JPH04506759A - ペディケルねじのための受容部分とペディケルねじ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ペディケルねじのための受容部分とベディケルねしこの発明は、ねし軸部と球状 ないしは球状セグメントを有する頭部とを備えたねじを継ぎ手を用いてロッドに 接続するペディケル（Ｐｅｄｉｋｅｌ　：ｐｅｄｉｃｌｅ）ねじのための受容部 分、ならびにを柱セグメントを安定させるためのベディケルねじとに関するもの である。

ＤＥ−ＡＳ　２６　４９　０４２から、ねじ部分と、その頭部側端部に固定され て設けられる受容部分とを存するペディケルねじが知られている。そのような数 対のねじは各々両側のねじから互いに距離を置き、を柱から推体内へねじ込めら れる。各受容部分は受容スリットを備える。右側ないしは左側のねしグループの これらの受容スリットを介して、各々１本のねじロッドが導かれる。次にこのロ ッドは、固定ねじの助けによって各々の受容部分に固定される。この方法の短所 の１つは、ねじを椎体内にねじ込んで固定する一方で、ねじロッドがねじの応力 を受けることなく受容スリット内を貫通することができるように、互いに重なり 合う受容部分の受容スリットの軸が整列するようねじを２つの平面において正確 に配置するのが難しいということである。また、これを行なうには大変時間がか かり、これはを柱の手術においては大きな欠点となる。さらに、そのように正確 な算定はほとんど不可能である。すなわち、相当なせん断応力がねじロッドにか かり、その結果、術後の使用において、ロッドが破損することもあり得る。

ＥＰ　０　２４２　７０８　Ａから、ねじ軸部と球状ないしは球状セグメントを 有する頭部とを備えた本来のねじと、継ぎ手を介してそれと接続可能な受容部分 とからなるペディケルねじか知られている。この受容部分は１つのリングによっ て結合される２つの頭部半休を有し、これらの半体は互いに向き合う中空球状の セグメントを内側に有し、それらが合わさった状態て取り囲む頭部は、そのよう にして形成された球状の中空の中央において旋回可能である。

このようにして、それ自体極めて良好に機能するペディケルねじが提供される。

しかしながら、手術の際にはさまざまな長さの、あるいは場合によってはさまざ まな直径のねじか必要となる。従来のねじでは、所望されるあらゆる大きさのね じを常備しておくことが必要である。球状のセグメントを有する２つの曲面半休 およびこれを結合するリングは高い精度を必要とするため、そのようにすべての ねじを揃えるには保管経費が大変高くなる。

この発明の課題は、そのようなねじを在庫管理するためのコストを下げる可能性 を見い出すことである。

この課題は、請求の範囲第１項による受容部分によって解決する。

そのような受容部分を有するペディケルねじの特許請求の範囲第２項に記載され ている。

この発明のその他の特許請求の範囲第３項ないし８項に記載されている。

この発明によって、在庫管理の際には、長さおよび太さは異なるか同じ頭部を有 するねじ軸のみを備えればよい。

これによって在庫管理のコストか大幅に削減される。

この発明のさらなる特徴および実用性は、図面に基づ〈実施例の説明から明らか である。

第１図は、受容部分を有するペディケルねじの分解側面図であり、部分的に断面 図が示される。

第２図は、受容部分と、挿入されたねじと、受容部分と接続されたロッドとの拡 大断面図である。

第３図は、第１図に対して対称軸の周りを９０度面回転せた拡大図である。

ペディケルねじＩは、ねじ軸部３と、それと一体的に形成された球状セグメント を有する頭部４とを存する本来のねじ２ならびに受容部分５を有する。

受容部分５はねじ２を受容するためのハウジング６を有する。ハウジングはその 内部に受容空間７を有する。この空間はこの受容空間の軸方向における一方端に ボア８を有し、その直径は頭部４の球状セグメントの半径の２倍より小さい。そ の内部においてボアに繋がるのは中空球状セグメント部分９であり、その半径は 頭部４の球状セグメントの半径にほぼ等しい。中空球状セグメント９は、ボア８ に相対する開口ｌＯに向けて延びる中空円筒状セグメント１１に繋かり、その直 径は、ねじ２を受容部分に挿入した際頭部が第２図に示された位置に達し得るよ うに、すなわち、頭部か中空球状セグメント９にぴったりと嵌合するように、頭 部４の球状セグメントの半径の２倍よりわずかに大きい。

