[go: up one dir, main page]

JPH0437668Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437668Y2
JPH0437668Y2 JP11592487U JP11592487U JPH0437668Y2 JP H0437668 Y2 JPH0437668 Y2 JP H0437668Y2 JP 11592487 U JP11592487 U JP 11592487U JP 11592487 U JP11592487 U JP 11592487U JP H0437668 Y2 JPH0437668 Y2 JP H0437668Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
brush
hole
tip
cleaning device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11592487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6421789U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11592487U priority Critical patent/JPH0437668Y2/ja
Publication of JPS6421789U publication Critical patent/JPS6421789U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0437668Y2 publication Critical patent/JPH0437668Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パイプ内や各種ブロツクなどに形成
された穿孔内を自動的にブラツシングしてクリー
ニングする自動クリーニング装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
各種金属パイプ内や、自動車部品となるシリン
ダブロツク、デフアレンシヤルブロツク等の塊状
の金属材料に形成された穿孔内には、その製造の
際にねじ切りなどによるバリが残つたり、鋳バリ
が生じたりするため、孔内をワイヤブラシや砥石
粒入りブラシ等を使用してクリーニングすること
としている。
しかし、このクリーニング作業は専ら人手のみ
に頼つているのが実情であり、生産性が非常に悪
いという問題があつた。
パイプ内やシリンダブロツク等の孔内をクリー
ニングする作業が機械化されない理由は、その種
類によつて管径や孔径がまちまちであり、殊にパ
イプの中にはベンド(bend)のように湾曲した
異形管も存在するからである。
このため、パイプ内や各種ブロツクの穿孔内に
高圧シヤワーを吹き付けて洗浄する作業は自動化
されているものの、孔内をブラツシングしてクリ
ーニングする作業は未だ自動化けされていないの
が現状である。
しかしながら、例えば自動車部品の一部として
用いられるパイプ部材やシリンダブロツク等のよ
うにー定の規格に基づいて大量生産されるものに
ついては、ブラシによる孔内のクリーニング作業
を機械化しても充分に採算が合うと考えられる。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、ー定の規格に基づいて量産さ
れるパイプ内やブロツクの穿孔内を簡単な機構に
より自動的にブラツシングしてクリーニングでき
る自動クリーニング装置を提供することを目的と
する。
この目的を達成するために、本考案は、定位置
に位置決めされたワークの孔にブラシを挿入して
回転させる自動クリーニング装置において、先端
にブラシを取り付け、後端にモータを連結して回
転駆動される回転シヤフトが、複動型シリンダの
ピストンロツドとなる筒状ロツド内に回転自在に
挿通支持されて前記ブラシを前記ワークの孔に対
して挿脱するように駆動され、前記筒状ロツドの
先端側には、前記ブラシを前記ワークの孔に挿入
させた時に当該ワークに圧し当てられるワーク押
さえ部材が、前記回転シヤフトの軸方向に伸縮可
能なスプリングを介して取り付けられていること
を特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、ワ−クが定位置に位置決めさ
れると、複動型シリンダを駆動させてそのピスト
ンロツドとなる筒状ロツド内に挿通支持された回
転シヤフトの先端にあるブラシをワ−クの孔内に
挿入させる。
この時、筒状ロツドの先端側に取り付けられた
ワ−ク押さえ部材がワ−クに圧し当てられてスプ
リングの弾力により強く押圧され、ワ−クがワ−
ク押さえ部材によつて確実に固定される。
この状態で、回転シヤフトの後端に連結された
モ−タを稼動して当該回転シヤフトを回転駆動さ
せ、回転シヤフトの先端にあるブラシをワ−クの
孔内で回転させて当該孔内をブラツシングする。
このようにして孔内のクリ−ニングが完了する
と、モ−タを停止して再び複動型シリンダを駆動
させ、、回転シヤフトの先端に取り付けられたブ
ラシをワークの孔内から抜き出す。
これと同時に、ワークに圧し当てられていたワ
ーク押さえ部材が、ワークから離反してその押さ
えが自動的に解除される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は本考案による自動クリ−ニング装置の
一例を示す正面図、第2図はその動作を示す要部
の拡大図である。
本例においては、先端にブラシ1を取り付け、
後端にはモ−タ2を連結して回転駆動される回転
シヤフト3が、複動型シリンダ4のピストンロツ
ドとなる筒状ロツド5内に挿通され、当該筒状ロ
ツド5の両端に設けられた軸受6及び7によつて
回転自在に支持されている。
複動型シリンダ4は、ピストン8に取り付けら
れた筒状ロツド5の両端を上下に向けた状態で、
