JPH0461767A - 基板実装型電気コネクタ - Google Patents
基板実装型電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH0461767A JPH0461767A JP2166704A JP16670490A JPH0461767A JP H0461767 A JPH0461767 A JP H0461767A JP 2166704 A JP2166704 A JP 2166704A JP 16670490 A JP16670490 A JP 16670490A JP H0461767 A JPH0461767 A JP H0461767A
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- Japan
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- board
- tine
- contacts
- housing
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は基板実装型電気コネクタ、特に基板上に載置さ
れ、基板上の回路と外部回路とを相互接続する多極型電
気コネクタに関する。
れ、基板上の回路と外部回路とを相互接続する多極型電
気コネクタに関する。
〔従来の技術及びその解決すべき課題〕基板実装型電気
コネクタとして、従来から第5図に示すコネクタ80が
知られている。即ち、上下2段のコンタクト88.90
を有し、各コンタクトのタイン部88a、90aがハウ
ジング82の嵌合面と反対側の面(又は背面)86から
基板92側に延びて基板92のスルーホール94に挿通
し半田付けされるコネクタ8oである。
コネクタとして、従来から第5図に示すコネクタ80が
知られている。即ち、上下2段のコンタクト88.90
を有し、各コンタクトのタイン部88a、90aがハウ
ジング82の嵌合面と反対側の面(又は背面)86から
基板92側に延びて基板92のスルーホール94に挿通
し半田付けされるコネクタ8oである。
ところで、基板材料の熱膨張率とハウジング材料のそれ
とはかなりの差異がある。例えば、ガラス入りエポキシ
基板及びポリブチレンテレフタレト(PBT)樹脂の熱
膨張率はそれぞれ1.5x10−’/”C及び9 x
10−’/’Cである。このため、コネクタを取付けた
基板を高温環境下に置くと、ハウジング材料と基板の熱
膨張率の差によって、コネクタのコンタクトのピッチと
基板のスルーホールのピッチとの間に第5図の矢印A、
Bで示される方向にずれが生じ、特に外側においてその
ずれが著しい。ところが、下段のコンタクト90のタイ
ン部90aは上段のコンタクト88のタイン部88aと
比較するとかなり短く形成されているので、前述のピッ
チのずれを吸収するのが困難である。このため、高温・
低温の温度サイクルを繰返膜 した場合、下部コンタクト90のタイン部90aと基板
92とを接合する半田96に応力が集中し、第6図に示
す半田クラック98が生じることがあった。
とはかなりの差異がある。例えば、ガラス入りエポキシ
基板及びポリブチレンテレフタレト(PBT)樹脂の熱
膨張率はそれぞれ1.5x10−’/”C及び9 x
10−’/’Cである。このため、コネクタを取付けた
基板を高温環境下に置くと、ハウジング材料と基板の熱
膨張率の差によって、コネクタのコンタクトのピッチと
基板のスルーホールのピッチとの間に第5図の矢印A、
Bで示される方向にずれが生じ、特に外側においてその
ずれが著しい。ところが、下段のコンタクト90のタイ
ン部90aは上段のコンタクト88のタイン部88aと
比較するとかなり短く形成されているので、前述のピッ
チのずれを吸収するのが困難である。このため、高温・
低温の温度サイクルを繰返膜 した場合、下部コンタクト90のタイン部90aと基板
92とを接合する半田96に応力が集中し、第6図に示
す半田クラック98が生じることがあった。
工
従って、本発明の前記課題を解決する基板実装型電気コ
ネクタを提供することを目的とする。
ネクタを提供することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明の第1の基板実装
型電気コネクタは、複数のコンタクトが基板面に対し上
下2段に配列された基板実装型電気コネクタであって、
夫々前記上段及び下段のコンタクトに嵌合面の反対側及
び嵌合面側に延びるタイン部を設けたことを特徴とする
ものである。
