[go: up one dir, main page]

JPH0435609Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0435609Y2
JPH0435609Y2 JP2398187U JP2398187U JPH0435609Y2 JP H0435609 Y2 JPH0435609 Y2 JP H0435609Y2 JP 2398187 U JP2398187 U JP 2398187U JP 2398187 U JP2398187 U JP 2398187U JP H0435609 Y2 JPH0435609 Y2 JP H0435609Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
accumulator
hydraulic oil
circuit
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2398187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63132104U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2398187U priority Critical patent/JPH0435609Y2/ja
Publication of JPS63132104U publication Critical patent/JPS63132104U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0435609Y2 publication Critical patent/JPH0435609Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は閉回路の油圧駆動回路におけるフイル
タ装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来の閉回路の油圧駆動回路は、第2図のよう
に構成されている。
1は可逆的に回転する油圧ポンプ、2は油圧ポ
ンプ1からの油圧の供給により作動する油圧モー
タである。油圧ポンプ1とモータ2との間は管路
3Aと3Bにより連絡されたメイン閉回路を構成
する。
このような閉回路の油圧駆動回路にあつては、
油圧ポンプ1やモータ2のリークを補償するため
に、補助ポンプ4からの作動油を、チエツクバル
ブ5Aまたは5Bを介して低圧側の管路3Aまた
は3Bに補充するようになつている。
ところで補助ポンプ4からの作動油はフイルタ
6により濾過され、メイン閉回路には常に清浄な
作動油が補充される。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような油圧駆動回路において、
補助ポンプ4を設ける代わりにアキユムレータを
備え、適当なブースト圧力をチヤージしてメイン
回路に供給するようにした場合、アキユムレータ
とチエツクバルブ5A,5Bの間にフイルタ6を
挿入すると、急加速時等に作動油の補充遅れの問
題が生じることがある。
すなわち、急加速時に短時間ではあるがメイン
閉回路にある量の作動油を補充する必要がある場
合、フイルタ6の抵抗圧損により応答よく作動油
を供給することができない。
フイルタ6の圧力損失を小さくするためにフイ
ルタ6の容量を大きくすると、全体的に大型化す
るし、また作動油を応答よく供給するためにアキ
ユムレータのチヤージ圧力を予め高く設定してお
くことも考えられるが、定常時に不必要に各部が
加圧され、耐久性を低下させる恐れがある。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、油圧ポンプと油圧アクチユエ
ータとを接続するメイン閉回路を構成し、この閉
回路にチエツクバルブを介してアキユムレータか
らの加圧作動油を補充するようにした油圧駆動回
路において、前記アキユムレータに対して油圧ポ
ンプ、油圧アクチユエータからのリーク作動油を
導く回路を設け、このリーク回路とアキユムレー
タとの間にフイルタを介装した。
(作用) 油圧ポンプ、アクチユエータからは作動油の一
部がリークするが、リーク作動油はアキユムレー
タにリーク回路を介して戻される。リークにより
メイン閉回路の作動油が不足するとチエツクバル
ブを介してアキユムレータからの作動油が補充さ
れる。したがつてリーク作動油は必ずフイルタを
通つてアキユムレータ、チエツクバルブを介して
メイン閉回路に流れ、これによりフイルタは常に
適正に機能する。
また急加速時等アキユムレータからの補充油
は、フイルタを通過することなくメイン閉回路に
導入されるので、このときフイルタによる抵抗圧
損を受けることがなく、応答よく作動油を補充す
ることができる。
(実施例) 第1図に本考案の実施例を示す。
油圧ポンプ1に対して管路3A,3Bを介して
油圧アクチユエータ10が接続される。
油圧アクチユエータ10は往復動型の油圧シリ
ンダで、油圧ポンプ1の回転方向に応じて左右の
油室10Aまたは10Bに圧油が送り込まれ、ピ
ストン10Cが往復動する。
メイン閉回路に作動油を補充するために、アキ
ユムレータ11が設けられ、チエツクバルブ5
A,5Bを介して管路3A,3Bに接続する。
アキユムレータ11は低圧タンクとして機能
し、油圧ポンプ1やアクチユエータ10からのリ
ーク作動油を回路12Aや12Bを介して回収す
ると共に、メイン閉回路の作動油が不足したとき
に補充する。
そして、リーク作動油を回収する回路12A,
12Bとアキユムレータ11との間にはフイルタ
14が介装され、リーク作動油中に含まれる摩耗
粉等を補集する。
以上のように構成されており、次ぎに作用につ
いて説明する。
油圧ポンプ1の回転方向に応じて管路3Aまた
は3Bに高圧油が吐出され、これにより油圧アク
チユエータ10としてのシリンダが作動する。
油圧ポンプ1の回転が可逆的に変化すると、こ
れに対応してシリンダが往復作動する。
油圧ポンプ1の急加速時等を含めて吸込側の低
圧回路の作動油が不足すると、アキユムレータ1
1に蓄圧された作動油が、チエツクバルブ5Aま
たは5Bを通して補充される。
この場合アキユムレータ11とチエツクバルブ
5Aまたは5Bの間にはフイルタ14による抵抗
圧損失がないため、作動油は応答よくメイン閉回
路に導入される。
一方、油圧ポンプ1、アクチユエータ10の作
動に伴い摺動部分等から高圧作動油の一部がリー
クする。このリーク作動油は回路12A,12B
を経由してアキユムレータ11に戻される。
これはリーク部分の作動油の逃げ場が他にな
く、リーク作動油の圧力は少なくてもアキユムレ
ータ11の設定圧力よりも高くなるためで、この
結果リーク作動油は総てアキユムレータ11に戻
る過程でフイルタ14を通過する。
メイン閉回路からリークした作動油は、フイル
タ14からアキユムレータ11へと循環し、再び
メイン閉回路へと補充されるのであり、このよう
にして必ず一方向に作動油が流れるためにフイル
タ14は常に適正に機能することができる。
この場合リークした作動油のドレーン流量は比
較的少ないために、フイルタ14は小さい容量で
良い。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、アキユムレータ
に対して油圧ポンプ、アクチユエータからのリー
ク作動油を導く回路を設け、このリーク回路とア
キユムレータとの間にフイルタを介装したため、
油圧ポンプ、アクチユエータからリークした作動
油は必ずフイルタを通つてアキユムレータに戻
り、これによりフイルタは常に適正に機能する。
また急加速時等アキユムレータからの補充油
は、フイルタを通過することなくメイン閉回路に
導入されるので、このときフイルタによる抵抗圧
損を受けることがなく、応答よく作動油を補充す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
は従来例の回路図である。 1……油圧ポンプ、3A,3B……管路、10
……油圧アクチユエータ、11……アキユムレー
タ、12A,12B……リーク回路、14……フ
イルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧ポンプと油圧アクチユエータとを接続する
    メイン閉回路を構成し、この閉回路にチエツクバ
    ルブを介してアキユムレータからの加圧作動油を
    補充するようにした油圧駆動回路において、前記
    アキユムレータに対して油圧ポンプ、アクチユエ
    ータからのリーク作動油を導く回路を設け、この
    リーク回路とアキユムレータとの間にフイルタを
    介装したことを特徴とする油圧駆動回路。
JP2398187U 1987-02-20 1987-02-20 Expired JPH0435609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2398187U JPH0435609Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2398187U JPH0435609Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63132104U JPS63132104U (ja) 1988-08-30
JPH0435609Y2 true JPH0435609Y2 (ja) 1992-08-24

