JPH0451420A - 電磁接触器 - Google Patents
電磁接触器Info
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- JPH0451420A JPH0451420A JP15745290A JP15745290A JPH0451420A JP H0451420 A JPH0451420 A JP H0451420A JP 15745290 A JP15745290 A JP 15745290A JP 15745290 A JP15745290 A JP 15745290A JP H0451420 A JPH0451420 A JP H0451420A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、電磁石により例えばモータの運転のような
正常な電流の開閉を行うとともに、トリップコイルによ
り回路短絡を招くような過大な電流の遮断を行なえる電
磁接触器に関するものである。
正常な電流の開閉を行うとともに、トリップコイルによ
り回路短絡を招くような過大な電流の遮断を行なえる電
磁接触器に関するものである。
[従来の技術]
この種の電磁接触器は、開閉自在な1組の可動接点と固
定接点に対して、電磁石による開路動作および閉路動作
と、トリップコイルによる開路動作とを各々独立して行
うものである。
定接点に対して、電磁石による開路動作および閉路動作
と、トリップコイルによる開路動作とを各々独立して行
うものである。
従来のこの電流接触器として、例えば第13図は西ドイ
ツ国特許第287752号公報に開示された電磁駆動装
置を備えた電磁スイッチである。図において、可動接点
(31)と固定接点(32)および電磁迅速レリーズ(
34)は直列に接続されており、電磁石(33)の作動
による閉路状態における過負荷領域で過大電流が流れた
とき、電磁迅速レリーズ(34)が作動して可動接点(
31)を開路させるものである。
ツ国特許第287752号公報に開示された電磁駆動装
置を備えた電磁スイッチである。図において、可動接点
(31)と固定接点(32)および電磁迅速レリーズ(
34)は直列に接続されており、電磁石(33)の作動
による閉路状態における過負荷領域で過大電流が流れた
とき、電磁迅速レリーズ(34)が作動して可動接点(
31)を開路させるものである。
この場合、電流の遮断により電磁迅速レリーズ(34)
が復元して再度可動接点(32)を閉路し、遮断と閉路
が繰返えされることを防ぐため、電磁迅速レリーズ(3
4)と連動して外部で回路を断路させる断路器またはヒ
ユーズ等が必要となる。
が復元して再度可動接点(32)を閉路し、遮断と閉路
が繰返えされることを防ぐため、電磁迅速レリーズ(3
4)と連動して外部で回路を断路させる断路器またはヒ
ユーズ等が必要となる。
第14図は特公昭60−46501号公報に開示された
電磁断続器を示すもので、ここで過電流検出手段(42
)は、可動接点(41)を備えた接点板(43)と電磁
石手段(44)により上下動するアマチュア(45)の
間に配置され、接点板(43)を移動させるブツシュ口
ラド手段(46)が設けられている。過電流検出手段(
42)と固定接点(47)、可動接点(41)を接続す
る電気回路により、閉路状態で過電流検出手段(42)
のコイル(49)に過電流が流れると可動鉄心(48)
が継鉄(50)に当接してブツシュロッド手段(26)
を押し上げ可動接点(41)を開路させるが、この動作
後もその位置は圧縮スプリング(51) 、 (51)
により、または鉤部材(図示せず)からなるクランプ手
段により機械的に保持されるので、可動接点(41)は
開路位置を保ち、安定した断路状態が得られるようにな
っている。
電磁断続器を示すもので、ここで過電流検出手段(42
)は、可動接点(41)を備えた接点板(43)と電磁
石手段(44)により上下動するアマチュア(45)の
間に配置され、接点板(43)を移動させるブツシュ口
ラド手段(46)が設けられている。過電流検出手段(
42)と固定接点(47)、可動接点(41)を接続す
る電気回路により、閉路状態で過電流検出手段(42)
のコイル(49)に過電流が流れると可動鉄心(48)
が継鉄(50)に当接してブツシュロッド手段(26)
を押し上げ可動接点(41)を開路させるが、この動作
後もその位置は圧縮スプリング(51) 、 (51)
により、または鉤部材(図示せず)からなるクランプ手
段により機械的に保持されるので、可動接点(41)は
開路位置を保ち、安定した断路状態が得られるようにな
っている。
[発明が解決しようとする課題]
上記のような従来の電磁接触器では、トリップコイルの
動作と連動して外部で回路を断路する装置を必要とした
り、あるいは開路状態のクランプ手段を有する場合も、
電磁石が通電された状態において、クランプ手段を初期
位置の回復のための解除手段により解除したとき、再度
可動接点と固定接点が当接して回路か閉路し、過電流が
流れて遮断を繰返えすという問題点があった。
動作と連動して外部で回路を断路する装置を必要とした
り、あるいは開路状態のクランプ手段を有する場合も、
電磁石が通電された状態において、クランプ手段を初期
位置の回復のための解除手段により解除したとき、再度
可動接点と固定接点が当接して回路か閉路し、過電流が
流れて遮断を繰返えすという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、過電流検出手段であるトリップコイルにより、
過大な電流を遮断したのち、このトリップコイルのクラ
ンプ手段であるラッチレバーの係合を解除しても、再度
