JPH0469269A - サーマルヘッドの取付け構造 - Google Patents
サーマルヘッドの取付け構造Info
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- JPH0469269A JPH0469269A JP18353190A JP18353190A JPH0469269A JP H0469269 A JPH0469269 A JP H0469269A JP 18353190 A JP18353190 A JP 18353190A JP 18353190 A JP18353190 A JP 18353190A JP H0469269 A JPH0469269 A JP H0469269A
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- JP
- Japan
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- bracket
- thermal head
- plate
- leaf spring
- locking
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ファクシミリ装置などにおいて、記録紙(感
熱紙)に対して印字を行うサーマルヘッドをサーマルヘ
ッド保持板に取り付ける構造に関する。
熱紙)に対して印字を行うサーマルヘッドをサーマルヘ
ッド保持板に取り付ける構造に関する。
〈従来の技術〉
第4図は従来のサーマルヘッドの取付は構造を概略的に
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
同図において、40はサーマルヘッド保持板、40aは
サーマルヘッド保持板40の両端から一体的に立ち上げ
られた側板部、40bは側板部40aに形成された長孔
、42はサーマルヘッド、44はサーマルヘッド42の
長手方向の両端に固着された板金製のブラケット、44
aはブラケット44にタフピング加工により形成された
ビス孔、46はサーマルヘッド保持板40にビス48に
よって固定された板バネである。
サーマルヘッド保持板40の両端から一体的に立ち上げ
られた側板部、40bは側板部40aに形成された長孔
、42はサーマルヘッド、44はサーマルヘッド42の
長手方向の両端に固着された板金製のブラケット、44
aはブラケット44にタフピング加工により形成された
ビス孔、46はサーマルヘッド保持板40にビス48に
よって固定された板バネである。
サーマルヘッド保持板40に対するサーマルヘッド42
の取り付けの要領は以下のとおりである。
の取り付けの要領は以下のとおりである。
サーマルヘッド42を上からもってきて、両ブラケット
44をサーマルヘッド保持板40の側板部40aの内側
に嵌め入れ、板バネ46に抗してブラケット44のビス
孔44aを長孔40bに位置合わせする。そして、外方
から長孔40bに通した段ビス50をブラケット44の
ビス孔44aに螺合することでサーマルヘッド42をサ
ーマルヘッド保持板40に取り付ける。
44をサーマルヘッド保持板40の側板部40aの内側
に嵌め入れ、板バネ46に抗してブラケット44のビス
孔44aを長孔40bに位置合わせする。そして、外方
から長孔40bに通した段ビス50をブラケット44の
ビス孔44aに螺合することでサーマルヘッド42をサ
ーマルヘッド保持板40に取り付ける。
このようにしてサーマルヘッド保持板40に取り付けら
れたサーマルヘッド42は、図示しないプラテンローラ
に当接される。このとき、段ビス50が長孔40bをス
ライドし、サーマルヘッド42が板バネ46を押圧する
。そして、板バネ46の弾性復元力によってサーマルヘ
ッド42がプラテンローラに圧着される。
れたサーマルヘッド42は、図示しないプラテンローラ
に当接される。このとき、段ビス50が長孔40bをス
ライドし、サーマルヘッド42が板バネ46を押圧する
。そして、板バネ46の弾性復元力によってサーマルヘ
ッド42がプラテンローラに圧着される。
〈発明が解決しようとする課題〉
上記従来のサーマルヘッドの取付は構造の場合には、次
のような問題点がある。
のような問題点がある。
■ 板金製のブラケット44にビス孔44aを形成する
のにタッピング加工をしなければならず、このことが部
品コストをアップしている。
のにタッピング加工をしなければならず、このことが部
品コストをアップしている。
■ 板バネ46の固定にビス48を用い、ブラケット4
4の保持に段ビス50を用いていることから、組み付は
時およびメンテナンス時の脱着に際してドライバなどの
工具を必要とする。
4の保持に段ビス50を用いていることから、組み付は
時およびメンテナンス時の脱着に際してドライバなどの
工具を必要とする。
■ 板バネ46の付勢力に抗してビス孔44aと長孔4
0bとを位置合わせし、この位置合わせ状態を保ったま
