JPH0448637Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0448637Y2 JPH0448637Y2 JP1986186397U JP18639786U JPH0448637Y2 JP H0448637 Y2 JPH0448637 Y2 JP H0448637Y2 JP 1986186397 U JP1986186397 U JP 1986186397U JP 18639786 U JP18639786 U JP 18639786U JP H0448637 Y2 JPH0448637 Y2 JP H0448637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jack unit
- middle plate
- folded parts
- outer frame
- right folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電話機等の通信器に付属されたリード
線のプラグを差込接続するための通信用コンセト
に関するものである。
線のプラグを差込接続するための通信用コンセト
に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の通信用コンセントは第5図の斜
視分解図に示すように、中板21には薄鋼板が用
いられ、中板21の左右両端部には前方に折り曲
げられた左右の折り返し部22L,22Rが形成
されており、中板21の中央部には端子ブロツク
23Aと一体的に形成されたジヤツクユニツト2
3が、中板21の背面側から挿入された2本のジ
ヤツクユニツト固定ネジ24L,24Rにより固
定された状態で飾り枠25がジヤツクユニツト2
3部に被せられ、飾り枠25の左右両端部に形成
された縦溝25L,25Rそれぞれに中板21の
左右の折り返し部22L,22Rが嵌合される。
また中板21には2本の外枠取付ネジ26Uと2
6Dにより外枠26が取付けられる。さらに外枠
26には表面板27が嵌込み状に取付けられる。
また、図に示すようにジヤツクユニツト23の下
面には抱合わせ状にサージキラー28が取付けら
れることがある。
視分解図に示すように、中板21には薄鋼板が用
いられ、中板21の左右両端部には前方に折り曲
げられた左右の折り返し部22L,22Rが形成
されており、中板21の中央部には端子ブロツク
23Aと一体的に形成されたジヤツクユニツト2
3が、中板21の背面側から挿入された2本のジ
ヤツクユニツト固定ネジ24L,24Rにより固
定された状態で飾り枠25がジヤツクユニツト2
3部に被せられ、飾り枠25の左右両端部に形成
された縦溝25L,25Rそれぞれに中板21の
左右の折り返し部22L,22Rが嵌合される。
また中板21には2本の外枠取付ネジ26Uと2
6Dにより外枠26が取付けられる。さらに外枠
26には表面板27が嵌込み状に取付けられる。
また、図に示すようにジヤツクユニツト23の下
面には抱合わせ状にサージキラー28が取付けら
れることがある。
なお、第6図、第7図及び第8図は上記従来の
通信用コンセントの組付状態での左側面図、正面
図、及び背面図である。
通信用コンセントの組付状態での左側面図、正面
図、及び背面図である。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来の通信用コンセントにおいては前記ジ
ヤツクユニツト23を中板21に取付けるために
ジヤツクユニツト固定ネジ24L,24Rを用い
ていた。そのため、多数の通信用コンセントを組
立てる場合に多大の組付工数を必要とするととも
に多数の部品を必要とするという問題があつたた
め、部品点数を減少させ、合わせて組付工数を減
らしてコストを低減させるということが必要であ
つた。
ヤツクユニツト23を中板21に取付けるために
ジヤツクユニツト固定ネジ24L,24Rを用い
ていた。そのため、多数の通信用コンセントを組
立てる場合に多大の組付工数を必要とするととも
に多数の部品を必要とするという問題があつたた
め、部品点数を減少させ、合わせて組付工数を減
らしてコストを低減させるということが必要であ
つた。
そこで本考案においてはジヤツクユニツト固定
ネジを使用することなしにジヤツクユニツトを中
板に固定させることによつて前記問題を解決する
ことを技術的課題とするものである。
ネジを使用することなしにジヤツクユニツトを中
板に固定させることによつて前記問題を解決する
ことを技術的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記問題を解決するための技術的手段は、通信
用コンセントを、四角状の空間を囲むように形成
された合成樹脂から成る外枠と、前記外枠の裏面
側に固定されて中央部には通信機器に付属したプ
ラグが差し込まれるジヤツクユニツトが配設され
る一方、左右端部に折り返し部が形成され、その
左右折り返し部には切欠き穴が形成された中板
と、前記ジヤツクユニツトの差し込み口の外周面
を嵌合させる開口部を中央部に形成するととも
に、前記中板の左右折り返し部それぞれの外面に
摺動するような内面間寸法で左右端部に左右折り
返し部が形成され、その左右折り返し部の各内面
には前記中板の左右折り返し部に形成された前記
切欠き穴に嵌合させる爪を形成した飾り枠と、前
記ジヤツクユニツトの差し込み口を露出させる露
出穴を形成するとともに、前記外枠の四角状の空
間をカバーする表面板とを備えた構成にすること
である。
用コンセントを、四角状の空間を囲むように形成
された合成樹脂から成る外枠と、前記外枠の裏面
