[go: up one dir, main page]

JPH04357487A - サイドルッキングソナー - Google Patents

サイドルッキングソナー

Info

Publication number
JPH04357487A
JPH04357487A JP3172240A JP17224091A JPH04357487A JP H04357487 A JPH04357487 A JP H04357487A JP 3172240 A JP3172240 A JP 3172240A JP 17224091 A JP17224091 A JP 17224091A JP H04357487 A JPH04357487 A JP H04357487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase difference
phase
receivers
depth
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3172240A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Morimatsu
森松 秀治
Shozo Shibuya
渋谷 正三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP3172240A priority Critical patent/JPH04357487A/ja
Publication of JPH04357487A publication Critical patent/JPH04357487A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自船の側方に対し広範
囲に水中を探知するサイドルッキングソナーに関する。
【0002】
【従来の技術】サイドルッキングソナーは、図1に示す
ように、自船の両舷に装備した送受波器から左右に拡が
る扇状の超音波ビーム(例えば扇形角60°、航行方向
の拡がり角1.6°)を送波し、そのエコーを同送受波
器にて検出することにより、海底の起伏、底質変化、魚
群等を検出レベルに応じて濃淡あるいは色別表示するも
のである。
【0003】図2は送受波器の取り付け例を示しており
、両舷にそれぞれ二つの受波器R1,R2を備え、一方
の受波器R2は送波兼用としている。以下に、これらの
送受波器を用いた水中物体の深度および水平距離の測定
法を図3を用いて説明する。
【0004】R1およびR2は右舷側の受波器であり、
Sを水中物体とする。両受波器R1,R2間の距離をD
、鉛直方向に対して両受波器R1,R2を結ぶラインの
なす角度をα、両受波器R1,R2の中点Oと水中物体
Sとを結ぶ線分OSの長さをr、中点Oに対する水中物
体Sの水平および深度をh,d、両受波器R1,R2を
結ぶラインに垂直な方向と線分OSのなす角度をθとす
る。
【0005】線分R1−Sと線分R2−Sとの長さの差
をΔYとすると、 ΔY=2・(D/2)・sinθ  (1)とみなせ、
用いた音波の波長をλとするとΔYにおける位相差φは
、 φ=360°・ΔY/ λ =360°・D・sinθ/λ  (2)となる。(2
)式より、 θ=sin−1{φ・λ/(360°・D)}  (3
)中点Oからみた水中物体Sの方向をθhとすると、θ
h=α+θ  (4) が得られる。
【0006】水中音速をc、線分OSを音波が往復する
時間をtとすると直線距離rは、 r=t・c/2  (5) 従って、 d=r・sinθh  (6) h=r・cosθh  (7) が得られる。尚、tは、O−Sを往復する時間であるが
、R2−S≒O−Sとみなせるので線分R2−Sを往復
する時間とした。
【0007】このように、受波器R2で送波したビーム
に伴う同一水中物体よりのエコーを二つの受波器R1,
R2にて受波し、このときの受波信号の位相差、つまり
距離差を測定することにより、二つの受波器に対する水
中物体の方向が求まる。一方、水中物体Sまでの直線距
離rは、音波の要した往復時間より求まるので(6)お
よび(7)式から水中物体の深度dおよび自船直下から
の水平距離hが決定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の測定装置
では、各舷毎に受波器およびこれらに接続される受信回
路の2組の受信系が設けられているため、上記位相差を
正確に求めるためには、2組の受信系の間で位相特性が
同じになるように、つまり両受信系で生じる位相遅れが
等しくなるように調整する必要があるが、経年変化や温
度変化等により、受波器および受信回路で位相特性に差
が生じ、測定した前記位相差にこのような位相特性の差
異による位相のずれが含まれると、水中物体の正確な位
置を測定できなくなるといった課題があった。本発明は
、上述した課題を解決するためになされたものであり、
2組の受信系間で生じる位相のずれを補正することによ
り、水中物体の位置を正確に測定できるサイドルッキン
グソナーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明のサイドルッキ
ングソナーは、鉛直線に対し所定角を形成する直線上の
所定距離離れた位置に設けられた一対の第1および第2
の受波器を備え、いずれか一方の受波器より、垂直方向
に広くて水平方向に狭い送波ビームを形成し、前記ビー
ムのエコーを第1及び第2の受波器で捕捉し、これら第
1および第2の受波器にそれぞれ接続される第1および
第2の受信回路より得られる両受信号間の位相差を位相
差検出手段で検出し、該位相差とエコーの帰来に要した
時間とに基づき被探知物体の深度および自船からの被探
知物体までの水平距離を算出表示するサイドルッキング
ソナーにおいて、予め計測した海底の深度情報を記憶す
