JPH04360792A - シート状発泡成形体原反のスリット方法および装置・発泡成形体の製造方法 - Google Patents
シート状発泡成形体原反のスリット方法および装置・発泡成形体の製造方法Info
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- JPH04360792A JPH04360792A JP13293091A JP13293091A JPH04360792A JP H04360792 A JPH04360792 A JP H04360792A JP 13293091 A JP13293091 A JP 13293091A JP 13293091 A JP13293091 A JP 13293091A JP H04360792 A JPH04360792 A JP H04360792A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状発泡成形体原
反をスリットするシート状発泡体原反のスリット方法お
よび装置、発泡成形体の製造方法に関する。
反をスリットするシート状発泡体原反のスリット方法お
よび装置、発泡成形体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来シート状発泡成形体は、押出機から
押出されたシート状発泡成形体原反をリールに巻取り、
この巻取られたリールを巻戻して放射線照射し、その後
再度リールに巻取り、さらにこのリールを巻戻して発泡
させ、発泡成形体としていた。
押出されたシート状発泡成形体原反をリールに巻取り、
この巻取られたリールを巻戻して放射線照射し、その後
再度リールに巻取り、さらにこのリールを巻戻して発泡
させ、発泡成形体としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来は、前記
のように各工程毎にシート状発泡成形体原反がリールに
巻取られており、また最終工程の発泡工程に入る前の巻
取られているシート状発泡成形体原反の原反幅は、発泡
炉の幅、大きさに合わせて設定しておかなければならな
かった。
のように各工程毎にシート状発泡成形体原反がリールに
巻取られており、また最終工程の発泡工程に入る前の巻
取られているシート状発泡成形体原反の原反幅は、発泡
炉の幅、大きさに合わせて設定しておかなければならな
かった。
【0004】このためシート状発泡成形体原反を押出す
押出金型の金型幅を、発泡炉の幅、大きさに合わせるか
、或いは広幅にシート状発泡成形体原反を押出して途中
の工程で、シート状発泡成形体原反を発泡炉の所要の幅
、大きさに合わせてスリットする必要があった。
押出金型の金型幅を、発泡炉の幅、大きさに合わせるか
、或いは広幅にシート状発泡成形体原反を押出して途中
の工程で、シート状発泡成形体原反を発泡炉の所要の幅
、大きさに合わせてスリットする必要があった。
【0005】しかし押出金型の金型幅を、発泡炉の幅、
大きさに合わせる場合は、多数の押出金型を必要とし、
また広幅に押出して途中の工程で、シート状発泡成形体
原反を発泡炉の所要の幅、大きさに合わせてスリットす
る場合は、スリットして巻取られる巻物の数が多くなる
という欠点があった。
大きさに合わせる場合は、多数の押出金型を必要とし、
また広幅に押出して途中の工程で、シート状発泡成形体
原反を発泡炉の所要の幅、大きさに合わせてスリットす
る場合は、スリットして巻取られる巻物の数が多くなる
という欠点があった。
【0006】また発泡工程の手前まで、シート状発泡成
形体原反を一体のもので巻物としておかないと、僅かな
厚み誤差でもシート同士の重なり、巻きずれ等のトラブ
ルが発生する。
形体原反を一体のもので巻物としておかないと、僅かな
厚み誤差でもシート同士の重なり、巻きずれ等のトラブ
ルが発生する。
【0007】また途中の工程でスリットする場合は、巻
物の巻きずれ等によりスリット位置(通常シートの巾方
向の中心)を後工程で調整しなければならない等の欠点
があった。
物の巻きずれ等によりスリット位置(通常シートの巾方
向の中心)を後工程で調整しなければならない等の欠点
があった。
【0008】本発明は、上記点に鑑み、押出金型の有効
利用が図られ、かつ巻物の数が少なくてすむシート状発
泡体原反のスリット方法および装置を提供することを目
的とする。
利用が図られ、かつ巻物の数が少なくてすむシート状発
泡体原反のスリット方法および装置を提供することを目
的とする。
【0009】また接続部を残してスリットされたシート
状発泡成形体原反の接続部を後工程で容易に分離するこ
とができる分離方法を提供することを目的とする。また
