JPH0440554Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440554Y2 JPH0440554Y2 JP6868189U JP6868189U JPH0440554Y2 JP H0440554 Y2 JPH0440554 Y2 JP H0440554Y2 JP 6868189 U JP6868189 U JP 6868189U JP 6868189 U JP6868189 U JP 6868189U JP H0440554 Y2 JPH0440554 Y2 JP H0440554Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- rotating body
- base body
- frame members
- fitting recesses
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、額縁用枠材連結具に係り、例え
ば、ジグソーパズルの如きパネル状装飾物を収納
しておけるようにした額物のコーナー部におい
て、額縁用枠材相互を連結するのに最適な額縁用
枠材連結具に関する。
ば、ジグソーパズルの如きパネル状装飾物を収納
しておけるようにした額物のコーナー部におい
て、額縁用枠材相互を連結するのに最適な額縁用
枠材連結具に関する。
(従来の技術)
従来、この種の額縁用枠材連結具としては、
種々のものが提供されている。例えば、適宜金属
小片を略L字状に折曲げると共に、その両端部分
に雌ネジ孔を夫々設けてなる接続金具を形成し、
この接続金具を止ネジを介して額縁用枠材に固定
し、隣接する額縁用枠材相互を接続していた。
種々のものが提供されている。例えば、適宜金属
小片を略L字状に折曲げると共に、その両端部分
に雌ネジ孔を夫々設けてなる接続金具を形成し、
この接続金具を止ネジを介して額縁用枠材に固定
し、隣接する額縁用枠材相互を接続していた。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、これによれば、額縁用枠材を接続す
るに際して、ドライバーにて止ネジを螺着しなけ
ればならず、この螺着作業が極めて面倒となる難
点を有していた。
るに際して、ドライバーにて止ネジを螺着しなけ
ればならず、この螺着作業が極めて面倒となる難
点を有していた。
(問題点を解決するための手段)
そこで、この考案は、従来存した叙状の欠点に
鑑み案出されたもので、額縁の枠材相互の連結作
業がワンタツチで極めて容易に行えると共に、確
実に連結することのできる額縁用枠材連結具を提
供することを目的とする。
鑑み案出されたもので、額縁の枠材相互の連結作
業がワンタツチで極めて容易に行えると共に、確
実に連結することのできる額縁用枠材連結具を提
供することを目的とする。
このため、この考案は、相互に連結せしめる額
縁用枠材夫々に設けた嵌合凹部に跨がつて嵌合さ
れる基体と回転体とから構成され、回転体は、一
方の嵌合凹部内にて回動自在となるよう基体に接
続されると共に、頭部に突設された操作レバーを
手指にて揺動させることで回転し、前記枠材相互
の接合面に対して略直交する方向で、夫々の嵌合
凹部を接近せしめて枠材相互が締め付けされるよ
う形成したことにより、上述した目的を達成し
た。
縁用枠材夫々に設けた嵌合凹部に跨がつて嵌合さ
れる基体と回転体とから構成され、回転体は、一
方の嵌合凹部内にて回動自在となるよう基体に接
続されると共に、頭部に突設された操作レバーを
手指にて揺動させることで回転し、前記枠材相互
の接合面に対して略直交する方向で、夫々の嵌合
凹部を接近せしめて枠材相互が締め付けされるよ
う形成したことにより、上述した目的を達成し
た。
(作用)
しかして、叙上のような考案にあつては、相互
に連結せしめる額縁を構成する額縁用枠材夫々に
設けられた嵌合凹部に、基体と回転体とを跨がつ
て嵌合させ、回転体頭部に突設された操作レバー
を手指にて揺動させると、回転体が一方の嵌合凹
部内にて回転し、枠材相互の接合面に対して略直
交する方向で、夫々の嵌合凹部が接近せしめられ
