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JPH0481068A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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Publication number
JPH0481068A
JPH0481068A JP2192572A JP19257290A JPH0481068A JP H0481068 A JPH0481068 A JP H0481068A JP 2192572 A JP2192572 A JP 2192572A JP 19257290 A JP19257290 A JP 19257290A JP H0481068 A JPH0481068 A JP H0481068A
Authority
JP
Japan
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drum
reading
read
image sensor
color filter
Prior art date
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Granted
Application number
JP2192572A
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English (en)
Other versions
JP2526722B2 (ja
Inventor
Kenji Ozawa
健二 小澤
Kazuya Umeyama
一也 梅山
Atsushi Yoshida
淳 吉田
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP2192572A priority Critical patent/JP2526722B2/ja
Publication of JPH0481068A publication Critical patent/JPH0481068A/ja
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Publication of JP2526722B2 publication Critical patent/JP2526722B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラー画像を読取る画像読取り装置に関する
[従来の技術] カラー画像を読取る画像読取り装置としては、本件出願
人より中空部に光源が配設され且つ周方向に所定間隔で
レッドR1グリーンG1ブルー83色の色分解用カラー
フィルタが取り付けられた筒状のドラムを有する画像読
取り装置が提案されている(特願平1−98181号)
この装置によれば、画像読取時にはドラムを回転して光
源からの各カラーフィルタの透過光を読取り原稿に順次
透過させ、この透過光を結像光学系を介してリニアイメ
ージセンサに結像して読取り原稿のカラー画像データを
1ライン読取り、その後に読取り原稿を1ライン移動し
て同様に読取り原稿のカラー画像データを1ライン読取
り、この動作を繰り返して読取り原稿を読取れるように
なっている。
ところで、このような画像読取り装置にあっては、読取
り速度を速くするために、リニアイメジセンサの露光(
蓄積)時間が必要最小限となるようにカラーフィルタの
開口幅(光源の光か透過する部分の幅)に基いてドラム
の回転速度が設定されるとともにカラーフィルタの開口
開始位置に同期するリニアイメージセンサの露光時間に
基いて読取り原稿の移動速度が設定される。
[発明が解決しようとする課m] ところが、各カラーフィルタの開口幅や開口位置にはバ
ラつきが生じ、このバラつきを考慮してドラムの回転速
度や原稿の移動速度を設定する必要があった。すなわち
、実際のカラーフィルタの開口幅よりもかなり小さい開
口幅に基いてトラムの回転速度を設定し、また実際のカ
ラーフィルタの開口開始位置よりもかなりすれた位置か
ら開始されるリニアイメージセンサの露光時間に基づい
て読取り原稿の移動速度を設定していた。この結果、読
取り時のリニアイメージセンサの露光時間か必要以上に
長くなり、読取り時間か長くなるという問題かあった。
本発明の目的は、実際のカラーフィルタの開口幅や開口
位置に対応してドラムの回転速度及び読取り原稿の移動
速度を自動的に調節して読取り時間を必要最小限に短縮
できる画像読取り装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る画像読取り装