る深度情報記憶手段と;海底のある測定点よりのエコー
に対して上記位相差検出手段で検出された位相差φ’と
、前記と同じ測定点に対して前記深度情報記憶手段より
読み出した深度及び、測位装置で得られる前記測定点に
対する自船位置の水平距離により求められる、第1およ
び第2の受波器の入力点での位相差φ”とから、第1の
受波器および受信回路と、第2の受波器および受信回路
との位相特性の差異により、両受信系を通過する信号間
に生じる位相のずれとしてφ’−φ”=dφを演算する
位相ずれ演算手段と;測定時に前記位相差検出手段で検
出される位相差を、前記位相ずれ演算手段で演算された
位相のずれdφで補正する補正手段と;を備えたことを
特徴とする。
【0010】第2発明のサイドルッキングソナーは、鉛
直線に対し所定角を形成する直線上の所定距離離れた位
置に設けられた一対の第1および第2の受波器を備え、
いずれか一方の受波器より、垂直方向に広くて水平方向
に狭い送波ビームを形成し、前記ビームのエコーを第1
及び第2の受波器で捕捉し、これら第1および第2の受
波器にそれぞれ接続される第1および第2の受信回路よ
り得られる両受信号間の位相差を位相差検出手段で検出
し、該位相差とエコーの帰来に要した時間とに基づき被
探知物体の深度および自船からの被探知物体までの水平
距離を算出表示するサイドルッキングソナーにおいて、
当該サイドルッキングソナーの送受波ビームと一部重な
る多数のペンシル形送受波ビームを自船の下方および側
方に形成し、エコーの帰来するまでに要する時間と、各
ペンシルビームの方向から被探知物体の深度および自船
からの被探知物体までの水平距離を算出するスキャニン
グソナーで計測した前記深度および水平距離を受ける深
度情報入力部と;水中のある測定対象よりのエコーに対
して上記位相差検出手段で検出された位相差φ’と、前
記深度情報入力部に入力された、前記同じ測定対象に対
する深度および水平距離により求められる、第1および
第2の受波器の入力点での位相差φ”とから、第1の受
波器および受信回路と、第2の受波器および受信回路と
の位相特性の差異により、両受信系を通過する信号間に
生じる位相のずれとしてφ’−φ”=dφを演算する位
相ずれ演算手段と;測定時に前記位相差検出手段で検出
される位相差を、前記位相ずれ演算手段で演算された位
相のずれdφで補正する補正手段と;を備えたことを特
徴とする。
【0011】
【作用】図4において、ある海底点からのエコーが受波
器R1およびR2に入射するときの位相差がφであって
も、受波器R1および受信回路S1で生じる位相遅れを
dφ1、受波器R2および受信回路S2で生じる位相遅
れをdφ2とすると、位相差検出回路Tより出力される
位相差φ’は、 φ’=φ+(dφ1−dφ2)  (8)となる。dφ
1−dφ2=dφが二つの受信系間で生じる位相のずれ
である。
【0012】一方、等深線図などから各海底点に対する
深度を記憶させた深度情報記憶手段から読み出し、この
深度と、前記測定点に対して測位装置の出力する自船位
置を用いて演算した自船からの水平距離とに基づき、第
1および第2の受波器の入力点での位相差φ”が演算に
より求められる。深度情報記憶手段から読み出した深度
が正確でかつ、二つの受信系統間で位相のずれがなけれ
ば、φ”=φ’となるが実際には二つの受信系統間に位
相のずれdφがあり、この位相のずれdφは、次式で求
まる。 φ’−φ”=dφ  (9)
【0013】このようにして位相差のずれdφがわかれ
ば、測定時に位相差検出手段で検出された位相差φ’に
対して、補正手段により位相差のずれdφで補正すれば
、前記位相差φ’に含まれていた位相差のずれdφが除
去される。
【0014】第2発明は、上記の予め計測した海底の深
度情報に代えて、スキャニングソナーによる正確な深度
情報を用いるものであり、ここでサイドルッキングソナ
ーとスキャニングソナーとの相異点について説明する。 サイドルッキングソナーは図5に示すように、船底から
船首方向には狭い角度(φL)で左舷および右舷方向に
はそれぞれ広い角度(θL)の送受波ビーム100を形
成することにより、X、Yで示す領域が探査される。こ
のソナーは、航行方向の分解能が優れており、これによ
り海底を探査すれば水中俯瞰図ともいうべきものが得ら
れ、例えば朝日に照らされた山々を飛行機から眺めてい
るかのごとく、遠方まで海底の起伏が陰影でもって細か
に表示されるので海底質を的確に知ることができる。し
かし、このソナーでは、上述した両受波系統における位
相差が原因で探知物体に対する深度および水平距離が不
正確であるという欠点がある。
【0015】一方、スキャニグソナーでは図6に示すよ
うに、船底より、船首方向に狭く(例えば1.6°)、
両舷側方向に扇状に広い(90°)送波ビーム101を
形成し、一方、この送波ビーム101と直交するように
、船首方向に広く(20°)、側方向に狭い(2°)受
波ビーム102を形成し、かつこの受波ビーム102を
側方向に走査することにより、送波ビーム101による
領域Zが順に探査される。船の真下付近での探知物体の
深度および水平距離を正確に検出できるという利点があ
るが、俯角が小さくなる側方遠方で分解能が悪くなり、
そのため海底の細かな起伏がわからず、深度および水平
距離も不正確になるという欠点がある。
【0016】このようにスキャニングソナーにおいては
船の直下方向で高い分解能が得られるので、この直下方
向の正確な探査結果でもってサイドルッキングソナーに
おける両送受波系統の位相差を補正しようとしたもので
あり、その具体的な構成については実施例にて説明する
こととする。
【0017】
【実施例】図7は、本発明のサイドルッキングソナーの
一実施例を示す制御ブロック図であり、この図7では、
右舷側の2つの受波器R1、R2の受信系における位相
差を検出する部分のみを示しており、左舷側も同じ構成
