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JPH049894Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH049894Y2
JPH049894Y2 JP1053487U JP1053487U JPH049894Y2 JP H049894 Y2 JPH049894 Y2 JP H049894Y2 JP 1053487 U JP1053487 U JP 1053487U JP 1053487 U JP1053487 U JP 1053487U JP H049894 Y2 JPH049894 Y2 JP H049894Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shimenawa
arm
rope
mounting base
sides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1053487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63117364U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1053487U priority Critical patent/JPH049894Y2/ja
Publication of JPS63117364U publication Critical patent/JPS63117364U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH049894Y2 publication Critical patent/JPH049894Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、注連縄を家の入口や自動車の前に
取り付ける部材に関する。
[従来の技術ならびにその問題点] 注連縄は、両端に細い紐を結び、この紐を釘等
を引つ掛けて家の入口等に取り付けていた。この
為、注連縄を確実に固定することができず、風が
吹いて外れたり、あるいはゆらゆらと動く等の欠
点があつた。
更に、従来の取付構造では、両側が多少反り上
がる美しい弓形に作られた注連縄を、長期間形く
ずれなく固定できない欠点もあつた。
注連縄を、家の入口等に釘止めするなら強固に
固定できる。ところが、注連縄は、地方により、
一年中取り付けている事もあるが、多くの地方で
は一定の期間後に取り外すので、簡単に外し得る
ことも大切である。釘止めした注連縄は外すのに
手間が掛かり、特に、玄関や軒下等の高い所に固
定されるので、釘止めされた注連縄は、外すのに
手間が掛かる欠点があり、又、取り外した後に、
鴨居等に針孔の疵が残る欠点もあつた。
[考案の目的] この考案は、従来のこれ等の欠点を除去するこ
とを目的に開発されたもので、この考案の重要な
目的は、簡単かつ確実に、しかも迅速に注連縄が
固定できると共に、注連縄を長期間形くずれしな
い状態で固定できる注連縄の装着具を提供するに
ある。
[従来の問題点を解決する為の手段] この考案の注連縄の装着具は、家の入口や車の
ラジエーターグリルなどに取り付けられる取付台
と、この取付台に一端が固定されて両側に延長さ
れているアームとを備えている。
アームは、弓状に形成された注連縄の縄部の両
側部分を支持する全長を有すると共に、端部に注
連縄の包持部を有する。アームの包持部で注連縄
の両側を包持して、玄関や車等に取り付ける。
[作用効果] この考案の注連縄の装着具は、多少反り上がつ
て弓状に形成された注連縄の両側を、取付台から
両側に延長するアーム端部の包持部で包持して取
付台に固定する。従つて、注連縄は、反り上がつ
た両側部がアームの包持部に確実に固定され、長
期間に渡つて形くずれを起こすことなく、美しい
形状で固定でき、更に、風が吹いても、ゆらゆら
と動くことなく、確実に定位置に固定できる。
又、縄部の両側をアームに包持させるだけで取
り付けできる為、極めて簡単にしかも迅速に取り
付けでき、更に、アームの包持部から外すだけで
簡単に外すことができる。この為、高くて危険な
軒先等にも、誰もが簡単かつ容易に、しかも安全
に脱着できる特長が実現できる。
更に、車に使用しても、注連縄が確実に取付で
き、走行時に受ける強い風圧によつても吹き飛ば
されたり、あるいは、取り付け位置がずれること
がない特長が実現出来る。
[好ましい実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図に示す注連縄の装着具は、取付台1と、
アーム2と、挿通片3とからなる。
取付台1は家の入口の上や自動車の前に固定さ
れる板状で、釘止め、ネジ止め等の方法で固定さ
れる。この取付台1は、注連縄を外したときにも
取り外すことなく常時固定される。従つて、取付
台1は、通常、玄関サツシ枠等の取付部分と別の
部材としてこれに固定されるが、必ずしも取付部
分と別部材とする必要はなく、玄関サツシ枠や車
のラジエーターグリル板等を取付台に併用するこ
ともできる。この場合、取付台が玄関サツシ枠や
ラジエーターグリル板に一体化される為、別部材
の基材を必要とせず、挿通片とアームとがサツシ
枠やラジエーターグリルに直接固定される。
アーム2は、注連縄4両側の縄部を包持できる
ように、左右に延長される両アームの先端の間隔
が、通常15〜40cm、好ましくは、20〜35cmの間隔
となる長さを有する。第1図に示すアーム2は、
先端の包持部2Aが、縄部両側の下面から前面を
上に巻き上げる形状に折曲されている。このアー
ム2に、銅やアルミニウム等の耐腐食性の折曲自
在な金属材が使用できる。折曲自在な金属製のア
ーム2は、注連縄の大きさに合わせて包持部2A
の形状を簡単に調整できるので、種々の形状の注
連縄を、最も確実に包持でき。
アーム2には、弾性変形できる合成樹脂やバネ
材も使用できる。合成樹脂で成形する場合、第1
図に示すように、両側の包持部2Aを縄部の両側
の下面と前面とを抱く状態に成形し、注連縄を脱
着する時には包持部2Aを弾性変形させる。
アーム2は、例えば、幅が5〜30mm、好ましく
は、10〜20mmの帯状に形成され、あるいは太さが
1〜5mmφの線状に形成される。
更に、アーム2は、取付台と一体的に成形する
か、あるいは別体として、接着、半田付、溶着、
ネジ止め等の方法で取付台1に固定される。
挿通片3は、縄部の中間に簡単に挿通できるよ
