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JPH0452652Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0452652Y2
JPH0452652Y2 JP1986100376U JP10037686U JPH0452652Y2 JP H0452652 Y2 JPH0452652 Y2 JP H0452652Y2 JP 1986100376 U JP1986100376 U JP 1986100376U JP 10037686 U JP10037686 U JP 10037686U JP H0452652 Y2 JPH0452652 Y2 JP H0452652Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
wiring board
base
terminal block
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986100376U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS637310U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986100376U priority Critical patent/JPH0452652Y2/ja
Publication of JPS637310U publication Critical patent/JPS637310U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0452652Y2 publication Critical patent/JPH0452652Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業用の利用分野] 本考案は配線基板に接続するケーブルの配線構
造を改良したロータリエンコーダに関する。
[従来技術] ロータリエンコーダにおけるケーブルの配線構
造は、ケーブルの一端側が、回転円盤及び配線基
板を覆うようにベースに装着したカバーをブツシ
ユを介し貫通して該カバー内に通され、その先端
部の接続端子が上記配線基板に接続され、他端側
がカバー外に導出された形態となつている。ここ
で、上記ケーブルの接続端子と配線基板との接続
は、半田付けだけではケーブルに引張り力が加わ
つたり振動を受けることによつて外れる虞がある
ことから、従来では半田付けした後でその接続部
分を合成樹脂により覆い該合成樹脂により固定す
るようにしていた。
しかしながら上述のものでは、ケーブルはブツ
シユを介してカバーに保持されているだけである
ことから、該ケーブルの取付形態が不安定である
という問題点があり、又、組立てる場合、カバー
にケーブルを通し、そしてこの状態で該ケーブル
の接続端子を配線基板に半田付けし、更にこの後
にその各接続部分を合成樹脂により覆うというよ
うにしなければならず、その組立作業が面倒であ
るという問題点もあつた。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ケーブルを確実に固定できてこ
れの取付強度を向上させ得、しかも組立作業を容
易に行なうことができるロータリエンコーダを提
供するにある。
[考案の要約] 本考案は、ケーブルの接続端子及び該ケーブル
の一部を一体にモールドして成る合成樹脂製の端
子台をベースに固定状態に取付け、この端子台か
ら突出する接続端子と配線基板とを接続するよう
にし、以てケーブルの一端部を端子台を介してベ
ースに固定状態とするところに特徴を有する。
[実施例] 以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。まず第1図及び第2図において、1は円
形をなす例えば合成樹脂製のベースで、中央部に
支持筒2が突設されていると共に、上面部の一方
側に他より一段低い段部3が形成されている。4
は回転軸で、これの上端部には多数のスリツト5
aを有した回転円盤5を取着していて、ベース1
の支持筒2に図示しない軸受を介して回転可能に
支持されている。6はチユーブにより被覆された
ケーブルで、一端部に複数本この場合9本の接続
端子7を有していて、この接続端子7には夫々接
続ピン8を接続している。9は略C字状をなす合
成樹脂製の端子台で、これはケーブル6の各接続
端子7及び該ケーブル6の一部を一体にモールド
して成るものであり、各接続端子7に接続された
接続ピン8が該端子台9の上面から上方に突出し
ている。この場合、接続ピン8のうち左、右両端
に位置する接続ピン8a,8bは他のものよりも
長くなつている。又、この場合、接続ピン8は、
端子台9によりモールドする前には第3図に示す
ように、夫々が連結されていて、各接続端子7を
各接続ピン8,8a,8bに夫々半田付けにて接
続した状態で端子台9によりモールドし、この
後、同図に二点鎖線で示すように左、右の接続ピ
ン8a,8bの内側の連結部部分及び残りの接続
ピン8の上部の連結部の下方で切断したものであ
る。このようにケーブル6をモールドした端子台
9は、基端部9aを前記ベース1の段部3に宛が
つた状態で両腕部9b,9bをベース1の上面に
ねじ10,10により固定状態に取付けている。
11は配線基板で、これには上記9本の接続ピン
8のうち両側の接続ピン8a,8bを除いた残り
の接続ピン8に対応するピン挿通孔12が形成さ
れ、又、上面には検出素子としての受光素子13
が3個配設されている。而して、この配線基板1
1は、各ピン挿通孔12に各接続ピン8を挿通さ
せると共に、両側の接続ピン8a,8bを該配線
基板11の外側に位置させた状態にて端子台9上
にねじ14,14により取付けており、この取付
状態で上記の各接続ピン8と該配線基板11とを
半田付けにより接続している。15は受光素子1
3に対応する受光レンズ15aを有した受光レン
ズ部材で、これは下面に突設したピン16,16
を端子台9の上面に形成したピン穴17,17に
嵌合することによつて、配線基板11を間にして
端子台9上に取付けている。18は受光レンズ部
材15の受光レンズ15aに対応するスリツト1
8aを有した固定デイスクで、これに形成した取
付孔19,19を受光レンズ部材15の上面に突