となる。R1およびR2は既述の受波器であり、いずれ
もI個の超音波振動子で構成され、一方の受波器R2は
送波兼用としている。3は、トリガパルスを発生するト
リガパルス発生器であり、4は、トリガパルス発生器3
よりのトリガパルスにより受波器R2に送信電力を供給
する送信増幅器である。5および6は、受波器R1およ
びR2で検出されたそれぞれI個の受波信号を増幅する
受信増幅器である。7及び8は受信増幅器5および6よ
りの出力信号が零点を負から正に横切る時点を検出して
パルスを出力するゼロクロス立上り検出器である。9は
、クロックパルスを発生するクロックパルス回路であり
、10は、カウンタであり、ゼロクロス立上り検出器8
よりのパルスがリセット信号として入力されると、クロ
ックパルス回路9よりのクロックパルスを0からカウン
トする。11は、ラッチ回路であり、ゼロクロス立上り
検出器7よりのパルスがセット信号として入力されたと
き、カウンタ10におけるカウント値をラッチし、その
値は、加算器12とメモリ13とに送出される。
【0018】14は、クロックパルス回路であり、15
は、カウンタであり、前記トリガパルス発生器3より出
力されるトリガがリセット信号として入力されたときに
クロックパルス14よりのクロックパルスを0からカウ
ントする。そのカウント値は、切替器16に供給される
と共に、Rmax値と比較する比較器17に入力され、
この比較器17の出力信号は、切替器16の切替信号と
して送出されるとともにパルス発生器18に入力される
【0019】21は、CPUであり、ROM27に格納
された制御プログラムに従って後で述べるような演算を
行う。22は入力装置であり、自船の位置を検出する高
精度測位装置23、方位を検出する方位測定装置24お
よびキーボード25よりの信号が入力されるとともに、
前記トリガパルス発生器3よりのトリガパルスおよびパ
ルス発生器18より出力されるメモリ完了パルスが入力
される。26は、CPU21での演算に必要となる各種
データを随時記憶するRAMである。28は、深度情報
記憶手段である等深線ROMであり、各等深線毎の位置
を緯度経度で表したものをROM化したものであり、位
置をアクセスすることによりその地点の海底深度が得ら
れる。29は出力装置であり、CPU21で求められた
−dφの値を前記加算器12に送出する。
【0020】上記構成の制御回路の動作を説明する。図
8に示す時点T0、T2、T4は受波器R2の送信タイ
ミングを示しており、時点T0にて送信のためにトリガ
パルス発生器3よりトリガパルスが出力されると、カウ
ンタ15は“0”にリセットされクロックパルス回路1
4よりのクロックパルスがカウントされると共に、送信
増幅器4より送信信号が出力され、受波器R2より図1
に示したような右舷側に扇状に拡がる超音波のビームが
送波される。この超音波ビームの送波により、最初に自
船直下の海底面よりのエコーが受波器R2で検出され、
次にわずかな時間差をおいて受波器R1で検出され、受
信増幅器6,5より図9に示すような信号が出力される
。受信増幅器6の出力信号に対して、ゼロクロス立上り
検出器8により零レベルを負から正に横切ったときの時
点t1が検出されてパルスが出力される。このパルスが
リセット信号としてカウンタ10に供給されることによ
り、カウンタ10はクリアされクロックパルス回路9よ
り出力されるクロックパルスがカウントされ、そのカウ
ント値が逐次にラッチ回路11に入力される。
【0021】一方、受信増幅器5の出力信号に対しては
、ゼロクロス立上り検出器7により零レベルを負から正
に横切ったときの時点t2が検出されてパルスが出力さ
れ、このパルスがセット信号としてラッチ回路11に供
給されると、このラッチ回路11は、入力されていたカ
ウント値をラッチする。従ってラッチ回路11は、時点
t1から時点t2までの間のクロックパルスの数をラッ
チすることになる。このパルス数は、二つの受波器R1
,R2の取り付け位置と水平物体の方向に起因する時間
差であり、クロックパルス回路9のパルスの周期を、用
いた音波の周期の1/360にすれば、この時間差は上
記の位相差φ’で表され、この値φ’は加算器12およ
びメモリ13に入力される。続く時点t3からt4間に
おいても同様にして位相差φ’が求められ、このように
して時間が経過するにつれて自船直下より右方に次第に
遠ざかる海底面よりのエコーが次々に検出されてそれら
の位相差φ’がメモリ13に送出される。
【0022】一方、カウンタ15のカウント値が切替器
16を介してメモリ13にアドレスとして送出されてお
り、かつ、この切替器16を介してライト信号が印加さ
れているので、メモリ13に入力される位相差φ’は所
定のアドレスに次々に格納される。又、時点T0以降に
おいてはCPU21にて図10のフローチャートに示し
た動作が並行して行われる。
【0023】即ち、トリガパルス発生器3よりのトリガ
パルスが入力装置22を介してCPU21に入力される
と、ステップS1からステップS2へと進み、高精度測
位装置23および方位測定装置24よりの自船の測位置
および航行の方位を読み込み、この値と予めキーボード
25により入力されている探査範囲(本実施例では両舷
側方向に1000m)をもとにして、図11に示す等深
線図において右舷側の探査範囲での等深線との交点A,
B,C,D,Eを求める。次のステップS3で前記の各
交点までの水平距離hを求め、このhと、このときの深
度d(等深線の値)とを(6)式及び(7)式に入力す
ることにより、受波器R1とR2の中心から各交点下の
海面までの距離rを求め、又、そのときの位相差φ”を
(2)式から求める。ステップS4では、カウンタ15
のカウント値がRmaxとなり、パルス発生回路18か
らメモリ完了パルスが出力される時点T1になるのを待
つ。尚、ステップS2およびステップS3の処理時間は
短く、メモリ完了パルスが出力される時点T1で既に終
