JPH0468215B2 - - Google Patents
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- JPH0468215B2 JPH0468215B2 JP60168178A JP16817885A JPH0468215B2 JP H0468215 B2 JPH0468215 B2 JP H0468215B2 JP 60168178 A JP60168178 A JP 60168178A JP 16817885 A JP16817885 A JP 16817885A JP H0468215 B2 JPH0468215 B2 JP H0468215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- container
- labels
- stamper
- adhesive
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、主として真空成形手段にて多量に製
造される樹脂製の卵容器の表面に生産者や生産年
月日、内容物種類などのバーコードを印刷したラ
ベルを貼付する場合、そのほか商品名や商標等を
印刷した各種ラベルを樹脂成形された容器状製品
の表面に接着剤を介して自動的にかつ断続的に貼
付する方法に関する。
造される樹脂製の卵容器の表面に生産者や生産年
月日、内容物種類などのバーコードを印刷したラ
ベルを貼付する場合、そのほか商品名や商標等を
印刷した各種ラベルを樹脂成形された容器状製品
の表面に接着剤を介して自動的にかつ断続的に貼
付する方法に関する。
〈従来の技術とその問題点〉
前述の卵容器などの樹脂成形品表面にバーコー
ドを付設する手段としては、製品成形素材である
樹脂シートに予めバーコードを印刷しておいてそ
のバーコード印刷部分に伸びが発生しないように
真空成形する手段が考えられ、実際に従来からも
一部で利用されているが、この方法による場合
は、前記バーコード印刷部分の伸び等の変形を零
にすることが技術的に困難で、成形時に多少の伸
び等の変形が発生することは避け難い。そのた
め、バーコードの太きや間隔等に誤差が生じ、更
に平滑度が悪いためにバーコードを媒体とする生
産年月日や内容物種類等の自動検索性能が不確
実、不正確なものになつてしまう欠点がある。こ
れはバーコード以外、例えば商品名等を付設する
場合であつても、その印刷文字等が不鮮明になつ
て、判読しにくいものになつてしまう問題があ
る。
ドを付設する手段としては、製品成形素材である
樹脂シートに予めバーコードを印刷しておいてそ
のバーコード印刷部分に伸びが発生しないように
真空成形する手段が考えられ、実際に従来からも
一部で利用されているが、この方法による場合
は、前記バーコード印刷部分の伸び等の変形を零
にすることが技術的に困難で、成形時に多少の伸
び等の変形が発生することは避け難い。そのた
め、バーコードの太きや間隔等に誤差が生じ、更
に平滑度が悪いためにバーコードを媒体とする生
産年月日や内容物種類等の自動検索性能が不確
実、不正確なものになつてしまう欠点がある。こ
れはバーコード以外、例えば商品名等を付設する
場合であつても、その印刷文字等が不鮮明になつ
て、判読しにくいものになつてしまう問題があ
る。
そこでバーコードなどを印刷したラベルを容器
状製品とは別個に作成し、これを成形後の製品表
面に接着剤を介して貼付する方法が考えられる。
この場合は、容器状製品の成形時の伸び等の変形
がバーコードなどの精度に何ら関与しないので、
バーコードを媒体とする自動検索性能を極めて確
実、正確に行なえ、また、印刷文字である場合は
それを非常に鮮明に表顕できるといつた効果があ
る。
状製品とは別個に作成し、これを成形後の製品表
面に接着剤を介して貼付する方法が考えられる。
この場合は、容器状製品の成形時の伸び等の変形
がバーコードなどの精度に何ら関与しないので、
バーコードを媒体とする自動検索性能を極めて確
実、正確に行なえ、また、印刷文字である場合は
