JPH0445945A - インクジェット式印字ヘッド - Google Patents
インクジェット式印字ヘッドInfo
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- JPH0445945A JPH0445945A JP15436890A JP15436890A JPH0445945A JP H0445945 A JPH0445945 A JP H0445945A JP 15436890 A JP15436890 A JP 15436890A JP 15436890 A JP15436890 A JP 15436890A JP H0445945 A JPH0445945 A JP H0445945A
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- Japan
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- piezoelectric element
- nozzle
- partition
- piezoelectric
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- Prior art date
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、印字データの人力を受けた時点で、インクを
液滴又はミストとして飛翔させ、このインク滴又はミス
I・により記録用紙にドツトを形成させるオンデマンド
型インクジェット式印字ヘッドに関する。具体的分野と
してコンピュータの出力端末や、カラープリンタ用等と
して広く用いられている。
液滴又はミストとして飛翔させ、このインク滴又はミス
I・により記録用紙にドツトを形成させるオンデマンド
型インクジェット式印字ヘッドに関する。具体的分野と
してコンピュータの出力端末や、カラープリンタ用等と
して広く用いられている。
オンデマンド型インクジェット式印字ヘッドは、大きく
分けて3種類のものがあり、第1のものはノズルの直下
又は壁面にインクを瞬間的に気化させるヒータを設け、
気化時の膨張圧力によりインク滴を生成、飛翔させる、
いわゆるバブルジェット型であり、また第2のものはイ
ンク溜部を形成する容器に信号により変形する圧電素子
を設け、変形時に生じる圧力によりインクを液滴として
飛翔させるもの、さらに第3のものは、インク溜部内に
ノズルに対向させて圧電素丁を配殺し、この圧電素子の
伸縮によりノズル領域に動圧を生じさせてインク滴を飛
翔させるものである。
分けて3種類のものがあり、第1のものはノズルの直下
又は壁面にインクを瞬間的に気化させるヒータを設け、
気化時の膨張圧力によりインク滴を生成、飛翔させる、
いわゆるバブルジェット型であり、また第2のものはイ
ンク溜部を形成する容器に信号により変形する圧電素子
を設け、変形時に生じる圧力によりインクを液滴として
飛翔させるもの、さらに第3のものは、インク溜部内に
ノズルに対向させて圧電素丁を配殺し、この圧電素子の
伸縮によりノズル領域に動圧を生じさせてインク滴を飛
翔させるものである。
−に記第3の形式のオンデマンド型インクジェット式印
字ヘッドは、日本特許公報特公昭60−8953号公報
に示されたように、インクタンクを構成する容器の壁面
に複数のノズル開口を形成するとともに、各ノズル開口
と対向するように伸縮方向を一致させて圧電素子を配設
して構成させている。この印字ヘッドは、印字信号と圧
電素子に印加して圧電素子を伸長させ、このときに発生
するインクの動圧によりノズルからインク滴を飛出させ
て印刷用紙にドラ]・を形成させるものである。
字ヘッドは、日本特許公報特公昭60−8953号公報
に示されたように、インクタンクを構成する容器の壁面
に複数のノズル開口を形成するとともに、各ノズル開口
と対向するように伸縮方向を一致させて圧電素子を配設
して構成させている。この印字ヘッドは、印字信号と圧
電素子に印加して圧電素子を伸長させ、このときに発生
するインクの動圧によりノズルからインク滴を飛出させ
て印刷用紙にドラ]・を形成させるものである。
このような形式の印字ヘッドにおいては、液滴の形成効
率や飛翔力が大きいことが望ましい。しかしながら、圧
電素子の11位長さ、及び単位当りの伸縮率は極めて小
さいため、印字に要求される液滴の形成効率と飛翔力を
得るには、インクの動圧がノズル聞1コに集中する構造
とさらには高い電圧を印加することが必要となり、構造
及び駆動回路や電気絶縁対策が複雑化するという問題が
ある。
率や飛翔力が大きいことが望ましい。しかしながら、圧
電素子の11位長さ、及び単位当りの伸縮率は極めて小
さいため、印字に要求される液滴の形成効率と飛翔力を
得るには、インクの動圧がノズル聞1コに集中する構造
とさらには高い電圧を印加することが必要となり、構造
及び駆動回路や電気絶縁対策が複雑化するという問題が
ある。
上記問題を解消するために以下の提案が提示されている
。まず、印字に要求される液滴の形成効率と飛翔力を得
るためのインクの動圧がノズル開口に集中する構造とし
て、−射的にインク溜部側のノズル開口部をインク出口
開口部より大きくする方法である。具体的にはノズル開
口部を有する部材の厚み方向に段差及びホーン型形状を
設ける方法、また日本1・y訂公報特公昭60−895
3号公報の中で示された円鮪形、さらにまた、インク溜
部側に上記形状を突出させる方法等種々の提案が提示さ
れている。しかし、この様な方法の実現に際しては、イ
ンク溜部側のノズル開口部、すなわち容器の内壁部に複
雑な形状を形成させるため、加工法及び製作コスト面か
ら、容器とは別体の部材にせざるを得なかった。従って
、上記の形状を形成させた別体の部材を容器に結合する
ことによって、1法精度の累積や変形等によって動圧の
中心とノズル開1−1部の」―記形状の中心がずれたり
傾いたりすることによりその効果が少なくなってしまう
