JPH04362383A - 一斉開放弁 - Google Patents
一斉開放弁Info
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- JPH04362383A JPH04362383A JP16099591A JP16099591A JPH04362383A JP H04362383 A JPH04362383 A JP H04362383A JP 16099591 A JP16099591 A JP 16099591A JP 16099591 A JP16099591 A JP 16099591A JP H04362383 A JPH04362383 A JP H04362383A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 49
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 22
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 22
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 5
- 238000012360 testing method Methods 0.000 abstract description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 abstract 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
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- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体の制御に使用される
弁装置の改良に係るものであり、特に流体の流通を制御
する手段を別途に備えたことを特徴とする弁装置に関す
るものである。
弁装置の改良に係るものであり、特に流体の流通を制御
する手段を別途に備えたことを特徴とする弁装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】流体を制御する為の弁装置は、目的に応
じて各種の構造のものが供給されている。
じて各種の構造のものが供給されている。
【0003】しかしながら、実際の使用に際しては、弁
装置の故障、点検、修理、ドレーン作業、作動試験、等
々の為に、弁装置の前および(或は)後に流体の流通を
制御する手段を接続して、流体の流通を弁装置とは別個
に任意に遮断できるようにするのが一般的である。
装置の故障、点検、修理、ドレーン作業、作動試験、等
々の為に、弁装置の前および(或は)後に流体の流通を
制御する手段を接続して、流体の流通を弁装置とは別個
に任意に遮断できるようにするのが一般的である。
【0004】そのようなものの一例として、図7に主た
る弁装置である一斉開放弁の送水元側に止め弁を接続し
た状態が示されている。
る弁装置である一斉開放弁の送水元側に止め弁を接続し
た状態が示されている。
【0005】図7に示されている止め弁Aは、図中上部
のハンドルHを回動させて軸Sを引き上げ、止め弁本体
B内において軸Sに接続された弁体(図示せず)を上昇
させ、流体の遮断を解く形式のもので、一般に広く使用
されている。
のハンドルHを回動させて軸Sを引き上げ、止め弁本体
B内において軸Sに接続された弁体(図示せず)を上昇
させ、流体の遮断を解く形式のもので、一般に広く使用
されている。
【0006】図7においては、主たる弁装置Vの送水元
側Iのみに止め弁Aが装着されているが、必要に応じて
は送水先側Oにも、この種の止め弁が装着される。
側Iのみに止め弁Aが装着されているが、必要に応じて
は送水先側Oにも、この種の止め弁が装着される。
【0007】この止め弁Aを開閉することによって、こ
れが連結されている主たる弁装置Vへの流体の供給を制
御し、主たる弁装置Vの修理、試験、交換等々の必要な
作業を行う。
れが連結されている主たる弁装置Vへの流体の供給を制
御し、主たる弁装置Vの修理、試験、交換等々の必要な
作業を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の止め
弁Aの問題点は、止め弁A自体の重量が過大であり、例
えば、それが装着される肝心の主たる弁装置Vと同等或
はそれ以上の重量になることさえ珍しくないことである
。
弁Aの問題点は、止め弁A自体の重量が過大であり、例
えば、それが装着される肝心の主たる弁装置Vと同等或
はそれ以上の重量になることさえ珍しくないことである
。
【0009】例えば、重量15Kgの主たる弁装置Vの
送水元I側と、送水先O側に、それぞれ止め弁Aを装着
した場合には、全体の重量は少なくとも40Kgを超え
