JPH0439616A - 像ぶれ防止用装置 - Google Patents
像ぶれ防止用装置Info
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- JPH0439616A JPH0439616A JP2146899A JP14689990A JPH0439616A JP H0439616 A JPH0439616 A JP H0439616A JP 2146899 A JP2146899 A JP 2146899A JP 14689990 A JP14689990 A JP 14689990A JP H0439616 A JPH0439616 A JP H0439616A
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Landscapes
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光軸を有するレンズ群より構成された鏡筒部
と、この鏡筒部に対して相対的に駆動され光軸を偏心さ
せる補正レンズを備えた補正光学手段と、鏡筒に入力さ
れる振動を検知する振動検知手段と、この振動検知手段
の出力を演算する演算手段と、この演算手段の出力を基
に補正光学手段を駆動する駆動手段とから構成された防
振カメラに於ける補正光学機構に関し、例えばカメラ等
の機器に搭載されたIHz〜12)IZ程度の周波数の
振動例えば手ブレを検出して、このブレによる像ブレを
防止するようなシステムに通用して好適な補正光学機構
に関するものである。
と、この鏡筒部に対して相対的に駆動され光軸を偏心さ
せる補正レンズを備えた補正光学手段と、鏡筒に入力さ
れる振動を検知する振動検知手段と、この振動検知手段
の出力を演算する演算手段と、この演算手段の出力を基
に補正光学手段を駆動する駆動手段とから構成された防
振カメラに於ける補正光学機構に関し、例えばカメラ等
の機器に搭載されたIHz〜12)IZ程度の周波数の
振動例えば手ブレを検出して、このブレによる像ブレを
防止するようなシステムに通用して好適な補正光学機構
に関するものである。
[従来の技術]
現代のカメラでは露出決定やピント合わせ等の撮影にと
って重要な作業はすべて自動化されているため、カメラ
操作に未熟な人でも撮影失敗を起こす可能性は非常に少
なくなっているが、カメラブレによる撮影失敗だけは自
動的に防ぐことがで幹ない。
って重要な作業はすべて自動化されているため、カメラ
操作に未熟な人でも撮影失敗を起こす可能性は非常に少
なくなっているが、カメラブレによる撮影失敗だけは自
動的に防ぐことがで幹ない。
そこで、最近ではカメラブレに起因する撮影失敗をも防
止するカメラが研究されており、特に、撮影者の手ブレ
による撮影失敗を防止することのできるカメラについて
の開発、研究が進められている。
止するカメラが研究されており、特に、撮影者の手ブレ
による撮影失敗を防止することのできるカメラについて
の開発、研究が進められている。
上記の手ブレは、周波数として通常IHzないし12H
zの振動であるが、カメラシャッターのレリーズ時点に
おいてこのような手ブレを起していても像ブレのない写
真を撮影可能とするためには上記手ブレによるカメラの
振動を検比し、その検出値に応じて補正レンズを変位さ
せてやらなければならない、したがって、上記目的すな
わち、カメラのブレが生じても像ブレを生じない写真を
撮影できる目的を達成するためにはカメラの振動を正確
に検出し、精度良く補正レンズを駆動すること、そして
カメラブレの検出は、原理的にいえば角加速度、角速度
等を検出する振動センサ及び該センサ信号を電気的、あ
るいは機械的に積分して角変位を出力するカメラブレ検
出システムをカメラに搭載することによっておこなうこ
とがで鮒る。
zの振動であるが、カメラシャッターのレリーズ時点に
おいてこのような手ブレを起していても像ブレのない写
真を撮影可能とするためには上記手ブレによるカメラの
振動を検比し、その検出値に応じて補正レンズを変位さ
せてやらなければならない、したがって、上記目的すな
わち、カメラのブレが生じても像ブレを生じない写真を
撮影できる目的を達成するためにはカメラの振動を正確
に検出し、精度良く補正レンズを駆動すること、そして
カメラブレの検出は、原理的にいえば角加速度、角速度
等を検出する振動センサ及び該センサ信号を電気的、あ
るいは機械的に積分して角変位を出力するカメラブレ検
出システムをカメラに搭載することによっておこなうこ
とがで鮒る。
ここで振動検出手段として角速度計を用いた像プレ抑制
システムについて第6図を用いてその概要を説明する。
システムについて第6図を用いてその概要を説明する。
第6図の例は、図示矢印61方向のカメラ縦ブレ61p
及びカメラ横ブレ61yを抑制するシステムの図である
。同図中62はレンズ鏡筒、63p、63yは各々カメ
ラ縦プレ角速度、カメラ横プレ角速度を検出する角速度
計で、それぞれの角速度検出方向を642゜64yで示
す。65L65Yは演算手段である公知のアナログ積分
回路であり角速度計の信号を積分して手プレ角変位に変
換する。そしてその信号により駆動部67p、67y、
補正光学位置検出センサaap、esy等から成る補正
学系66を駆動して像面69での安定を確保するように
なっている。なお、補正光学機構自体に機械的積分作用
を持たせ、上記のアナログ積分回路を省くことも出来る
。
及びカメラ横ブレ61yを抑制するシステムの図である
。同図中62はレンズ鏡筒、63p、63yは各々カメ
ラ縦プレ角速度、カメラ横プレ角速度を検出する角速度
計で、それぞれの角速度検出方向を642゜64yで示
す。65L65Yは演算手段である公知のアナログ積分