ま段ビス50を螺合する必要があるため、組み立ての作
業性が悪い。
0bとを位置合わせし、この位置合わせ状態を保ったま
ま段ビス50を螺合する必要があるため、組み立ての作
業性が悪い。
■ サーマルヘッド42、板バネ46のほかに2つのビ
ス48.2つの段ビス50を必要とし、部品点数が多い
こ2から、それらの管理が面倒なものとなる。
ス48.2つの段ビス50を必要とし、部品点数が多い
こ2から、それらの管理が面倒なものとなる。
そして、以上の相乗により、全体として製品のコストア
ップを招いている。
ップを招いている。
本発明は、このような事情に鑑みて創案されたものであ
って、部品点数の削減とともに組立性の改善を通じてコ
ストダウンを図ることを目的とする。
って、部品点数の削減とともに組立性の改善を通じてコ
ストダウンを図ることを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
な構成をとる。
すなわち、本発明のサーマルヘッドの取付は構造は、サ
ーマルヘッド保持板の左右両端部それぞれにおい−て前
後に対向する状態で係止穴付きのブラケット係止板が切
り起こされているとともに、これら左右のブラケット係
止板対の間においてL形の板バネ係止板が切り起こされ
、かつ、この板バネ係止板の近傍に位置決め用ダボが形
成されている一方、サーマルヘッド付勢用の板バネの基
部に位置決め穴が形成され、サーマルヘッドの左右両端
に固着されたブラケットのそれぞれにおいて前後方向の
一方に突出する突片と他方に突出するL形の引っ掛け爪
とが一体的に形成されており、前記板バネ基部の位置決
め穴を前記位置決め用ダボに係合させた状態で前記板バ
ネの基部を前記板バネ係止板に係止し、前記前後で対向
する一対のブラケット係止板のうち一方のブラケット係
止板の係止穴に前記ブラケットの突片を差し込むととも
に、他方のブラケット係止板の係止穴に前記ブラケット
の引っ掛け爪を係止してあることを特徴とするものであ
る。
ーマルヘッド保持板の左右両端部それぞれにおい−て前
後に対向する状態で係止穴付きのブラケット係止板が切
り起こされているとともに、これら左右のブラケット係
止板対の間においてL形の板バネ係止板が切り起こされ
、かつ、この板バネ係止板の近傍に位置決め用ダボが形
成されている一方、サーマルヘッド付勢用の板バネの基
部に位置決め穴が形成され、サーマルヘッドの左右両端
に固着されたブラケットのそれぞれにおいて前後方向の
一方に突出する突片と他方に突出するL形の引っ掛け爪
とが一体的に形成されており、前記板バネ基部の位置決
め穴を前記位置決め用ダボに係合させた状態で前記板バ
ネの基部を前記板バネ係止板に係止し、前記前後で対向
する一対のブラケット係止板のうち一方のブラケット係
止板の係止穴に前記ブラケットの突片を差し込むととも
に、他方のブラケット係止板の係止穴に前記ブラケット
の引っ掛け爪を係止してあることを特徴とするものであ
る。
く作用〉
本発明の上記構成による作用は、次のとおりである。
サーマルヘッドを前後方向で斜め姿勢にした状態でその
両端のブラケットの各突片を各ブラケット係止板の係止
穴に差し込み、この状態でサーマルヘッドを板バネに抗
して押し込み、両ブラケットの各引っ掛け爪を他方のブ
ラケット係止板の係止穴に位置合わせする。そして、サ
ーマルヘンドを前後方向の一方にずらせることにより引
っ掛け爪を係止穴に係止する。このとき、サーマルヘッ
ドから板バネに滑り摩擦が働くが、板バネは、その基部
が板バネ係止仮に係止されているとともに位置決め穴が
位置決め用ダボに係合されているから、板バネが外れる
ことはない。
両端のブラケットの各突片を各ブラケット係止板の係止
穴に差し込み、この状態でサーマルヘッドを板バネに抗
して押し込み、両ブラケットの各引っ掛け爪を他方のブ
ラケット係止板の係止穴に位置合わせする。そして、サ
ーマルヘンドを前後方向の一方にずらせることにより引
っ掛け爪を係止穴に係止する。このとき、サーマルヘッ
ドから板バネに滑り摩擦が働くが、板バネは、その基部
が板バネ係止仮に係止されているとともに位置決め穴が
位置決め用ダボに係合されているから、板バネが外れる
ことはない。
ブラケット係止板および板バネ係止板はサーマルヘッド
保持板からの切り起こしによって構成され、位置決め用
ダボは打ち出しによって構成され、突片と引っ掛け爪と
は板金加工でブラケットを作るときに同時に形成される
から、これらが部品点数の増加を招くことはなく、従来
例において板バネを固定していたビスとブラケットを固
定していた段ビスとを省略した分だけ部品点数を減らす
ことができる。また、ブラケットにビス孔をタフピング
加工する必要がなくなり、部品コストを低減できる。
保持板からの切り起こしによって構成され、位置決め用
ダボは打ち出しによって構成され、突片と引っ掛け爪と
は板金加工でブラケットを作るときに同時に形成される
から、これらが部品点数の増加を招くことはなく、従来
