[go: up one dir, main page]

JPH04369446A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

Info

Publication number
JPH04369446A
JPH04369446A JP14586991A JP14586991A JPH04369446A JP H04369446 A JPH04369446 A JP H04369446A JP 14586991 A JP14586991 A JP 14586991A JP 14586991 A JP14586991 A JP 14586991A JP H04369446 A JPH04369446 A JP H04369446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
magnetic alloy
amorphous magnetic
pressure sensor
magnetic permeability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14586991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Shoji
理人 東海林
Hiroyuki Hase
裕之 長谷
Masayuki Wakamiya
若宮 正行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14586991A priority Critical patent/JPH04369446A/ja
Publication of JPH04369446A publication Critical patent/JPH04369446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非晶質磁性合金の磁歪効
果を用いた圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、非晶質磁性合金の磁歪効果を用い
た圧力センサが提案されている。(図4)はこのような
圧力センサの一例の概略を示す断面図である。
【0003】1はチタン製の直径10mm、高さ50m
mの円筒状の本体、2は直径6mmの圧力導入口、3は
圧力を伝える圧力室である。4は圧力による円筒状の変
形部分で、本体1の一部を肉厚2mmに加工してある。
【0004】5は本体1の外周上で、変形部分4をおお
うようにイミド系接着剤で250℃、1時間で固着した
厚さ0.03mmのFe−Si−B−Cr系非晶質磁性
合金である。6は非晶質磁性合金5の透磁率検出素子と
して、100回コイルを巻いて形成した圧力検出コイル
で、変形部分4の外周上に固着した非晶質磁性合金5の
外側にフェノール樹脂製ボビン7を介して配される。
【0005】圧力検出コイル6は固定抵抗と直列に接続
され、定電圧駆動される。8は48%Ni−Fe合金製
のヨークで、ボビン7の外周に装着される。9は本体1
の固定用ネジ部分で、PF3/8のピッチに加工してあ
る。10は検出回路である。
【0006】圧力は圧力導入口2から圧力室3に伝わり
、圧力室3を膨らませる方向に応力をかける。
【0007】その結果、変形部分4が変動し、その表面
に接着された非晶質磁性合金5の透磁率が変化する。そ
の変化に応じて、圧力検出コイル6のインダクタンスが
変化する。圧力検出コイル6は固定抵抗と直列に接続さ
れ、定電圧駆動されているので、圧力検出コイル6のイ
ンダクタンスが変化すると、その両端電圧も変化する。 それを圧力の変化として検出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成による圧力
センサは、固着した非晶質磁性合金の剥離などの故障を
検出する手段を有さないため、センサ出力の信頼性が悪
いという課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、非晶質磁性合金が剥離などを起こすと、そ
の透磁率が変化することを利用して、定常状態における
透磁率が圧力センサの保証精度以上に変化したときを故
障として検出する構成としたものである。
【0010】
【作用】上述の構成によれば、剥離などで保証精度を越
える出力変化があった場合に故障として出力するため、
常に高精度な出力が得られ、信頼性を向上することが可
能である。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について(図1)
を参照しながら説明する。なお、本発明の構成において
、従来例と同一部分には同一番号を付して詳細な説明を
省略し、本発明の特徴となる部分について説明する。
【0012】すなわち本発明の特徴は、(図1)におけ
る検出回路10以後の出力信号処理にある。11は非晶
質磁性合金5近辺の温度を測定するためのサーミスタ、
12は信号処理用のマイクロプロセッサ、13はセンサ
使用温度範囲(本実施例では−30〜100℃)で1℃
毎に、定常状態(後述)における初期の圧力検出コイル
6の出力を半導体メモリーに記憶させたリファレンスデ
ータである。
【0013】以下に本発明の特徴となる部分の動作につ
いて説明する。本圧力センサは、例えば自動車のブレー
キ圧測定用としたとき、定常状態はブレーキをかけてい
ない状態とする。圧力センサが定常状態下にあるとき、
マイクロプロセッサ12はサーミスタ11から非晶質磁
性合金5の温度を、および、圧力検出コイル6の両端電
圧(非晶質磁性合金5の透磁率の関数)をそれぞれ読み
込み、リファレンスデータ13に記憶してある現在の温
度における圧力検出コイル6の初期出力と比較する。
【0014】その結果、もし、圧力検出コイル6の両端
電圧が初期出力に対して保証精度内(本実施例の場合フ
ルスケール比±2.5%以内)に入っていなければ故障
信号を出力する。なお、温度を読み込むのは非晶質磁性
合金5の透磁率が温度によっても変化するためである。
【0015】以上の構成、動作により非晶質磁性合金の
剥離などの故障を検出することができ、従来に比べて信
頼性の高い圧力センサを得ることができた。
【0016】(実施例2) (図2)は本発明の第2の実施例による圧力センサの概
略を示す断面図である。21はチタン製の直径10mm
、高さ70mmの円柱状の本体、22は直径6mmの圧
力導入口、23は圧力を伝える圧力室である。24は圧
力による変形部分で、本体21の一部分を肉厚2mmに
加工することによって形成してある。
【0017】25は圧力によってひずみを生じない非変
形部分で、その内部には圧力室23と同じ大きさの中空
部分26が設けてある。27は本体21の変形部分24