上記欠点を解消して、発泡成形体を効率的に、容易に製
造できる発泡成形体の製造方法を提供することを目的と
する。
状発泡成形体原反の接続部を後工程で容易に分離するこ
とができる分離方法を提供することを目的とする。また
上記欠点を解消して、発泡成形体を効率的に、容易に製
造できる発泡成形体の製造方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート状発泡
成形体原反をスリットするスリット方法において、シー
ト状発泡成形体原反の一面部を、或いは肉厚部を断続的
に、接続部として残して、シート状発泡成形体原反をス
リットすることを特徴とするものである。
成形体原反をスリットするスリット方法において、シー
ト状発泡成形体原反の一面部を、或いは肉厚部を断続的
に、接続部として残して、シート状発泡成形体原反をス
リットすることを特徴とするものである。
【0011】またシート状発泡成形体原反支え装置とス
リット用刃物とスリット用刃物の位置調整機構とを備え
、シート状発泡成形体原反の一面部を、或いは肉厚部を
断続的に、接続部として残してシート状発泡成形体原反
がスリットされるシート状発泡成形体原反のスリット装
置を特徴とするものである。
リット用刃物とスリット用刃物の位置調整機構とを備え
、シート状発泡成形体原反の一面部を、或いは肉厚部を
断続的に、接続部として残してシート状発泡成形体原反
がスリットされるシート状発泡成形体原反のスリット装
置を特徴とするものである。
【0012】またシート状発泡成形体原反をスリットす
るスリット方法において、一面部が、或いは肉厚部が断
続的に、接続部として残されてスリットされ、区分され
たシート状発泡成形体原反のそれぞれの進行方向を相違
させることにより、シート状発泡成形体原反を分離させ
ることを特徴とするものである。
るスリット方法において、一面部が、或いは肉厚部が断
続的に、接続部として残されてスリットされ、区分され
たシート状発泡成形体原反のそれぞれの進行方向を相違
させることにより、シート状発泡成形体原反を分離させ
ることを特徴とするものである。
【0013】また放射線照射の前または後で、もしくは
放射線照射を経ずして、シート状発泡性原反の一面部を
或いは肉厚部を断続的に接続部として残してスリットし
て巻物とし、この原反巻物を巻戻しながらスリット部か
ら分離して少なくとも一の分離原反部を発泡炉に導入し
て発泡させることを特徴とするものである。
放射線照射を経ずして、シート状発泡性原反の一面部を
或いは肉厚部を断続的に接続部として残してスリットし
て巻物とし、この原反巻物を巻戻しながらスリット部か
ら分離して少なくとも一の分離原反部を発泡炉に導入し
て発泡させることを特徴とするものである。
【0014】対象とされるシート状発泡成形体原反は比
較的厚肉(0.85〜5mm)のもので、残される接続
部の厚さは、残された部分を手で引裂くことができる程
度とする。厚さは0.2〜0.3mm程度が望ましい。
較的厚肉(0.85〜5mm)のもので、残される接続
部の厚さは、残された部分を手で引裂くことができる程
度とする。厚さは0.2〜0.3mm程度が望ましい。
【0015】また残される接続部は、原反の流れ方向に
、肉厚部が断続的に接続部として残されたミシン目状の
もの、或いは切れ目状等が形成されたものでもよい。 スリット用刃物には、レザー刃のほか丸刃等が用いられ
る。
、肉厚部が断続的に接続部として残されたミシン目状の
もの、或いは切れ目状等が形成されたものでもよい。 スリット用刃物には、レザー刃のほか丸刃等が用いられ
る。
【0016】スリット装置は、シート状発泡成形体原反
支え装置とスリット用刃物とスリット用刃物の位置調整
機構とで構成される。スリット用刃物の位置調整機構は
、周知の機構のものでよいが、マイクロメーター式の目
で確認できるもので、微調整機構を有しているものが望
ましい。
支え装置とスリット用刃物とスリット用刃物の位置調整
機構とで構成される。スリット用刃物の位置調整機構は
、周知の機構のものでよいが、マイクロメーター式の目
で確認できるもので、微調整機構を有しているものが望
ましい。
【0017】またシート状発泡成形体原反の幅面のどの
位置でも一面部が、或いは肉厚部が断続的に、接続部と
して残されてスリットできるように移動自在な構造のも
のが望ましい。
位置でも一面部が、或いは肉厚部が断続的に、接続部と
して残されてスリットできるように移動自在な構造のも
のが望ましい。
【0018】一面部が、或いは肉厚部が断続的に、接続
部として残されて区分されているシート状発泡成形体原
反を分離するには、例えば相対するロール間にシート状
発泡成形体原反を挟んだ後、片方のシート状発泡成形体