回路であり角速度計の信号を積分して手プレ角変位に変
換する。そしてその信号により駆動部67p、67y、
補正光学位置検出センサaap、esy等から成る補正
学系66を駆動して像面69での安定を確保するように
なっている。なお、補正光学機構自体に機械的積分作用
を持たせ、上記のアナログ積分回路を省くことも出来る
。
第5図(a)は、上記像プレ抑制システムを、更に具体
化した斜視図であるが、以下その構成を第5図(a)に
よって説明する。
化した斜視図であるが、以下その構成を第5図(a)に
よって説明する。
補正レンズ51は、光軸と直交する互いに略直角な2方
向すなわちピッチ方向52pとヨー方向52yとに自在
に後述する方法により駆動され、カメラのブレを補正す
るようになっている。
向すなわちピッチ方向52pとヨー方向52yとに自在
に後述する方法により駆動され、カメラのブレを補正す
るようになっている。
上記の補正レンズ51は、固定枠53に保持され、この
固定枠は内蔵されたオイルレスメタル等のすべり軸受に
よってピッチスライド軸55p上をピッチ方向に摺動で
きる。なお、スライド軸55pは第1の保持枠56に取
付けられている。
固定枠は内蔵されたオイルレスメタル等のすべり軸受に
よってピッチスライド軸55p上をピッチ方向に摺動で
きる。なお、スライド軸55pは第1の保持枠56に取
付けられている。
固定枠53は、保持枠56内で2個のピッチスライド軸
と同方向のピッチコイルバネ57p。
と同方向のピッチコイルバネ57p。
57pにより中立位置付近を保つように弾性付与されて
いる。固定枠53の、図において下方部分には、駆動手
段であるピッチコイル58pが設けられ、このコイルに
対向してピッチマグネット59p、59pが設けられて
いる。したがってピッチコイル58pに電流が供給され
ると、固定枠53、それ故補正レンズはピッチ方向52
pに適宜駆動されることになる。
いる。固定枠53の、図において下方部分には、駆動手
段であるピッチコイル58pが設けられ、このコイルに
対向してピッチマグネット59p、59pが設けられて
いる。したがってピッチコイル58pに電流が供給され
ると、固定枠53、それ故補正レンズはピッチ方向52
pに適宜駆動されることになる。
固定枠53には、更に第1の位置情報伝達手段を構成し
ている、スリット510pが設けられ、赤外線ダイオー
ドI REDからなる投光器511p、半導体装置検出
素子PSD等から成る受光器512pとの協働により、
固定枠53のピッチ方向の位置が検出される。
ている、スリット510pが設けられ、赤外線ダイオー
ドI REDからなる投光器511p、半導体装置検出
素子PSD等から成る受光器512pとの協働により、
固定枠53のピッチ方向の位置が検出される。
図には示されていないが、第1の保持枠56には、ヨ一
方向にオイルレスメタル等のすべり軸受が取付けられ、
ハウジング513.513に固定されたヨースライド軸
55y上を摺動する。そしてハウジング513,513
は、不図示の第2の保持枠に取付けられているので、第
1の保持枠56は第2の保持枠に対してヨ一方向52y
に移動可能である。なお、ヨースライド軸55yには、
ピッチコイルバネ57pと同様なヨーコイルバネ57y
、5731が設けられ、固定枠53はこれらのバネによ
り中立位置付近に保持されるようになっている。また、
固定枠53には、ピッチコイルに相当するヨーコイル5
8yが、そしてこのコイルに対向してヨーマグネット5
9y。
方向にオイルレスメタル等のすべり軸受が取付けられ、
ハウジング513.513に固定されたヨースライド軸
55y上を摺動する。そしてハウジング513,513
は、不図示の第2の保持枠に取付けられているので、第
1の保持枠56は第2の保持枠に対してヨ一方向52y
に移動可能である。なお、ヨースライド軸55yには、
ピッチコイルバネ57pと同様なヨーコイルバネ57y
、5731が設けられ、固定枠53はこれらのバネによ
り中立位置付近に保持されるようになっている。また、
固定枠53には、ピッチコイルに相当するヨーコイル5
8yが、そしてこのコイルに対向してヨーマグネット5
9y。
59yが設けられ、ヨーコイル58yに通電することに
より、固定枠53したがって補正レンズ51はヨ一方向
52yに駆動される。
より、固定枠53したがって補正レンズ51はヨ一方向
52yに駆動される。
固定枠53には、更に第2の位置情報伝達手段であるス
リット510yが設けられ、このスリットと協働する投
光器511y、受光器512yも同様に設けられ、固定
枠53のヨ一方向の位置を検出するようになっている。
リット510yが設けられ、このスリットと協働する投
光器511y、受光器512yも同様に設けられ、固定
枠53のヨ一方向の位置を検出するようになっている。
次に補正レンズのピッチ方向52pとヨ一方向52yの
駆動機構について説明する。
駆動機構について説明する。
受光器512p、512yの出力を増幅器5t4p、5
t4yで増幅し、それぞれのコイルsep、sayに入
力すると、固定枠53は駆動され、スリット 5top
。
t4yで増幅し、それぞれのコイルsep、sayに入
力すると、固定枠53は駆動され、スリット 5top
。
510yも駆動されるので、受光器512p、512y
の出力は変化する。そこで、これらのコイル58p。
の出力は変化する。そこで、これらのコイル58p。
58yの駆動方向すなわち極性を受光@ 512p。
512yの出力が小さくなる方向にすると、公知の閉じ
た系が形成され、受光器の出力が略零になる点或は位置
で安定する。なお補償回路515p。
た系が形成され、受光器の出力が略零になる点或は位置
で安定する。なお補償回路515p。
515yは、第5図(a) に示されている系をより安
