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JPH0480569A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0480569A
JPH0480569A JP2195918A JP19591890A JPH0480569A JP H0480569 A JPH0480569 A JP H0480569A JP 2195918 A JP2195918 A JP 2195918A JP 19591890 A JP19591890 A JP 19591890A JP H0480569 A JPH0480569 A JP H0480569A
Authority
JP
Japan
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refrigerant
indoor unit
unit
indoor
cooling
Prior art date
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Application number
JP2195918A
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English (en)
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JP2974381B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Chuma
善裕 中馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2195918A priority Critical patent/JP2974381B2/ja
Publication of JPH0480569A publication Critical patent/JPH0480569A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、複数の部屋の空調が可能なマルチシステム
型の空気調和機に関する。
(従来の技術) 一般に、マルチシステム型の空気調和機は、1台の室外
ユニット、および複数台の室内ユニットを備え、これら
室内ユニットと室外ユニットとを分岐ユニットを介して
配管接続している。
上記分岐ユニットは、室外ユニットに液管、高圧側ガス
管、低圧側ガス管を介して連通し、各室内ユニットへの
冷媒の流れ方向を切換えるものである。
すなわち、分岐ユニットで各室内ユニットへの冷媒の流
れ方向を選択することにより、各室内ユニットで冷房お
よび暖房の同時運転を実行することができる。
この空気調和機の一例を第4図に示す。
図中、Aは室外ユニットで、この室外ユニットAに液管
W、高圧側ガス管G、低圧側ガス管Sを介して分岐ユニ
ットBが連通され、その分岐ユニットBに複数の室内ユ
ニットC1,C2,C3゜C4が連通されている。
室外ユニットAは2台の能力可変圧縮機1.2を備えて
いる。
この圧縮機1.2の吐出口に、逆止弁3,3を介して共
通の吐出管4が接続されている。圧縮機1.2の吸入口
に共通の吸入管5が接続され、その吸入管5にリキッド
タンク6が設けられている。
上記吐出管4は、二つの吐出管4a、4bに分岐されて
いる。
吸入管5は、リキッドタンク6の上流側で二つの吸入管
5a、5bに分岐されている。
圧縮機1の吐出口にオイルセパレータ7が設けられ、そ
のオイルセパレータ7から圧縮機1の吸入口にかけてオ
イルバイパス8が設けられている。
同じく、圧縮機2の吐出口にオイルセパレータ7が設ケ
られ、そのオイルセパレータ7から圧縮機2の吸入口に
かけてオイルバイパス8が設けられている。
上記吐出管4aに、二方弁9を介して室外熱交換器10
が接続されている。この室外熱交換器10に暖房用膨張
弁11と逆止弁12の並列回路を介してリキッドタンク
13が接続され、そのリキッドタンク13に液管Wが接
続されている。