原反を片方のロール間に、他方のシート状発泡成形体原
反を他方のロール間に挟み、分離しようとするシート状
発泡成形体原反の進行方向を相違させればよい。
部として残されて区分されているシート状発泡成形体原
反を分離するには、例えば相対するロール間にシート状
発泡成形体原反を挟んだ後、片方のシート状発泡成形体
原反を片方のロール間に、他方のシート状発泡成形体原
反を他方のロール間に挟み、分離しようとするシート状
発泡成形体原反の進行方向を相違させればよい。
【0019】シート状発泡性原反の一面部を或いは肉厚
部を断続的に接続部として残してスリットするのは、原
反が押出機から押出されて、最初に巻物として巻取られ
る時に行うのがよい。
部を断続的に接続部として残してスリットするのは、原
反が押出機から押出されて、最初に巻物として巻取られ
る時に行うのがよい。
【0020】
【作用】押出されたシート状発泡成形体原反を全面的に
スリットして分割するのではなく、一面部が、或いは肉
厚部が断続的に、接続部として残されてスリットされる
ので、この状態のまま、一つの巻物として巻取っても、
巻きずれ等は発生しない。
スリットして分割するのではなく、一面部が、或いは肉
厚部が断続的に、接続部として残されてスリットされる
ので、この状態のまま、一つの巻物として巻取っても、
巻きずれ等は発生しない。
【0021】また一面部が接続されたシート状発泡成形
体原反は、このままの状態で、放射線照射をしても問題
は生じない。接続部は、厚さが0.2〜0.3mm程度
、或いはミシン目状、切れ目状等とされ、後工程で容易
に切断される。
体原反は、このままの状態で、放射線照射をしても問題
は生じない。接続部は、厚さが0.2〜0.3mm程度
、或いはミシン目状、切れ目状等とされ、後工程で容易
に切断される。
【0022】またシート状発泡成形体原反は、支え装置
で支持され、微調整機構付きの位置調整機構により位置
が調整されたスリット用刃物により、その一面部が、或
いは肉厚部が断続的に、接続部として残されてスリット
される。
で支持され、微調整機構付きの位置調整機構により位置
が調整されたスリット用刃物により、その一面部が、或
いは肉厚部が断続的に、接続部として残されてスリット
される。
【0023】一面部が、或いは肉厚部が断続的に、接続
部として残され、区分されたシート状発泡成形体原反は
、区分されたシート状発泡成形体原反のそれぞれの進行
方向を変えることにより、薄肉の接続部が引裂かれ、刃
物等を使用せずに、異なるシート状発泡成形体原反に分
離される。
部として残され、区分されたシート状発泡成形体原反は
、区分されたシート状発泡成形体原反のそれぞれの進行
方向を変えることにより、薄肉の接続部が引裂かれ、刃
物等を使用せずに、異なるシート状発泡成形体原反に分
離される。
【0024】分離された分離原反は発泡炉に送られ発泡
される。
される。
【0025】
【実施例】以下図面の実施例により説明する。図1は、
本発明の一実施例のシート状発泡成形体原反の底面の一
部が接続部ととして残されて、シート状発泡成形体原反
がスリットされている状態を示す部分断面図で、押出金
型(図示せず)からリール巻取機(図示せず)へ向けて
矢印の方向に進行しているシート状発泡成形体原反が底
面の一部を残してスリットされている状態を示している
。
本発明の一実施例のシート状発泡成形体原反の底面の一
部が接続部ととして残されて、シート状発泡成形体原反
がスリットされている状態を示す部分断面図で、押出金
型(図示せず)からリール巻取機(図示せず)へ向けて
矢印の方向に進行しているシート状発泡成形体原反が底
面の一部を残してスリットされている状態を示している
。
【0026】図2は図1の平面図、図3は図2のA−A
断面図である。シート状発泡成形体原反2は、スリット
用刃物1により底面の一部が接続部5として残されてス
リットされ、図3に示すように底面の一部5で接続され
た状態で、シート状発泡成形体原反3とシート状発泡成
形体原反4とに区分される。
断面図である。シート状発泡成形体原反2は、スリット
用刃物1により底面の一部が接続部5として残されてス
リットされ、図3に示すように底面の一部5で接続され
た状態で、シート状発泡成形体原反3とシート状発泡成
形体原反4とに区分される。
【0027】そしてシート状発泡成形体原反3とシート
状発泡成形体原反4と接続部5とで構成されたシート状
発泡成形体原反6が形成される。接続部5の厚さは、前
記したように、残された部分を手で引裂くことができる
程度とされる。0.2〜0.3mm程度が望ましい。
状発泡成形体原反4と接続部5とで構成されたシート状
発泡成形体原反6が形成される。接続部5の厚さは、前
