JPH0440960Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440960Y2 JPH0440960Y2 JP15556088U JP15556088U JPH0440960Y2 JP H0440960 Y2 JPH0440960 Y2 JP H0440960Y2 JP 15556088 U JP15556088 U JP 15556088U JP 15556088 U JP15556088 U JP 15556088U JP H0440960 Y2 JPH0440960 Y2 JP H0440960Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base film
- release paper
- layer
- transfer
- printed material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、転写用印刷物に関し、さらに詳しく
は自動給紙機や自動装填機等の給紙が確実に行え
る転写用印刷物に関する。
は自動給紙機や自動装填機等の給紙が確実に行え
る転写用印刷物に関する。
従来の転写用印刷物としては、同一発明者にか
かる特願昭62−97464に述べられているようにベ
ースフイルムの片面に、シール図柄と同一形状の
透明オーバーコート層、インキ層、粘着剤層を順
次積層し、このようにして多数のシール図柄を形
成した後、最上面に離型紙を積設した転写用印刷
物が知られている。
かる特願昭62−97464に述べられているようにベ
ースフイルムの片面に、シール図柄と同一形状の
透明オーバーコート層、インキ層、粘着剤層を順
次積層し、このようにして多数のシール図柄を形
成した後、最上面に離型紙を積設した転写用印刷
物が知られている。
しかるに、前記の如くして得られたシート状の
転写用印刷物の離型紙面に説明文を印刷したり、
転写用印刷物から個別のシール単体にカツトする
全抜き仕上げをする際には、自動給紙機の吸引バ
ルブでシート状の転写用印刷物を一枚づつ給紙す
るが、このときベースフイルムと離型紙とは前記
シール図柄部分の粘着剤層のみで密着しているた
め、給紙時にベースフイルムが煽られて離型紙か
ら剥れてしまうとがある。同じくカツトしたシー
ル単体をチヨコレート等の商品の包装体内に装填
する際には、自動装填機の送りピンでシール単体
が送られてくるが、この場合にもベースフイルム
と離型紙との剥離の心配があつた。
転写用印刷物の離型紙面に説明文を印刷したり、
転写用印刷物から個別のシール単体にカツトする
全抜き仕上げをする際には、自動給紙機の吸引バ
ルブでシート状の転写用印刷物を一枚づつ給紙す
るが、このときベースフイルムと離型紙とは前記
シール図柄部分の粘着剤層のみで密着しているた
め、給紙時にベースフイルムが煽られて離型紙か
ら剥れてしまうとがある。同じくカツトしたシー
ル単体をチヨコレート等の商品の包装体内に装填
する際には、自動装填機の送りピンでシール単体
が送られてくるが、この場合にもベースフイルム
と離型紙との剥離の心配があつた。
このため円滑な給紙作業が行えないという問題
点があつた。
点があつた。
本考案が解決すべき技術的課題は、転写用印刷
物のベースフイルムと離型紙とが給紙時に妄りに
剥れないようにすることにある。
物のベースフイルムと離型紙とが給紙時に妄りに
剥れないようにすることにある。
技術的課題を解決するために講じた技術的手段
は、ベースフイルムの片面に、シール図柄と同一
形状の透明オーバーコート層、インキ層、粘着剤
層を順次積層して複数のシール単体を形成し、そ
の上面に離型紙を積設したシート状の転写用印刷
物において、 該転写用印刷物の移送機への送り込み側の始端
縁位置と、終端縁位置とのベースフイルムと離型
紙間に糊層を形成し、かつ前記転写用印刷物をカ
ツトして得られるシール単体の縁辺位置のベース
フイルムと離型紙間には囲み状糊層を形成したこ
とである。
は、ベースフイルムの片面に、シール図柄と同一
形状の透明オーバーコート層、インキ層、粘着剤
層を順次積層して複数のシール単体を形成し、そ
の上面に離型紙を積設したシート状の転写用印刷
物において、 該転写用印刷物の移送機への送り込み側の始端
縁位置と、終端縁位置とのベースフイルムと離型
紙間に糊層を形成し、かつ前記転写用印刷物をカ
ツトして得られるシール単体の縁辺位置のベース
フイルムと離型紙間には囲み状糊層を形成したこ
とである。
糊層及び囲み状糊層は、シート状の転写用印刷
物を自動給紙機でオフセツト印刷や全抜き仕上げ
のために送り込む際、あるいはカツトした完成品
たるシート単体を自動装填機にてチヨコレート等
の商品の包装体内に挿入する際、ベースフイルム
と離型紙とを密着状態に保持できるので、上記各
作業が円滑に行えることとなる。
物を自動給紙機でオフセツト印刷や全抜き仕上げ
のために送り込む際、あるいはカツトした完成品
たるシート単体を自動装填機にてチヨコレート等
の商品の包装体内に挿入する際、ベースフイルム
と離型紙とを密着状態に保持できるので、上記各
作業が円滑に行えることとなる。
本考案を図面の実施例について説明すると、第
1図はシール単体の斜視図、第2図は前図のシー
ル単体を複数形成したシート状の転写用印刷物の
正面図、第3図は前図の−線断面図、第4図
は第2図の部分拡大図である。
1図はシール単体の斜視図、第2図は前図のシー
ル単体を複数形成したシート状の転写用印刷物の
正面図、第3図は前図の−線断面図、第4図
は第2図の部分拡大図である。
図中符号1はポリエステル等の素材からなるベ
ースフイルムで厚さは25〜200ミクロンであり、
2は透明オーバーコート層で厚さは5〜8ミクロ
ンであり、3は単色層又はオフセツト4原色層か
らなるインキ層、4は粘着剤層で厚さは5〜10ミ
クロンである。
ースフイルムで厚さは25〜200ミクロンであり、
2は透明オーバーコート層で厚さは5〜8ミクロ
ンであり、3は単色層又はオフセツト4原色層か
らなるインキ層、4は粘着剤層で厚さは5〜10ミ
クロンである。
上記四層でシール単体Aを形成するが、このシ