ることは確実である。
送水元I側と、送水先O側に、それぞれ止め弁Aを装着
した場合には、全体の重量は少なくとも40Kgを超え
ることは確実である。
【0010】このような事態は、設置作業に際しての運
搬に大きな問題を投げかけると同時に、設置場所におい
ては大重量の支持が要求され、作業性に支障を来すと共
に、施工単価を大幅に引き上げる原因ともなる。
搬に大きな問題を投げかけると同時に、設置場所におい
ては大重量の支持が要求され、作業性に支障を来すと共
に、施工単価を大幅に引き上げる原因ともなる。
【0011】しかしながらこれまで、設計の際の或は仕
様上の規格に従い、主たる弁装置Vの前後に止め弁Aを
連結することに疑問が持たれたことはなく、また、この
重量の削減が考慮されたこともなく、更に、主たる弁装
置Vの改良も計画されたことはない。
様上の規格に従い、主たる弁装置Vの前後に止め弁Aを
連結することに疑問が持たれたことはなく、また、この
重量の削減が考慮されたこともなく、更に、主たる弁装
置Vの改良も計画されたことはない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、単に
一斉開放弁に限定されることなく、流体の制御に使用さ
れる主たる弁装置に止め弁の機能を備えさせることによ
り、全体の軽量化を図り、作業性を向上させると共に、
施工単価を引き下げることを目的とするものである。
一斉開放弁に限定されることなく、流体の制御に使用さ
れる主たる弁装置に止め弁の機能を備えさせることによ
り、全体の軽量化を図り、作業性を向上させると共に、
施工単価を引き下げることを目的とするものである。
【0013】そのためには、主たる弁装置の送水元に接
続される一次側隔室、および送水先に接続される二次側
隔室の、両方或は一方に流体を遮断する手段を設置する
必要がある。
続される一次側隔室、および送水先に接続される二次側
隔室の、両方或は一方に流体を遮断する手段を設置する
必要がある。
【0014】これに使用されるべき流体遮断の為の手段
は、従来の止め弁のごとく把手を繰り返し回転させて操
作するものではなく、小型で且つ瞬間的操作ができるも
のでなければならない。
は、従来の止め弁のごとく把手を繰り返し回転させて操
作するものではなく、小型で且つ瞬間的操作ができるも
のでなければならない。
【0015】その結果、流体遮断の為の手段としては、
主たる弁装置の壁面から外部へ突出した回動軸に把手を
固定し、主たる弁装置の内部においては、回動軸に二方
或は三方に流体の流通を許す球状弁を固定する。
主たる弁装置の壁面から外部へ突出した回動軸に把手を
固定し、主たる弁装置の内部においては、回動軸に二方
或は三方に流体の流通を許す球状弁を固定する。
【0016】球状弁を使用した場合には、球状弁と主た
る弁装置との間のシールが極めて容易に行える利点があ
るが、球状弁とシールの重量がいささか大きいという問
題が残る。
る弁装置との間のシールが極めて容易に行える利点があ
るが、球状弁とシールの重量がいささか大きいという問
題が残る。
【0017】この重量は、従来の止め弁を設置する形式
に比較すると、問題にならないほど小さいものであるが
、更に重量を小さくする為には、球状弁の代わりに板状
体からなる遮断板を使用する。
に比較すると、問題にならないほど小さいものであるが
、更に重量を小さくする為には、球状弁の代わりに板状
体からなる遮断板を使用する。
【0018】遮断板は、球状弁と同様に回動軸に固定さ
れ、主たる弁装置の外部から把手により旋回させられ、
主たる弁装置の隔室の流通開口部を遮断閉鎖し、或はそ
の閉鎖を解くように設置される。
れ、主たる弁装置の外部から把手により旋回させられ、
主たる弁装置の隔室の流通開口部を遮断閉鎖し、或はそ
の閉鎖を解くように設置される。
【0019】遮断板による形式は、弁装置全体の重量を
さらに軽減することができるが、旋回する板状弁により
開口部を閉鎖する為には、板状弁とシールの関係を考慮
しなければならない。
さらに軽減することができるが、旋回する板状弁により
開口部を閉鎖する為には、板状弁とシールの関係を考慮
しなければならない。
【0020】板状弁を一定の支点を中心に旋回させ、シ
ールを支障なく作用させるには、板状弁が完全に閉鎖状
態にある時点でのみシールが働くようにする必要がある
。
ールを支障なく作用させるには、板状弁が完全に閉鎖状
態にある時点でのみシールが働くようにする必要がある
。
【0021】そのためには、板状弁の旋回の支点が板状
弁自身の中心線と一致していないことが肝要である。
弁自身の中心線と一致していないことが肝要である。
【0022】そのようにすることによって、旋回の開始
と同時に板状弁はそれまで閉鎖していた流通開口部を離
れ、或は逆に閉鎖が完了する時点まで流通開口部に接触
することなく、シールに摩擦による損耗をまったく与え
ずに開閉動作を行うことができるようになる。
と同時に板状弁はそれまで閉鎖していた流通開口部を離
