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JPH044313Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH044313Y2
JPH044313Y2 JP1985160968U JP16096885U JPH044313Y2 JP H044313 Y2 JPH044313 Y2 JP H044313Y2 JP 1985160968 U JP1985160968 U JP 1985160968U JP 16096885 U JP16096885 U JP 16096885U JP H044313 Y2 JPH044313 Y2 JP H044313Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
battery
fire
signal
power source
Prior art date
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Expired
Application number
JP1985160968U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6271795U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985160968U priority Critical patent/JPH044313Y2/ja
Publication of JPS6271795U publication Critical patent/JPS6271795U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH044313Y2 publication Critical patent/JPH044313Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は建物などの一部あるいは全部の改修、
又は模様替えなどの際に、仮に設置して火災を警
報する仮設用火災報知機に関し、特に出願人らが
実願昭57−130891号(実開昭59−37692号)とし
て先に出願したものの改良に関するものである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
建物等の改修あるいは、模様替えの際は既設の
火災感知器及び当該火災感知器と火災受信機間と
を結ぶ配線を撤去し、天井、床及び壁面の改修等
を行うのが通常である。然し改修、工事等が数
日、若しくは数ケ月間に亘る場合には、従来仮設
の電線を張りめぐらせ、この電線に火災感知器を
接続し、改修工事中の火災を警戒していた。しか
し、このような仮設用電線は、他の仮設照明用電
線等と混同し、仮設照明電線の用済み撤去と共に
往々にして切断され、火災発見機能がそこなわ
れ、また仮設用配線は、窓、扉等の開閉に障害に
なるなどの問題があつた。
これらの解決策として本出願人らが先に実願昭
57−130891号(実開昭59−37692号)として提案
したものは、火災感知器の出力信号に基づいて固
有の電波を送信する送信機と、前記電波を受信し
この結果得られる受信信号を既設の中央火災監視
装置の入力端子に接続されている信号線へ供給す
る受信機とを具備した仮設用火災警報機である
が、上記送信機の電源として商用電源を用いる場
合にはこのための仮設の電源線を必要とし、前記
のような理由で切断される恐れのほか、改修中の
建物の任意の場所に商用電源を供給することは難
点があり、また送信機の電源として電池を使用し
た場合には電池寿命に基づく電池電圧の低下に気
付かず火災信号が送信不能となり失報する恐れが
あつた。
また従来、電池を用いた火災報知機用送信機に
おいて、周期的に電池電圧を監視し、それが一定
値以下に低下した時に警報信号を送信することに
より寿命の到来した電池を早期に交換して報知の
信頼度を向上される技術も知られている(例えば
実開昭58−15285号広報や実開昭60−77135号広
報)。しかし上記従来技術は、単なる電池の出力
電圧を監視しているだけで、実際に送信機が動作
している時の電池電圧を監視しているのではない
から、充分な信頼度が得られない欠点があつた。
すなわち、電池に送信機を駆動できるだけの十
分な電流容量がなくなると、送信機を駆動してい
ない時には十分な出力電圧が得られているが、い
ざ送信機を駆動するとその負荷のために急激に出
力電圧が低下して火災信号の送信が困難になると
言う性質がある。従来の技術では、このような場
合に対処できないという欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、建物各所に設置される送信機の電源として電
池を使用しかつ当該電池に動作中の送信機の負荷
に相当する疑似負荷を周期的に印加して電池電圧
のチエツクを行い、所定電圧以下のときには送信
機より電池不良信号を受信機に送出し、当該受信
機においてはこれを識別して表示し、電池不良を
自動的に監視出来るようにした仮設用火災報知機
を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は上記目的を達成するため、電池電源に
よつて駆動され火災感知器の動作によつて火災信
号を送信する送信機と、この火災信号を受信・表
示する受信機より成る仮設用火災報知機におい
て、上記送信機に、動作中の負荷に相当する疑似
負荷を電池電源に周期的に接続し、疑似負荷が接
続された時の電池電圧が一定値以下に低下した時
に電池不良信号を送信する機能を具備させること
により、電池電源の電圧だけでなく電流容量の低
下をも検出できるようにして高い信頼度を有する
火災報知機を実現したことを特徴とするものであ
る。
〔考案の実施例〕
次に本考案の仮設用火災報知機をその一実施例
を示す図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本考案の送信機の回路図、第2図は本
考案の受信機のブロツク図をそれぞれ示す。
第1図において送信機10には電源電池1と当
該電池1の両端に接続され電池電圧が所定値以下
