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JPH045612Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH045612Y2
JPH045612Y2 JP6347887U JP6347887U JPH045612Y2 JP H045612 Y2 JPH045612 Y2 JP H045612Y2 JP 6347887 U JP6347887 U JP 6347887U JP 6347887 U JP6347887 U JP 6347887U JP H045612 Y2 JPH045612 Y2 JP H045612Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
batten
receiving frame
frame material
exterior
locking
Prior art date
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Expired
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JP6347887U
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English (en)
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JPS63171511U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6347887U priority Critical patent/JPH045612Y2/ja
Publication of JPS63171511U publication Critical patent/JPS63171511U/ja
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Publication of JPH045612Y2 publication Critical patent/JPH045612Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は外装材目地部の防水構造に関するも
ので、更に詳細には、例えばサイデイングやカー
テンウオール等の躯体の外面に装着される外装材
間の目地部を閉塞及び防水処理する防水構造の改
良に係るものである。
[従来の技術] 一般に、この種の防水構造においては、躯体外
面の外装材間の目地部に固定される受枠材と、こ
の受枠材にシール性を持たせて目板を取付ける構
造が知られている。この防水構造に使用される従
来の目板は、第9図に示すように、目板基部aの
内面及び目地挿入部bに防水用のフインc,c…
を複数条突設して成るものが使用されている。こ
の場合、フインc,c…は硬質の目板基部aに接
着にて取付けられるか、あるいは、押出し成形に
よつて目板基部aに同時に形成されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前者すなわち硬質の目地基部a
及び目地挿入部bにフインc,c…を接着するも
のにおいてはフインc,c…の装着作業が煩雑で
あるばかりか製作工数を要し、しかも、目板基部
a及び目地挿入部bをフインc,c…との接着部
が剥離する虞れがあり、防水性に不安があるとい
う問題がある。また、後者すなわち目板基部a及
び目地挿入部bとフインc,c…とを一体的に形
成するものにおいては剥離という問題はないが、
成形において、予め成形したアルミニウム形材を
ダイスに通し、その表面にプラスチツクを溶着さ
せるため、押出し成形によつてアルミニウム形材
に損傷を与えることがあり、この損傷により外観
が損われるという問題があり、しかも、コストが
嵩む等の問題がある。これら問題を解決する手段
として躯体外面の外装材目地部に固定される受枠
材とこの受枠材に係合する目板との間にシ−ル材
を介在させるようにすることも考えられるが、こ
の構造のものにおいては、施工時にシール材の位
置合わせが面倒で、施工性が悪いという問題があ
る。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記事情に鑑みなされたもので、上
記技術的課題を解決する手段として、シール材を
介在させて受枠材と目板とを係合させる防水構造
において、シール材の位置合せを容易にすると共
に、受枠材と目板との係合を確実に行え、しか
も、シール性の向上を図れるようにしたことを特
徴とする外装目地部の防水構造を提供しようとす
るものである。
すなわち、この考案は、躯体の外面における外
装材目地部に固定されると共に外方に向つて突出
する一対の係止部と各係止部の先端から外側方に
向つて延在する支持部とを有する受枠材と、上記
受枠材の係止部に係合し得る一対の係止脚を基部
の内側面に突設する目板と、上記受枠材と目板間
に介在されると共に上記外装材の縁部に当接し得
る弾性シール材とで構成され、上記弾性シール材
を、上記受枠材の支持部と目板の基部との間に挾
持されると共に上記外装材の縁部に当接する一対
のシール部と、これらシール部同士を連結すると
共に上記受枠材と目板の係合の際にシール部から
分離される仮連結部とで構成して成ることを特徴
とする外装材目地部の防水構造を提供しようとす
るものである。
この考案において、上記目板は係止脚をもつて
受枠材に係合するものであれば任意のものであつ
てもよいが、好ましくは基部の幅寸法を受枠材の
幅寸法より大に形成して成る方がよい。
また、上記シ−ル材は受枠材と目板との係合の
際に分離され、シール部が受枠材の支持部と目板
