[go: up one dir, main page]

JPH04506605A - トランス活性化作用を有するタンパク質、前記タンパク質を発現させるベクター、セルラインおよびその使用 - Google Patents

トランス活性化作用を有するタンパク質、前記タンパク質を発現させるベクター、セルラインおよびその使用

Info

Publication number
JPH04506605A
JPH04506605A JP2514932A JP51493290A JPH04506605A JP H04506605 A JPH04506605 A JP H04506605A JP 2514932 A JP2514932 A JP 2514932A JP 51493290 A JP51493290 A JP 51493290A JP H04506605 A JPH04506605 A JP H04506605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vector
protein
cells
heterologous gene
gene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2514932A
Other languages
English (en)
Inventor
ハセルテイン,ウイリアム・エイ
ターウイリガー,アーネスト
コウエン,エリツク
Original Assignee
デイナ・フアーバー・キヤンサー・インステイテユート
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デイナ・フアーバー・キヤンサー・インステイテユート filed Critical デイナ・フアーバー・キヤンサー・インステイテユート
Publication of JPH04506605A publication Critical patent/JPH04506605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2740/00Reverse transcribing RNA viruses
    • C12N2740/00011Details
    • C12N2740/10011Retroviridae
    • C12N2740/16011Human Immunodeficiency Virus, HIV
    • C12N2740/16311Human Immunodeficiency Virus, HIV concerning HIV regulatory proteins
    • C12N2740/16322New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トランス活性化作用を有するタンパク質、前記タンパク質を発現させるベクター 、セルラインおよびその使用本発明は新規な精製ポリペプチド、このポリペプチ ドを発現させるベクター、このポリペプチドに対する遺伝子、このポリペプチド の産生方法、およびこのポリペプチドの使用に関する。
特に、この遺伝子および遺伝子産物は、所望の遺伝子産物の発現を増加させるた めに使用され得る。
ヒト免疫不全’)イ)Iス(HIV−1;HTLV−I I I、LAVまたは HTLV−I I I/LAVとも称されル)ハ、後天性免疫不全症候群(AI DS)および関連疾患の病因であるは、無症候状態が長く続いた後、免疫系およ び中枢神経系が段階的に変性することである。ウィルスの研究から、複製が高度 に調節されること、並びにT−リンパ球のCD4陽性ヘルパーサブセツトの潜伏 感染と溶菌感染が顧織培養物で生ずることが認められる[zagu+7ら、5c iencc 231 +850−853(1986)コ。病気の間感染ウィルス の力価は低いままであるので、感染患者におけるウィルスの発現は調節されてい るようにみえる。HIV−■の複製およびゲノム組織化の分子研究から、HIV −1は複数の遺伝子をコードすることが判明した[Ratnerら、Natur eに共通である。しかしながら、ゲノムは多くのレトロウィルスらの文献の記載 内容は参照により本願明細書に含まれるものとするコ。他の遺伝子vprも同定 されたが、その作用は知られていない[Wong−3jul、 F、ら、AID S Res、and H’1llll!II Retro−yiruses 3  : 33−39(1987) 、この文献の記載内容は参照により本願明細書 に含まれるものとする]。
他のレトロウィルス、すなわちHIv−IIおよびSia+ian免疫不全ウィ ルス(SIV)(以前は5TLV−111と称され機能性遺伝子、その発現産物 およびその特性を調べることは、ウィルスの生活サイクルを理解する上で重要で ある。
更に、所望の産物の発現を増加させるべく広範囲の発現系で使用され得る遺伝子 および/または遺伝子産物が望まれている。
発明の要旨 今回、我々は広範囲の発現系で所望の産物の発現を増加させるべく使用され得る 新規なタンパク質を発見した。このタンパン質は、トランス活性化作用を与える ために十分な数の下記アミノ酸 uccqHssucvrqqiutauaasu活性化作用を有するタンパク質 をコードするために十分な数の、HIM株BRU、MALおよびELIのR読み 取り枠に対応するヌクレオチドに対応することが好ましい。
トランス活性化作用を有するタンパク質をコードするために十分な数の、HIV 株BRUSMAI、およびELI(7)R読み取り枠に対応するヌクレオチドに 対応するヌクレオチドセグメントを含む発現ベクターを構築することが可能であ る。このベクターは十分な数の全(entire) HI Vゲノムに対応する ヌクレオチドを含まない。好ましくは、ベクターは本質的にrapミルタンパク 発現させるに必要なヌクレオチドセグメントと配列から構成される。
vp工ベクターは安定なりprセルを作成するためにセルラインをトランスフェ クトするために使用され得る。
