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JPH04355464A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

Info

Publication number
JPH04355464A
JPH04355464A JP3157554A JP15755491A JPH04355464A JP H04355464 A JPH04355464 A JP H04355464A JP 3157554 A JP3157554 A JP 3157554A JP 15755491 A JP15755491 A JP 15755491A JP H04355464 A JPH04355464 A JP H04355464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
replacement
parts
life
reached
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3157554A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Sugiyama
敏弘 杉山
Toshihiko Takatani
敏彦 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3157554A priority Critical patent/JPH04355464A/ja
Publication of JPH04355464A publication Critical patent/JPH04355464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真方式の複写
機や光プリンタのように、異なる交換寿命をもつ複数の
交換部品を備えた静電記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の静電記録装置においては、感光
体ドラムの周辺に帯電チャージャ,トナーカートリッジ
,現像ユニット,転写チャージャ,クリーニングユニッ
ト等の交換部品がそれぞれ配設されている。
【0003】これらの交換部品は、ランニング枚数によ
り、例えば、トナーカートリッジは1,000枚、現像
ユニットは4,000枚、帯電チャージャ及び転写チャ
ージャは共に8,000枚、クリーニングユニットは1
6,000枚、感光体ドラムは32,000枚というよ
うに、それぞれの交換寿命が異るものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような異る交換寿
命をもつ複数の交換部品では、たとえその中に交換寿命
が同一に設定されているものがあったとしても、それら
の部品における交換寿命にはバラツキがある。
【0005】したがって、例えば図17に示すように、
長寿命の部品が短い寿命の部品の5倍の寿命に設定され
ている場合に、それが1回目の交換時期に達したときに
短い寿命の部品が5回目の交換時期に間もなく達すると
いうタイミングになることがある。
【0006】この場合に、従来ではその短い寿命の部品
は、僅かに5回目の交換時期に達していないため長寿命
の部品を交換する時点では部品交換の対象にはならなか
った。
【0007】そのため、このような場合には、長寿命の
部品を交換した後ですぐにその短い寿命の部品が交換時
期を迎えることになって、非常に効率の悪い交換作業に
なってしまうということがあった。
【0008】また、交換部品の中に交換寿命が同じもの
が複数あった場合には、図18にその各部品間の装着関
係を簡略化して示すように、それらの交換部品51,5
2が装置本体10にそれぞれ別個に独立して着脱可能に
装着されていて、その交換部品51,52が各々ロック
機構50A,50Bによって装着位置にロックされてい
る場合には、それらが共に交換寿命に達した際にはそれ
を1個ずつ装置本体10から取り出して新しい部品に取
り換えなければならなかったので、部品交換時における
操作性が悪いだけでなく往々にして部品の交換を忘れて
しまう恐れもあった。
【0009】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、交換部品の交換時における操作性を向上さ
せると共に、交換忘れの恐れがない静電記録装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、上述したような静電記録装置において、
各交換部品がそれぞれ交換寿命に達した時にそれを検出
する交換時期検出手段と、その手段が長い交換寿命の部
品が交換寿命に達したことを検出したときにそれより交
換寿命の短い部品が略交換時期に達しているか否かを判
断し、略交換時期に達していればその交換寿命の長い部
品と短い部品を共に着脱可能な状態にするようにロック
機構によるロックを解除する手段とを設けたものである
【0011】また、複数の交換部品の中で交換寿命の短
い部品をそれより交換寿命の長い部品に装着すると共に
交換寿命が同じ部品はロック機構によって互いに連結し
て装着し、交換寿命が最長の部品を装置本体に装着して
、且つ各交換部品がそれぞれ交換寿命に達した時にそれ
を検出する交換時期検出手段と、その手段が交換寿命に
達した交換部品を検出したときに各ロック機構のうちそ
の寿命に達した交換部品に対応するロック機構のロック
を解除させるが、交換寿命が同じ部品のいずれか1つが
交換寿命に達したことを検出したときには、その交換寿
命が同じ部品を互いに連結しているロック機構のロック
を解除せずに、その部品がロックされているそれより交
換寿命の長い部品とのロックを解除させる手段とを設け
て静電記録装置を構成したものである。
【0012】さらに、複数の交換部品の互いに隣合う部
品間にロック機構を設けると共に、交換部品を交換する