の目板基部との間に挟持されると共に外装材の縁
部に当接ものであれば任意のものであつてもよい
が、好ましくはシール材の仮連結部を、板状基片
と、この板状基片の両側に起立する一対の起立片
とで構成し、シール部の内側端に上記各起立片の
先端と連結する傾斜部を形成すると共に、シール
部の外側端に厚肉状の外装材当接部を形成して成
る方がよく、更には、シール材のシール部と仮連
結部の連結部位に分離用ノツチを形成して成る方
がよい。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
上記弾性シール材を外装材目地部に固定される
受枠材の支持部に当接するように取付けた後、外
方から目板を受枠材に向つて押圧すると、受枠材
の係止部と目板の係止脚との間でシール材のシー
ル部と仮連結部とが分離されて受枠材と目板とが
係合され、受枠材の支持部と目板基部との間に挾
持された弾性シール材の反発力により、受枠材と
目板とが強固に係合され、外装材目地部の防水処
理が施される。
[実施例] 以下にこの考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図はこの考案の防水構造の第一実施例を示
す断面図で、この考案の防水構造は、躯体10の
外装面における外装材12,12の目地部14に
固定される受枠材20と、この受枠材20に係合
される目板30と、これら受枠材20と目板30
との間に介在される弾性シール材40とで構成さ
れている。
上記受枠材20は、例えばアルミニウム製押出
し形材にて形成されており、躯体10の外面にね
じ等の固定手段16にて固定される固定片22
と、この固定片22の両側に起立すると共にその
先端側のそれぞれ対向する面にほぼV字状に屈曲
される係止爪部24,24を有する一対の係止部
26,26と、これら係止部26,26の先端か
らそれぞれ外方に向つて延在する支持部28,2
8とで構成されている(第2図参照)。
上記目板30は、上記受枠材20と同様にアル
ミニウム製押出し形材にて形成されており、上記
受枠材20の幅より大きな幅を有する目板基部3
2と、外面側が円弧状に形成されるこの目板基部
32の内面からそれぞれ突設されて上記受枠材2
0の係止部26,26に係合し得る一対の係止脚
34,34と、目板基部32の両端部に形成され
るガイド用凸条36,36とで構成されている
(第3図参照)。この場合、係止脚34には上記係
止爪部24と係脱可能な三角状の係止膨隆部38
が形成されており、目板30の受枠材20への押
圧による係合と、押圧と逆方向の引張りによつて
係合が解かれるようになつている。
また、上記弾性シール材40は、例えば塩化ビ
ニル等の軟質プラスチツクあるいはクロロプレン
等の合成ゴム等にて形成されており、受枠材20
の支持部28,28と目板基部32との間に挾持
されると共に外装材12の縁部に当接する一対の
シール材42,42と、これらシール材42,4
2同士を連結すると共に受枠材20と目板30の
係合の際にシール部42,42から分離される仮
連結部44とで構成されている(第4図参照)。
この場合、仮連結部44は、板状基片45と、こ
の板状基片45の両側に起立する一対の起立片4
6,46とで構成され、シール部42,42は、
その内側端に各起立片37,37の先端と連結す
る傾斜部47,47を構成し、また、その外側端
には厚肉状の外装材当接部48,48を形成して
成り、かつ、傾斜部47,47と起立片46,4
6との連結部位には分離用ノツチ50,50(例
えば、シール部42の厚みが2〜3mmの場合、分
離用ノツチ50の部分の厚みを約1mmとする)が
形成されている。
なお、外装材12は例えばセラミツクタイルや
レンガパネル等で形成されると共に、その縁部に
は段付き面取部12aが形成されており、この段
付き面取部12aに弾性シール材40の外装材当
接部48が当接するようになつている。
上記のように構成される受枠材20、目板30
及び弾性シール材40を用いて外装材目地部14
の防水処理を施すには、先ず、躯体10の外面に
装着された外装材12,12間の目地部14に受
枠材20を固定した後、第5図に示すように、受
枠材20の支持部28,28に弾性シール材40
のシール部42,42を当接させるように弾性シ
ール材40をセツトし、そして、外方から受枠材
20に向つて目板30を押圧することにより、目
板30の係止脚34,34と受枠材20の係止部
26,26との共働作用によつて弾性シール材4
0の仮連結部44が分離用ノツチ50,50から
分離された後、係止脚34,34が係止部26,
26に係合する。この時、弾性シール材40のシ
ール部42,42の反発力によつて係止脚34,
34と係止部26,26との係合が強固になされ
ると共に、シール部42,42が外装材12,1
2の縁部に当接された状態で外装材目地部14の
防水処理がなされ、かつ、外装材12,12に防
振性を与えることができる。
第6図はこの考案の第二実施例を示す断面図
で、外装材の縁部が外装材の基部と面一の場合の
防水構造を示す場合である。すなわち、外装材1
2の縁部に上記段付き面取部12aを設けること
なく、外装材12の基部と面一に形成し、弾性シ
ール材40のシール部42の端部を外装材12の
縁部外面12bに当接し得るように直状に形成し
た場合である。
第7図はこの考案の第三実施例における受枠材
と目板を示す分解側面図で、受枠材と目板との係
合を更に強固にした場合である。すなわち、受枠
材20の係止爪部24に固定片22と平行な係止
受け段部25を形成すると共に、目板30の係止
脚34には係止受け段部25と係合する係止脚3
4に対して直角状の係止段部35を形成した場合
である。したがつて、受枠材20に弾性シール材
(図示せず)をセツトした後、目板30を受枠材