及び非変形部分25をおおうようにイミド系接着剤で2
50℃、1時間で固着した厚さ0.03mmのFe−S
i−B−Cr系非晶質磁性合金である。
【0018】28は非晶質磁性合金27の透磁率検出素
子としてフェノール樹脂製ボビン30のまわりに100
回コイルを巻いて形成した圧力検出コイル、29は圧力
検出コイル28と同構成のダミーコイルである。
【0019】これらのコイルをもつボビン30は非晶質
磁性合金27の外周に装着される。31は48%Ni−
Fe合金よりなるヨークで、圧力検出コイル28および
ダミーコイル29の外周に装着される。32は本体固定
用のネジ部分で、PF3/8のピッチに加工してある。 33は検出回路で、そのブロック図を(図3)に示す。 圧力検出コイル28とダミーコイル29はそれぞれ固定
抵抗41と直列に接続され、ブリッジ回路を構成し、励
磁回路42により、定電圧駆動される。これらのコイル
の出力は差動回路43に入力され、初期電圧44との比
較回路45を経て圧力を出力する。
【0020】以下に上述の圧力センサの動作を説明する
。圧力は圧力導入口22から圧力室23に伝わり、圧力
室23を膨らませる方向に応力をかける。その結果、変
形部分24が変動し、その表面に固着された非晶質磁性
合金27が変形する。この変形により逆磁歪効果で非晶
質磁性合金27の透磁率が変化する。
【0021】この変化をインダクタンスの変化として圧
力検出コイル28で検出する。一方、ダミーコイル29
の出力は圧力によらないので、両者の差動を検出回路3
3で取ることによって圧力を得る。
【0022】故障検出は以下のようにして行う。実施例
1と同様に本圧力センサを自動車のブレーキ圧測定用と
して使用する場合、定常状態下、すなわち、ブレーキを
かけていないときに、圧力検出コイル28とダミーコイ
ル29の出力差を差動回路で得る((図3)参照)。こ
のときの出力差をコンパレータにより初期電圧と比較し
、保証精度(実施例1と同じ)以内に入っていなければ
故障信号を出力する。
【0023】このような構成にすると、ダミーコイル2
9の出力との差動を取ることにより、温度による透磁率
変化の影響をキャンセルすることができ、実施例1の様
にサーミスタを配したり、各温度での圧力検出コイルの
出力を記憶しておく必要がなく、故障検出回路が非常に
簡単になる。
【0024】また、例えば自動車のサスペンションの圧
力など、圧力を印加した状態が定常状態である場合は、
中空部分26に定常状態の圧力を加えておけば、同等の
方法で故障を検出することができる。すなわち、例えば
定常状態が10気圧であるとすると、あらかじめ中空部
分26に常に10気圧の圧力がかかるように、ガスなど
の圧力媒体を封入する。
【0025】圧力センサが定常状態にあるときは圧力室
23は10気圧がかかっているので、このときの圧力検
出コイル28とダミーコイル29の差動を取り、上記と
同等の方法を用いて故障が検出できる。このように、本
構成は任意の定常状態においても容易に故障検出が可能
であるという利点を持つ。
【0026】以上の構成、動作により、簡単な故障検出
回路で、従来に比べて信頼性の高い圧力センサを得るこ
とができた。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、非晶質磁性合金の剥離などによる故障が起こ
ると、その透磁率が変化することを利用して、定常状態
下での非晶質磁性合金の透磁率の変化が保証精度以上で
あるときに故障を検出する構成とすることによって、信
頼性の高い圧力センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の圧力センサの断面図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例の圧力センサの断面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例の検出回路のブロック図
である。
【図4】従来例の圧力センサの断面図である。
【符号の説明】
1、21  本体 2、22  圧力導入口 3、23  圧力室 4、24  変形部分 5、27  非晶質磁性合金 6、28  圧力検出コイル 7、30  ボビン 8、31  ヨーク 9、32  固定用ネジ 10、33  検出回路 11  サーミスタ 12  マイクロプロセッサ 13  リファレンスデータ 25  非変形部分 26  中空部分 29  ダミーコイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧力導入口と、前記圧力導入口から導
    入される圧力によってひずむ変形部分を有し、前記変形
    部分に磁歪を有する非晶質磁性合金を固着し、前記非晶
    質磁性合金と磁気回路をなすよう前記変形部分に透磁率
    検出素子を配した構成を持ち、圧力印加にともなう前記
    透磁率検出素子の透磁率変化から圧力を検出する圧力セ
    ンサにおいて、定常状態における透磁率が前記圧力セン
    サの保証精度以上に変化したときを故障として検出する
    ことを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】  圧力導入口と、前記圧力導入口から導
    入される圧力によってひずむ変形部分と、圧力によって
    ひずみが生じない非変形部分とを有し、前記変形部分及
    び非変形部分に磁歪を有する非晶質磁性合金を固着し、
    前記非晶質磁性合金と磁気回路をなすよう前記変形部分
    と非変形部分に各々透磁率検出素子を配置した構成を有
    し、圧力印加にともなう前記2個の透磁率検出素子の透
    磁率差から圧力を検出する圧力センサにおいて、定常状
    態における透磁率差が前記圧力センサの保証精度以上に
    変化したときを故障として検出することを特徴とする圧
    力センサ。
JP14586991A 1991-06-18 1991-06-18 圧力センサ Pending JPH04369446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14586991A JPH04369446A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14586991A JPH04369446A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 圧力センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04369446A true JPH04369446A (ja) 1992-12-22