置においては、読取り原稿の片面側に配置された筒状の
ドラムと、ドラムの中空部に配設された光源と、ドラム
の周方向に所定間隔て取り付けられた複数の色分解用カ
ラーフィルタと、トラムを回転する駆動手段と、読取り
原稿の他の片面側に配置されて結像光学系を介して読取
り原稿を読取るリニアイメージセンサと、読取り原稿と
リニアイメージセンサとを相対的に移動する走査手段と
、読取り原稿の読取前に読取り原稿の非設置状態におけ
るリニアイメージセンサの出力変化でカラーフィルタの
最小開口幅及び各開口開始位置を検出し当該最小開口幅
に基いて駆動手段を制御して読取り原稿の読取時のドラ
ムの回転速度を調節するとともに当該開口開始位置に同
期するリニアイメージセンサの露光時間に基いて走査手
段を制御して読取り原稿の読取時の移動速度を調節する
調節手段と、を備えている構成とした。
[作用] 画像読取り時には、駆動手段によってドラムを回転して
光源からの各カラーフィルタの透過光を読取り原稿に順
次透過させ、この透過光を結像光学系を介してリニアイ
メージセンサに結像して読取り原稿のカラー画像データ
を1ライン読取り、その後に走査手段によって読取り原
稿を1ライン移動して同様に読取り原稿のカラー画像デ
ータを1ライン読取り、この動作を繰り返して読取り原
稿を読取る。
この画像読取り前には、調節手段によってカラフィルタ
の最小開口幅及び各開口開始位置を検出し、当該最小開
口幅に基いて駆動手段を制御して読取り原稿の読取時の
ドラムの回転速度を自動的に調節するとともに当該開口
開始位置に同期するリニアイメージセンサの露光時間に
基いて走査手段を制御して読取り原稿の読取時の移動速
度を自動的に調節する。なお、画像読取り前としては画
像読取り動作の直前あるいは装置組付は後のイニシャラ
イズ時(初期設定時)等も勿論含まれる。
したがって、画像読取り時には各カラーフィルタの実際
の開口幅に基いてトラムの回転速度が自動調節されると
ともにカラーフィルタの実際の開口位置に同期するリニ
アイメージセンサの露光時間に基いて読取り原稿の移動
速度が自動調節され、カラーフィルタの開口幅や開口位
置にバラつきがあってもこれに対応してドラムの回転速
度や読取り原稿の移動速度を自動調節して読取り原稿の
読取り時間を必要最小限に短縮できる。
[実施例] 第1図には、本発明に係る画像読取り装置の概略構成か
示されている。
この画像読取り装置では、第1図に示されるように原稿
台1の上方に取付台2か設置され、この取付台2上にド
ラム3及びドラム3の回転駆動用の駆動手段としてのス
テッピングモータ4が配置されている。また、原稿台1
の下方には、結像光学系5を介してリニアイメージセン
サ6かトラム3と対向して配置されている。
原稿台1には、2枚の平板ガラス7.7が設けられ、こ
れらの平板ガラス7.7の間に読取り原稿8かセットさ
れるようになっている。この原稿台1は図示しない基台
にドラム3の軸方向と直交する方向(矢印入方向)へス
ライド自在に支持されたキャリア9に搭載され、このキ
ャリア9と共に移動できるようになっている。キャリア
9は駆動ワイヤローブ10.プーリ11及び減速機構1
2を介して走査手段としてのステッピングモータ13の
駆動力で駆動されるようになっている。したかって、原
稿台1はステッピングモータ13の駆動力で読取り原稿
8と共にトラム3の軸方向と直交する方向(矢印A方向
)へ移動できるようになっている。
結像光学系5はリニアイメージセンサ6への画像の結像
用であって、例えば縮小レンズ、セルフォックレンズア
レイ(商品名)なとか適用される。
リニアイメージセンサ6の画素数は本実施例ではドラム
3の軸方向に5000画素となっており、この範囲内で
画像データを比力できるようになっている。
取付台2には、第3図に示されるように軸受ブロック1
4が立設されているとともに軸受ブロック14と平行に
対向して軸受板15が立設されており、この軸受ブロッ
ク14及び軸受板15にドラム3の両端部が支持されて
いる。また、取付台2には、軸受ブロック14と軸受板
15との間であってドラム3と対向する部分に細幅の開
口2aか形成されており、この開口2aは光透過用とな
っている。
トラム3の両端部には、スリーブ17.18が同軸的に
固着され、このスリーブ17.18を介して取付台2の
軸受ブロック14及び軸受板15に回転可能に軸支され
ている。スリーブ17は軸受ブロック14の軸受孔にす
べり軸受19を介して回転自在に嵌合されている。スリ
ーブ18は軸受板15に固着された支持軸16にころが
り軸受20を介して回転自在に嵌合されている。
トラム3の中間部には、第2図に示されるように周方向