れ、或は逆に閉鎖が完了する時点まで流通開口部に接触
することなく、シールに摩擦による損耗をまったく与え
ずに開閉動作を行うことができるようになる。
【0023】このように、主たる弁装置の内部に、従来
の止め弁の機能を設置することにより、重量の軽減と装
置全体の体積の縮小を図ることができる。
の止め弁の機能を設置することにより、重量の軽減と装
置全体の体積の縮小を図ることができる。
【0024】
【第一の実施例】図1に、本発明を一斉開放弁に適用し
た例が示されており、この第一の実施例においては、一
斉開放弁への流体の供給或は一斉開放弁からの流体の送
出を制御する為に、球状弁が使用されている。
た例が示されており、この第一の実施例においては、一
斉開放弁への流体の供給或は一斉開放弁からの流体の送
出を制御する為に、球状弁が使用されている。
【0025】図1において、1は一斉開放弁の本体部を
示しており、本体部1は開口2によって接続された一次
側隔室3と二次側隔室4を備えている。
示しており、本体部1は開口2によって接続された一次
側隔室3と二次側隔室4を備えている。
【0026】図中、開口2の上方にはシリンダ室5が設
けられ、シリンダ室5にはピストン6が嵌装されている
。
けられ、シリンダ室5にはピストン6が嵌装されている
。
【0027】ピストン6は開口2を二次側隔室4側から
閉鎖する為のシール7を備えると共に、その中央に開口
2とシリンダ室6を導通させる不還弁8を備えている。
閉鎖する為のシール7を備えると共に、その中央に開口
2とシリンダ室6を導通させる不還弁8を備えている。
【0028】9はピストン6の中央に突設されたピスト
ン軸で、不還弁8からの流体がシリンダ室5への流入す
ることを許す導通孔10が穿設されていると共に、シリ
ンダ室5を閉鎖する蓋体11に設置された支持杆12に
よって支持される。
ン軸で、不還弁8からの流体がシリンダ室5への流入す
ることを許す導通孔10が穿設されていると共に、シリ
ンダ室5を閉鎖する蓋体11に設置された支持杆12に
よって支持される。
【0029】蓋体11にはシリンダ室5を外部に導通さ
せる為の小開口13が設置されている。
せる為の小開口13が設置されている。
【0030】一次側隔室3の外部への開口部分3’には
、中空の一次側筒体14が気密的に固定され、開口部分
3’に設置された一次側シールリング15と一次側筒体
14内に設置された送水元シールリング16の間に、二
方向球状弁17が回動自在且つ気密的に設置されている
。
、中空の一次側筒体14が気密的に固定され、開口部分
3’に設置された一次側シールリング15と一次側筒体
14内に設置された送水元シールリング16の間に、二
方向球状弁17が回動自在且つ気密的に設置されている
。
【0031】また、二次側隔室4の外部への開口部分4
’には、中空で且つ排水栓18が螺着された二次側筒体
19が気密的に固定され、開口部分4’に設置された二
次側シールリング20と二次側筒体19内に設置された
送水先シールリング21の間に、三方向球状弁22が回
動自在且つ気密的に設置されている。
’には、中空で且つ排水栓18が螺着された二次側筒体
19が気密的に固定され、開口部分4’に設置された二
次側シールリング20と二次側筒体19内に設置された
送水先シールリング21の間に、三方向球状弁22が回
動自在且つ気密的に設置されている。
【0032】図1に示した状態は、一斉開放弁の本体部
1が、消火用スプリンクラー設備に組み込まれ、待機状
態にある場合を示している。
1が、消火用スプリンクラー設備に組み込まれ、待機状
態にある場合を示している。
【0033】消火用媒体として水を使用した場合、図1
の状態において、一次側筒体14は送水元の水源(図示
せず)に接続され、二次側筒体19は送水先である開放
型スプリンクラーヘッド(図示せず)に接続されている
。
の状態において、一次側筒体14は送水元の水源(図示
せず)に接続され、二次側筒体19は送水先である開放
型スプリンクラーヘッド(図示せず)に接続されている
。
【0034】更に、小開口13はパイロットの役目を果
たす閉鎖型スプリンクラーヘッド(図示せず)に接続さ
れ、一次側隔室3、シリンダ室5には送水元からの圧力
水が満たされている。
たす閉鎖型スプリンクラーヘッド(図示せず)に接続さ
れ、一次側隔室3、シリンダ室5には送水元からの圧力
水が満たされている。
【0035】一斉開放弁の本体部1の作動について概略
を説明すると、一次側隔室3とシリンダ室5の両者は、
待機中の圧力が常に等しくなるように、不還弁8によっ
て接続されている。
を説明すると、一次側隔室3とシリンダ室5の両者は、
待機中の圧力が常に等しくなるように、不還弁8によっ
て接続されている。
【0036】ピストン6が、シリンダ室5と一次側隔室
3の各々から圧力を受ける面積は、2:1程度に設計さ
れているので、両方の室に同圧の圧力水が供給されてい
れば、ピストン6はシリンダ室5から一次側隔室3へ向
