JPH0454135Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0454135Y2 JPH0454135Y2 JP16765486U JP16765486U JPH0454135Y2 JP H0454135 Y2 JPH0454135 Y2 JP H0454135Y2 JP 16765486 U JP16765486 U JP 16765486U JP 16765486 U JP16765486 U JP 16765486U JP H0454135 Y2 JPH0454135 Y2 JP H0454135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouth
- top plate
- neck part
- peripheral wall
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は弾性反転形キヤツプに関するものであ
る。
る。
「従来の技術」
弾性反転形キヤツプを用いた容器が近来多く出
回つている。このキヤツプは周知のように、可撓
ヒンジで結合した片開きの栓付き開閉板を有し、
この開閉板を開閉することで注出孔を開閉栓する
ので、一部品で形成でき、また容器体からいちい
ち外すことなく取付けた状態で使用できる利便を
有するのが特徴である。このため容器体と一体性
のものと考えることができ、従つて色彩も容器体
と同色系とすることが多い。
回つている。このキヤツプは周知のように、可撓
ヒンジで結合した片開きの栓付き開閉板を有し、
この開閉板を開閉することで注出孔を開閉栓する
ので、一部品で形成でき、また容器体からいちい
ち外すことなく取付けた状態で使用できる利便を
有するのが特徴である。このため容器体と一体性
のものと考えることができ、従つて色彩も容器体
と同色系とすることが多い。
「考案が解決しようとする問題点」
ところで、この種キヤツプは化粧品容器に採用
することが多く、従つて色彩的効果は機能や外形
と同程度に重要である。
することが多く、従つて色彩的効果は機能や外形
と同程度に重要である。
本考案は、特に色違いの2部品形として色彩的
効果を意図した弾性反転形キヤツプを得るにあ
る。
効果を意図した弾性反転形キヤツプを得るにあ
る。
「問題点を解決するための手段」
本考案の弾性反転形キヤツプは、容器体3口部
を塞ぐ頂板4の両側から口頸部5外面部を垂下す
る垂下板6,6を介しこの口頸部5基部を囲繞す
る周壁7を有し、この周壁7下端周縁から外向き
フランジ8を突設し、前記頂板4中央部に短ノズ
ル状に突出させて注出孔9を開口し、かつ頂板4
裏面から垂設した環栓10を口頸部5に内嵌して
取付けた中栓部材1と、前記注出孔9を貫通させ
る透孔11を中央部に明けて前記頂板4上面に重
ねた頂板12周縁から、前記外向きフランジ8上
面に達する周壁13を垂設し、頂板12裏面から
前記垂下板6,6の存在しない口頸部5の他の両
側を垂下してこの口頸部5外面に係合固定する係
合板14,14を垂設し、かつ頂板12上面部
に、裏面に前記注出孔9を開閉栓する栓15を有
する片開きの弾性反転形開閉板16を可撓ヒンジ
17で一体に結合したキヤツプ本体2とからな
り、前記中栓部材1をキヤツプ本体2及び容器体
3と異なる色彩に色分けしたことを特徴としてい
る。
を塞ぐ頂板4の両側から口頸部5外面部を垂下す
る垂下板6,6を介しこの口頸部5基部を囲繞す
る周壁7を有し、この周壁7下端周縁から外向き
フランジ8を突設し、前記頂板4中央部に短ノズ
ル状に突出させて注出孔9を開口し、かつ頂板4
裏面から垂設した環栓10を口頸部5に内嵌して
取付けた中栓部材1と、前記注出孔9を貫通させ
る透孔11を中央部に明けて前記頂板4上面に重
ねた頂板12周縁から、前記外向きフランジ8上
面に達する周壁13を垂設し、頂板12裏面から
前記垂下板6,6の存在しない口頸部5の他の両
側を垂下してこの口頸部5外面に係合固定する係
合板14,14を垂設し、かつ頂板12上面部
に、裏面に前記注出孔9を開閉栓する栓15を有
する片開きの弾性反転形開閉板16を可撓ヒンジ
17で一体に結合したキヤツプ本体2とからな
り、前記中栓部材1をキヤツプ本体2及び容器体
3と異なる色彩に色分けしたことを特徴としてい
る。
「作用」
上記において、常時は開閉板16は閉蓋状態に
あり、このとき栓15は注出孔9に挿入されてこ
れを閉栓している。内溶液を注出する場合は、摘