に所定の間隔で多数のスリット21が穿設され、これら
の各スリット21内に色分解用のレッドRのカラーフィ
ルタ22a、グリーンGのカラーフィルタ22b及びブ
ルーBのカラーフィルタ22cかドラム3の回転方向(
矢印B方向)に順次並んで保持されている。スリット2
1には、内壁に段差が形成され、この段差によって各カ
ラーフィルタ22a、22b、22cがドラム3の回転
による風圧や遠心力で脱落しないように保持されている
。このスリット21は第3図及び第5図に示されるよう
にドラム3の軸方向に細長く形成され、これに対応して
各カラーフィルタ22a。
22b、22cもドラム3の軸方向に細長く形成されて
おり、その長さは結像光学系5(第1図に図示)との関
係で読取り原稿8の幅に対応して決められている。
トラム3の中空部には、蛍光管23が同軸的に配設され
ており、この蛍光管23の光は各カラーフィルタ22a
、22b、22cを透過し、その透過光はドラム3の回
転動作で取付台2の開口2aを通して読取り原稿8を順
次透過できるようになっている。蛍光管23の両端部に
は、ホルダ24.25が嵌合され、このホルダ24.2
5を介して取付台2に支持されている。ホルダ24は取
付板26を介して取付台2の軸受ブロック14に支持さ
れている。ホルダ25は支持軸16に取り付けられ、支
持軸16を介して軸受板15に支持されている。このホ
ルダ24.25には、割溝24a、25aが形成され、
この割溝24a、25aは蛍光管23を弾性的に保持す
るとともに一方のリード線23bの取り出し用となって
いる。すなわち、一方のリート線2.3bがホルダ25
の内部から割溝252を通して引き出され、その先端部
が割溝24aを通してホルダ24内に入り込んでホルダ
24内で他方のリード線23aと絶縁状態で一緒になっ
てホルダ24内を通して外部に1出されている(第4図
?照)。
このドラム3には、第3図及び第5図に示されるように
一端部に回転位置検出用の円板27が取り付けられ、他
端部にタイミングギヤ28が取り付けられている。円板
27はドラム3の内周面とスリーブ17の外周面との間
に挟持固定されてドラム3と一体に回転するようになっ
ている。この円板27には、第2図に示されるように細
幅の切り込み29が形成され、この切り込み29に対応
してセンサ30が配置されている。センサ30は取付台
2に取り付けられ、切り込み29と対向してドラム3の
ホームポジション(基準位If)を検出するようになっ
ている。タイミングギヤ28はスリーブ18の外周に同
軸的に固定され、ステッピングモータ4の駆動力伝達用
となっている。
ステッピングモータ4は取付台2に固定され、その駆動
軸には第5図に示されるようにタイミングギア31か同
軸的に固着されている。タイミングギア31には、タイ
ミングベルト32か巻き掛けられ、このタイミングベル
ト32はトラム3のタイミングギヤ28にも巻き掛けら
れており、ステッピングモータ4の駆動軸からドラム3
に駆動力を伝達する役目を有している。
したがって、ステッピングモータ4はタイミングギヤ3
1、タイミングベルト32及びタイミングギヤ28を介
してドラム3を回転できるようになっている。
このステッピングモ〜り4は第1図に示されるようにス
テッピングモータ13と共に制御装置33に接続されて
いる。制御装置33はセンサ30及びリニアイメージセ
ンサ6にも接続され、センサ30及びリニアイメージセ
ンサ5からの出力信号に基いてステッピングモータ4.
13を制御してドラム3の回転速度及び読取り原稿8の
送り速度を調節できるようになっている。この制御装置
33には、A−D変換回路34と記憶回路35と制御回
路36が設けられ、リニアイメージセンサ6からの出力
信号をA−D変換回路34によってアナログ信号からデ
ジイタル信号に変換して記憶回路35に格納し、このリ
ニアイメージセンサ6の出力データに基いてステッピン
グモータ4,13を制御するようになっている。
次に本発明に係る画像読取り装置の作用を説明する。
画像読取り時には、ステッピングモータ4の駆動力でド
ラム3を回転して蛍光管23からのR2G、Bの各カラ
ーフィルタ22a、22b、22Cの透過光を順次読取
り原稿8に透過させ、この透過光を結像光学系6を介し
てリニアイメージセンサ6に結像し、読取り原稿8のカ
ラー画像データを1ライン読取り、その後にステッピン
グモータ13の駆動力で原稿台1を読取り原稿8の1ラ
イン分移動して同様に読取り原稿8のカラー画像データ
を1ライン読取り、この動作を繰り返して読取り原稿8
を読取る。
この画像読取り前には、読取り原稿8の非設置状態にお
いて制御装置33によって各カラーフィルタ22a、2