了している。
【0024】さて、時点T1になり、比較器17から切
替器16に対して切替信号が送出され、切替器16の接
点が右方に切り替わることにより、CPU21は、ステ
ップS5において、この切替器16を介してメモリ13
に、リード信号を送出し、更に距離rにおける測定位相
差φ’を読み出すべく、所定のアドレス信号Rをメモリ
13に送出することにより、メモリ13に記憶されてい
た交点AないしEに対する位相差φ’を順次読み出す。 ここでr=R×Δrである。Δrはカウンタ15の入力
クロックパルス周期tpとすると、Δr=c・tp/2
となる。以上の説明でわかるように、時点T0ないしT
1の間がエコー取り込み期間であり、従って、この期間
で所望の範囲よりのエコーが検出されるよう、比較器1
7に対するRmaxの設定値が決められる。なお、比較
器17はカウンタ15のカウント値が0になった時、切
替器16を左方へ切り替える。
【0025】図12は、各交点AないしEに対する、実
測の位相差φ’(●記号で示す)と等深線図より求めた
位相差φ”(記号で示す)とを示したものであり、ステ
ップS6では、これらの各交点で対応する両位相差の引
き算、φ’−φ”を行い、それらの平均値を上記の位相
差のずれdφとする。このステップS5およびステップ
S6の処理時間は短く、次にトリガパルスが出力される
時点T2には終了している。
【0026】この位相差のずれ−dφが出力装置29を
介して加算器12に送出されることにより、この加算器
12において、φ’−dφの演算が行われ、両受波器R
1、R2の入射時の位相差φが出力される。尚、ここで
補正される位相差φ’は前回の送信で得た−dφで補正
されることになるが、送信間隔程度の短い時間ではdφ
の値は変化しないので差し支えない。もし、今回の送信
に基づくdφで今回の位相差φ’を補正するには、メモ
リ13を2個使用して、次回の送信時に片方のメモリに
次回の位相差φ’を記憶させると共に今回の位相差φ’
をカウンタ15の値に従って読み出し、dφで補正すれ
ばよい。
【0027】第2発明になるサイドルッキングソナーの
一実施例を図13および図14に示している。図13に
おいては図7と異なる箇所について述べる。31は、後
で述べるスキャニングソナーにおける受波ビーム数Mと
同値としたM進のHカウンタであり、トリガパルス発生
器3より出力されるトリガがリセット信号として入力さ
れたときクロックパルス14よりのクロックパルスを0
からカウントする。そのカウント値は、図14の切替器
46に供給され、又、図14の切換器43の切換信号と
して送出され、更にそのカウント値が(M−1)から0
になる時の桁上げパルスがRカウンタ15に送出される
。 Rカウンタ15はN進カウンタであり、トリガパルス発
生器3より出力されるトリガがリセット信号として入力
されたとき、Hカウンタ31よりの桁上げパルスを0か
らカウントする。そのカウント値は、切換器16および
図14の切換器46に供給されると共に、Rmax(R
max<N)値と比較する比較器17に入力される。こ
の比較器17の出力は、パルス発生器18と、切換器1
6および図14の切換器46の各々の切換信号として送
出される。入力装置22にはパルス発生器18より出力
されるメモリ完了パルスが入力される。
【0028】図14は、図13のサイドルッキングソナ
ーに付加されるスキャニングソナー部の一実施例を示し
ている。R3およびTXは、受波器および送波器であり
、図15の展開図に示されるように、受波器R3は、航
行方向と直角の方向にj個の超音波振動子が配列されて
おり、送波器TXは、航行方向にk個の超音波振動子が
配列されている。右側にあるR1、R2は、図13にお
ける受波器であり、左側のR1’、R2’は左舷側の受
波器である。
【0029】40は、送信増幅器であり、41は、受波
器R3のj個の超音波振動子よりの受波信号をそれぞれ
増幅する受信増幅器である。42は、位相合成回路であ
り、j系統の各受波信号を公知の技法で位相合成するこ
とにより、図6で示されるように、側方向に順に走査さ
れるM個の受波ビームを形成する。切換器43は、位相
合成回路42により形成されたM個の受波ビームを順に
取り出し、A/D変換器44にてデジタル化した後にメ
モリ45に供給する。
【0030】上記構成の制御回路の動作を再び図8およ
び図9を用いて説明する。図8に示す時点T0、T2、
T4は受波器R2および送波器TXの送信タイミングを
示しており、時点T0にて送信のためにトリガパルス発
生器3よりトリガパルスが出力されると、Rカウンタ1
5およびHカウンタ31は“0”にリセットされると共
に、送信増幅器4、40より予め定められたパワー、パ
ルス幅および周波数の送信信号が出力され、受波器R2
により図5に示したように右舷側に扇状に拡がる送波ビ
ーム100が形成され、又、送波器TXにより、図6に
示したように両舷方向に拡がる送波ビーム101が形成
される。そして、海底から反射された探知信号は受波器
R1、R2、R3で受波され、受信増幅器5、6、41
にて増幅される。
【0031】図13のサイドルッキングソナーにおいて
は、超音波ビームの送波により、最初に自船直下の海底
面よりのエコーが受波器R2で検出され、次にわずかな
時間差をおいて受波器R1で検出され、受信増幅器6,
5より図9に示すような信号が出力される。受信増幅器
6の出力信号に対して、ゼロクロス立上り検出器8によ
り零レベルを負から正に横切ったときの時点t1が検出
されてパルスが出力される。このパルスがリセット信号
としてカウンタ10に供給されることにより、カウンタ
10はクリアされクロックパルス回路9より出力される
クロックパルスがカウントされ、そのカウント値が逐次
にラッチ回路11に入力される。
【0032】受信増幅器5の出力信号に対しては、ゼロ
クロス立上り検出器7により零レベルを負から正に横切