上記したヱλi−ベクターは所望の異種遺伝子産物の産生を増加させるために使 用され得る。これは、所望の異種遺伝子産物を含む予選択の(pre−sele cted)セルラインをヱλゴーベクターを用いてトランスフェクトするか、ま たは予選択のセルラインをヱλニーベクターと所望の異種遺伝子産物を含む発現 ベクターを用いてトランスフェクトするか、または所望の異種遺伝子産物をも含 む1旦」、ベクターを使用し予選択のセルラインを該ベクターを用いてトランス フェクトすることにより達成され得る。
或いは、工且エセルラインをトランスフェクトして異種遺伝子発現を増加させる ために所望の異種遺伝子を含む発現ベクターを使用することもできる。
ある。
第2図は、HIV株 HXBc2.BH5,BHIO,BRU及びELIから誘 導される転写発現体の構築を示す図である。
第3図は、活性ヱλゴー蛋白質を発現することができるヌクレオチド断片の構築 を示す図である。
第4図は、公表されたHIV配列から推定されるvpr−蛋白質のサイズを示す 図である。
第5図は、数種のHIV株のvp工蛋白質の推定アミノ酸配列を示す。
第6図は、数種のHIV株由来の358−メチオニン標識蛋白質の免疫沈降を示 すオートラジオグラムである。
子のウィルスによってトランスフェクトされた細胞とにおける細胞増殖率及びシ ンシチウム形成の比較である。
第9図は、異種遺伝子の発現に及ぼす活性11工蛋白質の作用を示すグラフであ る。
第10図は、異種遺伝子の発現に及ぼす活性vp工蛋白質の作用を示すグラフで ある。
第11図は、ウィルス上清中の358−システィン標識蛋白質の免疫沈降物を時 間に対して示したオートラジオグラムである。
第12図は、細胞溶解物中の358−システィン標識蛋白質の免疫沈降物を時間 に対して示したオートラジオグラムである。
第13図は、ヱλ1− 又はvpr−遺伝子でトランスフェクトされた培養物中 の逆転写酵素を示す。
発明の詳細な説明 本発明者らは、活性型のvp工蛋白質及びその活性型蛋白質を発現する遺伝子を 発見した。
この蛋白質は、トランス活性化作用(trxnstcj川ttng e用ct) をもつウィルス蛋白質をコードするのに十分な数の、HIV又はSIV株(総称 的にHIVと呼ぶ)のRオープンリーディングフレームのヌクレオチドに相当す る遺伝子によって発現される。好ましくは、該ヌクレオチドは、HIV−1株B RU。
MAL又はELIのRオーブンリーディングフレームに相当する。
二豆工遺伝子は、vif遺伝子の一部及び1見工遺伝子の第1エキソンと重なり 合っている。第1図を参照せよ。この遺伝子は、公知のスプライス受容体部位、 及び、制限エンドヌクレアーゼを使用するような標準技術を利用することによっ て、HIVゲノムから容易に切り出すことができる。あるいは、この配列に基づ いて合成ヌクレオチド配列を調製することが可能である。
トランス活性化の性質をもつ蛋白質は、一般に、15kD蛋白質である。この蛋 白質は、活性ウィルス蛋白質R又はrap蛋白質と呼ばれている。好ましくは、 rap蛋白質は、Σ5>ス活性化機能をもつのに十分な数の、MEQAPEDQ GPQREP)INEWTLRLLEELKNEAYRHF PRIWLIIG LGQII IY ETYGDTWAGA EA I IRI LQQLL F  IHFRIfcQH 3RIGVTQQRRARNGASR3に対応するアミノ酸を有する。該蛋白質 のトランス活性化特性に影響を及ぼさないアミノ酸の置換体、欠失体及び/又は 付加体は−rap−蛋白質と呼ばれる。例えば、第5図に示されるBRU及びE LIの蛋白質はともに、トランス活性化の性質を有する。但し、これら2つの株 の間にはアミノ酸置換がいくつか存在していた。同様に、出発Metの欠失は、 L1λ蛋白質のトランス活性化機能に影響を及ぼさないだろう。
この性質は経験的に容易に決定することができる。例えば、機能性rap蛋白質 を発現すると考えられているヌクレオチ配列でトランスフェクトされた細胞中で の特定の異種遺伝子、好ましくはマーカーの遺伝子の発現と、欠陥のあるvpr 配列、例えば該Rオープンリーディングフレーム内の120ヌクレオチド付近に 停止コドンを有する配列、をもつ相同遺伝子のベクターによってトランスフェク トされた細胞中での前記異種遺伝子の発現との比較によって決定できる。
該細胞中での異種遺伝子の発現を欠陥叉」コー配列と比較すると、機能性−ra p−蛋白質によって結果的に少なくとも異種遺伝子発現のダブリングが生じる。
フレームによって特定される蛋白質の存在は、この領域にまたがる保存されたオ ープンリーディングフレーム(Rと称する)の存在によって、及び、このオープ ンリーディングフレームによって特定されるものとして予言された蛋白質を認識 する、焼入かのHI V−1感染患者体内での抗体の存在によって推定された。
そのような抗体は、HIV−1感染患者全ての血清中に見出されたわけではなか った。その後、vp工遺伝子配列がほとんどノHI V−I及びHIV−11分 離株中に、並びに、SIvAGM分離株ではそうではないがSIvMAc分離株 中に無傷で存在することが報告された。報告されたヌクレオチド配列に基づいて 、long−11gilらは、BHIO,BH5,HXB−2及びH9株は77 番目のアミノ酸の後に終止コドンを含むこと、pマ 一方、BRU、ARV、HAT−3,ELI及びMAL株はフレームシフトの精 巣としてさらに18又は19アミノ酸を発現することができることを示した。H XB−2及びBHIO由来のR遺伝子はウィルス蛋白質を産生ずるのに十分なも のであるべきであることも報告された。この報告に基づいて、この遺伝子により 発現される蛋白質の機能を決定しようと試みられたが、胞毒性を示した。
しかしながら、本発明者らは、多くのHIV株に関して報告された配列がそのヌ クレオチド配列に明らかに誤りを含むことを見出した。