定させるための回路であり、駆動回路516p。
定させるための回路であり、駆動回路516p。
516yは、コイルsep、sayへの印加電流を補な
う回路である。
う回路である。
したがって、このような系に外部より手ブレ等の指令信
号517p、517yが与えられると、増幅1$514
p、514yからの出力信号に加え合わされ、補正レン
ズ51はピッチ方向52pとヨ一方向52yに指令信号
に極めて忠実に適宜駆動されることになる。
号517p、517yが与えられると、増幅1$514
p、514yからの出力信号に加え合わされ、補正レン
ズ51はピッチ方向52pとヨ一方向52yに指令信号
に極めて忠実に適宜駆動されることになる。
[発明が解決しようとするill!!]以上のようにし
て、カメラのブレは、補正レンズを駆動することにより
補償されるが、上記の補正光学機構では、位置制御ルー
プを形成して補正レンズを駆動するため次のような大別
して2つの欠点がある。
て、カメラのブレは、補正レンズを駆動することにより
補償されるが、上記の補正光学機構では、位置制御ルー
プを形成して補正レンズを駆動するため次のような大別
して2つの欠点がある。
第1は、前述した梯に補正光学機構に指令信号が入力さ
れていない状態では補正レンズ受光器の出力がほぼゼロ
になる点すなわち光軸に補正レンズ中心がある時点で安
定している。ところが補正光学機構が全く駆動されてい
ない。例えば電源オフでピッチ、ヨーコイルに通電され
ていない状態では第5図(b)に破線51°で示す様に
補正レンズは重力方向に下り、ピッチコイルバネ57p
と釣り合った点で安定している。
れていない状態では補正レンズ受光器の出力がほぼゼロ
になる点すなわち光軸に補正レンズ中心がある時点で安
定している。ところが補正光学機構が全く駆動されてい
ない。例えば電源オフでピッチ、ヨーコイルに通電され
ていない状態では第5図(b)に破線51°で示す様に
補正レンズは重力方向に下り、ピッチコイルバネ57p
と釣り合った点で安定している。
そのため電源投入時に補正レンズは実線で示す位置迄ス
テップ状に変化する。
テップ状に変化する。
これは撮影者が被写体を狙い、フレーミングしてから防
振を開始した場合所望のフレーミングからズしてしまう
事になり、且つ今まで行っていた自動iI比、自動焦点
の情報もこれに伴なって変化するためあらたにレンズを
繰り出してピント合わせをしなくてはならなかった。
振を開始した場合所望のフレーミングからズしてしまう
事になり、且つ今まで行っていた自動iI比、自動焦点
の情報もこれに伴なって変化するためあらたにレンズを
繰り出してピント合わせをしなくてはならなかった。
又、もう1つの欠点として補正レンズを重力に逆らって
常に光軸中心に安定させておかなければならずそのため
のコイルの消費電流が多く、民生品としては不適であっ
た。
常に光軸中心に安定させておかなければならずそのため
のコイルの消費電流が多く、民生品としては不適であっ
た。
以上の問題は例えば重力方向のバネ剛性を変化させて補
正レンズ中心が光軸と一致した点で釣り合う様にすれば
電源入力時のフレーミング変化はなくなる。しかしなが
らカメラの使用状態は縦位置横位置、上位置(空の撮影
)と様々であり動方向もそれにつれて変化するためあら
かじめバネ力を調整しておくのは不可能である。
正レンズ中心が光軸と一致した点で釣り合う様にすれば
電源入力時のフレーミング変化はなくなる。しかしなが
らカメラの使用状態は縦位置横位置、上位置(空の撮影
)と様々であり動方向もそれにつれて変化するためあら
かじめバネ力を調整しておくのは不可能である。
したがって、本発明は、防振開始時におけるフレーミン
グの変化及び自動露出、自動焦点等の情報の変化を防ぐ
ことができると共に、消費電力の小さな補正光学機構を
提供しようとするものである。
グの変化及び自動露出、自動焦点等の情報の変化を防ぐ
ことができると共に、消費電力の小さな補正光学機構を
提供しようとするものである。
[FJl!!!を解決するための手段]本発明は、上記
目的を達成するために、補正レンズが例えば重力などで
偏った位置にあると、外部から手ブレなどの指令信号が
入力されるとその偏った位置を中心として補正レンズは
駆動されるように構成される。すなわち本発明は、光軸
を有するレンズ群より構成された鏡筒部と、該鏡筒部に
対して相対的に駆動され光軸を偏心させる補正レンズを
備えた補正光学手段と、前記鏡筒に入力される振動を検
知する振動検知手段と、該振動検知手段の出力を演算す
る演算手段と、該演算手段の出力を基に前記補正光学手
段を駆動する駆動手段とから構成された防振カメラに於
て、前記補正光学手段は前記補正レンズ駆動直前の位置
を駆動中心とする制御手段を備えている。
目的を達成するために、補正レンズが例えば重力などで
偏った位置にあると、外部から手ブレなどの指令信号が
入力されるとその偏った位置を中心として補正レンズは
駆動されるように構成される。すなわち本発明は、光軸
を有するレンズ群より構成された鏡筒部と、該鏡筒部に
対して相対的に駆動され光軸を偏心させる補正レンズを
備えた補正光学手段と、前記鏡筒に入力される振動を検
知する振動検知手段と、該振動検知手段の出力を演算す
る演算手段と、該演算手段の出力を基に前記補正光学手
段を駆動する駆動手段とから構成された防振カメラに於
て、前記補正光学手段は前記補正レンズ駆動直前の位置
を駆動中心とする制御手段を備えている。
また請求項2記載の発明は、制御手段は補正レンズ駆動
直前の位置と、前記補正レンズの駆動指令信号入力直後
における該補正レンズの位置を一致させる駆動中心変更
手段を備えている。また、請求項3ないし7項記載の発
明は、制御手段は、更に具体化され、それぞれの発明に