という問題があり、また接着等の結合などにおいては環
境条イ′1及び時間的経過条件等により剥離等が生じ極
めて信頼性に劣るという問題がある。
。まず、印字に要求される液滴の形成効率と飛翔力を得
るためのインクの動圧がノズル開口に集中する構造とし
て、−射的にインク溜部側のノズル開口部をインク出口
開口部より大きくする方法である。具体的にはノズル開
口部を有する部材の厚み方向に段差及びホーン型形状を
設ける方法、また日本1・y訂公報特公昭60−895
3号公報の中で示された円鮪形、さらにまた、インク溜
部側に上記形状を突出させる方法等種々の提案が提示さ
れている。しかし、この様な方法の実現に際しては、イ
ンク溜部側のノズル開口部、すなわち容器の内壁部に複
雑な形状を形成させるため、加工法及び製作コスト面か
ら、容器とは別体の部材にせざるを得なかった。従って
、上記の形状を形成させた別体の部材を容器に結合する
ことによって、1法精度の累積や変形等によって動圧の
中心とノズル開1−1部の」―記形状の中心がずれたり
傾いたりすることによりその効果が少なくなってしまう
という問題があり、また接着等の結合などにおいては環
境条イ′1及び時間的経過条件等により剥離等が生じ極
めて信頼性に劣るという問題がある。
また印字に要求される飛翔力を得るために高い電圧を印
加しない方法として、日本特許公報特開昭63−295
269号公報に示されているように、電極と圧電利料を
交互にサンドイッチ状に積層したインクジェット印字ヘ
ッド用の圧電素子が提案されている。この圧電素子によ
れば電極間距離を可及的に小さくすることができるため
、駆動信号の電圧を下げることができるという効果かあ
る。
加しない方法として、日本特許公報特開昭63−295
269号公報に示されているように、電極と圧電利料を
交互にサンドイッチ状に積層したインクジェット印字ヘ
ッド用の圧電素子が提案されている。この圧電素子によ
れば電極間距離を可及的に小さくすることができるため
、駆動信号の電圧を下げることができるという効果かあ
る。
しかしながら、このような圧電素子は小型に成形するこ
とが困難であるため、その用途が限定されるという問題
がある。
とが困難であるため、その用途が限定されるという問題
がある。
本発明は、−に記問題を解決することが目的であり、
本発明の第1の目的は、圧電素子の伸縮によるノズル領
域の動圧中心とノズル開口部の中心とのずれ等を無くし
、またノズル開口部材の特にノズル周辺部の剥離および
剥離による変形等が無く安定したインク液滴形成と飛翔
力を備えた新規なオンデマンド型インクジェット式印字
ヘッドを提供することにある。
域の動圧中心とノズル開口部の中心とのずれ等を無くし
、またノズル開口部材の特にノズル周辺部の剥離および
剥離による変形等が無く安定したインク液滴形成と飛翔
力を備えた新規なオンデマンド型インクジェット式印字
ヘッドを提供することにある。
本発明の第2の目的は、可及的に低い電圧で十分な飛翔
力を備えたインク滴を発生させ得る新規なオンデマンド
型インクジェット式印字ヘッドを提供することにある。
力を備えたインク滴を発生させ得る新規なオンデマンド
型インクジェット式印字ヘッドを提供することにある。
本発明の第3の目的は、小型かつ高密度で、実用的なオ
ンデマンド型インクジェット式印字ヘッドを提供するこ
とにある。
ンデマンド型インクジェット式印字ヘッドを提供するこ
とにある。
本発明の第4の目的は、安価で量産性に優れたオンデマ
ンド型インクジェット式印字ヘッドを提供することにあ
る。
ンド型インクジェット式印字ヘッドを提供することにあ
る。
本発明のオンデマンド型インクジェット式印字ヘッドは
、圧電材料と導電材料とで形成した圧電板を所定の幅で
明断し、一対を基台に固定又は当接し、他端を自由端と
して配置した圧電素子列と、前記自由端に対向させてイ
ンク溜めを形成する空間を設けて配置した対向仕Iν」
部材と、前記空間に対向するノズル聞に1部を有するノ
ズル部材と、前記圧電素子列の間に配置した列間仕切部
材とから成り、前記ノズル部ネ]が前記対向仕切部材お
よび前記対向仕切部材と一体に形成してなることを特徴
とする。
、圧電材料と導電材料とで形成した圧電板を所定の幅で
明断し、一対を基台に固定又は当接し、他端を自由端と
して配置した圧電素子列と、前記自由端に対向させてイ
ンク溜めを形成する空間を設けて配置した対向仕Iν」
部材と、前記空間に対向するノズル聞に1部を有するノ
ズル部材と、前記圧電素子列の間に配置した列間仕切部
材とから成り、前記ノズル部ネ]が前記対向仕切部材お
よび前記対向仕切部材と一体に形成してなることを特徴
とする。
また、前記列間仕切部材が前記インク溜めを形成する空
間を前記圧電素子列毎に仕切るように延設してなること
を特徴とする。
間を前記圧電素子列毎に仕切るように延設してなること
を特徴とする。
さらにまた、前記ノズル部材および前記対向仕切部材お
よび前記列間仕切部材が注入充填して硬化する材料から
なることを特徴とする。
よび前記列間仕切部材が注入充填して硬化する材料から
なることを特徴とする。
さらにまた、t3Q記j−1電板がベース1へ状圧電材
料と導電月利をそれぞれ層状に交互に積層して焼成して
なることを特徴とする。
料と導電月利をそれぞれ層状に交互に積層して焼成して
なることを特徴とする。
上記のようにしCなる本発明のオンデマンド型インクジ
ェット式印字ヘッドは、圧電素子列の自由端に対向させ
てインク溜めを形成する空間を設けて配置した対向仕切
部材と、インク溜めを形成する空間に対向するノズル開
]コ部を有するノズル部材と、圧電素子列の間に配置し
た列間仕切部材とが一体に形成されることにより、従来
のような貼り合わせによるすれど変形、また剥離等も生
じることが無くなる。特にノズル開lコ部の近傍が対向
仕切部材と列間仕切部材とに限りなく近接して囲まれて
いるため、ノズル開口部はより一層強固に支持され、変
形や剥離等は生じ得ない。
ェット式印字ヘッドは、圧電素子列の自由端に対向させ
てインク溜めを形成する空間を設けて配置した対向仕切
