JPH0460235A - 車両用プロペラシャフト - Google Patents
車両用プロペラシャフトInfo
- Publication number
- JPH0460235A JPH0460235A JP17161290A JP17161290A JPH0460235A JP H0460235 A JPH0460235 A JP H0460235A JP 17161290 A JP17161290 A JP 17161290A JP 17161290 A JP17161290 A JP 17161290A JP H0460235 A JPH0460235 A JP H0460235A
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- JP
- Japan
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- cylinder member
- outer cylinder
- propeller shaft
- inner cylinder
- elastic member
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 1
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は外筒及び該外筒の両端部から同軸状に挿通され
た内筒との間に、略円筒状の弾性部材が介装されて成る
プロペラシャフトに関するものである。
た内筒との間に、略円筒状の弾性部材が介装されて成る
プロペラシャフトに関するものである。
従来の技術
周知のように、例えば自動車用エンジンの駆動力を変速
機から終減速装置に伝達するプロペラシャフトとしては
、種々のものが提供されており、その−例として先に本
出願人により提案された特願平2−15442号には第
3図に示したプロペラシャフト10の構成が開示されて
いる。このプロペラシャフト10は比較的大径な繊維強
化プラスチック製の外筒部材1と、該外筒部材1の左右
両側部にあって内部軸方向に挿通された金属製の内筒部
材3a、3bと、予め内筒部材3a、3bの外壁面4a
、4bに加硫接着されて、それぞれの内筒部材3a、3
bと外筒部材1との間の空間部5内に圧入されたゴム等
の弾性部材7.7・・・とを備えている。
機から終減速装置に伝達するプロペラシャフトとしては
、種々のものが提供されており、その−例として先に本
出願人により提案された特願平2−15442号には第
3図に示したプロペラシャフト10の構成が開示されて
いる。このプロペラシャフト10は比較的大径な繊維強
化プラスチック製の外筒部材1と、該外筒部材1の左右
両側部にあって内部軸方向に挿通された金属製の内筒部
材3a、3bと、予め内筒部材3a、3bの外壁面4a
、4bに加硫接着されて、それぞれの内筒部材3a、3
bと外筒部材1との間の空間部5内に圧入されたゴム等
の弾性部材7.7・・・とを備えている。
この弾性部材7,7・・・は略円筒状を呈し、内筒部材
3a、3bの軸方向に沿って所定間隔で直列状態に複数
個配置されている。9,9は内筒部材3a、3bの左右
両端部に結合された金属性のボールヨークである。
3a、3bの軸方向に沿って所定間隔で直列状態に複数
個配置されている。9,9は内筒部材3a、3bの左右
両端部に結合された金属性のボールヨークである。
かかる構成によれば、エンジンの駆動力を伝達させるた
めの該プロペラシャフト10の回転中に、弾性部材7,
7・・・の弾性変形を伴ってプロペラシャフト10のね
じり振動特性を改善し、防振性。
めの該プロペラシャフト10の回転中に、弾性部材7,
7・・・の弾性変形を伴ってプロペラシャフト10のね
じり振動特性を改善し、防振性。
防音性を向上させることができる。
発明が解決しようとする課題
このようなプロペラシャフト10にあっては、外筒部材
1と内筒部材3a、3b間に介在された各弾性部材7,
7・・・の厚み1.を大きくすることが該プロペラシャ
フト10のねじり振動特性を改善する上で有利であり、
防振性、防音性をより一層向上させることができる。
1と内筒部材3a、3b間に介在された各弾性部材7,
7・・・の厚み1.を大きくすることが該プロペラシャ
フト10のねじり振動特性を改善する上で有利であり、
防振性、防音性をより一層向上させることができる。
通常、弾性部材7.7・・・の厚みtlを大きくする手
段としては、外筒部材1の外径寸法及び内径寸法をとも
に大きくするか、内筒部材3a、3bの外径寸法を小さ
くする方法が考えられるが、外筒部材1の外径寸法を大
きくすることは、プロペラシャフト10自体が大型化さ
れることにより、外筒部材1が他部材と干渉する慣れが
生じるため、むやみに外筒部材1の外径寸法を大きくす
ることはできない。
段としては、外筒部材1の外径寸法及び内径寸法をとも
に大きくするか、内筒部材3a、3bの外径寸法を小さ
くする方法が考えられるが、外筒部材1の外径寸法を大