定位置に位置決めされるワ−クWの真上に設けら
れた基台9上に設置されて、ブラシ1を取り付け
た回転シヤフト3の先端が突出する筒状ロツド5
の一端側が基台9を貫通するように配され、ピス
トン8の両側から気体又は液体を交互に供給して
筒状ロツド5を上下動させることにより、回転シ
ヤフト3の先端に取り付けられたブラシ1をワ−
クWの孔10に対して挿脱させるようになされて
いる。
筒状ロツド5の先端側には、ブラシ1をワ−ク
Wの孔10内に挿入させた時に当該ワ−クWに圧
し当てられるワ−ク押さえ部材11が、回転シヤ
フト3の軸方向に伸縮可能なスプリング12を介
して取り付けられている。
ワーク押さえ部材11は、上端面を閉塞する蓋
13に筒状ロツド5の先端から突出した回転シヤ
フト3を貫通させ、下端面を開放した円筒体に形
成され、常時はその蓋13の部分が伸長状態にあ
るスプリング12によつて回転シヤフト3の先端
に設けられたストツパ14に当接する位置に支持
されて、その内部にブラシ1が収容されるように
なされている。
なお、図中、15は回転シヤフト3の後端に連
結されたモータ2を筒状ロツド5に固定するボツ
クス形のブラケツトである。
以上が、本考案による自動クリーニング装置の
一例構成であり、次にその動作について説明す
る。
まず、複動型シリンダ4内にそのピストン8の
下方側から気体を供給して筒状ロツド5を上方に
駆動させ、当該筒状ロツド5内に挿通支持された
回転シヤフト3を当該回転シヤフト3の後端に連
結されたモータ2と一緒に上方に持ち上げてお
く。
この状態においては、第2図に示すように、ワ
ーク押さえ部材11の上端面を閉塞する蓋13の
部分が回転シヤフト3の先端に設けられたストツ
パ14に当接して、ワーク押さえ部材11内にブ
ラシ1が収容されている。
そして、ワークWが搬入されて定位置に位置決
めされると、複動型シリンダ4内にそのピストン
8の上方側から気体を供給して筒状ロツド5を下
方に駆動させ、当該筒状ロツド5内に挿通支持さ
れた回転シヤフト3を下降させて、当該回転シヤ
フト3の先端に取り付けられたブラシ1をワーク
Wの孔10に挿入する。
この時、筒状ロツド5の先端側に取り付けられ
たワーク押さえ部材11が、ワークWに圧し当て
られると同時に、これがスプリング12の弾力に
抗して回転シヤフト3の先端から後端側に向かつ
て相対移動する(第1図図示)。
これにより、ワークWが、スプリング12の弾
力で強く圧し当てられるワーク押さえ部材11に
押圧されて確実に固定される。
この状態で、モータ2を稼動して回転シヤフト
3を回転駆動させ、当該回転シヤフト3の先端に
あるブラシ1をワークWの孔10内で回転させて
当該孔10内をブラツシングする。
なお、ブラツシング中に、複動型シリンダ4内
にピストン8の上下両側から交互に気体を供給し
て筒状ロツド5を所定のストロークで上下動させ
ると、ブラシ1がワークWの孔10内を上下して
当該孔10内が隈なくクリーニングされる。
このようにして孔10内のクリーニングが完了
すると、まずモータ2を停止し、次いで複動型シ
リンダ4内にそのピストン8の下方側から気体を
供給して筒状ロツド5を上方に駆動させ、当該筒
状ロツド5内に挿通支持された回転シヤフト3を
上方に持ち上げて、当該回転シヤフト3の先端に
取り付けたブラシ1をワークWの孔10内から抜
き出す。
この時、ワーク押さえ部材11が、スプリング
12に反発力により回転シヤフト3の先端方向に
移動してストツパ14に当接する位置まで戻り、
その内部にワークWの孔10内から抜き出された
ブラシ1が収容された状態となつて(第2図図
示)、当該ブラシ1と一緒にワーク押さえ部材1
1がワークWから完全に離脱してワークWの押さ
えが自動的に解除される。
以上のように、本例によれば、モータ2で回転
駆動される回転シヤフト3が、複動型シリンダ4
のピストンロツドとなる筒状ロツド5内に挿通支
持されただけの極めて簡単な機構によつて、回転
シヤフト3の先端に取り付けられたブラシ1を定
位置に位置決めされたワークWの孔10内に挿脱
させて、当該孔10内を自動的にクリーニングす
ることができる。
したがつて、一定の規格に基づいてある程度量
産される金属パイプや穿孔を有する塊状の金属材
料の自動クリーニング装置として充分に採算が合
い、生産性の向上を図ることができる。
なお、ブラシ1としては、通常のワイヤブラシ
や、アランダム、コランダム入りの研磨ブラシに
限らず、例えば第3図に示すように、洗浄液を噴
射するシヤワーノズル20の表面にワイヤ21を
植設した洗浄ブラシ等を用いることができる。
すなわち、第3図は本考案による他の実施例を
示す要部の断面図であつて、モータ2で回転駆動
される回転シヤフト3が中空管で形成されると共
に、当該中空管内に連通してブラシ1となるシヤ
ワーノズル20が取り付けられている。
そして、中空管から成る回転シヤフト3の後端
側が、ボツクス形のブラケツト15内に配設され
たシールベアリング22から成るロータリーコネ
クタCを介して洗浄液供給管23に接続されてい
る。
この場合には、ワークWの孔10内に残つたバ
リ等を回転ブラシ1のワイヤ21でブラツシング
して取り除くことができると同時に、取り除いた
バリ等をシヤワーノズル20から噴射される洗浄
液で洗い落とすことができるのでクリーニング効
果が非常に良好となる。
なお、ブラシ1の軸となるシヤワーノズル20
の部分を金属製ベローズ等の撓み管で形成すれ
ば、ワークWの孔10が湾曲している場合でも当
該孔10内にブラシ1を円滑に挿入して確実にク
リーニングすることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、モータに
連結して回転駆動される回転シヤフトを、複動型
シリンダのピストンロツドとなる筒状ロツド内に
挿通支持するだけの極めて簡単な機構によつて、
回転シヤフトの先端に取り付けられたブラシがワ
ークの孔に対して挿脱されると同時に、筒状ロツ
ドの先端側に取り付けられたワーク押さえ部材も