2b、22cの最小開口幅及び各開口開始位置が検出さ
れ、当該開口幅に基いて画像読取り時のドラム3の回転
速度が調節されるとともに当該開口開始位置に同期する
リニアイメージセンサ6の露光時間に基いて画像読取り
時の原稿台1の移動速度が調節される。ここに、カラフ
ィルタ22a、22b、22cの開口幅とは蛍光管23
の光が透過する部分の幅であって、スリット21の幅S
(第2図に図示)と対応する幅である。また、各カラー
フィルタ22a、22b。
22cの開口開始位置とは蛍光管23の光が透過する部
分のドラム回転方向側端部位置であって、スリット21
のドラム回転方向側の端部と対応する位置である。また
、リニアイメージセンサ6の露光時間とは原稿8の画質
等に基いてあらかしめ設定される露光時間である。
詳しく説明すると、画像読取り前には第6図の動作フロ
ーチャートに示されるように始めにステンプ371こお
いてトラム3をホームポジション:こセントし、ステッ
プ38においてリニアイメージセンサ6の3箇所周辺で
の出力データの平均値を演算する。ここで、トラム3を
ホームポジションにセットするのはトラム3を基準位置
に設定するためてあり、その位置検出はセンサ30によ
ってなされる。また、リニアイメージセンサ6の3箇所
周辺での出力データはA−D変換回路34を介して記憶
回路35に格納されてその平均値か演算される。また、
リニアイメージセンサ6の3箇所周辺での出力データを
取るのはドラム3の軸方向各部位のバラつきを吸収する
ためであり、本実施例ではリニアイメージセンサ6の1
00.2500.4900画素のプラス・マイナス7画
素での出力データを取るようにした(第7図参照)。な
お、ドラム3の軸方向各部位でのカラーフィルタ22a
、22b、22cの開口幅のバラつきを吸収するにはリ
ニアイメージセンサ6の複数ケ所で出力データを取るよ
うにすればよく、その出力ブタの採取位置は適宜選択で
きる。
リニアイメージセンサ6の3箇所周辺での出力データの
平均値を演算した後は、ステップ39においてトラム3
の1周分の出力データ(リニアイメージセンサ6の3箇
所周辺での出力データの平均値)を格納したかどうかを
判別する。そして、当該出力データの格納かなされてい
ない場合にはステップ38に戻り、当該出力データの格
納がなされている場合にはこのデータに基いてステップ
40において各カラーフィルタ22a、22b。
22cの閉口周期を求め、この閉口周期に基づいてステ
ップ41において各カラーフィルタ22a。
22b、22cの基準出力を求める。ここで、各カラー
フィルタ22a、22b、22cの閉口周期とは蛍光管
23の光が透過しない部分の周期Tてあり、カラーフィ
ルタ22 a、  22 b、  22 cの透過率の
違いや螢光管23の光量の安定性とは無関係に容易に求
められる(第8図参照)。なお、各カラーフィルタ22
a、22b、22cの基準出力は、各カラーフィルタ2
2a、22b、22Cの閉口周期に基いて求められる各
カラーフィルタ22a、22b、22cの開口の幅方向
中間点での出力、あるいは当該開口での最大出力として
求められる(第8図参照)。
各カラーフィルタ22 a、  22 b、  22 
cの基準出力を求めた後は、ステップ42において各カ
ラーフィルタ22a、22b、22cの開口毎にリニア
イメージセンサ6の出力レベルが基準出力の′90パー
セント以上となる部分を開口とみなしく第8図中、記号
C参照)、これに基いてステップ43において各カラー
フィルタ22a、22b。
22cの開口幅を照合する(第9図参照)。
そして、ステップ44においてドラム3の1周分の各カ
ラーフィルタ22a、22b、22cの開口幅を照合し
たかどうかを判別し、当該照合がなされていない場合に
はステップ43に戻り、当該照合がなされている場合に
はステップ45において各カラーフィルタ22a、22
b、22cの最小開口幅に対応するステッピングモータ
4の駆動ステップ数を求める。
各カラーフィルタ22g、22b、22cの最小開口幅
に対応するステッピングモータ4の駆動ステップ数を求
めた後は、ステップ46においてホームポジションから
カラーフィルタ22a、22b、22cの各開口開始位
置までのステッピングモータ4の駆動ステップ数を求め
る。これにより、カラーフィルタ22a、22b、22
cの実際の開口幅と各開口開始位置が検出される。なお
、リニアイメージセンサ6の3箇所周辺での出力データ
の平均値に基いてカラーフィルタ22a、22b、22
cの最小開口幅及び各開口開始位置を検出するようにし
たので、第10図に示されるようにカラーフィルタ22
a、22b、22cの開口に対してリニアイメージセン