ための指示が出されるとその指示に対応した交換部品の
取り出しに必要なロック機構のロックを解除させるロッ
ク解除手段を設けて静電記録装置を構成したり、その交
換部品を交換寿命が同じものを互いに隣接して配設し、
その交換寿命が同じ部品の少なくとも1つを交換させる
ための指示が出されると、その指示された交換寿命と同
じ交換寿命を持つ隣合う交換部品を同時に取り出せるよ
うにするとよい。
【0013】
【作用】このように構成した静電記録装置によれば、長
い交換寿命の部品が交換寿命に達すると、それより交換
寿命の短い部品が略交換時期に達しているか否かが判断
され、それが複数回目の交換時期に略達していれば、そ
の交換寿命の長い部品と短い部品に対するロック機構に
よるロックがそれぞ解除されるため、交換時期に略達し
た交換寿命の長い部品ともうすぐ交換寿命に達する交換
寿命の短い部品とを同時に取外して交換することができ
る。
【0014】また、交換寿命の短い部品をそれより交換
寿命の長い部品に装着すると共に交換寿命が同じ部品は
ロック機構によって互いに連結して装着し、その交換寿
命が同じ部品のいずれか1つが交換寿命に達したことを
検出したときには、その交換寿命が同じ部品を互いに連
結しているロック機構のロックを解除せずに、それがロ
ックされているそれより交換寿命の長い部品とのロック
を解除させるようにすれば、その交換寿命が同じ部品の
いずれか1つが交換寿命に達したときにはその交換寿命
が同じ部品を互いに連結状態のままそれらを同時に取り
出して交換することができる。
【0015】さらに、交換部品の互いに隣合う部品間に
ロック機構を設けると共に、交換部品を交換するための
指示が出されるとその指示に対応した交換部品の取り出
しに必要なロック機構のロックを解除させるロック解除
手段を設ければ、交換するための指示が出された複数の
交換部品が互いに隣合う部品である場合には、それらを
同時に取り出して交換することができ、その隣合う部品
を交換寿命が同じものを配設すれば、その部品の少なく
とも1つを交換する際には残された同一寿命の交換寿命
も交換寿命に達しているため、それらを同時に交換でき
て部品交換時の作業効率が良くなる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明による一実施例である
静電記録装置の各交換部品の連結状態を制御系と共に示
した概略構成図、図2は同じくその静電記録装置の各部
に配設されている各種交換部品の連結状態を具体的に示
した説明図である。
【0017】この静電記録装置は、図1に示すように装
置本体10の中央に感光体ドラム1を配設し、その回り
にコロナ放電によって感光体ドラム1を帯電させる帯電
チャージャ2、図示しない光学系による露光によって感
光体ドラム1上に形成された静電潜像に着脱可能なトナ
ーカートリッジ3から供給されるトナーを付着させて可
視像にする現像ユニット4を設けている。
【0018】また、感光体ドラム1に密着した用紙の裏
面から電荷を与えることにより、画像部の帯電したトナ
ーを用紙に転写させる転写チャージャ5、転写後に感光
体ドラム1上に残留したトナーを導電性のファーブラシ
で電荷を除去した後、クリーニングブレードでかき落す
クリーニングユニット6、さらには図示していないがク
リーニング後の感光体ドラム1上の残留電荷を消去する
除電ランプ等がそれぞれ設けられている。
【0019】これらの各部品の交換寿命は、この実施例
では、トナーカートリッジ3を最短寿命部品に、感光体
ドラム1を最長の寿命部品にそれぞれ設定してあり、そ
の他の部品はその間の寿命にそれぞれ設定して、除電ラ
ンプは寿命が長いので、交換部品にはしていない。
【0020】すなわち、この静電記録装置では、感光体
ドラム1を1回交換する間に、クリーニングユニット6
は2回、帯電チャージャ2及び転写チャージャ5は4回
、現像ユニット4は8回、トナーカートリッジ3は32
回それぞれ交換するように各部品の交換寿命がそれぞれ
設定されている。
【0021】これらの交換部品は、装置本体10に対し
てそれぞれ着脱可能な状態に装着され、その各装着位置
で各部品間に配設したロック機構20A〜20Gによっ
て各々が装着位置にそれぞれロックされるようになって
いる。
【0022】すなわち、図2に明示するように、トナー
カートリッジ3が現像ユニット4にロック機構20Aに
よってロックされると共にそれがロック機構20Gによ
って装置本体10にロックされ、現像ユニット4が転写
チャージャ5にロック機構20Bによってロックされ、
転写チャージャ5が帯電チャージャ2にロック機構20
Cによってロックされるようになっている。
【0023】また、その帯電チャージャ2が、クリーニ
ングユニット6にロック機構20Dによってロックされ
、クリーニングユニット6が感光体ドラム1にロック機
構20Eによってロックされ、感光体ドラム1が装置本
体10にロック機構20Fによってロックされるように
なっている。
【0024】この静電記録装置は、装置全体の制御を行
うと共に上記した各交換部品ごとに記憶(不揮発性RA
M内)している現在の各部品の作動積算(累積)時間が
、その各交換部品ごとに作動時間に換算して予め記憶さ
せてある各交換寿命にそれぞれ達したか否かを検出する
交換時期検出手段として機能すると共に、その手段が長
い交換寿命の部品が交換寿命に達したことを検出したと
きにそれより交換寿命の短い部品が略交換時期に達して
いるか否かを判断し、略交換時期に達していればその交
換寿命の長い部品と短い部品を共に着脱可能な状態にす
るようにロック機構20A〜20Gによるロックをそれ
ぞれ解除させる制御も行う図1に示す制御装置90(マ
イクロコンピユータによって構成される)を設けている
【0025】図3は、このように異なる交換寿命をもつ
複数の交換部品を連結して装着した状態を具体的に示し
た斜視図である。
【0026】感光体ドラム1は、前後両端面に前板11
と後板12を一体に固定し、装置本体10(図1)に対
してその前面に設けた開口部を通して軸線方向に着脱可