それを非常に鮮明に表顕できるといつた効果があ
る。
而して、このような別体作成ラベルの貼付手段
としては、紙製容器状製品にラベルを貼付する手
段として従来から知られているように、もともと
所要大きさ単位に作成したラベルの多数枚を積層
保持させ、この積層ラベル群から例えば、真空ポ
ンプに接続の吸気ノズル付きのスタンパーを介し
てラベルを一枚毎に吸着状態に取出し、この取出
したラベルを前記スタンパーの移動を介して容器
状製品表面の所要箇所に移載し、かつその所要箇
所に予め塗布した接着剤に押付けて貼付する方法
が考えられる。
としては、紙製容器状製品にラベルを貼付する手
段として従来から知られているように、もともと
所要大きさ単位に作成したラベルの多数枚を積層
保持させ、この積層ラベル群から例えば、真空ポ
ンプに接続の吸気ノズル付きのスタンパーを介し
てラベルを一枚毎に吸着状態に取出し、この取出
したラベルを前記スタンパーの移動を介して容器
状製品表面の所要箇所に移載し、かつその所要箇
所に予め塗布した接着剤に押付けて貼付する方法
が考えられる。
然し乍ら、上記の如きラベル貼付方法による時
は、ラベルが一般的に非常に薄肉であるとともに
面接着し易い材質であり、かつ、高能率作業を行
なわんがためにスタンパーの動作速度が相当に大
きいものであることから、前記スタンパーによる
吸着取出し時に二枚以上のラベルが一緒に吸着さ
れ易く、そのうち、吸着面に直接接していないラ
ベルが移載中に脱落するとか、二枚重ねの状態で
押付けられることによつて製品表面側のラベルが
位置ずれして貼付されるといつた不良事態が発生
し、製品全体としてみた場合、多くの不良品を生
み出す問題がある。
は、ラベルが一般的に非常に薄肉であるとともに
面接着し易い材質であり、かつ、高能率作業を行
なわんがためにスタンパーの動作速度が相当に大
きいものであることから、前記スタンパーによる
吸着取出し時に二枚以上のラベルが一緒に吸着さ
れ易く、そのうち、吸着面に直接接していないラ
ベルが移載中に脱落するとか、二枚重ねの状態で
押付けられることによつて製品表面側のラベルが
位置ずれして貼付されるといつた不良事態が発生
し、製品全体としてみた場合、多くの不良品を生
み出す問題がある。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は、容器状製品とは別体に作成されたラ
ベルを製品表面の所要位置に確実、正確に貼付す
ることができ、しかも装置面において動作がシン
プルで非常に高能率な貼付け作業を実現し得るラ
ベル自動貼付方法を提案する点に目的を有する。
ベルを製品表面の所要位置に確実、正確に貼付す
ることができ、しかも装置面において動作がシン
プルで非常に高能率な貼付け作業を実現し得るラ
ベル自動貼付方法を提案する点に目的を有する。
上記の目的を達成するために本発明に係るラベ
ル自動貼付方法は、前記ラベルの多数枚が連続
し、各隣接ラベル間にはその横幅方向を横断する
状態のラインが印刷され、かつそれら印刷ライン
上に横幅方向の両端のみを残した状態のラベル切
離し用スリツトが形成されたラベル帯状体をロー
ル状に巻回させてこれを前記印刷ラインを検出す
るセンサーからの信号を介して作動制御されるフ
イードローラにより順次定量長さ毎に繰出し移送
する第一工程と、繰出し移送停止時において移送
先端部の単位ラベルをその片面側から吸着保持し
たスタンパーをラベル帯状体の移送面に対して垂
直又は略垂直方向に移動させることにより前記単
位ラベルを前記スリツトを介してラベル帯状体か
ら切離す第二工程ならびに、この切離した単位ラ
ベルを前記スタンパーの前記方向への連続移動に
より、前記容器状製品の所要箇所に予め塗布した
接着剤に押圧して該切離し単位ラベルを容器状製
品の表面に貼付する第三工程とからなることを特
徴とするものである。
ル自動貼付方法は、前記ラベルの多数枚が連続
し、各隣接ラベル間にはその横幅方向を横断する
状態のラインが印刷され、かつそれら印刷ライン
上に横幅方向の両端のみを残した状態のラベル切
離し用スリツトが形成されたラベル帯状体をロー