て枠材相互が締め付けられ、確実に連結される。
に連結せしめる額縁を構成する額縁用枠材夫々に
設けられた嵌合凹部に、基体と回転体とを跨がつ
て嵌合させ、回転体頭部に突設された操作レバー
を手指にて揺動させると、回転体が一方の嵌合凹
部内にて回転し、枠材相互の接合面に対して略直
交する方向で、夫々の嵌合凹部が接近せしめられ
て枠材相互が締め付けられ、確実に連結される。
(実施例)
以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
する。
する。
図において示される符号1は、ジグソーパズル
の如きパネル状装飾物などが収容される額縁を構
成する枠材X,Y夫々を連結する連結具本体であ
り、この連結具本体1は、連結せしめる枠材X,
Y夫々に形成された嵌合凹部30,31に跨がつ
て嵌合される基体10と回転体20とから構成さ
れている。
の如きパネル状装飾物などが収容される額縁を構
成する枠材X,Y夫々を連結する連結具本体であ
り、この連結具本体1は、連結せしめる枠材X,
Y夫々に形成された嵌合凹部30,31に跨がつ
て嵌合される基体10と回転体20とから構成さ
れている。
すなわち、基体10は、枠材X端部に設けられ
た嵌合凹部30に嵌合する適宜形状に形成され、
第2図及び第3図に示す如く、連結せしめる他方
の枠材Yに設けられた嵌合凹部31方向に突出し
た支持部12が形成され、この支持部12に略直
交する略円柱形状の回転軸部11が立設されてい
る。
た嵌合凹部30に嵌合する適宜形状に形成され、
第2図及び第3図に示す如く、連結せしめる他方
の枠材Yに設けられた嵌合凹部31方向に突出し
た支持部12が形成され、この支持部12に略直
交する略円柱形状の回転軸部11が立設されてい
る。
一方、回転体20も、連結する他方の枠材Yに
設けられた嵌合凹部31に嵌合する適宜形状に形
成され、前記基体10の回転軸部11に回動自在
に接続されるものであり、回転体20の中心位置
から外れた位置に形成された回転軸部11が回動
自在に挿入される偏心穴21と、偏心穴21に対
応して設けられた偏心溝部22と、基体10の支
持部12の幅に対応する幅を有する偏心溝部22
至る開口切欠部23と、支持部12の高さ位置で
支持部12の厚さに対応する幅に切欠かれた切欠
逃溝部24とが形成され、更に回転体20を手指
にて回転させるために外方に突出した操作レバー
25がその頭部に設けられている。
設けられた嵌合凹部31に嵌合する適宜形状に形
成され、前記基体10の回転軸部11に回動自在
に接続されるものであり、回転体20の中心位置
から外れた位置に形成された回転軸部11が回動
自在に挿入される偏心穴21と、偏心穴21に対
応して設けられた偏心溝部22と、基体10の支
持部12の幅に対応する幅を有する偏心溝部22
至る開口切欠部23と、支持部12の高さ位置で
支持部12の厚さに対応する幅に切欠かれた切欠
逃溝部24とが形成され、更に回転体20を手指
にて回転させるために外方に突出した操作レバー
25がその頭部に設けられている。
従つて、回転体20は、開口切欠部23を基体
10の支持部12に対応する位置に合わせれば、
支持部12が障害とならずに、その偏心溝部2
2、偏心穴21内に基体10の回転軸部11を挿
入することができ、そのまま切欠逃溝部24の左
右の範囲内において、同じく支持部12が障害と
なることなく回動自在になる。
10の支持部12に対応する位置に合わせれば、
支持部12が障害とならずに、その偏心溝部2
2、偏心穴21内に基体10の回転軸部11を挿
入することができ、そのまま切欠逃溝部24の左
右の範囲内において、同じく支持部12が障害と
なることなく回動自在になる。
そして、このように基体10の回転軸部11に
対して所定範囲内で回動自在となる回転体20
は、基体10の回転軸部11が挿入される偏心穴
21と偏心溝部22とが回転体20の中心位置か
ら外れていることで偏心回転運動するため、回転
体20の回転動作により基体10と回転体20と
の間隔が変化することになる。すなわち、操作レ
バー25を所定方向に揺動させて回転体20を回
転すると、基体10と回転体20とが接近し、こ
れにより、基体10と回転体20とが夫々嵌合さ