上記二方弁9と室外熱交換器10との間の管に、二方弁
14および逆止弁15を介して上記吸入管5bが接続さ
れている。
上記液管Wには、分岐ユニッ)Bの電子流量調整弁(パ
ルスモータバルブ;以下PMVと略称する)21,31
,41.−51を介して冷房用膨張弁22,32,42
.52が接続されている。この膨張弁22,32.42
.52には、逆止弁23.33,43.53が並列に接
続されている。
膨張弁22,32,42.52には、室内ユニットC1
+  C2+  C3+  C4の室内熱交換器24゜
34.44.54が接続されている。
室内熱交換器24,34,44.54には、分岐ユニッ
トBの二方弁25,35,45.45を介して低圧側ガ
ス管Sが接続されるとともに、同じく分岐ユニットBの
二方弁26.36,46゜56を介して高圧側ガス管G
が接続されている。
低圧側ガス管Sは、上記吸入管5aの延長である。
高圧側ガス管Gは、上記吐出管4bの延長である。
作用を説明する。
室内ユニットC,が冷房運転モード、室内ユニットC2
が冷房運転モード、室内ユニットC3が暖房運転モード
、室内ユニットC4が運転停止であるとする。そして、
冷房要求能力の合計が暖房要求能力の合計より大きいと
する。
この場合、冷房主運転モードが決定され、室外ユニット
Aの二方弁9が開き(白色表示)、かつ二方弁14が閉
じ(黒色表示)、室外熱交換器10が吐出管4aに接続
される。
分岐ユニットBでは、PMV21,31.41が開いて
PMV51が閉じるとともに(白色表示)、二方弁25
.35.46が開き(白色表示)、かつ二方弁45,5
5,26,36.56が閉じ(黒色表示)、冷房運転モ
ードの室内ユニットCII C2にそれぞれ連通のガス
管が低圧側ガス管S(吸入管5a)に接続され、暖房運
転モードの室内ユニットC3に連通のガス管が高圧側ガ
ス管G(吐出管4b)に接続される。
したがって、圧縮機1,2から吐出される冷媒は、二方
弁9を通って室外熱交換器10に入る。
この室外熱交換器10では、冷媒が凝縮する。室外熱交
換器10を経た冷媒は、逆止弁12およびリキッドタン
ク13を通り、次にPMV21゜31および膨張弁22
.32を通り、室内ユニットC□、C2に入る。この室
内ユニットClC2では、冷媒が気化する。室内ユニッ
)C,。
C2を経た冷媒は、二方弁25.35および低圧側ガス
管Sを通り、圧縮機1,2に吸い込まれる。
同時に、圧縮機1.2から吐出される冷媒の一部が、高
圧側ガス管Gおよび二方弁46を通って室内ユニットC
3に入る。この室内ユニットC3では、冷媒が凝縮する
。室内ユニットC3を経た冷媒は、逆止弁43およびP
MV41を通り、室内ユニットC1,C2(PMv21
,31)への冷媒の流れに合流する。
すなわち、室外熱交換器10が凝縮器、室内熱交換器2
4.34が蒸発器、室内熱交換器44が凝縮器として働
く。
この場合、冷房側室内ユニットc1.c2の吸熱の一部
が暖房側室内ユニットC3の放熱として利用されること
になる。
次に、室内ユニットC1の要求が暖房運転モード、室内
ユニットC2の要求が暖房運転モード、室内ユニットC
3の要求が冷房運転モード、室内ユニットC4が運転停
止であるとする。そして、暖房要求能力の合計が冷房要
求能力の合計より大きいとする。
この場合、暖房主運転モードが決定され、第5図に示す
ように、室外ユニットAのPMV9が閉じ(黒色表示)
、二方弁14が開き(白色表示)、室外熱交換器10が
吸入管5bに接続される。
分岐ユニットBでは、PMV21,31.41が開いて
PMV51が閉じるとともに(白色表示) 三方弁45
,26.36が開き(白色表示)、かつ二方弁25,3
5,55,46.56が閉じ(黒色表示)、暖房運転モ
ードの室内ユニットC1+  02にそれぞれ連通のガ
ス管が高圧側ガス管G(吐出管4b)に接続され、冷房
運転モードの室内ユニットC3に連通のガス管が低圧側
ガス管S(吸入管5a)に接続される。
したがって、圧縮機1.2から吐出される冷媒は、高圧
側ガス管Gおよび二方弁26.36を通って室内ユニッ
トC1,C2に入る。この室内ユニットC1,C2では