ル状に巻回させてこれを前記印刷ラインを検出す
るセンサーからの信号を介して作動制御されるフ
イードローラにより順次定量長さ毎に繰出し移送
する第一工程と、繰出し移送停止時において移送
先端部の単位ラベルをその片面側から吸着保持し
たスタンパーをラベル帯状体の移送面に対して垂
直又は略垂直方向に移動させることにより前記単
位ラベルを前記スリツトを介してラベル帯状体か
ら切離す第二工程ならびに、この切離した単位ラ
ベルを前記スタンパーの前記方向への連続移動に
より、前記容器状製品の所要箇所に予め塗布した
接着剤に押圧して該切離し単位ラベルを容器状製
品の表面に貼付する第三工程とからなることを特
徴とするものである。
〈実施例〉
以下本発明方法の一実施例を、図面を参照し乍
ら説明すると、第8図は本発明方法による完成製
品を示すものであり、1は容器状製品の一例であ
る所の卵容器であつて、身部1Aと蓋部1Bとを
それらの一辺において揺動開閉自在に一体連設す
る状態で、かつ、一列5個宛、二列で計10個の卵
収納用空間を形成するための凹部1a,1bを形
成する状態に薄肉樹脂シートの真空成形手段にて
製作されている。
ら説明すると、第8図は本発明方法による完成製
品を示すものであり、1は容器状製品の一例であ
る所の卵容器であつて、身部1Aと蓋部1Bとを
それらの一辺において揺動開閉自在に一体連設す
る状態で、かつ、一列5個宛、二列で計10個の卵
収納用空間を形成するための凹部1a,1bを形
成する状態に薄肉樹脂シートの真空成形手段にて
製作されている。
そして、この卵容器1における蓋部1B側の長
手方向一側端部外表面を凹部区画壁のない扁平面
1Cに形成してある。2は前記扁平面1Cに後述
する接着剤3を介して貼付したラベルであつて、
硬質塩化ビニールや防湿セロハンなどの白色(地
色)薄肉フイルムの片面にバーコード2Bを印刷
したものである。
手方向一側端部外表面を凹部区画壁のない扁平面
1Cに形成してある。2は前記扁平面1Cに後述
する接着剤3を介して貼付したラベルであつて、
硬質塩化ビニールや防湿セロハンなどの白色(地
色)薄肉フイルムの片面にバーコード2Bを印刷
したものである。
第1図乃至第3図は上記の如き完成製品を得る
にあたつて、つまり卵容器1における蓋部1Bの
前記扁平面1Cに、前記バーコード2Bを印刷し
たラベル2を接着剤3を介して自動的にかつ断続
的に貼付するために用いられる機構の概要を示
し、7は自由回転式のループローラであつて、こ
れにはロール状に巻回させたラベル帯状体2Aの
ロール2A′が補給自在に支持されている。前記
ラベル帯状体2Aは、第4図で明示の如く、単位
長さの前記ラベル2の多数枚が帯状に連続し、各
隣接ラベル2,2間にはその横幅方向を横断する
状態で1〜2mm幅のライン2Lが黒色印刷され、
かつそれら黒色印刷ライン2L上に横幅方向の両
端のみを残した状態でラベル切離し用スリツト2
Sが形成されている。4は前記ラベル帯状体ロー
ル2A′から繰出され、案内ローラ8及びゴム製
の一対のフイードローラ5を介して移送されるラ
ベル帯状体2Aにおける前記黒色印刷ライン2L
を検出する反射式光電センサーであつて、該セン
サー4と前記フイードローラ5とは、センサー4
の検出信号によつて前記フイードローラ5の駆動
を断つことにより前記ラベル帯状体2Aを、隣接
スリツト2S,2S間隔を単位長さとして定量毎
に繰出し移送するように電気的に連係されてい
る。9は前記の如くして繰出し移送されるラベル
帯状体2Aの表裏(上下)両面に極近接して該ラ
ベル帯状体2Aの移送をガイドする上下一対の扁
平面状固定ガイドであつて、その移送方向の前端
縁部9aが、移送停止時において移送方向で相隣
るラベル2,2間のスリツト2Sと同一位置にあ
るように構成されている。10は移送停止時にお
いて前記固定ガイド9から前方に突出位置する所
の移送先端部の単位ラベル2をその片面(上面)
側から吸着保持するスタンパーであつて、これは
第5図で明示の如く、前記ラベル2と略同じ大き
さ、形状を有するスタンプ部材10Aの下端面1
0aに図外真空ポンプに連なるノズル10bの先
