[go: up one dir, main page]

JPH048097B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH048097B2
JPH048097B2 JP63260918A JP26091888A JPH048097B2 JP H048097 B2 JPH048097 B2 JP H048097B2 JP 63260918 A JP63260918 A JP 63260918A JP 26091888 A JP26091888 A JP 26091888A JP H048097 B2 JPH048097 B2 JP H048097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring tank
rotating shaft
supported
contents
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP63260918A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02107325A (ja
Inventor
Fumio Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOEI SANGYO
Original Assignee
KOEI SANGYO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOEI SANGYO filed Critical KOEI SANGYO
Priority to JP63260918A priority Critical patent/JPH02107325A/ja
Publication of JPH02107325A publication Critical patent/JPH02107325A/ja
Publication of JPH048097B2 publication Critical patent/JPH048097B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液体、粉粒体等の流動性の内容物を混
合、撹拌する装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば流体を撹拌する装置には実公昭61
−40339号公報に実施例として示されたような有
底円筒状の撹拌槽内に回転羽根を設けて内容物を
回動させるものが一般的であつた。
[従来技術の課題] しかし、例えば細胞膜を有するものは或いは穀
物、卵のように表皮のあるもの等を撹拌するのに
従来のように回転羽根を槽内で回転させていると
装置を用いる回転羽根の衝突により細胞膜等が破
壊されるような不都合があるなど撹拌に伴ない内
容物を傷付けるおそれがあつた。
また、回転羽根は内容物との摩擦で摩耗し易い
ので内容物中に不純物を混入させるおそれがあ
り、好ましくない場合があつた。
[発明の目的] そこで本発明は回転羽根を用いず内容物を傷付
けることなくしかも効率的に撹拌のできる装置お
よび方法を提供しようとするものである。
[目的を達成するための手段] 本発明の撹拌装置は上記目的を達成するため、
基台上に数個のコイルバネを介して振動台を支持
し、該振動台の中心に垂直に軸支した回転軸の上
下端に重錘を夫々偏心状に取着し、該振動台上に
周壁が多数平行に連なる凹凸条が周方向に傾いて
なる波板よりなる円筒状の撹拌槽を前記回転軸と
同心状で水平面内で回転動するように支持してな
ることを特徴としたものである。
また本発明の撹拌方法は、基台上に数個のコイ
ルバネを介して振動台を支持し、該振動台の中心
に垂直に軸支した回転軸の上下端に重錘を夫々偏
心状に取着し、該振動台上に周壁が多数平行に連
なる凹凸条が周方向に傾いてなる波板よりなる円
筒状の撹拌槽を前記回転軸と同心状で水平面内で
回転動するように支持してなる撹拌装置におい
て、前記両重錘の回転軸に対する取付角を調節す
ることにより撹拌槽中の内容物を水平面内で回転
動させその内容物の回転方向と反対方向に撹拌槽
を低速度で回転するようにしたことを特徴とした
ものである。
[作用] 回転軸を回転動させることにより撹拌槽を振動
させ該撹拌槽内の内容物を回転動させると同時に
撹拌槽をその反対方向に回転動させるので、撹拌
槽内の外周部を回動する内容物は周壁の波板の凹
凸条に案内され上昇動または下降動し撹拌が槽内
全体で方遍なく行なわれる。
[実施例] 次に本発明の一実施例を図面に従い説明する。
この実施例は内容物を外部から加熱または冷却し
ながら撹拌できるようにしたものである。
図において、1は円筒状の基台、2はその上面
に間隔的に設けられた数個のコイルバネ、3は該
コイルバネ上に支持された振動台である。振動台
3の内側には電動機6を取付杆7をもつて垂直に
固定し、該電動機6の上下両方向に突出せられた
回転軸8の偏心位置に一対の重錘9,9を両重錘
の相対的取付角度が変更し得るように取着してい