に低下したとき信号を送出する電池電圧検出回路
2と周期的にパルスを発生するパルス発生器3と
当該パルス発生器3の出力パルスによつて周期的
に導通し電池1に疑似負荷抵抗Rを接続するトラ
ンジスタTr1とを備え、これらは電池1に接続
されて電池不良検出回路7を構成している。
このパルス発生器3、疑似負荷R、トランジス
タTr1を設けた点が本発明の特徴である。
さらに送信機10には、電池1よりトランジス
タTr2のエミツタ・コレクタ電路を介して発振
変調回路5と増幅回路6とが電池1の端子間に接
続され、増幅回路6からは送信アンテナ9が伸び
ている。トランジスタTr2のベース電極にはオ
ア回路4の出力端子が接続され、このオア回路4
の入力端子の1つは電池電圧検出回路2の出力端
子と接続され、この電池電圧検出回路2の出力は
さらに発振変調回路5の入力端子の1つに接続さ
れている。オア回路4の入力端子の他方は、電池
1の端子間に抵抗8を介して接続された火災感知
器Dと抵抗8との直列接続点aに接続され、この
接続点aはさらに発振変調回路5の他方の入力端
子に接続されている。
第2図に示す受信機20には、受信アンテナ1
7と同調回路11、周波数変換器12、局部発振
器18、検波器13、信号識別器14、火災表示
器15、電池不良表示器16をそれぞれ備えてい
る。
このような本考案の仮設用火災報知機の動作を
以下に説明する。通常の火災監視状態においては
火災感知器Dは不導通状態であり、またパルス発
生器3からは周期的に(例えば2〜3分に1回)
パルスが発生され、トランジスタTr1を導通し
て発振変調回路5、増幅回路6等の負荷に相当す
る負荷抵抗Rを瞬時に電池1に接続し、このとき
の電圧を電池電圧検出回路2で検出している。
火災感知器Dが動作すると火災検知器Dと抵抗
8との接続点aの電位が上昇し、この信号がオア
回路4及び発振変調回路5に印加され、トランジ
スタTr2が導通され、発振変調回路5、増幅回
路6に電池1が接続され、発振変調回路5は火災
感知器Dの動作信号に対応する周波数の信号で搬
送波を変調し、この出力が増幅回路6で増幅さ
れ、送信アンテナ9から火災信号電波として送出
される。
負荷抵抗Rが接続されたとき電池1の電圧が予
め定められた電圧以下になると電池電圧検出回路
2から電池不良信号がオア回路4及び発振変調回
路5に印加され、火災感知器作動時と同様にし
て、電池不良信号に対応する周波数の信号で搬送
波を変調して電池不良信号電波を生成し、その電
池不良信号電波を送信アンテナ9から送信され
る。
受信機20においては、火災信号電波あるいは
電池不良信号電波を受信アンテナ17、同調回路
11で受信すると、これを局部発振器18の出力
と周波数変換器12で混合し、その出力を検波器
13で検波して復調し、バンドパスフイルタ等か
ら成る信号識別回路14で識別して火災信号の場
合には火災表示器15を点灯し、また電池不良信
号の場合には電池不良表示器16を点灯する。
なお、表示器15,16としてペルプザー等を
用いても良く、またこれらを並設することもでき
る。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案の仮設用火災報知機は、
送信機の電源に用いられる電池を送信機動作状態
と同一な条件で検査して電池寿命等に基づく電池
の不良を発見するようにしたため、電池不良によ
る失報の防止が高い信頼度で可能になるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の送信機の一例を示す回路
図、第2図はこの考案の受信機の一例を示すブロ
ツク図である。 1……電源電池、7……電池不良検出回路、D
……火災感知器、5……発信変調回路、10……
送信機、12……周波数変換器、13……検波
器、14……信号識別器、15,16……表示
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 火災感知器の動作によつて火災信号電波を送信
    する送信機と、前記火災信号電波を受信表示する
    受信機とを備えた仮設用火災報知機であつて、 前記送信機は、電池電源と、電波送信時の負荷
    抵抗に相当する大きさの抵抗値を有する疑似負荷
    と、この疑似負荷を周期的に前記電池電源に接続
    する疑似負荷接続手段と、前記疑似負荷が前記電
    波電源に接続されている時の前記電池電源の出力
    電圧を検出してその電圧が所定値以下に低下した
    時に電池不良信号を出力する電池電圧検出手段
    と、火災発生時または電池不良時にのみ前記電池
    電源が接続されて火災信号電波または電池不良信
    号電波を送信する電波送信手段により構成され、 前記受信機は、前記送信機により送信された信
    号を受信する信号検波手段と、受信信号が火災信
    号電波か電池不良信号電波かを識別する識別手段
    と、火災信号電波か電池不良信号電波が受信され
    た時にその旨を表示する表示手段により構成され
    ることを特徴とする仮説用火災報知機。
JP1985160968U 1985-10-21 1985-10-21 Expired JPH044313Y2 (ja)

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JP1985160968U JPH044313Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

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JP1985160968U JPH044313Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

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JPS6271795U JPS6271795U (ja) 1987-05-08
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JPS6271795U (ja) 1987-05-08

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