端吸気孔10cが開口されていて、前記ポンプの
作動に伴ないラベル2を前記下端面10aに密接
状態に吸着するように構成されているとともに、
シリンダー11を介して前記ラベル帯状体2Aの
移送面に対して垂直な上下方向(図面中のa−
a′方向)に往復移動自在に構成されていて、前記
移送先端部の単位ラベル2を吸着保持した状態で
の下方向(a′方向)への移動に伴なつて、吸着単
位ラベル2をこれに続くラベル2間のスリツト2
Sを介して前記ラベル帯状体2Aから切離すこと
ができるように構成されている。12は真空成形
された卵容器1における蓋部1Bを下方から受止
め支持するテーブルであつて、前記スタンパー1
0の直下相当箇所に配置されているとともに、ス
タンパー10の下方向への移動時に上方向に移動
するように、スタンパー10の上下移動に連動し
て上下方向(図面中b−b′方向)に移動すべく構
成されていて、前記スタンパー10と該テーブル
12との相対近接移動によつて、前述のようにし
て切離した単位ラベル2を前記卵容器1の扁平面
1Cに押圧可能なものに構成してある。6は前記
卵容器1の扁平面1C上でラベル貼付予定箇所に
接着剤を自動塗布するための接着剤定量吐出装置
であつて、これは前記テープ12の斜め上方位置
に配置され、上下傾斜方向(図面中c−c′方向)
に往復移動自在であつて、斜め下方へ移動した状
態において第6図で明示の如く、前記卵容器1の
扁平面1Cでラベル貼付予定箇所の四隅部並びに
中央部に接着剤3を団子状に吐出塗布するように
構成されているとともに、動作タイミングとして
は前記スタンパー10による単位ラベル切離し
前、つまり、ラベル帯状体2Aの移送時に接着剤
塗布を行なうようなタイミングに構成されてい
る。
にあたつて、つまり卵容器1における蓋部1Bの
前記扁平面1Cに、前記バーコード2Bを印刷し
たラベル2を接着剤3を介して自動的にかつ断続
的に貼付するために用いられる機構の概要を示
し、7は自由回転式のループローラであつて、こ
れにはロール状に巻回させたラベル帯状体2Aの
ロール2A′が補給自在に支持されている。前記
ラベル帯状体2Aは、第4図で明示の如く、単位
長さの前記ラベル2の多数枚が帯状に連続し、各
隣接ラベル2,2間にはその横幅方向を横断する
状態で1〜2mm幅のライン2Lが黒色印刷され、
かつそれら黒色印刷ライン2L上に横幅方向の両
端のみを残した状態でラベル切離し用スリツト2
Sが形成されている。4は前記ラベル帯状体ロー
ル2A′から繰出され、案内ローラ8及びゴム製
の一対のフイードローラ5を介して移送されるラ
ベル帯状体2Aにおける前記黒色印刷ライン2L
を検出する反射式光電センサーであつて、該セン
サー4と前記フイードローラ5とは、センサー4
の検出信号によつて前記フイードローラ5の駆動
を断つことにより前記ラベル帯状体2Aを、隣接
スリツト2S,2S間隔を単位長さとして定量毎
に繰出し移送するように電気的に連係されてい
る。9は前記の如くして繰出し移送されるラベル
帯状体2Aの表裏(上下)両面に極近接して該ラ
ベル帯状体2Aの移送をガイドする上下一対の扁
平面状固定ガイドであつて、その移送方向の前端
縁部9aが、移送停止時において移送方向で相隣
るラベル2,2間のスリツト2Sと同一位置にあ
るように構成されている。10は移送停止時にお
いて前記固定ガイド9から前方に突出位置する所
の移送先端部の単位ラベル2をその片面(上面)
側から吸着保持するスタンパーであつて、これは
第5図で明示の如く、前記ラベル2と略同じ大き
さ、形状を有するスタンプ部材10Aの下端面1
0aに図外真空ポンプに連なるノズル10bの先
端吸気孔10cが開口されていて、前記ポンプの
作動に伴ないラベル2を前記下端面10aに密接
状態に吸着するように構成されているとともに、
シリンダー11を介して前記ラベル帯状体2Aの
移送面に対して垂直な上下方向(図面中のa−
a′方向)に往復移動自在に構成されていて、前記
移送先端部の単位ラベル2を吸着保持した状態で
の下方向(a′方向)への移動に伴なつて、吸着単
