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JPH0448012Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0448012Y2
JPH0448012Y2 JP1985040619U JP4061985U JPH0448012Y2 JP H0448012 Y2 JPH0448012 Y2 JP H0448012Y2 JP 1985040619 U JP1985040619 U JP 1985040619U JP 4061985 U JP4061985 U JP 4061985U JP H0448012 Y2 JPH0448012 Y2 JP H0448012Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
discharging
pulse train
volume
Prior art date
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Expired
Application number
JP1985040619U
Other languages
English (en)
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JPS61158722U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985040619U priority Critical patent/JPH0448012Y2/ja
Publication of JPS61158722U publication Critical patent/JPS61158722U/ja
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Publication of JPH0448012Y2 publication Critical patent/JPH0448012Y2/ja
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等に於いて使用す
る音量制御回路に関し、特にパルス列信号のパル
ス巾変化を直流電圧に変換し、この電圧に応じて
音声信号の利得を変化させて行なう型式の音量制
御回路に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、テレビジヨン受像機の新しい音量制御方
式として、音量制御スイツチを押圧した時或いは
音量制御用のリモコン信号を受信した時、一定の
比率でパルス巾が変化して行くパルス列信号を発
生させ、このパルス列信号をパルス巾・電圧変換
回路で変換して得る電圧に応じて音声信号の利得
を変化させて行なうものが採用されている。
第4図はこの様な音量制御に使用するパルス列
信号を表わしており、このパルス列信号は周期を
T、ハイ期間のパルス巾をWとすると、そのパル
ス巾Wが音量最小に対応するW=T(即ち、一定
レベルの信号となる)の第一ステツプから、音量
最大に対応するW=O即ち、Oレベル信号とな
る)の第nステツプまで、一定の比率で変化する
ものである。
そして、従来、この様なパルス列信号をパルス
巾・電圧変換するには例えばスイツチングトラン
ジスタ及び積分回路により構成されるパルス巾・
電圧変換回路が用いられる。第5図のイは上記パ
ルス巾・電圧変換回路のステツプに対する制御電
圧特性の一例を示しており第1ステツプP1〜第
nステツプPnに対する制御電圧が0〜6.0Vの範
囲で略リニアに変化している。
また、通常、前記制御電圧によつて制御される
可変利得回路を内蔵する音量制御用のICにおい
ては、制御電圧が所定値(例えば1V)以下のと
きは利得減衰量が一定値に固定されしかもこの範
囲ではミユートレベル以下となつて音声が全く聞
こえない状態となる様設定されている。
このため、前記イの特性において、パルス列信
号が第1ステツプP1から所定のステツプまて変
化しても、制御電圧は点線で示すミユートレベル
(1V)以下であり、ミユート状態に保持されたま
まになる。すなわち、音量をミユート状態から増
大させるべく操作したときに、操作後晢くの間は
音声が全く聞えないことになる。この現象は制御
電圧を人間の聴感特性を補正するために上述の如
くリニアでなく指数関数的に変化させたときは更
に顕著となる。
それゆえ、前記パルス列信号P1〜Pnに対する
制御電圧が0.8〜6.0Vの範囲で変化するようにパ
ルス幅・電圧変換回路を構成することが考えられ
るが、この方法では逆に次のような問題が生じ
る。すなわち、一つにはパルス幅・電圧変換回路
自体のバラツキのために前記パルス列信号の第1
状態P1に対応する制御電圧を前述のミユートレ
ベルL0に相当する0.8Vに正確に設定することが
困難であり、また、このミユートレベルL0自体
も使用するICの制御電圧対利得減衰特性のバラ
ツキによつて若干変化するため、パルス列信号が
第1状態P1になつていても、その時の制御電圧
が実際のミユートレベルL0以上の電圧になり、
従つて、完全にミユート状態とならない場合が生