かって、図中下方へ押圧されることになる。
3の各々から圧力を受ける面積は、2:1程度に設計さ
れているので、両方の室に同圧の圧力水が供給されてい
れば、ピストン6はシリンダ室5から一次側隔室3へ向
かって、図中下方へ押圧されることになる。
【0037】その結果、開口部2はピストン6のシール
7によって閉鎖され、一次側隔室3の圧力水は二次側隔
室4へ流入できない待機状態が維持される。
7によって閉鎖され、一次側隔室3の圧力水は二次側隔
室4へ流入できない待機状態が維持される。
【0038】火災の発生或は通水試験等でシリンダ室5
の圧力が急激に低下せしめられると、不還弁8からの圧
力水の供給はシリンダ室5の圧力低下を阻止できず、シ
リンダ室5の圧力が一次側隔室3の圧力の二分の一より
下回る状態の到達する。
の圧力が急激に低下せしめられると、不還弁8からの圧
力水の供給はシリンダ室5の圧力低下を阻止できず、シ
リンダ室5の圧力が一次側隔室3の圧力の二分の一より
下回る状態の到達する。
【0039】それによって、一次側隔室3内の圧力水が
ピストン6を押し上げ、開口部2の閉鎖が解かれる為、
一次側隔室3内の圧力水は開口部2を経て二次側隔室4
へ流入し、送水先へ圧送され、開放型スプリンクラーヘ
ッドから噴出することになる。
ピストン6を押し上げ、開口部2の閉鎖が解かれる為、
一次側隔室3内の圧力水は開口部2を経て二次側隔室4
へ流入し、送水先へ圧送され、開放型スプリンクラーヘ
ッドから噴出することになる。
【0040】次に、開口部2の開口或は閉鎖の状況の如
何にかかわらず、送水元からの圧力水の供給を停止する
には、二方向球状弁17を図1の状態から90度回動さ
せれば良い。
何にかかわらず、送水元からの圧力水の供給を停止する
には、二方向球状弁17を図1の状態から90度回動さ
せれば良い。
【0041】二方向球状弁17には、一次側筒体14か
ら外部へ突出する把手(図示せず)が付設されており、
把手の回動によって二方向球状弁17を回動することが
できる。
ら外部へ突出する把手(図示せず)が付設されており、
把手の回動によって二方向球状弁17を回動することが
できる。
【0042】図1の位置から90度回動した二方向球状
弁17と、一次側筒体14の位置関係は図2に示すとお
りであり、二方向球状弁17によって一次側筒体14と
一次側隔室3の導通は完全に遮断される。
弁17と、一次側筒体14の位置関係は図2に示すとお
りであり、二方向球状弁17によって一次側筒体14と
一次側隔室3の導通は完全に遮断される。
【0043】更に、開口部2の開口或は閉鎖の状況の如
何にかかわらず、二次側隔室4から送水先への圧力水の
供給を停止するには、三方向球状弁22を図1の状態か
ら90度回動させれば良い。
何にかかわらず、二次側隔室4から送水先への圧力水の
供給を停止するには、三方向球状弁22を図1の状態か
ら90度回動させれば良い。
【0044】三方向球状弁22には、二次側筒体19か
ら外部へ突出する把手(図示せず)が付設されており、
把手の回動によって三方向球状弁22を回動することが
できる。
ら外部へ突出する把手(図示せず)が付設されており、
把手の回動によって三方向球状弁22を回動することが
できる。
【0045】図1の位置から90度回動した三方向球状
弁22と、二次側筒体19の位置関係は図3に示すとお
りであり、三方向球状弁22によって二次側隔室4から
送水先への導通は完全に遮断される。
弁22と、二次側筒体19の位置関係は図3に示すとお
りであり、三方向球状弁22によって二次側隔室4から
送水先への導通は完全に遮断される。
【0046】三方向球状弁22を図1の状態から時計式
方向へ90度回動させると、図3の状態に立ち至り、送
水先シールリング21と三方向球状弁22によって導通
の遮断が行われる。
方向へ90度回動させると、図3の状態に立ち至り、送
水先シールリング21と三方向球状弁22によって導通
の遮断が行われる。
【0047】図3の状態においては、送水先への導通は
遮断されているが、排水栓18への導通は遮断されてい
ない。従って、この状態で排水栓18を脱離することに
より、試験通水、或は二次側隔室4の排水等の作業を行
うことができる。
遮断されているが、排水栓18への導通は遮断されてい
ない。従って、この状態で排水栓18を脱離することに
より、試験通水、或は二次側隔室4の排水等の作業を行
うことができる。
【0048】
【第二の実施例】図4に第一の実施例から発展させた第
二の実施例が示されている。第二の実施例は本体部1の
構造に関しては第一の実施例と全く同様である。
二の実施例が示されている。第二の実施例は本体部1の
構造に関しては第一の実施例と全く同様である。
【0049】第一の実施例においては、一次側筒体14
と二次側筒体19を本体部1に付設し、その内部に球状
弁を設置したが、第二の実施例においては重量の軽減を
より効率的に達成する為に、これら二つの筒体を省略し