れた枠材Xに設けられた嵌合凹部30と枠材Yに
設けられた嵌合凹部31とを接近させて締め付
け、枠材X,Y夫々が連結できるるように形成さ
れている。
対して所定範囲内で回動自在となる回転体20
は、基体10の回転軸部11が挿入される偏心穴
21と偏心溝部22とが回転体20の中心位置か
ら外れていることで偏心回転運動するため、回転
体20の回転動作により基体10と回転体20と
の間隔が変化することになる。すなわち、操作レ
バー25を所定方向に揺動させて回転体20を回
転すると、基体10と回転体20とが接近し、こ
れにより、基体10と回転体20とが夫々嵌合さ
れた枠材Xに設けられた嵌合凹部30と枠材Yに
設けられた嵌合凹部31とを接近させて締め付
け、枠材X,Y夫々が連結できるるように形成さ
れている。
ところで、基体10には、図示する如く、その
上縁に左右に突出する係合段部13が形成されて
おり、この係合段部13が枠材X表面に係合し
て、枠材Xの嵌合凹部30内に基体10全体が埋
設されるのを防止している。
上縁に左右に突出する係合段部13が形成されて
おり、この係合段部13が枠材X表面に係合し
て、枠材Xの嵌合凹部30内に基体10全体が埋
設されるのを防止している。
従つて、枠材X表面から突出された係合段部1
3を摘むことで、基体10と回転体20とから構
成される連結具本体1を簡単に引き上げて取出す
ことができ、連結された枠材X,Y相互の分解が
容易に行える。
3を摘むことで、基体10と回転体20とから構
成される連結具本体1を簡単に引き上げて取出す
ことができ、連結された枠材X,Y相互の分解が
容易に行える。
そしてこの係合段部13の厚みを、図示する如
く、回転体20頭部に形成された操作レバー25
の厚みと略同一に形成しておけば、基体10と回
転体20とを枠材X,Yの嵌合凹部30,31
夫々に嵌合した際に、基体10と回転体20とが
枠材X,Yから露出する高さが同じで露出面が均
一となるから、使用上邪魔になることももない。
く、回転体20頭部に形成された操作レバー25
の厚みと略同一に形成しておけば、基体10と回
転体20とを枠材X,Yの嵌合凹部30,31
夫々に嵌合した際に、基体10と回転体20とが
枠材X,Yから露出する高さが同じで露出面が均
一となるから、使用上邪魔になることももない。
尚、図示は省略したが、基体10の係合段部1
3下面を稍上方に向かつて傾斜したテーパー状に
形成しておけば、より一層係合段部13を手指で
摘み易くなり、その引き上げが容易となる。
3下面を稍上方に向かつて傾斜したテーパー状に
形成しておけば、より一層係合段部13を手指で
摘み易くなり、その引き上げが容易となる。
次にこの連結具本体1の使用について説明す
る。
る。
先ず、回転体20の開口切欠部23を基体10
の支持部12の位置に合わせて、基体10の回転
軸部11に回転体20の偏心溝部22及び偏心穴
21を挿入して基体10と回転体20とを接続
し、これを、第3図及び第4図に示す如く、連結
しようとする枠材X,Y夫々に設けられた嵌合凹
部30,31に嵌合する。
の支持部12の位置に合わせて、基体10の回転
軸部11に回転体20の偏心溝部22及び偏心穴
21を挿入して基体10と回転体20とを接続
し、これを、第3図及び第4図に示す如く、連結
しようとする枠材X,Y夫々に設けられた嵌合凹
部30,31に嵌合する。
この場合、先に枠材Xの嵌合凹部30に基体1
0を嵌合し、後から枠材Yの嵌合凹部31に回転
体20を嵌合しつつ、基体10に回転体20を接
続するようにしてもよい。
0を嵌合し、後から枠材Yの嵌合凹部31に回転
体20を嵌合しつつ、基体10に回転体20を接
続するようにしてもよい。
そして、次に、枠材Y表面から露出している回
転体20の頭部に突設され操作レバー25を所定
方向に回転させる。すると、第4図及び第5図に
示す如く、回転体20の中心より稍基体10寄り
に設けられた偏心穴21と偏心溝部22とで回転
体20が偏心回転運動し、これにより回転体20
が枠材Yの嵌合凹部31を、基体10が嵌合され
た枠材Xの嵌合凹部30に接近せしめるよう押圧
して枠材X,Y相互が連結される。
転体20の頭部に突設され操作レバー25を所定