例において板バネを固定していたビスとブラケットを固
定していた段ビスとを省略した分だけ部品点数を減らす
ことができる。また、ブラケットにビス孔をタフピング
加工する必要がなくなり、部品コストを低減できる。
板バネ係止板への板バネの係止と突片および引っ掛け爪
の係止穴への係止、ならびに取り外しは手作業で行うこ
とができ、従来例のようにドライバなどの工具を必要と
しない、突片および引っ掛け爪を係止穴に係止する作業
は、従来例のようにビス孔と長孔とを位置合わせした状
態でのビス止め作業に比べて簡単に行える。
の係止穴への係止、ならびに取り外しは手作業で行うこ
とができ、従来例のようにドライバなどの工具を必要と
しない、突片および引っ掛け爪を係止穴に係止する作業
は、従来例のようにビス孔と長孔とを位置合わせした状
態でのビス止め作業に比べて簡単に行える。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図はサーマルヘッドの取付は構造の分解状態の斜視
図、第2図はブラケットの斜視図、第3図の(a)〜(
d)は組み立て要領の説明図である。
図、第2図はブラケットの斜視図、第3図の(a)〜(
d)は組み立て要領の説明図である。
第1図に示すように、板金型のサーマルヘッド保持板2
の左右両端部において、切り起こしにより前後方向で対
向するブラケット係止板4.6が2組設けられている。
の左右両端部において、切り起こしにより前後方向で対
向するブラケット係止板4.6が2組設けられている。
これらのブラケット係止板4.6には、切り起こす前に
プレス加工で打ち抜かれた係止穴4a、5aが形成され
ている。前側のブラケット係止板4の係止穴4aは細長
く、後側のブラケット係止板6の係止穴6aは横幅と縦
幅とがほぼ等しくなっている。
プレス加工で打ち抜かれた係止穴4a、5aが形成され
ている。前側のブラケット係止板4の係止穴4aは細長
く、後側のブラケット係止板6の係止穴6aは横幅と縦
幅とがほぼ等しくなっている。
左右のブラケット係止板4,6の対の間で前側のブラケ
ット係止板4,4を結ぶ線よりも前側の2箇所において
、L形の板バネ係止板8がサーマルヘッド保持板2の切
り起こしによって形成され、その後方直近に一対の位置
決め用ダボ10が打ち出しによって形成されている。1
2はサーマルヘッド保持板2の後端の左右に立ち上げら
れたブラケットであり、このブラケット12においてサ
ーマルヘッド保持板2をファクシミリ装置の本体(図示
せず)に対して揺動自在に軸支するようになっている。
ット係止板4,4を結ぶ線よりも前側の2箇所において
、L形の板バネ係止板8がサーマルヘッド保持板2の切
り起こしによって形成され、その後方直近に一対の位置
決め用ダボ10が打ち出しによって形成されている。1
2はサーマルヘッド保持板2の後端の左右に立ち上げら
れたブラケットであり、このブラケット12においてサ
ーマルヘッド保持板2をファクシミリ装置の本体(図示
せず)に対して揺動自在に軸支するようになっている。
サーマルヘッド16をプラテンローラ(図示せず)に対
して密着付勢するための板バネ14は、基部14’aと
これから少し斜めに延出された付勢部14b−とからな
り、基部14aには一対の位置決め用ダボ10に対して
係合する位置決め穴14Cが形成されている。各板バネ
14は、その一対の位置決め穴14Cを位置決め用ダボ
10に係合させた状態で、基部14aの差し込みによっ
て板バネ係止板8に係止される。これにより、板バネ1
4がサーマルヘッド保持板2に対して位置決め状態で保
持されることになる。
して密着付勢するための板バネ14は、基部14’aと
これから少し斜めに延出された付勢部14b−とからな
り、基部14aには一対の位置決め用ダボ10に対して
係合する位置決め穴14Cが形成されている。各板バネ
14は、その一対の位置決め穴14Cを位置決め用ダボ
10に係合させた状態で、基部14aの差し込みによっ
て板バネ係止板8に係止される。これにより、板バネ1
4がサーマルヘッド保持板2に対して位置決め状態で保
持されることになる。
サーマルヘッド16の左右両端には、このサーマルヘッ
ド16をサーマルヘッド保持板2に取り付けるためのブ
ラケット18が固着されている。
ド16をサーマルヘッド保持板2に取り付けるためのブ
ラケット18が固着されている。
このブラケット18は、第2図に示すように、サーマル
ヘッド16の裏面に当接される取付は板18aと、この
取付は板18aから直角に立ち上げられ図示しないプラ
テンローラのスリーブに嵌合して支持されるV溝付きの
支持板18bとからなり、かつ、取付は板18aにおい
て、その前部に前側のブラケット係止板4の係止穴4a
に対して差し込まれる突片18Cが一体的に形成され、
後部に後側のブラケット係止板6の係止穴6aに対して
係止されるL形の引っ掛け爪18dが一体的に形成され
ている。18eはブラケット18をサーマルヘッド16