た。
と二次側筒体19を本体部1に付設し、その内部に球状
弁を設置したが、第二の実施例においては重量の軽減を
より効率的に達成する為に、これら二つの筒体を省略し
た。
【0050】また、それと同時に球状弁の使用に代えて
、遮断板を使用することにした。
、遮断板を使用することにした。
【0051】図4に示すごとく、一次側遮断板23は突
杆24が突設された円盤状の構造を有し、円盤の周縁に
シール25を備えている。
杆24が突設された円盤状の構造を有し、円盤の周縁に
シール25を備えている。
【0052】突杆24には本体部1の外部へ突出する軸
杆26が固定されており、本体部1の外部から軸杆26
を回動することによって、一次側遮断板23を旋回させ
、開口2を閉鎖し、一次側隔室3に供給されている流体
を遮断する。
杆26が固定されており、本体部1の外部から軸杆26
を回動することによって、一次側遮断板23を旋回させ
、開口2を閉鎖し、一次側隔室3に供給されている流体
を遮断する。
【0053】図4の開放状態から遮断板23を旋回させ
ると、図5に示すごとく遮断板23によって開口2の縁
部2’が閉鎖される。
ると、図5に示すごとく遮断板23によって開口2の縁
部2’が閉鎖される。
【0054】軸杆26を回転させ、円盤状の遮断板23
を旋回させて開口2を閉鎖する(或は閉鎖を解く)場合
、遮断板23の中心に突杆24が突設されていると、例
え開口2の縁部2’(図6参照)に開口2の軸方向に4
5度の傾斜を有する法面が設けられていても、遮断板2
3が縁部2’の衝突したり、シール25が開口2の縁部
2’に圧接して摩擦による損傷を受けたりすることが避
けられない。
を旋回させて開口2を閉鎖する(或は閉鎖を解く)場合
、遮断板23の中心に突杆24が突設されていると、例
え開口2の縁部2’(図6参照)に開口2の軸方向に4
5度の傾斜を有する法面が設けられていても、遮断板2
3が縁部2’の衝突したり、シール25が開口2の縁部
2’に圧接して摩擦による損傷を受けたりすることが避
けられない。
【0055】そのような問題を除去する為に、本実施例
においては軸杆26の中心を遮断板23の中心とずらせ
て、軸杆26の回動が遮断板23を偏心的に旋回させる
ことにした。
においては軸杆26の中心を遮断板23の中心とずらせ
て、軸杆26の回動が遮断板23を偏心的に旋回させる
ことにした。
【0056】軸杆26と遮断板23の中心は、図6にお
いて矢印Wで示されるごとく、ずらされている。
いて矢印Wで示されるごとく、ずらされている。
【0057】両者の中心の矢印Wに示すずれによって、
図6に示す遮断板23は、軸杆26が回動を開始すると
、即座に開口2の縁部2’から離隔し、23’に示すよ
うに旋回を始める。
図6に示す遮断板23は、軸杆26が回動を開始すると
、即座に開口2の縁部2’から離隔し、23’に示すよ
うに旋回を始める。
【0058】このように開口2を開放する場合と同様に
、閉鎖遮断する場合にも、遮断板23の動作は、図6に
位置23’から閉鎖位置に到着し、その間に遮断板23
と縁部2’が擦れ合ったり、シール25が摩擦を生じた
りすることはない。
、閉鎖遮断する場合にも、遮断板23の動作は、図6に
位置23’から閉鎖位置に到着し、その間に遮断板23
と縁部2’が擦れ合ったり、シール25が摩擦を生じた
りすることはない。
【0059】以上は一次側隔室3内に設置された遮断板
23について説明されたが、二次側隔室4内に設置した
二次側遮断板27についても全く同様の動作が行われる
。
23について説明されたが、二次側隔室4内に設置した
二次側遮断板27についても全く同様の動作が行われる
。
【0060】因みに、図4における31は一次側隔室3
の開口閉鎖盤を示している。
の開口閉鎖盤を示している。
【0061】本発明を実施する為には、第一の実施例に
示した球状弁及び第二の実施例に示した遮断板以外に、
各種の設計が応用でき、そのいずれもが本発明の技術範
囲に属するものである。
示した球状弁及び第二の実施例に示した遮断板以外に、
各種の設計が応用でき、そのいずれもが本発明の技術範
囲に属するものである。
【0062】
【発明の効果】本発明によると、止め弁の機能を内蔵し
た弁装置が得られる為、止め弁及び主たる弁装置全体の
重量を大幅に軽減できると共に、運搬、施工の合理化を
図ることができ、経費節減、工期短縮に実効のある弁装
置を得ることができる効果がある。
た弁装置が得られる為、止め弁及び主たる弁装置全体の
重量を大幅に軽減できると共に、運搬、施工の合理化を
図ることができ、経費節減、工期短縮に実効のある弁装
置を得ることができる効果がある。
【図1】本発明を一斉開放弁に適用した場合の第一の実
施例の断面図である。
施例の断面図である。
【図2】図1に示したものの第一の部分的拡大断面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示したものの第二の部分的拡大断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第二の実施例の断面図である。