ったときの時点t2が検出されてパルスが出力され、こ
のパルスがセット信号としてラッチ回路11に供給され
ると、このラッチ回路11は、入力されていたカウント
値をラッチする。従ってラッチ回路11は、時点t1か
ら時点t2までの間のクロックパルスの数をラッチする
ことになる。このパルス数は、二つの受波器R1,R2
の取り付け位置と水平物体の方向に起因する時間差であ
り、クロックパルス回路9のパルスの周期を、用いた音
波の周期の1/360にすれば、この時間差は上記の位
相差φ’で表され、この値φ’は加算器12およびメモ
リ13に入力される。続く時点t3からt4間において
も同様にして位相差φ’が求められ、このようにして時
間が経過するにつれて自船直下より右方に次第に遠ざか
る海底面よりのエコーが次々に検出されてそれらの位相
差φ’がメモリ13に送出される。
【0033】一方、図14のスキャニングソナー部にお
いては、送波器TXによる送波により、海底面よりのエ
コーが受波器R3で受波される。このJ個の受波信号は
、位相合成回路42により位相合成され、走査角の異な
るM個の受波ビームが形成される。Hカウンタ31より
の切換信号により切換器43が制御されることにより、
M個の受波ビームの中からHカウンタ31のカウント値
が示す方向の受波ビームが選択され、A/D変換器44
を介してメモリ45に格納される。
【0034】ここでスキャニングソナーにおける動作を
図17を用いて更に詳しく述べる。θsmは、m番目の
ビームの直下方向dよりの角度(右舷側を+)を示し、
θsm=Δθs{(M−1)/2−m}、ここでMは奇
数であり、(M−1)/2番目のビームは直下方向であ
る。Rmは、m番目のビーム内に存在していた海底のメ
モリ45におけるR方向の位置を示す。rmは、m番目
のビーム内に存在していた海底の自船からの直線距離(
単位m)を示し、rm=Δr×Rmである。hm、dm
は、m番目のビーム内に存在していた海底の自船からの
水平距離と進度である。hmは右舷側を+、dmは下方
を+としており、いずれも単位はメートルである。 hm=rm×sinθsm、dm=rm×cosθsm
の関係がある。又、Δrはメモリ13およびメモリ45
にデータを取り込むr方向(距離方向)の間隔でHカウ
ンタ31の出力する桁上げパルスの周期をtpとすると
、Δr=c・tp/2となる。
【0035】図13、図14に戻り、メモリ13および
メモリ45には、それぞれサイドルッキングソナーの位
相差とスキャニングソナーの探知信号がΔr(m)ごと
にrmaxまで1送信分記憶される。rmaxは、本発
明装置が使用される海域において図5におけるビーム端
でも海底に到達するのに十分な船からの直線距離である
。ここでrmax=Rmax×Δrである。ラッチ回路
11およびA/D変換器44の出力ビット数をβ1、β
2とすると、メモリ13、45の記憶容量は、それぞれ
β1×Rmax、β2×Rmax×Mとなる。
【0036】Rカウンタ15のカウント値がRmaxに
なるまでのT0ないしT1間は切換器16、46は図示
したように左方に切り替わっており、従って、Rカウン
タ15のカウント値は切換器16を介してメモリ13に
アドレスとして送出され、かつ、この切換器16を介し
てライト信号が印加されているので、メモリ13に入力
される位相差φ’は所定のRアドレスに次々に格納され
る。
【0037】一方、Hカウンタ31およびRカウンタ1
5のカウント値が切換器46を介してメモリ38に送出
されており、かつ、この切換器46を介してライト信号
が印加されているので、メモリ45に入力される探知信
号は所定のRとHで決まるアドレスに次々に格納される
【0038】さて、時点T1になり、メモリ13、45
への信号の書込みが終了すると、比較器17から切替器
16、46に対して切替信号が送出され、切替器16、
34の接点が右方に切り替わると同時に、パルス発生器
18よりのメモリ完了パルスが入力装置22を介してC
PU21に入力されると、CPU21は、図16のステ
ップS11からステップS12へと進み、切換器46を
介してメモリ45にリード信号を送出し、スキャニング
ソナーのm番目のビームで受信したr=0ないしrma
xまでの探知信号を読み出すべく、所定のアドレス信号
をメモリ45に送出する。つまりHアドレスはmとし、
Rアドレスを0から順にRmax−1とする。
【0039】次に読み出したRmax個の探知信号中、
例えば最大の探知信号が存在している位置すなわちRア
ドレス値Rmを海底位置とする。そしてRm、θsmよ
りrm、dm、hmを求め、その時の位相差φ”を(2
),(4),(6),(7)式から求める。なお、図1
7と図3の0点は一致しているものとみなす。
【0040】次にCPU21は、ステップS13におい
て、切替器16を介してメモリ13に、リード信号を送
出し、Rmのアドレス信号をメモリ13に送出すること
により、メモリ13に記憶されていたrmに対する位相
差φ’を読み出す。これをスキャニングソナーの右半分
のビームに対して、即ちm=0から(M−1)/2まで
繰り返す。
【0041】以上の説明でわかるように、時点T0ない
しT1の間がエコー取り込み期間であり、従って、この
期間で所望の範囲よりのエコーが検出されるよう、比較
器17に対するRmaxの設定値が決められる。
【0042】図18は、スキャニングソナーによる実測
の位相差φ”(●記号で示す)と同じ距離上のサイドル
ッキングソナーにより求めた位相差φ”(記号で示す)
とを示したものであり、ステップS4では、これらの各
点で両位相差の引き算、φm’−φm”を行い、それら
の平均値を上記の位相差のずれdφとする。このステッ
プS11およびステップS14の処理時間は短く、次に
トリガパルスが出力される時点T2には終了している。
【0043】この位相差のずれ−dφが出力装置29を
介して加算器12に送出されることにより、この加算器