に取り付けるビスの挿通穴である。
ヘッド16の裏面に当接される取付は板18aと、この
取付は板18aから直角に立ち上げられ図示しないプラ
テンローラのスリーブに嵌合して支持されるV溝付きの
支持板18bとからなり、かつ、取付は板18aにおい
て、その前部に前側のブラケット係止板4の係止穴4a
に対して差し込まれる突片18Cが一体的に形成され、
後部に後側のブラケット係止板6の係止穴6aに対して
係止されるL形の引っ掛け爪18dが一体的に形成され
ている。18eはブラケット18をサーマルヘッド16
に取り付けるビスの挿通穴である。
次に、第3図に基づいてサーマルヘッド16をサーマル
ヘッド保持板2に取り付ける要領を説明する。
ヘッド保持板2に取り付ける要領を説明する。
第3図(a)に示すように、サーマルヘッド保持板2に
おける両方の板バネ係止板8に板バネ14が係合されて
いるとする。もちろん、位置決め用ダボ10に対して位
置決め穴14Cが係合し、板バネ14の位置決めが行わ
れている。この状態で、両端にブラケット18を固着し
ているサーマルヘッド16をサーマルヘッド保持板2に
対して近づける。
おける両方の板バネ係止板8に板バネ14が係合されて
いるとする。もちろん、位置決め用ダボ10に対して位
置決め穴14Cが係合し、板バネ14の位置決めが行わ
れている。この状態で、両端にブラケット18を固着し
ているサーマルヘッド16をサーマルヘッド保持板2に
対して近づける。
そして、第3図(b)のように、サーマルヘッド16を
、その前側の突片18Cが後側の引っ掛け爪18dより
も少し低くなった斜め姿勢にして両端のブラケット18
の突片18Cをサーマルヘッド保持板2における前側の
ブラケット係止板4の係止穴4aに差し込む、このとき
、斜め姿勢のサーマルヘッド16において、引っ掛け爪
18dが後側のブラケット係止板6よりもわずかに前側
のブラケット係止板4側に位置する。
、その前側の突片18Cが後側の引っ掛け爪18dより
も少し低くなった斜め姿勢にして両端のブラケット18
の突片18Cをサーマルヘッド保持板2における前側の
ブラケット係止板4の係止穴4aに差し込む、このとき
、斜め姿勢のサーマルヘッド16において、引っ掛け爪
18dが後側のブラケット係止板6よりもわずかに前側
のブラケット係止板4側に位置する。
次いで、突片18cと係止穴4aとの係合点を支点とし
てサーマルヘッド16を下側に押し下げると、第3図(
C)に示すように、サーマルヘッド16が板バネ14の
付勢部14bに当接し、なおも板バネ14の付勢力に抗
して押し下げて両ブラケット18の各引っ掛け爪18d
を後側のブラケット係止板6の係止穴6aに位置合わせ
する。
てサーマルヘッド16を下側に押し下げると、第3図(
C)に示すように、サーマルヘッド16が板バネ14の
付勢部14bに当接し、なおも板バネ14の付勢力に抗
して押し下げて両ブラケット18の各引っ掛け爪18d
を後側のブラケット係止板6の係止穴6aに位置合わせ
する。
そして、この状態から第3図(d)のようにサーマルヘ
ッド16を後側に移動させることにより、引っ掛け爪1
8dを係止穴6aに挿通する。この挿通の際に、サーマ
ルヘッド16から板バネ14に滑り摩擦が働くが、板バ
ネ14の基部14aは板バネ係止板8に係止され、位置
決め穴14cが位置決め用ダボ10に係合されているた
め、板バネ14が外れることはない。
ッド16を後側に移動させることにより、引っ掛け爪1
8dを係止穴6aに挿通する。この挿通の際に、サーマ
ルヘッド16から板バネ14に滑り摩擦が働くが、板バ
ネ14の基部14aは板バネ係止板8に係止され、位置
決め穴14cが位置決め用ダボ10に係合されているた
め、板バネ14が外れることはない。
引っ掛け爪18dを係止穴6aに挿通した後、サーマル
ヘッド16に与えていた押し下げ力を解除すると、板バ
ネ14の弾性復元力でサーマルヘッド16が上方に持ち
上げられ、このとき引っ掛け爪18dが係止穴6aに係
止されることになり、サーマルヘッド保持板2に対する
サーマルへ・ノド16の取り付けが完了する。
ヘッド16に与えていた押し下げ力を解除すると、板バ
ネ14の弾性復元力でサーマルヘッド16が上方に持ち
上げられ、このとき引っ掛け爪18dが係止穴6aに係
止されることになり、サーマルヘッド保持板2に対する
サーマルへ・ノド16の取り付けが完了する。
以上のサーマルヘッドの取付は構造において、ブラケッ
ト係止板4,6と板バネ係止板8は、サーマルヘッド保
持板2からの切り起こしによって構成され、また、位置
決め用ダボ10は打ち出しによって構成されるとともに
、ブラケット18の突片18cと引っ掛け爪18dとは
板金加工時に一体的に構成されるから、部品点数の増加
を招くことがない、もちろん、ブラケット18にビス孔
をタフピング加工する必要もない、板バネ係止板8に対
する板バネ14の係止と、ブラケット係止板4,6に対
するブラケット18の突片18cおよび引っ掛け爪18
