JPH04373212A - パルス幅変調回路 - Google Patents
パルス幅変調回路Info
- Publication number
- JPH04373212A JPH04373212A JP15048291A JP15048291A JPH04373212A JP H04373212 A JPH04373212 A JP H04373212A JP 15048291 A JP15048291 A JP 15048291A JP 15048291 A JP15048291 A JP 15048291A JP H04373212 A JPH04373212 A JP H04373212A
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- Japan
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- pwm signal
- signal
- circuit
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス変調回路、より具
体的にはパルス幅変調回路に関する。
体的にはパルス幅変調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】PWM変調回路の従来技術として、たと
えば清水和男著,総合電子出版社発行,「高速スイッチ
ングレギュレータ」,第72頁〜第79頁、または日本
電気株式会社発行,「産業用リニアIC 1990」,
第1008頁〜第1033頁に記載されているものがあ
る。
えば清水和男著,総合電子出版社発行,「高速スイッチ
ングレギュレータ」,第72頁〜第79頁、または日本
電気株式会社発行,「産業用リニアIC 1990」,
第1008頁〜第1033頁に記載されているものがあ
る。
【0003】図3は入力信号A(図4参照)に対応する
PWM出力信号Cと、それと逆ロジックでかつ、立ち上
がり、立ち下がり部分の信号を必要時間除去した信号(
以後、反転PWM信号Jと称す)を得るための従来技術
におけるパルス整形回路が示されている。従来のパルス
整形回路は、コンパレータ21,27,29、インバー
タ23、オペアンプ26、AND回路31により構成さ
れている。コンパレータ21は三角波発生器22および
入力信号端子と接続され、コンパレータ27,29は基
準電源28,30と接続されている。また、図4にはこ
の従来技術の信号波形が対応する符号A〜Fにより示さ
れている。図4の波形Cおよび波形Jに示すように、一
定の休止期間をおいて交互に出力されるパルス整形回路
の2つの出力信号(PWM信号、反転PWM信号)は、
それぞれこの出力信号を駆動信号とするスイッチ回路(
図示せず)を交互に機能させ、コントロールすべき出力
を目標値に対して制御する場合などに用いられる。 この場合、2つの信号相互間の休止期間は、スイッチ動
作時間の遅れなどを考慮し、たとえば両スイッチが同時
に導通状態にならないように設定される。
PWM出力信号Cと、それと逆ロジックでかつ、立ち上
がり、立ち下がり部分の信号を必要時間除去した信号(
以後、反転PWM信号Jと称す)を得るための従来技術
におけるパルス整形回路が示されている。従来のパルス
整形回路は、コンパレータ21,27,29、インバー
タ23、オペアンプ26、AND回路31により構成さ
れている。コンパレータ21は三角波発生器22および
入力信号端子と接続され、コンパレータ27,29は基
準電源28,30と接続されている。また、図4にはこ
の従来技術の信号波形が対応する符号A〜Fにより示さ
れている。図4の波形Cおよび波形Jに示すように、一
定の休止期間をおいて交互に出力されるパルス整形回路
の2つの出力信号(PWM信号、反転PWM信号)は、
それぞれこの出力信号を駆動信号とするスイッチ回路(
図示せず)を交互に機能させ、コントロールすべき出力
を目標値に対して制御する場合などに用いられる。 この場合、2つの信号相互間の休止期間は、スイッチ動
作時間の遅れなどを考慮し、たとえば両スイッチが同時
に導通状態にならないように設定される。
【0004】この従来技術における動作を説明すると、
コンパレータ21の正の入力端子にはPWM変調の対象
となる入力信号が、負の入力端子には三角波信号がそれ
ぞれ加えられているので、出力には波形Cで示されるよ
うなPWM出力信号Cが得られる。オペアンプ26は、
このPWM出力信号Cを積分し、波形Eで示される三角
波を生成する。この三角波Eと基準電源28、30の電
圧が2つのコンパレータ27、29で比較され、これに
より得られた出力G,Iがインバータ23の出力Dとと
もに3入力端子のAND回路31に入力される。これに
よって、波形Jに示す反転PWM信号Jを得ることがで
きる。図4に示すように、波形CとJは相互に逆ロジッ
クでかつ所定の休止期間を有する信号となっている。
コンパレータ21の正の入力端子にはPWM変調の対象