記したように、残された部分を手で引裂くことができる
程度とされる。0.2〜0.3mm程度が望ましい。
【0028】スリット用刃物1は、図1のようなレザー
刃のほか丸刃等でもよい。接続部5の形状は、図3のよ
うに厚みが一定にスリットされるもののほかに、図4の
ように肉厚部が断続的に接続部として残されたミシン目
状のもの、図5のように断続的に切断された切れ目状の
もの等であってもよい。
刃のほか丸刃等でもよい。接続部5の形状は、図3のよ
うに厚みが一定にスリットされるもののほかに、図4の
ように肉厚部が断続的に接続部として残されたミシン目
状のもの、図5のように断続的に切断された切れ目状の
もの等であってもよい。
【0029】図6は、本発明のスリット装置の一実施例
である。シート状発泡成形体原反支え装置のロール7と
スリット用刃物1とスリット用刃物1の位置調整機構(
周知の機構であるので図示せず)とで構成されている。
である。シート状発泡成形体原反支え装置のロール7と
スリット用刃物1とスリット用刃物1の位置調整機構(
周知の機構であるので図示せず)とで構成されている。
【0030】ロール7上をシート状発泡成形体原反2が
矢印の方向に移動し、シート状発泡成形体原反2が、ス
リット用刃物1により、底面の一部が接続部5として残
されてスリットされる。
矢印の方向に移動し、シート状発泡成形体原反2が、ス
リット用刃物1により、底面の一部が接続部5として残
されてスリットされる。
【0031】スリット用刃物の位置調整機構は、前記し
たように、マイクロメーター式の目で確認できるもので
、微調整機構を有しているものが望ましい。またシート
状発泡成形体原反2の全幅のどの位置でも底面の一部が
接続部5として残されてスリットできるように移動自在
の構造のものが望ましい。
たように、マイクロメーター式の目で確認できるもので
、微調整機構を有しているものが望ましい。またシート
状発泡成形体原反2の全幅のどの位置でも底面の一部が
接続部5として残されてスリットできるように移動自在
の構造のものが望ましい。
【0032】図7は、一面部を接続部として残してスリ
ットされたシート状発泡成形体原反を、完全に分離させ
る本発明方法の一例の説明図である。シート状発泡成形
体原反6は、前記したように、シート状発泡成形体原反
3とシート状発泡成形体原反4と接続部5とで構成され
ている。
ットされたシート状発泡成形体原反を、完全に分離させ
る本発明方法の一例の説明図である。シート状発泡成形
体原反6は、前記したように、シート状発泡成形体原反
3とシート状発泡成形体原反4と接続部5とで構成され
ている。
【0033】相対して設けられたロール8,8、ロール
9,9、ロール10,10はそれぞれ各ロール間に、シ
ート状発泡成形体原反6、シート状発泡成形体原反3、
シート状発泡成形体原反4を挟んで進行方向に移動させ
る。
9,9、ロール10,10はそれぞれ各ロール間に、シ
ート状発泡成形体原反6、シート状発泡成形体原反3、
シート状発泡成形体原反4を挟んで進行方向に移動させ
る。
【0034】またロール8,8、ロール9,9、ロール
10,10は、それぞれ異なる位置に設置され、図示し
ない駆動機構により、同調駆動される。シート状発泡成
形体原反6は、ロール8,8を経由した後、シート状発
泡成形体原反3はロール9,9によりX方向へ、シート
状発泡成形体原反4はロール10,10によりY方向へ
送られる。
10,10は、それぞれ異なる位置に設置され、図示し
ない駆動機構により、同調駆動される。シート状発泡成
形体原反6は、ロール8,8を経由した後、シート状発
泡成形体原反3はロール9,9によりX方向へ、シート
状発泡成形体原反4はロール10,10によりY方向へ
送られる。
【0035】この区分されたシート状発泡成形体原反3
とシート状発泡成形体原反4は、進行方向の相違により
、接続部5が引裂かれて、シート状発泡成形体原反3と
シート状発泡成形体原反4とに完全に分割される。
とシート状発泡成形体原反4は、進行方向の相違により
、接続部5が引裂かれて、シート状発泡成形体原反3と
シート状発泡成形体原反4とに完全に分割される。
【0036】図8は、本発明の発泡成形体の製造方法の
一実施例の工程図である。シート状発泡成形体原反6は
、前記したスリット方法により底面の一部が接続部5と
して残されて、シート状発泡成形体原反3とシート状発
泡成形体原反4ととに区分され、一つの巻物としてリー
ル15に巻取られている。
一実施例の工程図である。シート状発泡成形体原反6は
、前記したスリット方法により底面の一部が接続部5と
して残されて、シート状発泡成形体原反3とシート状発
泡成形体原反4ととに区分され、一つの巻物としてリー
ル15に巻取られている。