特に第２図に明らかなように、ボア８は円筒状セグメントの軸と同軸であるよう に調整され、内側から外側を見た場合、外側に向けて放射状に拡大する内壁を有 する円錐形状を有する。これによって、この円錐部分の直径によって決まる角度 領域内において、挿入されたねじが中空円筒状セグメントの軸の周りを旋回する ことが可能どなる。

中空球状セグメント９からは距離をおいて、このハウジングは２つの、互いに対 して１８０度偏泣きれ、かつ中空円筒状セグメンｔ−ｉ　ｔの軸に平行に延び、 開口ｌＯに向けて開かれた受容スリット１２および１３を存する。各受容スリッ ト・は、前述の　ＥＰ　０　２４２　７０８　Ａに記載されたベディケルねじに おけるように、外側に各々１つのシンク２４，１５を有する。受容スリットの幅 は、受容されるへきねじロッド１６がこれを介して自由に貫通できるように、定 められる。第１図において最も明らかなように、このハウジングはさらにハウジ ングの対称軸の周りを受容スリット１２および１３に対して９０度偏位されたス リット１７を有し、これらのスリットは開口１０から受容空ｖｉ７のほぼ内側端 縁にまで延びる。

さらに、円筒状の入れ子の形をした圧力エレメント１８か設けられる。この円筒 の外径は円筒状セグメント１１の内径にほぼ等しく、かつ圧力エレメントが中空 円筒内を偏位可能な程度に小さなものに定められる。第１図において最も明らか なように、この圧力エレメントは中空の円筒として形成されるのが望ましい。ハ ウジング６内に挿入された際に中空球状セグメントの側になる端部は、同様に中 空球状セグメント１９を有する。この曲面の半径は、中空球状セグメントの半径 と球状セグメント４との半径にほぼ等しくなるよう定められる。

圧力エレメント１８はさらに、受容スリット１２およびＩ３に対応する２つの受 容スリット２０および２１を有し、それらは中空球状セグメント１９とは距離を おいて圧力エレメントの対称軸と平行に、圧力エレメントの反対側の開口２２ま で延び、ねじロッド１６を受容する。さらに、受容スリットに対して対称軸の周 りをほぼ９０度偏位させた２つの相対するスリット２３が同様に設けられ、それ らは中空球状セグメント１９のすぐ上方に繋がり、その反対側において開かれて いる。

さらに、ナツト２４および２５が設けられ、これらは第２図に示されたようにロ ッド１６をペディケルねじと接続する働らきをする。

ねじ軸部分３とは反対側において頭部４を球状に形成することは基本的には可能 である。その場合、ハウジング６内の受容スリットおよびシンクは、ねじが旋回 する際にその頭部がロッドないしはそれを保持するねじと接触することがないよ うにロッド１６が十分な距離をもって頭部上に位置するよう、選はれる。頭部は 、そのねじ軸部分３とは反対側の端部に、ねじの軸に対して垂直に延びる平らな 表面２６を有するのか望ましい。この平面には窪みが入れられ、ねじを回転させ るため、ドライバ等の工具をこの窪みに１系合すｕ“ることか可能である。