従って、これらのHIV株は活性型のrap蛋白質を産生ずると考えられてきた が、それらは実際Rオープンリーディングフレーム中に早期(premmjuc  )終止コドンを含むことから、それらのHIV株は該蛋白質を産生じない。そ れ故、多くのHIV株は、この領域中に機能性蛋白質をコードする能力をもつよ うに思われるけれども、それらは早期に該蛋白質を終止させる突然変異を受ける ために、それらのHIV株はそのような能力をもたない。
意外にも、本発明者らは、ウィルスの増殖には不要であるが、vpr蛋白質はト ランス内で(in一旦xns )蛋白質の発現を増強するための能力を有するこ とを見出した。従って、本発明者らは、機能性ウィルス蛋白質を、その最初の名 称(工」1−及びRオープンリーディングフレーム)に言及して、及び、この遺 伝子によって付与される表現型、即ち迅速な増殖、を示すためる。
該オープンリーディングフレームに相当するヌクレオチドに対応するヌクレオチ ド断片を含むだろう。このヌクレオチドは、HIV−1,HIV−I+又は5I V(総称的1.:HIVと呼ぶ)由来のR領域に相当する。HIV−1のBRU 、MAL又はEL1株のRオープンリーディングフレームに相当するヌクレオチ ドが好ましい。このベクターは、HIV又はSIVゲノム全体に相当するヌクレ オドを含まない。好ましくは、該ベクタ様において、HIv及びSIVゲノム由 来のヌクレオチドに相当する前記ヌクレオチドは、本質的に活性11工遺伝子に 相当するヌクレオチドから成る。このヌクレオチドはRNAであっても、また、 DNAであってもよいが、好ましくはDNAである。
ヱλ1−ベクターは、この分野で周知の標準技術によって調製することができる 。例えば、vprベクターは、活性vp工遺伝子と、この遺伝子の下流(3′) のポリアデニル化配列と、vp工遺伝子の発現を可能にするプロモーターとを含 むように構築することができる。例えば、公知の発現ベクターを用いて、適切な スプライス受容体及び供与体部位並びに適切な制限エンヌクレオチド断片を挿入 することができる。ベクターはまた、複製起点を含むのが好ましい。該ベクター 中に含まれるプロモーターは、公知のプロモーターのいずれであってもよく、そ の選択は、使用を望む宿主細胞に支配される。そのようなプロモーターには、A KV、5L3−3及びFr1endウイルスノようなレトロウィルスプロモータ ーが包含される。レトロウィルスプロモーターの使用が好ましい。ベクターはま た、エンハンサ−を含むこともできる。そのようなエンハンサ−は、この分野で 公知であり、例えばウィルスエンハンサ−が挙げられる。ベクターは、組織特異 的なエンハンサ−を含むのが好ましい。より好ましくは、エンハンサ−はプロモ ーターと同じ種類のものである。
ている。従って、この蛋白質を用いて、例えばクロラムフェニコールアセチルト ランスフェラーゼ(CAT)遺伝子産物のような所望の異種遺伝子産物の発現を 刺激することが可能である。
た、それと同時トランスフェクトされるベクター上にある異種遺伝子、及び、す でに細胞内に存在する異種遺伝子の発現を刺激するだろう。あるいは、安定な− rap−細胞系を作って、それらの細胞系を、所望の異種遺伝子を含むベクター でトランスフェクトすることも可能である。このトランスフェクトされた細胞を 培養した後、所望の蛋白質を集める。所望の蛋白質を得るために用いられる特定 の方法は、発現されるべき特定の所望の蛋白質が何であるかに依存するだろう。
このように、機能性rap蛋白質は、広範囲の発現系で異種遺伝子の発現を大い に刺激した。このような系には、レトロウィルスプロモーター、ウィルスプロモ ーター又は細胞プロモーターの制御下での異種遺伝子の発現をもつものが含まれ る。例スフエクションされている対照細胞と比較して、数種の異な本細胞系内で の発現を3〜8倍の範囲で増強した。そのヌクレオチド配列が、機能性rap蛋 白質を発現するのに十分な数の、ELI株由来のヌクレオチドに相当し、R3V  LTRに対しIn+ktj細胞中に同時トランスフェクトされた活性11工遺 伝子を含むベクターは(第7図参照)、対照ベクターと比較したとき、下記第1 表に示す結果を与えた。
エンハンサーープロモーター −V p r + V p r EL 1(レト ロウィルス) HIV−113−4 HI V−213 SL3 1 10 R8V 1 8 HTLV−113 (DNAウィルス) CMV 1 3 SV40 1 3 (細胞調節領域) cfos 1 2 IL2−R−Hyb、 1 5 第1表によって実証されるように、rap蛋白質は、例えば細胞型特異性の全く ないウィルス(レトロウィルス及びDNAウィルスの両方)及び細胞プロモータ ーのような多様なエンハンサーープロモーターの制御下での異種遺伝子発現作用 を刺激ができる。90%以上の純度、より好ましくは95%以上の純度を得るこ とができる。
の取り込み能力やその発現能力が異なっているかもしれない。
しかしながら、適切なプロモーターを用いることによって、広範囲の細胞を好適 に使用することが可能である。例えば、Raji細胞、HUT78細胞、Jur kat細胞、HeLa細胞及びNIH3T3細胞が好ましい。ヒトT細胞及びB 細胞が一般に有用である。典型的には、哺乳動物細胞が好適であろうが、本発明 の細胞系はこれに限定されない。
ベクターはまた、形質転換細胞の検出を助けるためのマーカー遺伝子を含む。こ れには、真核細胞において抗生物質G418に対して主要な選択可能な耐性を付 与する細菌性ネオマイシン(n e o)耐性遺伝子のような抗生物質耐性遺伝 子が含まれる[5outbernと Berg、J、Mo1. ^ppl、Ge neL 1 : 327〜341 (1982)]。該ベクターを用いて、例え ばpsi/2(エコトロピック)及びpsiAM(アンホトロピック)細胞系中 に導入することにより、リン酸カルシウム共沈殿法によって細胞系を形質転換す ることができる[Wiglerら、 Ce1l 16 : 777〜785(1 979)]。これらの細胞系は、構成的に、ウィルス転写体をパッケージするこ とができないマウス白血病ウィルス蛋白質を生84); Mannら、 Ce1 l 33 : 153〜15’9 (1983)] 。v p r配列及びネオ マイシン耐性配列を含むベクターからの転写体をマウス白血病ウィルス粒子内に パッケージングするような改変をベクターに施すことが可能である。トランスフ ェクションして2日後、マーカーを探すことによって、即ち抗生物質G418を 用いることによって細胞を選択することができる。G418耐性G418耐性の psi2及びpsiAMクローンを単離し、多量のマウスウィルス粒子を産生ず るクローンを選択して、テスト細胞を感染するために使用する。次に、これらの 細胞を標準培地中で培養し、必要なものを採集する。