側に固定されて中央部には通信機器に付属したプ
ラグが差し込まれるジヤツクユニツトが配設され
る一方、左右端部に折り返し部が形成され、その
左右折り返し部には切欠き穴が形成された中板
と、前記ジヤツクユニツトの差し込み口の外周面
を嵌合させる開口部を中央部に形成するととも
に、前記中板の左右折り返し部それぞれの外面に
摺動するような内面間寸法で左右端部に左右折り
返し部が形成され、その左右折り返し部の各内面
には前記中板の左右折り返し部に形成された前記
切欠き穴に嵌合させる爪を形成した飾り枠と、前
記ジヤツクユニツトの差し込み口を露出させる露
出穴を形成するとともに、前記外枠の四角状の空
間をカバーする表面板とを備えた構成にすること
である。
(考案の作用)
上記構成の通信用コンセントの場合、中板の中
央部所定位置にジヤツクユニツトを配置した状態
で、このジヤツクユニツトの上から飾り枠を被
せ、飾り枠の左右両方の折り返し部を中板の左右
それぞれの折り返し部と面接触させながら飾り枠
を表面から押していくと、飾り枠の左右それぞれ
の折り返し部に形成された爪が中板の折り返し部
の切欠き部に入り込んで嵌合し、飾り枠と中板が
ワンタツチ式で固定状態となり、合わせて飾り枠
と中板の間のジヤツクユニツトが自動的に固定さ
れる。従つて前記従来の通信用コンセントのよう
に、ジヤツクユニツトを中板に固定する場合に必
要であつたジヤツクユニツト固定ネジが不必要と
なるばかりでなく、組付工数を減少させる。
央部所定位置にジヤツクユニツトを配置した状態
で、このジヤツクユニツトの上から飾り枠を被
せ、飾り枠の左右両方の折り返し部を中板の左右
それぞれの折り返し部と面接触させながら飾り枠
を表面から押していくと、飾り枠の左右それぞれ
の折り返し部に形成された爪が中板の折り返し部
の切欠き部に入り込んで嵌合し、飾り枠と中板が
ワンタツチ式で固定状態となり、合わせて飾り枠
と中板の間のジヤツクユニツトが自動的に固定さ
れる。従つて前記従来の通信用コンセントのよう
に、ジヤツクユニツトを中板に固定する場合に必
要であつたジヤツクユニツト固定ネジが不必要と
なるばかりでなく、組付工数を減少させる。
(実施例)
次に本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第1図は本実施例の通信用コンセント1の斜視
分解図である。また第2図は通信用コンセント1
を組立てた状態での左側面図、第3図は正面図、
第4図は背面図である。
分解図である。また第2図は通信用コンセント1
を組立てた状態での左側面図、第3図は正面図、
第4図は背面図である。
第1図において中板2は従来の通信用コンセン
トと同様に例えばクロメートメツキが処された薄
板鋼板で形成され、左右両端部には手前側に折り
返された折り返し部2Lと2Rが形成される。ま
た、左右の折り返し部2Lと2Rにはそれぞれ切
欠き穴2HLと2HRが明けられている。さらに
中板2の上部及び下部それぞれには後述の外枠5
を固定するためのネジ穴2Uと2Dがタツピング
されている。
トと同様に例えばクロメートメツキが処された薄
板鋼板で形成され、左右両端部には手前側に折り
返された折り返し部2Lと2Rが形成される。ま
た、左右の折り返し部2Lと2Rにはそれぞれ切
欠き穴2HLと2HRが明けられている。さらに
中板2の上部及び下部それぞれには後述の外枠5
を固定するためのネジ穴2Uと2Dがタツピング
されている。
中板2の中央部に、図示しない通信器に付属し
たプラグを差込接続するためのジヤツクユニツト
3が配置される。このジヤツクユニツト3には前
記プラグが挿入されるジヤツク3Aと、ジヤツク
3Aのコンタクタと接続された端子ブロツク3B
とが一体的に成形され、さらに必要に応じてサー
ジキラー3Cが取付けられる。
たプラグを差込接続するためのジヤツクユニツト
3が配置される。このジヤツクユニツト3には前
記プラグが挿入されるジヤツク3Aと、ジヤツク
3Aのコンタクタと接続された端子ブロツク3B
とが一体的に成形され、さらに必要に応じてサー
ジキラー3Cが取付けられる。
ジヤツクユニツト3が中板2の中央部に配置さ
れた状態で、樹脂材で形成された飾り枠4が、ジ
ヤツクユニツト3のジヤツク3A部を開口部4A
に嵌合した状態でジヤツクユニツト3に被せられ
る。飾り枠4は中央部に前記開口部4Aが形成さ
れるとともに左右端部には直角状に折り返し部4
Lと4Rが形成され、さらに、この折り返し部4
Lと4Rには複数個の爪4Nが形成されている。
この爪4Nのそれぞれは、折り返し部4Lと4R
のそれぞれの内面と前記中板2の折り返し部2L
と2Rのそれぞれの外面とを面接触させた状態で
飾り枠4を表面から押した場合、前記切欠き穴2
HLと2HRに嵌合し、飾り枠4と中板2とを一
体的に固定されるためのものである。従つて、飾
り枠4と中板2が固定されると同時に飾り枠4と
中板2の間に挟持されたジヤツクユニツト3も一
体的に固定される。この状態で外枠5は外枠取付
ネジ5Uと5Dを前記ジネ穴2Uと2Dに螺合さ
せることによつて中板2に固定される。このあと
表面板6の爪6A〜6Fが外枠5の対応する切欠
き5A〜5Fに入り込んで切欠き5A〜5Fに引
掛け固定される。
れた状態で、樹脂材で形成された飾り枠4が、ジ
ヤツクユニツト3のジヤツク3A部を開口部4A
に嵌合した状態でジヤツクユニツト3に被せられ
る。飾り枠4は中央部に前記開口部4Aが形成さ
れるとともに左右端部には直角状に折り返し部4
Lと4Rが形成され、さらに、この折り返し部4
Lと4Rには複数個の爪4Nが形成されている。
この爪4Nのそれぞれは、折り返し部4Lと4R
のそれぞれの内面と前記中板2の折り返し部2L
