JPH048486Y2 - - Google Patents
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- JPH048486Y2 JPH048486Y2 JP1981175983U JP17598381U JPH048486Y2 JP H048486 Y2 JPH048486 Y2 JP H048486Y2 JP 1981175983 U JP1981175983 U JP 1981175983U JP 17598381 U JP17598381 U JP 17598381U JP H048486 Y2 JPH048486 Y2 JP H048486Y2
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- Japan
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- capacitor
- transistor
- time
- tape
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 33
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 3
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はトランスクライバーなどの組込まれ
るオートバツクスペース装置の改良に関するもの
である。
るオートバツクスペース装置の改良に関するもの
である。
従来、仕事上の効率を図るため手紙や書類の原
稿を予めテープに録音しておき、その後秘書など
がテープ内容を再生し、これを聞きながらタイプ
を操作し手紙や書類などを作成することが行なわ
れている。
稿を予めテープに録音しておき、その後秘書など
がテープ内容を再生し、これを聞きながらタイプ
を操作し手紙や書類などを作成することが行なわ
れている。
しかして、このようなテープ内容を再生するも
のとして再生速度を任意に調整可能にしたり、再
生、停止操作などをフートスイツチにてできるよ
うにした所謂トランスクライバーなどを用いられ
ている。
のとして再生速度を任意に調整可能にしたり、再
生、停止操作などをフートスイツチにてできるよ
うにした所謂トランスクライバーなどを用いられ
ている。
ところで、このようなトランスクライバーを用
いてテープ内容を聞きながらタイプ操作を行なう
場合、テープの再生速度にタイプ操作が追いつか
ないことがあるため例えば文章の区切り毎にテー
プの再生を止めることが度々行なわれる。
いてテープ内容を聞きながらタイプ操作を行なう
場合、テープの再生速度にタイプ操作が追いつか
ないことがあるため例えば文章の区切り毎にテー
プの再生を止めることが度々行なわれる。
ところが、このようにテープ再生を止めるため
停止操作すると操作遅れなどが原因で次の文章を
始め部分が再生ヘツドを通過してしまうことがあ
る。このため次に再び再生操作すると文章の始め
部分がとんでしまい再生内容を理解できないこと
があり、その都度テープを所定長さだけ巻戻しし
なければならないなど面倒な手間がかかる欠点が
あつた。
停止操作すると操作遅れなどが原因で次の文章を
始め部分が再生ヘツドを通過してしまうことがあ
る。このため次に再び再生操作すると文章の始め
部分がとんでしまい再生内容を理解できないこと
があり、その都度テープを所定長さだけ巻戻しし
なければならないなど面倒な手間がかかる欠点が
あつた。
そこで、従来テープ走行の停止操作があると、
自動的に所定時間だけテープを巻戻し、次の再生
内容を確実に理解できるようにした所謂オートバ
ツクスペース装置が考えられている。
自動的に所定時間だけテープを巻戻し、次の再生
内容を確実に理解できるようにした所謂オートバ
ツクスペース装置が考えられている。
しかして、従来この種のオートバツクスペース
装置として時定数回路を用い、停止操作があると
この時定数回路の時定数にかかる所定時間だけテ
ープを巻戻すようにしたものがある。
装置として時定数回路を用い、停止操作があると
この時定数回路の時定数にかかる所定時間だけテ
ープを巻戻すようにしたものがある。
ところが、このような装置は電源電圧の変動に
影響され易いため、特に最近用いられている電池
電源のものでは電池電圧が低下するにともないテ
ープの巻戻し時間が短くなり、ついにはテープの
巻戻しが全く行なわれなくなるおそれがあつた。
影響され易いため、特に最近用いられている電池
電源のものでは電池電圧が低下するにともないテ
ープの巻戻し時間が短くなり、ついにはテープの
巻戻しが全く行なわれなくなるおそれがあつた。
そこで、このような時定数回路に代えてワンシ
ヨツトマルチバイブレータを用いたものがある
が、かかるマルチバイブレータは特に電池電源の
ような低電圧用のものは高価であるため経済的に
使用しずらい欠点があつた。
ヨツトマルチバイブレータを用いたものがある
が、かかるマルチバイブレータは特に電池電源の
ような低電圧用のものは高価であるため経済的に