じることにある。
このようにパルス幅・電圧変換回路を設計する
際に、上記二つの何れの方法を採用しても問題が
あり、このことが音量制御回路の設計を困難にし
ていた。
上記2つの問題点を解消するため、実開昭60−
17019号公報の如く音量制御用のパルス列信号を
入力とするパルス幅・電圧変換回路の出力電圧が
上記パルス列信号の第1〜第n状態の各々に対し
て可変利得回路のミュートレベル以上の電圧にな
るようにすると共に、前記パルス列信号が音量最
小に対応する第1状態であるときを識別検出する
検出回路と、その検出出力によつて前記変換回路
を制御する制御回路を設け、この制御回路によつ
て前記パルス列信号が前記第1状態のときのみ前
記変換回路の出力電圧を前記ミユートレベル以下
に低下させるようにして第5図のロの様な特性を
得る構成が提案されている。
しかしながら上記構成では、検出回路や制御回
路等が必要となるため回路構成が複雑となつてい
た。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述の点に鑑み為されたものであり簡
単な回路構成でパルス列信号が音量最小に対応す
る第1ステツプのときは確実にミユート状態に保
持でき、第2ステツプ以後、音が聞こえる程度の
小音量までは急激に制御電圧を増加でき、更に小
音量から中音量にかけては微調整可能な如く制御
電圧の変化を小さくでき、更に、大音量時には制
御電圧の変化を大きくできる音量制御回路を提供
することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、積分回路の積分コンデンサの端子電
圧に応じて該コンデンサの放電時定数を切り換え
るスイツチング素子を前記コンデンサの放電路に
挿入し、前記積分回路の充放電回路は充電経路
と、抵抗を含む第1放電経路と、この第1放電経
路に並列に接続されツエナダイオードを含む第2
放電経路とからなる放電経路で構成され、前記コ
ンデンサは充電時、充電経路を介して充電され、
放電時、前記コンデンサの端子電圧に応じてツエ
ナーダイオードがオン、オフすることにより、第
1放電経路、若しくは第1放電経路及び第2放電
経路の並列回路を介して放電される音量制御回路
である。
(ホ) 作用 上記手段によりステツプ−制御電圧特性の前半
と後半とでツエナダイオードのツエナ電圧を境界
として特性が変化する。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は本実施例回路の回路図を示し、1は音
量アツプ用及び音量ダウン用の手動スイツチ(図
示省略)からの入力により22ピン〜25ピンから制
御信号を出力するマイクロコンピユーター(以下
マイコンと称す)であり、例えば(株)日立製作所製
HD38800SB89が用いられる。このマイコン1は
他にチユーナの選局動作も行なうが、斯る点は本
考案の要旨に関係しないので説明を割愛する。
2は前記マイコン1からの4ビツトの制御信号
を夫々〓ピン〜〓ピンより入力し、これをコード
変換して前記第4図の様なパルス列信号を作成す
る第1ICであり、例えば松下電子工業(株)製のIC:
MN1204Bが用いられる。
そして、前記音量アツプ用スイツチ閉成時は先
の第4図に示した第1ステツプP1から第2、第
3……第nステツプPnまでパルス巾Wが順次変
化して行くパルス列信号が、また、前記音量ダウ
ン用スイツチ閉成時は逆に第nステツプPnから
第1ステツプP1まで順次変化して行くパルス列
信号が前記第1ICのピンに導出される。
このパルス列信号は抵抗P1を介してパルス
巾・電圧変換回路3に導かれる。このパルス巾・
電圧変換回路3は前記パルス列信号によつてスイ
ツチング動作するトランジスタTr及びそのコレ
クタ出力を積分する積分回路Inより構成される。
そして、この積分回路Inは抵抗R5及びコンデン
サCの他に、この積分用の抵抗R5と並列に接続
された抵抗R6とツエナダイオードZDの直列接続
体及びダイオードDにより構成される。
尚、R2,R3,R4は夫々、トランジスタTrのコ
レクタ抵抗、エミツタ抵抗及びコレクタアース間
に接続された抵抗である。
そして、前記積分回路Inにより積分され得た制
御電圧は音量制御回路を有する第2IC4の29ピン
に印加される。更に、ピンより音声出力が出力
される。この第2ICは例えば東京三洋電気(株)製の
IC:LA7520が用いられる。
次に上述の回路の動作について第2図と共に説
明する。
まず、前記トランジスタTrのベースに第4図
の第1ステツプの信号P1が入力された場合、こ
のトランジスタが常にオンとなるので第2IC4の
29ピンの制御電圧は抵抗R2,R3,R4の分圧比で
決まり音声が聞こえない程度の低い値1V以下に
設定されている。
そして、第2ステツプP2〜第aステツプPaに
おいては、前記トランジスタTrのオフ期間にR2
→D→Cの経路で充電され、このときの充電時定
数は比較的小さく、オン期間にC→R5→R3及び
R4の並列接続体の経路で放電され(ダイオード
D及びツエナーダイオードZDは共にオフであ
る)、このときの放電時定数は充電時定数より大
きくなるよう設定されており、特性曲線は上に凸