り所望の蛋白質の発現を増強することが可能となろう。
とを区別することが可能である。他の抗体もまた作ることがでち、これを用いて 抗体を作ることができる。得られる抗体は、計画される特定の用途に応じてポリ クローナルであっても、モノクローナルであってもよい。そのような抗体は、当 業者に周知の確立された技術によって調製することができる。例えば、キーホー ル・リンペ・ソト俸ヘモシアニン(K L H)にオリゴペプチドを結合したり 、また、ウサギのような動物にそのオリゴペプチドに対する抗体を作らせること も可能である。典型的には、約2週間の期間、ペプチド−KLH接合体を数回注 入して抗体を作る。次に、標準技術によって血清から抗体を集める。
あるいは、ハイブリドーマ細胞を形成するための標準融合技術を用いることによ って、該蛋白質に対する抗体を生成する細胞中でモノクローナル抗体を作ること も可能である。一般に、これは、ミエローマ細胞のような不死化細胞系と、抗体 産生細胞とを融合してハイブリッド細胞を調製することを含む。
vpr蛋白質のアッセイは、標準技術を用いて行うことができる。例えば、予め 決められたサンプル、即ち生物学的検体をテスト用に採用したり、また、vpr 蛋白質のN末端部分に抗体を付加することができる。モノクローナル抗体を用い ることが好ましい。次に、反応があるかどうか、即ち、抗体と抗原の間で複合体 が形成されるかどうかを決定するために、該サンプルをスクリーニングする。あ るいは、公知のイムノアッセイ法を用いて、例えば、競合イムノアッセイ又はイ ムノメトリック(サンドイッチ)アッセイを用いて、該ウィルス蛋白質の抗原決 定基に対するモノクローナル抗体又はポリクローナル抗体のいずれかを用いてア ッセイすることができる。
以下の実施例により本発明をさらに説明する。これらの実施例は、本発明の理解 を助けるために提供されるものであり、これに限定されないと解釈されるべきで ある。
実施例 活性タンパクをコードする弘遺伝子の能力は、Meljon、D。
A、ら、Nucl、 Ac1d Res、12: 7035−7056 (19 84)の方法を用いて、生体外網状赤血球トランスレーション溶解物(IHtj e) [Pelham、 H,P、B、el at、、[!or、J、 Bia chem、67: 247−256 (1986)]を生体外で調製したRNA でプログラミングすることにより試験した。この実験のためのテンプレートはS P6バクテリオフアージRN^ポリメラーゼプロモーターに対して3°に位置す るHXBc2プロウィルス[A+1a91Science 229: 69−7 3 (1985)コのフラグメントに由来した。図2に示すように、このRNA 転写物に存在するウィルス、・−ケンス(配列)は、料りのC−末端f4993 位の5tu1部位)からenv−のN−末端(5934位のKpn1部位)まで 延びている。プラスミドを直鎖化するために用いた内部制限部位を矢印で示す。
1?NA−由来のフラグメントを用いて生体外溶解物中で製造された夕、・バク は、35S−メチオニンでラベルし、5O9−PAGEを用いて大きさで分離し た。
プラスミドは、)IIV インサートに対して3′のポリリXBc2 ンカーにおけるECoRl部位で消化することにより直鎖化し、[Pe1lef tu、1.及びSonenberg、 N、、 Ce1l 40: 515−5 26 (1985)1の記載と同様に、5P6RN^ポリメラーゼによる生体外 での転写用のテンプレートとして使用した。ただし、GTP及びCap類縁w7 GpppGの濃度は、それぞれ0.2及び1.11mMに上げた。
メツセンジャーRNAは [5−”HIGTPでラベルし、記載のように精製し た。等モル量のRNA (等量の放射能)の生体外でのトランスレーションは、 網状赤血球の溶解物中で行った[Pelham。
H,P、 B、 、 ら、Eu「、 J、 Biochem、67: 247− 256 (1986)] 、インキュベーションは、35S−システィンの存在 下に、30℃で30分間行った。ラベルした生成物は直接、15XSDS−PA GEにより分析するか、又は予め、遊離の免疫ウサギ血清で免疫沈殿した[Le eυリー抗血清は、vp+−アミノ酸配列のN−末端部分の最初の19個のアミ ノ酸に対応するオリゴペプチドを用いることによって作られた。このアミノ酸配 列は、HlvのBRUサブストレインが作られると予見される■Lタンパクに対 応した。得られたペプチドはキーホールリンベットヘモシアニン(KLH) と 複合され、3匹のウサギの中で抗体を作るのに使用した。標準的な方法を用いて 、抗原の多重注入がなされた。その後、ウサギは、オリゴペプチドを認識する抗 体が産生されたことを示した。
生体外で作られたRNAはユ、皿とrewの最初のエクソン、ることはできない 。
本発明者らは、他の旧■ウィルス株からの同じセクションに対応するテンプレー トを用いて、上記の手順を追試した。使用したウィルス株はBl(5,BIII O,ELI及びBRUであった。これらの株中で生体外で作られたRNAは、こ れらの株のいくつかがvpuドする能力を有することを除いて、HXBc2での それと同じ能力を持っていた。
これらの株の予見されたvp+タンパクを図4に示す。これらの株のこれらのタ ンパクの予見されたアミノ酸配列を図5に示す。ダッシュは同一のアミノ酸配列 を指している。