型電気コネクタは、複数のコンタクトが基板面に対し上
下2段に配列された基板実装型電気コネクタであって、
夫々前記上段及び下段のコンタクトに嵌合面の反対側及
び嵌合面側に延びるタイン部を設けたことを特徴とする
ものである。
また、本発明の第2の基板実装型電気コネクタは、複数
のコンタクトが基板面に対し上下2段に配列された基板
実装型電気コネクタであって、前記上段のコンタクトに
嵌合面の反対側の面から前記基板面側に延びるタイン部
を、前記下段のコンタクトに前記嵌合面の反対側の面か
ら前記タイン部より前方に延びるタイン部を設け、前記
両タイン部を実質的に等しい長さにすることを特徴とす
るものである。
のコンタクトが基板面に対し上下2段に配列された基板
実装型電気コネクタであって、前記上段のコンタクトに
嵌合面の反対側の面から前記基板面側に延びるタイン部
を、前記下段のコンタクトに前記嵌合面の反対側の面か
ら前記タイン部より前方に延びるタイン部を設け、前記
両タイン部を実質的に等しい長さにすることを特徴とす
るものである。
本発明の第1の基板実装型電気コネクタは、下段のコン
タクトのタイン部が嵌合面の反対側から嵌合面側に向っ
て延びているので、充分な長さをもっている。従って、
基板及びハウジングの熱膨張率の差によって生じるピッ
チずれをこのタイン部の弾性により吸収することができ
る。
タクトのタイン部が嵌合面の反対側から嵌合面側に向っ
て延びているので、充分な長さをもっている。従って、
基板及びハウジングの熱膨張率の差によって生じるピッ
チずれをこのタイン部の弾性により吸収することができ
る。
また、本発明の第2の基板実装型電気コネクタは、下段
のコンタクトのタイン部が嵌合面の反対側の面から上段
のコンタクトのタイン部より前方に延びており、両タイ
ン部を実質的に等しい長さとしたので、基板及びハウジ
ングの熱膨張率の差によるピッチずれを効果的に吸収す
る。
のコンタクトのタイン部が嵌合面の反対側の面から上段
のコンタクトのタイン部より前方に延びており、両タイ
ン部を実質的に等しい長さとしたので、基板及びハウジ
ングの熱膨張率の差によるピッチずれを効果的に吸収す
る。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述する。
第1図は本発明の第1の基板実装型電気コネクタをその
一対のコンタクトと共に嵌合面の反対側が見えるように
示した斜視図、第2図は第1図の、依 電気コネクタをm−n’に沿って断面した一部断面図、
第3図は第1図の電気コネクタを嵌合面側が見えるよう
に示した斜視図である。
一対のコンタクトと共に嵌合面の反対側が見えるように
示した斜視図、第2図は第1図の、依 電気コネクタをm−n’に沿って断面した一部断面図、
第3図は第1図の電気コネクタを嵌合面側が見えるよう
に示した斜視図である。
第1図において、本発明の第1の基板実装型電気コネク
タlOは絶縁ハウジング12と、絶縁ハウジング12の
嵌合面と反対側の面14の上下2段に配列するコンタク
ト収容室16.18内に矢印C方向に挿入される上段及
び下段のコンタクト20.22とから構成される。上段
のコンタクト20は1枚の銅合金等の金属板から形成さ
れ、相補コネクタのコンタクト(図示せず)と電気的に
接触する雄型接触部24、コンタクト収容室16に保持
される基部26、及び基板(図示せず)の導電パッドと
半田接合されるタイン部28を有する。タイン部28は
基部26から軸に沿って接触部24から離れる方向に延
びる部分28a、基板に向って略垂直下方に延びる部分
28b、及び基板表面に沿って延びる半田接合部28c
を有する。
タlOは絶縁ハウジング12と、絶縁ハウジング12の
嵌合面と反対側の面14の上下2段に配列するコンタク
ト収容室16.18内に矢印C方向に挿入される上段及
び下段のコンタクト20.22とから構成される。上段
のコンタクト20は1枚の銅合金等の金属板から形成さ
れ、相補コネクタのコンタクト(図示せず)と電気的に
接触する雄型接触部24、コンタクト収容室16に保持
される基部26、及び基板(図示せず)の導電パッドと
半田接合されるタイン部28を有する。タイン部28は
基部26から軸に沿って接触部24から離れる方向に延
びる部分28a、基板に向って略垂直下方に延びる部分
28b、及び基板表面に沿って延びる半田接合部28c
を有する。
このうち、特に略垂直下方に延びる部分28bが充分な
長さ及び弾性を有するので、基板及びハウシング12の
熱膨張率の差による基板上の導電パッドのピッチとハウ
ジング12の水平方向に隣合うコンタクト収容室16.