おける制御手段は、補正レンズの位置検出手段と、該位
置検出手段の出力を記憶する記憶手段と、前記位置検出
手段と記憶手段の出力差を求める減算手段とから構成さ
れ、また他の発明は補正レンズの位置検圧手段と、該位
置検出手段の出力と前記補正レンズの駆動指令信号を合
成する合成手段と、該合成手段の出力を記憶する記憶手
段と、前記合成手段と記憶手段の出力差を求める減算手
段とから構成され、更に他の発明は駆動手段と、補正光
学手段とで構成される制御ループ内で、補正レンズの駆
動指令信号を合成する合成手段の出力を受ける側に直列
に接続された低域除去フィルタから、そして他の発明は
補正レンズの駆動方向と平行な方向に移動可能に保持さ
れた補正レンズの位置検出手段から構成される。請求項
7記載の発明の位置検出手段は、補正レンズの駆動方向
に於ける固有振動数と略同一の固有振動数で、補正レン
ズの駆動方向と平行に移動可能に保持されている。
直前の位置と、前記補正レンズの駆動指令信号入力直後
における該補正レンズの位置を一致させる駆動中心変更
手段を備えている。また、請求項3ないし7項記載の発
明は、制御手段は、更に具体化され、それぞれの発明に
おける制御手段は、補正レンズの位置検出手段と、該位
置検出手段の出力を記憶する記憶手段と、前記位置検出
手段と記憶手段の出力差を求める減算手段とから構成さ
れ、また他の発明は補正レンズの位置検圧手段と、該位
置検出手段の出力と前記補正レンズの駆動指令信号を合
成する合成手段と、該合成手段の出力を記憶する記憶手
段と、前記合成手段と記憶手段の出力差を求める減算手
段とから構成され、更に他の発明は駆動手段と、補正光
学手段とで構成される制御ループ内で、補正レンズの駆
動指令信号を合成する合成手段の出力を受ける側に直列
に接続された低域除去フィルタから、そして他の発明は
補正レンズの駆動方向と平行な方向に移動可能に保持さ
れた補正レンズの位置検出手段から構成される。請求項
7記載の発明の位置検出手段は、補正レンズの駆動方向
に於ける固有振動数と略同一の固有振動数で、補正レン
ズの駆動方向と平行に移動可能に保持されている。
用コ
本発明は、上記のように構成されているので、今例えば
手ブレの振動が鏡筒に伝わると振動検知手段が、これを
検知し、演算手段が補正レンズを備えた補正光学手段の
駆動方向、量等を演算する。そしてその演算値に基づい
て補正光学手段が適宜駆動され、手ブレが補正される。
手ブレの振動が鏡筒に伝わると振動検知手段が、これを
検知し、演算手段が補正レンズを備えた補正光学手段の
駆動方向、量等を演算する。そしてその演算値に基づい
て補正光学手段が適宜駆動され、手ブレが補正される。
このとき、本発明によると制御手段を備えているので、
補正光学手段は補正レンズ駆動直前の位置、例えば重力
により偏フているとその偏った位置を中心として駆動さ
れる。したがって本発明によると、防振作動を開始して
もフレーミングが変化するようなことはない、それ故自
動露出、自動焦点等の情報の変化も生じない。更には重
力に逆りて補正レンズを所定位置に保持する必要がない
ので、保持するエネルギ例えば電力も小さくてすむもの
である。
補正光学手段は補正レンズ駆動直前の位置、例えば重力
により偏フているとその偏った位置を中心として駆動さ
れる。したがって本発明によると、防振作動を開始して
もフレーミングが変化するようなことはない、それ故自
動露出、自動焦点等の情報の変化も生じない。更には重
力に逆りて補正レンズを所定位置に保持する必要がない
ので、保持するエネルギ例えば電力も小さくてすむもの
である。
[作
施 例]
第1図(a)は本発明の第1の実施例であり、第5図(
a)の従来例と異なる点は増幅器514p。
a)の従来例と異なる点は増幅器514p。
514yと補償回路5L5p、515yの間にサンプル
ホールド回路lip、11yと差動増幅器12p、12
yが接続され、更に駆動回路516p、516yとコイ
ル58p。
ホールド回路lip、11yと差動増幅器12p、12
yが接続され、更に駆動回路516p、516yとコイ
ル58p。
58yの間にスイッチ13p、13yが入っている点で
ある。他の構成要素は同じであるので、重複説明は避け
る。本実施例は、上記のように構成されているので、今
防振スイッチをオンにすると、はじめにサンプルホール
ド回路lip、11yにホールド信号が入力され、受光
器512p、512yに入力される補正レンズ51の位
置が増幅器514p、514yを経てサンプルホールド
回路11p。
ある。他の構成要素は同じであるので、重複説明は避け
る。本実施例は、上記のように構成されているので、今
防振スイッチをオンにすると、はじめにサンプルホール
ド回路lip、11yにホールド信号が入力され、受光
器512p、512yに入力される補正レンズ51の位
置が増幅器514p、514yを経てサンプルホールド
回路11p。
11yに記憶される。この時スイッチ13p、13yは
開放しているため補正レンズ51は駆動されておらず、
そのため記憶される信号は補正レンズ51のバネと重力
が釣り合う位置信号であ[実 る。
開放しているため補正レンズ51は駆動されておらず、
そのため記憶される信号は補正レンズ51のバネと重力
が釣り合う位置信号であ[実 る。
差動増幅器12p、12yは増幅器5t4p、514y
とサンプルホールド回路lip、11yの記憶された信
号の差を求めるため防振スイッチオン時は出力ゼロであ
る。この状態でスイッチ13p、13yをオンすると補
正レンズ51は位置変化なく、そのまま位置制御ループ
に入る。
とサンプルホールド回路lip、11yの記憶された信
号の差を求めるため防振スイッチオン時は出力ゼロであ
る。この状態でスイッチ13p、13yをオンすると補