、冷媒が凝縮する。室内ユニットC1+  C2を経た
冷媒は、逆止弁2333およびPMV21,31を通り
、次にリキッドタンク13および膨張弁11を通り、室
外熱交換器10に入る。この室外熱交換器10では、冷
媒が気化する。室外熱交換器10を経た冷媒は、二方弁
14.逆止弁15.および吸入管5bを通り、圧縮機1
.2に吸い込まれる。
同時に、室内ユニットC1,C2、逆止弁2333、お
よびPMV21,31を経た冷媒の一部が、PMV41
および膨張弁42を通って室内ユニットC3に入る。こ
の室内ユニットC3では、冷媒が気化する。室内ユニッ
トC3を経た冷媒は、二方弁45および低圧側ガス管S
を通って圧縮機1.2に吸い込まれる。
すなわち、暖房側室内熱交換器24.34が凝縮器、冷
房側室内ユニット44および室外熱交換器10が蒸発器
として働く。
この場合、冷房側室内ユニット44および室外熱交換器
10の吸熱が暖房側室内ユニツ)’C+ 。
C2の放熱と、して利用されることになる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このようなマルチシステム型の空気調和機は
、たとえば第6図に示すように、ビルディング等の屋上
に室外ユニットAが設置され、分岐ユニットBおよび室
内ユニットC1,C2゜C3+  C4が下方のフロア
ないし部屋に設置されることがある。
こうして、室外ユニットAが室内ユニッ)C1゜C2,
C3,C4よりも高い位置にある場合、冷房主運転モー
ドの冷暖同時運転に際し、液管Wの冷媒圧力と高圧側ガ
ス管Gの冷媒圧力とを比較すると、室外ユニットAを出
た位置では同じ圧力である。ただし、室内ユニットC1
、C2、C31C4の位置で見ると、液管Wの冷媒圧力
の方が高圧側ガス管Gを通る冷媒の圧力よりもヘッド差
分だけ高くなる。
こうなると、冷房側室内ユニットには必要量の冷媒が流
れるが、暖房側室内ユニットには冷媒が流れ難くなる。
このため、冷房能力は十分に確保できるものの、暖房能
力については冷房能力の115程度しか得られなくなる
この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的とす
るところは、室外ユニットが室内ユニットより高い位置
にあっても、冷房側室内ユニットおよび暖房側室内ユニ
ットのそれぞれにおいて必要十分な能力を確保すること
ができる空気調和機を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の空気調和機は、圧縮機および室外熱交換器を
有する1台の室外ユニットと、それぞれが室内熱交換器
を有する複数台の室内ユニットと、前記室外ユニットに
液管、高圧側ガス管、低圧側ガス管を介して連通し前記
各室内ユニットへの冷媒の流れ方向を切換える分岐ユニ
ットとからなり、各室内ユニットへの冷媒の流れ方向を
選択することにより各室内ユニットで冷房および暖房の
同時運転を可能とするマルチシステム型の空気調和機に
おいて、冷房側の室内ユニットでの冷媒過熱度を検出す
る手段と、この検出結果が一定範囲内に収まるよう前記
液管に流れる冷媒の量を制御する手段とを備える。
(作 用) 冷房側の室内ユニットでの冷媒過熱度を検出し、この検
出結果が一定範囲内に収まるよう液管に流れる冷媒の量
を制御する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。なお、図面において第4図ないし第6図と同一部
分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1図に示すように、室外ユニットAにおいて、室外熱
交換器10から逆止弁12につながる管にPMVl 6
を設ける。
さらに、分岐ユニットBにおいて、次の構成を施す。
膨張弁22から室内ユニットC1に通じる液管に温度セ
ンサ101を取り付ける。
膨張弁32から室内ユニットC2に通じる液管に温度セ
ンサ102を取り付ける。
膨張弁42から室内ユニットC3に通じる液管に温度セ
ンサ103を取り付ける。
膨張弁52から室内ユニットC4に通じる液管に温度セ