能に装着され、それを装着した際には後板12が装置本
体にロック機構20F(図2も参照)によってロックさ
れるようになっている。
【0027】また、クリーニングユニット6は、前方の
端面に前板41を、後方の端面に図2に示すように後板
42を一体に固定して、装着時にはそれがロック機構2
0Eによって感光体ドラム1に後板12を介してロック
されるようになっている。
【0028】同様に、帯電チャージャ2にも前板13(
図1)と後板14を固定して、帯電チャージャ2を装着
した時にそれがクリーニングユニット6の後板42にロ
ック機構20Dによってロックされるようになっている
【0029】さらに、転写チャージャ5に前板15(図
3)と後板16を固定し、その転写チャージャ5を装着
した時にそれが帯電チャージャ2の後板14にロック機
構20Cによって装着位置でロックされるようになって
いる。
【0030】また、現像ユニット4に前板(図示せず)
と後板17を固定し、その現像ユニット4の装着時にそ
れが転写チャージャ5の後板16にロック機構20Bに
よってロックされるようになっている。
【0031】その現像ユニット4には、トナーカートリ
ッジ3が着脱可能に取り付けられており、そのトナーカ
ートリッジ3の装着時にそれと一体の後板18が現像ユ
ニット4の後板17にロック機構20Aによってロック
される。また、この装着位置において、トナーカートリ
ッジ3の後板18がロック機構20Gによって装置本体
10にロックされる。
【0032】なお、これら各交換部品の前板には、それ
らの部品を装置本体10から引き出しやすいようにする
ための把手(図示せず)がそれぞれ取付けられている。
【0033】このように構成することによって、この実
施例では各交換部品を単体で交換したり、ロック機構2
0A〜20Gの中でロックを解除させるものを選択する
ことによって、複数の交換部品を同時に連結状態で装置
本体10から取り出すことができる。
【0034】次に、各交換部品を装着位置でそれぞれロ
ックするロック機構について図4及び図5をも参照して
説明する。
【0035】ロック機構20A〜20Gは、ロック機構
20A〜20Eが同様なもの、また20Fと20Gが同
様なものであるため、それらを代表して20Aと20G
についてそれぞれ説明する。
【0036】ロック機構20Aは、図4に示すようにソ
レノイド71をオン・オフさせることによって後板17
と18のロックを解除したりそれをロックしたりするこ
とによって、トナーカートリッジ3と現像ユニット4を
連結したりその連結を解除したりするものである。
【0037】そのソレノイド71は、本体部分が装置本
体10に固定されており、可動軸71aを矢視A方向に
スライド可能な逆L字状の解除レバー72の一端に連結
している。その解除レバー72は、スプリング73によ
って矢視Aと反対方向に付勢されており、その付勢状態
で解除レバー72の他端72aがL字状のロックピン7
4の一端74aに接するか僅かに離れている。
【0038】そのロックピン74は、現像ユニット4と
一体の後板17にガイド部材75によって矢視B方向に
スライド可能に取り付けられており、通常は後板17と
の間に取り付けられているスプリング76によって矢視
Bと反対方向に付勢されて、その先端74bがトナーカ
ートリッジ3と一体の後板18に形成したロック穴18
a内に嵌入して、後板17と18が連結されることによ
って現像ユニット4とトナーカートリッジ3とが一体に
ロックされている。
【0039】そして、ソレノイド71をオン状態にする
と、可動軸71aによって解除レバー72が矢視A方向
に移動され、それによって他端72aがロックピン74
の一端74aをスプリング76の付勢力に抗して矢視B
方向に移動させるため、ロックピン74の先端74bが
後板18のロック穴18a内から抜け出て、ロック解除
状態になる。
【0040】そして、ソレノイド71をオフ状態にする
と、可動軸71aがスプリング73の付勢力によって矢
視Aと反対方向に移動されるため、解除レバー72とロ
ックピン74が元の位置に戻って再び図4に示すロック
状態になる。
【0041】また、後板18のロックピン74寄りの角
部に傾斜部18b,18cをそれぞれ形成し、現像ユニ
ット4が図4の装着位置にあるときにトナーカートリッ
ジ3を装着させたとき、その装着過程において傾斜部1
8bがロックピン74の先端74bに当接することによ
ってロックピン74が矢示B方向に一旦押し下げられ、
その後それがロック穴18a内に嵌入するようにしてい
る。
【0042】逆に、トナーカートリッジ3が装着位置に
あって現像ユニット4を装着したときには、傾斜部18
cにロックピン74の先端74bが当接して、それが押
し下げられた後にロック穴18aに嵌入する。
【0043】また、ロック機構20Gは、図5に示すよ
うに同様にソレノイド78をオン・オフさせることによ
ってトナーカートリッジ3と一体の後板18と装置本体
10のロックを解除させたり、それをロックしたりする
ものであり、ソレノイド78は本体部分が装置本体10
に固定されていて、それを励磁しないとき(オフ)には
ロックピンの役目を果たす可動軸78aが図示しないス
プリングの付勢力によって図示の位置に突出し、それが
後板18に形成されているロック穴18dに嵌入してロ
ック状態となる。
【0044】そして、ソレノイド78をオンにすると、
可動軸78aが図5で下方へ移動するため、可動軸78
aがロック穴18dから抜け出てロックが解除される。
【0045】なお、その他のロック機構20B〜20E
及び20Fは、図2(便宜上同一平面上に図示している
)に示すように、上述したロック機構20A及び20G
と配設位置のみが異なるだけであるため、それらの説明
を省略する。
【0046】図6乃至図11は、図1に示す制御装置9
0が実行するルーチンを示すフロー図である。制御装置
90はこのルーチンがスタートすると、まずステップ1
で感光体ドラム1が交換寿命に達しているか否かを、不