過電流が流れることを防止できる電磁接触器を得ること
を目的とする。
もので、過電流検出手段であるトリップコイルにより、
過大な電流を遮断したのち、このトリップコイルのクラ
ンプ手段であるラッチレバーの係合を解除しても、再度
過電流が流れることを防止できる電磁接触器を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段]
第1の発明に係る電磁接触器は、所定の過電流により可
動接点を開路させるトリップコイルのプランジャを第1
の開路位置において係合するラッチレバーを設け、励磁
、消磁により可動接点を閉路、開路させる電磁石が、消
磁状態に動作するとき、ラッチレバーに当接して、これ
とプランジャとの係合を解除させる引外し部を電磁石の
可動枠に設けるようにしたものである。
動接点を開路させるトリップコイルのプランジャを第1
の開路位置において係合するラッチレバーを設け、励磁
、消磁により可動接点を閉路、開路させる電磁石が、消
磁状態に動作するとき、ラッチレバーに当接して、これ
とプランジャとの係合を解除させる引外し部を電磁石の
可動枠に設けるようにしたものである。
また第2の発明に係る電磁接触器は、手動操作によりラ
ッチレバーをプランジャから解除する手動ボタンを設け
るとともに、電磁石の可動枠に段付き部を設け、この段
付き部に対向した手動ボタンに係止部を設けて手動ボタ
ンの移動を電磁石の位置に対応して制限するようにした
ものである。
ッチレバーをプランジャから解除する手動ボタンを設け
るとともに、電磁石の可動枠に段付き部を設け、この段
付き部に対向した手動ボタンに係止部を設けて手動ボタ
ンの移動を電磁石の位置に対応して制限するようにした
ものである。
[作用]
この発明においては接点回路に過大な電流が流れたとき
、トリップコイルが作動し、プランジャが可動接点を固
定接点から開離させて電流を遮断する。このとき、ラッ
チレバーがプランジャに係合してプランジャはその位置
に保持される。このプランジャに係合するラッチレバー
を解除し、その初期位置に戻す手段として消磁状態にあ
る電磁石の引外し部を用いているので、ラッチレバーを
解除しても再度可動接点が閉路されることがない。
、トリップコイルが作動し、プランジャが可動接点を固
定接点から開離させて電流を遮断する。このとき、ラッ
チレバーがプランジャに係合してプランジャはその位置
に保持される。このプランジャに係合するラッチレバー
を解除し、その初期位置に戻す手段として消磁状態にあ
る電磁石の引外し部を用いているので、ラッチレバーを
解除しても再度可動接点が閉路されることがない。
また手動ボタンによるラッチレバーの解除は、電磁石の
可動枠の段イ」き部と手動ボタンの係止部により、電磁
石が消磁状態にあるときに限ってこれを行うことができ
、この場合も開路状態は保持される。
可動枠の段イ」き部と手動ボタンの係止部により、電磁
石が消磁状態にあるときに限ってこれを行うことができ
、この場合も開路状態は保持される。
[実施例]
第1図乃至第3図は、第1の発明の一実施例による電磁
接触器の断面図であって、その各動作における状態を示
すものである。
接触器の断面図であって、その各動作における状態を示
すものである。
図において、(1)は少くとも1つ以上からなる固定接
点、(2〉はこの固定接点(1)と当接して開閉自在な
可動接点、(3)は固定接点(1)を固定するとともに
、可動接点(2)を摺動自在に支持するケース、(4〉
は固定接点(1)と接触する閉路位置に可動接点(2)
を付勢する接触子ばね、(5)は後述する駆動手段の動
きを可動接点(2)に伝達するタロスパー、(6)は可
動接点(2)と電気的に直列接続され、所定の過電流が
流れると電磁力により動作するトリップコイル、(7)
はトリップコイル(6)の巻線、(8)は接触子ばね(
4)の荷重中心と一致するようにクロスバ−(5)の直
下に配置され、巻線(7)の磁束により直線状に動作し
て第1の投入位置に移動するプランジャ、(9)は初期
位置である第1の落下位置にプランジャ(8)を付勢す
るプランジャばね、(10)は全体を支持固定する外枠
である。(11)は外部信号による励磁、消磁により開
閉自在に動作する電磁石、(12)は第2の投入位置と
第2の落下位置のいづれかに保持され、この間で動作可
能な可動鉄心、(13)は外枠(10)に固定され、可
動鉄心(12)と相対する固定鉄心、(14)は可動鉄
心(12)を支持するとともに、外枠(10)と摺動自
在な可動枠、(14a)は後述するリンクレバ(17)
と当接する可動枠(14)の脚部、(14b)は後述す
るラッチレバー(19)と当接する可動枠(14)の号
外し部、(15)は励磁により可動鉄心(I2)を固定
鉄心(13)に吸着させて可動枠(14)を第2の投入
位置に移動させるコイル、(16)は消磁状態で第2の
落下位置に可動枠(14)を付勢する可鉄ばね、(17
)は電磁石(I1)の動きをクロスバ−(5)、可動接
点(2)に伝達するりンクレバー、(17a)はリンフ
レ/<−(+7)の回転中心となる軸、(17b)は接
触子ばね(4)の荷重中心と一致するようにクロスバ(
5)の直下に配置された腕、(17c)は可動枠(14
)の脚部と当接する腕、(18)は前記接触子ばね(4
)に抗して可動接点(2)を前記固定接点(1)より開
離させるリンクばねである。(19)はトリップコイル
(6)のプランジャ(8)が過電流により動作して第1
の投入位置に移動したときに、プランジャ(8)と係合
して第1の落下位置への復帰を妨げるラッチレバー、(
1,9a)はラッチレバー(19)の回転中心の軸、(
19b)はプランジャ(8)と係合する腕、(19c)
は電磁石(11)の可動枠(14)が第2の投入位置か