方向に回転させる。すると、第4図及び第5図に
示す如く、回転体20の中心より稍基体10寄り
に設けられた偏心穴21と偏心溝部22とで回転
体20が偏心回転運動し、これにより回転体20
が枠材Yの嵌合凹部31を、基体10が嵌合され
た枠材Xの嵌合凹部30に接近せしめるよう押圧
して枠材X,Y相互が連結される。
すなわち、回転体20は、回転体20に設けら
れた偏心穴21及び偏心溝部22が自身の端面に
最も近い位置で基体10に接続され、操作レバー
25を約半回転せしめる位置でその偏心穴21及
び偏心溝部22が自身の端面から最も遠い位置と
なつて、その端面が基体10の端面に当接して係
止されるよう設定されている。
れた偏心穴21及び偏心溝部22が自身の端面に
最も近い位置で基体10に接続され、操作レバー
25を約半回転せしめる位置でその偏心穴21及
び偏心溝部22が自身の端面から最も遠い位置と
なつて、その端面が基体10の端面に当接して係
止されるよう設定されている。
ところで、この連結具本体1は、上述した例に
限定されるものではなく、その形状、構成等適宜
変更できることは勿論である。
限定されるものではなく、その形状、構成等適宜
変更できることは勿論である。
例えば、第6図に示す如く、基体40と頭部に
操作レバー42が設けられた回転体41とを、基
体40に設けられた突出部45に下側からネジ、
ピン等の回転軸部44を介して接続し、この回転
軸部44を回転体41の中心位置から外れた偏心
穴43に装着して回動自在に接続するものであつ
てもよく、上述した例と同様、操作レバー42を
所定方向に揺動させると回転体41が偏心回転運
動して、回転体41が基体40に接近すること
で、夫々が嵌合された嵌合凹部30,31を互い
に接近せしめて枠材X,Y相互が連結される。
操作レバー42が設けられた回転体41とを、基
体40に設けられた突出部45に下側からネジ、
ピン等の回転軸部44を介して接続し、この回転
軸部44を回転体41の中心位置から外れた偏心
穴43に装着して回動自在に接続するものであつ
てもよく、上述した例と同様、操作レバー42を
所定方向に揺動させると回転体41が偏心回転運
動して、回転体41が基体40に接近すること
で、夫々が嵌合された嵌合凹部30,31を互い
に接近せしめて枠材X,Y相互が連結される。
また、第7図及び第8図に示す如く、この基体
50,60と回転体51,61とによる枠材X,
Y夫々の嵌合凹部30,31を接近せしめる作用
を、上述した偏心回転運動によらずに、枠材X,
Y相互の接合面に対して略直交する方向で接近さ
せることもできる。
50,60と回転体51,61とによる枠材X,
Y夫々の嵌合凹部30,31を接近せしめる作用
を、上述した偏心回転運動によらずに、枠材X,
Y相互の接合面に対して略直交する方向で接近さ
せることもできる。
すなわち、第7図に示す如く、回転体51には
ピニオン54が配設される一方、基体50にはこ
のピニオンに噛み合うラツク53が設けられてお
り、回転体51頭部に突設された操作レバー52
を所定方向に回転させると、回転体51に配設さ
れたピニオン54が回転し、このピニオン54に
噛み合わされたラツク53が回転体51方向に移
動して、基体50が回転体51側に引き寄せられ
るようにしたものである。
ピニオン54が配設される一方、基体50にはこ
のピニオンに噛み合うラツク53が設けられてお
り、回転体51頭部に突設された操作レバー52
を所定方向に回転させると、回転体51に配設さ
れたピニオン54が回転し、このピニオン54に
噛み合わされたラツク53が回転体51方向に移
動して、基体50が回転体51側に引き寄せられ
るようにしたものである。
そして、第8図によれば、基体60が一方の枠
材Yの嵌合凹部30に嵌合する部分と、他方の枠
材Yの嵌合凹部31に埋設される割り溝63が形
成された部分とで形成され、割り溝63は中央が
略楕円形状に形成されると共に、操作レバー62
が頭部に突設された回転体61は、割り溝63に
対応する断面略楕円形状に形成されている。しか
して、この操作レバー62を所定方向に回転させ
ると、割り溝63に略嵌合された回転体61が縦