ンサ104を取り付ける。
二方弁25.26の接続部から室内ユニットC】に通じ
るガス管に温度センサ105を取り付ける。
二方弁35.36の接続部から室内ユニットC2に通じ
るガス管に温度センサ106を取り付ける。
三方弁45.46の接続部から室内ユニットC3に通じ
るガス管に温度センサ107を取り付ける。
二方弁55.56の接続部から室内ユニットC4に通じ
るガス管に温度センサ108を取り付ける。
制御回路を第2図に示す。
室外ユニットAは、マイクロコンピュータおよびその周
辺回路からなる室外制御部70を備える。
この室外制御部70に、インバータ回路71゜72、P
MVl6、および二方弁9,14を接続する。
インバータ回路71.72は、交流電源73の電圧を整
流し、それを室外制御部70の指令に応じた所定周波数
(およびレベル)の交流電圧に変換し、圧縮機モータI
M、2Mにそれぞれ駆動電力として供給するものである
分岐ユニットBは、マイクロコンピュータおよびその周
辺回路からなるマルチ制御部80を備える +のマルチ
制御部80に、PMV21.31゜41.51、二方弁
25.35,45,55゜26.36,46,56、お
よび温度センサ101.102,103,104,10
5゜106.107.108を接続する。
室内ユニットC,,C2+  c3.c4は、それぞれ
マイクロコンピュータおよびその周辺回路からなる室内
制御部90を備える。これら室内制御部90に、リモー
トコントロール式の運転操作部(以下、リモコンと略称
する)91および室内温度センサ92を接続する。
そして、室内制御部90は、次の機能手段を備えている
■リモコン91の操作に基づく冷房運転モードの要求ま
たは暖房運転モードの要求をマルチ制御部80に送る手
段。
■リモコン91で設定される室内温度と室内温度センサ
92の検知温度との差を要求冷房能力(冷房運転モード
時)または要求暖房能力(暖房運転モード時)としてマ
ルチ制御部80に送る手段。
また、マルチ制御部80、室外制御部70、各PMV、
および各二方弁により、次の機能手段を構成している。
■室内ユニットCI、C2,C3,C4のいずれかから
要求される冷房能力の総和が同じく要求される暖房能力
の総和より大きいとき、冷房主運転モードを決定する手
段。
■冷房主運転モードを決定したとき、圧縮機1゜2の吐
出冷媒を室外熱交換器10に通し、次に冷房運転モード
の要求を出している室内ユニットに通して圧縮機1,2
に戻す手段。
■冷房主運転モードを決定したとき、圧縮機1゜2の吐
出冷媒の一部を暖房運転モードの要求を出している室内
ユニットに通し、次に冷房運転モードの要求を出してい
る室内ユニットへの冷媒ノ流れに合流させる手段。
■冷房主運転モードを決定したとき、要求冷房能力の総
和に応じて圧縮機1.2の運転台数および運転周波数(
インバータ回路71.72の出力周波数)を制御する手
段。
■冷房主運転モードを決定したとき、冷房側室内ユニッ
トでの冷媒過熱度を検出する手段。
■検出した冷媒過熱度が一定範囲内に収まるよう、液管
Wを通る冷媒の量を制御する手段。
■室内ユニットc、、C2,C3,C4のいずれかから
要求される暖房能力の総和が同じく要求される冷房能力
の総和より大きいとき、暖房主運転モードを決定する手
段。
■暖房主運転モードを決定したとき、圧縮機1゜2の吐
出冷媒を暖房運転モードの要求を出している室内ユニッ
トに通し、次に室外熱交換器10に通して圧縮機1,2
に戻す手段。
■暖房主運転モードを決定したとき、暖房運転モードの
要求を出している室内ユニットを経た冷媒の一部を冷房
運転モードの要求を出している室内ユニットに通し、次
に圧縮機1,2に戻す手段。
[相]暖房主運転モードを決定したとき、暖房主運転モ
ードを決定したとき、要求暖房能力の総和に応じて圧縮
機1.2の運転台数および運転周波数(インバータ回路
71.72の出力周波数)を制御する手段。
つぎに、上記の構成において第3図のフローチャートを
参照しながら作用を説明する。
室内ユニットC1が冷房運転モード、室内ユニットC2
が冷房運転モード、室内ユニットC3が暖房運転モード