部材と、インク溜めを形成する空間に対向するノズル開
]コ部を有するノズル部材と、圧電素子列の間に配置し
た列間仕切部材とが一体に形成されることにより、従来
のような貼り合わせによるすれど変形、また剥離等も生
じることが無くなる。特にノズル開lコ部の近傍が対向
仕切部材と列間仕切部材とに限りなく近接して囲まれて
いるため、ノズル開口部はより一層強固に支持され、変
形や剥離等は生じ得ない。
また、列間仕切部材がインク溜めを形成する空間を圧電
素子列毎に仕切るように延設し独立させることにより、
前述の効果を更に増大させるとともに、圧?l!素子の
伸縮によるインクへの動圧のノズル開口部隣方向への逃
げ及び干渉が無くなることにより、イオン滴形成効率を
」二げて飛翔力を大きくすることができる。
素子列毎に仕切るように延設し独立させることにより、
前述の効果を更に増大させるとともに、圧?l!素子の
伸縮によるインクへの動圧のノズル開口部隣方向への逃
げ及び干渉が無くなることにより、イオン滴形成効率を
」二げて飛翔力を大きくすることができる。
さらにまた、圧電素子列がペースト状圧電材料と導?を
材料をそれぞれ層状に交互に積層して焼成した圧電板を
所定の幅で切断したものであることにより、低い電圧で
十分な飛翔力を得ることができる。
材料をそれぞれ層状に交互に積層して焼成した圧電板を
所定の幅で切断したものであることにより、低い電圧で
十分な飛翔力を得ることができる。
〔実施例〕
以下本発明の詳細を実施例により図面を参照して説明す
る。
る。
第1図〜第5図は本発明における第1の形式のオンデマ
ンド型インクジェット式印字ヘッドの構成を示すもので
あり、第1図は外観斜視図、第2図は平面図、第3図は
第2図におけるA−A’断面でノズル部を中心とした駆
動部の断面図、第4図は第2図におけるB−B′断面で
仕切部を中心とした断面図、第5図は第2図におけるノ
ズル8を設けたノズル形成部7を除去した平面図。第3
図及び第4図及び第5図において、圧電素子4は強固な
接着剤15¥fによって基板1及びハウジング2に固定
されている。圧電素子4は圧電定数d33方向に縦振動
するように内部電極が交互にキャビティ11と対向方向
に形成されている。圧電素子4の外部電極は、上下面に
全面にわたって形成され、9の接着剤又は導電相を介し
て基板1」−に形成されたリード電極14と電気的に接
続している。さらに圧電素子4の列の間の隙間はヤング
率が圧電素子4のヤング率の20%以下である接着剤又
は充填剤等の樹脂系材料で埋められ硬化し列間仕切部材
である仕切部b5を形成している。
ンド型インクジェット式印字ヘッドの構成を示すもので
あり、第1図は外観斜視図、第2図は平面図、第3図は
第2図におけるA−A’断面でノズル部を中心とした駆
動部の断面図、第4図は第2図におけるB−B′断面で
仕切部を中心とした断面図、第5図は第2図におけるノ
ズル8を設けたノズル形成部7を除去した平面図。第3
図及び第4図及び第5図において、圧電素子4は強固な
接着剤15¥fによって基板1及びハウジング2に固定
されている。圧電素子4は圧電定数d33方向に縦振動
するように内部電極が交互にキャビティ11と対向方向
に形成されている。圧電素子4の外部電極は、上下面に
全面にわたって形成され、9の接着剤又は導電相を介し
て基板1」−に形成されたリード電極14と電気的に接
続している。さらに圧電素子4の列の間の隙間はヤング
率が圧電素子4のヤング率の20%以下である接着剤又
は充填剤等の樹脂系材料で埋められ硬化し列間仕切部材
である仕切部b5を形成している。
また、キャビティ部も、仕切部b5と同等の材料で仕切
られ、各圧電素子4毎に独立したキャビティ11となっ
ている。キャビティ11の圧電素子4に対向する側面は
、仕切部b5と同等の材料で対向仕切部材である仕切部
a3を形成し基板1ど強く密着している。またキャビテ
ィ11に対向したノズル8を形成したノズル形成部7は
、キャビティ11及び仕切部b5及び圧電素子4及びハ
ウジング2のそれぞれの基板1側と反対側の端面に仕切
部b5と同等の月利で所定の厚さと大きさに形成されて
いる。
られ、各圧電素子4毎に独立したキャビティ11となっ
ている。キャビティ11の圧電素子4に対向する側面は
、仕切部b5と同等の材料で対向仕切部材である仕切部
a3を形成し基板1ど強く密着している。またキャビテ
ィ11に対向したノズル8を形成したノズル形成部7は
、キャビティ11及び仕切部b5及び圧電素子4及びハ
ウジング2のそれぞれの基板1側と反対側の端面に仕切
部b5と同等の月利で所定の厚さと大きさに形成されて
いる。
前述の如き構成を成す本発明によるオンデマンド型イン
クジェット式印字ヘッドについて、製造プロセスを追い
ながら詳述する。
クジェット式印字ヘッドについて、製造プロセスを追い
ながら詳述する。
第6図は、基板1の詳細図である。同時に多数個取りが
できるように図中の破線aは1ユニツトの線すなわち1
ヘツドで基板1を股it している。
できるように図中の破線aは1ユニツトの線すなわち1
ヘツドで基板1を股it している。
取り枚数は各ヘッドのノズル数及び製造装置のOし力に
よって決定される。この基板1は絶縁材料より成り、ア
ルミナ等のセラミックス、あるいはガラス基板等が用い
られる。21はインク導入用のスルーホールでレーザー
又は型取りによって裏面と貫通している。22は表面電
極で焼成により作成した導通電極用の導通ペース]・で
あり、一般にはAg/Pd系、A u / P d系、
Pt/Pd系が用いられる。もちろんその他の導通ペー
スI・も用いることができ、厚さは3μm〜20μmま
でが好ましい。この」二に30の仕切ブロックa及び圧
電素子ブロック34を15の接着剤で接着する。
よって決定される。この基板1は絶縁材料より成り、ア
ルミナ等のセラミックス、あるいはガラス基板等が用い
られる。21はインク導入用のスルーホールでレーザー
又は型取りによって裏面と貫通している。22は表面電
極で焼成により作成した導通電極用の導通ペース]・で