dの係止とをドライバのような工具を用いることなく手
作業で行うことができるため作業性も良くなっている。
ト係止板4,6と板バネ係止板8は、サーマルヘッド保
持板2からの切り起こしによって構成され、また、位置
決め用ダボ10は打ち出しによって構成されるとともに
、ブラケット18の突片18cと引っ掛け爪18dとは
板金加工時に一体的に構成されるから、部品点数の増加
を招くことがない、もちろん、ブラケット18にビス孔
をタフピング加工する必要もない、板バネ係止板8に対
する板バネ14の係止と、ブラケット係止板4,6に対
するブラケット18の突片18cおよび引っ掛け爪18
dの係止とをドライバのような工具を用いることなく手
作業で行うことができるため作業性も良くなっている。
〈発明の効果〉
本発明によれば、簡単な手法である切り起こしによって
ブラケット係止板と板バネ係止板を形成するとともに打
ち出しによって位置決め用ダボを形成してあり、かつ、
ブラケットにおける突片と引っ掛け爪とは板金加工によ
って簡単に形成でき、これらが部品点数の増加を招くこ
とがないため、板バネ固定用のビスとブラケット固定用
の段ビスとを省略した分だけ部品点数を削減することが
できる。そして、板バネを板バネ係止板に係止する作業
やブラケットにおける突片および引っ掛け爪をブラケッ
ト係止板の係止穴に係止する作業はドライバなどの工具
を必要とすることなく、手作業で簡単に行うことができ
、サーマルヘッドの装着の際に板バネが外れることも防
止されているから、作業性も向上する。また、ブラケッ
トにビス孔をタフピング加工する必要もない0以上の相
乗により製品コストを低減することができる。
ブラケット係止板と板バネ係止板を形成するとともに打
ち出しによって位置決め用ダボを形成してあり、かつ、
ブラケットにおける突片と引っ掛け爪とは板金加工によ
って簡単に形成でき、これらが部品点数の増加を招くこ
とがないため、板バネ固定用のビスとブラケット固定用
の段ビスとを省略した分だけ部品点数を削減することが
できる。そして、板バネを板バネ係止板に係止する作業
やブラケットにおける突片および引っ掛け爪をブラケッ
ト係止板の係止穴に係止する作業はドライバなどの工具
を必要とすることなく、手作業で簡単に行うことができ
、サーマルヘッドの装着の際に板バネが外れることも防
止されているから、作業性も向上する。また、ブラケッ
トにビス孔をタフピング加工する必要もない0以上の相
乗により製品コストを低減することができる。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例に係るサーマル
ヘッドの取付は構造を示し、第1図はサーマルヘッドの
取付は構造の分解状態の斜視図、第2図はブラケットの
斜視図、第3図は組み立て要領の説明図である。第4図
は従来例のサーマルヘッドの取付は構造の概略的な分解
斜視図である。 2・・・サーマルヘッド保持板、4・・・前側のブラケ
ット係止板、4a・・・係止穴、6・・・後側のブラケ
ット係止板、6a・・・係止穴、8・・・板バネ係止板
、10・・・位置決め用ダボ、14・・・板バネ、14
a・・・基部、14C・・・位置決め穴、16・・・サ
ーマルヘッド、18・・・ブラケット、18C・・・突
片、18d・・・引っ掛け爪 第2図 (実施例のブラケットの斜視図)
ヘッドの取付は構造を示し、第1図はサーマルヘッドの
取付は構造の分解状態の斜視図、第2図はブラケットの
斜視図、第3図は組み立て要領の説明図である。第4図
は従来例のサーマルヘッドの取付は構造の概略的な分解
斜視図である。 2・・・サーマルヘッド保持板、4・・・前側のブラケ
ット係止板、4a・・・係止穴、6・・・後側のブラケ
ット係止板、6a・・・係止穴、8・・・板バネ係止板
、10・・・位置決め用ダボ、14・・・板バネ、14
a・・・基部、14C・・・位置決め穴、16・・・サ
ーマルヘッド、18・・・ブラケット、18C・・・突
片、18d・・・引っ掛け爪 第2図 (実施例のブラケットの斜視図)
Claims (1)
- (1)サーマルヘッド保持板(2)の左右両端部それぞ
れにおいて前後に対向する状態で係止穴(4a、6a)
付きのブラケット係止板(4、6)が切り起こされてい
るとともに、これら左右のブラケット係止板(4、6)
対の間においてL形の板バネ係止板(8)が切り起こさ
れ、かつ、この板バネ係止板(8)の近傍に位置決め用
ダボ(10)が形成されている一方、サーマルヘッド付
勢用の板バネ(14)の基部(14a)に位置決め穴(
14c)が形成され、サーマルヘッド(16)の左右両
端に固着されたブラケット(18)のそれぞれにおいて
前後方向の一方に突出する突片(18c)と他方に突出
するL形の引っ掛け爪(18d)とが一体的に形成され
ており、前記板バネ基部(14a)の位置決め穴(14
c)を前記位置決め用ダボ(10)に係合させた状態で
前記板バネ(14)の基部(14a)を前記板バネ係止
板(8)に係止し、前記前後で対向する一対のブラケッ