位ラベル2をこれに続くラベル2間のスリツト2
Sを介して前記ラベル帯状体2Aから切離すこと
ができるように構成されている。12は真空成形
された卵容器1における蓋部1Bを下方から受止
め支持するテーブルであつて、前記スタンパー1
0の直下相当箇所に配置されているとともに、ス
タンパー10の下方向への移動時に上方向に移動
するように、スタンパー10の上下移動に連動し
て上下方向(図面中b−b′方向)に移動すべく構
成されていて、前記スタンパー10と該テーブル
12との相対近接移動によつて、前述のようにし
て切離した単位ラベル2を前記卵容器1の扁平面
1Cに押圧可能なものに構成してある。6は前記
卵容器1の扁平面1C上でラベル貼付予定箇所に
接着剤を自動塗布するための接着剤定量吐出装置
であつて、これは前記テープ12の斜め上方位置
に配置され、上下傾斜方向(図面中c−c′方向)
に往復移動自在であつて、斜め下方へ移動した状
態において第6図で明示の如く、前記卵容器1の
扁平面1Cでラベル貼付予定箇所の四隅部並びに
中央部に接着剤3を団子状に吐出塗布するように
構成されているとともに、動作タイミングとして
は前記スタンパー10による単位ラベル切離し
前、つまり、ラベル帯状体2Aの移送時に接着剤
塗布を行なうようなタイミングに構成されてい
る。
次に、上記機構によるラベル自動貼付要領を第
7図のタイムチヤートも参考にしながら工程順に
記載すると次の通りである。
7図のタイムチヤートも参考にしながら工程順に
記載すると次の通りである。
(1) フイードローラ5の駆動回転に伴なうラベル
帯状体2Aの繰出し移送中にセンサー4が黒色
印刷ライン2Lを検出すると、その検出信号に
基づいてフイードローラ5の駆動が断たれ、ラ
ベル帯状体2Aは単位長さだけ移送されて停止
する。(第1図の状態) (2) 前記フイードローラ5によるラベル帯状体2
Aの移送停止に伴なつて図外真空ポンプが作動
することにより、上下一対の扁平面状固定ガイ
ド9から前方に突出位置する移送先端部の単位
ラベル2がスタンパー10におけるスタンプ部
材10Aの下端面10aに吸着保持され、この
吸着状態でシリンダー11を介してスタンパー
10を下方向(a′方向)に移動させることによ
り、前記移送先端部の単位ラベル2を、スリツ
ト2Sの両端接続部分を破断する状態でラベル
帯状体2Aから切離す。(第2図の状態) (3) そして、前記スタンパー10の尚一層の下方
向への移動と卵容器1の蓋部1Bを受止め支持
しているテーブル12の上方向(b方向)への
移動といつた相対近接移動によつて、前記卵容
器1の扁平面1Cに定量吐出装置6を介して予
め団子状に塗布されている接着剤3に前記切離
し単位ラベル2を押圧させることにより、接着
剤3を第6図仮想線の如く拡散させてラベル2
を、その四隅部からの剥れのないように扁平面
1Cに強固に貼付するのである。(第3図の状
態) (4) 単位ラベル2の貼付後は、テーブル12が下
方に移動してラベル貼付完成の卵容器1がテー
ブル12から取除かれ、ラベル未貼付の卵容器
1が新たにテーブル2に供給される一方、スタ
ンパー10が上方に復帰移動し、その復帰信号
に基づいてフイードローラ5の駆動回転が再開
されてラベル帯状体2Aの定量繰出し移送が行
なわれるに至るのである。
帯状体2Aの繰出し移送中にセンサー4が黒色
印刷ライン2Lを検出すると、その検出信号に
基づいてフイードローラ5の駆動が断たれ、ラ
ベル帯状体2Aは単位長さだけ移送されて停止
する。(第1図の状態) (2) 前記フイードローラ5によるラベル帯状体2
Aの移送停止に伴なつて図外真空ポンプが作動
することにより、上下一対の扁平面状固定ガイ
ド9から前方に突出位置する移送先端部の単位
ラベル2がスタンパー10におけるスタンプ部
材10Aの下端面10aに吸着保持され、この
吸着状態でシリンダー11を介してスタンパー
10を下方向(a′方向)に移動させることによ
り、前記移送先端部の単位ラベル2を、スリツ
ト2Sの両端接続部分を破断する状態でラベル
帯状体2Aから切離す。(第2図の状態) (3) そして、前記スタンパー10の尚一層の下方