ら第2の落下位置に移動する途中で可動枠(14)の引
外し部(L4b)と当接して、第2の落下位置ではラッ
チレバー(+9)の腕(19b)とプランジャ(8)の
係合を解除するように形成した腕、(2o)はプランジ
ャ(8)と係合する方向にラッチレバー(19)を付勢
しているラッチばねで、外枠(1o)と腕(19c)と
の間に設けられている。
点、(2〉はこの固定接点(1)と当接して開閉自在な
可動接点、(3)は固定接点(1)を固定するとともに
、可動接点(2)を摺動自在に支持するケース、(4〉
は固定接点(1)と接触する閉路位置に可動接点(2)
を付勢する接触子ばね、(5)は後述する駆動手段の動
きを可動接点(2)に伝達するタロスパー、(6)は可
動接点(2)と電気的に直列接続され、所定の過電流が
流れると電磁力により動作するトリップコイル、(7)
はトリップコイル(6)の巻線、(8)は接触子ばね(
4)の荷重中心と一致するようにクロスバ−(5)の直
下に配置され、巻線(7)の磁束により直線状に動作し
て第1の投入位置に移動するプランジャ、(9)は初期
位置である第1の落下位置にプランジャ(8)を付勢す
るプランジャばね、(10)は全体を支持固定する外枠
である。(11)は外部信号による励磁、消磁により開
閉自在に動作する電磁石、(12)は第2の投入位置と
第2の落下位置のいづれかに保持され、この間で動作可
能な可動鉄心、(13)は外枠(10)に固定され、可
動鉄心(12)と相対する固定鉄心、(14)は可動鉄
心(12)を支持するとともに、外枠(10)と摺動自
在な可動枠、(14a)は後述するリンクレバ(17)
と当接する可動枠(14)の脚部、(14b)は後述す
るラッチレバー(19)と当接する可動枠(14)の号
外し部、(15)は励磁により可動鉄心(I2)を固定
鉄心(13)に吸着させて可動枠(14)を第2の投入
位置に移動させるコイル、(16)は消磁状態で第2の
落下位置に可動枠(14)を付勢する可鉄ばね、(17
)は電磁石(I1)の動きをクロスバ−(5)、可動接
点(2)に伝達するりンクレバー、(17a)はリンフ
レ/<−(+7)の回転中心となる軸、(17b)は接
触子ばね(4)の荷重中心と一致するようにクロスバ(
5)の直下に配置された腕、(17c)は可動枠(14
)の脚部と当接する腕、(18)は前記接触子ばね(4
)に抗して可動接点(2)を前記固定接点(1)より開
離させるリンクばねである。(19)はトリップコイル
(6)のプランジャ(8)が過電流により動作して第1
の投入位置に移動したときに、プランジャ(8)と係合
して第1の落下位置への復帰を妨げるラッチレバー、(
1,9a)はラッチレバー(19)の回転中心の軸、(
19b)はプランジャ(8)と係合する腕、(19c)
は電磁石(11)の可動枠(14)が第2の投入位置か
ら第2の落下位置に移動する途中で可動枠(14)の引
外し部(L4b)と当接して、第2の落下位置ではラッ
チレバー(+9)の腕(19b)とプランジャ(8)の
係合を解除するように形成した腕、(2o)はプランジ
ャ(8)と係合する方向にラッチレバー(19)を付勢
しているラッチばねで、外枠(1o)と腕(19c)と
の間に設けられている。
上記のように構成された電磁接触器の動作を、第1図乃
至第3図によって説明する。
至第3図によって説明する。
第1図において電磁石(11)のコイル(15)は消磁
されており可鉄ばね(16)は可動枠(14)を第2の
落下位置に保持している。リンクばね(18)はリンク
レバー(17)を可動枠(14)の脚部(L4a)に当
接するまで時計方向に付勢するとともに接触子ばね(4
)に抗してクロスバ−(5)を押し上げ、可動接点(2
)を固定接点(])から開離させて、これを第2の開路
位置に保持している。
されており可鉄ばね(16)は可動枠(14)を第2の
落下位置に保持している。リンクばね(18)はリンク
レバー(17)を可動枠(14)の脚部(L4a)に当
接するまで時計方向に付勢するとともに接触子ばね(4
)に抗してクロスバ−(5)を押し上げ、可動接点(2
)を固定接点(])から開離させて、これを第2の開路
位置に保持している。
この状態では、可動接点(2)と電気的に直列接続され
ているトリップコイル(6)の巻線(7)には電流は流
れないので、プランジャ(8)はプランジャばね(9)
により(=I勢され第1の落下位置にある。
ているトリップコイル(6)の巻線(7)には電流は流
れないので、プランジャ(8)はプランジャばね(9)
により(=I勢され第1の落下位置にある。
ラッチレバー(19)の腕(19c)は、第2の落下位
置にある可動枠(14)の引外し部(14b)と当接し
てプランジャ(8)とラッチレバー(19)の腕(19
b)の係合を解除した状態を維持している。
置にある可動枠(14)の引外し部(14b)と当接し
てプランジャ(8)とラッチレバー(19)の腕(19
b)の係合を解除した状態を維持している。
次に第2図において、第1図の状態から電磁石(11)
のコイル(15)を励磁すると、可動鉄心(12)は可
鉄ばね(16)とリンクばね(18)に抗して固定鉄心
(13)に吸容され、連動する可動枠(14)は第2の
投入位置に移動する。リンクレバー(17)は可動枠(
14)の脚部(14a、)に押され反時旧方向に回転し
てクロスバ−(5)から外れるので、可動接点(2)は
接触子ばね(4)により固定接点(1)と当接して可動
接点(2)を閉路位置とする。この状態で正常な電流が
可動接点(2)に流れている場合はトリップコイル(6
)の巻線(7)が発生する磁束は小さく、プランジャ(
8)に加わる電磁力はプランジャばね(9)の(;j勢
力を下回るように形成しであるので、プランジャ(8)