正レンズ51は位置変化なく、そのまま位置制御ループ
に入る。
そこで、例えば手ブレなどの振動が鏡筒に伝わると、そ
の指令信号が演算処理され、補正レンズはその状態から
駆動される。したが)て、本実施例によると、補正レン
ズの駆動中心が重力とバネとが釣り合った位置となり、
防振前後でフレーミングが連続しており、更に重力とバ
ネが釣り合った点を駆動中心とするため、重力に逆らフ
て補正レスンを持ち上げていた従来のものに比べ消費電
力が大巾に削減出来る。
の指令信号が演算処理され、補正レンズはその状態から
駆動される。したが)て、本実施例によると、補正レン
ズの駆動中心が重力とバネとが釣り合った位置となり、
防振前後でフレーミングが連続しており、更に重力とバ
ネが釣り合った点を駆動中心とするため、重力に逆らフ
て補正レスンを持ち上げていた従来のものに比べ消費電
力が大巾に削減出来る。
又かかる操作は実際には一瞬で糾了するためこの操作が
加わった事による不都合は生じない。
加わった事による不都合は生じない。
なお、手プレ信号である指令信号517p、517yも
防振オンで補正光学機構に入力されて来るが第1図(b
)の波形14に示す様に補正光学系入力時に手ブレが頂
点にあるときは補正レンズ51は矢印16に示す量だけ
ステップ状に変化する。この量は前述補正レンズ51の
起動時におけるステップ変化に比べれば微量であるもの
のやはり撮影者にとっては不快となろう。そこで指令信
号が波形15に示す入力する様に’S1図(C)に示す
様に指令信号517p、517yの出力にも第1図(a
) と同様にサンプルホールド回路11p、lly及
び差動増幅器12p、12yを設けてもよいし、第1図
(d)に示す構成としてもよい。
防振オンで補正光学機構に入力されて来るが第1図(b
)の波形14に示す様に補正光学系入力時に手ブレが頂
点にあるときは補正レンズ51は矢印16に示す量だけ
ステップ状に変化する。この量は前述補正レンズ51の
起動時におけるステップ変化に比べれば微量であるもの
のやはり撮影者にとっては不快となろう。そこで指令信
号が波形15に示す入力する様に’S1図(C)に示す
様に指令信号517p、517yの出力にも第1図(a
) と同様にサンプルホールド回路11p、lly及
び差動増幅器12p、12yを設けてもよいし、第1図
(d)に示す構成としてもよい。
第1図(d)においては、サンプルホールド回路111
)、11.Yは増幅器514p、514yの出力と指令
信号517p、517yの出力の加算点に接続されてい
る。そのため差動増幅器515p、515yは指令信号
517p、517y出力と増幅器514p、514yの
加算出力を防振入力時にゼロとするため防振前後におけ
る補正レンズの駆動は極めてなめらかに行なえる。
)、11.Yは増幅器514p、514yの出力と指令
信号517p、517yの出力の加算点に接続されてい
る。そのため差動増幅器515p、515yは指令信号
517p、517y出力と増幅器514p、514yの
加算出力を防振入力時にゼロとするため防振前後におけ
る補正レンズの駆動は極めてなめらかに行なえる。
第2図(a) に直流分をカットした、本発明の第2実
施例が示されている。本実施例は第5図(a)に示す従
来例とは指令信号入力部分及び低域除去フィルタが設け
られている点で相違している。すなわち指令信号517
p、51731の出力にも、第1図(C)に示されてい
るのと同様に、サンプルホールド回路11p、IIy及
び差動増幅器12p、12yが設けられている。そして
制御ループ内には加算点の出力を受ける側に低域除去フ
ィルタ21p、21yが直列に接続されている。
施例が示されている。本実施例は第5図(a)に示す従
来例とは指令信号入力部分及び低域除去フィルタが設け
られている点で相違している。すなわち指令信号517
p、51731の出力にも、第1図(C)に示されてい
るのと同様に、サンプルホールド回路11p、IIy及
び差動増幅器12p、12yが設けられている。そして
制御ループ内には加算点の出力を受ける側に低域除去フ
ィルタ21p、21yが直列に接続されている。
そのため、重力による補正レンズ51の受光器512p
、512yからのズレのような直流バイアス成分は低域
除去フィルタ21p、21yで減衰され、はぼゼロとな
る。そしてスイッチ13p、13yを閉じると、補正レ
ンズ51は防振前の補正レンズ位置を原点として手ブレ
(手ブレは交流成分の為低域除去フィルタで減衰されな
い)に応じた駆動を行なう。
、512yからのズレのような直流バイアス成分は低域
除去フィルタ21p、21yで減衰され、はぼゼロとな
る。そしてスイッチ13p、13yを閉じると、補正レ
ンズ51は防振前の補正レンズ位置を原点として手ブレ
(手ブレは交流成分の為低域除去フィルタで減衰されな
い)に応じた駆動を行なう。
ここで低域除去フィルタの時定数を0.016(10H
z以下の周波数成分を除去する1次のフィルタ)と、定
めると、防振前に受光器512p、512yに生ずる直
流バイアス成分は極めて短時間に除去される。そしてス
イッチ13p、t3yを閉じる事で位置制御ループを構
成して手プレ補正をはじめる。今この位置制御のループ
ゲインを100倍とっているとすると、l0Hz以下の
周波数成分を除去する低域除去フィルタでは第2図(b
)に示す様に制御ループを形成した状態では 0.1H
z以下の周波数を除去するため1〜12Hz近辺に生ず
る手プレ成分に対しては補正レンズは精度良く追従出来
ることになる。
z以下の周波数成分を除去する1次のフィルタ)と、定
めると、防振前に受光器512p、512yに生ずる直
流バイアス成分は極めて短時間に除去される。そしてス
イッチ13p、t3yを閉じる事で位置制御ループを構