サ6が斜めに組み付けられた場合であってもカラーフィ
ルタ22a。
22b、22Cの開口幅S1に対してカラーフィルタ2
2 a、  22 b、  22 cの実際の有効な開
口幅S2を確実に検出できる。第10図中、二点鎖線で
示されているのはドラム3の回転によってカラーフィル
タ22a、22b、22cの開口に対してリニアイメー
ジセンサ6が相対的に変位した状態である。
そして、画像読取り時には、第7図の動作フローチャー
トに示されるように始めにステップ47において原稿台
1を原稿8の読取り開始位置にセットし、次いでステッ
プ48においてドラム3をホームポジションにセットす
る。
ドラム3をホームポジションにセットした後は、ステッ
プ49においてドラム3をRのカラーフィルタ22aの
開口開始位置まで回転する。この位置までトラム3が回
転されると、ステップ50においてリニアイメージセン
サ6の露光時間が開始される。そして、ドラム3をカラ
ーフィルタ22aの開口幅分だけ回転し、リニアイメー
ジセンサ6の露光時間が終了する。ここで、カラーフィ
ルタ22aの開口幅とは画像読取り前に検出された開口
幅であってカラーフィルタ22aの実際の開口幅である
。また、カラーフィルタ22gの開口開始位置とは画像
読取り前に検出された開口開始位置であってカラーフィ
ルタ22aの実際の開口開始位置である。
次いて、ステップ51においてトラム3を次のGのカラ
ーフィルタ22bの開口開始位置まで回転し1ステツプ
52においてステップ50の動作を繰り返す。そして、
ステップ53においてトラム3を次のBのカラーフィル
タ22cの開口開始位置まで回転し、ステップ54にお
いてステップ50の動作を繰り返し、この動作終了後に
ステップ55において原稿台1を1ライン分移動する。
そして、ステップ56において原稿台1を原稿8の読取
り終了位置まで移動したかとうかを判別し、この移動が
なされていない場合にはステップ49に戻る。これによ
って原稿8の読取り動作が完了する。ここで、原稿台1
の移動速度は画像読取り前に検出されたカラーフィルタ
22a、22b。
22Cの実際の開口開始位置に同期するリニアイメージ
センサ6の露光時間に基いてなされる。
したがって、画像読取り時には各カラーフィルタ22 
a、  22 b、  22 cの最小開口幅に基いて
ドラム3の回転速度が調節されるとともに各カラーフィ
ルタ22a、22b、22cの開口開始位置に同期する
リニアイメージセンサ6の露光時間に基いて原稿台1の
移動速度が調節される。このため、カラーフィルタ22
a、22b、22cの開口幅や開口位置にバラつきがあ
ってもそれに応じて画像読取り時のドラム3の回転速度
及び読取り原稿8の送り速度が自動的に調節されて読取
り原稿8の読取り時間を必要最小限に短縮できる。
特に、カラーフィルタ22a、22b、22cの最小開
口幅及び各開口開始位置の検出はドラム3の回転状態で
行なわれるので、ステッピングモタ4のイナーシャを考
慮してドラム3の回転速度及び読取り原稿8の移動速度
を調節でき、実動作の補正が確実に行なえる。
また、カラーフィルタ22a、22b、22cの実際の
開口幅や開口位置に対応してドラム3の回転速度及び読
取り原稿8の移動速度を自動的に調節できるので、カラ
ーフィルタ22a、22b。
22cの開口幅や開口位置の製作精度あるいはカラーフ
ィルタ22 a、  22 b、  22 cとリニア
イメージセンサ6との組み付は精度の許容範囲が広くな
り、製作コストを低減できる。
また、読取り原稿8の読取前にリニアイメージセンサ6
の複数ケ所での出力データに基いてカラーフィルタ22
a、22b、22cの最小開口幅及び各開口開始位置を
検出するようにしたので、カラーフィルタ22a、22
b  22cの開口に対してリニアイメージセンサ6が
斜めに組付けられる等した場合であってもカラーフィル
タ22a。
22b、22cの有効な最小開口幅及び各開口開始位置
を検出して読取り時間を確実に必要最小限に短縮できる
なお、カラーフィルタ22a、22b、22cの開口幅
はその装置固有のものであり、ドラム3の回転速度及び
読取り原稿8の送り速度は一度調節すれば、その後は調
節する必要はなく、例えばイニシャライズ時に一度だけ
行なうようにしてもよい。
また、上記実施例は1ラインをR,G、Bのカラーフィ
ルタ22a、22b、22cで読取りながら原稿台1を
1ラインずつ送って読取る方式のものであるか、本発明
はRのカラーフィルタで1面を読取り、つぎにGのカラ
ーフィルタで1面を読取りさらにBのカラーフィルタで
1面を読取り、原稿台1を3回移動させる方式のものに
も適用可能である。
また、ドラム3は円筒状に限らす、例えばRG、Bのカ