は動作せずに第1の落下位置を保持する。ラッチレバー
(19)の腕(19c)は可動枠(14)の引外し部(
+4b)から開離され、ラッチばね(20)により反時
計方向に回転して腕(L9b)がプランジャ(8)の側
面と当接して停止する。
のコイル(15)を励磁すると、可動鉄心(12)は可
鉄ばね(16)とリンクばね(18)に抗して固定鉄心
(13)に吸容され、連動する可動枠(14)は第2の
投入位置に移動する。リンクレバー(17)は可動枠(
14)の脚部(14a、)に押され反時旧方向に回転し
てクロスバ−(5)から外れるので、可動接点(2)は
接触子ばね(4)により固定接点(1)と当接して可動
接点(2)を閉路位置とする。この状態で正常な電流が
可動接点(2)に流れている場合はトリップコイル(6
)の巻線(7)が発生する磁束は小さく、プランジャ(
8)に加わる電磁力はプランジャばね(9)の(;j勢
力を下回るように形成しであるので、プランジャ(8)
は動作せずに第1の落下位置を保持する。ラッチレバー
(19)の腕(19c)は可動枠(14)の引外し部(
+4b)から開離され、ラッチばね(20)により反時
計方向に回転して腕(L9b)がプランジャ(8)の側
面と当接して停止する。
第3図において、第2図の状態から回路短絡等によって
過電流が可動接点(2)に流れると、プランジャ(8)
にはl・リップコイル(6)によって、プランジャばね
(9)の付勢力を上回る電磁力が加わり、プランジャ(
8)は第1の投入位置に移動する。
過電流が可動接点(2)に流れると、プランジャ(8)
にはl・リップコイル(6)によって、プランジャばね
(9)の付勢力を上回る電磁力が加わり、プランジャ(
8)は第1の投入位置に移動する。
移動したプランジャ(8)は接触子ばね(4)に抗して
クロスバ−(5)を押し上げ、可動接点(2)を固定接
点(1)から開離させて、これを第1の開路位置に移動
させる。過電流の遮断が容易なように可動接点(2)と
固定接点(1)の接点間の距離を大きくするため、第1
の開路位置は第2の開路位置より固定接点(1)からよ
り離れた位置としている。
クロスバ−(5)を押し上げ、可動接点(2)を固定接
点(1)から開離させて、これを第1の開路位置に移動
させる。過電流の遮断が容易なように可動接点(2)と
固定接点(1)の接点間の距離を大きくするため、第1
の開路位置は第2の開路位置より固定接点(1)からよ
り離れた位置としている。
プランジャ(8)が第1の投入位置に移動すると、プラ
ンジャ(8)の側面と当接していたラッチレバ−(1,
9)はラッチばね(20)によりさらに反時計方向に回
転し、腕(+、9b)がプランジャ(8)の底面に移動
してプランジャ(8)とラッチレバー(19)とが係合
する。可動接点(2)が第1の開路位置で過電流を遮断
すると、l−リップコイル(6)の巻線(7)の磁束は
なくなり、プランジャ(8)はプランジャばね(9)と
接触子ばね(4)の(1勢により第1の落下位置に移動
しようとするか、ラッチレバー(19)の腕(19b)
とプランジャ(8)の底面が係合しているので、プラン
ジャ(8)は第1の投入位置、可動接点(2)は第1の
開路位置を維持する。
ンジャ(8)の側面と当接していたラッチレバ−(1,
9)はラッチばね(20)によりさらに反時計方向に回
転し、腕(+、9b)がプランジャ(8)の底面に移動
してプランジャ(8)とラッチレバー(19)とが係合
する。可動接点(2)が第1の開路位置で過電流を遮断
すると、l−リップコイル(6)の巻線(7)の磁束は
なくなり、プランジャ(8)はプランジャばね(9)と
接触子ばね(4)の(1勢により第1の落下位置に移動
しようとするか、ラッチレバー(19)の腕(19b)
とプランジャ(8)の底面が係合しているので、プラン
ジャ(8)は第1の投入位置、可動接点(2)は第1の
開路位置を維持する。
次に第3図に示したプランジャ(8)とラッチレバー(
19)の係合を解除して、第1図に示す初期位置に回復
する手段について説明する。
19)の係合を解除して、第1図に示す初期位置に回復
する手段について説明する。
電磁石(11)のコイル(15)を消磁すると、可鉄ば
ね(16)とリンクばね(18)の付勢により可動枠(
14)は第2の投入位置から第2の落下位置に移動する
。
ね(16)とリンクばね(18)の付勢により可動枠(
14)は第2の投入位置から第2の落下位置に移動する
。
この移動により、リンクレバー(17)はリンクばね(
]8)の付勢により時計方向に回転し、腕(17b)は
クロスバ−(5)に近ずくが、クロスバ−(5)はプ]
2 ランジャ(8)で押し上げられていて当接はしない。
]8)の付勢により時計方向に回転し、腕(17b)は
クロスバ−(5)に近ずくが、クロスバ−(5)はプ]
2 ランジャ(8)で押し上げられていて当接はしない。
さらに可動枠(14)が移動して引外し部(L4b)が
腕(]、9c)と当接し9、ラッチばね(20)に抗し
てラッチレバー(19)を時計方向に回転させると、腕
(]、 9 b )がプランジャ(8)の底部から外れ
て係合が解除される。プランジャ(8)はプランジャば
ね(9)の付勢により第1の投入位置から第1の落下位
置に移動し、さらに、接触子ばね(4)の(1勢により
可動接点(2)とクロスバ−(5)は固定接点(1)の
方向に移動する。しかし、上記のように可動枠(14)
の移動によってリンクレバー(]7)の腕(L7b)が
可動接点(2)を第2の開路位置に保持する位置にある
ので可動接点(2)は固定接点(1)と当接することな
く第1図の状態に復帰する。
腕(]、9c)と当接し9、ラッチばね(20)に抗し
てラッチレバー(19)を時計方向に回転させると、腕
(]、 9 b )がプランジャ(8)の底部から外れ