成して手プレ補正をはじめる。今この位置制御のループ
ゲインを100倍とっているとすると、l0Hz以下の
周波数成分を除去する低域除去フィルタでは第2図(b
)に示す様に制御ループを形成した状態では 0.1H
z以下の周波数を除去するため1〜12Hz近辺に生ず
る手プレ成分に対しては補正レンズは精度良く追従出来
ることになる。
もしより短時間で直流成分除去を行ないたい場合には防
振入力時に低域除去フィルタの時定数を小から大に例え
ば10(Hlz以下を除去するフィルタからl0Hz以
下を除去するフィルタに変更してもよく、又、100H
z以下を除去するフィルタを位置制御ループ内に直列接
続し、位置制御ループゲインを1000倍とってもよい
。
振入力時に低域除去フィルタの時定数を小から大に例え
ば10(Hlz以下を除去するフィルタからl0Hz以
下を除去するフィルタに変更してもよく、又、100H
z以下を除去するフィルタを位置制御ループ内に直列接
続し、位置制御ループゲインを1000倍とってもよい
。
もちろんスイッチ13p、13yはオンオフではなく、
次第に増幅率を上げて接続させてゆく方式にすれば低域
除去フィルタの能力は 100Hzから0、IHzへな
めらかに変更でき、よりスムーズな補正レンズ駆動が可
能となる。
次第に増幅率を上げて接続させてゆく方式にすれば低域
除去フィルタの能力は 100Hzから0、IHzへな
めらかに変更でき、よりスムーズな補正レンズ駆動が可
能となる。
そして、このように徐々に補正光学機構の低域除去能力
を変更してゆく場合及びスイッチ13p、13yのオフ
時に指令信号517p、517yを入れ、その後スイッ
チ13p、13yをオンした場合は指令信号517p、
517yに接続されているサンプルホールド回路11p
、11y及び差動増幅器12p、12yはなくても、防
振前、後の補正レンズの動きは連続になるため、より回
路を簡単に出来る。
を変更してゆく場合及びスイッチ13p、13yのオフ
時に指令信号517p、517yを入れ、その後スイッ
チ13p、13yをオンした場合は指令信号517p、
517yに接続されているサンプルホールド回路11p
、11y及び差動増幅器12p、12yはなくても、防
振前、後の補正レンズの動きは連続になるため、より回
路を簡単に出来る。
又、低域除去フィルタを用いる方式の場合には補正レン
ズを重力とバネの釣り合う点で駆動させるばかりでなく
指令信号517p、517y及び差動増幅器12LL2
y等の回路に重畳する直流バイアス成分も除去して駆動
するためコイル58p。
ズを重力とバネの釣り合う点で駆動させるばかりでなく
指令信号517p、517y及び差動増幅器12LL2
y等の回路に重畳する直流バイアス成分も除去して駆動
するためコイル58p。
58yに常に一定電流を流す事がなくなり、より消費電
力の削減が可能となる。
力の削減が可能となる。
なお、第2 図(a) に示されている低域除去フィ
ルタは、減衰させる帯域を微分する微分回路とみなすこ
ともでき、そうする第2図(a)に示す実施例は、制御
ループ内に微分回路を設け、受光器512p、512y
の8カすなわち補正レンズの位置に比例した出力を微分
して補正レンズの速度を求めて、指令信号と比較する速
度制御方式となり、この方式は公知ではある。
ルタは、減衰させる帯域を微分する微分回路とみなすこ
ともでき、そうする第2図(a)に示す実施例は、制御
ループ内に微分回路を設け、受光器512p、512y
の8カすなわち補正レンズの位置に比例した出力を微分
して補正レンズの速度を求めて、指令信号と比較する速
度制御方式となり、この方式は公知ではある。
しかしながら、上記速度制御方式の場合は、増幅器51
49,514yと加算点との間に微分回路を挿入する必
要があり、本実施例とは挿入箇所が明らかに相違してい
る。なぜならば、上記公知の方式の場合は、加算点にお
いて補正レンズの速度で指令速度信号との比較が必要で
あり、前述のように増幅器と加算点との間に微分回路を
設けなければならないからである。このような微分回路
の配置すなわち低域除去フィルタの配置では、′s2図
(b) に示されている 0.1Hz以下より減衰する
特性は得ることはできない。
49,514yと加算点との間に微分回路を挿入する必
要があり、本実施例とは挿入箇所が明らかに相違してい
る。なぜならば、上記公知の方式の場合は、加算点にお
いて補正レンズの速度で指令速度信号との比較が必要で
あり、前述のように増幅器と加算点との間に微分回路を
設けなければならないからである。このような微分回路
の配置すなわち低域除去フィルタの配置では、′s2図
(b) に示されている 0.1Hz以下より減衰する
特性は得ることはできない。
本実施例によると、低域除去フィルタを加算点より後側
に設けて、本実施例特有の効果を得ている。
に設けて、本実施例特有の効果を得ている。
′s3図には、本発明の第3実施例である、メカニカル
的な例が示されている。
的な例が示されている。
本実施例によると、第3図に示されているように、受光
器512p、512yは枠体3ip、31yに取り付け
られており又、枠体31p、31yは各々ピッチシャフ
ト55p5 ヨーシャフト553/と平行な受光器支持
シャフト32p、32y上を摺動可能に支持されており
、支持コイルバネ33p、33yに挟まれて保持されて
いる。そして受光器512pと枠体31pの質量合計と
支持コイルバネ33pで構成されるバネマス系の固有振
動数を補正レンズ51及び固定枠53での合計質量とピ
ッチコイルバネ55pの固有振動数と一致させ、受光器
512yと枠体31yの質量合計と支持コイルバネ33
yの固有振動数を補正レンズ51、固定枠53、第1の
保持枠56等のヨーコイルバネ55yに加わる質量合計
とヨーコイルバネ55yの固有振動数と一致させである