ラーフィルタ22a、22b、22cを2組配設した六
角柱状に形成する等の適宜変更が可能である。
また、トラム3を透明円筒状とし、外周にカラーフィル
タを貼着したり、あるいはゼラチン膜を形成してR,G
、B色素を染色してカラーフィルタを形成することも可
能である。
また、螢光管23に代えてランプを用いるようにしても
よく、また光ファイバを用いてランプ等の光源からトラ
ム3の中空部に導光するようにしてもよい。
また、リニアイメージセンサ6は5000画素のものに
限らす、5000画素以下あるいはそれ以上のものであ
っても勿論適用可能である。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明に係る画像読取り装置では、
読取り原稿の読取前に読取り原稿の非設置状態における
リニアイメージセンサの出力変化でカラーフィルタの最
小開口幅及び各開口開始位置を検出し、当該最小開口幅
に基いて駆動手段を制御して読取り原稿の読取時のドラ
ムの回転速度を調節するとともに当該開口開始位置に同
期するリニアイメージセンサの露光時間に基いて走査手
段を制御して読取り原稿の読取時の移動速度を調節する
調節手段を設けたので、実際のカラーフィルタの開口幅
や開口位置に対応してドラムの回転速度及び読取り原稿
の移動速度を自動的に調節して読取り時間を必要最小限
に短縮できる。特に、カラーフィルタの開口開始位置と
最小開口幅の検出はドラムを回転させた状態で行なわれ
るため、ドラムを回転するモータ等の駆動手段のイナー
シャを考慮してドラムの回転速度及び読取り原稿の移動
速度を自動的に調節でき、実動作の補正が確実に行なえ
る。また、実際のカラーフィルタの開口幅や開口位置に
対応してドラムの回転速度及び読取り原稿の移動速度を
自動的に調節できるので、カラーフィルタの開口幅や開
口位置の製作精度あるいはカラーフィルタとリニアイメ
ージセンサとの組み付は精度の許容範囲か広くなり、製
作コストを低減できる。また、読取り原稿の読取前にリ
ニアイメージセンサの複数−ケ所での出力データに基づ
いてカラーフィルタの開口開始位置と最小開口幅を検出
するようにすれば、カラーフィルタの開口に対してリニ
アイメージセンサか斜めに組付けられる等した場合であ
っても対処できるなどの種々の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像読取り装置の実施例を示す概
略構成図、第2図はドラム径方向に沿う要部断面図、第
3図はドラム軸方向に沿う要部断面図、第4図は螢光管
の一部切欠斜視図、第5図は一部破断乎面図、第6図は
画像読取り前のフロチャート、第7図は画像読取り時の
フローチャート、第8図はドラムの回転に伴なうリニア
イメシセンサの出力変化をカラーフィルタの開口に対応
して示した図、第9図はドラムの回転に伴なうリニアイ
メージセンサの3個所での出力変化を示すグラフ、第1
0図はカラーフィルタの開口に対してリニアイメージセ
ンサか斜めに配置された状態を示すカラーフィルタの開
口平面図である。 3・  ・ドラム、 4・ ・ステッピングモータ(駆動手段)、5・ ・結
像光学系、 6・ ・リニアイメージセンサ、 8・ ・読取り原稿、 13・・・ステッピングモータ(走査手段)、22a 
 22b、22cm  −カラーフィルタ、23・・・
蛍光管(光源)、 33・ ・制御装置(調節手段)。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 読取り原稿の片面側に配置された筒状のドラムと、 上記ドラムの中空部に配設された光源と、 上記ドラムの周方向に所定間隔で取り付けられた複数の
    色分解用カラーフィルタと、 上記ドラムを回転駆動する駆動手段と、 上記読取り原稿の他の片面側に配置されて結像光学系を
    介して上記読取り原稿を読取るリニアイメージセンサと
    、 上記読取り原稿と上記リニアイメージセンサとを相対的
    に移動する走査手段と、 上記読取り原稿の読取前に上記読取り原稿の非設置状態
    における上記リニアイメージセンサの出力変化で上記カ
    ラーフィルタの最小開口幅及び各開口開始位置を検出し
    、当該最小開口幅に基いて上記駆動手段を制御して上記
    読取り原稿の読取時の上記ドラムの回転速度を調節する
    とともに当該開口開始位置に同期する上記リニアイメー
    ジセンサの露光時間に基いて上記走査手段を制御して上
    記読取り原稿の読取時の移動速度を調節する調節手段と
    、 を備えていることを特徴とする画像読取り装置。
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