使用しずらい欠点があつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
電源電圧の変動にかかわらず常に所定のテープ巻
戻し時間が得られ再生を的確に行ない得るととも
に経済的に有利なオートバツクスペース装置を提
供することを目的とする。
電源電圧の変動にかかわらず常に所定のテープ巻
戻し時間が得られ再生を的確に行ない得るととも
に経済的に有利なオートバツクスペース装置を提
供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明す
る。
る。
図面においてPは正側母線、Nは負側母線で、
正側母線Pは電源Vccに接続され、負側母線Nで
接地端子GNDに接続されている。
正側母線Pは電源Vccに接続され、負側母線Nで
接地端子GNDに接続されている。
母線P,Nの間には抵抗R1と再生(PLY)操
作スイツチPSの直列回路が接続され、この直列
回路の抵抗R1とスイツチPSの接続点に再生入力
端子PLYが接続されている。そして、スイツチ
PSの投入により再生入力端子PLYを介して図示
しない再生手段を起動するようになつている。
作スイツチPSの直列回路が接続され、この直列
回路の抵抗R1とスイツチPSの接続点に再生入力
端子PLYが接続されている。そして、スイツチ
PSの投入により再生入力端子PLYを介して図示
しない再生手段を起動するようになつている。
さらに、上記抵抗R1とスイツチPSの接続点は
コンデンサC1抵抗R2を介してトランジスタTR1
のベースに接続され、コンデンサC1と抵抗R2の
接続点と母線Nとの間には図示の極性のダイオー
ドDが接続されている。
コンデンサC1抵抗R2を介してトランジスタTR1
のベースに接続され、コンデンサC1と抵抗R2の
接続点と母線Nとの間には図示の極性のダイオー
ドDが接続されている。
また、上記トランジスタTR1のエミツタは母線
Nに接続され、コレクタは抵抗R3を介してトラ
ンジスタTR2のベースに接続されている。このト
ランジスタTR2はエミツタが母線Nに接続される
とともに抵抗R4を介して上記コンデンサC2の放
電に関連する第1のTR3のベースに接続されてい
る。
Nに接続され、コレクタは抵抗R3を介してトラ
ンジスタTR2のベースに接続されている。このト
ランジスタTR2はエミツタが母線Nに接続される
とともに抵抗R4を介して上記コンデンサC2の放
電に関連する第1のTR3のベースに接続されてい
る。
なお、上記回路中、抵抗R1、コンデンサC1、
抵抗R2、トランジスタTR1,TR2によつて導通
時間規制回路が構成されている。
抵抗R2、トランジスタTR1,TR2によつて導通
時間規制回路が構成されている。
トランジスタTR3のエミツタ、コレクタの間に
は巻戻し(REW)操作スイツチREWSが接続さ
れているとともにエミツタは母線Nに、コレクタ
はテープ巻戻し入力端子REWにそれぞれ接続さ
れている。そして、スイツチREWSの投入によ
りテープ巻戻し端子REWを介して図示しないテ
ープ巻戻し手段を起動するようにしている。
は巻戻し(REW)操作スイツチREWSが接続さ
れているとともにエミツタは母線Nに、コレクタ
はテープ巻戻し入力端子REWにそれぞれ接続さ
れている。そして、スイツチREWSの投入によ
りテープ巻戻し端子REWを介して図示しないテ
ープ巻戻し手段を起動するようにしている。
さらに、上記トランジスタTR2と上記導通時間
規制回路の導通が継続する第1の時間中電源が供
給されるテープ巻戻し時間を規定するためのコン
デンサC2の接続点は、コンデンサC2の放電に関
連する第2のトランジスタTR4のコレクタに接続
されている。このトランジスタTR4はエミツタが
母線Nに接続され、ベースがコンデンサC2の放
電に関連するトランジスタTR5のベースに接続さ
れている。そして、上記トランジスタTR4,TR5
によつてカレントミラー回路を構成している。
規制回路の導通が継続する第1の時間中電源が供
給されるテープ巻戻し時間を規定するためのコン
デンサC2の接続点は、コンデンサC2の放電に関
連する第2のトランジスタTR4のコレクタに接続
されている。このトランジスタTR4はエミツタが
母線Nに接続され、ベースがコンデンサC2の放
電に関連するトランジスタTR5のベースに接続さ
れている。そして、上記トランジスタTR4,TR5
によつてカレントミラー回路を構成している。
なお、トランジスタTR5はエミツタが母線Nに
接続され、コレクタが抵抗R5、可変抵抗VRを介
して母線Pに接続されている。
接続され、コレクタが抵抗R5、可変抵抗VRを介
して母線Pに接続されている。
次にその作用を説明する。
いま、再生操作スイツチPSが投入され再生入
力端子PLYを介して図示しない再生手段により
テープ再生が行なわれているものとする。
力端子PLYを介して図示しない再生手段により
テープ再生が行なわれているものとする。
この状態で、テープ再生を停止すべく再生操作
スイツチPSを開放すると再生入力端子PLYを介
して起動されていた再生手段が停止されテープ再
生が停止する。また、再生操作スイツチPSの開
放により導通時間規制回路における抵抗R1、コ