。
器512p、512yは枠体3ip、31yに取り付け
られており又、枠体31p、31yは各々ピッチシャフ
ト55p5 ヨーシャフト553/と平行な受光器支持
シャフト32p、32y上を摺動可能に支持されており
、支持コイルバネ33p、33yに挟まれて保持されて
いる。そして受光器512pと枠体31pの質量合計と
支持コイルバネ33pで構成されるバネマス系の固有振
動数を補正レンズ51及び固定枠53での合計質量とピ
ッチコイルバネ55pの固有振動数と一致させ、受光器
512yと枠体31yの質量合計と支持コイルバネ33
yの固有振動数を補正レンズ51、固定枠53、第1の
保持枠56等のヨーコイルバネ55yに加わる質量合計
とヨーコイルバネ55yの固有振動数と一致させである
。
したがって、防振スイッチをオンする前に、重力で補正
レンズ51位置が変化していても同変化量だけ受光器5
12p、512yが変化しているため受光器512p、
512yの出力は常にゼロになっており、防振入力時に
位置制御ループが形成されても、フレーミングの変化は
生じない。
レンズ51位置が変化していても同変化量だけ受光器5
12p、512yが変化しているため受光器512p、
512yの出力は常にゼロになっており、防振入力時に
位置制御ループが形成されても、フレーミングの変化は
生じない。
なお、第3図では受光器512p、512yのみ可動に
したが、投光器511p、51131も各々の受光器5
12p、512yと一体的な同じユニットにして可動し
て実施できることは云うまでもない。
したが、投光器511p、51131も各々の受光器5
12p、512yと一体的な同じユニットにして可動し
て実施できることは云うまでもない。
なお第4図(a)においてi5図(a) と同部番は
同じ機能を果たし、その構成も似ているため各部の説明
は省略している。
同じ機能を果たし、その構成も似ているため各部の説明
は省略している。
第1図から第3図までの説明では補正光学手段機構とし
て光軸に対し直角な2方向にシフトする場合を例に用い
ていたが、これに限定されるわけではなく、第4図(a
)に示す様に補正レンズ51を保持する固定枠53をジ
ンバル41が保持し矢印43p、43yに回転出来る様
にしたチルト方式の補正光学機構でも同様に実施で診る
。
て光軸に対し直角な2方向にシフトする場合を例に用い
ていたが、これに限定されるわけではなく、第4図(a
)に示す様に補正レンズ51を保持する固定枠53をジ
ンバル41が保持し矢印43p、43yに回転出来る様
にしたチルト方式の補正光学機構でも同様に実施で診る
。
更には防振カメラの構成として今まで述べてきたような
鏡筒内に固定された角速度計63p。
鏡筒内に固定された角速度計63p。
63yの出力に応じて補正レンズ51を駆動する方式ば
かりでなく、第4図(b) に示すように角速度計63
p、63yを補正光学機構上に設けこれらの出力がゼロ
になる、すなわち手ブレがなくなるように補正光学手段
を制御して防振する、いわゆるゼロメリット法に対して
も、本実施例方式が通用できることも明らかである。
かりでなく、第4図(b) に示すように角速度計63
p、63yを補正光学機構上に設けこれらの出力がゼロ
になる、すなわち手ブレがなくなるように補正光学手段
を制御して防振する、いわゆるゼロメリット法に対して
も、本実施例方式が通用できることも明らかである。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明によると防振カメラにおい
て防振作動前の補正レンズの位置が防振作動時の振動中
心となるように制御する制御手段が設けられているので
、防振開始時におけるフレーミングの変化及び自動露出
、自動焦点の情報の変化を防ぐことが可能となり、且つ
補正光学機構の消費電力の大巾削減ができる。
て防振作動前の補正レンズの位置が防振作動時の振動中
心となるように制御する制御手段が設けられているので
、防振開始時におけるフレーミングの変化及び自動露出
、自動焦点の情報の変化を防ぐことが可能となり、且つ
補正光学機構の消費電力の大巾削減ができる。
第1図(a)は、本発明の第1実施例を示す分解斜視図
、その(b)はその作用を説明するための作用図、その
(c)は変形例を示すブロック図、その(d)は更に変
形例を示す分解斜視図、第2図(a)は第2実施例を示
す第1図(a)と同様な分解斜視図、その(b)はその
特性図、第3図は第3の実施例を示す分解斜視図、第4
図(a) 、 (b)は更に異なる変形例をそれぞれ示
す分解斜視図、′s5図(a)従来例を示す分解斜視図
、その(b)はその作用を示す模式図、第6図は防振カ
メラの原理を示す分解斜視図である。 51・・・補正レンズ、 62・・・鏡筒部、11
p、11y・・・サンプルホールド回路、12p、12
y・・・差動増幅器、 21p、21y・・・低域除去フィルタ、63p、63
y・・・角速度計。 第1図 (b)
、その(b)はその作用を説明するための作用図、その
(c)は変形例を示すブロック図、その(d)は更に変
形例を示す分解斜視図、第2図(a)は第2実施例を示
す第1図(a)と同様な分解斜視図、その(b)はその
特性図、第3図は第3の実施例を示す分解斜視図、第4
図(a) 、 (b)は更に異なる変形例をそれぞれ示
す分解斜視図、′s5図(a)従来例を示す分解斜視図
、その(b)はその作用を示す模式図、第6図は防振カ
メラの原理を示す分解斜視図である。 51・・・補正レンズ、 62・・・鏡筒部、11
p、11y・・・サンプルホールド回路、12p、12
y・・・差動増幅器、 21p、21y・・・低域除去フィルタ、63p、63