て係合が解除される。プランジャ(8)はプランジャば
ね(9)の付勢により第1の投入位置から第1の落下位
置に移動し、さらに、接触子ばね(4)の(1勢により
可動接点(2)とクロスバ−(5)は固定接点(1)の
方向に移動する。しかし、上記のように可動枠(14)
の移動によってリンクレバー(]7)の腕(L7b)が
可動接点(2)を第2の開路位置に保持する位置にある
ので可動接点(2)は固定接点(1)と当接することな
く第1図の状態に復帰する。
第4図乃至第7図は、上述の第1の発明の他の実施例を
示す断面図であり、図中で第1図乃至第3図と同一符号
は同一または相当部分であるので説明を省略する。図に
おいて、(21)は所定の過電流が流れたときに動作す
るトリップコイル(6)のプランジャ、(21a)は後
述のラッチレバー(22)の腕(22b)と接触してラ
ッチレバーク22)を時計方向に回転させるための傾斜
部、(22)は過電流によりトリップコイル(6)が動
作した時にプランジャ(21)と係合するラッチレバー
、(22a)はラッチレバー(22)の回転中心の軸、
(22b)は係合時にはプランジャ(21)の底面に当
接し、係合解除時にはプランジャ(21)の側面と接触
するように配置された腕、(22c)は係合時には電磁
石<11)の消磁による可動枠(14)の動作により引
外し部(14b)と当接するとともに、可動枠(14)
か第2の落下位置では弓外し部(14b)から開離する
よう配置された腕である。
示す断面図であり、図中で第1図乃至第3図と同一符号
は同一または相当部分であるので説明を省略する。図に
おいて、(21)は所定の過電流が流れたときに動作す
るトリップコイル(6)のプランジャ、(21a)は後
述のラッチレバー(22)の腕(22b)と接触してラ
ッチレバーク22)を時計方向に回転させるための傾斜
部、(22)は過電流によりトリップコイル(6)が動
作した時にプランジャ(21)と係合するラッチレバー
、(22a)はラッチレバー(22)の回転中心の軸、
(22b)は係合時にはプランジャ(21)の底面に当
接し、係合解除時にはプランジャ(21)の側面と接触
するように配置された腕、(22c)は係合時には電磁
石<11)の消磁による可動枠(14)の動作により引
外し部(14b)と当接するとともに、可動枠(14)
か第2の落下位置では弓外し部(14b)から開離する
よう配置された腕である。
第4図において、電磁石(11)は消磁されて可動枠(
14)は第2の落下位置にあり、引外し部(14b)と
ラッチレバー(22)の腕(22c)は開離している。
14)は第2の落下位置にあり、引外し部(14b)と
ラッチレバー(22)の腕(22c)は開離している。
第5図において、電磁石(11)は励磁されて可動枠(
14)は第2の投入位置にあり、可動接点(2)は固定
接点(1)と当接して閉路位置となる。
14)は第2の投入位置にあり、可動接点(2)は固定
接点(1)と当接して閉路位置となる。
第6図において、第5図の状態から可動接点(2)に過
電流が流れて、トリップコイル(6)のプランジャ(2
1)は第1の落下位置から第1の投入位置に移動すると
ともにラッチ(/バー(22)はラッチばね(20)の
付勢により反時計方向に回転して、プランジャ(21)
の底面とラッチレバー(22)の腕(22b)が係合す
る。プランジャ(21)の移動により、可動接点(2)
は固定接点(1)から開離して第1.の開路位置に移動
して過電流を遮断するが、ラッチレバー (22)によ
ってプランジャ(21)を係合しているので可動接点(
2)は開路を保持する。
電流が流れて、トリップコイル(6)のプランジャ(2
1)は第1の落下位置から第1の投入位置に移動すると
ともにラッチ(/バー(22)はラッチばね(20)の
付勢により反時計方向に回転して、プランジャ(21)
の底面とラッチレバー(22)の腕(22b)が係合す
る。プランジャ(21)の移動により、可動接点(2)
は固定接点(1)から開離して第1.の開路位置に移動
して過電流を遮断するが、ラッチレバー (22)によ
ってプランジャ(21)を係合しているので可動接点(
2)は開路を保持する。
第7図は第6図の状態から電磁石(11)を消磁して可
動枠(14)が第2の落下位置に移動した状態を示して
いる。可動枠(14)の引外し部(14b)はラッチレ
バー(22)の腕(22c)を押し下げ、腕(22b)
をプランジャ(21)の底部から外して係合を解除する
。
動枠(14)が第2の落下位置に移動した状態を示して
いる。可動枠(14)の引外し部(14b)はラッチレ
バー(22)の腕(22c)を押し下げ、腕(22b)
をプランジャ(21)の底部から外して係合を解除する
。
この状態でラッチレバー(22)の腕(22b)はプラ
ンジャ(21)の傾斜部(21,a)の途中に接触して
いる。
ンジャ(21)の傾斜部(21,a)の途中に接触して
いる。
プランジャ(21)の係合解除により可動接点(2)は
固定接点(1)の方向に移動するが、可動枠(14)と
リンクレバー(17)により第2の開路位置に保持され
断路状態を保っている。さらにプランジャ(21)はプ
ランジャばね(9)により第1の落下位置に移動するの
で、プランジャ(21)の傾斜部(2]、a)によりラ
ッチレバー(22)の腕(22b)は時計方向に回転す
る。この結果、ラッチレバー(22)の腕(21c)は
、可動枠(I4)の引列し部(14b)から開離して第
4図の状態に戻り初期位置への回復を完了する。
固定接点(1)の方向に移動するが、可動枠(14)と
リンクレバー(17)により第2の開路位置に保持され
断路状態を保っている。さらにプランジャ(21)はプ
ランジャばね(9)により第1の落下位置に移動するの