となる入力信号が、負の入力端子には三角波信号がそれ
ぞれ加えられているので、出力には波形Cで示されるよ
うなPWM出力信号Cが得られる。オペアンプ26は、
このPWM出力信号Cを積分し、波形Eで示される三角
波を生成する。この三角波Eと基準電源28、30の電
圧が2つのコンパレータ27、29で比較され、これに
より得られた出力G,Iがインバータ23の出力Dとと
もに3入力端子のAND回路31に入力される。これに
よって、波形Jに示す反転PWM信号Jを得ることがで
きる。図4に示すように、波形CとJは相互に逆ロジッ
クでかつ所定の休止期間を有する信号となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来技術におけるパルス整形回路では、変調周波数を
たとえば1MHz程度にした場合、その動作周期が10
00nsecになる。このため、コンパレータ27およ
び29は、少なくとも応答時間の遅れが50nsec程
度の高速コンパレータを使用しなければ、図4で示した
波形Eに対して波形G、Iの遅れが大きくなる。また、
同様の理由により、積分回路として使用されるオペアン
プ26も高スルーレート、高帯域品が必要となる。した
がって、従来のパルス整形回路では、高速なコンパレー
タを使用し、高スルーレートでかつ高帯域のオペアンプ
を用いることにより、反転PWM出力が得られなくなっ
たり、或いは極めてデューティーの小さな出力しか得ら
れないという問題を回避していた。しかしながら、これ
ら高速コンパレータおよび高スルーレート,高帯域オペ
アンプはいずれも消費電流が大きいため、回路全体の電
力損失が増大するとともに、小型高効率化が困難で、か
つ高コストになるという欠点があった。
な従来技術におけるパルス整形回路では、変調周波数を
たとえば1MHz程度にした場合、その動作周期が10
00nsecになる。このため、コンパレータ27およ
び29は、少なくとも応答時間の遅れが50nsec程
度の高速コンパレータを使用しなければ、図4で示した
波形Eに対して波形G、Iの遅れが大きくなる。また、
同様の理由により、積分回路として使用されるオペアン
プ26も高スルーレート、高帯域品が必要となる。した
がって、従来のパルス整形回路では、高速なコンパレー
タを使用し、高スルーレートでかつ高帯域のオペアンプ
を用いることにより、反転PWM出力が得られなくなっ
たり、或いは極めてデューティーの小さな出力しか得ら
れないという問題を回避していた。しかしながら、これ
ら高速コンパレータおよび高スルーレート,高帯域オペ
アンプはいずれも消費電流が大きいため、回路全体の電
力損失が増大するとともに、小型高効率化が困難で、か
つ高コストになるという欠点があった。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、変調周波数を高くした場合でも、高速コンパレータ
や高スルーレート,高帯域のオペアンプを必要とせず反
転PWM信号を得ることができるようにすることで、回
路を簡略化して素子数を減らし、小型・高効率でかつ低
コストなパルス幅変調回路を提供することを目的とする
。
し、変調周波数を高くした場合でも、高速コンパレータ
や高スルーレート,高帯域のオペアンプを必要とせず反
転PWM信号を得ることができるようにすることで、回
路を簡略化して素子数を減らし、小型・高効率でかつ低
コストなパルス幅変調回路を提供することを目的とする
。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、正の入力端子に入力信号を負の入力端子
に三角波をそれぞれ入力し、これら信号を比較すること
によりPWM信号を出力する比較手段を有し、PWM信
号およびPWM信号を反転した反転PWM信号を出力す
るパルス幅変調回路は、PWM信号を入力し、PWM信
号の立ち上がりを所定の時間遅延する第1の遅延手段と
、PWM信号を入力し、PWM信号を反転して反転PW
M信号を出力するインバータと、インバータより反転P
WM信号を入力し、反転PWM信号の立ち上がりを所定
の時間遅延する第2の遅延手段とを有し、第1の遅延手
段より遅延されたPWM信号を、遅延されたPWM信号
と逆ロジックで相互に休止期間を有する反転PWM信号
を第2の遅延手段より出力する。
決するために、正の入力端子に入力信号を負の入力端子
に三角波をそれぞれ入力し、これら信号を比較すること
によりPWM信号を出力する比較手段を有し、PWM信
号およびPWM信号を反転した反転PWM信号を出力す
るパルス幅変調回路は、PWM信号を入力し、PWM信
号の立ち上がりを所定の時間遅延する第1の遅延手段と
、PWM信号を入力し、PWM信号を反転して反転PW
M信号を出力するインバータと、インバータより反転P
WM信号を入力し、反転PWM信号の立ち上がりを所定
の時間遅延する第2の遅延手段とを有し、第1の遅延手
段より遅延されたPWM信号を、遅延されたPWM信号