HIVのELI、 MAL及びBRU株の領域に対応するRNAのトランスレー ションは、抗vpo、 抗血清によって認識された15kDのタンハクヲ作ル。
図6は、ソレソれHXEc2. BH3,BtllO及びEl、1株での免疫沈 殿された生成物のオートラジオグラムを示す。HXBc2゜Bl5. BHIO 及びELI(7)L/−:/Iは全体を示す。HXBc2. Btlltl 及 びELIのレーン2はプレ免疫血清を示す。Bl5のレーン2は血清及び抗血清 を作るために用いた合成ペプチドを示す。HXBc2、BHIO及びELIのレ ーン4は!ペプチド抗血清及びペプチドを示す。ELIのレーン3は15に′D のペプチドが作られたことを示す。BHIO及びB)15由来の類似のRNAの トランスレーションは8kD及び5kDのポリペプチドを与えた(それぞれ、レ ーン3及び2)。tlXBc2由来のRNAのトランスレーションは検知しつる 量のタンパクを与えなかった(図6のレーン3)。このデータは報告された配列 に基づいて予見されるデータと一致しない。
図4及び5を参照されたい。これは、BHIO株がと1−転写解読枠に未成熟な 停止コドンを含むためであろうと思われる。Bl(10゜ELI、BRll及び MALのマpr遺伝子のヌクレオチド配列の比較は、Bl(10配列に1つのT が挿入されたことを示している。これは、停止コドンが存在する他の枠への枠シ フトを引き起こすであろう。したがって、)IIV−1の多くの株が15kDタ ンパクをコードする能力を有すると思われるが、多くのプロウィルスクローンは 実際にはこの能力を持たないと考えられる。
HIV−1の11IB株のHXflc2プロウィルスの■しタンパクは、タンパ クの発現を阻害する2つの広く分離された塩基の変化を有するため、15kDタ ンパクの発現のためには欠陥があると考えられる。同様に、BH5Vll+遺伝 子もまた、文献記載の配列データとは異なってタンパクの未成熟状態での停止に 導く 2ケ所の突然変異を含んでいると考えられる。BiI3の生体外トランス レーション生成物は5kDマーカーよりも早いと思われ、そこで文献記載のもの よりも上流におそらくは停止コドンが存在することを示している。すなわち、驚 くべきことに、本発明者らは、WOng−Haalの報告とは反対に、BRU、  ELI及びMAL株は枠シフトを有しておらず、また、BHIO,Bl5.  HXBc2株と同じく同一のタンパクを発現せず、むしろ、機能性タンパクを発 現するということを見い出した。
二領域を除いて相同遺伝子のプロウィルス対は、バックボーンとしてIIXBc 2プロウィルス及びIIRUプロウィルスからのypr−遺伝子を含むフラグメ ントを用いて構築された。図3を参照されたい。)IXBe2組換え体(IIX BRU)中の■L領領域、」虹(EcoRl、 4234)のC末端からIIR Uの−env (Kpnl、 5934)のN末端まで延びている。図3を参照 されたい。アミノ酸40に停止コドンを導入する、NC0I枠シフト突然変異が 誘導されて、−υ弘−相同遺伝子組換え体、HXBRU ypr−が生じた。
すべてのプラスミドは標準的な手法により、製造業者の教示にしたがって制限酵 素及び修飾酵素を用いて作製した。HIV転写体は標準的な手法によりこれらの ベクターに挿入した。ジャーカット細胞はDEAE−デキストリン法により10 μgの試験するプラスミドを用いてトランスフェクトした。
次いで、培養物を、全細胞数及び巨大多核細胞、シンシチウムの出現についてモ ニターした。細胞数についてウィルス複製について観察された。図8を参照され たい。図8のグラフにおいて、四角印を付したラインは正常細胞のものであり、 この細胞はどのプロウィルスでもトランスフェクトされていない。三角印を付し たラインはvp+プロウィルスでトランスフェクトした細胞の時間の経過に対す る細胞増殖を示している。一方、丸印を付したラインはニーウィルス(HXBR II ypr−)でトランスフェクトした細胞の細胞増殖を示している。
すべての細胞培養物において、細胞数は通常トランスフェクション後、5日間の 間増加した。次の3日間(8日目)に、の場合に比べて著しく低かった。111 日目でに、全細胞数は数は、6日目から9日目にかけて増加し続けた。
大きな多核巨大細胞の出現の速度論的挙動における差異も、」C及びユ1ウィル スで感染した培養物において認められた。トランスフェクション後2日以内に、 ニーウィルスで感染した培養物中で、シンシチウムが最初顕著であり、3〜5日 目までに最高に達し、9〜11日目までにはほんの少しのシンシチウムが残存す る状態となった。これに対して、ニープロウィルスで感染した培養物中ではシン シチウムの数は5〜9日目の間で最大となった。122日目でに、マpr+ウィ ルスで感染した培養物中ではシンシチウムは全く残っていなかった。し遺伝子と その遺伝子産物は細胞毒性活性には必要ではないが、細胞毒性効果のタイミング に影響を与えることが判った。
ウィルス粒子の製造に対する活性■Lタンパクの効果を、主たるウィルスキャプ シドタンパクである1124及び細胞外RTのレベルによって測定したと同様に 、上溝中に放出されたウィルス量によって測定した。細胞をペレット化し、上清 中に存在するRT及びp24に付随するライロン(vi+on)の量を標準的な アッセイ法を用いて測定した。図13は、−5μ 遺伝子で感染した培養物中で 、逆転写酵素はトランスフェクション後3日までに検出され、3〜4日後にピー クに達するが、ウィルスの製造は12ないし13日までには極端に低下したこと を示す。反対に、−リ」−プロウィルスでトランスフェクトした細胞中では、逆 転写酵素は5日目に培養物中で検出された。12ないし13日においてもかなり の量の製造されたウィルスが存在した。p24アッセイから得られたデータはこ れらの結果と極めてパラレルな関係にあった。ニープロウィルスの製造において 、再び、ラグが認められた。図13において、三角印を付したラインは35Sシ ステインでラベルしたタンパクをAIDS患者の血清で免疫沈殿することにより 、ウィルス特異的タンパクの発現プロフィールをトランスフェクション後の様々 な日に測定した。図11及び図12を参照されたい。3日目には、gp160.  gp12Q、ps5゜p24及びp17を、ypr プロウィルス(HXBR U)で感染した細胞から免疫沈殿することができる。vpr−プロウィルスで感 染した細胞中には、3日目にウィルスタンパクは全く検出されなかった。