と2Rのそれぞれの外面とを面接触させた状態で
飾り枠4を表面から押した場合、前記切欠き穴2
HLと2HRに嵌合し、飾り枠4と中板2とを一
体的に固定されるためのものである。従つて、飾
り枠4と中板2が固定されると同時に飾り枠4と
中板2の間に挟持されたジヤツクユニツト3も一
体的に固定される。この状態で外枠5は外枠取付
ネジ5Uと5Dを前記ジネ穴2Uと2Dに螺合さ
せることによつて中板2に固定される。このあと
表面板6の爪6A〜6Fが外枠5の対応する切欠
き5A〜5Fに入り込んで切欠き5A〜5Fに引
掛け固定される。
以上のようにジヤツクユニツト3は飾り枠4に
よりワンタツチ式で中板2に固定されるため、組
付けが極めて容易に、かつ短期間に完了する。
よりワンタツチ式で中板2に固定されるため、組
付けが極めて容易に、かつ短期間に完了する。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、ジヤツクユニツ
ト固定ネジを使用することを無しにジヤツクユニ
ツトを中板に固定させることができために、通信
用コンセントの部品点数を減少させ、かつ組付工
数を減少させ、通信用コンセントのコストを低減
させることが出来るという効果がある。
ト固定ネジを使用することを無しにジヤツクユニ
ツトを中板に固定させることができために、通信
用コンセントの部品点数を減少させ、かつ組付工
数を減少させ、通信用コンセントのコストを低減
させることが出来るという効果がある。
第1図は本考案の一実施例の斜視分解図、第2
図は組付済通信用コンセントの左側面図、第3図
は正面図、第4図は背面図である。また、第5図
は従来の通信用コンセントの斜視分解図、第6図
は従来の通信用コンセントの組付済状態での左側
面図、第7図は正面図、第8図は背面図である。 1……通信用コンセント、2……中板、2L,
2R……折り返し部、3……ジヤツクユニツト、
3A……ジヤツク、4……飾り枠、4N……爪、
4L……左折り返し部、4R……右折り返し部、
5……外枠、6……表面板。
図は組付済通信用コンセントの左側面図、第3図
は正面図、第4図は背面図である。また、第5図
は従来の通信用コンセントの斜視分解図、第6図
は従来の通信用コンセントの組付済状態での左側
面図、第7図は正面図、第8図は背面図である。 1……通信用コンセント、2……中板、2L,
2R……折り返し部、3……ジヤツクユニツト、
3A……ジヤツク、4……飾り枠、4N……爪、
4L……左折り返し部、4R……右折り返し部、
5……外枠、6……表面板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 四角状の空間を囲むように形成された合成樹脂
から成る外枠と、 前記外枠の裏面側に固定されて中央部には通信
機器に付属したプラグが差し込まれるジヤツクユ
ニツトが配設される一方、左右端部に折り返し部
が形成され、その左右折り返し部には切欠き穴が
形成された中板と、 前記ジヤツクユニツトの差し込み口の外周面を
嵌合させる開口部を中央部に形成するとともに、
前記中板の左右折り返し部それぞれの外面に摺動
するような内面間寸法で左右端部に左右折り返し
部が形成され、その左右折り返し部の各内面には
前記中板の左右折り返し部に形成された前記切欠
き穴に嵌合させる爪を形成した飾り枠と、 前記ジヤツクユニツトの差し込み口を露出させ
る露出穴を形成するとともに、前記外枠の四角状
の空間をカバーする表面板と、 を備えたことを特徴とする通信用コンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986186397U JPH0448637Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986186397U JPH0448637Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6391181U JPS6391181U (ja) | 1988-06-13 |
JPH0448637Y2 true JPH0448637Y2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=31135919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986186397U Expired JPH0448637Y2 (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0448637Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565087A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-20 | Aoyama Kazuko | Tobacco filter |
JPS5943657U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-22 | スズキ株式会社 | 気化器の燃料濃度調節装置 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP1986186397U patent/JPH0448637Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6391181U (ja) | 1988-06-13 |
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