と逆ロジックで相互に休止期間を有する反転PWM信号
を第2の遅延手段より出力する。
【0008】
【作用】本発明によれば、比較手段より出力されたPW
M信号は、第1の遅延手段に入力されるとともに、イン
バータによりそのロジックが反転されて第2の遅延手段
に入力される。第1の遅延手段および第2の遅延手段は
それぞれ、入力した信号の立ち上がりを所定の時間遅延
して出力する。このため、比較手段より出力されたPW
M信号より所定の時間その立ち上がりが遅れたPWM信
号が第1の遅延手段より、比較手段より出力されたPW
M信号の立ち下がりより所定の時間遅れた立ち上がりの
反転PWM信号が第2の遅延手段より出力される。
M信号は、第1の遅延手段に入力されるとともに、イン
バータによりそのロジックが反転されて第2の遅延手段
に入力される。第1の遅延手段および第2の遅延手段は
それぞれ、入力した信号の立ち上がりを所定の時間遅延
して出力する。このため、比較手段より出力されたPW
M信号より所定の時間その立ち上がりが遅れたPWM信
号が第1の遅延手段より、比較手段より出力されたPW
M信号の立ち下がりより所定の時間遅れた立ち上がりの
反転PWM信号が第2の遅延手段より出力される。
【0009】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるパルス
幅変調回路の実施例を詳細に説明する。
幅変調回路の実施例を詳細に説明する。
【0010】図1を参照すると、本発明によるパルス幅
変調回路の実施例を示す回路図が示されている。本実施
例におけるパルス幅変調回路は、コンパレータ1、イン
バータ7、第1の遅延回路および第2の遅延回路を有す
る。コンパレータ1の正の入力端子には信号電圧が入力
され、負の入力端子には三角波発生器2が接続されてい
る。コンパレータ1は、正の入力端子に図2で示す波形
Aの信号を、負の入力端子に波形Bで示す三角波をそれ
ぞれ入力し、波形Cで示すPWM信号を出力する比較器
である。コンパレータ1の出力端子はインバータ7の入
力端子および第1の遅延回路の入力側に接続される。
変調回路の実施例を示す回路図が示されている。本実施
例におけるパルス幅変調回路は、コンパレータ1、イン
バータ7、第1の遅延回路および第2の遅延回路を有す
る。コンパレータ1の正の入力端子には信号電圧が入力
され、負の入力端子には三角波発生器2が接続されてい
る。コンパレータ1は、正の入力端子に図2で示す波形
Aの信号を、負の入力端子に波形Bで示す三角波をそれ
ぞれ入力し、波形Cで示すPWM信号を出力する比較器
である。コンパレータ1の出力端子はインバータ7の入
力端子および第1の遅延回路の入力側に接続される。
【0011】第1の遅延回路は、入力したPWM信号の
立ち上がりを所定の時間遅延する回路であり、オープン
コレクタ型式のバッファ3A、通常のバッファ6A、抵
抗4およびコンデンサ5により構成されている。オープ
ンコレクタ型式のバッファ3Aの入力端子はコンパレー
タ1の出力端子に接続され、この出力端子はバッファ6
Aの入力端子に接続されている。また、バッファ3Aの
出力端子とバッファ6Aの入力端子間は、抵抗4を介し
て電源Vccに、コンデンサ5を介してグランドに接地
されている。第1の遅延回路は立ち上がり遅延を行なっ
たPWM信号をバッファ6Aより出力する。
立ち上がりを所定の時間遅延する回路であり、オープン
コレクタ型式のバッファ3A、通常のバッファ6A、抵
抗4およびコンデンサ5により構成されている。オープ
ンコレクタ型式のバッファ3Aの入力端子はコンパレー
タ1の出力端子に接続され、この出力端子はバッファ6
Aの入力端子に接続されている。また、バッファ3Aの
出力端子とバッファ6Aの入力端子間は、抵抗4を介し
て電源Vccに、コンデンサ5を介してグランドに接地
されている。第1の遅延回路は立ち上がり遅延を行なっ
たPWM信号をバッファ6Aより出力する。
【0012】インバータ7は、入力したPWM信号の論
理を逆にして反転PWM信号を出力する否定回路であり
、その出力端子が第2の遅延回路に接続されている。 第2の遅延回路は、反転PWM信号を所定の時間遅延す
る回路であり、オープンコレクタ型式のバッファ3B、
通常のバッファ6B、抵抗9およびコンデンサ10によ
り構成されている。すなわち第2の遅延回路は、第1の
遅延回路と同じ回路構成であるが、第1の遅延回路とは
異なる遅延時間が得られるように抵抗とコンデンサの値
が決められている。第2の遅延回路は遅延した反転PW
M信号をバッファ6Bより出力する。
理を逆にして反転PWM信号を出力する否定回路であり
、その出力端子が第2の遅延回路に接続されている。 第2の遅延回路は、反転PWM信号を所定の時間遅延す
る回路であり、オープンコレクタ型式のバッファ3B、
通常のバッファ6B、抵抗9およびコンデンサ10によ
り構成されている。すなわち第2の遅延回路は、第1の
遅延回路と同じ回路構成であるが、第1の遅延回路とは