向きになつて割り溝63が縦方向で拡張して嵌合
凹部31を押圧し、このため、枠材Xの嵌合凹部
30と枠材Yの嵌合凹部31とが、枠材X,Y相
互の接合面に対して略直交する方向で接近して枠
材X,Y相互が連結される。
材Yの嵌合凹部30に嵌合する部分と、他方の枠
材Yの嵌合凹部31に埋設される割り溝63が形
成された部分とで形成され、割り溝63は中央が
略楕円形状に形成されると共に、操作レバー62
が頭部に突設された回転体61は、割り溝63に
対応する断面略楕円形状に形成されている。しか
して、この操作レバー62を所定方向に回転させ
ると、割り溝63に略嵌合された回転体61が縦
向きになつて割り溝63が縦方向で拡張して嵌合
凹部31を押圧し、このため、枠材Xの嵌合凹部
30と枠材Yの嵌合凹部31とが、枠材X,Y相
互の接合面に対して略直交する方向で接近して枠
材X,Y相互が連結される。
(考案の効果)
従つて、この考案は、相互に連結せしめる額縁
用枠材X,Y夫々に設けた嵌合凹部31に跨がつ
て嵌合される基体10と回転体20とから構成さ
れ、回転体20は、一方の嵌合凹部31内にて回
転自在となるよう基体10に接続されると共に、
頭部に突設された操作レバー25を手指にて揺動
させることで回転し、前記枠材X,Y相互の接合
面に対して略直交する方向で、夫々の嵌合凹部3
0,31を接近せしめて枠材X,Y相互が締め付
けされるよう形成したから、回転体20の頭部に
突設された操作レバー25を手指にて揺動させる
だけのワンタツチの操作で、額縁の枠材X,Y相
互の連結作業が極めて容易に行うことができ、し
かも確実に連結することができる。
用枠材X,Y夫々に設けた嵌合凹部31に跨がつ
て嵌合される基体10と回転体20とから構成さ
れ、回転体20は、一方の嵌合凹部31内にて回
転自在となるよう基体10に接続されると共に、
頭部に突設された操作レバー25を手指にて揺動
させることで回転し、前記枠材X,Y相互の接合
面に対して略直交する方向で、夫々の嵌合凹部3
0,31を接近せしめて枠材X,Y相互が締め付
けされるよう形成したから、回転体20の頭部に
突設された操作レバー25を手指にて揺動させる
だけのワンタツチの操作で、額縁の枠材X,Y相
互の連結作業が極めて容易に行うことができ、し
かも確実に連結することができる。
すなわち、頭部に突設された操作レバー25を
揺動させると、一方の枠材Yの嵌合凹部31内に
て回転体20が回転し、これにより、枠材X,Y
相互の接合面に対して略直交する方向で、基体1
0と回転体20とが跨がつて嵌合された夫々の嵌
合凹部30,31が接近して枠材X,Y相互が締
め付けられて、確実に連結することができる。ま
た、これが額縁を分解する場合は、操作レバー2
5を手指にて反対方向に揺動して枠材X,Y相互
の締め付けを緩めればよい。
揺動させると、一方の枠材Yの嵌合凹部31内に
て回転体20が回転し、これにより、枠材X,Y
相互の接合面に対して略直交する方向で、基体1
0と回転体20とが跨がつて嵌合された夫々の嵌
合凹部30,31が接近して枠材X,Y相互が締
め付けられて、確実に連結することができる。ま
た、これが額縁を分解する場合は、操作レバー2
5を手指にて反対方向に揺動して枠材X,Y相互
の締め付けを緩めればよい。
以上説明したように、この考案によれば、額縁
を構成する枠材相互の連結を、ドライバー等の特
別な道具を必要とせずに、手指にて操作レバーを
揺動させるだけの簡単な操作で確実に連結あるい
は分解することができる等実用上有益な種々の効
果を奏する。
を構成する枠材相互の連結を、ドライバー等の特
別な道具を必要とせずに、手指にて操作レバーを
揺動させるだけの簡単な操作で確実に連結あるい
は分解することができる等実用上有益な種々の効
果を奏する。
第1図乃至第6図はこの考案の実施例を示すも
ので、第1図は使用状態に於ける斜視図、第2図
は分解斜視図、第3図は使用状態に於ける断面
図、第4図は使用状態に於ける枠材相互連結前の
要部横断面図、第5図は同じく枠材相互連結後の
要部断面図であり、第6図乃至第8図は夫々別の
実施例を示すもので、第6図は縦断面図、第7図
及び第8図は横断面図である。 X……枠材、Y……枠材、1……連結具本体、