で、プランジャ(21)の傾斜部(2]、a)によりラ
ッチレバー(22)の腕(22b)は時計方向に回転す
る。この結果、ラッチレバー(22)の腕(21c)は
、可動枠(I4)の引列し部(14b)から開離して第
4図の状態に戻り初期位置への回復を完了する。
第4図に示した実施例では、さきに第1図で示した実施
例の場合のように、電磁石(11)の動作ごとに生ずる
引外し部(]、4b)と、ラッチレバー(19)の腕(
1,9c)の間およびプランジャ(8)と腕(19b)
の間の衝突による衝撃が回避され、耐久性と安定した係
合が得られるものである。
例の場合のように、電磁石(11)の動作ごとに生ずる
引外し部(]、4b)と、ラッチレバー(19)の腕(
1,9c)の間およびプランジャ(8)と腕(19b)
の間の衝突による衝撃が回避され、耐久性と安定した係
合が得られるものである。
第8図乃至第12図は、第2の発明に係る一実施例によ
る電磁接触器の断面図であって、その各動作における状
態を示すものである。
る電磁接触器の断面図であって、その各動作における状
態を示すものである。
図において、第1図乃至第3図と同一符号のものは同一
または相当部分を示し、(23)は可動鉄心(12)を
支持するとともに外枠(10)と摺動自在な可動枠、(
23a)はリンクレバー(17)の腕(17c)と当接
する脚部、(23b)は可動枠(23)に設けた突起状
の段イ」部、(24)は一端がラッチレバー(]9)の
腕(1,9c)と対向し、他端が外枠(jO)から突出
するとともに、外枠(10)に摺動自在に支持される手
動ボタン、(25)は手動ボタン(24)をラッチレバ
ー(19)の腕(19c)から開離する方向に付勢して
いる手動ばねである。また電磁石(11)の可動枠(2
3)とラッチレバー(19)とはいかなる位置でも開離
して独立に動作できる配置となっている。
または相当部分を示し、(23)は可動鉄心(12)を
支持するとともに外枠(10)と摺動自在な可動枠、(
23a)はリンクレバー(17)の腕(17c)と当接
する脚部、(23b)は可動枠(23)に設けた突起状
の段イ」部、(24)は一端がラッチレバー(]9)の
腕(1,9c)と対向し、他端が外枠(jO)から突出
するとともに、外枠(10)に摺動自在に支持される手
動ボタン、(25)は手動ボタン(24)をラッチレバ
ー(19)の腕(19c)から開離する方向に付勢して
いる手動ばねである。また電磁石(11)の可動枠(2
3)とラッチレバー(19)とはいかなる位置でも開離
して独立に動作できる配置となっている。
次に上記実施例の動作を第8図乃至第12図によって説
明する。
明する。
第8図において電磁石(11)は消磁され可動枠(23
)は第2の落下位置、可動接点(2)は第2の開路位置
、トリップコイル(6)のプランジャ(8)は第1の落
下位置にあり、ラッチレバー(19)とプランジャ(8
)の係合は解除されている。手動ボタン(24)は手動
ばね(25)により上方に付勢されてラッチレバー(1
9)の腕(19e)と離れている。
)は第2の落下位置、可動接点(2)は第2の開路位置
、トリップコイル(6)のプランジャ(8)は第1の落
下位置にあり、ラッチレバー(19)とプランジャ(8
)の係合は解除されている。手動ボタン(24)は手動
ばね(25)により上方に付勢されてラッチレバー(1
9)の腕(19e)と離れている。
次に第9図において、電磁石(11)を励磁すると、可
動枠(23〉は第2の投入位置に移動して可動接点(2
)は閉路位置となる。可動枠(23)の段付き部(23
b)は手動ボタン(24)の係止部(24a)との距離
が縮まり、手動ボタン(24)のラッチレバー(19)
の方向への移動量を小さくするように制限する。
動枠(23〉は第2の投入位置に移動して可動接点(2
)は閉路位置となる。可動枠(23)の段付き部(23
b)は手動ボタン(24)の係止部(24a)との距離
が縮まり、手動ボタン(24)のラッチレバー(19)
の方向への移動量を小さくするように制限する。
第10図において第9図の状態から可動接点(2)に過
電流が流れ、トリップコイル(6)のプランジャ(8)
は第1の投入位置に移動し、ラッチレバー(19)はラ
ッチばね(20)の付勢により反時計方向に回転して、
プランジャ(8)の底面とラッチレバー(19)の腕(
19b)が係合する。プランジャ(8)の移動により、
可動接点(2)は固定接点(1)から開離して第1の開
路位置に移動して過電流を遮断するが、ラッチレバー(
19)によりプランジャ(8)を係合しているので可動
接点(2)は開路を保つ。この状態で手動ボタン(24
)をラッチレバー(19)の腕(+、9c)の方向に操
作しても、可動枠(23)の段付き部(23b)に手動
ボタン(24)の係止部(24a)が当接して移動量を
小さく制限するので、手動ボタン(24)は腕(19c
)に当接することがなく、ラッチレバー(19)とプラ
ンジャ(8)の係合は解除できない。
電流が流れ、トリップコイル(6)のプランジャ(8)
は第1の投入位置に移動し、ラッチレバー(19)はラ
ッチばね(20)の付勢により反時計方向に回転して、
プランジャ(8)の底面とラッチレバー(19)の腕(
19b)が係合する。プランジャ(8)の移動により、
可動接点(2)は固定接点(1)から開離して第1の開
路位置に移動して過電流を遮断するが、ラッチレバー(
19)によりプランジャ(8)を係合しているので可動
接点(2)は開路を保つ。この状態で手動ボタン(24
)をラッチレバー(19)の腕(+、9c)の方向に操
作しても、可動枠(23)の段付き部(23b)に手動
ボタン(24)の係止部(24a)が当接して移動量を