20に向つて押圧することにより係止部26の係
止受け段部25と係止脚34の係止段部35とが
係合した後は目板30は受枠材20に強固に係合
し、取外しが不可能な状態となる。
第8図はこの考案の第四実施例を示すもので、
防水構造をカーテンウオールの水平目地部に施し
た場合である。すなわち、スラブ11の端部に固
定された受枠材20にカーテンウオールを構成す
る外装材12,12の保持部13を形成すると共
に、受枠材20に形成された上下一対の係止部2
6,26に弾性シール材40を介在して目板30
を係合させるようにした場合である。
なお、上記第二実施例ないし第四実施例におい
てその他の部分は上記第一実施例と同様であるの
で、同一部分には同一符号を付してその説明は省
略する。
[考案の効果] 以上に説明したように、この考案の防水構造に
よれば、躯体の外面における外装材目地部に固定
されると共に一対の係止部と各係止部の先端から
外側方に向つて延在する支持部とを有する受枠材
と、受枠材の係止部に係合し得る一対の係止脚を
基部の内側面に突設する目板と、受枠材と目板間
に介在されると共に外装材の縁部に当接し得る弾
性シール材とで構成され、弾性シール材を、受枠
材の支持部と目板の基部との間に挾持されると共
に外装材の縁部に当接する一対のシール部と、こ
れらシール部同士を連結すると共に受枠材と目板
の係合の際にシール部から分離される仮連結部と
で構成して成るため、以下のような効果が得られ
る。
1 弾性シール材が一対のシール部を仮連結部に
て連結して成るので、弾性シール材のセツトが
容易となり、施工性の向上が図れると共に、在
庫管理が容易となる。
2 受枠材と目板との係合の際に弾性シール材の
シール部と仮連結部とが分離し、受け枠材と目
板との間に挾持されるシール部の反発力が作用
するので、受枠材と目板との係合が強固とな
り、がたつきの防止が図れると共に、気水密性
の向上がはかれ、更に防振性を付与することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一実施例を示す断面図、
第2図は第一実施例における受枠材の固定状態を
示す断面図、第3図は第一実施例における目板の
断面図、第4図は第一実施例における使用前の弾
性シール材の断面図、第5図は第一実施例におけ
る施工状態を示す断面図、第6図はこの考案の第
二実施例を示す断面図、第7図はこの考案の第三
実施例における受枠材と目板の分解側面図、第8
図はこの考案の第四実施例を示す断面図、第9図
は従来の防水構造に使用される目板の断面図であ
る。 10……躯体、12……外装材、14……目地
部、20……受枠材、26……係止部、28……
支持部、30……目板、32……目板基部、34
……係止脚、40……弾性シール材、42……シ
ール部、44……仮連結部、45……板状基片、
46……起立片、47……傾斜部、48……外装
材当接部、50……分離用ノツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 躯体の外面における外装材目地部に固定され
    ると共に外方に向つて突出する一対の係止部と
    各係止部の先端から外側方に向つて延在する支
    持部とを有する受枠材と、上記受枠材の係止部
    に係合し得る一対の係止脚を基部の内側面に突
    設する目板と、上記受枠材と目板間に介在され
    ると共に上記外装材の縁部に当接し得る弾性シ
    ール材とで構成され、上記弾性シール材を、上
    記受枠材の支持部と目板の基部との間に挾持さ
    れると共に上記外装材の縁部に当接する一対の
    シール部と、これらシール部同士を連結すると
    共に上記受枠材と目板の係合の際にシール部か
    ら分離される仮連結部とで構成して成ることを
    特徴とする外装材目地部の防水構造。 (2) 目板の基部の幅寸法を受枠材の幅寸法より大
    に形成して成ることを含む実用新案登録請求の
    範囲第1項記載外装目地部の防水構造。 (3) シール材の仮連結部を、板状基片と、この板
    状基片の両側に起立する一対の起立片とで構成
    し、シール部の内側端に上記各起立片の先端と
    連結する傾斜部を形成すると共に、シール部の
    外側端には厚肉状の外装材当接部を形成して成
    ることを含む実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の外装材目地部の防水構造。 (4) シール材のシール部と仮連結部の連結部位に
    分離用ノツチを形成して成る実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の外装材目地部の防水構造。
JP6347887U 1987-04-28 1987-04-28 Expired JPH045612Y2 (ja)

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JP6347887U JPH045612Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JPS63171511U JPS63171511U (ja) 1988-11-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3567284B2 (ja) * 1999-03-16 2004-09-22 得一郎 長谷川 建築構造物の目地部のシーリング構造

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JPS63171511U (ja) 1988-11-08

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