y・・・角速度計。 第1図 (b)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光軸を有するレンズ群より構成された鏡筒部と、該
鏡筒部に対して相対的に駆動され光軸を偏心させる補正
レンズを備えた補正光学手段と、前記鏡筒に入力される
振動を検知する振動検知手段と、該振動検知手段の出力
を演算する演算手段と、該演算手段の出力を基に前記補
正光学手段を駆動する駆動手段とから構成された防振カ
メラに於て、前記補正光学手段は前記補正レンズ駆動直
前の位置を駆動中心とする制御手段を備えていることを
特徴とする補正光学機構。 2 請求項1記載の制御手段は、補正レンズ駆動直前の
位置と、前記補正レンズの駆動指令信号入力直後におけ
る該補正レンズの位置を一致させる駆動中心変更手段を
備えている補正光学機構。 3 請求項1記載の制御手段は、補正レンズの位置検出
手段と、該位置検出手段の出力を記憶する記憶手段と、
前記位置検出手段と記憶手段の出力差を求める減算手段
とから構成された補正光学機構。 4 請求項2記載の制御手段は、補正レンズの位置検出
手段と、該位置検出手段の出力と前記補正レンズの駆動
指令信号を合成する合成手段と、該合成手段の出力を記
憶する記憶手段と、前記合成手段と記憶手段の出力差を
求める減算手段とから構成された補正光学機構。 5 請求項1記載の制御手段は、駆動手段と、補正光学
手段とで構成される制御ループ内で、補正レンズの駆動
指令信号を合成する合成手段の出力を受ける側に直列に
接続された低域除去フィルタである補正光学機構。 6 請求項1記載の制御手段は、補正レンズの駆動方向
と平行な方向に移動可能に保持された補正レンズの位置
検出手段である補正光学機構。 7 請求項6記載の位置検出手段は、補正レンズの駆動
方向に於ける固有振動数と略同一の固有振動数で、前記
補正レンズの駆動方向と平行に移動可能に保持されてい
る補正光学機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2146899A JP2579035B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 像ぶれ防止用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2146899A JP2579035B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 像ぶれ防止用装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0439616A true JPH0439616A (ja) | 1992-02-10 |
JP2579035B2 JP2579035B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=15418090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2146899A Expired - Lifetime JP2579035B2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 像ぶれ防止用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579035B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008199469A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 防振装置 |
JP2011109329A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Canon Inc | 撮像装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4511766B2 (ja) | 2000-07-10 | 2010-07-28 | 株式会社リコー | 撮影装置および撮影装置における振れ補正方法 |
JP5487911B2 (ja) | 2009-11-27 | 2014-05-14 | 株式会社リコー | 撮像装置 |
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---|---|---|---|---|
JPS6353529A (ja) * | 1986-08-25 | 1988-03-07 | Canon Inc | 像ブレ防止カメラ |
JPH01130126A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-23 | Canon Inc | カメラの像ブレ防止装置 |
JPH0281009A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-22 | Canon Inc | 光学素子保持枠の支持構造 |
-
1990
- 1990-06-05 JP JP2146899A patent/JP2579035B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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JPH01130126A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-23 | Canon Inc | カメラの像ブレ防止装置 |
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