ンデンサC1、抵抗R2の時定数回路よりトランジ
スタTR1のベース・エミツタを通してコンデンサ
C1の充電電流が流れ、トランジスタTR1がオン
する。これによりトランジスタTR2もオンする。
この場合トランジスタTR1,TR2はコンデンサC1
と抵抗R1,R2の時定数に対応する時間だけ導通
する。
スイツチPSを開放すると再生入力端子PLYを介
して起動されていた再生手段が停止されテープ再
生が停止する。また、再生操作スイツチPSの開
放により導通時間規制回路における抵抗R1、コ
ンデンサC1、抵抗R2の時定数回路よりトランジ
スタTR1のベース・エミツタを通してコンデンサ
C1の充電電流が流れ、トランジスタTR1がオン
する。これによりトランジスタTR2もオンする。
この場合トランジスタTR1,TR2はコンデンサC1
と抵抗R1,R2の時定数に対応する時間だけ導通
する。
そして、このトランジスタTR2の導通時間中コ
ンデンサC2に充電電流が流れる。上記導通時間
が経過するとトランジスタTR1,TR2がオフする
ので、今度はコンデンサC2が放電を始める。上
記コンデンサC2の放電電流はトランジスタTR4
により支配的に流れるが、一方、この放電電流の
一部は抵抗R4を通してトランジスタTR3のベー
ス電流として流れ、同トランジスタTR3がオンす
る。この場合トランジスタTR3がオンすることは
テープ巻戻しスイツチREWSが投入されたと同
じなのでテープ巻戻し入力端子REWを介して図
示しないテープ巻戻し手段が起動されテープの巻
戻しが開始される。
ンデンサC2に充電電流が流れる。上記導通時間
が経過するとトランジスタTR1,TR2がオフする
ので、今度はコンデンサC2が放電を始める。上
記コンデンサC2の放電電流はトランジスタTR4
により支配的に流れるが、一方、この放電電流の
一部は抵抗R4を通してトランジスタTR3のベー
ス電流として流れ、同トランジスタTR3がオンす
る。この場合トランジスタTR3がオンすることは
テープ巻戻しスイツチREWSが投入されたと同
じなのでテープ巻戻し入力端子REWを介して図
示しないテープ巻戻し手段が起動されテープの巻
戻しが開始される。
コンデンサC2の放電により、その両端電圧が
トランジスタTR3のオン状態を維持するに必要な
電圧VTHよりも低下すると、トランジスタTR3が
オフ状態に転じ、従つて、テープの巻戻しが停止
される。
トランジスタTR3のオン状態を維持するに必要な
電圧VTHよりも低下すると、トランジスタTR3が
オフ状態に転じ、従つて、テープの巻戻しが停止
される。
上記において、当初、トランジスタTR2が導通
してコンデンサC2が充電されたときの充電電荷
は電源電圧Vccに実質的に比例した量となる。然
るに、同コンデンサC2の主たる放電路であるト
ランジスタTR4に流れる電流も、トランジスタ
TR4及びTR5がカレントミラー回路を構成するが
ゆえに、トランジスタTR5のコレクタ電流に実質
的に等しく、従つて電源電圧Vccに実質的に比例
した値となる。その結果、仮に電源電圧Vccが変
動してもコンデンサC2の電圧が所定値(上述に
おけるVTH)に至るまでの時間もほぼ一定のもの
となる。
してコンデンサC2が充電されたときの充電電荷
は電源電圧Vccに実質的に比例した量となる。然
るに、同コンデンサC2の主たる放電路であるト
ランジスタTR4に流れる電流も、トランジスタ
TR4及びTR5がカレントミラー回路を構成するが
ゆえに、トランジスタTR5のコレクタ電流に実質
的に等しく、従つて電源電圧Vccに実質的に比例
した値となる。その結果、仮に電源電圧Vccが変
動してもコンデンサC2の電圧が所定値(上述に
おけるVTH)に至るまでの時間もほぼ一定のもの
となる。
以下、その理由を詳述する。
上記コンデンサC2の放電電流がトレンジスタ
TR4に流れているとき、トランジスタTR5には可
変抵抗VR、抵抗R5を通して(Vcc−VF)/
(VR+R5)なる所定電流が流れている。ここで
Vccは電源電圧、VFはトランジスタTR5の順方向
電圧である。
TR4に流れているとき、トランジスタTR5には可
変抵抗VR、抵抗R5を通して(Vcc−VF)/
(VR+R5)なる所定電流が流れている。ここで
Vccは電源電圧、VFはトランジスタTR5の順方向
電圧である。
ここで、トランジスタTR4とTR5はカレントミ
ラー回路を構成しているので、トランジスタTR4
にも(Vcc−VF)/(VR+R5)なる電流が流れ
る。これによりコンデンサC2はトランジスタ
TR4を通して定電流放電されることになる。その
後コンデンサC2の端子電圧が所定電圧VTHつまり
トランジスタTR3のオフ電圧にまでなると、同ト
ランジスタTR3がオフしテープの巻戻しが停止さ
れる。
ラー回路を構成しているので、トランジスタTR4
にも(Vcc−VF)/(VR+R5)なる電流が流れ
る。これによりコンデンサC2はトランジスタ
TR4を通して定電流放電されることになる。その
後コンデンサC2の端子電圧が所定電圧VTHつまり
トランジスタTR3のオフ電圧にまでなると、同ト
ランジスタTR3がオフしテープの巻戻しが停止さ