12において、φ’−dφの演算が行われ、両受波器R
1、R2の入射時の位相差φが出力される。尚、ここで
補正される位相差φ’は前回の送信で得た−dφで補正
されることになるが、送信間隔程度の短い時間ではdφ
の値は変化しないので差し支えない。もし、今回の送信
に基づくdφで今回の位相差φ’を補正するには、メモ
リ13を2個使用して、次回の送信時に片方のメモリに
次回の位相差φ’を記憶させると共に今回の位相差φ’
をRカウンタ15の値に従って読み出し、dφで補正す
ればよい。上記の実施例においては、送波器TXと受波
器R2から送波される超音波パルスの周波数は互いに干
渉しないよう異なるものでなければならないが、送波器
TXと受波器R3は同じ周波数のものであり、受波器R
1とR2とは同じものである。又、受波器R1、R2、
R3をすべて同じ周波数のものにして送波器TXを省略
することもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本第1発明では、
予め正確に測定されたある測定点に対し、計算により、
2つの受波器の入力点での位相差φ”を求めておき、そ
して同じ測定点に対して2つの受波器により位相差φ’
を測定し、φ’−φ”=dφを2つの受信系間での位相
のずれとして、これ以降に実際に測定した位相差をこの
位相のずれdφで補正するようにしたので、2組の受信
系間で生じる位相差のずれを除去することができ、よっ
て水中物体の位置を正確に測定できる。第2発明は、上
記の予め計測した海底の深度情報に代えて、スキャニン
グソナーによる正確な深度情報を用いるものであり、こ
の装置によればリアルタイムで正確な水中探知を行える
【図面の簡単な説明】
【図1】  サイドルッキングソナーで形成されるビー
ムを示す斜視図
【図2】  サイドルッキングソナーにおける送受波器
の取付け例を示す図
【図3】  サイドルッキングソナーの動作原理を説明
するために用いた図
【図4】  本発明の原理を説明するために用いた図

図5】  サイドルッキングソナーにおける送受波ビー
ムを示す図
【図6】  スキャニングソナーにおける送受波ビーム
を示す図
【図7】  本第1発明のサイドルッキングソナーの一
実施例を示す制御ブロック図
【図8】  図7の制御ブロック図の動作を示すタイム
チャート
【図9】  図7の制御ブロック図の動作を示すタイム
チャート
【図10】  図7の制御ブロック図の動作を示すフロ
ーチャート
【図11】  右舷方向の探査範囲内における等深線図
との交点を示す図
【図12】  実測により得た位相差と、等深線からの
データに基づき得た位相差とを示すグラフ
【図13】 
 本第2発明のサイドルッキングソナーの一実施例を示
す制御ブロック図
【図14】  図13の装置に付加されるスキャニング
ソナー部の一実施例を示すブロック図
【図15】  図13の装置における送受波器の取り付
け例を示した展開図
【図16】  図13の装置の動作を示すフローチャー
【図17】  図13の装置において位相差の計算を
説明するために用いた図
【図18】  スキャニングソナーにおけるビームの走
査を示した図
【符号の説明】
R  受波器 3  トリガパルス発生器 4  送信増幅器 5  受信増幅器 6  受信増幅器 7  ゼロクロス立上り検出器 8  ゼロクロス立上り検出器 9  クロックパルス回路 10  カウンタ 11  ラッチ回路 12  加算器 13  メモリ 14  クロックパルス回路 15  カウンタ 16  切替器 17  比較器 18  パルス発生器 21  CPU 22  入力装置 23  高精度測位装置 24  方位測定装置 25  キーボード 26  RAM 27  ROM 28  等深線ROM 29  出力装置 31  カウンタ TX  送波器 40  送信増幅器 41  受信増幅器 42  位相合成回路 43  切換器 44  A/D変換器 45  メモリ 46  切換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鉛直線に対し所定角を形成する直線上
    の所定距離離れた位置に設けられた一対の第1および第
    2の受波器を備え、いずれか一方の受波器より、垂直方
    向に広くて水平方向に狭い送波ビームを形成し、前記ビ
    ームのエコーを第1及び第2の受波器で捕捉し、これら
    第1および第2の受波器にそれぞれ接続される第1およ
    び第2の受信回路より得られる両受信号間の位相差を位
    相差検出手段で検出し、該位相差とエコーの帰来に要し
    た時間とに基づき被探知物体の深度および自船からの被
    探知物体までの水平距離を算出表示するサイドルッキン
    グソナーにおいて、予め計測した海底の深度情報を記憶
    する深度情報記憶手段と;海底のある測定点よりのエコ
    ーに対して上記位相差検出手段で検出された位相差φ’
    と、前記と同じ測定点に対して前記深度情報記憶手段よ
    り読み出した深度及び、測位装置で得られる前記測定点
    に対する自船位置の水平距離により求められる、第1お
    よび第2の受波器の入力点での位相差φ”とから、第1
    の受波器および受信回路と、第2の受波器および受信回
    路との位相特性の差異により、両受信系を通過する信号
    間に生じる位相のずれとしてφ’−φ”=dφを演算す
    る位相ずれ演算手段と;測定時に前記位相差検出手段で
    検出される位相差を、前記位相ずれ演算手段で演算され
    た位相のずれdφで補正する補正手段と;を備えたこと
    を特徴とするサイドルッキングソナー。
  2. 【請求項2】  鉛直線に対し所定角を形成する直線上
    の所定距離離れた位置に設けられた一対の第1および第
    2の受波器を備え、いずれか一方の受波器より、垂直方