異なる遅延時間が得られるように抵抗とコンデンサの値
が決められている。第2の遅延回路は遅延した反転PW
M信号をバッファ6Bより出力する。
【0013】次に、図1および図2を用いて本実施例に
おける動作を説明する。なお、図2に示した波形A〜H
にはそれぞれ、図1の各部A〜Hに現われる波形が示さ
れている。
おける動作を説明する。なお、図2に示した波形A〜H
にはそれぞれ、図1の各部A〜Hに現われる波形が示さ
れている。
【0014】図1の回路において、先ず電源が投入され
ると、コンパレータ1の出力は、信号電圧Aが三角波電
圧Bを上回っている期間HighとなるPWM信号が得
られる。PWM信号CがHighの期間ではコンデンサ
5は抵抗4を通して電源Vccにより充電されるため端
子電圧が徐々に上昇する。また、PWM出力CがLow
になると、コンデンサ5はショートされた状態になるの
でその端子電圧がほぼ零になる。コンデンサ5の端子電
圧が波形Dに示すようにバッファ6Aの入力スレッショ
ルド電圧を上回ると、バッファ6Aの出力、すなわち第
1の遅延回路の出力EとしてPWM信号Cより図2に示
すようにT1時間遅れて立ち上がる。波形Eの立ち下が
りは入力信号と同じものが得られる。同様に、第2の遅
延回路の出力Hは、抵抗9とコンデンサ10で定まる時
定数によって、その入力信号Fに対し図2に示すように
波形GがT2時間遅れて立ち上がる。
ると、コンパレータ1の出力は、信号電圧Aが三角波電
圧Bを上回っている期間HighとなるPWM信号が得
られる。PWM信号CがHighの期間ではコンデンサ
5は抵抗4を通して電源Vccにより充電されるため端
子電圧が徐々に上昇する。また、PWM出力CがLow
になると、コンデンサ5はショートされた状態になるの
でその端子電圧がほぼ零になる。コンデンサ5の端子電
圧が波形Dに示すようにバッファ6Aの入力スレッショ
ルド電圧を上回ると、バッファ6Aの出力、すなわち第
1の遅延回路の出力EとしてPWM信号Cより図2に示
すようにT1時間遅れて立ち上がる。波形Eの立ち下が
りは入力信号と同じものが得られる。同様に、第2の遅
延回路の出力Hは、抵抗9とコンデンサ10で定まる時
定数によって、その入力信号Fに対し図2に示すように
波形GがT2時間遅れて立ち上がる。
【0015】ここで、コンパレータ1の出力であるPW
M信号Cの立ち上がりが第2の遅延回路2の出力Hの立
ち下がりと、PWM信号Cの立ち下がりが第1の遅延回
路の出力Hの立ち下がりと同じになる。このように、こ
れら遅延回路から得られる信号は、相互にT1、T2の
休止期間を持つ逆ロジックの信号となる。第1の遅延回
路から得られる信号Eは、コンパレータ1の出力である
正規のPWM信号CよりT1だけデューティが短いが、
T1を周期Tの10%以下に選択すれば、実用上問題は
無い。したがって、第1の遅延回路より得られる出力を
PWM出力Eとすれば、第2の遅延回路より相互に休止
期間を持つ反転PWM信号Hが得られることになる。
M信号Cの立ち上がりが第2の遅延回路2の出力Hの立
ち下がりと、PWM信号Cの立ち下がりが第1の遅延回
路の出力Hの立ち下がりと同じになる。このように、こ
れら遅延回路から得られる信号は、相互にT1、T2の
休止期間を持つ逆ロジックの信号となる。第1の遅延回
路から得られる信号Eは、コンパレータ1の出力である
正規のPWM信号CよりT1だけデューティが短いが、
T1を周期Tの10%以下に選択すれば、実用上問題は
無い。したがって、第1の遅延回路より得られる出力を
PWM出力Eとすれば、第2の遅延回路より相互に休止
期間を持つ反転PWM信号Hが得られることになる。
【0016】本実施例において、図1で使用するバッフ
ァおよびインバータに要求されるスピードは、バイポー
ラロジックIC、たとえば74LSシリーズまたはハイ
スピードCMOSロジックICであるHCシリーズで充
分実用に耐える。このため、従来の高速コンパレータや
高スルレート、高帯域オペアンプを用いるパルス幅変調
回路の従来技術と比較して、本実施例では1/5〜1/
10以下の消費電流となる。また、バッファ3A,3B
,6A,6Bをすべてオープンコレクタ型式にすること
も可能であり、本実施例はこれらバッファを4回路入り
のIC1個で構成することもできる。
ァおよびインバータに要求されるスピードは、バイポー
ラロジックIC、たとえば74LSシリーズまたはハイ
スピードCMOSロジックICであるHCシリーズで充
分実用に耐える。このため、従来の高速コンパレータや
高スルレート、高帯域オペアンプを用いるパルス幅変調
回路の従来技術と比較して、本実施例では1/5〜1/
10以下の消費電流となる。また、バッファ3A,3B
,6A,6Bをすべてオープンコレクタ型式にすること
も可能であり、本実施例はこれらバッファを4回路入り
のIC1個で構成することもできる。
【0017】
【発明の効果】このように本発明のパルス幅変調回路に
よれば、変調周波数が高く、動作周期が高速になる場合