揮発性RAM内に積算状態で記憶されている感光体ドラ
ム1の現在の作動時間が予め記憶させてある感光体ドラ
ム1の交換寿命に対応する作動時間に達しているか否か
によって判断し、達していればステップ2へ進むが達し
ていなければステップ3へ進む。
【0047】ステップ3では、クリーニングユニット6
が交換寿命に達しているか否かを判断し、達していれば
図8のステップ19へ進むが、達していなければステッ
プ4へ進んで帯電チャージャ(帯電C)2が交換寿命に
達しているか否かを判断し、達していれば図9のステッ
プ28へ進むが、達していなければステップ5へ進む。
【0048】そのステップ5では、転写チャージャ(転
写C)5が交換寿命に達しているか否かを判断し、達し
ていれば図10のステップ35へ進むが、達していなけ
ればステップ6へ進んで現像ユニット4が交換寿命に達
しているか否かを判断し、達していれば図11のステッ
プ40へ進むが、達していなければステップ7へ進む。
【0049】そして、そこでトナーカートリッジ3が交
換寿命に達しているか否かを判断し、達していなければ
全ての交換部品がまだ交換寿命に達していないので、メ
インルーチンへリターンするが、達していればステップ
8で図2に示すロック機構20A,20Gのロックを解
除させて、トナーカートリッジ3を着脱可能な状態にし
た後でメインルーチンへリターンする。
【0050】また、ステップ1の判断で感光体ドラム1
が交換寿命に達していてテップ2へ進んだ場合には、ク
リーニングユニット6が略交換時期に達しているか否か
を判断し、達していればステップ9へ進むが、達してい
なければステップ10へ進んロック機構20E,20F
のロックをそれぞれ解除させて、感光体ドラム1のみを
着脱可能な状態にした後でメインルーチンへリターンす
る。
【0051】さらに、ステップ1→2→9と進んだ場合
には、そこで帯電チャージャ2が略交換時期に達してい
るか否かを判断し、達していれば図7のステップ11へ
進むが、達していなければステップ12へ進んロック機
構20D,20Fのロックをそれぞれ解除させて、交換
寿命に達している感光体ドラム1と略交換寿命に達して
いるクリーニングユニット6を一体で着脱可能な状態(
図2のロック機構20Eはロック状態のまま)にした後
で、メインルーチンへリターンする。
【0052】また、ステップ1→2→9→11(図7)
と進んだ場合には、そこで転写チャージャ5が略交換時
期に達しているか否かを判断し、達していればステップ
13へ進むが、達していなければステップ14へ進んロ
ック機構20C,20Fのロックをそれぞれ解除させて
、交換寿命に達している感光体ドラム1と略交換時期に
達しているクリーニングユニット6及び帯電チャージャ
2を一体で着脱可能な状態(図2のロック機構20E,
20Dはロック状態のまま)にした後で、メインルーチ
ンへリターンする。
【0053】さらに、ステップ1→2→9→11→13
と進んだ場合には、そこで現像ユニット4が略交換時期
に達しているか否かを判断し、達していればステップ1
5へ進むが、達していなければステップ16へ進んでロ
ック機構20B,20Fのロックをそれぞれ解除させて
、交換寿命に達している感光体ドラム1と略交換時期に
達しているクリーニングユニット6,帯電チャージャ2
,転写チャージャ5を一体で着脱可能な状態にした後で
、メインルーチンへリターンする。
【0054】そして、ステップ1→2→9→11→13
→15と進んだ場合には、そこでトナーカートリッジ3
が略交換時期に達しているか否かを判断し、達していれ
ば感光体ドラム1が交換寿命に達し、クリーニングユニ
ット6,帯電チャージャ2,転写チャージャ5,,現像
ユニット4,トナーカートリッジ3の各交換部品が全て
略交換時期に達しているのでステップ17へ進んでロッ
ク機構20F,20Gのロックをそれぞれ解除させて、
それら全ての交換部品を一体で装置本体10に対して着
脱可能な状態にした後で、メインルーチンへリターンす
る。
【0055】また、そのステップ15でNOの判断をし
てステップ18へ進んだときには、ロック機構20A,
20Fのロックをそれぞれ解除させて、交換寿命に達し
ている感光体ドラム1と略交換時期に達しているクリー
ニングユニット6,帯電チャージャ2,転写チャージャ
5,現像ユニット4を一体で着脱可能な状態にした後で
、メインルーチンへリターンする。
【0056】一方、感光体ドラム1がまだ交換寿命に達
していなくて、クリーニングユニット6が交換寿命に達
していて図8のステップ19に進んだ場合には、そこで
帯電チャージャ2が略交換時期に達しているか否かを判
断し、達していればステップ20へ進むが、達していな
ければステップ21へ進んでロック機構20D,20E
のロックをそれぞれ解除させて、交換寿命に達している
クリーニングユニット6のみを着脱可能な状態にした後
で、メインルーチンへリターンする。
【0057】そして、帯電チャージャ2も略交換寿命に
達していてステップ20へ進んだ場合には、転写チャー
ジャ5が略交換時期に達しているか否かを判断し、達し
ていればステップ22へ進むが、達していなければステ
ップ23へ進んロック機構20C,20Eのロックをそ
れぞれ解除させて、交換寿命に達しているクリーニング
ユニット6と略交換時期に達している帯電チャージャ2
を一体で着脱可能な状態(図2のロック機構20Dはロ
ック状態のまま)にした後で、メインルーチンへリター
ンする。
【0058】また、ステップ19→20→22と進んだ
場合には、そこで現像ユニット4が略交換時期に達して
いるか否かを判断し、達していればステップ24へ進む
が、達していなければステップ25へ進んでロック機構
20B,20Eのロックをそれぞれ解除させて、交換寿
命に達しているクリーニングユニット6と略交換寿命に
達している帯電チャージャ2,転写チャージャ5を一体
で着脱可能な状態にした後で、メインルーチンへリター
ンする。
【0059】さらに、ステップ19→20→22→24