うに、先鋭な線状又は板状に形成される。挿通片
3は、好ましくは、取付台1の中央部分に1本設
けられ、取付台1から垂直に、即ち、取付状態に
於て水平に前方に向けて延長されている。挿通片
3の長さは、太い注連縄にも充分挿通できるよう
に、通常1.5〜6cm、好ましくは2〜4cmに決定
される。更に、挿通片3が取付台1の中央に1本
設けられる場合は、挿通片3は、アーム2で支持
される注連縄の縄部の中央に挿通されるように、
アーム2両端より多少下方に位置して配設され
る。この挿通片3は、アーム2と取付台1と同様
に銅やステンレス製の耐腐食性金属が使用され
る。
挿通片3は、必ずしも第1図に示すように、水
平方向に延長する必要はなく、例えば、図示しな
いが前方に向かつて上向きに挿通することも可能
である。又、挿通片は1本でなくとも2本以上設
けることも可能である。
この様に、取付台に挿通片が設けられたもの
は、中央と両側の3箇所で確実に注連縄が固定で
きる。ただ、この考案は必ずしも挿通片を設ける
必要はなく、2本のアームの包持部2Aのみで注
連縄を取り付けることも可能である。
第2図に他の実施例の注連縄の装着具を示す。
この装着具は、第1図の挿通片3に代わつて、注
連縄4の中央部を下面から支える受台5が取付台
1に設けられている。この受台5は、取付台1の
中央に固定されて前方に延長され、先端部分が縄
の中央を支えるように多少上方に湾曲されてい
る。この受台5は、アーム2と同様の材質、例え
ば、銅、アルミニウム、合成樹脂、バネ材などで
形成される。
この装着具は、取付台1が、基台6を介して脱
着自在に家や車に取り付けられている。従つて、
取付台1は、裏面に下方開口の嵌着孔7が設けら
れており、一方、基台6の表面には、嵌着孔7に
挿通される突起8が上向きに設けられている。基
台6は両面接着テープ9を介して家等に固定され
ている。基台1は、裏面に両面接着テープ9が確
実に接着できるように、平面状に形成されてい
る。
通常、取付台1は、それ自体を折曲して表面に
立体的な装飾模様を施すことが多い。この為、取
付台1の裏面は、表面と同様に凹凸状に形成され
ることが多く、両面接着テープが密着し難い。と
ころが、第2図に示すように、基台6を介して固
定するものは、基台6の裏面を完全な平面状にで
き、両面接着テープ9で確実にしかも簡単に固定
できる。
更に、この図に示すように、取付台1が脱着自
在なものは、第3図に示すように、取付台1を外
した基台6に、家紋10などを脱着自在に取り付
けることも可能である。家紋10は、基台6の突
起8に嵌着出来るように、注連縄の装着具1と同
様に、裏面に、下方開口の嵌着孔11が設けられ
ている。
更に、第4図に示すように、取付台1に挿通片
3を有するものは、注連縄を外した後、ここに家
紋12を挿通することも可能である。ここに取り
付けられる家紋12は、中心に、挿通片3が挿通
出来る貫通孔が穿設されている。
第5図ないし第7図にアーム2の包持部2Aの
形状が異なる注連縄の装着具を示す。第5図に示
す装着具のアーム2は、アーム先端の包持部2A
が、注連縄を上下か挟着する挟み状に形成されて
いる。第6図のアーム2は、包持部2Aが、第1
図と反対に、注連縄4を上から下に吊り下げる状
態で包持している。更に、第7図のアームは、包
持部2Aが注連縄4を結束して包持している。
第1図、第2図、第5図ないし第7図に示すよ
うに、この考案の注連縄の装着具は、アーム先端
の包持部に、種々の形状で縄を包持出来る形状が
採用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す注連縄の装
着具の斜視図、第2図は他の実施例を示す注連縄
の装着具の垂直断面図、第3図は第2図に示す取
付台に家紋を取り付けた状態を示す断面図、第4
図は第1図に示す装着具に家紋を取り付けた状態
を示す断面図、第5図ないし第7図はアーム先端
の包持部の形状が異なる注連縄の装着具の他の実
施例を示す断面図である。 1……取付台、2……アーム、2A……包持
部、3……挿通片、4……注連縄、5……受台、
6……基台、7……嵌着孔、8……突起、9……
両面接着テープ、10……家紋、11……嵌着
孔、12……家紋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 取付台と、この取付台に一端が固定されて両
    側に延長されているアームとからなり、このア
    ームは注連縄の縄部の両側部分を支持する全長
    を有すると共に、端部に注連縄の包持部を有
    し、この包持部で注連縄を包持して取り付ける
    ように構成された注連縄の装着具。 (2) アームが折曲自在な金属材である実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の注連縄の装着具。 (3) アームと挿通片とが耐腐食性の金属製である
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の注連縄の
    装着具。 (4) アームが弾性変形材である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の注連縄の装着具。
JP1053487U 1987-01-26 1987-01-26 Expired JPH049894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1053487U JPH049894Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1053487U JPH049894Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63117364U JPS63117364U (ja) 1988-07-29
JPH049894Y2 true JPH049894Y2 (ja) 1992-03-11

Family

ID=30796915

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JP1053487U Expired JPH049894Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JPS63117364U (ja) 1988-07-29

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