でも、高速コンパレータと、高スルーレート,高帯域オ
ペアンプをそれぞれ必要とせずに、所定の休止期間をお
いて交互に現われるPWM信号と反転PWM信号を得る
ことが可能となる。このため、電力損失が少なく、小型
・高効率・低コストなパルス幅変調回路を提供すること
ができる。
よれば、変調周波数が高く、動作周期が高速になる場合
でも、高速コンパレータと、高スルーレート,高帯域オ
ペアンプをそれぞれ必要とせずに、所定の休止期間をお
いて交互に現われるPWM信号と反転PWM信号を得る
ことが可能となる。このため、電力損失が少なく、小型
・高効率・低コストなパルス幅変調回路を提供すること
ができる。
【図1】本発明によるパルス幅変調回路の実施例を示す
回路図、
回路図、
【図2】本実施例におけるパルス幅変調回路の動作を説
明するための動作波形図、
明するための動作波形図、
【図3】従来技術におけるパルス幅変調回路、
【図4】
従来技術におけるパルス幅変調回路の動作波形図である
。
従来技術におけるパルス幅変調回路の動作波形図である
。
1 コン
パレータ3A,3B,6A,6B バッファ
パレータ3A,3B,6A,6B バッファ
Claims (2)
- 【請求項1】 正の入力端子に入力信号を負の入力端
子に三角波をそれぞれ入力し、これら信号を比較するこ
とによりPWM信号を出力する比較手段を有し、該PW
M信号および該PWM信号を反転した反転PWM信号を
出力するパルス幅変調回路において、該回路は、前記P
WM信号を入力し、該PWM信号の立ち上がりを所定の
時間遅延する第1の遅延手段と、前記PWM信号を入力
し、該PWM信号を反転して反転PWM信号を出力する
インバータと、該インバータより反転PWM信号を入力
し、該反転PWM信号の立ち上がりを所定の時間遅延す
る第2の遅延手段とを有し、第1の遅延手段より遅延さ
れたPWM信号を、該遅延されたPWM信号と逆ロジッ
クで相互に休止期間を有する反転PWM信号を第2の遅
延手段より出力することを特徴とするパルス幅変調回路
。 - 【請求項2】 請求項1に記載のパルス幅変調回路に
おいて、第1の遅延手段および第2の遅延手段は、信号
を入力する第1のバッファ、第2のバッファ、抵抗およ
びコンデンサを有し、該抵抗は電源とこれらバッファ間
に、該コンデンサはグランドとこれらバッファ間に接続
され、スレッショルドより高い電圧を第2のバッファが
入力したときに、Highレベルの信号を出力すること
により入力信号をの立ち上がり遅延を行なうことを特徴
とするパルス幅変調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15048291A JPH04373212A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | パルス幅変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15048291A JPH04373212A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | パルス幅変調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04373212A true JPH04373212A (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=15497848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15048291A Pending JPH04373212A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | パルス幅変調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04373212A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9765878B2 (en) | 2012-07-11 | 2017-09-19 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Shift device |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP15048291A patent/JPH04373212A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9765878B2 (en) | 2012-07-11 | 2017-09-19 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Shift device |
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