あり、一般にはAg/Pd系、A u / P d系、
Pt/Pd系が用いられる。もちろんその他の導通ペー
スI・も用いることができ、厚さは3μm〜20μmま
でが好ましい。この」二に30の仕切ブロックa及び圧
電素子ブロック34を15の接着剤で接着する。
接着剤は、エポキシ系又はシリコン系等の樹脂系接着剤
を用いる。
を用いる。
第7図は、基板1」二に30の仕切ブロックaと圧電素
子ブロック34を接着した図である。3゜の仕切ブロッ
クaは後で除去用1jヒな可溶性樹脂で予め所定のブロ
ック形状に形成したものを圧電素子ブロック34でサン
ドイッチ状態にするか又はフ第1・リソ用のレジストを
流し込み固化させても良い。次にこの30の仕切ブロッ
クaを第9図の31の仕切ブロックbを所定の厚さだけ
残し仕切スペース3′の部分を除去する。除去方法はダ
イシングソーやワイヤーソー等を用いて仕切スペース3
′の幅のスリットを入れ除去する。この時、基板1の表
面が露出するところまでカッティングする。31の仕9
Jブロックbは将来キャビティ11を形成する部分であ
りキャビティ形成に必要な所定の厚さだけ確保されてい
る。また第7図のこの時点で圧電素子ブロック34は各
アレイに分割されておらず、ブロック状態図である。こ
の圧電素子ブロック34は上下面にそれぞれ外部電極が
表面全体にカバーされている。
子ブロック34を接着した図である。3゜の仕切ブロッ
クaは後で除去用1jヒな可溶性樹脂で予め所定のブロ
ック形状に形成したものを圧電素子ブロック34でサン
ドイッチ状態にするか又はフ第1・リソ用のレジストを
流し込み固化させても良い。次にこの30の仕切ブロッ
クaを第9図の31の仕切ブロックbを所定の厚さだけ
残し仕切スペース3′の部分を除去する。除去方法はダ
イシングソーやワイヤーソー等を用いて仕切スペース3
′の幅のスリットを入れ除去する。この時、基板1の表
面が露出するところまでカッティングする。31の仕9
Jブロックbは将来キャビティ11を形成する部分であ
りキャビティ形成に必要な所定の厚さだけ確保されてい
る。また第7図のこの時点で圧電素子ブロック34は各
アレイに分割されておらず、ブロック状態図である。こ
の圧電素子ブロック34は上下面にそれぞれ外部電極が
表面全体にカバーされている。
圧電素子ブロック34を基板1に固定する際、キャビテ
ィ11側と反対側の端は、高強度の圧電素子4と同等の
ヤング率を有する部材にて固定されることにより、圧電
素子4の伸縮量はキャビティ11側の自由端側に有効に
作用することができる。そのため、本実施例ではハウジ
ング2をセラミックス等の高ヤング率材料とし、圧電素
子4の固定端に密着するよう当接配置した。更に固定を
確実にするためには、基板1と圧電素子4及びハウジン
グ2と圧電素子4間の第3図の6と9の部分に高ヤング
率の接着剤を使用することも可能である。例えば、ガラ
スフリット材、セラミックス系ペースト相等であり、3
0の仕切ブロックaを形成させる前工程で焼成等により
固着化可能である。
ィ11側と反対側の端は、高強度の圧電素子4と同等の
ヤング率を有する部材にて固定されることにより、圧電
素子4の伸縮量はキャビティ11側の自由端側に有効に
作用することができる。そのため、本実施例ではハウジ
ング2をセラミックス等の高ヤング率材料とし、圧電素
子4の固定端に密着するよう当接配置した。更に固定を
確実にするためには、基板1と圧電素子4及びハウジン
グ2と圧電素子4間の第3図の6と9の部分に高ヤング
率の接着剤を使用することも可能である。例えば、ガラ
スフリット材、セラミックス系ペースト相等であり、3
0の仕切ブロックaを形成させる前工程で焼成等により
固着化可能である。
さらに圧電素子4について詳述する。
第8図(a)は圧電素子ブロック34を示すもので図中
符号40. 40. 40. ・・・・・・はそれぞ
れ一方の電極を構成する導電層であり、また42゜42
.42. ・・・・・・は他方の電極を構成する導電
層で、各導電層は互いに平行となるように交互に圧電材
料44,44. ・・・・・にサンドイッチ状に配設
され、また一方の電極40,40. ・・・・・・と
なる導電層は一方の側面(図中下面)に露出され、また
他方の電極42,42. ・・・・・・となる導電層
は他方の側面(図中」二面)に露出するように構成され
ている。このような層構造は、適当な圧電素子材料、例
えば、チタン酸・ジルコン酸鉛系複合ペロブスカイトセ
ラミックス材料をグリーンンート状とし、この表面に印
刷法により内部電極材料を印刷、このシートを交互に必
要枚数重ねてラミネートする。
符号40. 40. 40. ・・・・・・はそれぞ
れ一方の電極を構成する導電層であり、また42゜42
.42. ・・・・・・は他方の電極を構成する導電
層で、各導電層は互いに平行となるように交互に圧電材
料44,44. ・・・・・にサンドイッチ状に配設
され、また一方の電極40,40. ・・・・・・と
なる導電層は一方の側面(図中下面)に露出され、また
他方の電極42,42. ・・・・・・となる導電層
は他方の側面(図中」二面)に露出するように構成され
ている。このような層構造は、適当な圧電素子材料、例
えば、チタン酸・ジルコン酸鉛系複合ペロブスカイトセ
ラミックス材料をグリーンンート状とし、この表面に印
刷法により内部電極材料を印刷、このシートを交互に必
要枚数重ねてラミネートする。
こうして所定枚数を形成し、予備乾燥及びシンタリング
を行ない焼結体とする。この状態が第8図(a)である
。この直方体状のものの内部電極42及び40が露出し
ている面にそれぞれ導電材料47.48を塗布乾燥又は
焼成して第8図(b)となる。これが圧電素子ブロック
34であり、最終的にはスリット46を入れて各アレイ
に分割して使用する。
を行ない焼結体とする。この状態が第8図(a)である
。この直方体状のものの内部電極42及び40が露出し
ている面にそれぞれ導電材料47.48を塗布乾燥又は
焼成して第8図(b)となる。これが圧電素子ブロック