と進んだ場合には、そこでトナーカートリッジ3が略交
換時期に達しているか否かを判断し、達していればクリ
ーニングユニット6が交換寿命に達し、帯電チャージャ
2,転写チャージャ5,,現像ユニット4,トナーカー
トリッジ3の各交換部品が略交換時期に達しているので
ステップ26へ進んで、ロック機構20E,20Gのロ
ックをそれぞれ解除させて、それら全ての交換部品を一
体で装置本体10に対して着脱可能な状態にした後で、
メインルーチンへリターンする。
【0060】また、そのステップ24でNOの判断をし
たときにはステップ27へ進んで、ロック機構20A,
20Eのロックをそれぞれ解除させて、交換寿命に達し
ているクリーニングユニット6と略交換時期に達してい
る帯電チャージャ2,転写チャージャ5,現像ユニット
4を一体で着脱可能な状態にした後で、メインルーチン
へリターンする。
【0061】一方、感光体ドラム1,クリーニングユニ
ット6が共に交換寿命に達していなくて、帯電チャージ
ャ2がその交換寿命に達していて図9のステップ28に
進んだ場合には、そこで転写チャージャ5が略交換時期
に達しているか否かを判断し、達していればステップ2
9へ進むが、達していなければステップ30へ進んでロ
ック機構20C,20Dのロックをそれぞれ解除させて
、交換寿命に達している帯電チャージャ2のみを着脱可
能な状態にした後で、メインルーチンへリターンする。
【0062】また、そのステップ28の判断で転写チャ
ージャ5も略交換時期に達していてステップ29へ進ん
だ場合には、現像ユニット4が略交換時期に達している
か否かを判断し、達していればステップ31へ進むが、
達していなければステップ32へ進んロック機構20B
,20Dのロックをそれぞれ解除させて、交換寿命に達
している帯電チャージャ2と略交換時期に達している転
写チャージャ5を一体で着脱可能な状態(図2のロック
機構20Cはロック状態のまま)にした後で、メインル
ーチンへリターンする。
【0063】さらに、ステップ28→29→31と進ん
だ場合には、そこでトナーカートリッジ3が略交換時期
に達しているか否かを判断し、達していれば帯電チャー
ジャ2が交換寿命に達し、転写チャージャ5,現像ユニ
ット4,トナーカートリッジ3の各交換部品が略交換時
期に達しているのでステップ33へ進んで、ロック機構
20D,20Gのロックをそれぞれ解除させて、それら
全ての交換部品を一体で装置本体10に対して着脱可能
な状態にした後で、メインルーチンへリターンする。
【0064】また、そのステップ31でNOの判断をし
たときにはステップ34へ進んで、ロック機構20A,
20Dのロックをそれぞれ解除させて、交換寿命に達し
ている帯電チャージャ2と略交換時期に達している帯電
チャージャ2,転写チャージャ5,現像ユニット4を一
体で着脱可能な状態にした後で、メインルーチンへリタ
ーンする。
【0065】一方、感光体ドラム1,クリーニングユニ
ット6,帯電チャージャ2が共に交換寿命に達していな
くて、転写チャージャ5がその交換寿命に達していて図
10のステップ35に進んだ場合には、そこで現像ユニ
ット4が略交換時期に達しているか否かを判断し、達し
ていればステップ36へ進むが、達していなければステ
ップ37へ進んでロック機構20B,20Cのロックを
それぞれ解除させて、交換寿命に達している転写チャー
ジャ5のみを着脱可能な状態にした後で、メインルーチ
ンへリターンする。
【0066】また、そのステップ35の判断で現像ユニ
ット4も略交換時期に達していてステップ36へ進んだ
場合には、トナーカートリッジ3が略交換時期に達して
いるか否かを判断し、達していれば転写チャージャ5が
交換寿命に達し、現像ユニット4,トナーカートリッジ
3の各交換部品が略交換時期に達しているのでステップ
38へ進んで、ロック機構20C,20Gのロックをそ
れぞれ解除させて、それら全ての交換部品を一体で装置
本体10に対して着脱可能な状態にした後で、メインル
ーチンへリターンする。
【0067】また、そのステップ36でNOの判断をし
たときにはステップ39へ進んで、ロック機構20A,
20Cのロックをそれぞれ解除させて、交換寿命に達し
ている転写チャージャ5と略交換時期に達している現像
ユニット4を一体で着脱可能な状態にした後で、メイン
ルーチンへリターンする。
【0068】さらに、感光体ドラム1,クリーニングユ
ニット6,帯電チャージャ2,転写チャージャ5が共に
交換寿命に達していなくて、現像ユニット4がその交換
寿命に達していて図11のステップ40に進んだ場合に
は、そこでトナーカートリッジ3が略交換時期に達して
いるか否かを判断し、達していれば現像ユニット4が交
換寿命に達し、トナーカートリッジ3が略交換時期に達
しているのでステップ41へ進んで、ロック機構20B
,20Gのロックをそれぞれ解除させて、それらの交換
部品を一体で装置本体10に対して着脱可能な状態にし
た後で、メインルーチンへリターンする。
【0069】また、そのステップ40でNOの判断をし
たときにはステップ42へ進んで、ロック機構20A,
20Bのロックをそれぞれ解除させて、交換寿命に達し
ている現像ユニット4のみを着脱可能な状態にした後で
、メインルーチンへリターンする。
【0070】ところで、交換寿命がそれぞれ異なる複数
の交換部品を有する静電記録装置では、図17で説明し
たように、長寿命の部品が1回目の交換時期に達したと
きにそれよりも交換寿命の短い部品が複数回目(図17
の場合では5回目)の交換時期を間近に迎えるタイミン
グになることがある。
【0071】このようになるのは、個々の部品における
交換寿命の設定値によるが、交換寿命の長い部品が短い
部品の整数倍の交換寿命に設定されているときであって
も、例えば各部品の交換寿命の時期を判断する各部品毎
の累計(積算)作動時間の検出誤差の積み重ね等によっ
ても生じる。
【0072】このように、長寿命と短寿命の部品の交換
時期が若干ズレた場合、従来はその交換時期に達した長
寿命の部品を交換し、その交換直後に短い寿命の部品が