、室内ユニットC4が運転停止であるとする。そして、
冷房要求能力の合計が暖房要求能力の合計より大きいと
する。
この場合、冷房主運転モードを決定し、室外ユニッ)A
の三方弁9を開き(白色表示)、かつ二方弁14を閉じ
(黒色表示)、これにより室外熱交換器10を吐出管4
aに接続する。
分岐ユニットBでは、PMV21,31.41を開いて
PMV51を閉じるとともに(白色表示)、二方弁25
,35.46を開き(白色表示)、かつ二方弁45,5
5,26,36.56を閉じ(黒色表示)、冷房運転モ
ードの室内ユニットC1,C2のガス管を低圧側ガス管
S(吸入管5a)に接続し、暖房運転モードの室内ユニ
ットC3のガス管を高圧側ガス管G(吐出管4b)に接
続する。
したがって、圧縮機1,2から吐出される冷媒は、二方
弁9を通って室外熱交換器10に入る。
この室外熱交換器10では、冷媒が凝縮する。室外熱交
換器10を経た冷媒は、逆止弁12およびリキッドタン
ク13を通り、次にPMV21゜31および膨張弁22
.32を通り、室内ユニットC1,C2に入る。この室
内ユニットC1゜C2では、冷媒が気化する。室内ユニ
ッ)C1゜C2を経た冷媒は、二方弁25.35および
低圧側ガス管Sを通り、圧縮機1,2に吸い込まれる。
同時に、圧縮機1,2から吐出される冷媒の一部が、高
圧側ガス管Gおよび二方弁46を通って室内ユニットC
3に入る。この室内ユニットC3では、冷媒が凝縮する
。室内ユニットC3を経た冷媒は、逆止弁43およびP
MV41を通り、室内ユニットC1,C2(PMv21
,31)への冷媒の流れに合流する。
すなわち、室外熱交換器10が凝縮器、室内熱交換器2
4.34が蒸発器、室内熱交換器44が凝縮器として働
く。
この、場合、冷房側室内ユニットC1,C2の吸熱の一
部が暖房側室内ユニットC3の放熱として利用されるこ
とになる。
圧縮機1.2の運転台数および運転周波数(インバータ
回路71.72の出力周波数)は、要求冷房能力の総和
に応じて決定する。
冷房運転モードの室内ユニットC1の要求冷房能力に応
じてPMV21の開度を制御し、室内熱交換器24に流
れる冷媒の量を調節する。
冷房運転モードの室内ユニットC2の要求冷房能力に応
じてPMV31の開度を制御し、室内熱交換器34に流
れる冷媒の量を調節する。
暖房運転モードの室内ユニットC3については、対応す
るPMV41を全開に設定する。
ここで、室外ユニットAが室内ユニットC1゜C2,C
3,C4よりも高い位置にあるとすれば、上記の冷房主
運転モードに際し、液管Wの冷媒圧力と高圧側ガス管G
の冷媒圧力とが室外ユニットAを出た位置では同じであ
るものの、室内ユニットCI 、C2+  C3104
の位置で見ると液管Wの冷媒圧力の方が高圧側ガス管G
を通る冷媒の圧力よりもヘッド差分だけ高くなる。
こうなると、冷房側室内ユニットC1,C2には必要量
の冷媒が流れるが、暖房側室内ユニットC3には冷媒か
流れ難くなる。このため、冷房能力は十分に確保できる
ものの、暖房能力については冷房能力の115程度しか
得られなくなる事態が生じる。
そこで、第3図に示す制御を実行する。
冷房主運転モードの開始時、室外ユニットAのPMV1
6を予め定めた初期開度に先ず設定する。
この初期開度は、室外ユニットAと室内ユニットCI 
+  C21C3,C4とのヘッド差に基づいて予め定
めたもので、絞り気味としである。
PMV16が絞り気味であると、液管Wを流れる冷媒の
量が少なめになり、液管Wの冷媒圧力が先ずは低めに設
定される。
運転開始後、冷媒過熱度が安定状態となる一定時間t1
が経過したら、冷房側の室内ユニットC1に入る冷媒の
温度を温度センサ101で検知し、かつ室内ユニットC
1から流れ出る冷媒の温度を温度センサ105で検知し
、両検知温度の差を室内ユニットC1での冷媒過熱度S
Hとして検出する。同時に、冷房側の室内ユニットC2
に入る冷媒の温度を温度センサ102で検知し、かつ室
内ユニットC2から流れ出る冷媒の温度を温度センサ1
06で検知し、両検知温度の差を室内ユニットC2での
冷媒過熱度SHとして検出する。