34であり、最終的にはスリット46を入れて各アレイ
に分割して使用する。
このように構成した各素子の一方の電極を接続している
導7を層47には、それぞれ独立のリード部材を接続し
、また伯方の電極を接続している導電層48には共通の
リード部材を接続する。これにより、独立のリード部材
と共通のリード部材との間に電気信号を印加するど、独
立のリード部材により選択的に信号が印加された圧電素
子は、導電層を介して電極間に同一・の電圧を同時に印
加することになるから、電極間の圧電材料が同時に伸長
し、各層の変位が足し合わされて自由端側が軸方向へ変
位する。もとより、各導電層は、極めて薄く形成されて
いるから、最大限の伸長を行わせるための電圧は極めて
小さな値で済むことになる。
導7を層47には、それぞれ独立のリード部材を接続し
、また伯方の電極を接続している導電層48には共通の
リード部材を接続する。これにより、独立のリード部材
と共通のリード部材との間に電気信号を印加するど、独
立のリード部材により選択的に信号が印加された圧電素
子は、導電層を介して電極間に同一・の電圧を同時に印
加することになるから、電極間の圧電材料が同時に伸長
し、各層の変位が足し合わされて自由端側が軸方向へ変
位する。もとより、各導電層は、極めて薄く形成されて
いるから、最大限の伸長を行わせるための電圧は極めて
小さな値で済むことになる。
この圧電素子ブロック34は、′4?を剤により基板1
上の7!!極と導通している。導通方式は種々あるが、
一般にはAgコウ材や導電ペーストや導電性接着剤を用
いる。又、金属ボウルを基板と圧電素子の間で押しつぶ
して用いる場合もある。導電スペースは電極面全体であ
る必要はなく、ある部分が確実に導通されていればよい
。ただし前述したように圧電素子ブロック34はカッテ
ィングして使用される為、各アレイ毎に導通しているよ
う配慮する必要はある。
上の7!!極と導通している。導通方式は種々あるが、
一般にはAgコウ材や導電ペーストや導電性接着剤を用
いる。又、金属ボウルを基板と圧電素子の間で押しつぶ
して用いる場合もある。導電スペースは電極面全体であ
る必要はなく、ある部分が確実に導通されていればよい
。ただし前述したように圧電素子ブロック34はカッテ
ィングして使用される為、各アレイ毎に導通しているよ
う配慮する必要はある。
次に、この状態のものを第9図の一点鎖線C−C′の方
向に、ダイシングソーやワイヤーソーを用いて所定の幅
のスリンI・を入れる。この時、基板1の表面電極22
も分割されるよう、基板1の表面から10〜50μmの
深さまでカッティングを行なう。この時、同様のスリッ
ト幅で31の仕切ブロックbも圧電素子4の各アレイと
同様にカッティングされている。ピッチはむろん所望の
数値で良い。例えば300DPIのヘッドを作るのであ
れば片側150DPIで169.3μmピッチとなる。
向に、ダイシングソーやワイヤーソーを用いて所定の幅
のスリンI・を入れる。この時、基板1の表面電極22
も分割されるよう、基板1の表面から10〜50μmの
深さまでカッティングを行なう。この時、同様のスリッ
ト幅で31の仕切ブロックbも圧電素子4の各アレイと
同様にカッティングされている。ピッチはむろん所望の
数値で良い。例えば300DPIのヘッドを作るのであ
れば片側150DPIで169.3μmピッチとなる。
こうしてカットされた圧電素子4の周囲を1fflい込
むようにハウシング2を設置する。ハウジング2は基板
1及び圧電素子4の各アレイのキャビティ11側の逆端
面と強力に当接又は固着されている。ここで用いる接着
剤はヤング率ができるだけ大きいことが望ましい。
むようにハウシング2を設置する。ハウジング2は基板
1及び圧電素子4の各アレイのキャビティ11側の逆端
面と強力に当接又は固着されている。ここで用いる接着
剤はヤング率ができるだけ大きいことが望ましい。
吹に各圧電素子4のアレイ上面に形成されている電極を
導通させ共通電極を取り出す。既に基板1側と各圧電素
子4のアレイ下面の電極は個別リード電極として構成さ
れており、」二面は例えばハウジング2の外壁を利用す
る竹して基板1側共通電極端子13に導通させる。第1
0図はその1例を示すものであり、ハウシング2表面に
導電ペーストで導電路を形成している。図で61がハウ
ジング表面導電路であり、圧電素子4のアレイの上面電
極ど導電ペースト62で導通している。又、導電路61
は基板」二の共通電極13とも導電ペースト63で導通
している。この電気的接合方式はいろいろとあり、例え
ばフレキシブルケーブルを利用したり、ワイヤボンディ
ングする等も可能である。
導通させ共通電極を取り出す。既に基板1側と各圧電素
子4のアレイ下面の電極は個別リード電極として構成さ
れており、」二面は例えばハウジング2の外壁を利用す
る竹して基板1側共通電極端子13に導通させる。第1
0図はその1例を示すものであり、ハウシング2表面に
導電ペーストで導電路を形成している。図で61がハウ
ジング表面導電路であり、圧電素子4のアレイの上面電
極ど導電ペースト62で導通している。又、導電路61
は基板」二の共通電極13とも導電ペースト63で導通
している。この電気的接合方式はいろいろとあり、例え
ばフレキシブルケーブルを利用したり、ワイヤボンディ
ングする等も可能である。
吹にダイシングソーやワイヤーソー等によりカッティン
グしてできた圧71!素子4の各アレイの間の所定の幅
のスリットと仕切スペース3′とノズル形成部7とを−
・体に形成する。第11図は、その−例を示すもので、
ハウジング2の外側を囲むように、さらにノズル形成部
7の厚さの予定の位置りよりE月払IIい枠16を基板
1に仮接着し、前述の圧電素子4の各アレイの間の所定
の幅のスリットと仕切スペース3′に樹脂系材料5を前
述の枠16の−L面(D+E)の高さまで注入充填し硬
化させる。樹脂系iイ料5はエポキシ系又はシリコン系
等が適当であるが、硬化膜が適度な硬度と密着性及び強
度をもっていればこれにこだわる必要はない。次に枠1