16とのピッチとのずれを吸収することができる。従っ
て、半田接合部28c及び導電パッドを接続している半
田に応力が集中するのを回避でき、半田クラックの発生
を防止できる。
長さ及び弾性を有するので、基板及びハウシング12の
熱膨張率の差による基板上の導電パッドのピッチとハウ
ジング12の水平方向に隣合うコンタクト収容室16.
16とのピッチとのずれを吸収することができる。従っ
て、半田接合部28c及び導電パッドを接続している半
田に応力が集中するのを回避でき、半田クラックの発生
を防止できる。
一方、下段のコンタクト22も上段のコンタクト20と
同様に1枚の銅合金等の金属板から形成され、接触部3
0、基部32、及びタイン部34を有する。このタイン
部34は基部32から軸に沿って接触部30から離れる
方向に延びる部分34a、基板に向って略垂直下方に延
びる部分34bのほかに嵌合面側に向って基板と略平行
に延びる比較的長い水平部34cを有する。よって、上
段のコンタクト20と同様に基板上の導電パッドのピッ
チとハウジング12のコンタクト収容室18のピッチと
のずれを吸収し、従っンキ田への応力集中を回避でき、
半田クラックの発生を効果的に防止することができる。
同様に1枚の銅合金等の金属板から形成され、接触部3
0、基部32、及びタイン部34を有する。このタイン
部34は基部32から軸に沿って接触部30から離れる
方向に延びる部分34a、基板に向って略垂直下方に延
びる部分34bのほかに嵌合面側に向って基板と略平行
に延びる比較的長い水平部34cを有する。よって、上
段のコンタクト20と同様に基板上の導電パッドのピッ
チとハウジング12のコンタクト収容室18のピッチと
のずれを吸収し、従っンキ田への応力集中を回避でき、
半田クラックの発生を効果的に防止することができる。
絶縁ハウジング12の嵌合面と反対側の面14からはシ
ュラウド36がコンタクトのタイン部28.34を囲む
ように突出しており、これにより特に上段コンタクトの
タイン部28が外部から保護され、ピッチの乱れを防止
している。
ュラウド36がコンタクトのタイン部28.34を囲む
ように突出しており、これにより特に上段コンタクトの
タイン部28が外部から保護され、ピッチの乱れを防止
している。
第2図において、コンタクト20.22はそれらの基部
26.32にランス26a、32aを有しており、コン
タクト収容室16.18内の段部と係合している。また
、下段のコンタクト22のタイン部34の嵌合面38側
に延びる水平部34Cはその端の半田接合部34dが基
板の導電パッドに半田接合される。
26.32にランス26a、32aを有しており、コン
タクト収容室16.18内の段部と係合している。また
、下段のコンタクト22のタイン部34の嵌合面38側
に延びる水平部34Cはその端の半田接合部34dが基
板の導電パッドに半田接合される。
第3図において、下段コンタクト22のタイン部34の
嵌合面38側に延びる水平部34cは、その一部をタイ
ン部34の板厚より多少幅の広い凹溝40に覆われてい
る。従って、凹溝40はタイン部34のピッチの乱れを
防止すると共に、第2図に示されるように嵌合面38側
に延びる水平部34cが基板面から多少熱れていること
、及びタイン部34の比較的薄い板厚方向と前述のピッ
チずれの方向とが一致していること等と協働して、嵌合
面38側から見て水平部34cが左右に撓み易(するこ
とに寄与している。また、絶縁ハウジングの嵌合面38
側の底壁42はタイン部34を外部から保護してタイン
部34のピッチの乱れを防止すると共に、タイン部34
を露出さ仕る切欠44を有しているので、半田接合状態
の検査を容易にする。
嵌合面38側に延びる水平部34cは、その一部をタイ
ン部34の板厚より多少幅の広い凹溝40に覆われてい
る。従って、凹溝40はタイン部34のピッチの乱れを
防止すると共に、第2図に示されるように嵌合面38側
に延びる水平部34cが基板面から多少熱れていること
、及びタイン部34の比較的薄い板厚方向と前述のピッ
チずれの方向とが一致していること等と協働して、嵌合
面38側から見て水平部34cが左右に撓み易(するこ
とに寄与している。また、絶縁ハウジングの嵌合面38
側の底壁42はタイン部34を外部から保護してタイン
部34のピッチの乱れを防止すると共に、タイン部34
を露出さ仕る切欠44を有しているので、半田接合状態