検出した冷媒過熱度SHのうち少なくとも1つが一定値
SHs以内になければ、別の言い方をすれば冷媒過熱度
SHのうち少なくとも1つが一定範囲内になければ、室
外ユニットAのPMV16の開度を所定値(数パルス分
)だけ増やす。
PMV16の開度が増えると、液管Wを流れる冷媒の量
が増え、よって室内ユニットC1,C2に流れる冷媒の
量が増え、冷媒過熱度が減少方向に変化する。
所定時間t2後、再び冷媒過熱度を検出し、冷媒過熱度
SHが上記一定範囲内に収まるまでPMV16を所定値
ずつ増やしていく。
こうして、第6図のように室外ユニットAが室内ユニッ
トC1+ C2+  C3+  C4より高い位置にあ
っても、液管Wの冷媒圧力が高圧側ガス管Gの冷媒圧力
とほぼ同じ値に調節され、冷房側室内ユニットC,,C
2と暖房側室内ユニットC3とに冷媒をバランスよく分
配供給することができる。
したがって、冷房側室内ユニットC1+  C2および
暖房側室内ユニットC3のそれぞれにおいて、必要十分
な能力を確保することができる。
なお、上記実施例では、室内ユニットが4台の場合を例
に説明したが、その台数に限定はない。
また、圧縮機の台数が2台の場合を例に説明したが、そ
の台数についても限定はなく、室内ユニットの台数など
に応じて適宜に設定可能である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、圧縮機および室外
熱交換器を有する1台の室外ユニットと、それぞれが室
内熱交換器を有する複数台の室内ユニットと、前記室外
ユニットに液管、高圧側ガス管、低圧側ガス管を介して
連通し前記各室内ユニットへの冷媒の流れ方向を切換え
る分岐ユニットとからなり、各室内ユニットへの冷媒の
流れ方向を選択することにより各室内ユニットで冷房お
よび暖房の同時運転を可能とするマルチシステム型の空
気調和機において、冷房側の室内ユニットでの冷媒過熱
度を検出する手段と、この検出結果が一定範囲内に収ま
るよう前記液管に流れる冷媒の量を制御する手段とを備
えたので、室外ユニットが室内ユニットより高い位置に
あっても、冷房側室内ユニットおよび暖房側室内ユニッ
トのそれぞれにおいて必要十分な能力を確保することが
できる空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の冷凍サイクルの構成を示
す図、第2図は同実施例の制御回路の構成を示す図、第
3図は同実施例の作用を説明するためのフローチャート
、第4図および第5図はそれぞれ従来の空気調和機の冷
凍サイクルの構成を示す図、第6図は室外ユニット、分
岐ユニット。 および各室内ユニットの据え付は例を示す図である。 1.2・・・能力可変圧縮機、10・・・室外熱交換器
、16−PMV、24,34.44.54−・・室内熱
交換器、101〜108・・・温度センサ、A・・・室
外ユニット、B・・・分岐ユニット、Cユ、C2,C3
゜C4・・・室内ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧縮機および室外熱交換器を有する1台の室外ユニット
    と、それぞれが室内熱交換器を有する複数台の室内ユニ
    ットと、前記室外ユニットに液管、高圧側ガス管、低圧
    側ガス管を介して連通し前記各室内ユニットへの冷媒の
    流れ方向を切換える分岐ユニットとからなり、各室内ユ
    ニットへの冷媒の流れ方向を選択することにより各室内
    ユニットで冷房および暖房の同時運転を可能とするマル
    チシステム型の空気調和機において、冷房側の室内ユニ
    ットでの冷媒過熱度を検出する手段と、この検出結果が
    一定範囲内に収まるよう前記液管に流れる冷媒の量を制
    御する手段とを具備したことを特徴とする空気調和機。
JP2195918A 1990-07-24 1990-07-24 空気調和機 Expired - Fee Related JP2974381B2 (ja)

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