10……基体、11……回転軸部、12……支持
部、13……係合段部、20……回転体、21…
…偏心穴、22……偏心溝部、23……開口切欠
部、24……切欠逃溝部、25……操作レバー、
30……嵌合凹部、31……嵌合凹部、40……
基体、41……回転体、42……操作レバー、4
3……偏心穴、44……回転軸部、45……突出
部、50……基体、51……回転体、52……操
作レバー、53……ラツク、54……ピニオン、
60……基体、61……回転体、62……操作レ
バー、63……割り溝。
ので、第1図は使用状態に於ける斜視図、第2図
は分解斜視図、第3図は使用状態に於ける断面
図、第4図は使用状態に於ける枠材相互連結前の
要部横断面図、第5図は同じく枠材相互連結後の
要部断面図であり、第6図乃至第8図は夫々別の
実施例を示すもので、第6図は縦断面図、第7図
及び第8図は横断面図である。 X……枠材、Y……枠材、1……連結具本体、
10……基体、11……回転軸部、12……支持
部、13……係合段部、20……回転体、21…
…偏心穴、22……偏心溝部、23……開口切欠
部、24……切欠逃溝部、25……操作レバー、
30……嵌合凹部、31……嵌合凹部、40……
基体、41……回転体、42……操作レバー、4
3……偏心穴、44……回転軸部、45……突出
部、50……基体、51……回転体、52……操
作レバー、53……ラツク、54……ピニオン、
60……基体、61……回転体、62……操作レ
バー、63……割り溝。
Claims (1)
- 相互に連結せしめる額縁用枠材夫々に設けた嵌
合凹部に跨がつて嵌合される基体と回転体とから
構成され、回転体は、一方の嵌合凹部内にて回動
自在となるよう基体に接続されると共に、頭部に
突設された操作レバーを手指にて揺動させること
で回転し、前記枠材相互の接合面に対して略直交
する方向で、夫々の嵌合凹部を接近せしめて枠材
相互が締め付けされるよう形成したことを特徴と
する額縁用枠材連結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6868189U JPH0440554Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6868189U JPH0440554Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH037771U JPH037771U (ja) | 1991-01-24 |
JPH0440554Y2 true JPH0440554Y2 (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=31603325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6868189U Expired JPH0440554Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440554Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4547232B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2010-09-22 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP4553303B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2010-09-29 | 株式会社平和 | 遊技機 |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP6868189U patent/JPH0440554Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH037771U (ja) | 1991-01-24 |
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