6を外してノズル形成部7の厚さの予定の位置りの位置
まで研削して平滑にする。研削は表面研削盤やラッピン
グ装置、またはダイシングソーを用いて行なう。その後
レーザーまたはドリルにより、キャビティ11を形成す
る為に可溶性樹脂を充填してあった31の仕切ブロック
bの圧電素子4の各アレイに対向したスペースの所定の
位置にノズル形成部7の厚さを員いた穴であるノズル8
を正確に穴明けする。穴明は精度は、−例として、圧電
素子4を各アレイに分割するカッティング時及び仕切ス
ペース3′のカッティング時の基準、例えば基板1に設
けた基準穴、または圧電素子ブロック34のX−Y端面
等ど同一【こして穴明けすること(こより数μm以下に
することができることは言うまでもないことである。
グしてできた圧71!素子4の各アレイの間の所定の幅
のスリットと仕切スペース3′とノズル形成部7とを−
・体に形成する。第11図は、その−例を示すもので、
ハウジング2の外側を囲むように、さらにノズル形成部
7の厚さの予定の位置りよりE月払IIい枠16を基板
1に仮接着し、前述の圧電素子4の各アレイの間の所定
の幅のスリットと仕切スペース3′に樹脂系材料5を前
述の枠16の−L面(D+E)の高さまで注入充填し硬
化させる。樹脂系iイ料5はエポキシ系又はシリコン系
等が適当であるが、硬化膜が適度な硬度と密着性及び強
度をもっていればこれにこだわる必要はない。次に枠1
6を外してノズル形成部7の厚さの予定の位置りの位置
まで研削して平滑にする。研削は表面研削盤やラッピン
グ装置、またはダイシングソーを用いて行なう。その後
レーザーまたはドリルにより、キャビティ11を形成す
る為に可溶性樹脂を充填してあった31の仕切ブロック
bの圧電素子4の各アレイに対向したスペースの所定の
位置にノズル形成部7の厚さを員いた穴であるノズル8
を正確に穴明けする。穴明は精度は、−例として、圧電
素子4を各アレイに分割するカッティング時及び仕切ス
ペース3′のカッティング時の基準、例えば基板1に設
けた基準穴、または圧電素子ブロック34のX−Y端面
等ど同一【こして穴明けすること(こより数μm以下に
することができることは言うまでもないことである。
またノズル形成後7の厚さは、0.05〜0.5mm程
度の薄さであり、透明グレードの樹脂系材料を使用し、
キャビティ11を形成するため充填してあった31の仕
切ブロックbの可溶性樹脂を着色する等により、仕切り
スペース3′に注入充填し硬化した仕切部a3ど圧電素
子4の各アレイに対応した所定の幅のスリットに注入充
填し硬化した仕切部b5と圧電素子4とに対しての識別
が画像処理技術等により簡単にできる。従って傾きの無
い正確な位置への穴明けが可能である。また、枠16は
外さないで同時に研削しても良く、その場合は基板1に
確実に接着等する必要がある。このようにノズル形成部
7と仕切部a3と各仕切部b5とが同一の樹脂系材料5
で注入充填し硬化し一体となっており、ノズル開口1部
の近傍がそれぞれに近接して囲まれているため、ノズル
開口部は非常に強く支持され、変形や剥離が生じること
がない。また非常に簡単に高精度に一体化できる。
度の薄さであり、透明グレードの樹脂系材料を使用し、
キャビティ11を形成するため充填してあった31の仕
切ブロックbの可溶性樹脂を着色する等により、仕切り
スペース3′に注入充填し硬化した仕切部a3ど圧電素
子4の各アレイに対応した所定の幅のスリットに注入充
填し硬化した仕切部b5と圧電素子4とに対しての識別
が画像処理技術等により簡単にできる。従って傾きの無
い正確な位置への穴明けが可能である。また、枠16は
外さないで同時に研削しても良く、その場合は基板1に
確実に接着等する必要がある。このようにノズル形成部
7と仕切部a3と各仕切部b5とが同一の樹脂系材料5
で注入充填し硬化し一体となっており、ノズル開口1部
の近傍がそれぞれに近接して囲まれているため、ノズル
開口部は非常に強く支持され、変形や剥離が生じること
がない。また非常に簡単に高精度に一体化できる。
また、前述のカッティングにおいて、仕切部a3と各仕
切部とに対応した基板1の部分は基板材が露出するとこ
ろまでカッティングしであるため樹脂系材料5との接着
又は密着強度が大きくさらに信頼性を高めることになる
。
切部とに対応した基板1の部分は基板材が露出するとこ
ろまでカッティングしであるため樹脂系材料5との接着
又は密着強度が大きくさらに信頼性を高めることになる
。
欣にキャビティ11を形成するために充填してあった第
9図の31の仕切ブロックbの可溶性樹脂を除去する。
9図の31の仕切ブロックbの可溶性樹脂を除去する。
ポジ系のフォトレジストであれば、アセトンまたはアン
モニア水に゛C除去するのが好適であり、ネガ系フォト
レジストであれば強酸系の水溶液を加温して吹きつけて
除去する。これにより第12図に示す如きキャビティを
形成することができる。第12図は31の仕切ブロック
bも圧電素子4と同時にカッティングされ、樹脂系材料
5をそのスペースに注入充填し硬化させキャビティ11
が形成された状態を示した図でノズル形成部7及びノズ
ル8を削除した状態の一例である。
モニア水に゛C除去するのが好適であり、ネガ系フォト
レジストであれば強酸系の水溶液を加温して吹きつけて
除去する。これにより第12図に示す如きキャビティを
形成することができる。第12図は31の仕切ブロック
bも圧電素子4と同時にカッティングされ、樹脂系材料
5をそのスペースに注入充填し硬化させキャビティ11
が形成された状態を示した図でノズル形成部7及びノズ
ル8を削除した状態の一例である。
本実施例では仕切部a3をはさんでキャビティ11を対
向させる方式について記述してきたが、もちろんノズル
開口は1列でも良いし、あるいは更に多列化することも
容易である。
向させる方式について記述してきたが、もちろんノズル
開口は1列でも良いし、あるいは更に多列化することも
容易である。
このように構成された印字ヘッドは、ケーブル12を介
して電気信号が圧電素子4に印加すると、圧電素子4.