【0037】このリール15に巻取られたシート状発泡
成形体原反6はロール11を経てロール8,8に送られ
る。ロール8,8を出た後、シート状発泡成形体原反3
はロール9,9によりX方向へ、シート状発泡成形体原
反4はロール10,10によりY方向へ送られる。
成形体原反6はロール11を経てロール8,8に送られ
る。ロール8,8を出た後、シート状発泡成形体原反3
はロール9,9によりX方向へ、シート状発泡成形体原
反4はロール10,10によりY方向へ送られる。
【0038】これにより接続部5が引裂かれて、シート
状発泡成形体原反3とシート状発泡成形体原反4とに完
全に分離される。分離された片方のシート状発泡成形体
原反3は発泡炉12に送られ、発泡されて製品の発泡成
形体13となる。
状発泡成形体原反3とシート状発泡成形体原反4とに完
全に分離される。分離された片方のシート状発泡成形体
原反3は発泡炉12に送られ、発泡されて製品の発泡成
形体13となる。
【0039】ロール10,10によりY方向へ送られる
他方のシート状発泡成形体原反4はリール14に巻取ら
れる。リール14に巻取られたシート状発泡成形体原反
4は、シート状発泡成形体原反3の発泡が完了した時、
切り替えられて発泡炉12に送られ製品の発泡成形体1
3とされる。
他方のシート状発泡成形体原反4はリール14に巻取ら
れる。リール14に巻取られたシート状発泡成形体原反
4は、シート状発泡成形体原反3の発泡が完了した時、
切り替えられて発泡炉12に送られ製品の発泡成形体1
3とされる。
【0040】こうして巻取り、巻戻し装置の有効利用が
図られ、発泡成形体が効率的に、容易に製造される。
図られ、発泡成形体が効率的に、容易に製造される。
【0041】
【発明の効果】シート状発泡成形体原反の一面部が接続
部として残されてスリットされるので、例えば狭幅の巻
物2本分なり3本分なりを1本の巻物としてリールに巻
取ることができる。
部として残されてスリットされるので、例えば狭幅の巻
物2本分なり3本分なりを1本の巻物としてリールに巻
取ることができる。
【0042】従って狭幅の巻物2本分なり3本分なりを
1本の巻物として処理することができるので、巻物の本
数を減らすことができ、巻取工程、放射線照射工程等で
の生産性を向上させることができる。
1本の巻物として処理することができるので、巻物の本
数を減らすことができ、巻取工程、放射線照射工程等で
の生産性を向上させることができる。
【0043】また発泡工程の前工程迄は、狭幅の巻物2
本分なり3本分なりが1本の巻物として処理され、発泡
工程に入る前に発泡炉の幅、大きさに合わせた所要の幅
にスリットされるので、巻物の本数を増加させることな
く、広幅のシート状発泡成形体原反を作ることができる
。
本分なり3本分なりが1本の巻物として処理され、発泡
工程に入る前に発泡炉の幅、大きさに合わせた所要の幅
にスリットされるので、巻物の本数を増加させることな
く、広幅のシート状発泡成形体原反を作ることができる
。
【0044】従って広幅金型の有効利用を図ることがで
きる。また接続部を残してスリットされたシート状発泡
成形体原反の接続部は、その進行方向を相違させるだけ
で、刃物等を使用せずに後工程で容易に分離することが
できるので、簡単な設備ですみ、生産コストを下げるこ
とができる。
きる。また接続部を残してスリットされたシート状発泡
成形体原反の接続部は、その進行方向を相違させるだけ
で、刃物等を使用せずに後工程で容易に分離することが
できるので、簡単な設備ですみ、生産コストを下げるこ
とができる。
【0045】また一面部を或いは肉厚部を断続的に接続
部として残してスリットして巻物とするので、中間工程
はすべて一つの巻物として処理することができ、またこ
の接続部は刃物等を使用せずに容易に分離することがで
きるので、巻きずれ等によるトラブルが解消され、押出
機から押出されるシート状発泡成形体原反から効率的に
容易に発泡成形体を製造することができる。
部として残してスリットして巻物とするので、中間工程
はすべて一つの巻物として処理することができ、またこ
の接続部は刃物等を使用せずに容易に分離することがで
きるので、巻きずれ等によるトラブルが解消され、押出
機から押出されるシート状発泡成形体原反から効率的に
容易に発泡成形体を製造することができる。
【図1】本発明のシート状発泡成形体原反のスリット方
法の部分断面図である。
法の部分断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明方法で形成される接続部の他の実施例の
部分断面図である。
部分断面図である。
【図5】図4の接続部の他の実施例の部分断面図である
。