小さく制限するので、手動ボタン(24)は腕(19c
)に当接することがなく、ラッチレバー(19)とプラ
ンジャ(8)の係合は解除できない。
第11図において第10図の状態から電磁石(11)を
消磁すると、可動枠(23)は第2の落下位置に復帰し
て、段イ」き部(23b)は手動ボタン(24)の係止
部(24a)から離れる方向に移動するので、手動ボタ
ン(24)の操作による移動量は大きくなる。可動枠(
14)の移動により、リンクレバー(17)はクロスバ
(5)に近づくが、プランジャ(8)により可動接点(
2)は第1の開離位置に保持され続ける。
消磁すると、可動枠(23)は第2の落下位置に復帰し
て、段イ」き部(23b)は手動ボタン(24)の係止
部(24a)から離れる方向に移動するので、手動ボタ
ン(24)の操作による移動量は大きくなる。可動枠(
14)の移動により、リンクレバー(17)はクロスバ
(5)に近づくが、プランジャ(8)により可動接点(
2)は第1の開離位置に保持され続ける。
第12図において第11図の状態から外部操作により手
動ボタン(24)を手動バネ(25)に抗して外枠(1
0)に押し込むと、手動ボタン(24)の一端がラッチ
レバー(19)の腕(19c)と当接して、ラッチレバ
(19)を時計方向に回転させ、ラッチレバー(19)
の腕(1,9b)はプランジャ(8)の底部から外れて
係合が解除され、プランジャ(8)はプランジャばね(
9)の付勢により第1の落下位置に復帰する。可動接点
(2)は接触子ばね(4)の付勢により、クロスバ−(
5)とともに固定接点(1)に近ずくように移動するが
、前述のようにリンク1ツバ−(17)か下方に位置し
ているので、可動接点(2)は第2の開路位置で停止し
て開路状態を保つので再度可動接点(2)に電流が流れ
ることはない。手動ボタン(24)の操作力を除くと第
1回の状態に戻り初期位置への回復を完了する。
動ボタン(24)を手動バネ(25)に抗して外枠(1
0)に押し込むと、手動ボタン(24)の一端がラッチ
レバー(19)の腕(19c)と当接して、ラッチレバ
(19)を時計方向に回転させ、ラッチレバー(19)
の腕(1,9b)はプランジャ(8)の底部から外れて
係合が解除され、プランジャ(8)はプランジャばね(
9)の付勢により第1の落下位置に復帰する。可動接点
(2)は接触子ばね(4)の付勢により、クロスバ−(
5)とともに固定接点(1)に近ずくように移動するが
、前述のようにリンク1ツバ−(17)か下方に位置し
ているので、可動接点(2)は第2の開路位置で停止し
て開路状態を保つので再度可動接点(2)に電流が流れ
ることはない。手動ボタン(24)の操作力を除くと第
1回の状態に戻り初期位置への回復を完了する。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば過電流で動作し
て可動接点を開路させるトリップコイルのプランジャを
ラッチレバーで係合するとともに、可動接点を開閉させ
る電磁石が可動接点を開路させている落下位置にある場
合のみに、電磁石と連動する可動枠、あるいは手動操作
する手動ボタンによって、前記のラッチレバーの係合を
解除するように構成したので、係合を解除した後にも可
動接点は開路状態を保持しており、再度過電流の遮断を
くり返すことかない安全な電磁接触器を得られる効果が
ある。
て可動接点を開路させるトリップコイルのプランジャを
ラッチレバーで係合するとともに、可動接点を開閉させ
る電磁石が可動接点を開路させている落下位置にある場
合のみに、電磁石と連動する可動枠、あるいは手動操作
する手動ボタンによって、前記のラッチレバーの係合を
解除するように構成したので、係合を解除した後にも可
動接点は開路状態を保持しており、再度過電流の遮断を
くり返すことかない安全な電磁接触器を得られる効果が
ある。
第1図は第1の発明の一実施例を示す断面図、第2図お
よび第3図は第1図の電磁接触器の動作をそれぞれ示す
断面図、第4図は第1の発明の他の実施例を示す断面図
、第5図、第6図および第7図は第4図の電磁接触器の
動作をそれぞれ示す断面図、第8図は第2の発明の一実
施例を示す断面図、第9図、第10図、第11図および
第12図は第8図の電磁接触器の動作をそれぞれ示す断
面図、第13図は従来の電磁スイッチの構造を示す断面
図、第】4図は従来の電磁断続器の構造を示す断面図で
ある。 図において、(+−)は固定接点、(2)は可動接点、
(3)はケース、(4)は接触子ばね、(6)はトリッ
プコイル、(8)はプランジャ、(9〉はプランジャば
ね、(]1)は電磁石、(14)は可動枠、(14b)
は引外し部、(18)は可鉄ばね、(17)はリンクレ
バー(19)はラッチレバー、(23)は可動枠、(2
3b)は段付き部、(24)は手動ボタン、(24a)
は係止部である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
よび第3図は第1図の電磁接触器の動作をそれぞれ示す
断面図、第4図は第1の発明の他の実施例を示す断面図
、第5図、第6図および第7図は第4図の電磁接触器の
動作をそれぞれ示す断面図、第8図は第2の発明の一実
施例を示す断面図、第9図、第10図、第11図および
第12図は第8図の電磁接触器の動作をそれぞれ示す断
面図、第13図は従来の電磁スイッチの構造を示す断面
図、第】4図は従来の電磁断続器の構造を示す断面図で
ある。 図において、(+−)は固定接点、(2)は可動接点、
(3)はケース、(4)は接触子ばね、(6)はトリッ
プコイル、(8)はプランジャ、(9〉はプランジャば
ね、(]1)は電磁石、(14)は可動枠、(14b)
は引外し部、(18)は可鉄ばね、(17)はリンクレ