きくすることは、プロペラシャフト10自体が大型化さ
れることにより、外筒部材1が他部材と干渉する慣れが
生じるため、むやみに外筒部材1の外径寸法を大きくす
ることはできない。
他方において、内筒部材3a、3bの外径寸法を小さく
することは、プロペラシャフト10自体のねじり剛性が
低下する惧れがあるため、やはり内筒部材3a、3bと
して要求される最低限の外径寸法を保持することが必要
であり、従ってこれらの手段はプロペラシャフトとして
の性能上からの制約条件が付されるものである。
することは、プロペラシャフト10自体のねじり剛性が
低下する惧れがあるため、やはり内筒部材3a、3bと
して要求される最低限の外径寸法を保持することが必要
であり、従ってこれらの手段はプロペラシャフトとして
の性能上からの制約条件が付されるものである。
そこで本発明はこのような従来の車両用プロペラシャフ
トが有している課題を解消して、プロペラシャフト自体
の外径寸法を変えることなく弾性部材の厚みt、を大き
くして、防振性、防音性をより一層向上させることがで
きるプロペラシャフトを提供することを目的とするもの
である。
トが有している課題を解消して、プロペラシャフト自体
の外径寸法を変えることなく弾性部材の厚みt、を大き
くして、防振性、防音性をより一層向上させることがで
きるプロペラシャフトを提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために、所定長を有する外
筒部材と、該外筒部材の両端部から外筒部材の内部に向
けて一定空間をもって同軸状に挿通された内筒部材と、
該内筒部材の外周面に固着されて、上面が前記外筒部材
の内周面に圧接する略円筒状の弾性部材とを備え、該弾
性部材は、内筒部材の軸方向に沿って所定間隔をもって
直列状態に複数個配置されて成る車両用プロペラシャフ
トにおいて、上記外筒部材の左右両端部の近傍に位置す
る内壁面に、この外筒部材の内方から両端部にかけて該
外筒部材の肉厚を順次小さくするテーパを付与するとと
もに、外筒部材の両端部から挿通された内筒部材の外壁
面に、外筒部材の内方に向かうにつれて該内筒部材の肉
厚を順次小さくするテーパを付与して、−上記外筒部材
側のテーパと内筒部材側のテーパとの間に形成された空
間部内に前記弾性部材を圧入固着したプロペラシャフト
の構成にしである。
筒部材と、該外筒部材の両端部から外筒部材の内部に向
けて一定空間をもって同軸状に挿通された内筒部材と、
該内筒部材の外周面に固着されて、上面が前記外筒部材
の内周面に圧接する略円筒状の弾性部材とを備え、該弾
性部材は、内筒部材の軸方向に沿って所定間隔をもって
直列状態に複数個配置されて成る車両用プロペラシャフ
トにおいて、上記外筒部材の左右両端部の近傍に位置す
る内壁面に、この外筒部材の内方から両端部にかけて該
外筒部材の肉厚を順次小さくするテーパを付与するとと
もに、外筒部材の両端部から挿通された内筒部材の外壁
面に、外筒部材の内方に向かうにつれて該内筒部材の肉
厚を順次小さくするテーパを付与して、−上記外筒部材
側のテーパと内筒部材側のテーパとの間に形成された空
間部内に前記弾性部材を圧入固着したプロペラシャフト
の構成にしである。
作用
上記構成を有するプロペラシャフトは、プロペラシャフ
ト自体の外径寸法を変えることなく弾性部材の厚みを大
きくすることが可能となり、これに伴ってプロペラシャ
フトとしてのねじり剛性の可変域を広げることができて
、防振性、防音性をより一層向上させることができる。
ト自体の外径寸法を変えることなく弾性部材の厚みを大
きくすることが可能となり、これに伴ってプロペラシャ
フトとしてのねじり剛性の可変域を広げることができて
、防振性、防音性をより一層向上させることができる。
更に外筒部材から内筒部材に伝達される回転トルクは、
この外筒部材の比較的肉厚の大きな地点で大きな回転ト
ルクを受は入れて、弾性部材を介してこの回転トルクを
内筒部材に伝達する一方、この地点よりも肉厚の小さな
地点では小さな回転トルクを受は入れるので、外筒部材
に形成されたテーパによって外筒部材の強度が不足する
惧れかない。更に内筒部材は、肉厚の小さい地点にある
弾性部材により小さな回転トルクを受は入れ、肉厚の比
較的大きな地点で大きな回転トルクを受は入れることに
なるので、内筒部材に形成されたテーパによって該内筒
部材の強度が不足する惧れがないという作用が得られる
。
この外筒部材の比較的肉厚の大きな地点で大きな回転ト
ルクを受は入れて、弾性部材を介してこの回転トルクを
内筒部材に伝達する一方、この地点よりも肉厚の小さな
地点では小さな回転トルクを受は入れるので、外筒部材
に形成されたテーパによって外筒部材の強度が不足する
惧れかない。更に内筒部材は、肉厚の小さい地点にある
弾性部材により小さな回転トルクを受は入れ、肉厚の比
較的大きな地点で大きな回転トルクを受は入れることに
なるので、内筒部材に形成されたテーパによって該内筒
部材の強度が不足する惧れがないという作用が得られる