の検査を容易にする。
次に、第4図は本発明の第2の基板実装型電気コネクタ
50を一対のコンタクト58.60と共に、嵌合面の反
対側が見えるように示した斜視図である。第4図におい
て、本発明の第2のコネクタ50は絶縁ハウシング52
及び絶縁ハウジング52の上下2段に千鳥状に並んだコ
ンタク1−収容室54.56に収容されるコンタクト5
860から構成される。2種のコンタクト58.60は
製造コストを下げるために同一形状であることが望まし
いが、必ずしも同一形状でなくてもよい。
50を一対のコンタクト58.60と共に、嵌合面の反
対側が見えるように示した斜視図である。第4図におい
て、本発明の第2のコネクタ50は絶縁ハウシング52
及び絶縁ハウジング52の上下2段に千鳥状に並んだコ
ンタク1−収容室54.56に収容されるコンタクト5
860から構成される。2種のコンタクト58.60は
製造コストを下げるために同一形状であることが望まし
いが、必ずしも同一形状でなくてもよい。
各コンタクト58.60は相補コネクタと接触する雄型
接触部62、絶縁ハウジング52のフンタクト収容室5
4.56内に圧入係合する突起64aを含む基部64、
及び板厚が薄く形成された半田接合部66aを含むタイ
ン部66を有する。半田接合部66aは後述の曲げ加工
を容易にするため、つぶし加工あるいは異形材を使用す
ることにより薄肉に形成されるが、必ずしも薄肉にする
必要はない。曲げ加工前のコンタクト5860は嵌合面
68側からコンタクト収容室54.56内に挿入され、
タイン部66が嵌合面68の反対側の面70から突出す
る。次に、上段のコンタクト58の半田接合部66aが
曲げ位置66bで上側に曲げられ、更にタイン部66が
曲げ位置66cで下側に曲げられる。曲げ位置66cで
曲げ加工を行う際に、上段のコンタクト58のタイン部
66が矢印り方向から見て下段のコンタクh60のタイ
ン部66と交差するが、くし歯状の治具を用いれば下段
コンタクト60のタイン部66を避けて上段のコンタク
ト58のタイン部66を曲げ加工することができる。次
に、下段のコンタクト60のタイン部66についても同
様に半田接合部66aを曲げ位a 66 cで上側に曲
げ加工を行い、その後タイン部66を曲げ位置66eで
下側に曲げ加工を行う。尚、曲げ加工の順序は前述の順
序通りでな(でもよい。このように下段のコンタクト6
0のタイン部66は嵌合面68の反対側の而70から上
段のコンタクト58のタイン部66よりも前方に突出し
て形成されているので、下段のコンタクト60のタイン
部66は上段のコンタクト58のタイン部の長さと略等
しくすることができ、基板(図示せず)及び絶縁ハウジ
ング52の熱膨張率の差に起因する基板上の導電パッド
のピッチと絶縁ハウジング52のコンタクト収容室56
のピッチとのずれを吸収することができる。
接触部62、絶縁ハウジング52のフンタクト収容室5
4.56内に圧入係合する突起64aを含む基部64、
及び板厚が薄く形成された半田接合部66aを含むタイ
ン部66を有する。半田接合部66aは後述の曲げ加工
を容易にするため、つぶし加工あるいは異形材を使用す
ることにより薄肉に形成されるが、必ずしも薄肉にする
必要はない。曲げ加工前のコンタクト5860は嵌合面
68側からコンタクト収容室54.56内に挿入され、
タイン部66が嵌合面68の反対側の面70から突出す
る。次に、上段のコンタクト58の半田接合部66aが
曲げ位置66bで上側に曲げられ、更にタイン部66が
曲げ位置66cで下側に曲げられる。曲げ位置66cで
曲げ加工を行う際に、上段のコンタクト58のタイン部
66が矢印り方向から見て下段のコンタクh60のタイ
ン部66と交差するが、くし歯状の治具を用いれば下段
コンタクト60のタイン部66を避けて上段のコンタク
ト58のタイン部66を曲げ加工することができる。次
に、下段のコンタクト60のタイン部66についても同
様に半田接合部66aを曲げ位a 66 cで上側に曲
げ加工を行い、その後タイン部66を曲げ位置66eで
下側に曲げ加工を行う。尚、曲げ加工の順序は前述の順
序通りでな(でもよい。このように下段のコンタクト6
0のタイン部66は嵌合面68の反対側の而70から上
段のコンタクト58のタイン部66よりも前方に突出し
て形成されているので、下段のコンタクト60のタイン
部66は上段のコンタクト58のタイン部の長さと略等