細胞溶解物及びウィルス上清の両方において、早い時点で、」!プロウィルスで 感染した培養物中に比べて、より多くの作られた。したがって、これらの実験か ら、活性なりpr遺伝子(」且)は、ウィルスに急速増殖のフェノタイプを与え るタンパクを製造することが分かった。
活性なrap (vpr )発現ベクターを標準的な手法を用いて作製した。こ のベクターは、機能性rapミルタンパク現するのに十分な数の旧VのELIプ ロストレインの■二ヌクレオチドに対応するヌクレオチドを含むIINAフラグ メントを有していた。
このフラグメントは、図7に示したプラスミド中のRSV LTRに対して3°  にクローニングした。このプラスミドはまた、5140ポリアデニル化シグナ ルを含んでいた。vpr−配列は示した部位で、発現ベクターに挿入した。HI V LTRをR3Vプロモーターで置換した点を除いて実質的に同一の発現ベク ターが、ROIeIlら、PNAS 85: 2071−2075 (1988 1に記載されている。対照プラスミドもまた、停止コドンが5171部位(35 アミノ酸)の■L読み取り枠に挿入されていることを除いて同じプラスミドを用 いて作製した。このプラスミドは、他の旧Vタンパクを発現するのに十分な数の 旧V遺伝子の他のタンパクに対応するヌクレオチドを含まない。
Gormanら、Mol、 Ce11.Biol、 2: 1044 (198 2)に記載のようにCAT遺伝子を含むPSV2CAT−に基づくプラスミドを 作製した。図7の下の部分を参照されたい。このプラスミドはSV40ポリアデ ニル化シグナル及びエンハンサ−を含んでいた。使用したエンハンサーープロモ ーターは表1に示したように置き換えた。−例では、それは、Gor+onらに 記載のSV40エンハンサ−ブロモターを含んでいた。以下のエンハンサーープ ロモーターを標準的な手法を用いて、この部位でプラスミドに挿入した:H!V −1. HIV−2,SL3. RSV、 HTLV−1,CMV、 coos 、IL−2−R−H7b 0マpr+遺伝子の活性転換能を以下のようにして測 定した。ジャーカット(Jo+kat)細胞をDEAE−デキストラン法により 、10μgのCATプラスミドと、10μgの」■ 遺伝子を含むプラスミド( R発現プラスミド)かもしくはIOμgの一リュー遺伝子を含むプラスミド(対 照プラスミド)のいずれかとを用いてコトランスフェクトした。トランスフェク ションの48時間後、Gortaxn本明細書に含ませる)に記載のように、細 胞溶解物をCAT酵素活性についてアッセイした。表1のデータで示したように 、wpr−ベクターはCATの発現を増進する。HIM LTIIに導かれたC AT遺伝子の発現は、対照の発現体(エクスプレッサー)に比べて、活性■L遺 伝子の存在下で3〜4倍増大した。図9を参照されたい。三角印を付したライン はR発現プラスミドでトランスフェクトしたジャーカット細胞を示し、一方、丸 印を付したラインは対照プラスミドでトランスフェクトしたジャーカット細胞を 示している。CAT発現や同じような増大は、上記の方法をfat細胞を安定に 産生ずるジャーカット細胞中で行った場合に見い出された。■二とjat活性化 は累積的であった。5L3LTRに導かれたCAT遺伝子の発現は、対照に比べ て、活性vpr−遺伝子の存在下で8〜10倍増大した。図IQを参照されたい 。
図10において、三角印を付したラインはR発現プラスミドでトランスフェクト したジャーカット細胞中でのCAT変換率(%)を示し、一方、丸印を付したラ インは対照プラスミドでトランスフェクトしたジャーカット細胞を示している。
上記の開示に基づいて、本発明の概念から離れることなく、多くの変更及び上の 特定例からの変形例などを当業者が容易になし得ることは明らかであり、本発明 は、クレームの範囲によってのみ制限を受けるものである。
く CAT 災昧ギZ さ 8 8 8 8 CAT丈襖キ2 9411人 上 清 313呂 6日8 9日8 12日g 工日月乙/8−iilVpIJ 32色 乙8目 96呂 126@ p24−− 9119m ’−曽、、5恋幹写1M禾 13佼 χ13 aJ 国際調査報告

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)トランス活性化作用を有するタンパク質を発現させるために十分な数 のHIVゲノムの活性vpr遺伝子に対応するヌクレオチドを含むヌクレオチド セグメント、および(b)ヌクレオチドセグメントの上流のプロモーターを含む ベクターであって、前記ベクターが全HIVゲノムを含まない前記ベクター。
  2. 2.ヌクレオチドセグメントが、十分な数のHIV株ELI、MALおよびBR Uのvpr遺伝子に対応するヌクレオチドを含む請求項1のベクター。
  3. 3.ヌクレオチドセグメントがDNAである請求項1のベクター。
  4. 4.ヌクレオチドセグメントがRNAである請求項1のベクター。
  5. 5.ヌクレオチドセグメントが本質的にvpr遺伝子に対応するヌクレオチドか ら構成される請求項1のベクター。
  6. 6.トランス活性化作用を有するタンパク質を発現させる活性vpr遺伝子を含 むが、全HIVゲノムを含まないDNAセグメント。
  7. 7.DNAセグメントが本質的に活性vpr遺伝子から構成される請求項6のD NAセグメント。
  8. 8.プロモーターがウィルスプロモーターであり、ベクターがエンハンサー及び ポリアデニル化配列をも含む請求項2のベクター。
  9. 9.請求項6の活性vpr遺伝子より産生されるトランス活性化作用を有する実 質的に純粋な組換えタンパク質。