複数回目の交換時期に達すると、そこでそれを交換して
いたため、短期間のうちに2度も交換作業を行うことに
なって、その都度静電記録装置の動作を停止させなけれ
ばならなかったので非常に作業効率が悪かった。
【0073】しかも、その交換部品が2部品だけではな
くその他にもある場合には、それらが僅かずつズレて交
換時期を迎えた場合には、一層効率の悪い交換作業をし
なければならなかった。
【0074】しかしながら、この実施例によれば、上述
したように感光体ドラム1,クリーニングユニット6等
の複数の交換部品のうち、長い交換寿命の部品が交換寿
命に達したことを検出したときにはそれより交換寿命の
短い部品が略交換時期に達しているか否かを判断し、略
交換時期に達していればその交換寿命の長い部品と短い
部品を共にロック機構20A〜20Gによるロックを図
6〜図11に示した判断内容に応じてそれぞれ解除させ
るので、交換時期が僅かにズレた複数の交換部品を一度
に一体で取り外せるため、部品交換時の作業性が大幅に
向上する。
【0075】なお、その略交換時期に達しているか否か
の判断は、正規に設定した交換寿命に対してあまり差が
ありすぎる(早すぎる)と不経済な部品交換になるため
、各交換部品ごとにその寿命の誤差や各部品の作動時間
の検出誤差等を考慮して決めると良い。
【0076】なお、この実施例では、図2に示すように
感光体ドラム1,クリーニングユニット6,帯電チャー
ジャ2,転写チャージャ5,現像ユニット4,トナーカ
ートリッジ3の各部品を、それらと一体の後板間をロッ
ク機構20A〜20Eによって連結した状態で2個のロ
ック機構20F,20Gによって装置本体10にロック
させるようにしたが、各部品間を連結せずに個々の部品
を直接ロック機構によって装置本体10へ装着位置でロ
ックさせるようにしてもよい。
【0077】図12は、この発明の他の実施例を示す図
1と同様な概略構成図であり、図1に対応する部分には
同一の符号を付してある。
【0078】この実施例では、複数の交換部品の中で交
換寿命の短い部品をそれより交換寿命の長い部品に装着
すると共に交換寿命が同じ部品はロック機構によって互
いに連結して装着し、交換寿命が最長の部品を装置本体
に装着している。
【0079】すなわち、図2で説明した実施例と同様に
、トナーカートリッジ3を現像ユニット4に、その現像
ユニット4を転写チャージャ5に、その転写チャージャ
5をそれと交換寿命が同じ帯電チャージャ2にそれぞれ
後板を介して着脱可能に連結して装着し、さらにその帯
電チャージャ2をクリーニングユニット6に着脱可能に
後板を介して連結して装着している。
【0080】また、そのクリーニングユニット6を感光
体ドラム1に後板を介して着脱可能に装着し、さらにそ
の交換寿命が最長の部品となる感光体ドラム1を装置本
体10に着脱可能に装着すると共に、トナーカートリッ
ジ3も装置本体10に着脱可能に装着し、さらにその各
交換部品の装着部にそれらを装着位置にそれぞれロック
するロック機構20A〜20Gを設けている。
【0081】また、この静電記録装置全体の制御を行う
と共に、図1の実施例と同様な方法により各交換部品が
それぞれ交換寿命に達したか否かを検出する交換時期検
出手段として機能し、さらにその手段が交換寿命に達し
た交換部品を検出したときに各ロック機構20A〜20
Gのうちその寿命に達した交換部品に対応するロック機
構のロックを解除させるが、交換寿命が同じ帯電チャー
ジャ2,転写チャージャ5のいずれか1つが交換寿命に
達したことを検出したときには、その交換寿命が同じ部
品を互いに連結しているロック機構20Cのロックを解
除せずに、その部品がロックされているそれより交換寿
命の長いクリーニングユニット6とのロック(ロック機
構20D)を解除させる制御も行う制御装置100(マ
イクロコンピユータによって構成される)を設けている
【0082】図13は、その制御装置100が実行する
ルーチンを示すフロー図である。制御装置100はこの
ルーチンがスタートすると、まずステップ51で帯電チ
ャージャ2,転写チャージャ5を除く交換部品、すなわ
ちトナーカートリッジ3,現像ユニット4,クリーニン
グユニット6,感光体ドラム1が交換寿命に達している
か否かを、前述した実施例と同様に不揮発性RAM内に
各交換部品ごとに積算状態で記憶されている現在の作動
時間が、予め各交換部品ごとに記憶させてある交換寿命
に対応する時間に達しているか否かによって判断する。
【0083】そして、それが達していれば、ステップ5
2へ進んでその交換寿命に達した交換部品の装置本体1
0からの取り外しに必要なロック機構20A,20B及
び20D〜20Gの各ロックを選択的に解除させ、その
後でメインルーチンへリターンする。
【0084】すなわち、例えばクリーニングユニット6
のみが交換寿命に達していればロック機構20Dと20
Eのロックを解除させ、クリーニングユニット6と感光
体ドラム1の2部品が交換寿命に達していればロック機
構20Dと20Fのロックを解除させる。
【0085】また、ステップ51でNOの判断をした場
合には、ステップ53へ進んで帯電チャージャ2又は転
写チャージャ5のいずれかが交換寿命に達しているか否
かを判断し、そのいずれもまだ達していなければ全ての
交換部品がまだ交換寿命に達していないので、そのまま
メインルーチンへリターンする。
【0086】一方、ステップ53でYESの判断をした
場合には、ステップ54へ進んでロック機構20Bと2
0Dのロックを解除させる。この際、帯電チャージャ2
と転写チャージャ5を連結しているロック機構20Cの
ロックは解除しないので、同一の交換寿命に設定されて
いる帯電チャージャ2と転写チャージャ5を一体で装置
本体10から取り出すことができる。
【0087】なお、同一の交換寿命をもつ交換部品が3
個以上ある場合であっても、それらを全て一体で同時に
取り出せるように、ロックを解除させるロック機構を選
択するようにすれば、それを行うことができる。