4. 4. ・・・・・・は電極の積層方向に伸長
するから、圧電素子の自由端は前面のインクを3の仕切
部aに向けて押出すことになる。これにより、インクは
動圧を受けてノズル間口8に突入し、インク滴となって
外部空間を飛翔し、印刷用紙にドツトを形成する。
して電気信号が圧電素子4に印加すると、圧電素子4.
4. 4. ・・・・・・は電極の積層方向に伸長
するから、圧電素子の自由端は前面のインクを3の仕切
部aに向けて押出すことになる。これにより、インクは
動圧を受けてノズル間口8に突入し、インク滴となって
外部空間を飛翔し、印刷用紙にドツトを形成する。
電気信号の印加がなくなると、圧電素子は元の状態に縮
小し、3の仕切部aと圧電素子4の間隙にインクが流入
して吹のインク滴発生に備えることになる。
小し、3の仕切部aと圧電素子4の間隙にインクが流入
して吹のインク滴発生に備えることになる。
ところで、インクシェツトプリンタ用インクは絶縁性の
場合もあれは、導電性をもつ場合もある。
場合もあれは、導電性をもつ場合もある。
特に導電性インクを使用する場合は、圧電素子の電極は
インクから完全にシーリングされていなければならない
。こうした点をクリアする為に第13図の1部層のよう
に両自由喘に圧電作用に関与しない層を圧WL月材料形
成しておくのが望ましい。
インクから完全にシーリングされていなければならない
。こうした点をクリアする為に第13図の1部層のよう
に両自由喘に圧電作用に関与しない層を圧WL月材料形
成しておくのが望ましい。
さらに、仕切部b5をスリット間に流し込む前に圧電ア
レイ全体を絶縁性樹脂液、例えばポリイミド溶液中にデ
ィッピングし、薄い絶縁膜を圧電素子表面にコーティン
グするのも良い方法である。
レイ全体を絶縁性樹脂液、例えばポリイミド溶液中にデ
ィッピングし、薄い絶縁膜を圧電素子表面にコーティン
グするのも良い方法である。
また、前述までの実施例において、共通電極の取り出し
を先にして、そのあとでノズル形成部7と仕切部a3と
圧電素子4の各アレイに対応した仕切部b5とを同時に
樹脂系材料で注入充填し硬化させ一体に形成させた方法
で説明してきたが、この方法に限定されるものではない
。たとえば、仕切部a3と仕切部b5に先に一体に形成
させた後で共通電極を取り出しそのあとでノズル形成部
7を形成して一体とする方法でも良いわけである。
を先にして、そのあとでノズル形成部7と仕切部a3と
圧電素子4の各アレイに対応した仕切部b5とを同時に
樹脂系材料で注入充填し硬化させ一体に形成させた方法
で説明してきたが、この方法に限定されるものではない
。たとえば、仕切部a3と仕切部b5に先に一体に形成
させた後で共通電極を取り出しそのあとでノズル形成部
7を形成して一体とする方法でも良いわけである。
さらにまた、第14図は各キャビティの仕切部材である
樹脂系材料が仕切部a3まで延設されていない¥32の
実施例を示す。第1の実施例は高密度形ヘッドである為
、クロストークの問題がある。
樹脂系材料が仕切部a3まで延設されていない¥32の
実施例を示す。第1の実施例は高密度形ヘッドである為
、クロストークの問題がある。
本実施例は比較的、隣接するノズル開口部の密度が高く
ない場合は有効であり、十分に実用性がある。図はノズ
ル形成部7を透視しており、圧電素子間は仕切部b5に
より埋められている。図で3は圧電素子列を仕す」る仕
切部aである。この実施例の場合は、第9図の31の仕
切ブロックb7f!:設ける必要はなく、各圧電ブロッ
ク体34は所定の距離をおいて接着し、圧電素子列間と
仕切部に樹脂を埋めた後、ダイシングソー等で31に相
当するスペースを切断し、可溶性レジストを注入充填固
化させキャビティ部を形成することができる。
ない場合は有効であり、十分に実用性がある。図はノズ
ル形成部7を透視しており、圧電素子間は仕切部b5に
より埋められている。図で3は圧電素子列を仕す」る仕
切部aである。この実施例の場合は、第9図の31の仕
切ブロックb7f!:設ける必要はなく、各圧電ブロッ
ク体34は所定の距離をおいて接着し、圧電素子列間と
仕切部に樹脂を埋めた後、ダイシングソー等で31に相
当するスペースを切断し、可溶性レジストを注入充填固
化させキャビティ部を形成することができる。
第14図71はこのようにして形成したギャップである
。
。
これまで述べてきたように、本発明によれば、ノズル形
成部と列間仕切部材と対向仕切部材とを一体に形成する
ことにより、ずれと変形、剥離等が無くなり、特にノズ
ル開1−1部の近傍が同一の材料からなる部材て一層強
固に支持させたため、温度・時間的条件に対して非常に
高い信頼性と安定=23− したインク液滴形成と大きい飛翔力を得ることができる
。
成部と列間仕切部材と対向仕切部材とを一体に形成する
ことにより、ずれと変形、剥離等が無くなり、特にノズ
ル開1−1部の近傍が同一の材料からなる部材て一層強
固に支持させたため、温度・時間的条件に対して非常に
高い信頼性と安定=23− したインク液滴形成と大きい飛翔力を得ることができる
。
また、前述の部材を注入充填して硬化する材料にするこ
とにより非常に簡単に高精度にしかも短時間に形成でき
る。
とにより非常に簡単に高精度にしかも短時間に形成でき
る。
さらにまた、積層型圧電素子のd33方向振動の利用に
より低い電圧で十分な飛翔力を備えたインク滴を発生さ
せることができる。積層数を増すほどに電圧は下げるこ
とができる。
より低い電圧で十分な飛翔力を備えたインク滴を発生さ
せることができる。積層数を増すほどに電圧は下げるこ
とができる。
さらに、本発明の製造方式は同時多数個取りが可能であ
り、非常に安価なインクジェットヘッドを製造すること
ができ、かつ高密度化と高信頼性にも優れた方式で、小
型化と低コスト化が同時に実現でき、きわめて効果の大
きい発明であることは明白である。
り、非常に安価なインクジェットヘッドを製造すること
ができ、かつ高密度化と高信頼性にも優れた方式で、小
型化と低コスト化が同時に実現でき、きわめて効果の大
きい発明であることは明白である。
第1図〜第5図は本発明における第1の形式のオンデマ
ンドをインフジエラ1〜式印字ヘッドの構成を示すもの
であり、 第1図は外観斜視図。 第2図は平面図。 第3図は第2図におけるA−A’断面でノズル部を中心
どした駆動部の断面図。 第4図は第2図におけるB−B’断面で仕切部を中心と
した断面図。 第5図は第2図におけるノズル8を設けたノズル形成部
7を除去した平面図。 第6〜第11図は本発明における製造プロセス関係図で
あり、 第6図は基板の詳細図。 第7図は基板」二に仕切ブロックと圧電素子ブロックを
接着した図。 第8図(a)は圧電素子ブロックの焼結体の状態図。 第8図(b)は圧電素子ブロックの外部電極付の状態図
。 第9図は圧電素子ブロックの分割カッティングの状態図
。 第10図は共通電極の取り出し状態の一例を示す図。 第11図はノズル形成部と一体に形成する状態の一例を
示す図。 第12図はキャビティ形成状態の一例を示す図。 ¥413図は絶縁シーリング用としての圧電素子の構造
の一例を示す図。 第14図はキャビティの仕切部材が仕切部まで延設され
ていない他の実施例を示す図。 1・・・基板 2・・・ハウジング 3・・・仕切部a 4・・・圧電素子 5・・・仕切部b 7・・・ノズル形成部 8・・・ノズル 11・・・キャビティ 12・・・ケーブル 以 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 銘木 喜三部 他1名ヘヘ〜寸噂場へ
