JPH0436493Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0436493Y2 JPH0436493Y2 JP1986180567U JP18056786U JPH0436493Y2 JP H0436493 Y2 JPH0436493 Y2 JP H0436493Y2 JP 1986180567 U JP1986180567 U JP 1986180567U JP 18056786 U JP18056786 U JP 18056786U JP H0436493 Y2 JPH0436493 Y2 JP H0436493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- batteries
- disaster prevention
- lighting
- lighting fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は防災照明器具の改良に関し、特にバツ
テリーの温度上昇を防止し、且つ複数のバツテリ
ー間の温度差を小さく構成する構造に関する。 〔従来の技術とその問題点〕 従来、不特定多数の人々が集合する映画館、公
会堂、集会場等には防災照明器具の設置が義務づ
けられている。 一般形の防災照明器具は、例えば第6図および
第7図に示すように、照明器具本体1の内部両側
に設けたソケツト2と3の間に螢光ランプ4を装
着し構成してある。 また同防災照明器具の螢光ランプは通常は商用
電源で点灯し、停電等の非常時はバツテリー5を
電源とし点灯するように構成してある。 ところで同防災照明器具におけるバツテリー5
は一般にはバツテリー収納ケース6の内部に複数
本収納し、同バツテリー収納ケース6を照明器具
本体1の上壁下面に支持し構成してある。また照
明器具本体1の下端に反射体8を支持してある。 しかし同構造によると、照明器具本体1の壁面
にバツテリー収納ケース6が接触しているので、
照明器具本体1の内壁面に支持してなる安定器7
の伝導熱と輻射熱によりバツテリーの温度が上昇
し機能を破壊し使用することができなくなる欠点
がある。 特にバツテリーは温度により性能が左右され
る。例えば一般的に低温雰囲気中では放電効率
に、高温雰囲気中では充電効率に影響を与えるの
で、使用温度範囲は0℃〜45℃とされている。 また照明器具本体の内部にバツテリーを複数収
納すると、発熱体となる安定器に近いバツテリー
と発熱体に遠いバツテリーでは放電効率が異な
り、その結果充電効率の少ないバツテリーは過放
電が生じるので、各バツテリーの温度差は5deg
以内と規定されている(JIL誘導灯規格)。 〔考案の目的〕 本考案は上記の点に鑑み考案したものであつ
て、バツテリーの温度上昇を抑制すると共に各バ
ツテリー間の温度差を小さく構成することのでき
る防災照明器具を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 以下本考案を第1図乃至第5図について説明す
る。図において、11は筐体状の照明器具本体、
12は照明器具本体11の上壁面に固定してなる
一対のバツテリー支持体であつて、外端に弾性支
持片13を有し、内端に脚部14をを設け且つバ
ツテリーの外形に対応する載置部15を有して構
成してある。 16はバツテリー支持体12と12の間に嵌着
支持してなるバツテリーであつて、例えば2個の
バツテリー収納体17,18に、3乃至5個のバ
ツテリー16を横向きに収納支持してある。 またバツテリー収納ケース17,18と照明器
具本体11の上壁内面との間に約3ミリメートル
程度の隙間19を有して構成し、各バツテリー1
6間の温度差を小さくなるように構成してある。 20は照明器具本体11の上壁内面に固定して
なる安定器であつて、照明器具本体内部の大部分
の熱源となる。 21は照明器具本体11の上壁内面に固定して
なるインバータ、22は照明器具本体11の両端
内側に設けてなる一対のソケツト、23はソケツ
ト22と22の間に装着してなる直管形の螢光ラ
ンプであつて、例えば40ワツトの螢光ランプを用
いて構成してある。24は照明器具本体11の下
面に支持してなる反射体である。 〔考案の作用〕 上記構造の防災照明器具を映画館、公会堂、集
会場等に設置し使用すると、バツテリーの表面温
度上昇は、第6図および第7図に示す従来の構造
との比較において説明すると、A表に示すとおり
となる。
テリーの温度上昇を防止し、且つ複数のバツテリ
ー間の温度差を小さく構成する構造に関する。 〔従来の技術とその問題点〕 従来、不特定多数の人々が集合する映画館、公
会堂、集会場等には防災照明器具の設置が義務づ
けられている。 一般形の防災照明器具は、例えば第6図および
第7図に示すように、照明器具本体1の内部両側
に設けたソケツト2と3の間に螢光ランプ4を装
着し構成してある。 また同防災照明器具の螢光ランプは通常は商用
電源で点灯し、停電等の非常時はバツテリー5を
電源とし点灯するように構成してある。 ところで同防災照明器具におけるバツテリー5
は一般にはバツテリー収納ケース6の内部に複数
本収納し、同バツテリー収納ケース6を照明器具
本体1の上壁下面に支持し構成してある。また照
明器具本体1の下端に反射体8を支持してある。 しかし同構造によると、照明器具本体1の壁面
にバツテリー収納ケース6が接触しているので、
照明器具本体1の内壁面に支持してなる安定器7
の伝導熱と輻射熱によりバツテリーの温度が上昇
し機能を破壊し使用することができなくなる欠点
がある。 特にバツテリーは温度により性能が左右され
る。例えば一般的に低温雰囲気中では放電効率
に、高温雰囲気中では充電効率に影響を与えるの
で、使用温度範囲は0℃〜45℃とされている。 また照明器具本体の内部にバツテリーを複数収
納すると、発熱体となる安定器に近いバツテリー
と発熱体に遠いバツテリーでは放電効率が異な
り、その結果充電効率の少ないバツテリーは過放
電が生じるので、各バツテリーの温度差は5deg
以内と規定されている(JIL誘導灯規格)。 〔考案の目的〕 本考案は上記の点に鑑み考案したものであつ
て、バツテリーの温度上昇を抑制すると共に各バ
ツテリー間の温度差を小さく構成することのでき
る防災照明器具を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 以下本考案を第1図乃至第5図について説明す
る。図において、11は筐体状の照明器具本体、