れる。
この場合、コンデンサC2の端子電圧がVccから
VTHになるまでの放電電荷は、 Q=C×(Vcc−VTH)=T・i ……(1) で表わされる。ここで、CはコンデンサC2の容
量値、Vccは電源電圧、Tはテープ巻戻し時間で
ある。
VTHになるまでの放電電荷は、 Q=C×(Vcc−VTH)=T・i ……(1) で表わされる。ここで、CはコンデンサC2の容
量値、Vccは電源電圧、Tはテープ巻戻し時間で
ある。
また、コンデンサC2の放電電流は上述したよ
うに、 i=(Vcc−VF)/(VR+R5) ……(2) である。しかるに(2)式を(1)式に代入すると、 C×(Vcc−VTH)=T・ (Vcc−VF)/(VR+R5) ……(3) となる。
うに、 i=(Vcc−VF)/(VR+R5) ……(2) である。しかるに(2)式を(1)式に代入すると、 C×(Vcc−VTH)=T・ (Vcc−VF)/(VR+R5) ……(3) となる。
一般にトランジスタの順方向電圧は、各トラン
ジスタ間であまり差はないから、VF〜VTHであ
る。
ジスタ間であまり差はないから、VF〜VTHであ
る。
従つて、(3)式より
T=C×(VR+R5) ……(4)
が得られる。
(4)式から明らかなようにコンデンサC2の放電
条件は電源電圧Vccに関係なく可変抵抗VRおよ
び抵抗R5によつて決めることができる。その結
果テープ巻戻し時間Tは電源電圧Vccに変動があ
つてもほぼ一定に設定できる。
条件は電源電圧Vccに関係なく可変抵抗VRおよ
び抵抗R5によつて決めることができる。その結
果テープ巻戻し時間Tは電源電圧Vccに変動があ
つてもほぼ一定に設定できる。
上述のように、この考案の一実施例に係る装置
によれば、再生停止操作直後におけるテープ巻戻
し時間を規定するためのコンデンサの充電電荷
と、この電荷の放電電流との双方が、何れも電源
電圧に実質的に比例して推移することになるた
め、同コンデンサの電圧が所定値(上述における
VTH)に至るまでの時間はほぼ一定のものとな
る。その結果テープ巻戻し時間は電源電圧Vccに
変動があつても実質的に一定に設定でき、安定し
たオートバツクススペースを得られることにな
る。
によれば、再生停止操作直後におけるテープ巻戻
し時間を規定するためのコンデンサの充電電荷
と、この電荷の放電電流との双方が、何れも電源
電圧に実質的に比例して推移することになるた
め、同コンデンサの電圧が所定値(上述における
VTH)に至るまでの時間はほぼ一定のものとな
る。その結果テープ巻戻し時間は電源電圧Vccに
変動があつても実質的に一定に設定でき、安定し
たオートバツクススペースを得られることにな
る。
なお、この考案は上記実施例に限定されず要旨
を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。例
えば上述では一貫してトランスクライバーについ
て述べたが、一般のテープレコーダにも適用でき
ることは勿論である。
を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。例
えば上述では一貫してトランスクライバーについ
て述べたが、一般のテープレコーダにも適用でき
ることは勿論である。
以上述べたように、この考案のオートバツクス
ペース装置によれば電源電圧の変動にかかわらず
実質的に一定のテープ巻戻し時間を得られるの
で、例えば、電源として電池電源を用いた場合仮
に電池電圧が低下しても、テープ巻戻し時間が短
くなりテープ巻戻しが全く行なわれなくなるよう
な不都合を確実に除去でき、安定したオートバツ
クスペースが得られる。また、高価な定電圧用の
マルチバイブレータを用いたものに比べ安価であ
り経済的にも有利である。
ペース装置によれば電源電圧の変動にかかわらず
実質的に一定のテープ巻戻し時間を得られるの
で、例えば、電源として電池電源を用いた場合仮
に電池電圧が低下しても、テープ巻戻し時間が短
くなりテープ巻戻しが全く行なわれなくなるよう
な不都合を確実に除去でき、安定したオートバツ
クスペースが得られる。また、高価な定電圧用の
マルチバイブレータを用いたものに比べ安価であ
り経済的にも有利である。
図面はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。 P,N……母線、R1〜R5……抵抗、C1,C2…
…コンデンサ、TR1〜TR5……トランジスタ、
PS……再生スイツチ、REWS……テープ巻戻し
スイツチ。
る。 P,N……母線、R1〜R5……抵抗、C1,C2…
…コンデンサ、TR1〜TR5……トランジスタ、
PS……再生スイツチ、REWS……テープ巻戻し
スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 テープ再生及びこの再生の停止の動作を制御す
るスイツチと、上記スイツチの動作時点を起算点
とする所定時間導通する導通時間規制回路と、 上記導通時間規制回路の導通が継続する第1の
時間中電源が供給されて充電されるコンデンサ
と、 上記コンデンサの両端電圧が所定レベル以上に
あるときのみ同コンデンサよりベース電流が供給