へへり (b) 第9図 34:圧慴置禾壬プロ・・・り
ンドをインフジエラ1〜式印字ヘッドの構成を示すもの
であり、 第1図は外観斜視図。 第2図は平面図。 第3図は第2図におけるA−A’断面でノズル部を中心
どした駆動部の断面図。 第4図は第2図におけるB−B’断面で仕切部を中心と
した断面図。 第5図は第2図におけるノズル8を設けたノズル形成部
7を除去した平面図。 第6〜第11図は本発明における製造プロセス関係図で
あり、 第6図は基板の詳細図。 第7図は基板」二に仕切ブロックと圧電素子ブロックを
接着した図。 第8図(a)は圧電素子ブロックの焼結体の状態図。 第8図(b)は圧電素子ブロックの外部電極付の状態図
。 第9図は圧電素子ブロックの分割カッティングの状態図
。 第10図は共通電極の取り出し状態の一例を示す図。 第11図はノズル形成部と一体に形成する状態の一例を
示す図。 第12図はキャビティ形成状態の一例を示す図。 ¥413図は絶縁シーリング用としての圧電素子の構造
の一例を示す図。 第14図はキャビティの仕切部材が仕切部まで延設され
ていない他の実施例を示す図。 1・・・基板 2・・・ハウジング 3・・・仕切部a 4・・・圧電素子 5・・・仕切部b 7・・・ノズル形成部 8・・・ノズル 11・・・キャビティ 12・・・ケーブル 以 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 銘木 喜三部 他1名ヘヘ〜寸噂場へ
へへり (b) 第9図 34:圧慴置禾壬プロ・・・り
Claims (4)
- (1)圧電材料と導電材料とで形成した圧電板を所定の
幅で切断し、一端を基台に固定又は当接し、他端を自由
端として配置した圧電素子列と、前記自由端に対向させ
てインク溜めを形成する空間を設けて配置した対向仕切
部材と、前記空間に対向するノズル開口を有するノズル
部材と、前記圧電素子列の間に配置した列間仕切部材と
からなり、前記ノズル部材が前記対向仕切部材および前
記列間仕切部材と一体に形成してなることを特徴とする
オンデマンド型インクジェット式印字ヘッド。 - (2)前記列間仕切部材が前記インク溜めを形成する空
間を前記圧電素子列毎に仕切るように延設してなること
を特徴とする請求項1記載のオンデマンド型インクジェ
ット式印字ヘッド。 - (3)前記ノズル部材および前記対向仕切部材および前
記列間仕切部材が注入充填して硬化する材料からなるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のオンデマンド型イ
ンクジェット式印字ヘッド。 - (4)前記圧電板がペースト状圧電材料と導電材料をそ
れぞれ層状に交互に積層して焼成してなることを特徴と
する請求項1記載のオンデマンド型インクジェット式印
字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15436890A JP2959052B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | インクジェット式印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15436890A JP2959052B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | インクジェット式印字ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0445945A true JPH0445945A (ja) | 1992-02-14 |
JP2959052B2 JP2959052B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=15582634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15436890A Expired - Fee Related JP2959052B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | インクジェット式印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2959052B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0612623A2 (en) * | 1993-02-25 | 1994-08-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink droplet jet device |
EP1116590A1 (en) * | 2000-01-11 | 2001-07-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Ink-jet head device with multi-stacked PZT actuator |
JP2002365121A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Toshiba Plant Kensetsu Co Ltd | 水位計のフランジ構造 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP15436890A patent/JP2959052B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0612623A2 (en) * | 1993-02-25 | 1994-08-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink droplet jet device |
EP0612623A3 (en) * | 1993-02-25 | 1995-02-08 | Brother Ind Ltd | Ink droplet jet device. |
US5477247A (en) * | 1993-02-25 | 1995-12-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink droplet jet device |
EP1116590A1 (en) * | 2000-01-11 | 2001-07-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Ink-jet head device with multi-stacked PZT actuator |
JP2002365121A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Toshiba Plant Kensetsu Co Ltd | 水位計のフランジ構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2959052B2 (ja) | 1999-10-06 |
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