    向に広くて水平方向に狭い送波ビームを形成し、前記ビ
    ームのエコーを第1及び第2の受波器で捕捉し、これら
    第1および第2の受波器にそれぞれ接続される第1およ
    び第2の受信回路より得られる両受信号間の位相差を位
    相差検出手段で検出し、該位相差とエコーの帰来に要し
    た時間とに基づき被探知物体の深度および自船からの被
    探知物体までの水平距離を算出表示するサイドルッキン
    グソナーにおいて、当該サイドルッキングソナーの送受
    波ビームと一部重なる多数のペンシル形送受波ビームを
    自船の下方および側方に形成し、エコーの帰来するまで
    に要する時間と、各ペンシルビームの方向から被探知物
    体の深度および自船からの被探知物体までの水平距離を
    算出するスキャニングソナーで計測した前記深度および
    水平距離を受ける深度情報入力部と;水中のある測定対
    象よりのエコーに対して上記位相差検出手段で検出され
    た位相差φ’と、前記深度情報入力部に入力された、前
    記同じ測定対象に対する深度および水平距離により求め
    られる、第1および第2の受波器の入力点での位相差φ
    ”とから、第1の受波器および受信回路と、第2の受波
    器および受信回路との位相特性の差異により、両受信系
    を通過する信号間に生じる位相のずれとしてφ’−φ”
    =dφを演算する位相ずれ演算手段と;測定時に前記位
    相差検出手段で検出される位相差を、前記位相ずれ演算
    手段で演算された位相のずれdφで補正する補正手段と
    ;を備えたことを特徴とするサイドルッキングソナー。
JP3172240A 1990-08-10 1991-07-12 サイドルッキングソナー Pending JPH04357487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3172240A JPH04357487A (ja) 1990-08-10 1991-07-12 サイドルッキングソナー

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21218990 1990-08-10
JP2-212189 1990-08-10
JP3172240A JPH04357487A (ja) 1990-08-10 1991-07-12 サイドルッキングソナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04357487A true JPH04357487A (ja) 1992-12-10

Family

ID=26494668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3172240A Pending JPH04357487A (ja) 1990-08-10 1991-07-12 サイドルッキングソナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04357487A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8300499B2 (en) 2009-07-14 2012-10-30 Navico, Inc. Linear and circular downscan imaging sonar
US8305840B2 (en) 2009-07-14 2012-11-06 Navico, Inc. Downscan imaging sonar
US9142206B2 (en) 2011-07-14 2015-09-22 Navico Holding As System for interchangeable mounting options for a sonar transducer
US9182486B2 (en) 2011-12-07 2015-11-10 Navico Holding As Sonar rendering systems and associated methods
US9244168B2 (en) 2012-07-06 2016-01-26 Navico Holding As Sonar system using frequency bursts
US9268020B2 (en) 2012-02-10 2016-02-23 Navico Holding As Sonar assembly for reduced interference
US10151829B2 (en) 2016-02-23 2018-12-11 Navico Holding As Systems and associated methods for producing sonar image overlay
US11367425B2 (en) 2017-09-21 2022-06-21 Navico Holding As Sonar transducer with multiple mounting options

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9541643B2 (en) 2009-07-14 2017-01-10 Navico Holding As Downscan imaging sonar
US8305840B2 (en) 2009-07-14 2012-11-06 Navico, Inc. Downscan imaging sonar
US8300499B2 (en) 2009-07-14 2012-10-30 Navico, Inc. Linear and circular downscan imaging sonar