されて導通し、この導通が継続する第2の時間中
テープの巻戻し動作を行なわしめるための第1の
トランジスタと、 上記コンデンサの放電路を形成するように接続
された第2のトランジスタと、 上記電源の電圧レベルに対応したコレクタ電流
が流れるよう同電源に接続され且つ上記第2のト
ランジスタとともにカレントミラー回路をなすよ
う接続された第3のトランジスタと、を具備し、
これにより、 上記コンデンサへの充電電荷量と上記第2のト
ランジスタを通しての同電荷の放電たる電流値と
の双方をともに上記電源電圧に実質的に比例する
ようになすことにより、電源電圧の如何にかかわ
らず、バツクスペース量が実質的に一定となるよ
うにしたことを特徴とするオートバツクスペース
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17598381U JPS5881742U (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | オ−トバツクスペ−ス装置 |
US06/443,220 US4574321A (en) | 1981-11-26 | 1982-11-22 | Automatic backspace device for a tape recorder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17598381U JPS5881742U (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | オ−トバツクスペ−ス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881742U JPS5881742U (ja) | 1983-06-02 |
JPH048486Y2 true JPH048486Y2 (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=29968624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17598381U Granted JPS5881742U (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | オ−トバツクスペ−ス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5881742U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5119715B2 (ja) * | 1972-09-27 | 1976-06-19 | ||
JPS5141410B2 (ja) * | 1972-01-11 | 1976-11-10 | ||
JPS5420117B2 (ja) * | 1973-09-21 | 1979-07-20 | ||
JPS5427608B2 (ja) * | 1976-09-03 | 1979-09-11 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5152977Y2 (ja) * | 1972-07-05 | 1976-12-18 | ||
JPS5075612U (ja) * | 1973-11-14 | 1975-07-02 | ||
JPS5119715U (ja) * | 1974-07-31 | 1976-02-13 | ||
JPS5141410U (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-27 | ||
JPS5744501Y2 (ja) * | 1975-12-15 | 1982-10-01 | ||
JPS5420117U (ja) * | 1977-07-12 | 1979-02-08 | ||
JPS5827385Y2 (ja) * | 1977-07-25 | 1983-06-14 | 三洋電機株式会社 | テ−プレコ−ダのバックスペ−ス回路 |
-
1981
- 1981-11-26 JP JP17598381U patent/JPS5881742U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141410B2 (ja) * | 1972-01-11 | 1976-11-10 | ||
JPS5119715B2 (ja) * | 1972-09-27 | 1976-06-19 | ||
JPS5420117B2 (ja) * | 1973-09-21 | 1979-07-20 | ||
JPS5427608B2 (ja) * | 1976-09-03 | 1979-09-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5881742U (ja) | 1983-06-02 |
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