ワークに対して係脱されて、ワークの孔内を自動
的にクリーニングすることができるという優れた
効果がある。したがつて、自動車部品のようにあ
る程度量産性のあるパイプ部品やブロツク材の孔
内をクリーニングする装置として充分に採算が取
れ、クリーニング作業を自動化して生産性の向上
に資することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動クリーニング装置の
一例を示す正面図、第2図はその動作を示す要部
の拡大図、第3図は本考案の他の実施例を示す要
部の断面図である。 符号の説明、W……ワーク、1……ブラシ、2
……モータ、3……回転シヤフト、4……複動型
シリンダ、5……筒状ロツド、8……ピストン、
10……ワークの孔、11……ワーク押さえ部
材、12……スプリング、20……シヤワーノズ
ル、21……ワイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 定位置に位置決めされたワークの孔にブラシ
    を挿入して回転させる自動クリーニング装置に
    おいて、先端にブラシを取り付け、後端にモー
    タを連結して回転駆動される回転シヤフトが、
    複動型シリンダのピストンロツドとなる筒状ロ
    ツド内に回転自在に挿通支持されて前記ブラシ
    を前記ワークの孔に対して挿脱するように駆動
    され、前記筒状ロツドの先端側には、前記ブラ
    シを前記ワークの孔に挿入させた時に当該ワー
    クに圧し当てられるワーク押さえ部材が、前記
    回転シヤフトの軸方向に伸縮可能なスプリング
    を介して取り付けられていることを特徴とする
    自動クリーニング装置。 (2) 前記ブラシが、洗浄液を噴射するシヤワーノ
    ズルの表面にワイヤを植設して成る前記実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自動クリーニン
    グ装置。 (3) 前記ワークが、金属パイプ又は穿孔を有する
    塊状の金属材料である前記実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の自動クリーニング装置。
JP11592487U 1987-07-30 1987-07-30 Expired JPH0437668Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11592487U JPH0437668Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11592487U JPH0437668Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6421789U JPS6421789U (ja) 1989-02-03
JPH0437668Y2 true JPH0437668Y2 (ja) 1992-09-03

Family

ID=31358011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11592487U Expired JPH0437668Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0437668Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004330123A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Sumitomo Seika Chem Co Ltd 排ガス処理装置およびこれを用いた排ガス処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6421789U (ja) 1989-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4511371B2 (ja) 非接触スプレー器具洗浄装置
CA2384056A1 (en) Borehole cleaning apparatus and method
JPH08318226A (ja) スクラバ洗浄装置
JPH0437668Y2 (ja)
JPH0437667Y2 (ja)
JPH0437666Y2 (ja)
US6702202B1 (en) Method and apparatus for fluid delivery to a backside of a substrate
JP4492813B2 (ja) 洗浄装置
EP0268284A3 (de) Wasch-Saug-bzw. Feuchtwisch-Saug-Reinigungsbürste
JPH0437665Y2 (ja)
CN215315043U (zh) 一种带有除尘功能的机械管件冲孔设备
JP4055680B2 (ja) 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機
JPH09103397A (ja) 高圧シャワー洗浄機
JP2001234399A (ja) カップ式めっき装置用クリーナー
JP2008302368A (ja) トーチクリーナ装置
JP2001096357A (ja) はんだ付装置
JPS61204076A (ja) 掃除装置
JP2001269295A (ja) 掃除機の吸引口装置
KR20020000924A (ko) 강판 코팅롤의 수분 제거장치
JPH04138323U (ja) クリーニング用のブラシ装置
JP4011732B2 (ja) タンクの内面洗浄装置
JPS6143429A (ja) 微小物品洗浄装置
JP2761847B2 (ja) バッグフィルター用袋状濾布の清掃装置
JPH0215586Y2 (ja)
JPH069491Y2 (ja) 半導体ウェーハ用ブラシスクラブ装置