み18により開閉板16を第3図のように後方に
開き、注出孔9を開栓すればよい。
あり、このとき栓15は注出孔9に挿入されてこ
れを閉栓している。内溶液を注出する場合は、摘
み18により開閉板16を第3図のように後方に
開き、注出孔9を開栓すればよい。
ここで、中栓部材1の外向きフランジ8の外周
面はキヤツプ本体2をとり巻くようにその周縁直
下部に円環状に露呈しており、そしてこの中栓部
材1はキヤツプ本体2、容器体3と異なる色彩に
色分けしてあるので、常時においてはこのフラン
ジ8が、また開蓋時にはこれに加えて注出孔9が
他部に対し部分的に鮮やかな色違いの配色となる
ことから、色彩的効果が得られる。
面はキヤツプ本体2をとり巻くようにその周縁直
下部に円環状に露呈しており、そしてこの中栓部
材1はキヤツプ本体2、容器体3と異なる色彩に
色分けしてあるので、常時においてはこのフラン
ジ8が、また開蓋時にはこれに加えて注出孔9が
他部に対し部分的に鮮やかな色違いの配色となる
ことから、色彩的効果が得られる。
「実施例」
本考案の弾性反転形キヤツプは中栓部材1とキ
ヤツプ本体2との2部品で構成し、そして中栓部
材1はキヤツプ本体2と容器体3と異なる色彩、
例えばキヤツプ本体2と容器体3が白色なら赤色
というように鮮やかな対称の色彩に色分けしてお
く。また容器体3、従つて中栓部材1、キヤツプ
本体2を対応させて楕円形としているが、この形
状に限るものではない。
ヤツプ本体2との2部品で構成し、そして中栓部
材1はキヤツプ本体2と容器体3と異なる色彩、
例えばキヤツプ本体2と容器体3が白色なら赤色
というように鮮やかな対称の色彩に色分けしてお
く。また容器体3、従つて中栓部材1、キヤツプ
本体2を対応させて楕円形としているが、この形
状に限るものではない。
中栓部材1は前後方向に長尺とした楕円形で、
垂下板6,6は曲面体状として長手方向両側から
垂下してある。また周壁7下端周縁の外向きフラ
ンジ8は、キヤツプ本体2の周壁13の肉厚分突
出させ、組立てたとき周壁13外面と面一となる
ようにしている。
垂下板6,6は曲面体状として長手方向両側から
垂下してある。また周壁7下端周縁の外向きフラ
ンジ8は、キヤツプ本体2の周壁13の肉厚分突
出させ、組立てたとき周壁13外面と面一となる
ようにしている。
キヤツプ本体2も同じく前後方向に長尺な楕円
形で、一対の係合板14,14は口頸部5外面に
対応した曲面体のもので頂板12の短手方向裏面
両側から垂設しており、それらの内面に、口頸部
5外面の係合突条19に係合する係合突条20を
突出し、上方から押込むことで口頸部5外面に係
合固定できるようにしてある。21は指掛け凹部
である。
形で、一対の係合板14,14は口頸部5外面に
対応した曲面体のもので頂板12の短手方向裏面
両側から垂設しており、それらの内面に、口頸部
5外面の係合突条19に係合する係合突条20を
突出し、上方から押込むことで口頸部5外面に係
合固定できるようにしてある。21は指掛け凹部
である。
開閉板16は、後部結合側に逆L形の帯状の分
離片22を有し、3個の可撓ヒンジ17a,17
b,17cで一体に結合した周知の3点ヒンジに
よる弾性反転形のものであり、従つて第1図、第
2図の閉蓋状態ではこの閉蓋状態が保持され、ま
た第3図のように後方に反転して開蓋すると、こ
の開蓋状態が保持される。図例では3点ヒンジ形
のものを示したが、勿論他方式の弾性反転形であ
つてもよい。例えば、可撓ヒンジは1個とし、そ
の両側に開閉により前後に反転して当該状態を保
持する1対の脚を配したものでも同様である。
離片22を有し、3個の可撓ヒンジ17a,17
b,17cで一体に結合した周知の3点ヒンジに
よる弾性反転形のものであり、従つて第1図、第
2図の閉蓋状態ではこの閉蓋状態が保持され、ま
た第3図のように後方に反転して開蓋すると、こ
の開蓋状態が保持される。図例では3点ヒンジ形
のものを示したが、勿論他方式の弾性反転形であ
つてもよい。例えば、可撓ヒンジは1個とし、そ
の両側に開閉により前後に反転して当該状態を保
持する1対の脚を配したものでも同様である。
容器体3は、胴部は楕円形としているが、口頸
部5は真円筒形であり、この口頸部5の係合突条
19下方にキヤツプ本体2の回り止めを防止する
突条23を突設している。
部5は真円筒形であり、この口頸部5の係合突条
19下方にキヤツプ本体2の回り止めを防止する
突条23を突設している。
上記各部は合成樹脂材で成形製作する。
「考案の効果」