。
【図6】本発明のスリット装置の部分断面図である。
【図7】本発明のシート状発泡成形体原反の分離方法の
説明図である。
説明図である。
【図8】本発明の発泡成形体の製造方法の一実施例の工
程図である。
程図である。
1 スリット用刃物
2,3,4,6 シート状発泡成形体原反5 接続
部 7,8,9,10,11 ロール 12 発泡炉 13 シート状発泡成形体 14,15 リール
部 7,8,9,10,11 ロール 12 発泡炉 13 シート状発泡成形体 14,15 リール
Claims (4)
- 【請求項1】 シート状発泡成形体原反をスリッ
トするスリット方法において、シート状発泡成形体原反
の一面部を、或いは肉厚部を断続的に、接続部として残
して、シート状発泡成形体原反をスリットすることを特
徴とするシート状発泡成形体原反のスリット方法。 - 【請求項2】 シート状発泡成形体原反支え装置
とスリット用刃物とスリット用刃物の位置調整機構とを
備え、シート状発泡成形体原反の一面部を、或いは肉厚
部を断続的に、接続部として残してシート状発泡成形体
原反がスリットされることを特徴とするシート状発泡成
形体原反のスリット装置。 - 【請求項3】 シート状発泡成形体原反をスリッ
トするスリット方法において、一面部が、或いは肉厚部
が断続的に、接続部として残されてスリットされ、区分
されたシート状発泡成形体原反のそれぞれの進行方向を
相違させることにより、シート状発泡成形体原反を分離
させることを特徴とするシート状発泡成形体原反の分離
方法。 - 【請求項4】 放射線照射の前または後で、もし
くは放射線照射を経ずして、シート状発泡性原反の一面
部を或いは肉厚部を断続的に接続部として残してスリッ
トして巻物とし、この原反巻物を巻戻しながらスリット
部から分離して少なくとも一の分離原反部を発泡炉に導
入して発泡させることを特徴とする発泡成形体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13293091A JPH04360792A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | シート状発泡成形体原反のスリット方法および装置・発泡成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13293091A JPH04360792A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | シート状発泡成形体原反のスリット方法および装置・発泡成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04360792A true JPH04360792A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15092825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13293091A Pending JPH04360792A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | シート状発泡成形体原反のスリット方法および装置・発泡成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04360792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001328095A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-11-27 | Deisupenpakku Japan:Kk | ハーフカット形成方法およびその装置 |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP13293091A patent/JPH04360792A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001328095A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-11-27 | Deisupenpakku Japan:Kk | ハーフカット形成方法およびその装置 |
JP4610045B2 (ja) * | 2000-05-23 | 2011-01-12 | 株式会社ディスペンパックジャパン | ハーフカット形成装置 |
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