バー(19)はラッチレバー、(23)は可動枠、(2
3b)は段付き部、(24)は手動ボタン、(24a)
は係止部である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)固定接点と、この固定接点と開閉自在な可動接点
と、前記固定接点と可動接点を支持するケースと、前記
ケースと前記可動接点の間に配置され、前記可動接点を
付勢して前記固定接点に接触させる接触子ばねと、前記
可動接点と固定接点に電気的に直列に接続され所定の過
電流により電磁力で動作するトリップコイルと、前記ト
リップコイルが動作したとき第1の投入位置に移動し前
記可動接点を第1の開離位置に開離させるプランジャと
、前記トリップコイルが不動作のとき前記プランジャを
前記可動接点から離れた第1の落下位置に保持するプラ
ンジャばねと、前記第1の開路位置における前記プラン
ジャが第1の落下位置に戻らぬよう前記プランジャと係
合するラッチレバーと、このラッチレバーを前記プラン
ジャに接触させるべく付勢するラッチばねと、励磁およ
び消磁により第2の投入位置および第2の落下位置に保
持される開閉自在な電磁石と、この電磁石と連動する可
動枠と、前記電磁石を前記第2の落下位置に付勢する可
鉄ばねと、前記電磁石が前記第1の投入位置にあるとき
自身あるいはリンクを介して前記可動接点と当接してこ
れを前記第1の開路位置より開度の小なる第2の開路位
置に開離させ前記電磁石が前記第2の落下位置にあると
き前記可動接点から離れ前記接触子ばねの付勢により前
記可動接点を閉路位置にするリンクレバーと、前記プラ
ンジャが第1の投入位置で前記クラッチレバーと係合し
ているとき前記電磁石の前記第2の投入位置から第2の
落下位置への移動により前記ラッチレバーと当接して前
記プランジャとの係合を外し前記プランジャを前記第1
の落下位置に戻す前記可動枠に設けた引外し部とを備え
たことを特徴とする電磁接触器。 - (2)前記第1の投入位置における前記プランジャと係
合した前記ラッチレバーに当接して手動操作により係合
を引外し、前記プランジャを前記第1の落下位置に移動
させる手動ボタンと、前記引外し部を欠除することによ
り前記ラッチレバーと当接することなく前記第2の投入
位置と前記第2の落下位置の間を動く電磁石と、前記可
動枠に設けた段付き部と、前記電磁石が前記第2の投入
位置にあるとき前記ラッチレバーの引外しができぬよう
前記手動ボタンの移動を制限するため前記段付き部と対
向して前記手動ボタンに設けた係止部とを備えたことを
特徴とする請求項1記載の電磁接触器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15745290A JPH0451420A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15745290A JPH0451420A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 電磁接触器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451420A true JPH0451420A (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=15649970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15745290A Pending JPH0451420A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 電磁接触器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451420A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102592887A (zh) * | 2011-01-11 | 2012-07-18 | 沈阳二一三控制电器制造有限公司 | 多极直流接触器 |
WO2019106836A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | 三菱電機株式会社 | コンタクタ |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP15745290A patent/JPH0451420A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102592887A (zh) * | 2011-01-11 | 2012-07-18 | 沈阳二一三控制电器制造有限公司 | 多极直流接触器 |
WO2019106836A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | 三菱電機株式会社 | コンタクタ |
JPWO2019106836A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2020-02-27 | 三菱電機株式会社 | コンタクタ |
US11348753B2 (en) | 2017-12-01 | 2022-05-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Contactor having fixed and movable iron cores and a movable contact |
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