ール単体Aは多数(通常20〜80個程度)を一枚の
シート状の転写用印刷物Bで成形する。
ール単体Aは多数(通常20〜80個程度)を一枚の
シート状の転写用印刷物Bで成形する。
転写用印刷物Bの最上面には離型紙5が積設さ
れる。
れる。
本考案の転写用印刷物Bは、自動給紙機や自動
装填機の如き移送機への送り込み側の始端縁位置
6と終端縁位置7とのベースフイルム1と離型紙
5間に、帯状又は点状に糊層8a,8bを形成し
ており、かつシール単体Aの縁辺位置のベースフ
イルム1と離型紙5間に囲み状糊層9を形成し
た。
装填機の如き移送機への送り込み側の始端縁位置
6と終端縁位置7とのベースフイルム1と離型紙
5間に、帯状又は点状に糊層8a,8bを形成し
ており、かつシール単体Aの縁辺位置のベースフ
イルム1と離型紙5間に囲み状糊層9を形成し
た。
図中10は転写用印刷物Bからシール単体Aを
カツトする際のカツト線であり、11は囲み状糊
層9で囲まれたシール単体A内の空隙部である。
カツトする際のカツト線であり、11は囲み状糊
層9で囲まれたシール単体A内の空隙部である。
本考案は、透明オーバーコート層が伸縮自在の
性質を有し、これでインキ層を保護するのでイン
キ層による図柄にヒビ割れが発生せず、従来の如
くインキ層を抜型で形成するのではなく印刷手段
によつて形成するので細かな図柄も精確に表示す
ることができ、オフセツト印刷を利用してカラー
写真印刷とすることもできるので図柄の内容が豊
かな表現状態となる。
性質を有し、これでインキ層を保護するのでイン
キ層による図柄にヒビ割れが発生せず、従来の如
くインキ層を抜型で形成するのではなく印刷手段
によつて形成するので細かな図柄も精確に表示す
ることができ、オフセツト印刷を利用してカラー
写真印刷とすることもできるので図柄の内容が豊
かな表現状態となる。
また糊層を形成した位置はベースフイルムと離
型紙とが最も剥れ易い箇所であり、かつシール単
体の全面に糊層を形成するのではなく、空隙部1
1を残しているので糊剤の使用量は少なくなる。
型紙とが最も剥れ易い箇所であり、かつシール単
体の全面に糊層を形成するのではなく、空隙部1
1を残しているので糊剤の使用量は少なくなる。
本考案は、糊層及び囲み状糊層の存在により自
動給紙機や自動装填機の如き移送機の使用時にベ
ースフイルムと離型紙とが充分密着するので安定
した印刷作業や装填作業が行え、かつシール単体
の全面に糊を付着させる訳でないので、高価な糊
材の使用量が少なくなる等のすぐれた効果を有す
る。
動給紙機や自動装填機の如き移送機の使用時にベ
ースフイルムと離型紙とが充分密着するので安定
した印刷作業や装填作業が行え、かつシール単体
の全面に糊を付着させる訳でないので、高価な糊
材の使用量が少なくなる等のすぐれた効果を有す
る。
第1図はシール単体の斜視図、第2図は前図の
シール単体を複数形成したシート状の転写用印刷
物の正面図、第3図は前図の−線断面図、第
4図は第2図の部分拡大図である。 A……シール単体、B……転写用印刷物、1…
…ベースフイルム、2……透明オーバーコート
層、3……インキ層、4……粘着剤層、5……離
型紙、6……始端縁位置、7……終端縁位置、8
a,8b……糊層、9……囲み状糊層、10……
カツト線、11……空隙部。
シール単体を複数形成したシート状の転写用印刷
物の正面図、第3図は前図の−線断面図、第
4図は第2図の部分拡大図である。 A……シール単体、B……転写用印刷物、1…
…ベースフイルム、2……透明オーバーコート
層、3……インキ層、4……粘着剤層、5……離
型紙、6……始端縁位置、7……終端縁位置、8
a,8b……糊層、9……囲み状糊層、10……
カツト線、11……空隙部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ベースフイルムの片面に、シール図柄と同一形
状の透明オーバーコート層、インキ層、粘着剤層
を順次積層して複数のシール単体を形成し、その
上面に離型紙を積設したシート状の転写用印刷物
において、 該転写用印刷物の移送機への送り込み側の始端
縁位置と、終端縁位置とのベースフイルムと離型
紙間に糊層を形成し、かつ前記転写用印刷物をカ
ツトして得られるシール単体の縁辺位置のベース
フイルムと離型紙間には囲み状糊層を形成したこ
とを特徴とする転写用印刷物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15556088U JPH0440960Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15556088U JPH0440960Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0276098U JPH0276098U (ja) | 1990-06-11 |
JPH0440960Y2 true JPH0440960Y2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=31433295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15556088U Expired JPH0440960Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440960Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4796600B2 (ja) * | 2008-05-02 | 2011-10-19 | 大伍貿易株式会社 | 装飾体の転写用保持シート及び転写用保持シートの製造方法並びに装飾体の転写方法 |
-
1988
- 1988-12-01 JP JP15556088U patent/JPH0440960Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0276098U (ja) | 1990-06-11 |
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