【図5】図4に示したものの部分的拡大断面図である。
【図6】図5における部品の動作を説明する断面図であ
る。
る。
【図7】従来品の一部断面を含む正面図である。
1 本体部
2 開口
2’ 縁部
3 一次側隔室
4 二次側隔室
5 シリンダ室
6 ピストン
7 シール
8 不還弁
9 ピストン軸
10 導通孔
11 蓋体
12 支持杆
13 小開口
14 一次側筒体
15 一次側シールリング
16 送水元シールリング
17 二方向球状弁
18 排水栓
19 二次側筒体
20 二次側シールリング
21 送水先シールリング
22 三方向球状弁
23 遮断板
24 突杆
25 シール
26 軸杆
27 遮断板
28 突杆
29 シール
30 軸杆
31 開口閉鎖盤
W 矢印
A 止め弁
B 止め弁本体
H ハンドル
S 軸
V 主たる弁装置
I 送水元側
O 送水先側
Claims (4)
- 【請求項1】送水元と送水先の間に設置され、流体の流
通を制御する機能を有する弁装置において、送水元に接
続された一次側隔室および(或は)送水先に接続された
二次側隔室に、弁装置とは別個に流体の流通を制御する
手段を備えたことを特徴とする、弁装置。 - 【請求項2】流体の流通を制御する手段が、一次側隔室
および(或は)二次側隔室の軸線に直角に回動する球状
弁である、請求項1の弁装置。 - 【請求項3】流体の流通を制御する手段が、一次側隔室
および(或は)二次側隔室の出口或は入口を閉鎖する遮
断板である、請求項1の弁装置。 - 【請求項4】流体の流通を制御する手段が、弁装置外部
に突設した回動手段の回動により作動する、請求項1の
弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3160995A JP2688865B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 一斉開放弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3160995A JP2688865B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 一斉開放弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362383A true JPH04362383A (ja) | 1992-12-15 |
JP2688865B2 JP2688865B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=15726574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3160995A Expired - Lifetime JP2688865B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 一斉開放弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2688865B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010537125A (ja) * | 2007-08-23 | 2010-12-02 | ノルグレン・リミテッド | ボールバルブ断路器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148936U (ja) * | 1978-04-07 | 1979-10-17 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP3160995A patent/JP2688865B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148936U (ja) * | 1978-04-07 | 1979-10-17 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010537125A (ja) * | 2007-08-23 | 2010-12-02 | ノルグレン・リミテッド | ボールバルブ断路器 |
US8365755B2 (en) | 2007-08-23 | 2013-02-05 | Norgren Limited | Ball valve isolator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2688865B2 (ja) | 1997-12-10 |
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