12は照明器具本体11の上壁面に固定してなる
一対のバツテリー支持体であつて、外端に弾性支
持片13を有し、内端に脚部14をを設け且つバ
ツテリーの外形に対応する載置部15を有して構
成してある。 16はバツテリー支持体12と12の間に嵌着
支持してなるバツテリーであつて、例えば2個の
バツテリー収納体17,18に、3乃至5個のバ
ツテリー16を横向きに収納支持してある。 またバツテリー収納ケース17,18と照明器
具本体11の上壁内面との間に約3ミリメートル
程度の隙間19を有して構成し、各バツテリー1
6間の温度差を小さくなるように構成してある。 20は照明器具本体11の上壁内面に固定して
なる安定器であつて、照明器具本体内部の大部分
の熱源となる。 21は照明器具本体11の上壁内面に固定して
なるインバータ、22は照明器具本体11の両端
内側に設けてなる一対のソケツト、23はソケツ
ト22と22の間に装着してなる直管形の螢光ラ
ンプであつて、例えば40ワツトの螢光ランプを用
いて構成してある。24は照明器具本体11の下
面に支持してなる反射体である。 〔考案の作用〕 上記構造の防災照明器具を映画館、公会堂、集
会場等に設置し使用すると、バツテリーの表面温
度上昇は、第6図および第7図に示す従来の構造
との比較において説明すると、A表に示すとおり
となる。
本考案は上記したように、照明器具本体の上壁
内面に、外端に弾性支持片を有し、内端に脚部を
設け、且つバツテリーの外形に対応する載置部を
有する一対のバツテリー支持体を固定し、照明器
具本体の内壁面との間に隙間を有して内部にバツ
テリーを収納してなるバツテリー収納ケースを嵌
着したので、安定器からのバツテリーへの伝導熱
が少なくバツテリーの温度上昇を小さく抑えるこ
とができ、また安定器からのバツテリーへの伝導
熱が少ないのでA表に示すように各バツテリー間
の温度の上昇の差を小さく抑えることができ、バ
ツテリーの放電効率は平均化し、特定のバツテリ
ーに過放電が生じることなく使用することができ
る利点を有する。
内面に、外端に弾性支持片を有し、内端に脚部を
設け、且つバツテリーの外形に対応する載置部を
有する一対のバツテリー支持体を固定し、照明器
具本体の内壁面との間に隙間を有して内部にバツ
テリーを収納してなるバツテリー収納ケースを嵌
着したので、安定器からのバツテリーへの伝導熱
が少なくバツテリーの温度上昇を小さく抑えるこ
とができ、また安定器からのバツテリーへの伝導
熱が少ないのでA表に示すように各バツテリー間
の温度の上昇の差を小さく抑えることができ、バ
ツテリーの放電効率は平均化し、特定のバツテリ
ーに過放電が生じることなく使用することができ
る利点を有する。
第1図は本考案に係る防災照明器具の正面図、
第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の要部
拡大図、第4図は第3図の側面図、第5図は第1
図におけるバツテリー支持体の斜視図、第6図は
従来の防災照明器具の正面図、第7図は第6図の
側面図である。 第1図乃至第5図において、11……照明器具
本体、12……バツテリー支持体、16……バツ
テリー、19……隙間、20……安定器、23…
…螢光ランプ。
第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の要部
拡大図、第4図は第3図の側面図、第5図は第1
図におけるバツテリー支持体の斜視図、第6図は
従来の防災照明器具の正面図、第7図は第6図の
側面図である。 第1図乃至第5図において、11……照明器具
本体、12……バツテリー支持体、16……バツ
テリー、19……隙間、20……安定器、23…
…螢光ランプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 筐体状の照明器具本体11の内部に装着してな
る放電ランプ23と、同放電ランプ23に接続し
てなる安定器20と、複数のバツテリー16を有
する防災照明器具において、 前記、照明器具本体11の上壁内面に、外端に
弾性支持片13を有し、内端に脚部14を設け、
且つバツテリー16の外形に対応する載置部15
を有する一対のバツテリー支持体12を固定し、
照明器具本体11の内壁面との間に隙間19を有
して内部にバツテリー16を収納してなるバツテ
リー収納ケース17,18を嵌着し、各バツテリ
ー間の温度差を小さく構成したことを特徴とする
防災照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986180567U JPH0436493Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986180567U JPH0436493Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6385801U JPS6385801U (ja) | 1988-06-04 |
JPH0436493Y2 true JPH0436493Y2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=31124641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986180567U Expired JPH0436493Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436493Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5523172B2 (ja) * | 2010-04-05 | 2014-06-18 | パナソニック株式会社 | 車輌用照明器具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5381324U (ja) * | 1976-12-08 | 1978-07-06 |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP1986180567U patent/JPH0436493Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6385801U (ja) | 1988-06-04 |
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