  10. 10.請求項1のヌクレオチドセグメントにより産生されるタンパク質。
  11. 11.タンパク質が約15kDの分子量を有する請求項9のタンパク質。
  12. 12.特に請求項11のタンパク質と反応する抗体。
  13. 13.抗体を産生するために十分な数の請求項9のタンパク質のC−末端部分の アミノ酸に対応する免疫原性オリゴペプチド。
  14. 14.請求項13の免疫原性オリゴペプチドより発生する抗体。
  15. 15.(a)所定のサンプルを採取し、(b)請求項14の抗体を加え、ついで (c)所定のサンプルから抗体との複合体が形成されているか調べる ことからなる活性ウィルスタンパク質Rの存在のアッセイ方法。
  16. 16.請求項1のベクターにより形質転換されるセルライン。
  17. 17.(a)請求項15のセルラインを所望の異種遺伝子産物を発現し得る予選 択の異種遺伝子を食むベクターを用いてトランスフェクトし、ついで (b)セルを増殖培地で培養する ことからなる高レベルの所望の異種遺伝子産物を産生する方法。
  18. 18.(a)予選択のセルを、所望の遺伝子産物を発現し得る所定の異種遺伝子 を含む第一ベクターと予選択のセルを形質転換するための請求項1のベクターで ある第二ベクターとを用いてトランスフェクトし、ついで (b)形質転換された予選択のセルを増殖培地で培養することからなる高レベル の所望の異種遺伝子産物を産生する方法。
  19. 19.(a)所望の異種遺伝子産物を発現するセルを請求項1のベクターを用い てトランスフェクトし、ついで(b)セルを増殖培地で培養する ことからなる高レベルの所望の異種遺伝子産物を産生する方法。
  20. 20.(a)セルを、所望の異種遺伝子産物を発現し得る予選択の異種遺伝子を 含むベクターを用いてトランスフェクトし、ついで (b)セルを請求項11のタンパク質を補充した増殖培地で培養する ことからなる高レベルの所望の異種遺伝子産物を産生する方法。
JP2514932A 1989-06-02 1990-06-01 トランス活性化作用を有するタンパク質、前記タンパク質を発現させるベクター、セルラインおよびその使用 Pending JPH04506605A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US36102889A 1989-06-02 1989-06-02
US361,028 1989-06-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04506605A true JPH04506605A (ja) 1992-11-19

Family

ID=23420358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2514932A Pending JPH04506605A (ja) 1989-06-02 1990-06-01 トランス活性化作用を有するタンパク質、前記タンパク質を発現させるベクター、セルラインおよびその使用

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0474797B1 (ja)
JP (1) JPH04506605A (ja)
AT (1) ATE127520T1 (ja)
CA (1) CA2056452A1 (ja)
DE (1) DE69022233T2 (ja)
WO (1) WO1990015875A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL108707A (en) * 1993-02-19 1999-06-20 Weiner David B Pharmaceutical compositions and diagnostic kits containing RPH protein or RPV-binding proteins
US5874225A (en) 1993-02-19 1999-02-23 Trustees Of The University Of Pennsylvania Identification of compounds that modulate HIV-1 vpr protein activity
EP0753006A4 (en) * 1994-03-25 1999-04-14 Biomolecular Res Inst Ltd HIV Vpr and Vpx PROTEINS
US5861161A (en) 1994-09-07 1999-01-19 Universite De Montreal Chimeric proteins comprising a Vpr/Vpx virion incorporation domain for targeting into HIV-1 or HIV-2 virions
WO1996032494A1 (en) * 1995-04-14 1996-10-17 University Of Alabama Research Foundation Fusion protein delivery system and uses thereof
US6555342B1 (en) 1998-06-03 2003-04-29 Uab Research Foundation Fusion protein delivery system and uses thereof
US7622300B2 (en) 1998-06-03 2009-11-24 Kappes John C Trans-lentiviral vector particles and transduction of eukaryotic cells therewith

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4755457A (en) * 1985-02-05 1988-07-05 Robert Guroff Marjorie Method for detecting HTLV-III neutralizing antibodies in sera