設したピン20,20に嵌合することによつて受
光レンズ部材15上に取付けていて、この取付状
態で回転円盤5の下方に位置している。21は天
井部21aとこれの下部の脚部21b,21bと
から成る発光用基台で、これは天井部21aを固
定デイスク18の上方に位置させた状態で両脚部
21b,21bを上記端子台9にねじ22,22
により取付けている。23は発光用配線基板で、
これの下面には前記受光素子13に対応する発光
素子24が配設されていて、発光用基台21の天
井部21a下面にねじ25,25によつて取付け
ている。26はその発光素子24に対応する発光
レンズ26aを有した発光レンズ部材で、これの
上面に突設したピン27,27を発光用配線基板
23に形成した取付孔28,28に嵌合させるこ
とによつて発光用配線基板23下面に取付けてい
て、この取付状態で回転円盤5の上方に位置して
いる。また、上記発光用配線基板23にはピン挿
通孔29,29を形成していて、このピン挿通孔
29,29に前記ケーブル6の左、右両側の長い
接続ピン8a,8bを挿通して半田付けすること
によつて、この接続ピン8a,8bと接続してい
る。30は下面を開放したカバーで、周壁部下部
に上記端子台9におけるケーブル6の導出部分に
対応する切欠部31を形成していて、回転円盤5
及び端子台9並びに配線基板11等を覆うように
ベース1に嵌合装着している。
而して斯様な構成のロータリエンコーダは、発
光素子24から回転円盤5に光を照射し、この回
転円盤5のスリツト5aを通つた光を固定デイス
ク18を介して受光素子13により受けることに
よつて、回転円盤5の回転に応じて検出信号を出
力し、その検出信号をケーブル6を介して外部に
出力するようになつている。
上記実施例によれば、ケーブル6の接続端子7
及び該ケーブル6の一部を一体にモールドして成
る合成樹脂製の端子台9をベース1に取付け、こ
の端子台9から突出する接続端子7の接続ピン8
と配線基板11とを接続するようにしたので、ケ
ーブル6の一端部はベース1に端子台9を介して
固定状態となり、よつてこのケーブル6を確実に
固定できてこれの取付強度を向上させることがで
きる。この場合、ケーブル6が引張り力を受けた
り、振動を受けたりしたとしても、ケーブル6の
一端部は端子台9にモールドされ、この端子台9
がベース1に固定されているので、接続端子7の
接続ピン8と配線基板11との接続部分には引張
り力や振動が直接作用せず、その接続部が外れる
虞はない。また、このものを組立てる場合、ケー
ブル6の一端部をモールドした端子台9をベース
1に取付け、この状態で端子台9から突出した接
続端子7の接続ピン8を配線基板11に半田付け
して接続すれば良いもので、カバーを通したケー
ブルの接続端子を配線基板に半田付けし、更に各
接続部分を合成樹脂により覆うようにしていた従
来の場合とは違い、組立作業を実に容易に行なう
ことができるものである。
尚、本考案は上記し且つ図面に示した実施例に
限定されるものではなく、例えば回転円盤に反射
部を設けると共に、発光素子及び受光素子を配線
基板11上に配設し、発光素子から照射した光を
反射部により反射し、その反射した光を受光素子
により受けるようにしたものであつても良い等、
要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得
るものである。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように本考案は、ケー
ブルの接続端子及び該ケーブルの一部を一体にモ
ールドして成る合成樹脂製の端子台をベースに固
定状態に取付け、この端子台から突出する接続端
子と配線基板とを接続するようにしたので、ケー
ブルを確実に固定できてこれの取付強度を向上さ
せ得、しかも組立作業を容易に行なうことができ
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
を破断して表わす全体の側面図、第2図は全体の
分解斜視図、第3図は端子台にてモールドする前
の状態のケーブルの斜視図である。 図面中、1はベース、4は回転軸、5は回転円
盤、6はケーブル、7は接続端子、9は端子台、
11は配線基板、13は受光素子(検出素子)、
30はカバーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転円盤が取着された回転軸を回転可能に支持
    するベースと、一端部に接続端子を有するケーブ
    ルと、このケーブルの接続端子及び該ケーブルの
    一部を一体にモールドして成り前記ベースに固定
    状態に取付けられた合成樹脂製の端子台と、前記
    接続端子に接続され前記回転円盤の回転に応じて
    検出信号を出力する検出素子を備えた配線基板
    と、前記ベースに前記回転円盤及び端子台並びに
    配線基板を覆うように装着されたカバーとを具備
    して成るロータリエンコーダ。
JP1986100376U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0452652Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986100376U JPH0452652Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986100376U JPH0452652Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS637310U JPS637310U (ja) 1988-01-19
JPH0452652Y2 true JPH0452652Y2 (ja) 1992-12-10

Family

ID=30970144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986100376U Expired JPH0452652Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0452652Y2 (ja)

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JPS637310U (ja) 1988-01-19

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