となる。よつて、この曲線の前半ではステツプ数
の小さな変化で制御電圧が大きく変化し、後半で
は逆となる。
また、第aステツプPa〜第nステツプPnにお
いては充電時定数は前述と同様であるが、放電時
はコンデンサCの端子電圧(制御電圧)がツエナ
ダイオードZDのツエナ電圧A,Vよりも高くな
りこのツエナダイオードがオンとなるためC→
R5及びR6の並列接続体→R3及びR4の並列接続体
の経路で放電する。(尚、ダイオードDはオフで
ある。)このため放電時定数は充電時定数より少
なくなり、特性曲線は下に凸となる。よつて、曲
線の前半ではステツプ数の大きな変化でも制御電
圧はあまり変化せず、後半ではその逆となる。
従つて、本実施例においては最小ステツプでは
制御電圧が極めて低く(ミユート状態)音が聞こ
える程度の小音量までは制御電圧が急激に増加
し、第aステツプを中心とした範囲、すなわち比
較的使用頻度が高い小音量から中音量にかけて
は、微調整可能な如く、制御電圧の変化を少なく
し、使用頻度の少ない大音量時には制御電圧の変
化を大きくしている。
ここで、前記特性曲線の変曲点の設定は、前記
第2IC内のアツテネータの減衰特性等を考慮して
行なうべきであるが、これはツエナーダイオード
ZDのツエナー電圧の選択により行なえば良い。
また、上述の実施例ではダイオードDを設けて
充電時と放電時の時定数を切り換えるようにして
いるが、これは第3図イ,ロに示す如くツエナダ
イオードZDと直列に抵抗が挿入されていない場
合は、ダイオードDを削除し、その機能をツエナ
ーダイオードZDに兼用させても良い。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案に依れば、パルス列信号のス
テツプ数の前半と後半とで制御電圧特性の曲線を
変化させることができるため、音量最小に対応す
る第1ステツプのときは確実にミユート状態に保
持できると共に第2ステツプ以後、音が聞こえる
程度の小音量までの間及び大音量時にはステツプ
変化に対する制御電圧の変化を大きくでき、且つ
小音量から中音量までの間は制御電圧の変化を小
さくして微調整可能とすることができる。
また、回路構成も従来回路にツエナダイオード
を追加するだけで簡単に実現できる。
更に、制御電圧特性の前半と後半との変曲点は
ツエナダイオードのツエナ電圧を変えるだけで変
更できるため、可変利得回路の減衰特性に合わせ
て所望の特性を簡単に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における音量制御回
路の回路図、第2図は第1図のステツプ−制御電
圧特性図、第3図イ,ロは夫々本考案の他の実施
例におけるパルス巾・電圧変換回路の回路図、第
4図は音量制御用のパルス列信号を示す図、第5
図は従来のステツプ−制御電圧特性図である。 1……マイコン、2,4……第1,第2IC、3
……パルス巾・電圧変換回路、ZD……ツエナダ
イオード(スイツチング素子)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パルス巾が音量最小に対応する第一状態から音
    量最大に対応する第n状態間で変化し得るパルス
    列信号を作成する回路と、該パルス列信号をスイ
    ツチングするトランジスタ及び該トランジスタ出
    力を積分する積分コンデンサとこの積分コンデン
    サの充放電回路とで構成される積分回路とからな
    り、前記パルス列信号をパルス巾・電圧変換して
    制御電圧を得る回路と、該制御電圧により音声信
    号の利得を制御する回路とを備える音量制御回路
    において、 前記積分回路の充放電回路は充電経路と、抵抗
    を含む第1放電経路と、この第1放電経路に並列
    に接続されツエナダイオードを含む第2放電経路
    とからなる放電経路で構成され、前記コンデンサ
    は充電時、充電経路を介して充電され、放電時、
    前記コンデンサの端子電圧に応じてツエナーダイ
    オードがオン、オフすることにより、第1放電経
    路、若しくは第1放電経路及び第2放電経路の並
    列回路を介して放電される音量制御回路。
JP1985040619U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0448012Y2 (ja)

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JP1985040619U JPH0448012Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61158722U JPS61158722U (ja) 1986-10-01
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JP2005203040A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Fujitsu Ten Ltd 音響装置

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