向への移動と卵容器1の蓋部1Bを受止め支持
しているテーブル12の上方向(b方向)への
移動といつた相対近接移動によつて、前記卵容
器1の扁平面1Cに定量吐出装置6を介して予
め団子状に塗布されている接着剤3に前記切離
し単位ラベル2を押圧させることにより、接着
剤3を第6図仮想線の如く拡散させてラベル2
を、その四隅部からの剥れのないように扁平面
1Cに強固に貼付するのである。(第3図の状
態) (4) 単位ラベル2の貼付後は、テーブル12が下
方に移動してラベル貼付完成の卵容器1がテー
ブル12から取除かれ、ラベル未貼付の卵容器
1が新たにテーブル2に供給される一方、スタ
ンパー10が上方に復帰移動し、その復帰信号
に基づいてフイードローラ5の駆動回転が再開
されてラベル帯状体2Aの定量繰出し移送が行
なわれるに至るのである。
尚、ラベル帯状体2Aとしては、その横幅方向
に複数列のものを一挙に繰出し移送しながら、複
数個の卵容器1に同時にラベル2を貼付する形態
が採用されている。
に複数列のものを一挙に繰出し移送しながら、複
数個の卵容器1に同時にラベル2を貼付する形態
が採用されている。
次に、本発明の別実施例について列記する。
〔〕 前記定量吐出装置6を介しての接着剤3
塗布工程を、スタンパー0によるラベル2切
離し及び押圧貼付場所とは別箇所で行なわせる
も良いが、上記実施例の如くラベル押圧貼付場
所と同一場所で行なわせるようにすれば設備コ
ストならびにスペースフアクターの面で有利で
ある。
塗布工程を、スタンパー0によるラベル2切
離し及び押圧貼付場所とは別箇所で行なわせる
も良いが、上記実施例の如くラベル押圧貼付場
所と同一場所で行なわせるようにすれば設備コ
ストならびにスペースフアクターの面で有利で
ある。
〔〕 前記接着剤3の塗布形態としては、単位
ラベル2の全面範囲に塗布するも良いが、上記
実施例のように中央部及び四隅部に団子状に塗
布し、ラベル2の押付けによつてラベル2の四
隅部外方にもはみ出す形態とすることにより、
剥れのない確実、強固な貼付が可能である。
ラベル2の全面範囲に塗布するも良いが、上記
実施例のように中央部及び四隅部に団子状に塗
布し、ラベル2の押付けによつてラベル2の四
隅部外方にもはみ出す形態とすることにより、
剥れのない確実、強固な貼付が可能である。
〔〕 前記ラベル2としては、地が白色でバー
コード2Bを黒色に印刷するも、地が透明で全
面を白色印刷した上にバーコード2Bを黒色に
印刷するも良く、また、卵の大きさ別に決めら
れている複数種類の色に印刷してバーコードラ
ベルと色別ラベルとを兼用するも良く、更に生
産地等によつて異なる卵の色合いに対応した複
数種類の色に印刷する、又は、そのような地色
のものを用いても良い。
コード2Bを黒色に印刷するも、地が透明で全
面を白色印刷した上にバーコード2Bを黒色に
印刷するも良く、また、卵の大きさ別に決めら
れている複数種類の色に印刷してバーコードラ
ベルと色別ラベルとを兼用するも良く、更に生
産地等によつて異なる卵の色合いに対応した複
数種類の色に印刷する、又は、そのような地色
のものを用いても良い。
〔〕 対象とする容器状製品1は、上例の卵容
器以外、いかなる食品等の包装容器であつても
良く、またラベル2としては、バーコードラベ
ル以外、商品名や商標等を印刷にて表顕した各
種ラベルが考えられる。
器以外、いかなる食品等の包装容器であつても
良く、またラベル2としては、バーコードラベ
ル以外、商品名や商標等を印刷にて表顕した各
種ラベルが考えられる。
〔〕 前記テーブル12は上下方向に移動しな
い固定式のものであつても良い。
い固定式のものであつても良い。
〈発明の効果〉
以上詳述したことからも明らかなように本発明
方法による時は、 (1) 容器状製品の素材シートにバーコードなどの
表示印刷を施しておいて、これを真空成形等、
樹脂成形された製品の表面に位置させるのでは
なく、製品とは別体に作成されたラベルの貼付
によつて表示印刷を表面に顕示するものである
から、製品成形時の伸び等の変形に拘わらず所