ト係止板(4、6)のうち一方のブラケット係止板(4
)の係止穴(4a)に前記ブラケット(18)の突片(
18c)を差し込むとともに、他方のブラケット係止板
(6)の係止穴(6a)に前記ブラケット(18)の引
っ掛け爪(18d)を係止してあることを特徴とするサ
ーマルヘッドの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18353190A JPH0469269A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | サーマルヘッドの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18353190A JPH0469269A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | サーマルヘッドの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469269A true JPH0469269A (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=16137463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18353190A Pending JPH0469269A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | サーマルヘッドの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0469269A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0539952U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-28 | 三洋電機株式会社 | プリンター装置 |
GB2391514A (en) * | 2002-08-06 | 2004-02-11 | Markem Tech Ltd | Printing method including a print head mounted on a structure by a coupling fastener wherein a resilient spacer is placed between the structure and the head |
JP2014210386A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | サトーホールディングス株式会社 | サーマルプリンタ |
EP2821236A4 (en) * | 2012-02-29 | 2016-12-21 | Sato Holdings Kk | THERMAL PRINTER |
-
1990
- 1990-07-10 JP JP18353190A patent/JPH0469269A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0539952U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-28 | 三洋電機株式会社 | プリンター装置 |
GB2391514A (en) * | 2002-08-06 | 2004-02-11 | Markem Tech Ltd | Printing method including a print head mounted on a structure by a coupling fastener wherein a resilient spacer is placed between the structure and the head |
GB2391514B (en) * | 2002-08-06 | 2006-03-22 | Markem Tech Ltd | Printing apparatus and methods |
US7273323B2 (en) | 2002-08-06 | 2007-09-25 | Markem Technologies Limited | Printing apparatus and methods |
EP2821236A4 (en) * | 2012-02-29 | 2016-12-21 | Sato Holdings Kk | THERMAL PRINTER |
JP2014210386A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | サトーホールディングス株式会社 | サーマルプリンタ |
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