Also Published As

Publication number Publication date
EP0474797B1 (en) 1995-09-06
WO1990015875A1 (en) 1990-12-27
ATE127520T1 (de) 1995-09-15
CA2056452A1 (en) 1990-12-03
EP0474797A1 (en) 1992-03-18
EP0474797A4 (en) 1992-08-05
DE69022233D1 (de) 1995-10-12
DE69022233T2 (de) 1996-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bachelerie et al. HIV enhancer activity perpetuated by NF-κB induction on infection of monocytes
Bukovsky et al. Nef association with human immunodeficiency virus type 1 virions and cleavage by the viral protease
US4981790A (en) Stable TatIII cell lines, TatIII gene products, and assay methods
US5643756A (en) Fusion glycoproteins
Wu et al. Localization of the Vpx packaging signal within the C terminus of the human immunodeficiency virus type 2 Gag precursor protein
US7311920B1 (en) Virus coat protein/receptor chimeras and methods of use
US6908612B2 (en) Virus coat protein/receptor chimeras and methods of use
JP3613734B2 (ja) ヒト免疫不全ウィルスの新規トランスドミナントtat変異体
AU633821B2 (en) Novel protein, sequences containing the gene therefore, vectors, methods of preparation and use
JPH10500281A (ja) 非病原性hiv−1種
HU214439B (hu) Eljárás HIV-fertőzések kezelésére alkalmas monoklonális antitestek és peptidek, valamint ezeket tartalmazó gyógyászati készítmények és vakcinák előállítására
WO1990011359A1 (en) Intracellular method of inhibiting hiv in mammalian cells
EP0246882B1 (en) ART nucleotide segments, vectors cell lines, methods of preparation and use
Miller et al. Intravirion generation of the C-terminal core domain of HIV-1 Nef by the HIV-1 protease is insufficient to enhance viral infectivity
US5554528A (en) Compositions and methods for inhibition of HIV production
JPH09501569A (ja) マーカーとしての細胞表面レセプターの使用による真核細胞のマーキング方法
Luo et al. Infectivity enhancement by human immunodeficiency virus type 1 Nef is independent of its association with a cellular serine/threonine kinase
JPH04506605A (ja) トランス活性化作用を有するタンパク質、前記タンパク質を発現させるベクター、セルラインおよびその使用
JP2003512844A (ja) 多発性硬化症関連スーパー抗原
JPH03505039A (ja) 可溶性cd4を発現するレトロウイルスベクター、エイズの遺伝子治療法
Pandori et al. Virological importance of the protease-cleavage site in human immunodeficiency virus type 1 Nef is independent of both intravirion processing and CD4 down-regulation
JPH06510790A (ja) 分泌Mac−2結合糖タンパク質
Jin et al. GLUT-1-independent infection of the glioblastoma/astroglioma U87 cells by the human T cell leukemia virus type 1
WO1989010416A1 (en) PROTECTIVE PEPTIDES DERIVED FROM HUMAN IMMUNODEFICIENCY VIRUS-1 gp160
Garcia et al. Structural and functional correlates between HIV-1 and SIV Nef isolates