要の表示を高精度かつ鮮明に行なえるのはもち
ろん、 (2) ラベル帯状体2Aを用い、これを定量長さ毎
に繰出し移送しつつ、単位ラベル2を順次切離
して製品表面に押圧貼付するものであるから、
二枚以上のラベルが一緒に取出されて貼付ミス
や貼付位置ずれを招くといつた不良事態の発生
がなく、単位ラベル2を製品表面の所要位置に
確実、正確に貼付し得て、不良品発生率を極め
て減少することができる。
方法による時は、 (1) 容器状製品の素材シートにバーコードなどの
表示印刷を施しておいて、これを真空成形等、
樹脂成形された製品の表面に位置させるのでは
なく、製品とは別体に作成されたラベルの貼付
によつて表示印刷を表面に顕示するものである
から、製品成形時の伸び等の変形に拘わらず所
要の表示を高精度かつ鮮明に行なえるのはもち
ろん、 (2) ラベル帯状体2Aを用い、これを定量長さ毎
に繰出し移送しつつ、単位ラベル2を順次切離
して製品表面に押圧貼付するものであるから、
二枚以上のラベルが一緒に取出されて貼付ミス
や貼付位置ずれを招くといつた不良事態の発生
がなく、単位ラベル2を製品表面の所要位置に
確実、正確に貼付し得て、不良品発生率を極め
て減少することができる。
(3) しかも、ラベル帯状体2Aから単位ラベル2
の切離しとその切離したラベル2の製品表面へ
の押圧とが、前記スタンパー10の直線的な一
挙動動作で行なわれるから、装置としての構成
要素をできるだけ少なくできることと、動き自
体がシンプルであることとによつて、装置設備
費が安上がりで済むとともに、所期の貼付作業
を非常に高能率、高性能のものに構成できる。
の切離しとその切離したラベル2の製品表面へ
の押圧とが、前記スタンパー10の直線的な一
挙動動作で行なわれるから、装置としての構成
要素をできるだけ少なくできることと、動き自
体がシンプルであることとによつて、装置設備
費が安上がりで済むとともに、所期の貼付作業
を非常に高能率、高性能のものに構成できる。
(4) 加えて、ラベル帯状体2Aから単位ラベル2
を切離すにあたつて、該ラベル帯状体2Aの移
送面に対して垂直又は略垂直方向の力を加えて
横幅方向の両端が繋がる状態に形成されたスリ
ツト2Sの両端繋がり部分を剪断するので、単
位ラベル2を掴んでラベル帯状体2Aの移送面
に沿つて引張り力を加えて切離す場合に比べ
て、ラベル構成材料の硬度や伸展性等に関係な
く確実、スムーズに、かつ切口縁の美麗な状態
で効果的に切離すことができる。
を切離すにあたつて、該ラベル帯状体2Aの移
送面に対して垂直又は略垂直方向の力を加えて
横幅方向の両端が繋がる状態に形成されたスリ
ツト2Sの両端繋がり部分を剪断するので、単
位ラベル2を掴んでラベル帯状体2Aの移送面
に沿つて引張り力を加えて切離す場合に比べ
て、ラベル構成材料の硬度や伸展性等に関係な
く確実、スムーズに、かつ切口縁の美麗な状態
で効果的に切離すことができる。
等々の効果を期待し得るに至つたのである。
第1図乃至第3図は本発明方法の実施に用いら
れる概略機構の各動作状態図であり、第4図はラ
ベル帯状体の拡大平面図、第5図はスタンパーの
要部拡大図、第6図は接着剤塗布形態を示す要部
の平面図、第7図はタイムチヤート、第8図はラ
ベルが貼付された完成卵容器の斜視図である。 1は容器状製品、2はラベル、2Aはラベル帯
状体、2Lは印刷ライン、2Sはスリツト、3は
接着剤、4はセンサー、5はフイードローラ、6
は接着剤定量吐出装置、10はスタンパーであ
る。
れる概略機構の各動作状態図であり、第4図はラ
ベル帯状体の拡大平面図、第5図はスタンパーの
要部拡大図、第6図は接着剤塗布形態を示す要部
の平面図、第7図はタイムチヤート、第8図はラ
ベルが貼付された完成卵容器の斜視図である。 1は容器状製品、2はラベル、2Aはラベル帯
状体、2Lは印刷ライン、2Sはスリツト、3は
接着剤、4はセンサー、5はフイードローラ、6
は接着剤定量吐出装置、10はスタンパーであ
る。
Claims (1)
- 1 樹脂成形された容器状製品1の表面にラベル
2を接着剤3を介して自動的にかつ断続的に貼付