る。振動台3上には回転軸8と同心状で水平面内
で回転自在なるように撹拌槽4を設ける。即ち振
動台3上に環状受金10を固設し、該環状受金1
0の外周面および上面にブツシユ11を張設し、
該ブツシユ11に摺動自在なるように撹拌槽4の
下に固設した筒状脚5を当接させ、該筒状脚5の
下縁フランジ部を止金12により押止する。そし
て筒状脚5の外周にプーリ13を固設すると共
に、振動台3の一部に小型モータ14を固設し、
該小型モータ14のプーリ15と前記プーリ13
とに無端ベルト16を巻掛することにより撹拌槽
4を該小型モータ14の動力で水平面内で回転動
できるようにする。撹拌槽4は、有底円筒状でそ
の周壁4aは波板よりなり多数平行に連なる凹凸
条が周方向に60度程度傾いた形状に形成されてい
る。なお周壁4aは一定厚さの波板よりなるので
内側が凹条の部分では外側が凸条になる如く内側
および外側に凹凸条が表われる。撹拌槽4の下端
に延設された排出管17の先端にはバルブ18が
設けられている。また、19は撹拌槽4の周囲を
間隔20を介在させて囲繞する断熱性の包囲体
で、該包囲体19には冷熱媒体の流入口21と流
出口22が設けられている。そして該包囲体19
自体の器壁中には断熱材23が充填されている。
24は撹拌槽4の上端開口に着脱自在に被せられ
た蓋体である。
このように構成された装置では撹拌槽4に内容
物を収容し、電動機6の駆動で重錘9,9を回転
させればその回転軸8のアンバランスから振動台
3が振動し撹拌槽4を振動させる。このため撹拌
槽4の内容物は撹拌槽4内を回転動する。この回
転方向は回転軸8に対する重錘9,9の相対的取
着関係を調整することにより変えられるが、いま
内容物を第2図に示したように反時計方向に回転
させた場合は、小型モータ14の駆動で撹拌槽4
をその反対の時計方向に5〜10rpm程度の低速度
で回転させる。そうすると撹拌槽4の下部外周寄
りにある内容物は周壁4aの凹凸条に沿つて螺旋
状に上昇し上部に達した内容物は回転しながら中
央部に向うと共に徐々に下降する。そして、底部
まで達したところで内容物は回転しながら下部外
周寄りへ向い、再び周壁4aの凹凸状に沿つて螺
旋状に上昇する。このため内容物は撹拌槽4内全
体を万遍なく循環する。
この撹拌中に流入口21から間隔20内に冷却
水または冷却オイルを供給すれば撹拌槽4を冷却
でき内容物を低温の基に混合撹拌できるので撹拌
に伴ない温度上昇する弊害を排除できる。また温
水または加熱オイル等の高温媒体を間隔20に流
通させれば、内容物を加熱状態にて撹拌できるた
め例えばその内容物の溶融、浸透または反応等が
促進される。なお、波板よりなる周壁4aは平板
よりも表面積が大きいので熱伝達が非常に良くな
り間隔20中の冷熱媒体との熱交換性がよい。
[発明の効果] このように本発明の撹拌装置は、回転羽根を用
いないで内容物を撹拌するので、内容物を衝突等
により傷付けるおそれがないと共に、回転羽根の
摩耗による異物混入のおそれも全くない。また、
本発明の撹拌方法は、内容物を撹拌槽内で回転動
させると共にその撹拌槽自体を振動台上でその内
容物とは反対方向に回転させるものであり、該撹
拌槽はその周壁が多数平行に連なる凹凸条が周方
向に傾いてなる波板よりなることと相俟つて内容
物を上昇動または下降動させるので、槽内全体を
均一に撹拌することができる有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の撹拌装置の一実施例を示したも
ので、第1図は装置全体の縦断面図、第2図はそ
のA−A線断面図、第3図は撹拌槽の斜視図であ
る。 1……基台、2……コイルバネ、3……振動
台、4……撹拌槽、4a……周壁、5……筒状
脚、6……電動機、8……回転軸、9……重錘、
10……環状受金、11……ブツシユ、13……
プーリ、14……小型モータ、15……プーリ、
16……無端ベルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基台上に数個のコイルバネを介して振動台を
    支持し、該振動台の中心に垂直に軸支した回転軸
    の上下端に重錘を夫々偏心状に取着し、該振動台
    上に周壁が多数平行に連なる凹凸条が周方向に傾
    いてなる波板よりなる円筒状の撹拌槽を前記回転
    軸と同心状で水平面内で回転動するように支持し
    てなることを特徴とした撹拌装置。 2 基台上に数個のコイルバネを介して振動台を
    支持し、該振動台の中心に垂直に軸支した回転軸
    の上下端に重錘を夫々偏心状に取着し、該振動台
    上に周壁が多数平行に連なる凹凸条が周方向に傾
    いてなる波板よりなる円筒状の撹拌槽を前記回転
    軸と同心状で水平面内で回転動するように支持し
    てなる撹拌装置において、前記両重錘の回転軸に
    対する取付角を調節することにより撹拌槽中の内
    容物を水平面内で回転動させその内容物の回転方
    向と反対方向に撹拌槽を低速度で回転するように
    したことを特徴とする撹拌方法。
