された短
管16の下端部を上記水溜め部13に溜まつてい
る排水中に水没させている。このような排水ます
10によると、枝管14、エルボ15及び短管1
6を通つて水溜め部13に流入した排水が堰11
を溢流して排水通路12に流入し、図外の排水管
へ導かれると共に、水溜め部13に溜まつた排水
中に短管16が水没していることによる水封作用
によつて上記浴室等へ臭気の流入が阻止される。
このような防臭機能を持つ排水ます10にあつ
ては、その開口径が大きいために狭小な宅地内に
数多く設置することは好ましくなく、また、数多
く設置することが不可能なこともある。そこで排
水ます10は第5図のように排水管17の曲がり
部だけに設置されることが多い。
ところが、宅地が非常に狭小な場合には、排水
ます10の設置スペースを確保できないこともあ
り、その場合には全部に排水管継手を設置するこ
とが余儀無くされる。
排水管継手は、家庭雑排水の排水管路を形成す
るパイプと同等の開口径を有するものであつて、
その開口径が小さいために狭小な宅地内への設置
に適し、その上部には排水管路を清掃するときの
小口径の掃除口が設けられる。第5図に示すよう
に、従来の排水管継手20は浴室等から導設され
た枝管23と排水管17との接続個所に設置さ
れ、その上部には掃除口24が設けられるが、そ
れ自体が防臭機能を持たないため、上記浴室等へ
の臭気の流入を防ぐためには上記枝管23の途中
にトラツプ22を設けるか、あるいは建物と排水
管17との間隙が充分とれない場合は実開昭61−
198387号のようなトラツプ桝を用いていた。そし
て、トラツプ22を設けると、そのトラツプ22
の上部にも掃除口25を付設する必要がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、狭所あつてしかも浴室等が住宅
家屋のコーナー部に位置する場合には、第7図に
示すように、トラツプ付管継手201の至近距離
に曲り管継手101を設置する必要がありそれぞ
れに掃除口を設けるので見ばえが悪くなる上にコ
スト高になるという問題を生じていた。また、設
置場所近くに雨水排水用の配管が施されている場
合には、設置が困難になるという問題も生じてい
た。
本考案は以上の事情の下でなされたもので、設
置スペースが充分確保されない場合でも見ばえを
悪くすることなくしかも低コストで設置が可能な
排水管継手を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、上部に掃
除口を有し、かつ、底部に溝形の排水通路を有す
る排水管継手であつて、排水通路が曲がり通路と
され、その曲がり通路の両端部のそれぞれに配水
管に対する接続部が具備されていると共に、上記
曲がり通路の内側に堰部を介して下向きのトラツ
プ接続口が設けられているものである。
〔作用〕
このように構成された排水管継手は、曲がり通
路の両端部の接続部を排水管に接続することによ
つて排水管路のコーナ部に設置される。また、ト
ラツプ接続口にトラツプが接続され、そのトラツ
プに浴室等から導設された枝管が接続される。
〔実施例〕
第1図は本考案の排水管継手1の使用状態を例
示している。この排水管継手1は、硬質塩化ビニ
ル樹脂等の熱可塑性樹脂のインジエクシヨン成形
品によつて構成されており、上部に開口部2を有
し、底部に溝形の排水通路と堰部4と下向きのト
ラツプ接続口5とを有する。上記排水通路は曲が
り通路3とされており、その曲がり角度は第2図
のように90度であつても、第3図のように45度で
あつてもよい。そして、上記曲がり通路3の両端
部のそれぞれには第2図及び第3図に示すように
受口6,7が設けられ、これらの受口6,7が排
水管に対する接続部となされている。トラツプ接
続口5には第1図のように例えばU字形のトラツ
プ8の一端部が接続され、このトラツプ8の他端
部が浴室等から導設された枝管(不図示)に接続
される。なお、上記開口部2と掃除口(不図示)
管の間には筒状の高さ調節用管(不図示)が接続
される。
以上の構成において、枝管を通つて排出される
家庭雑排水はトラツプ8を通つた後、堰部4を溢
流して曲がり通路3に流入し、その後、排水管に
導入される。家庭雑排水が排水されていないとき
には、トラツプ8に溜まつた水により臭気が水封
される。
上記トラツプ8を排水管継手1の接続口5の軸
心Xの回りで回転変位させると、トラツプ8の他
端部の位置が変わる。そのため、上記トラツプ8
の他端部の位置を枝管の導設方向に容易にあわせ
ることが可能である。
第4図は複数の排水管継手を狭小な宅地に設置
する場合の一例を示している。同図のように排水
管17のコーナ部に設置された本考案の排水管継
手1にはトラツプ8が接続されているため、掃除
口の数を増やさずに防臭機能を発揮させることが
できる。なお、同図において1′は排水管17の
直線部分に設けられた排水管継手を示し、Aは住
宅家屋を示している。
〔考案の効果〕
本考案の排水管継手は、曲がり通路とトラツプ
接続口が設けられているので、浴室等が住宅家屋
のコーナー部に位置する場合にも、曲がり管継手
及びトラツプ付管継手の2個を用いることなく、
一個で二つの機能を果たすので施工コストをおさ
えることができ、しかもそれに伴ない掃除口の数
も減らすことができるので見ばえを悪くすること
なく施工することが可能である。
また、トラツプ接続口が、曲がり通路の内側に
設けられているので、実質的にトラツプ接続口の
面積を大きくすることができ、径の大きなトラツ
プを接続することが可能である。
さらに、排水通路が曲がり通路とされているの
で、排水管を流れる排水は、曲がり通路で遠心力
により外側に配向され、多量の排水が速い流速で
流れても排水が、堰部を乗り越えることなく、ス
ムースに排出されるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による排水管継手の使
用状態を示す断面図、第2図は排水管継手の概略
平面図、第3図は変形例による排水管継手の平面
図、第4図は排水管継手の施工例を示す説明図、
第5図は排水ます及び排水管継手の従来の使用状
態を示す斜視図、第6図は排水ますの断面図、第
7図は従来の配管を示す平面図である。 1……排水管継手、2……開口部、3……曲が
り通路、4……堰部、5……トラツプ接続口、
6,7……受口(接続部)、8……トラツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に掃除口を有し、かつ、底部に溝形の排水
    通路を有する排水管継手であつて、排水通路が曲
    がり通路とされ、その曲がり通路の両端部のそれ
    ぞれに配水管に対する接続部が具備されていると
    共に、上記曲がり通路の内側に堰部を介して下向
    きのトラツプ接続口が設けられていることを特徴
    とする排水管継手。
JP1987118265U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0510058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987118265U JPH0510058Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987118265U JPH0510058Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6424173U JPS6424173U (ja) 1989-02-09
JPH0510058Y2 true JPH0510058Y2 (ja) 1993-03-11

Family

ID=31362467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987118265U Expired - Lifetime JPH0510058Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Country Status (1)

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JP (1) JPH0510058Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150168B2 (ja) * 1980-04-10 1986-11-01 Aisin Seiki

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246544Y2 (ja) * 1984-08-30 1990-12-07
JPH018633Y2 (ja) * 1984-11-26 1989-03-08
JPH0124232Y2 (ja) * 1985-02-02 1989-07-24

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150168B2 (ja) * 1980-04-10 1986-11-01 Aisin Seiki

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Publication number Publication date
JPS6424173U (ja) 1989-02-09

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