US9223022B2 (en) 2009-07-14 2015-12-29 Navico Holding As Linear and circular downscan imaging sonar
US10024961B2 (en) 2009-07-14 2018-07-17 Navico Holding As Sonar imaging techniques for objects in an underwater environment
US9142206B2 (en) 2011-07-14 2015-09-22 Navico Holding As System for interchangeable mounting options for a sonar transducer
US9182486B2 (en) 2011-12-07 2015-11-10 Navico Holding As Sonar rendering systems and associated methods
US10247823B2 (en) 2011-12-07 2019-04-02 Navico Holding As Sonar rendering systems and associated methods
US9268020B2 (en) 2012-02-10 2016-02-23 Navico Holding As Sonar assembly for reduced interference
US9354312B2 (en) 2012-07-06 2016-05-31 Navico Holding As Sonar system using frequency bursts
US9244168B2 (en) 2012-07-06 2016-01-26 Navico Holding As Sonar system using frequency bursts
US10151829B2 (en) 2016-02-23 2018-12-11 Navico Holding As Systems and associated methods for producing sonar image overlay
US11367425B2 (en) 2017-09-21 2022-06-21 Navico Holding As Sonar transducer with multiple mounting options

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6438071B1 (en) Method for producing a 3D image
JP5389267B2 (ja) 海底輪郭を測定するための方法と装置
US6873570B2 (en) High resolution bathymetric sonar system and measuring method for measuring the physiognomy of the seabed
US5608689A (en) Sound velocity profile signal processing system and method for use in sonar systems
EP0624253B1 (en) Feature location and display apparatus
CN115047464B (zh) 双探头多波束测深方法和装置
JP4922450B2 (ja) 音波を放出するターゲットの方位測定方法
JP4120334B2 (ja) 合成開口ソーナー及びそれに用いる動揺補正方法並びにそのプログラム
JPH04357487A (ja) サイドルッキングソナー
JP5496338B2 (ja) 海底輪郭を測定するための方法と装置
Didier et al. Real-time correction of sound refraction errors in bathymetric measurements using multiswath multibeam echosounder
JPH0385476A (ja) 海底探索装置
WO2005045468A1 (en) Improved active element array apparatus for displaced phase center systems
DeSanto et al. Physical Principles of Multibeam Sonar for Mapping of the Seafloor [J]
CA2794966C (en) Method and device for measuring a ground profile
Sandwell et al. Physical Principles of Multibeam Sonar for Mapping of the Seafloor
JPH0376852B2 (ja)
JPH03108684A (ja) 水中探知装置
JPH03257390A (ja) エコー信号処理装置及び該装置を含む水中探知装置
Blanford et al. Design and Evaluation of a Compact Correlation Velocity Log for Small Underwater Vehicles
JP2930678B2 (ja) サイドルッキングソナー
JP2023019036A (ja) 目標速度ベクトル表示システム、目標速度ベクトル表示方法、プログラム
CN111337881A (zh) 一种利用螺旋桨噪声的水下目标探测方法
JP2001311770A (ja) 水中音響映像処理装置
Murino et al. Focused beamforming for underwater imaging: Depth of field and range resolution optimization