上記した如く本考案では、中栓部材1とキヤツ
プ本体2との2部品で構成し、中栓部材1にキヤ
ツプ本体2の周壁13下端直下部に位置する円環
状の外向きフランジ8を設け、また頂板4に明け
る注出孔9を、キヤツプ本体2の頂板12を貫通
して首を出す短ノズル状とし、そしてこの中栓部
材1をキヤツプ2、容器体3と異なる色彩に色分
けし、外向きフランジ8と注出孔9部分におい鮮
やかな色違いの配色による色彩効果を得るように
したので、特に化粧品容器に好適な弾性反転形キ
ヤツプが提供できる。
プ本体2との2部品で構成し、中栓部材1にキヤ
ツプ本体2の周壁13下端直下部に位置する円環
状の外向きフランジ8を設け、また頂板4に明け
る注出孔9を、キヤツプ本体2の頂板12を貫通
して首を出す短ノズル状とし、そしてこの中栓部
材1をキヤツプ2、容器体3と異なる色彩に色分
けし、外向きフランジ8と注出孔9部分におい鮮
やかな色違いの配色による色彩効果を得るように
したので、特に化粧品容器に好適な弾性反転形キ
ヤツプが提供できる。
第1図は本考案弾性反転形キヤツプを容器体に
取付けた場合の外形斜視図、第2図a,bは同実
施例の半部縦断正面図と半部縦断側面図、第3図
は同実施例の分解斜視図である。 1……中栓部材、2……キヤツプ本体、3……
容器体、8……外向きフランジ、9……注出孔。
取付けた場合の外形斜視図、第2図a,bは同実
施例の半部縦断正面図と半部縦断側面図、第3図
は同実施例の分解斜視図である。 1……中栓部材、2……キヤツプ本体、3……
容器体、8……外向きフランジ、9……注出孔。
Claims (1)
- 容器体3口部を塞ぐ頂板4の両側から口頸部5
外面部を垂下する垂下板6,6を介しこの口頸部
5基部を囲繞する周壁7を有し、この周壁7下端
周縁から外向きフランジ8を突設し、前記頂板4
中央部に短ノズル状に突出させて注出孔9を開口
し、かつ頂板4裏面から垂設した環栓10を口頸
部5に内嵌して取付けた中栓部材1と、前記注出
孔9を貫通させる透孔11を中央部に明けて前記
頂板4上面に重ねた頂板12周縁から、前記外向
きフランジ8上面に達する周壁13を垂設し、頂
板12裏面から前記垂下板6,6の存在しない口
頸部5の他の両側を垂下してこの口頸部5外面に
係合固定する係合板14,14を垂設し、かつ頂
板12上面部に、裏面に前記注出孔9を開閉栓す
る栓15を有する片開きの弾性反転形開閉板16
を可撓ヒンジ17で一体に結合したキヤツプ本体
2とからなり、前記中栓部材1をキヤツプ本体2
及び容器体3と異なる色彩に色分けしたことを特
徴とする弾性反転形キヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16765486U JPH0454135Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16765486U JPH0454135Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6374455U JPS6374455U (ja) | 1988-05-18 |
JPH0454135Y2 true JPH0454135Y2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=31099786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16765486U Expired JPH0454135Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454135Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0725328Y2 (ja) * | 1989-02-17 | 1995-06-07 | 東洋製罐株式会社 | 反転ヒンジ組込キャップ |
JPH0754120Y2 (ja) * | 1989-07-04 | 1995-12-13 | 凸版印刷株式会社 | 注出キャップ |
-
1986
- 1986-10-30 JP JP16765486U patent/JPH0454135Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6374455U (ja) | 1988-05-18 |
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