。
実施例
以下、本発明にかかる車両用プロペラシャフトの一実施
例を、前記従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を
付して詳述する。
例を、前記従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を
付して詳述する。
第1図は本発明に係るプロペラシャフトを自動車用エン
ジンから終減速装置に動力を伝達する推進軸に適用した
ものであり、全体的に示すプロペラシャフト20は、比
較的大径な繊維強化プラスチック製の外筒部材1と、該
外筒部材1の左右両側部にあって内部軸方向に同軸状に
挿通された金属製の内筒部材 3a、3bと、予め内筒部材3a、3bの外壁面4a、
4bに加硫接着されて、それぞれの内筒部材3a、3b
と外筒部材1との間の空間部5内に圧入されたゴム等の
弾性部材7.7・・・とを備えている。
ジンから終減速装置に動力を伝達する推進軸に適用した
ものであり、全体的に示すプロペラシャフト20は、比
較的大径な繊維強化プラスチック製の外筒部材1と、該
外筒部材1の左右両側部にあって内部軸方向に同軸状に
挿通された金属製の内筒部材 3a、3bと、予め内筒部材3a、3bの外壁面4a、
4bに加硫接着されて、それぞれの内筒部材3a、3b
と外筒部材1との間の空間部5内に圧入されたゴム等の
弾性部材7.7・・・とを備えている。
本実施例の場合、上記外筒部材1の左右両端部lb、l
cの近傍に位置する内壁面1aには、この外筒部材1の
内方から両端部1b、lcにかけて該外筒部材1の肉厚
を順次小さくするテーパ13a、13bが付与されてい
る。
cの近傍に位置する内壁面1aには、この外筒部材1の
内方から両端部1b、lcにかけて該外筒部材1の肉厚
を順次小さくするテーパ13a、13bが付与されてい
る。
更に外筒部材1の両端部1b、lcから内部軸方向に挿
通された内筒部材3a、3bの外壁面4a、4bには、
この内筒部材3a、3bの左右両端部から外筒部材1の
内方に向かうにつれて該内筒部材3の肉厚を順次小さく
するテーパ15a。
通された内筒部材3a、3bの外壁面4a、4bには、
この内筒部材3a、3bの左右両端部から外筒部材1の
内方に向かうにつれて該内筒部材3の肉厚を順次小さく
するテーパ15a。
15bが付与されている。そして外筒部材1側に付与さ
れたテーパ13a、13bと、内筒部材3a 3b側
に付与されたテーパ15a、15bとの間に形成された
空間部5内に、前記したゴム等の弾性部材7,7・・・
が圧入固着されている。
れたテーパ13a、13bと、内筒部材3a 3b側
に付与されたテーパ15a、15bとの間に形成された
空間部5内に、前記したゴム等の弾性部材7,7・・・
が圧入固着されている。
換言すれば、上記テーパ13a、13bとテーパ15a
、15bは、外筒部材lと内筒部材3a。
、15bは、外筒部材lと内筒部材3a。
3bのそれぞれ弾性部材7,7・・・が圧入固着されて
いる面上にあって、各テーパが付与されていない場合と
比較して弾性部材7,7・・・の厚みを大きくする形状
としたことが本実施例の特徴となっている。
いる面上にあって、各テーパが付与されていない場合と
比較して弾性部材7,7・・・の厚みを大きくする形状
としたことが本実施例の特徴となっている。
上記の弾性部材7,7・・・は略円筒状を呈しており、
予め内筒部材3a、3bのテーパ15a。
予め内筒部材3a、3bのテーパ15a。
15bの面上の軸方向に沿って所定間隔で直列状態に複
数個配置されている。
数個配置されている。
9.9は内筒部材3a、3bの左右両端部に結合された
金属性のポールヨークである。
金属性のポールヨークである。
かかる構成によれば、外筒部材1に形成されたテーパ1
3a、13bと、内筒部材3a、3bに形成されたテー
パ15a、15bによって、各弾性部材7,7・・・の
厚みt2が従来例における弾性部材7.7・・・の厚み
1+(第3図)に比較して大きく形成することができる
。従ってプロペラシャフト20としてのねじり剛性の可
変域を広げることが可能となり、音振対策を実施する上
で有利になるという特徴がある。
3a、13bと、内筒部材3a、3bに形成されたテー
パ15a、15bによって、各弾性部材7,7・・・の
厚みt2が従来例における弾性部材7.7・・・の厚み
1+(第3図)に比較して大きく形成することができる
。従ってプロペラシャフト20としてのねじり剛性の可
変域を広げることが可能となり、音振対策を実施する上
で有利になるという特徴がある。
即ち、弾性部材7,7・・・の肉厚をtlからt2に大
きくしたことによるねじり剛性の変化について考察する
と、一般に円筒状を有するゴム等で成る弾性部材のねじ
り剛性Ktは、第3図に記すように該弾性部材7の外径
寸法をdl+ 内径寸法をd2.全長をLとすると、 ここでGs;ゴムの弾性率 となる。
きくしたことによるねじり剛性の変化について考察する
と、一般に円筒状を有するゴム等で成る弾性部材のねじ
り剛性Ktは、第3図に記すように該弾性部材7の外径
寸法をdl+ 内径寸法をd2.全長をLとすると、 ここでGs;ゴムの弾性率 となる。
従って03及びLが一定である場合には、K工は弾性部
材7の外径寸法d1と内径寸法d2によって決定される
。
材7の外径寸法d1と内径寸法d2によって決定される
。
ここでGsを8−18 (Kgf/cm2)として従来
例における弾性部材7の外径寸法d1を6.1cm。
例における弾性部材7の外径寸法d1を6.1cm。
同じく内径寸法d2を5.9cmとした場合のねじり剛
性KT、を計算すると、 K丁1=(8〜1 8)XAX(540)A;定数 となる。
性KT、を計算すると、 K丁1=(8〜1 8)XAX(540)A;定数 となる。
一方、本実施例を適用した弾性部材7の外径寸法d1及
び内径寸法d2は、実測によればd+=6..1cm〜
6.55cm d2=5. 45 cm 〜5. 9 cmとなってお
り、このような寸法を持つ弾性部材7のねじり剛性KT
2は KT□=(8〜l 8)XAX(97−540)−(0
,18〜1)×に月 となる。
び内径寸法d2は、実測によればd+=6..1cm〜
6.55cm d2=5. 45 cm 〜5. 9 cmとなってお
り、このような寸法を持つ弾性部材7のねじり剛性KT
2は KT□=(8〜l 8)XAX(97−540)−(0
,18〜1)×に月 となる。
従って本実施例を適用した弾性部材7のねじり剛性にア
2は、従来例における同様なねじり剛性KT、よりも可
変域、換言すればチューニング幅を広げることが可能と
なり、プロペラシャフトとしての充分な音振対策がはか
れるという作用を有している。
2は、従来例における同様なねじり剛性KT、よりも可
変域、換言すればチューニング幅を広げることが可能と
なり、プロペラシャフトとしての充分な音振対策がはか
れるという作用を有している。
一方、外筒部材1と内筒部材2の強度上の面から考察す
ると、第2図のモデル図に示したように、外筒部材lか
ら内筒部材3aに伝達される回転トルクM、は、先ずA
地点にある弾性部材7により内筒部材3a側に吸収され
てM、/2となり、更にB地点にある弾性部材7によっ
て残りの回転トルクが内筒部材3a側に吸収され、結局
外筒部材1の端部1bでは回転トルクM、が零となる。
ると、第2図のモデル図に示したように、外筒部材lか
ら内筒部材3aに伝達される回転トルクM、は、先ずA
地点にある弾性部材7により内筒部材3a側に吸収され
てM、/2となり、更にB地点にある弾性部材7によっ
て残りの回転トルクが内筒部材3a側に吸収され、結局
外筒部材1の端部1bでは回転トルクM、が零となる。
即ち、外筒部材1の比較的肉厚の大きなA地点では、大
きな回転トルクM、を受は入れる一方、A地点よりも肉
厚の小さなり地点では回転トルクがM。
きな回転トルクM、を受は入れる一方、A地点よりも肉
厚の小さなり地点では回転トルクがM。
/2となるので、外筒部材1に形成されたテーパ13a
によって外筒部材1の強度が不足する惧れかない。
によって外筒部材1の強度が不足する惧れかない。
又、内筒部材3aは、肉厚の小さいA地点にある弾性部
材7により回転トルクM、/2を受は入れ、肉厚の大き
なり地点で回転トルクM、を受は入れることになるので
、内筒部材3aに形成されたテーパ15aによって内筒
部材3aの強度が不足する惧れがないという作用が得ら
れる。
材7により回転トルクM、/2を受は入れ、肉厚の大き
なり地点で回転トルクM、を受は入れることになるので
、内筒部材3aに形成されたテーパ15aによって内筒
部材3aの強度が不足する惧れがないという作用が得ら
れる。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明に係る車両用プロ
ペラシャフトによれば、プロペラシャフト自体の外径寸
法を変えることなく弾性部材の厚みを大きくすることが
可能であり、従ってプロペラシャフトとしてのねじり剛
性の可変域を広げることができて、防振性、防音性をよ
り一層向上させることができる。又、プロペラシャフト
自体が大型化されることがないので、外筒部材が他部材
と干渉する惧れが生じないという効果を有している。
ペラシャフトによれば、プロペラシャフト自体の外径寸
法を変えることなく弾性部材の厚みを大きくすることが
可能であり、従ってプロペラシャフトとしてのねじり剛
性の可変域を広げることができて、防振性、防音性をよ
り一層向上させることができる。又、プロペラシャフト
自体が大型化されることがないので、外筒部材が他部材
と干渉する惧れが生じないという効果を有している。
更に本発明によれば、外筒部材から内筒部材に伝達され
る回転トルクは、この外筒部材及び内筒部材の比較的肉
厚の大きな地点で弾性部材を介して大きな回転トルクが
伝達されるとともに、外筒部材及び内筒部材の比較的肉
厚の小さな地点で弾性部材を介して小さな回転トルクが
伝達されるので、外筒部材及び内筒部材に形成されたテ
ーパによって内筒部材及び外筒部材の強度が不足すると
いう慣れがないという特徴が発揮される。
る回転トルクは、この外筒部材及び内筒部材の比較的肉
厚の大きな地点で弾性部材を介して大きな回転トルクが
伝達されるとともに、外筒部材及び内筒部材の比較的肉
厚の小さな地点で弾性部材を介して小さな回転トルクが
伝達されるので、外筒部材及び内筒部材に形成されたテ
ーパによって内筒部材及び外筒部材の強度が不足すると
いう慣れがないという特徴が発揮される。
第1図は本発明にかかる車両用プロペラシャフトの一実
施例を示す要部断面図、第2図は本発明の 輪作用を示す概要図、第3図は従来のプロペラシャフト
の一例を示す要部断面図である。 1・・・外筒部材、1a・・・内壁面、lb、lc・・
・両端部、3a、3b・・・内筒部材、4a、4b・・
・外壁面、5・・・空間部、7・・・弾性部材、20・
・・プロペラシャフト、 13g、13b、15g、15b−・・テーパ。
施例を示す要部断面図、第2図は本発明の 輪作用を示す概要図、第3図は従来のプロペラシャフト
の一例を示す要部断面図である。 1・・・外筒部材、1a・・・内壁面、lb、lc・・
・両端部、3a、3b・・・内筒部材、4a、4b・・
・外壁面、5・・・空間部、7・・・弾性部材、20・
・・プロペラシャフト、 13g、13b、15g、15b−・・テーパ。
Claims (1)
- (1)所定長を有する外筒部材と、該外筒部材の両端部
から外筒部材の内部に向けて一定空間をもって同軸状に
挿通された内筒部材と、該内筒部材の外周面に固着され
て、上面が前記外筒部材の内周面に圧接する略円筒状の
弾性部材とを備え、該弾性部材は、内筒部材の軸方向に
沿って所定間隔をもって直列状態に複数個配置されて成
る車両用プロペラシャフトにおいて、 上記外筒部材の左右両端部の近傍に位置する内壁面に、
この外筒部材の内方から両端部にかけて該外筒部材の肉
厚を順次小さくするテーパを付与するとともに、外筒部
材の両端部から挿通された内筒部材の外壁面に、外筒部
材の内方に向かうにつれて該内筒部材の肉厚を順次小さ
くするテーパを付与して、上記外筒部材側のテーパと内
筒部材側のテーパとの間に形成された空間部内に前記弾
性部材を圧入固着したことを特徴とする車両用プロペラ
シャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17161290A JPH0460235A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 車両用プロペラシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17161290A JPH0460235A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 車両用プロペラシャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460235A true JPH0460235A (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=15926403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17161290A Pending JPH0460235A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 車両用プロペラシャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0460235A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999008013A1 (en) * | 1997-08-08 | 1999-02-18 | Douglas Autotech Corp. | Intermediate shaft assembly for steering columns |
JP2006001477A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Showa Corp | 自動車用プロペラシャフト |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP17161290A patent/JPH0460235A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999008013A1 (en) * | 1997-08-08 | 1999-02-18 | Douglas Autotech Corp. | Intermediate shaft assembly for steering columns |
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