【0088】図14は、この発明のさらに異なる他の実
施例を示す図1と同様な概略構成図であり、図1に対応
する部分には同一の符号を付してある。
【0089】この実施例では、複数の交換部品の互いに
隣合う部品間にロック機構20A〜20I(20H,2
0Iも含めて全て図4で説明したロック機構20Aと同
様なものであるため説明を省略する)を設けている。
【0090】すなわち、この実施例ではトナーカートリ
ッジ3,現像ユニット4,転写チャージャ5,感光体ド
ラム1,帯電チャージャ2の各部品を互いに隣合わせて
配置し、そのトナーカートリッジ3と現像ユニット4の
各後板21,22間にロック機構20Aを、現像ユニッ
ト4と転写チャージャ5の各後板22,23間にロック
機構20Bを、転写チャージャ5と帯電チャージャ2の
各後板23,24間にロック機構20Cをそれぞれ配設
している。
【0091】また、その帯電チャージャ2とトナーカー
トリッジ3の各後板24,21間にロック機構20Dを
、感光体ドラム1の後板(図示せず)間にロック機構2
0Eを、クリーニングユニット6の後板25間にロック
機構20Fをそれぞれ配設している。
【0092】さらに、そのクリーニングユニット6の後
板25と感光体ドラム1の後板間にロック機構20Gを
、その後板25と転写チャージャ5の後板23間にロッ
ク機構20Hをそれぞれ配設すると共に、その転写チャ
ージャ5と感光体ドラム1の各後板間にロック機構20
Iをそれぞれ配設している。
【0093】そして、この実施例では、さらに感光体ド
ラム1とトナーカートリッジ3を装置本体10に別のロ
ック機構(図示を略しているがロック機構20A〜20
Iと同様なもの)によってそれぞれロックしている。
【0094】この実施例による静電記録装置は、静電記
録装置全体の制御を行うと共に、上記の感光体ドラム1
等の交換部品を交換するための指示が出されると、その
指示に対応した交換部品の取り出しに必要なロック機構
20A〜20I及び感光体ドラム1とトナーカートリッ
ジ3を装置本体10にそれぞれロックしている各ロック
機構のロックを解除させる制御を行う制御装置110を
設けている。
【0095】そして、その制御装置110は、この実施
例において交換寿命が同じに設定されて隣合わせに配設
されている帯電チャージャ2と転写チャージャ5の少な
くとも1つを交換させるための指示が出されると、その
指示された交換寿命と同じ交換寿命を持つ隣合う帯電チ
ャージャ2又は転写チャージャ5を同時に取り出せるよ
うに、ロック機構20B,20D,20E,20F,2
0H,20Iの各ロックを解除させるようにも制御する
【0096】この制御装置110は、図1の制御装置9
0及び図12の制御装置100と同様なマイクロコンピ
ュータであり、制御装置90,100と制御内容のみが
異る。そして、この実施例では、この制御装置110が
ロック解除手段として機能する。
【0097】図15は、その制御装置110が実行する
ロック機構のロック解除制御処理を示すフロー図である
。制御装置110はこのルーチンがスタートすると、ま
ずステップ61で交換寿命に達した部品があって部品交
換指示が出力されているか否かを判断する。
【0098】この部品交換指示の出力は、作業者が操作
キー等を押すことによって出力されるようにしたマニュ
アル操作であってもよいし、各交換部品がそれぞれの交
換寿命に達したか否かを自動的に検出する図1の実施例
で説明したような交換時期検出手段を設けて、交換寿命
に達した部品があるとそれに対応した部品交換指示信号
が自動的に出力されるようにしてもよい。
【0099】そして、その部品交換指示がまだ出されて
いなければ全ての交換部品はまだ交換寿命に達していな
いのでそのままメインルーチンへリターンするが、それ
が出されていればステップ62へ進む。
【0100】そこで、その部品交換指示が出された部品
と同じ交換寿命に設定された交換部品があるか否かを判
断する。すなわち、この実施例では帯電チャージャ2と
転写チャージャ5を同一の交換寿命に設定しているので
、その部品交換指示が出された部品が帯電チャージャ2
か転写チャージャ5のいずれかである場合には同じ交換
寿命に設定された交換部品があることになるのでステッ
プ63へ進むが、それ以外の時はステップ64へ進む。
【0101】そのステップ64では、その交換指示が出
された部品を装置本体10から取り外せるようにロック
機構20A〜20Iの該当する部品の取外しに必要なロ
ック機構のロックを全て解除させる。
【0102】一方、ステップ62の判断で、交換指示が
出された部品と同じ交換寿命に設定された交換部品があ
って(帯電チャージャ2か転写チャージャ5)ステップ
63へ進んだ場合には、その部品交換指示が出された部
品と同じ交換寿命に設定された交換部品を同時に装置本
体10から取り外せるように各ロック機構20B,20
D,20E,20F,20H,20Iの各ロックを解除
させ、その後メインルーチンへリターンする。
【0103】なお、この際に帯電チャージャ2と転写チ
ャージャ5を互いに連結しているロック機構20Cはロ
ックが解除されない。したがって、帯電チャージャ2と
転写チャージャ5を一体で同時に装置本体10から取り
外すことができる。
【0104】また、各交換部品を装置本体10へロック
するためのロック機構(図示を略している)の配設は、
この実施例のように感光体ドラム1とトナーカートリッ
ジ3への配設に限るものではなく、交換部品の中の1個
の部品だけに設けたり、交換部品の全てに設けるように
してもよい。
【0105】さらに、この実施例では図14に示すよう
に、トナーカートリッジ3,現像ユニット4,転写チャ
ージャ5,感光体ドラム1,帯電チャージャ2の各部品
を後板を介して互いに隣り合わせて配置した例を示した
が、図16に示すように帯電チャージャ2と転写チャー
ジャ5を直接隣り合わせにせずに、現像ユニット4や他
の交換部品を介してそれらを連結するようにしてもよい
【0106】その場合、帯電チャージャ2と転写チャー