する方法であつて、前記ラベル2の多数枚が連続
し、各隣接ラベル2,2間にはその横幅方向を横
断する状態のライン2Lが印刷され、かつそれら
印刷ライン2L上に横幅方向の両端のみを残した
状態のラベル切離し用スリツト2Sが形成された
ラベル帯状体2Aをロール状に予め巻回させてお
き、これを、印刷ライン2Lを検出するセンサー
4からの信号を介して作動制御されるフイードロ
ーラ5により順次定量長さ毎に繰出し移送する第
一工程と、繰出し移送停止時において移送先端部
の単位ラベル2をその片面側から吸着保持したス
タンパー10をラベル帯状体2Aの移送面に対し
て垂直又は略垂直方向に移動させることにより、
前記単位ラベル2を前記スリツト2Sを介してラ
ベル帯状体2Aから切離す第二工程ならびに、こ
の切離した単位ラベル2を前記スタンパー10の
前記方向への連続移動により、前記容器状製品1
の所要箇所に予め塗布した接着剤3に押圧して該
切離し単位ラベル2を容器状製品1の表面に貼付
する第三工程とからなることを特徴とするラベル
自動貼付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16817885A JPS6228329A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ラベル自動貼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16817885A JPS6228329A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ラベル自動貼付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228329A JPS6228329A (ja) | 1987-02-06 |
JPH0468215B2 true JPH0468215B2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=15863234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16817885A Granted JPS6228329A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ラベル自動貼付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228329A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS648632A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Fujitsu Ltd | Formation of sio2 insulating film |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028182B2 (ja) * | 1979-10-06 | 1985-07-03 | ミノルタ株式会社 | 画像読取装置 |
JPS57104544A (en) * | 1980-12-17 | 1982-06-29 | Ishida Scale Mfg Co Ltd | Carrying-out mechanism for label |
JPS59163135A (ja) * | 1983-02-24 | 1984-09-14 | 新宅工業株式会社 | ラベル貼り機のラベル供給方法および装置 |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16817885A patent/JPS6228329A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6228329A (ja) | 1987-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |