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JPH0459320A - 射出成形品の製造方法 - Google Patents

射出成形品の製造方法

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Publication number
JPH0459320A
JPH0459320A JP17323390A JP17323390A JPH0459320A JP H0459320 A JPH0459320 A JP H0459320A JP 17323390 A JP17323390 A JP 17323390A JP 17323390 A JP17323390 A JP 17323390A JP H0459320 A JPH0459320 A JP H0459320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
sheet
resin
mold
acrylate
Prior art date
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Granted
Application number
JP17323390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2894802B2 (ja
Inventor
Hiroshi Abe
弘 阿部
Akitaka Miyake
三宅 顕隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP17323390A priority Critical patent/JP2894802B2/ja
Publication of JPH0459320A publication Critical patent/JPH0459320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2894802B2 publication Critical patent/JP2894802B2/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車、バイツ等の車輌ボディーから風呂桶
やバケツ等の日用品等の成形品を射出成形で製造し、さ
らに、外観性や表面硬度、耐候性の改善として後工程で
塗装等を行っている分野の成形品の製造する方法に関す
るものである。
(従来の技術) 近年、自動車、バイツ等のボディーのプラスチックス化
や日用品等の付加価値アップとしての加飾化(印刷転写
、複層成形等)等が行われている。
前者のボディーのプラスチックス化は、強度(耐衝撃性
)が必要である部分については、FRP(1m維強化プ
ラスチックス)が用いられている。
また、これを屋外で使用する場合は、後工程で塗装が行
われている。例えば、特開昭61−63424号公報に
は、熱硬化性樹脂を射出成形すると同時に化粧方する法
が提案されている。
後者の加飾化については、印刷したABSSPVCシー
ト(フィルム)を金型の内側に真空、圧空で成形密着さ
せ、その後射出成形することにより該熱可塑性シートを
貼付する方法や2色成形と言われる樹脂を2度射出する
方法等がある。例えば、特開昭60−161122号公
報には、シートを金型内に導入し、真空、圧空成形で金
型表面に密着させた状態で射出成形を行う方法が提案さ
れており、特開昭60−195515号公報には防曇処
理したシートを金型の内側に導入した後、射出成形し成
形品にシートを貼付する方法が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記した繊維強化プラスチックの成形品においては、不
飽和ポリエステル、スチレンモノマー等、耐候性に劣る
材料が使用されているので、その表面を塗装する必要が
ある。その場合、後工程で塗装することになるので、溶
剤等に起因して作業環境を悪化し、また塗装設備に対す
る投資費用が美大なものになっている。
熱可塑性シートの貼付方法については、印刷や熱可塑性
シートの貼付は比較的可能であるが、最終成形品の性能
に硬度が要求される場合、特に、深絞り成形品を製造し
ようとする場合には、表面の高硬度化は不可能であり、
成形品の形状に制約があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記の欠点を解決したものであり、その目的と
するところは、表面硬度、耐候性さらには外観性が従来
の塗装品と同等以上のものが得られる射出成形品の製造
方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、後塗装工程を不要とする射
出成形品の製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の射出成形品の製造方法は、未硬化または、半硬
化状態の熱硬化性シートを真空および/または圧空成形
により金型の内面側に貼付する工程、および該金型内に
樹脂を射出成形する工程、を包含し、そのことにより上
記目的が達成される。
また、本発明の射出成形品の製造方法は、未硬化または
、半硬化状態の熱硬化性シートを真空および/または圧
空成形により金型の内面側に貼付する工程、該金型内に
樹脂を射出成形する工程、および成形された成形品の該
熱硬化性シートを硬化させる工程、を包含し、そのこと
により上記目的が達成される。
本発明において用いられる未硬化または半硬化状態の熱
熱硬化性シートとしては、次の様なものがある。
■重量平均分子量50.000〜1. Goo、 00
0の反応性アクリル樹脂とブロックイソシアネートとを
主成分とする未硬化または、半硬化状態の熱硬化性シー
ト。
■重量平均分子量so、 ooo〜1.000.000
の反応性アクリル樹脂とブロックイソシアネートとブロ
ックされていないインシアネート、メラミン、エポキシ
からなる架橋剤の内の少なくとも工種とを主成分とする
半硬化状態の熱硬化性シート。
上記反応性アクリル樹脂とは、水酸基及びアミン基及び
カルボキシル基等の官能基を有するアクリル樹脂である
。これは、例えば、2〜ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートや4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート
等の水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルそツマ
−や;2−7ミノエチル(メタ)アクリレートや3−ア
ミノプロピル(メタ)アクリレート等のアミ7基を有す
る(メタ)アクリル酸エステルモノマーや; (メタ)
アクリル酸のようなカルボキシル基を有する(メタ)ア
クリル酸から選ばれたモノマー材料と;一般に、その他
の(メタ)アクリル酸エステルやスチレン誘導体モノマ
ー等やマレイン酸系モノマー等とを各種過酸化物や連鎖
移動剤等を触媒とし重合させて得られる。
上記反応性アクリル樹脂は、重量平均分子jl(Mw)
がso、 ooo〜1.000.000のものが好適に
使用され、さらに好ましくは100,000〜800.
000である。
重量平均分子量がso、 oooを下回ると熱硬化性シ
ートが、例えば真空成形時に破断しヒビワレ状となるた
め成形性に問題がある。反応性アクリル樹脂の重量平均
分子量が1.000.000を越えると作成時の溶融粘
度が高くなり製膜性に劣る。
この反応性アクリル樹脂は、硬化後の射出成形品の表面
硬度の関係から、例えば、表面硬度が鉛筆硬度法で8以
上の射出成形品を得る場合には、Tg(ガラス転移点)
が−20〜80°Cの範囲内で、官能基価(通常、OH
基価とN H2基価(NHf価:重合時添加するNH2
基の量をOH価と同様の計算もしくは、NH2基を亜硝
酸と反応させOH基に変えて定量したもの)とC0OH
基価(Coo)(価:重合時添加するCoOH基の量を
OH価と同様の計算もしくは、C0OH基をKOHで滴
定した値))の総和が20〜200の範囲のものが好ま
しい。
しかし、余り高くない表面硬度、例えば、鉛筆硬度法で
2B以下(23°C)の射出成形品を得る場合は、これ
ら範囲外であっても適用可能である。
また、反応性アクリル樹脂は、アクリル樹脂の反応性部
分をブロックまたは、櫛形にしたブロック共重合体とし
て用いても可能である。この場合、これら反応性アクリ
ル樹脂とブロック化する材料としては、アクリル系はも
ちろんのことスチレン系、マレイン酸系、イミド系のア
クリル樹脂と相溶性のよい材料の他に、シリコーン系、
フッ素系材料などブロック化できる材料であればどれと
の組合せでも構わない。この場合、この材料の重量平均
分子量を上記範囲内にして用いる方法と前述の反応性ア
クリル樹脂に、これらのブロック重合体をブレンドし用
いる方法がある。
上記ブロックイソシアネートは、分子内に2個以上のイ
ンシアネート基を持つイソシアネート、例えば、トリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジインシアネー
ト、へキサメチレンジイソシアネート、インホロンジイ
ソシアネートなどの単量体あるいは変性体のインシアネ
ート基をブロック(マスク)したものである。ブロック
成分としては、フェノール類のほかオキシム、ラクタム
、マロン酸エステルなどのようなものがあげられる。
このブロックインシアネートは、加熱によりブロックが
脱離してインシアネート基が活性を発現するもので、上
記反応性アクリル樹脂の硬化剤として作用するものであ
る。ブロックイソシアネートと反応性アクリル樹脂との
配合比は、通常、反応性アクリル樹脂の官能基の総数(
総官能基価)/イソシアネート基の数(NC0価) =
0.5−2.0となるように、好ましくは0.8−1.
2となるようにする。
上記ブロックされていないイソシアネートは、分子内に
2個以上のインシアネート基を持つインシアネート化合
物である。例えば、トリレンジインシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネ
ート、トリジンジイソシアネート、トリフェニルメタン
トリイソシアネート、トリス(インシアネートフェニル
)チオフォスファイト、p−フェニレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、ビス(イソシアネー
トメチル)シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、リ
ジンジイソシアネート、トリメチルへキサメチレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の単量体
または、これら単量体のトリメチロールプロパン付加体
、インシアヌレート変性体、ビウレット変性体、カルボ
ジイミド変性体、ウレタン変性体、アロファネート変性
体等がある。このイソシアネートの添加量は、シートの
成形方法により異なるが、反応性アクリル樹脂の官能基
価に対してNGOが、官能基価:NC0=1:0.01
〜0.3程度である。
上記■の熱硬化性シートにおいて、メラミン系架橋剤と
しては、メラミンをはじめ尿素、チオ尿素、グアニジン
、グアナミン、アセトグアナミン、ベンソクアナミン、
ジシアンジアミド、グアナミン等の多官能のアミ7基を
有する材料とホルムアルデヒドとを反応させて得られる
トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン、
ジメチロール尿素、ジメチロールグアニジン、ジメチロ
ールアセトグアナミン、ジメチロールベンソクアナミン
等をブチルアルコールやプロピルアルコール等のアルコ
ールと反応させたエーテル化メラミン樹脂等がある。こ
れらメラミン系架橋剤の添加量は、イソシアネートのよ
うに反応性アクリル樹脂の官能基価に対して決まった値
が取りにくいため添加する際は、シート作成の前に予備
実験を行い添加量を決めるのが好ましい。メラミン系架
橋剤の添加量は、反応性アクリル樹脂の官能基価に対し
て官能基価:OR(!−fル価) =1: 0.1〜0
゜3程度が好ましい。
上記エポキシ系架橋剤としては、エボ牛シ基を複数含む
多価アルコールのグリシジル化合物が挙げられ、通常ル
イス酸触媒とともに用いられる。
このルイス酸としては、反応を遅らせるためにマイクロ
カプセル化しているものが好ましい。例えば、ブタジェ
ンジオキシド、ヘキサシンジオ牛シトやフタル酸のジグ
リシジルエステル、ビスフェノール−Aのジグリシジル
エーテル、ビスフェノール−Fのジグリシジルエーテル
、パラアミノフェノールのトリグリシジルエーテルアミ
ン、アニリンのジグリシジルエーテル、フェニレンジア
ミンのテトラグリシジルエーテル、スルホンアミドのジ
グリシジルエーテル、グリセリンのトリグリシジルエー
テル等のグリシジル化合物やポリエーテル変性ジグリシ
ジル、ポリエステル変性ジグリシジル、ウレタン変性ジ
グリシジル化合物(重合体)やビニルシクロヘキセンジ
オキサイド、ジシクロペンタジェンジオキサイド等であ
る。このエポキシ系架橋剤の添加量は、反応性アクリル
樹脂の官能基価に対して、官能基: CH2CH2O(
エポキシ基”) =1: 0.01〜0.2種度が好ま
しい。 また、このエポキシ系架橋剤は、官能基と反応
してOH基を生成するので同時に添加するブロックイソ
シアネートの添加量は、反応性アクリル樹脂の官能基の
残りと生成したOH基の3〜8割程度添加するほうが好
ましい。
これら架橋剤の添加量については、上記に述べた量が好
ましいが実際は用いる反応性アクリル樹脂との反応性に
より反応性アクリル樹脂の官能基と架橋剤同士、例えば
、メラミン系架橋剤同士、メラミン系架橋剤とエポキシ
系架橋剤等の反応が起こるので予備実験を行ってから決
定する方が好ましい。
また、ブロックされていないインシアネート、メラミン
、エポキシ架橋剤を添加する場合は、全体の樹脂シート
中の架橋剤量が多くならないようにブロックイソシアネ
ートの添加量を減らす必要がある。その割合については
、前述の官能基価:架橋剤の官能基の量で算出される。
上記■及び■の熱硬化性シートを製造するには、上記し
た各材料を有機溶剤等に十分に溶解攪拌さセ、ナイフコ
ーター コンマフータヤリバースコータ等のキャスティ
ング方法により工程紙(通常は、シリコーンで離型処理
したPET:ポリエチレンテレフタレートや、紙等)上
にコーティングし、溶剤除去のための乾燥を行って作成
する。
本発明に用いられる熱硬化性シートの例としては、更に
次の■〜0に示すものがある。
■官能基を有する反応性ビニルモノマー及び/またはオ
リゴマーを少なくとも複数個有する反応性ビニル材料と
光重合開始剤と(ブロック)インシアネート、メラミン
、エポキシからなる架橋剤の内少なくとも1種とを主成
分とし、この樹脂組成物をキャスティング後光照射し製
膜して得られる未硬化、半硬化状態の熱硬化性シート。
■上記■の樹脂組成物に、さらに熱可塑性樹脂および/
または反応性樹脂を含有させて得られる熱硬化性シート
上記反応性ビニル材料は(メタ)アクリル系、スチレン
系材料や酢酸ビニル等のビニル基を有スるものである。
例えば、アクリル系では、(メタ)アクリル酸メチル、
 (メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ベン
ジル、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、フェ
ノキシジエレングリコール(メタ)アクリレートなどの
1官能タイプや;1.6−へキサジオールジ(メタ)ア
クリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリフールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリブロピレングリノールジ(メタ)アクリレート
、トリメチルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールトリ (メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどの多官
能タイプが適用できる。
スチレン系では、スチレン、α−メチルスチレン、α−
エチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシス
チレン、p−フェニルスチレン、p−エト牛シスチレン
、p−クロロスチレン、m−クロロスチレン、0−クロ
ロスチレンなどの各種スチレン誘導体が用いられ得る。
上記官能基を有する反応性ビニルモノマーは、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレートや4−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する(メタ)
アクリル酸エステルモノマーや、2−アミノエチル(メ
タ)アクリレートや3−アミノプロピル(メタ)アクリ
レート等のアミ7基を有する(メタ)アクリル酸エステ
ルモノマーや; (メタ)アクリル酸のようなカルボキ
シル基を有スる(メタ)アクリル酸等である。
上記重合開始剤は、通常公知のものが使用され得るが、
ベンゾインアルキルエーテル系、アセトフェノン系、ベ
ンゾフェノン系、チオキサントン系などが好ましく用い
られる。ベンゾインエーテル系では、ベンジル、ベンゾ
イン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテルなど;アセト
フェノン系では、2,2°−ジェトキシアセトフェノン
、2,2−ジブトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ
−2−メチルプロピオフェノン、p−ter−ブチルト
リクロロアセトフェノンなど;ベンゾフェノン系では、
ベンゾフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4°
−ジクロロベンゾフェノン、3.3°−ジメチル−4−
メトキシベンゾフェノン、ジベンゾスベロンなど;チオ
キサントン系では、チオキサントン、2−クロロチオキ
サントン、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピ
ルチオキサントン、2−エチルアントラキノンなどがあ
る。重合開始剤の添加量は、それぞれの材料により適性
量は異なるが、反応性ビニルモノマー量100重量部に
対して、o、 s−s、 o重量部(以下、単に部とい
う。)の範囲内が好ましい。また、重合開始剤は一種に
限らず、二種、三種と組み合わせて用いることができる
インシアネート、メラミン、エポキシ系架橋剤は、前述
のような材料が用いられ、これら架橋剤の量は、官能基
の数(官能基価)に対して、官能基価:架橋剤の官能基
の量(NGOとOR(エーテル価)とCH2CH20(
エポキシ基)の総和)=に〇。8〜1.5程度が好まし
い。
上記熱可塑性樹脂は、反応性ビニルモノマーの一部に溶
解し、および反応性ビニルモノマーと相溶性がよい材料
が好適に用いられる。例えば、ポリアクリル酸エステル
やポリスチレン系材料等があり、通常は、ポリメチルメ
タアクリレートまたはポリメチルメタアクリレート共重
合体、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル
等が用いられる。熱可塑性樹脂の添加量は、反応性ビニ
ルモノマーに対して、 1: o、s〜2程度が好まし
い。
熱硬化性シートを得るには、上記樹脂組成物を通常のキ
ャスティングで塗工し、その後高圧水銀ランプまたは、
メタルハライドランプ、キセノンランプで光を照射する
0反応性ビニルモノマー及び/または、オリゴマーと熱
可塑性樹脂および/またはビニル基を有スるポリマーと
過酸化物とを主成分とする未硬化、半硬化状態の熱硬化
性シート。
ここで用いられる反応性とニルモノマーは、前述しであ
る反応性モノマーと同様のものが使用できる。また、熱
可塑性樹脂についても同様である。
上記過酸化物は、公知の有機過酸化物系のものであれば
適用できる。好ましくは常温での貯蔵安定性の面から、
例えば、2.2−ビス(ter−ブチルパーオキシ)ブ
タン、ter−ブチルパーオキシベンゾエート、ジーt
er−ブチルパーオキシイソフタレート、メチルエチル
ケトンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジー
ter−ブチルパーオキサイド、シクロヘキサンパーオ
キサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾイル
パーオキサイド、パーヘキサパーオキサイド、ter−
ブチルパーオキシアセテート、ter−ブチルパーオキ
シイソブチレート、ter−ブチルパーオキシ−3,5
,5−)リメチルヘキサノエイトなど様々なものが使用
できる。過酸化物の添加量は、それぞれ使用する材料に
より適性量は異なるが、反応性ビニルモノマー量100
部に対して、0、5−4.0部の範囲内が好ましい。ま
た、過酸化物は一種に限らず、二種、三種と組み合わせ
て用いることができる。
この熱硬化性シートは、上記した■■と同様に有機溶剤
等に十分に溶解攪拌させナイフコーターコンマコータや
リバースコータ等のキャスティング方法により工程紙(
通常は、シリコーンで離型処理したPET:ポリエチレ
ンテレフタレート、や紙等)上にコーティングし、溶剤
除去のための乾燥を行って作成する。
■重量平均分子量20. Goo〜3. Goo、 0
00の水酸基、アミノ基、カルボキシル基を複数個有す
る反応性シリコーン樹脂とブロックイソシアネートとを
主成分とする半硬化状態の熱硬化性シート。
■重量平均分子量20.000〜3.000.000の
水酸基、アミン基、カルボキシル基を複数個有する反応
性シリコーン樹脂とブロックイソシアネートとインシア
ネート、メラミン、エポキシからなる架橋剤の内の少な
くとも1種とを主成分とする半硬化状態の熱硬化性シー
ト。
■重量平均分子量so、 ooo〜1.Goo、 00
0の水酸基、アミノ基、カルボキシル基を複数個有する
反応性フッ素樹脂とブロックイソシアネートとを主成分
とする未硬化または、半硬化状態の熱硬化性シート。
■重量平均分子量so、 ooo〜1,000.000
の水酸基、アミノ基、カルボキシル基を複数個有する反
応性フッ素樹脂とブロックインシアネートとイソシアネ
ート、メラミン、エポキシからなる架橋剤の内の少なく
とも1種とを主成分とする半硬化状態の熱硬化性シート
[相]重量平均分子量20.000〜2.000.00
0の水酸基、アミノ基、カルボキシル基を複数個有する
反応性ポリエステル樹脂とブロックイソシアネートとを
主成分とする未硬化または、半硬化状態の熱硬化性シー
 ト。
0重量平均分子fi20,000〜2.000.000
の水酸基、アミノ基、カルボキシル基を複数個有する反
応性ポリエステル樹脂とブロックインシアネートとイン
シアネート、メラミン、エポキシからなる架橋剤の内の
少なくとも1種とを主成分とする半硬化状態の熱硬化性
シート。
これら■〜0の材料については、上記の、■の材料と同
様に主鎖がそれぞれシリコーン系、例えば、シロキサン
ポリマー等;フッ素系、例えば、ポリエチレントトリフ
ロロエチレン、ポリエチレンとジフロロエチレン等の交
互共重合体等;ポリエステル系、例えば、テレフタル酸
とエチレングリコール系材料との飽和エーテルタイプや
テレフタル酸とブタジェンとの不飽和タイプ等様々な材
料系の側鎖に、水酸基、アミノ基、カルボキシル基を導
入したものである。
それぞれの官能基価と架橋剤との関係は、上記■、■の
項と同様である。
また、以上の■〜0で得られる熱硬化性シートには、顔
料、染料等の着色剤が含有され得る。着色剤は、通常の
塗装で用いられる顔料、染料等が使用できる。例えば、
顔料では、酸化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、シ
アニン系顔料など;染料では、アゾ系染料、アントラキ
ノン系染料、インジゴイド系染料、スチルベン系染料等
がある。
また、アルミフレーク、ニッケル粉、金粉、銀粉等の金
属粉も使用され得る。着色剤の量については、高隠ぺい
性を有する熱硬化性シートを得る場合には、シート材料
の固形分100部に対して、総着色剤量として2〜40
0部の範囲が好ましい。さらに、熱硬化性シートには、
反応制御用触媒や、表面制御や高機能化等のために無機
充填剤や金属材料、老化防止剤や防錆剤等が含まれても
構わない。
本発明に用いる熱硬化性シートの膜厚は、得られる成形
品表面の凹凸の度合により決定され得る。
シートの形成性及びコストの面より20〜500μm程
度の範囲が好ましい。また、熱硬化性シートは複数層が
積層されていてもよい。例えば、透明層/着色層の組合
せや透明層/熱可塑性樹脂等がある。
また、このシート表面は印刷や凹凸の模様付けがされて
いてもよい。
また、これら熱硬化性シートは、射出される樹脂との密
着を良くするために表面に接着層が設けられていてもよ
い。接着層を構成する材料には、例えば、EVA (エ
チレン−酢ビ共重合体)系HM(ホットメルト)接着剤
、5IS(スチレンイソプレン−スチレン)系HM接着
剤、アクリル系HM接着剤、不飽和ポリエステル系の未
架橋物、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレ
タン系粘着剤等があげられる。
さらに、熱硬化性シートの表面保護のために支持シート
が積層されていてもよい。支持シートを構成する材料と
しては、耐熱性を有し、真空、圧空成形性に優れる材料
が好ましく、例えば、ポリへ牛すメチレンテレフタレー
トやシリコーン系材料、フッ素系材料等があげられる。
本発明に用いられる射出する樹脂としては、通常公知の
射出成形材料が用いられる。例えば、ポリスチレン、ア
クリル系ポリマー ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS(アクリロニ
トリル−ブタジェン−スチレン共重合体)、変性ポリフ
ェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
エチレンサルファイド、液晶ポリマー ナイロン等の熱
可塑性樹脂や、ガラス繊維強化ポリエステル、ガラス繊
維強化エポキシ樹脂、ガラス繊維強化アクリル樹脂等の
熱硬化性樹脂がある。
射出成形品を製造するには、通常行われているインサー
ト射出成形によって行うことができ、例えば、次のよう
にして行うことができる。
まず、熱硬化性シートを所定寸法に切断して該シートを
金型の内側に配置し、常温で好ましくは加熱下で、真空
および/または圧空成形により金型内面に密着させる。
次に、金型を閉じて金型内に樹脂を射出する。金型温度
は使用する樹脂によって異なってもよく、樹脂として上
記した熱可塑性樹脂を用いる場合には常温でもよい。熱
硬化性樹脂を用いる場合には所定温度に加温する。その
後、熱硬化性シートが完全に硬化していない場合には、
必要に応じて成形品を加熱(赤外線や熱風等)し、熱硬
化性シートを完全に硬化させる。成形品を加熱するには
、金型内で行ってもよく、あるいは金型より取り出して
行ってもよい。通常は金型より成形品を取り出して行う
。その加熱温度及び時間は熱硬化性シートの組成に応じ
て適宜変更すればよい。
本発明で得られた射出成形品の用途としては、自動車、
バイツ等の車両ボディー、物置、日用品、ボート、園芸
用ケース、各種ハウジング、ドア等がある。
(効果) 本発明は、成形品の製造工程で塗装を同時に行うもので
ある。このため、従来では後工程で行っていた成形品表
面の塗装が省略でき、塗装ための環境問題がなくなり、
さらに、塗装及び加熱のための設備を必要としない。ま
た、耐候性および外観性に優れ、表面硬度の高い射出成
形品が得られる。したがって、自動車、バイツ等の車輌
ボディーに適した射出成形品を安価に製造することがで
きる。
(以下余白) (実施例) 以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。
■、熱硬化性シートの作成 (1)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとメタアクリル酸ブチル、メタアクリ
ル酸とアクリル酸2−アミノエチルの共重合体、M w
 = 75.000.7g35℃、Co0H(iifi
20とNH2価40)を固形分で100部、ブロックイ
ソシアネート(武田薬品工業■製、タケネートXB−7
2、ヘキサメチレン系ジイソシアネートのインシアヌレ
ートのオキシムブロック N CO= 10.1%、固
形分70%)を固形分で31部(この架橋剤は上記反応
性アクリル樹脂の官能基に対し、1.0当量のインシア
ネート基を有する)をよく攪拌しながら混合した。この
混合物をシリコーン離型処理したポリエチレンテレフタ
レートフィルム(以下、PETフィルムという)の離型
面にアプリケーターで塗工し、70°Cにて10分間乾
燥し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは50μmで
あった。
(2)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル酸
2−ヒドロキシエチルとアクリル酸エチルの共重合体、
M w = 250.000.7g15℃、08価40
とCoOH価40)を固形分で100部、ブロックイソ
シアネート(式日薬品工業製、タケネートB−815N
、 水添のパラフェニレンジイソシアネートのケトオキ
シムブロック NGO=7.3%、固形分60%)を固
形分で59部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の
官能基に対し、1,2当量のインシアネート基を有する
)、ジブチルチンワウリレート2部をよく攪拌しながら
混合した。この混合物をPETフィルムの離型面にアプ
リケーターで塗工し、70°Cにて30分間乾燥し熱硬
化性シートを得た。シートの厚みは200μ田であった
(3)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル酸
2−ヒドロキシエチルとメタアクリル酸4−アミノブチ
ルの共重合体、M w = 368.000ST g1
0℃、08価40とNH2価40)を固形分で100部
、ブロックアクリルポリカルボン酸(メタアクリル酸ス
テアリルとメタアクリル酸との共重合体、Mw=25,
000、Tg20°C1酸価20)を固形分で10部、
ブロックイソシアネート(日本ポリウレタン工業■製、
コロネート2513、ヘキサメチレンジイソシアネート
のインシアヌレートのアセト酢酸エチルブロック、NC
0=10.2%、固形分80%)47部(この架橋剤は
上記反応性アクリル樹脂の官能基に対し、1.0当量の
インシアネート基を有する)をよく攪拌しながら混合し
た。この混合物をPETフィルムの離型面にアプリケー
ターで塗工し、70℃にて15分間乾燥し熱硬化性シー
トを得た。シートの厚みは100μmであった。
(4)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとメタアクリル酸ブチル、メタアクリ
ル酸2−ヒドロキシエチルとアクリル酸とメタアクリル
酸4−アミノエチルとの共重合体、M w = 360
.000. T g 35°C5OH価20とCoOH
価20とNH2価40)を固形分で100部、ブロック
イソシアネート(大田薬品工業■製、タケネートB−8
15N)59部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂
の官能基に対し、1.2当量のインシアネート基を有す
る)をよく攪拌しながら混合した。この混合物をPET
フィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、80℃に
て5分間乾燥し、さらに、160°C2分間初期硬化処
理を行い熱硬化性シートを作成した。
この熱硬化性シートの初期硬化は、赤外線吸光分析(I
R)等の定量より総官能基の10%が初期硬化していた
。シートの厚みは50μ■であった。
(5)酢酸エチル400部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル酸
とアクリル酸3−アミノプロピルとの共重合体、Mw 
= 621.Goo、7g10℃、C00H価40とN
H2価40)を固形分で100部、ブロックインシアネ
ート(式日薬品工業製、タケネートB−815N)59
部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能基に対
し、1.2当量のインシアネート基を有する)、酸化チ
タン100部をよく攪拌しながら混合した。
この混合物をPETフィルムの離型面にアプリケーター
で塗工し、80℃にて5分間乾燥し熱硬化性シートを得
た。シートの厚みは100μmであった。
(6)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとメタアクリル酸ブチル、メタアクリ
ル酸とアクリル酸2−アミノエチルの共重合体、M w
 = 492.000、Tg35’C,CoOH価40
とN82価40)を固形分で100部、ブロックイソシ
アネート(大田薬品工業■製、タケネー)B−87ON
、インホロンジイソシアネートケトのオキシムブロック
 NC0=10.6%、固形分60%)23部(この架
橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能基に対し、0.8
当量のイソシアネート基を有する)、エポキシ架橋剤(
チバーガイギー製、アラルダイトCY175、エボ牛シ
当41160.官能基価に対応させたエポキシ価220
) 4.9部(反応性アクリル樹脂の官能基の10%が
初期硬化する)をよく攪拌しながら混合した。この混合
物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し
、80℃にて5分間乾燥し熱硬化性シートを得た。シー
トの厚みは80μmであった。
(7)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル酸
2−ヒドロキシエチルとアクリル酸の共重合体、M w
 = 90.000、Tg15°C1OH価40とC0
0H価40)を固形分で100部、ブロックイソシアネ
ート(式日薬品工業■製、タケネートB−815N)5
9部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能基に
対し、1.2当量のインシアネート基を有する)と、イ
ンシアネート(日本ポリウレタン工業■製、コロネート
LSNCO=13.0)を固形分で15部(反応性アク
リル樹脂の官能基の30%が初期硬化)をよく攪拌しな
がら混合した。この混合物をPETフィルムの離型面に
アプリケーターで塗工し、80℃にて5分間乾燥し熱硬
化性シートを得た。シートの厚みは100μ閣であった
(8)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル酸
2−ヒドロキシエチルとメタアクリル酸4−アミノブチ
ルの共重合体、M w = 368.000、Tg10
℃、OH価40とNH2価40)を固形分テ100部、
ブロック共重合体反応性アクリル樹脂(メタアクリル酸
メチルとメタアクルリ酸2−ヒドロキシエチルとの共重
合体、M w = 36.000、T g 95℃、O
H価40)を固形分で10部、ブロックイソシアネート
(日本ポリウレタン工業■製、コロネート2513)4
0部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂とフロック
反応性アクリル樹脂との官能基に対し、工。
O当量のインシアネート基を有する)と、イソンア不一
ト(日本ポリウレタン工業■製、コロネートL、 3モ
ルのトリレンジイソシアネートと1モルのトリメチロー
ルプロパンとを反応させたポリイソシアネート NC0
=13.0%、固形分75%)を固形分で2.4部(上
記反応性アクリル樹脂とブロック反応性アクリル樹脂と
の総官能基の10%が初期硬化する)をよく攪拌しなが
ら混合した。この混合物をPETフィルムの離型面にア
プリケーターで塗工し、70℃にて10分間乾燥し熱硬
化性シートを得た。シートの厚みは、60μmであった
(9)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル酸
2−ヒドロキシエチルとアクリル酸とメタアクリル酸4
−アミノエチルとの共重合体、MW= 480.000
.7g35℃、OH価2oとCoOH価2oとNH2価
40)を固形分で100部、ブロックイソシアネート(
式日薬品工業銖製、タケネートB−815N)39部(
この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能基に対し、
0.8当量のイソシアネート基を有する)と、メラミン
架橋剤(大日本インキ化学製、スーパーベッカミン(ブ
チル化メラミン樹脂)J−820−60)を固形分で4
.6部(反応性アクリル樹脂の官能基の5%が初期硬化
する量)をよ(攪拌しながら混合した。この混合物をP
ETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、80
°Cにて5分間乾燥し熱硬化性シートを得た。その後、
ポリへキサメチレンテレフタレートシート(50μm)
を加熱ラミネートした。熱硬化性シートの厚みは、60
μmであった。
(10)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メ
タアクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル
酸とアクリル酸3−アミノプロピルとの共重合体、M 
w = 621.000、TglO”C,CoOH価4
0とNH2価40)を固形分で100部、アクリルポリ
カルボン酸オリゴマー(アクリル酸エチルとアクルリ酸
との共重合体、M w = 25.000.  T g
−30℃、C00H価100)を固形分で20部、ブロ
ックイソシアネート(日本ポリウレタン工業■製、コロ
ネート2513)を固形分で58部(この架橋剤は上記
反応性アクリル樹脂の官能基とアクリルポリカルボン酸
オリゴマーとのカルボキシル基に対し、1.0当量のイ
ンシアネート基を有する)と、イソシアネート(日本ポ
リウレタンエ某■製、コロネートL)を固形分で4.4
部(反応性アクリル樹脂の官能基とアクリルポリカルボ
ン酸オリゴマーとのカルボキシル基の10%が初期硬化
する)フタロシアニンブルー50部を三本ロールでよく
混練しながら混合した。
この混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、70°
Cにて10分間乾燥し熱硬化性シートを得た。シートの
厚みは、80μmであった。
(11)メタアクリル酸メチル70部バラノニルフェノ
キシジエチレングリコールアクリレート15部、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート15部、2,4.6−トリ
メチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシト2,
8部とブロックイソシアネート(日本ポリウレタン工業
■製、コロネート2513の固形分100%にしたもの
、NC0=12.8%)34部(トータルノ官能基に対
して、1当量のインシアネート!りをよく攪拌した。こ
の混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、メタルハ
ライドランプ(100W/cm)で20秒照射し熱硬化
性シートを得た。シートの厚みは、80μlであった。
(12)メタアクリル酸メチル70部、バラノニルフェ
ノキシジエチレングリコールアクリレート15部、2−
ヒドロキシエチルアクリレ−) 15部、2.4゜6−
ドリメチルベンゾイルジフエニルフオスフインオ牛シト
2,8部とインシアネート(式日薬品工業■製、タケネ
ートD17ON、 ヘキサメチレンジイソシアネートの
インシアヌレート NC0=20.8%)31部(トー
タルの官能基に対して、1.2当量のインシアネー)1
t)をよく攪拌した。この混合物をPETフィルムの離
型面に塗工し、メタルハライドランプ(100W/cm
)で20秒照射し熱硬化性シートを得た。シートの厚み
は、100μmであった。
(13)メタアクリル酸メチル70部、パラノニルフェ
ノキシジエチレングリコールアクリレート15部、2−
ヒドロキシエチルアクリレート15部、2.4゜6−ド
リメチルベンゾイルジフエニルフオスフインオキシド2
.8部とインシアネート(式日薬品工業傾製、タケネー
トD17ON、 へ牛すメチレンジインシアネートのイ
ンシアヌレート NC0=20.8%)26部(トータ
ルの官能基に対して、1当量のイソシアネート量)、ジ
ブチルチンラウリレート0.01部をよく攪拌した。こ
の混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、メタルハ
ライドランプ(100W/cm)で20秒照射し熱硬化
性シートを得た。シートの厚みは、80μmであった。
(14)アクリル酸メチル70部、パラノニルフェノキ
シジエチレングリコールアクリレート15部、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート15部、2.4.6−)リメ
チルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド2.8
部とメラミン架橋剤(大日本インキ化学製、スーパーベ
ッカミン(ブチル化メラミン樹脂)J−820−60の
100%固形分)30部(最終的に十分反応硬化するり
をよく攪拌した。この混合物をPETフィルムの離型面
に塗工し、メタルハライドランプ(100W/am)で
20秒照射し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、
100μmであった。
(15)アクリル酸メチル70部、バラノニルフェノキ
ンジエチレングリコールアクリレート15部、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート15部、2,4.6−ドリメ
チルベンゾイルジフエニルフオスフインオキシド2.8
部とエポキシ架橋剤(チバーガイギー製、アラルダイト
CY175、エポキシ当jl160.官能基価に対応さ
せたエポキシ価220) 52部(トータルの官能基に
対して、1当量のエポキシ量)をよく攪拌した。この混
合物をPETフィルムの離型面に塗工し、メタルハライ
ドランプ(100W/cm)で20秒照射し熱硬化性シ
ートを得た。シートの厚みは、80μmであった。
(16)アクリル酸メチル60部、フェノ牛ジエチルア
クリレート20部、アクリル酸20部、2.4−ジエチ
ルチオキサントン2.8部とバラジメチルアミノ安息香
酸イソアミノエステル5.6部、ブロックイソシアネー
ト(日本ポリウレタン工業側製、フロネート2513の
固形分100%にしたもの、NC0=12.8%)90
部(トータルの官能基に対して、1当量のインシアネー
ト量)をよく攪拌した。この混合物をPETフィルムの
離型面に塗工し、メタルハライドランプ(100W /
 am )で20秒照射し熱硬化性シートを得た。シー
トの厚みは、80μmであった。
(17)アクリル酸メチル60部、フェアキシエチルア
クリレ−)20部、アクリル酸10部、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート10部、2.4−ジエチルチオ牛サ
ントン2.8部とバラジメチルアミノ安息香酸イソアミ
ノエステル5.6部とインシアネート(式日薬品工業■
製、タケネートD 17ON、 へ牛すメチレンジイソ
シアネートのインシアヌレート NC0=20.8%)
46部(トータルの官能基に対して、1当量のインシア
ネート量)をよ(攪拌した。この混合物をPETフィル
ムの離型面に塗工し、高圧水銀ランプ(100W/cm
)で25秒照射し熱硬化性シートを得た。シートの厚み
は、100.cxmであった。
(18)メタアクリル酸メチル60部、パラノニルフェ
ノキシジエチレングリコールアクリレート20部、アク
リル酸20部、2.4−ジエチルチオキサントン2部と
パラジメチルアミノ安息香酸イソアミノエステル4部と
インシアネート(大田薬品工業■製、タケ不−) D 
17ON、ヘキサメチレンジイソシア不−トノイ7シ7
ヌL/−)  NC0=20.8%)55部(トータル
の官能基に対して、1当量のインシアネート量)、ジブ
チルチンラウリレート0.01部をよく攪拌した。この
混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、メタルハラ
イドランプ(100W/cm)で20秒照射し熱硬化性
シートを得た。シートの厚みは、80μmであった。
(19)メタアクリル酸メチル60部、フェノキシエチ
ルアクリレート20部、アクリル酸20部、2.4−ジ
エチルチオキサントン2部とパラジメチルアミノ安息香
酸イソアミノエステル4部とメラミン架橋剤(大日本イ
ンキ化学製、スーパーベッカミン(フチル化メラミン樹
脂) J−820−60の100%固形分)20部(最
終的に十分反応硬化するff1)をよく攪拌した。この
混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、高圧水銀ラ
ンプ(100W/cm)で20秒照射し熱硬化性シート
を得た。シートの厚ミハ、100μmであった。
(20)アクリル酸メチル60部、フェノキシエチルア
クリレート20部、メタアクリル酸20部、2,4゜6
−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフインオキシ
ド2.8部とエポキシ架橋剤(チバーガイギー製、アラ
ルダイトCY 175.  エポキシ当INgo、 官
能基価に対応させたエポキシ価22o)59部(トータ
ルの官能基に対して、1当量のエポキシ1りをよく攪拌
した。この混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、
高圧水銀ランプ(100W、/ Cm )で20秒照射
し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、60μmで
あった。
(21)メタアクリル酸メチル70部、パラノニルフェ
ノキシジエチレングリコールアクリレート10部、2−
ヒドロキシエチルアクリレート5部、反応性アクリル樹
脂(メタアクリル酸メチルとアクリル酸ブチルとメタア
クリル酸2−ヒドロキシエチルとアクリル酸とメタアク
リル酸4−アミノエチルとの共重合体、M w = 4
80.000.7g35°C,OHH2O2C00H価
20とNH2H2O4固形分100%) 15部、2、
4.6− )リメチルベンゾイルジフェニルフォスフィ
ンオキシド2.8部とブロックイソシアネート(日本ポ
リウレタン工業■製、コロネート2513の固形分10
0%にしたもの、NGO=12゜8%)21部(トータ
ルの官能基に対して、1当量のインシアネート量)をよ
く攪拌した。この混合物をPETフィルムの離型面に塗
工し、メタルハライドランプ(100W/cITl)で
20秒照射し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、
60μmであった。
(22) メタアクリル酸メチル40部、パラノニルフ
ェノキシジエチレングリコールアクリレート15部、2
−ヒドロキシエチルアクリレート15部、反応性アクリ
ル樹脂(メタアクリル酸メチルとアクリル酸ブチルとメ
タアクリル酸とアクリル酸2−アミノエチルの共重合体
、M w = 492.000、T g 35℃、C0
0H価40とNH2H2O4固形分100%)30部、
2、4.6− )リメチルベンゾイルジフェニルフォス
フインオキシド2.8部とインシアネート(式日薬品工
業銖製、タケネートD17ON、ヘキサメチレンジイソ
シアネートのインシアヌレート NC0=20.8%)
35部(トータルの官能基に対して、1当量のインシア
ネート量)をよく攪拌した。この混合物をPETフィル
ムの離型面に塗工し、メタルハライドランプ(100W
/cm)で20秒照射し熱硬化性シートを得た。シート
の厚みは、120μmであった。
(23)メタアクリル酸メチル40部、パラノニルフェ
ノキシジエチレングリコールアクリレート15部、2−
ヒドロキシエチルアクリレート15部、反応性アクリル
樹脂(メタアクリル酸メチルとアクリル酸ブチルとメタ
アクリル酸2−とドロ牛ジエチルとアクリル酸とメタア
クリル酸4−アミノエチルとの共重合体、M w = 
480.000.7g35℃、OHH2O2C00H価
20とNH2H2O4固形分100%)30部、2、4
.6− トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフイン
オキシド2.8部とインシアネート(式日薬品工業■製
、タケネートDI7ON、ヘキサメチレンジイソシアネ
ートのインシアヌレート NC0=20.8%)35部
(トータルの官能基に対して、1当量のイソシアネート
量)、ジブチルランプウリレート0゜01部をよく攪拌
した。この混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、
メタルハライドランプ(100W/am)で20秒照射
し熱硬化性シートを得た。ノートの厚みは、80μmで
あった。
(24)アクリル酸メチル40部、パラノニルフェノキ
シジエチレングリコールアクリレート10部、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート15部、反応性アクリル樹脂
(メタアクリル酸メチルとアクリル酸ブチルとメタアク
リル酸2−ヒドロキシエチルとメタアクリル酸4−アミ
ノブチルの共重合体、M w =368.000.7g
10℃、08価40とNH2価40、固形分100%)
35部、2.4.6− )リメチルベンゾイルジフェニ
ルフォスフィンオキシド2.8部とメラミン架橋剤(大
日本インキ化学製、スーパーベッカミン(ブチル化メラ
ミン樹脂) J−820−60の100%固形分)60
部(最終的に十分反応硬化するN)をよく攪拌した。こ
の混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、メタルハ
ライドランプ(100W / cm )で20秒照射し
熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、100μmで
あった。
(25)アクリル酸メチル40部、パラノニルフェノキ
シジエチレングリコールアクリレート15部、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート15部、反応性アクリル樹脂
(メタアクリル酸メチルとアクリル酸ブチルとメタアク
リル酸2−ヒドロキシエチルとメタアクリル酸4−アミ
ノブチルの共重合体、Mw=368.000.7g10
℃、08価40とNH2価40、固形分100%)35
部2,4.6−ドリメチルベンゾイルジフエニルフオス
フインオキシド2.8部とエポキシ架橋剤(チバーガイ
ギー製、アラルダイトCY175、エポキシ当量160
、官能基価に対応させたエポキシ価220)45部(ト
ータルの官能基に対して、1当量のエポキシ量)をよく
攪拌した。この混合物をPETフィルムの離型面に塗工
し、メタルハライドランプ(100W/cm)で20秒
照射し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、80μ
mであった。
(26)アクリル酸メチル60部、アクリル酸20部、
熱可塑性アクリル樹脂(旭化成工業■製、デルペットS
 R8500) 20部、2.4−ジエチルチオキサン
トン2.8部とパラジメチルアミノ安息香酸イソアミノ
エステル5.6部、ブロックイソシアネート(日本ポリ
ウレタン工業■製、コロネート2513の固形分100
%にしたもの、NGO=12.8%)90部をよく攪拌
した。この混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、
メタルハライドランプ(100W/cm)で20秒照射
し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、80μmで
あった。
(27)アクリル酸メチル60部、アクリル酸10部、
2−ヒドロキシエチルアクリレ−1−10部、熱可塑性
アクリル樹脂(旭化成工業■製、デルペット5R820
0) 20部、2.4−ジエチルチオキサントン2.8
部とパラジメチルアミノ安息香酸イソアミノエステル5
.6部とイソシアネート(式日薬品工業■製、タケネー
トD17ON、ヘキサメチレンジイソシアネートのイン
シアヌレート NGO=20.8%)46部をよく攪拌
した。この混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、
高圧水銀ランプ(100W / cm )で25秒頗射
し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、100μm
であった。
(28)メタアクリル酸メチル60部、パラノニルフェ
ノキシジエチレングリコールアクリレート20部、メタ
アクリル酸20部、熱可塑性アクリル樹脂(旭化成工業
■製、デルペットS R8200) 20部、2.4−
ジエチルチオキサントン2部とパラジメチルアミノ安息
香酸イソアミノエステル4部とイソシアネート(式日薬
品工業■製、タケネートD17ON、ヘキサメチレンジ
イソシアネートのインシアヌレート NGO=20゜8
%)46部、ジブチルランプウリレート0.01部をよ
く攪拌した。この混合物をPETフィルムの離型面に塗
工し、メタルハライドランプ(100W/cm)で20
秒照射し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、80
μmであった。
(29)アクリル酸メチル60部、フェノキシエチルア
クリレート5部、アクリル酸20部、熱可塑性アクリル
樹脂(旭化成工業■製、デルペラ)SR8200) 1
5部、2.4−ジエチルチオキサントン2部とパラジメ
チルアミノ安息香酸イソアミノエステル4部とメラミン
架橋剤(大日本インキ化学製、スーパーベッカミン(ブ
チル化メラミン樹脂) J −820−60の100%
固形分)20部をよ(攪拌した。この混合物をPETフ
ィルムの離型面に塗工し、高圧水銀ランプ(100W/
cm)で20秒照射し熱硬化性シートを得た。シートの
厚みは、1100uであった。
(30)アクリル酸メチル60部、メタアクリル酸20
部、ポリスチレン(旭化成工業■製、HIスタイロン4
03R) 20部、2.4.6− )リメチルベンゾイ
ルジフェニルフォスフィンオキシド2.8部とエポキシ
架橋剤(チバーガイギー製、アラルダイトCY175、
エポキシ当量160、官能基価に対応させたエポキシ価
220) 59部をよく攪拌した。この混合物をPET
フィルムの離型面に塗工し、高圧水銀ランプ(100W
/am)で20秒照射し熱硬化性シートを得た。シート
の厚みは、300μmであった。
(31)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルペットS R8200) 100
部、1.6−へキサジオールジメタアクリレート40部
、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート40部、
ter−ブチルパーオキシイソブチレート2.5部をよ
く攪拌しながら混合した。この混合物をPETフィルム
の離型面にアプリケーターで塗工し、6゜°Cで30分
間乾燥し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、60
μmであった。
(32)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルペットS R8200) 100
部、ペンタエリスリトールトリメタアクリレート50部
、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート40部、
ter−ブチルパーオキシイソブチレート3.5部をよ
く攪拌しながら混合した。この混合物をPETフィルム
の離型面にアプリケーターで塗工し、60°Cで30分
間乾燥し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは、80
μmであった。
(33)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルペットS R8200) 100
部、p−メトキシスチレン4ow、p−フェニルスチレ
ン40部、ネオペンチルグリコールジメタアクリレ−1
−20部、ter−ブチルパーオキシイソブチレート3
.5部をよく攪拌しながら混合した。この混合物をPE
Tフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、60°
Cで30分間乾燥し熱硬化性シートを得た。
シートの厚みは、60μmであった。
(34)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルペットS R+]200) 10
0部、ペンタエリスリトールトリメタアクリレ−)20
部、ジペンタエリスソトールへキサメタアクリレート3
0部、ネオペンチルグリコールジメタアクリレ−)40
部、ter−ブチルパーオキシイソブチレート4.0部
をよく攪拌しながら混合した。この混合物をPETフィ
ルムの離型面にアプリケーターで塗工し、60℃で30
分間乾燥し熱硬化性シートを得た。
シートの厚みは、 80μmであった。
(35)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルペットS R’8200) 16
(1部、1.6−ベキサシオールジメタアクリレ−64
0部、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート40
部、ter−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチ
ルヘキサノエイト2.5部、酸化チタン60部を三本ロ
ールでよく混練しながら混合した。この混合物をPET
フィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、60℃で
30分間乾燥し熱硬化性シートを得た。シートの厚みは
、60μmであった。
(36)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルペットS R8200) 100
部、ペンタエリスリトールトリメタアクリレート50部
、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート40部、
ter−ブチルパーオキシイソブチレート3.5部、酸
化鉄40部を三本ロールでよく混練しながら混合した。
この混合物をPETフィルムの離型面にアプリケーター
で塗工し、60°Cで30分間乾燥し熱硬化性シートを
得た。シートの厚みは、80μmであった。
(37)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルペットS R8200) 100
部、p−メトキシスチレン40部、p−フェニルスチレ
ン40部、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート
40部、ter−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリ
メチルヘキサノエイト3.5部、フタロシアニンブルー
20部でよく混練しながら混合した。この混合物をPE
Tフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、60℃
で30分間乾燥し熱硬化性シートを得た。
シートの厚みは、60μ璽であった。
(38)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルベットS R8200) 100
部、ペンタエリスリトールトリメタアクリレート20部
、ジペンタエリスリトールへキサメタアクリレート30
部、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート40部
、ter−ブチルパーオキシイソブチレート4.0部、
酸化チタン50部を三本ロールでよく混練しながら混合
した。この混合物をPETフィルムの離型面にアプリケ
ーターで塗工し、60℃で30分間乾燥し熱硬化性シー
トを得た。シートの厚みは、80μ論であった。
(39)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メ
タアクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル
酸2−ヒドロキシエチルとアクリル酸とメタアクリル酸
4−アミノエチルとの共重合体、MW= 480.00
0、Tg3S℃、08価20とCoOH価20とNH2
価40)を固形分で100部、ブロックイソシアネート
(式日薬品工業■製、タケネー) B−815N)39
部(この架橋剤は上記反応・性アクリル樹脂の官能基に
対し、0.8当量のインシアネート基を有する)、メラ
ミン架橋剤(大日本インキ化学製、スーパーベッカミン
(ブチル化メラミン樹脂) J −820−60)を固
形分で4.6部(反応性アクリル樹脂の官能基の5%が
初期硬化する量)をよく攪拌しながら混合した。この混
合物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工
し、80°Cにて5分間乾燥し樹脂層を形成した。樹脂
層の厚みは、20μmであった。これを表面層とした。
次に、酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(旭
化成工業■製、デルベットS R8200) 100部
、1.6−へキサジオールジメタアクリレート40部、
ネオペンチルグリコールジメタアクリレート40部、t
er−ブチルパーオキシイソブチレート2.5部をよく
攪拌しながら混合した。
この混合物を前述の表面層の上にアプリケーターで重ね
塗り塗工し、60°Cで30分間乾燥し樹脂層を形成し
た。樹脂層の厚みは、60μmで、シートの厚みはトー
タル80μmであった。
(40)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メ
タアクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル
酸2−ヒドロキシエチルとアクリル酸とメタアクリル酸
4−アミノエチルとの共重合体、Mw= 360.00
0.7g35℃、08価20とCoo)(価20とNH
2価40)を固形分で100部、ブロックイソシアネー
ト(式日薬品工業■製、タケネートB−815N)59
部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能基に対
し、l、2当量のイソシアネート基を有する)をよく攪
拌しながら混合した。この混合物をPETフィルムの離
型面にアプリケーターで塗工し、80℃にて5分間乾燥
し樹脂層を形成した。樹脂層の厚みは、20μ論であっ
た。これを表面層とした。
次に、酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルとアクリル酸ブチル、メタアクリル酸
とアクリル酸3−アミノプロピルとの共重合体、M w
 = 621. Goo、7g10℃、Coo)(価4
0とNH2価40)を固形分で100部、ブロックイソ
シアネート(式日薬品工業製、タケネートB−815N
>59部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能
基に対し、1.2当量のインシアネート基を有する)、
酸化チタン100部をよく攪拌しながら混合した。
この混合物を前述の表面層の上にアプリケーターで重ね
塗り塗工し、70°Cにて20分間乾燥し樹脂層を形成
した。樹脂層の厚みは、100μmで、シートの厚みは
トータル120μmであった。
(41)メタアクリル酸メチル60部、パラノニルフェ
ノキシジエチレングリコールアクリレート20部、アク
リル酸20部、2.4−ジエチルチオキサントン2部と
バラジメチルアミノ安息香酸イソアミノエステル4部と
インシアネート(式日薬品工業■製、タケネートD 1
7ON、 ヘキサメチレンジイソシアネートのインシア
ヌレ−)  NGO=20.8%)55部(トータルの
官能基に対して、1当量のイソシアネート量)、ジブチ
ルチンワウリレート0.01部をよく攪拌した。この混
合物をPETフィルムの離型面に塗工し、メタルハライ
ドランプ(100W/cm)で5秒照射し樹脂層を形成
した。樹脂層の厚みは、20μmであった。これを表面
層とした。次に、メタアクリル酸メチル60部にフェノ
キシエチルアクリレート20部、アクリル酸20部、2
.4−ジエチルチオキサントン2部とパラジメチルアミ
ノ安息香酸イソアミノエステル4部とメラミン架橋剤(
大日本インキ化学製、スーパーベッカミン(ブチル化メ
ラミン樹脂) J−820−60の100%固形分)2
0部(最終的に十分反応硬化するり、酸化チタン40部
を三本ロールでよく混練した。この混合物を前述の表面
層の上にアプリケータで重ね塗り塗工し、メタルハライ
ドランプ(100W/cm)で20秒照射し樹脂層形成
した。シートの厚みは、100μmであった。
(42)  )ルエン300部、反応性シリコーン樹脂
(ポリメチルポリオールシロキサン、重量平均分子量s
o、ooo、oHHBO2100部、ブロックイソシア
ネート(式日薬品工業製、タケネートB−,815N)
 47部(この架橋剤は上記樹脂の官能基に対し、1.
0当量のインシアネート基を有する)、酸化チタン10
0部を三本ロールでよく混練しながら混合した。この混
合物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工
し、90℃にて10分間乾燥し熱硬化性シートを得た。
シートの厚みは、100μmであった。
(43)トルエン300部、反応性フッ素樹脂(エチレ
ンとヒドロキシトリフロロエチレンとの交互共重合体、
重量平均分子j1100,000.08価455) 1
00部、ブロックイソシアネート(式日薬品工業製、タ
ケ不−) B−815N) 140部(この架橋剤は上
記樹脂の官能基に対し、0.5当量のインシアネート基
を有する)をよく攪拌しながら混合した。この混合物を
PETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、9
0°Cにて10分間乾燥し熱硬化性シートを得た。シー
トの厚みは、100μmであった。
(44)  トルエン300部、反応性フッ素樹脂(エ
チレンとヒドロキシトリフロロエチレンとの交互共重合
体、重量平均分子j1250,000.08価455)
 100部、ブロックイソシアネート(式日薬品工業製
、タケネートB−815N) 140部(この架橋剤は
上記樹脂の官能基に対し、0.5当量のイソシアネート
基を有する)、インシアネート(日本ポリウレタン工業
■製、コロネートL)26部(この架橋剤は上記樹脂の
官能基に対し、0.1当量のインシアネート基を有する
)をよく攪拌しながら混合した。この混合物をPETフ
ィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、90°Cに
て10分間乾燥し熱硬化性シートを得た。シートの厚み
は、100μmであった。
(45)上記(43)項で得られたシートを膜厚20μ
mになるように、PETフィルムの離型面にアプリケー
ターで塗工して製造した。次に、トルエン300部、反
応性フッ素樹脂(エチレンとヒドロキシトリフロロエチ
レンとの交互共重合体、重量平均分子j! 100.0
00.08価455) 100部、ブロックイソシアネ
ート(式日薬品工業製、タケネートB−815N) 1
40部(この架橋剤は上記樹脂の官能基に対し、0.5
当量のインシアネート基を有する)、フタロシアニンブ
ルー20部を三本ロールでよく混練しながら混合した。
この混合物を前述のシート上にアプリケータで塗工し、
90°Cにて10分間乾燥し熱硬化性樹脂層を形成した
。樹脂層の厚みは、100μmで、シートの厚みは12
0μmであった。
(46)  )ルエン300部、反応性フン素樹脂(エ
チレンとヒドロキシトリフロロエチレンとの交互共重合
体、重量平均分子量250. 000、O)(価455
) 100部、ブロックイソシアネート(式日薬品工業
製、タケネー) B −815N) 140部(この架
橋剤は上記樹脂の官能基に対し、0.5当量のインシア
ネート基を有する)、インシアネート(日本ポリウレタ
ン工業■製、コロネートL)26部(この架橋剤は上記
樹脂の官能基に対し、0.1当量のインシアネート基を
有する)をよく攪拌しながら混合した。
この混合物をPETフィルムの離型面にアプリケーター
で塗工し、90°Cにて10分間乾燥して熱硬化性シー
トを得た。シートの厚みは、100μmであった。
(47)キシレン300部、反応性ポリエステル樹脂(
2−アミノテレフタル酸とへキサメチレングリコールと
の共重合体、重量平均分子量65,000、アミ2価2
26) 100部、ブロックイソシアネート(式日薬品
工業製、タケネートB−815N) 111部(この架
橋剤は上記樹脂の官能基に対し、0.8当量のインシア
ネート基を有する)をよく攪拌しながら混合した。この
混合物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗
工し、90°Cにて10分間乾燥し熱硬化性シートを得
た。シートの厚みは、80μmであった。
■、射出成形品の製造 ■−1.シート:実施例1〜47においては、PETシ
ートを予め剥し取った上記(1)〜(47)項で得られ
た各熱硬化性シートを用いた。
比較例1〜4においては、実施例で用いた熱硬化性シー
トの代わりに以下の熱可塑性シートを用いた。
■pv−cシート(三宝樹脂工業■製、真空成形用の0
. 5園硬質pvcシート) ■ポリスチレンシート(三菱モンサント化成■製、HT
516の0.7−押出シート)■ABSシート(住友ノ
ーガタブク■製、タララスチックKU−670の1+o
m押出シート)■アクリル樹脂シート(旭化成工業■製
、デルベット5R6500の1園押出シート)■−2,
射出する樹脂ニアクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル
、旭化成工業■製、デルペット560F)とポリカーボ
ネート(GE社製、レキサン2014)を用い、下表に
示した。
■−3,射出成形 射出成形は第1図に示す射出成形機を用いて鵬以下−−
−の通り行った。この射出成形機は、成形用の凹部10
aを有する移動金型1oと、凸部12aを有する固定金
型I2と、両金型10.12間に配設されており両金型
10.12間から外側へ移動可能な熱板14と、樹脂射
出機15とを具備している。
まず、第1図(b)に示すように、上記移動金型10と
熱板14との間にシート13を配設してシート13を加
熱し、該シート13を真空および/または圧空成形し金
型工2の凸部12a内面に密着させた。次に、第1図(
C)に示すように、熱板14を両金型1o、12間から
外側へ取り出し、その後、移動金型1oを固定金型12
側へ移動させて金型を閉合する。次いで、樹脂射出機1
5から樹脂を両金型10.12にて形成されるキャビテ
ィー内に射出した。射出成形条件としては、樹脂射出機
のノズル先端温度を、アクリル樹脂を射出する場合には
250℃、ポリカーボネートを射出する場合には290
℃で行い、ポリエステル系樹脂(昭和高分子■製、RN
C−505)の射出成形は金型温度150℃で充填後4
分間硬化させて行った。成形後、成形品を金型より取り
出し下表に示す条件で赤外線加熱器により熱硬化性シー
トを硬化させて射出成形品を得た。
比較例1〜4においては、実施例で用いた熱硬化性シー
トの代わりに上記熱可塑性シートを用い、表5に示す条
件で成形して射出成形品を得た。
■、射出成形品の表面性能の測定: 〔■〕項で得られた射出成形品の硬度、密着性、耐候性
および鮮映性を測定した。
性能評価 硬度:鉛筆硬度(JISK5400) 密着性二基盤目密着試験 耐候性:サンシャインウェザ−メータ −1,000時間後の外観を評価 鮮映性: 鮮映度光沢試験Gd値 これらの測定結果を表1〜5に示す。
(以下余白) 4/   の    な− 第1図(a)〜(d)は本発明の射出成形品の製造方法
を示す工程図である。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、未硬化または半硬化状態の熱硬化性シートを真空お
    よび/または圧空成形により金型の内面側に貼付する工
    程、および該金型内に樹脂を射出成形する工程、 を包含する射出成形品の製造方法。 2、未硬化または半硬化状態の熱硬化性シートを真空お
    よび/または圧空成形により金型の内面側に貼付する工
    程、 該金型内に樹脂を射出成形する工程、および成形された
    成形品の該熱硬化性シートを硬化させる工程、 を包含する射出成形品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647771A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Sekisui Chem Co Ltd 成形品の製造方法
JP2009214499A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Dainippon Printing Co Ltd 加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品
JP2018150390A (ja) * 2017-03-09 2018-09-27 日本カーバイド工業株式会社 インク用バインダー組成物、インク用材料セット及びインク

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