しくすることができ、基板(図示せず)及び絶縁ハウジ
ング52の熱膨張率の差に起因する基板上の導電パッド
のピッチと絶縁ハウジング52のコンタクト収容室56
のピッチとのずれを吸収することができる。
尚、第2の基板実装型電気コネクタの実施例において、
コンタクト58.60のタイン部66を保護するシュラ
ウドを設けてもよい。また、第1及び第2の基板実装型
電気コネクタの実施例では雄型コンタクトであったが雌
型コンタクトにも適用できることは勿論である。更に、
同実施例ではタイン部はSMT (表面実装)型であっ
たが、スルーホール型に適用できることは言うまでもな
い。
コンタクト58.60のタイン部66を保護するシュラ
ウドを設けてもよい。また、第1及び第2の基板実装型
電気コネクタの実施例では雄型コンタクトであったが雌
型コンタクトにも適用できることは勿論である。更に、
同実施例ではタイン部はSMT (表面実装)型であっ
たが、スルーホール型に適用できることは言うまでもな
い。
以上詳述したように、本発明の第1及び第2の基板実装
型コネクタによれば、下段のコンタクトのタイン部が上
段のフンタクトのタイン部に匹敵する充分な長さを有す
るので、基板及びハウジングの熱膨張率の差による基板
上の導電パッドのピッチとハウジングのコンタクト収容
室のピッチとの間のずれを充分に吸収することができる
。これにより、半田に集中する応力を軽減でき、半田ク
ラックの発生を防止するという効果を有する。
型コネクタによれば、下段のコンタクトのタイン部が上
段のフンタクトのタイン部に匹敵する充分な長さを有す
るので、基板及びハウジングの熱膨張率の差による基板
上の導電パッドのピッチとハウジングのコンタクト収容
室のピッチとの間のずれを充分に吸収することができる
。これにより、半田に集中する応力を軽減でき、半田ク
ラックの発生を防止するという効果を有する。
特に、第1のコネクタにあっては、上下2段のコンタク
トが夫々絶縁ハウジングの前後両側に延びて基板面に接
続されるので、相手コネクタとの頻繁な挿入及び抜去に
耐え且つ上下2段のコンタクトを垂直方向にアライメン
ト可能である。
トが夫々絶縁ハウジングの前後両側に延びて基板面に接
続されるので、相手コネクタとの頻繁な挿入及び抜去に
耐え且つ上下2段のコンタクトを垂直方向にアライメン
ト可能である。
第2のコネクタは、上下2段のコンタクトがスタガ(千
鳥)配列されている高密度型コネクタに好適であり、ま
た、上下2段のコンタクトのタイン部が実質的に同長で
あるので、信号伝播速度が等しく、高速信号用コネクタ
に好適である。
鳥)配列されている高密度型コネクタに好適であり、ま
た、上下2段のコンタクトのタイン部が実質的に同長で
あるので、信号伝播速度が等しく、高速信号用コネクタ
に好適である。
更に、本発明の第1のコネクタの嵌合側の底部にコンタ
クトのタイン部を露出する切欠を設けた場合は、半田接
合状態を容易に検査できる効果も有する。
クトのタイン部を露出する切欠を設けた場合は、半田接
合状態を容易に検査できる効果も有する。
第1図は本発明の第1の基板実装型電気コネクタをその
一対のコンタクトと共に嵌合面の反対側が見えるように
示した斜視図、第2図は第1図のコネクタを■−■線に
沿って断面した一部断面図、第3図は第1図のコネクタ
を嵌合面側が見えるように示した斜視図、第4図は本発
明の第2の基板実装型電気コネクタをその一対のコンタ
クトと共に嵌合面の反対側が見えるように示した斜視図
、第5図は従来の基板実装型電気コネクタの斜視図、第
6図は第5図のタイン部の拡大断面図である。 10、 50 、、、、基板実装型電気コネクタ12、
52 、、、、ハウジング 38.6B 、、、、嵌合面 20.58 、、、、上段のコンタクト22 60、、
、、下段のコンタクト 28.34,66 、、、、 タイン部G G、6
一対のコンタクトと共に嵌合面の反対側が見えるように
示した斜視図、第2図は第1図のコネクタを■−■線に
沿って断面した一部断面図、第3図は第1図のコネクタ
を嵌合面側が見えるように示した斜視図、第4図は本発
明の第2の基板実装型電気コネクタをその一対のコンタ
クトと共に嵌合面の反対側が見えるように示した斜視図
、第5図は従来の基板実装型電気コネクタの斜視図、第
6図は第5図のタイン部の拡大断面図である。 10、 50 、、、、基板実装型電気コネクタ12、