JP63260918A 1988-10-17 1988-10-17 攪拌装置および攪拌方法 Granted JPH02107325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63260918A JPH02107325A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 攪拌装置および攪拌方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63260918A JPH02107325A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 攪拌装置および攪拌方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02107325A JPH02107325A (ja) 1990-04-19
JPH048097B2 true JPH048097B2 (ja) 1992-02-14

Family

ID=17354564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63260918A Granted JPH02107325A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 攪拌装置および攪拌方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02107325A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110237761A (zh) * 2019-07-17 2019-09-17 阜阳洁平日化有限公司 一种日用品生产用混合搅拌装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3805642B2 (ja) * 2001-05-15 2006-08-02 ジャパンホームサプライ株式会社 飲食物材料の加工装置
DE102006018824A1 (de) * 2006-04-22 2007-10-25 Bayer Technology Services Gmbh Einweg-Bioreaktor
JP5617273B2 (ja) 2010-02-19 2014-11-05 住友ベークライト株式会社 撹拌・混合装置および半導体封止用樹脂組成物の製造方法
JP6181341B2 (ja) * 2015-04-08 2017-08-16 SonoCore株式会社 バブルの製造方法
CN111848108B (zh) * 2020-07-16 2021-05-11 宁波交通工程建设集团有限公司 一种制备路基填料用固化剂的生产设备及其生产方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110237761A (zh) * 2019-07-17 2019-09-17 阜阳洁平日化有限公司 一种日用品生产用混合搅拌装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02107325A (ja) 1990-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4937502B2 (ja) 遊星ボールミル
US4199266A (en) Processing vessels
US9138103B1 (en) Portable stirring device
JP2008534215A (ja) 交換可能な撹拌装置を有する自己撹拌・加熱・調理組立体
KR20130112491A (ko) 교반기
JPH048097B2 (ja)
US5259300A (en) Stirrer for food and cooking method
JPH02228919A (ja) 電動式撹拌機
GB1320575A (en) Mixing machine
EP0609087B1 (en) Autoclave
US3905585A (en) Agitating device
GB2129322A (en) Detachable stirring device
JP3272686B2 (ja) 電磁誘導加熱式の煮練り攪拌機
CA2222711A1 (en) Food processing vat
JP2000107580A (ja) 攪拌装置
JPS6150006B2 (ja)
JPH0143152Y2 (ja)
JPH06134274A (ja) 混合装置
CN213824627U (zh) 料浆混合罐
US4140402A (en) Mixing means for asphalt material
JP2001238805A (ja) 調理釜装置
JPS63143929A (ja) 攪拌機
JPH0533834U (ja) 斜軸攪拌装置
JP3806718B2 (ja) 振動攪拌装置
CN213254417U (zh) 一种化工反应釜釜体恒温装置