ベディケルねじを使用する簡に、所望の直径と長さを有するねじ２が第２図に示 された位置に、頭部の球状部分か中空球状セグメンＩ・内に載置されるように、 挿入される。

次に、ねじか各々の椎体内にねじ込まれ、頭部に設けられた窪みに適切な工具が 係合される。ねじ止めの後（場合によっては予め）圧力ニＩ／メントが、第２図 から最も明らかなように、その中空球状セグメント１９か頭部４の球面領域上に 載置されるよ・うに、中空円筒状セグメントｌｌ内に挿入される。ハウジング６ と圧力エレメント１８との受容スリットは互いに並列となるよう調整される。次 に、それらと接続されるべきロッド１６が受容スリット内にはめ込まれナツト２ ４および２５によってそれらにしっかりと固定される。受容スリット２０および ２１の底部は、ロッドを保持するナツトをねじ止めする際に中空球状セグメント の方向に向けてさらなるせん断応力か頭部４にかかるように、スリブ１−の自由 端の方へ偏位されている。ハウジング６の円筒状壁面はスリット１７および２３ の存在によって、より強いクランプ力か頭部にかかる程度に、わずかにたわみ得 る。圧力エレメント１８が設けられることによって、ねじを固定するためにこの ようにねじ頭部に圧力をかける際に、頭部は中空球状セグメント・１９との密接 な接続などによって内部に押し込まれるのではなく、完全に中空球状の領域に囲 まれ、圧力エレメントによって中空球状セグメント１９の方向においてさえも圧 力を加えられる。これによって、調整された角度位置における堅固なロックが可 能となる。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．ねじ軸部（３）と球状ないしは球状セグメントを有する頭部（４）とを備え たねじ（２）をロッド（１６）に継ぎ手を用いて接続するペディケルねじのため の受容部分であって、 一方端にねじ軸部（３）を貫通させるためのボア（８）を、これに隣接する内側 に、受容すべきねじ（２）の頭部（４）を載置するための中空球状セグメント（ ９）を、さらにボアと反対側には、ねじ（２）を挿入するための開口（１０）を 有する内側の受容空間（７）と、嵌め込まれた状態で、ねじ頭部が中空球状セグ メント（９）に押しつけられるような力を、その頭部に与える圧力エレメント（ １８）とを備えた、ペディケルねじのための受容部分。
2. ２．脊柱セグメントを固定するためのべディケルねじ（１）であって、 ねじ軸部（３）およびそれと継ぎ手によって接続される頭部側の、ロッド（１６ ）のための受容部分（５）と、ねじ軸部の端部にある球状ないしは球状セグメン トを有する頭部（４）と、 一方端にはねじ軸部（３）を貫通させるためのボア（８）を、これに隣接して内 側には、頭部（４）を載置するための中空球状セグメント（９）を、ボアと反対 側には、頭部（４）と共にねじ軸部（３）を挿入するための開口（１０）を有す る、受容部分（５）内の受容空間（７）と、さらに 嵌め込まれた状態で、ねじ頭部が中空球状セグメント（９）に押しつけられるよ うな圧力を、その頭部に与える圧力エレメント（１８）とを備えた、ペディケル ねじ。
3. ３．受容部分（５）が、ボア（８）とは反対側の部分において開かれた端縁まで 延びる少なくとも１つのスリット（１７）と、これに対して角度が偏位された、 ロッド（１６）を貫通させかつそれをナット（２４，２５）によってロックさせ るための、互いに向き合うスリット（１２，１３）とを備えることを特徴とする 、請求の範囲第１項または第２項に記載のエレメント。
4. ４．圧力エレメント（１８）が、頭部（４）側のその端部に頭部に向けられた中 空球状セグメント（１９）を備えることを特徴とする、請求の範囲第１項または 第３項に記載の、エレメント。
5. ５．中空球状セグメント（９，１９）と球ないしは球状セグメント（４）の半径 がほぼ等しいことを特徴とする、請求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記 載の、エレメント。
6. ６．受容空間（７）が、ボア（８）とは反対側の、中空球状セグメント（９）に 隣接する部分において円筒状に形成されることを特徴とする、請求の範囲第１項 ないし第５項のいずれかに記載の、エレメント。
7. ７．圧力エレメント（１８）が、外径が円筒状セグメント（１１）の内径にほぼ 等しい円筒状部分を有することを特徴とする、請求の範囲第６項に記載の、エレ メント。
8. ８．圧力エレメント（１８）が、受容のためのスリットに対応するスリット（２ ０，２１）を有し、その底部は、ロッドを保持するナットをねじ止めする際に中 空球状セグメントの方向においてさらなるせん断応力が頭部にかかるように、頭 部と係合する端縁とは離れていることを特徴とする、請求の範囲第３項ないし第 ７項のいずれかに記載の、エレメント。