Family

ID=15394939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14586991A Pending JPH04369446A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 圧力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04369446A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510632A (ja) * 2008-12-03 2012-05-10 ローズマウント インコーポレイテッド 充填管を用いた圧力測定方法および装置
JP2012510631A (ja) * 2008-12-03 2012-05-10 ローズマウント インコーポレイテッド 磁気特性を用いた圧力測定方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510632A (ja) * 2008-12-03 2012-05-10 ローズマウント インコーポレイテッド 充填管を用いた圧力測定方法および装置
JP2012510631A (ja) * 2008-12-03 2012-05-10 ローズマウント インコーポレイテッド 磁気特性を用いた圧力測定方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5437197A (en) Magnetostrictive sensor structures
US4412454A (en) Pressure sensing unit for a pressure sensor
US10962433B2 (en) Pressure sensor and pressure measuring method
US5419206A (en) Phase independent torque detection and processing circuit for sensing device
JPH04184233A (ja) 圧力センサ
JPH04369446A (ja) 圧力センサ
US4453412A (en) Pressure sensor
KR970000035B1 (ko) 압력센서
US4559829A (en) Differential pressure transmitter for industrial process fluids, provided with compensation of static pressure change effects
EP0615118B1 (en) Pressure sensor
JPH0261530A (ja) 力学量センサ
JPH0310138A (ja) 圧力センサ
JPH06129931A (ja) 圧力センサ等の故障検出法
EP0371244A2 (en) Magnetostrictive pressure sensor
JP2641741B2 (ja) 力学量センサ
JPH06241920A (ja) 荷重検出方法および荷重センサ
JPH02128131A (ja) 圧力センサ
JPH08114516A (ja) 磁歪式トルクセンサ
JPH07209128A (ja) 歪み検出装置
JPH04259838A (ja) 圧力センサ
JPS63317732A (ja) トルク検出装置
SU1652838A1 (ru) Датчик давлени
JPH05149804A (ja) 磁歪式トルクセンサの製造方法
JPH03131733A (ja) 圧力センサ
JPH02134528A (ja) 圧力センサ