52 、、、、ハウジング 38.6B 、、、、嵌合面 20.58 、、、、上段のコンタクト22 60、、
、、下段のコンタクト 28.34,66 、、、、 タイン部G G、6
Claims (2)
- (1)複数のコンタクトが基板面に対し上下2段に配列
された基板実装型電気コネクタにおいて、夫々前記上段
及び下段のコンタクトに嵌合面の反対側及び嵌合面側に
延びるタイン部を設けたことを特徴とする基板実装型電
気コネクタ。 - (2)複数のコンタクトが基板面に対し上下2段に配列
された基板実装型電気コネクタにおいて、前記上段のコ
ンタクトに嵌合面の反対側の面から前記基板面側に延び
るタイン部を、前記下段のコンタクトに前記嵌合面の反
対側の面から前記タイン部より前方に延びるタイン部を
設け、前記両タイン部を実質的に等しい長さにすること
を特徴とする基板実装型電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2166704A JPH0461767A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 基板実装型電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2166704A JPH0461767A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 基板実装型電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0461767A true JPH0461767A (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=15836214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2166704A Pending JPH0461767A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 基板実装型電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0461767A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0684554A (ja) * | 1992-09-02 | 1994-03-25 | I T T Canon:Kk | プリント基板実装用コネクタ |
JPH08153559A (ja) * | 1994-11-29 | 1996-06-11 | Nec Corp | コネクタ |
US7086873B2 (en) | 2002-12-09 | 2006-08-08 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Connector comprising an insulator and a contact retained by the insulator and connected to conductive portion of a board, and method of producing the same |
JP2007122923A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 基板用コネクタ |
JP2007165084A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 表面実装コネクタ |
JP2015158991A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-09-03 | ケル株式会社 | コネクタ |
JP2015204158A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 表面実装コネクタ |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP2166704A patent/JPH0461767A/ja active Pending
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