Family

ID=30822792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2398187U Expired JPH0435609Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0435609Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746802Y2 (ja) * 1988-09-29 1995-10-25 日産自動車株式会社 油圧アクチュエータの駆動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63132104U (ja) 1988-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5839413A (en) Quick start HEUI system
JPH0130661B2 (ja)
JPH0435609Y2 (ja)
JP2008524068A (ja) 少なくとも2つの圧力回路を備えた圧力システム
JP4625604B2 (ja) 油圧モーター用の漏油返送装置
JP4825363B2 (ja) 流体圧伝動装置
JPH10184555A (ja) 液体ポンプ装置
JP2006170125A (ja) 液圧モータ
JP3731766B2 (ja) 油圧モータ駆動回路
JPS6128825B2 (ja)
JPH08312889A (ja) 蓄油器
CN210164626U (zh) 一种柱塞泵泵头结构
JPS5922354Y2 (ja) 油圧式防振器
US6926501B2 (en) Two-piece swashplate pump housing
US2471868A (en) Compressor lubrication supply mechanism
JPS6011913Y2 (ja) クレ−ン付油圧走行車両の油圧回路
JPH0421021Y2 (ja)
JPH0336723Y2 (ja)
JPH06123285A (ja) ダイヤフラムポンプ
JPS5850084Y2 (ja) 産業車両の油圧回路
JPH07332225A (ja) ピストンポンプ
RU26614U1 (ru) Гидросистема привода хода
JPH075258Y2 (ja) ポンプ装置
RU2123611C1 (ru) Устройство зарядки гидроаккумулятора
JPH0219680Y2 (ja)