ジャ5のみを一体で取り外すことはできなくなるので、
この場合にはこれらの部品は別々に取り外すようになる
【0107】以上、各実施例について説明してきたが、
図1,図12,図14(自動検出の場合)の各実施例で
は各交換部品がそれぞれ交換寿命に達したか否かを検出
する交換時期の検出方法を、その一例として制御装置(
マイクロコンピュータ)の不揮発性RAM内に各交換部
品ごとにそれぞれ記憶しているその時点での各部品の作
動積算(累積)時間が、予め各交換部品ごとに対応させ
てそれぞれ記憶させてある各交換寿命にそれぞれ達した
か否かを判断することによって検出すようにした場合の
例について説明してきたが、交換寿命に達したか否かの
検出はそれ以外の方法であってもよい。
【0108】すなわち、例えば給紙部から給紙した用紙
通紙枚数を搬送経路上に設けたセンサによって検出し、
その検出枚数が各交換部品の交換寿命を予め用紙通紙枚
数に置き換えて記憶させた所定の枚数に達したか否かに
よって判断したり、回転部品を有する交換部品について
はその回転数をセンサによって検出し、その回転数が各
交換部品の交換寿命に相当する値に達したか否かによっ
て判断したりすることもできる。
【0109】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば次に記載する効果を奏する。請求項1の静電記録装
置においては、長い交換寿命の部品が交換寿命に達した
とき、それより交換寿命の短い部品がバラツキや寿命の
検出誤差等の範囲内においてまだ複数回目の交換時期に
達していないときでも、それが略交換時期に達している
ことによってそれらの部品の装置本体に対するロックが
それぞ解除されるため、その交換寿命の長い部品と短い
部品を同時に交換できるため、部品の交換作業を効率的
に行える。
【0110】請求項2の静電記録装置においては、交換
寿命が同じ部品のいずれか1つが交換寿命に達してそれ
が検出されると、その交換寿命が同じ部品を互いに連結
しているロック機構のロックが解除されずにそれらがロ
ックされているそれより交換寿命の長い部品とのロック
が解除されるので、その交換寿命に達した部品とそれと
交換寿命が同じ部品を互いに連結状態のまま一度に取り
外して交換することができるので、部品の交換作業が容
易になる。
【0111】請求項3の静電記録装置においては、交換
部品を交換するための指示が出されると、その指示に対
応した交換部品の取り出しに必要なロック機構のロック
が解除されるので、その交換するための指示が出された
部品が複数あってそれが互いに隣合う部品である場合に
は、それらを同時に取り外して交換することができるた
め効率的な部品交換作業を行うことができる。
【0112】請求項4の静電記録装置においては、交換
寿命が同じ部品の少なくとも1つを交換させるための指
示が出されると、その指示された交換寿命と同じ交換寿
命を持つ隣合う交換部品も同時に取り出せるようにロッ
ク機構のロックが解除されるので、それらを同時に交換
できるため効率的な部品交換ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による静電記録装置の第1実施例を制
御系と共に示した概略図である。
【図2】同じくその静電記録装置に設けられている複数
の交換部品の連結状態を便宜上一平面上に配置して示し
た説明図である。
【図3】同じくその各交換部品を連結して装着した状態
を具体的に示した斜視図である。
【図4】図1の静電記録装置に設けられているロック機
構20Aを示す平面図である。
【図5】同じくロック機構20Gを一部を断面にして示
す平面図である。
【図6】図1の制御装置90が実行するルーチンのステ
ップ1からステップ12までを示すフロー図である。
【図7】同じくそのルーチンのステップ11からステッ
プ18までを示すフロー図である。
【図8】同じくそのルーチンのステップ19からステッ
プ27までを示すフロー図である。
【図9】同じくそのルーチンのステップ28からステッ
プ34までを示すフロー図である。
【図10】同じくそのルーチンのステップ35からステ
ップ39までを示すフロー図である。
【図11】同じくそのルーチンのステップ40からステ
ップ42までを示すフロー図である
【図12】この発明の第2実施例を示す図1と同様な概
略図である。
【図13】図12の制御装置100が実行するルーチン
を示すフロー図である。
【図14】この発明の第3実施例を示す図1と同様な概
略図である。
【図15】図14の制御装置110が実行するルーチン
を示すフロー図である。
【図16】帯電チャージャと転写チャージャを現像ユニ
ットを介して連結させるようにした実施例を示す図14
と同様な概略図である。
【図17】長寿命部品の1回目の交換時期の直後に短寿
命の部品の5回目の交換時期を迎える様子を説明するた
めの説明図である。
【図18】各交換部品がそれぞれ個別に装置本体に着脱
可能に装着されている静電記録装置を例示した概略図で
ある。
【符号の説明】
1  感光体ドラム                
    2  帯電チャージャ 3  トナーカートリッジ             
 4  現像ユニット 5  転写チャージャ               
   6  クリーニングユニット 10  装置本体                 
     20A〜20I  ロック機構 71,78  ソレノイド             
 72  解除レバー 74  ロックピン                
    90,100,110,  制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  交換寿命がそれぞれ異なる複数の着脱
    可能な交換部品が各々ロック機構によって装着位置にロ
    ックされる複写機,プリンタ等の静電記録装置において
    、前記各交換部品がそれぞれ交換寿命に達した時にそれ
    を検出する交換時期検出手段と、該手段が長い交換寿命
    の部品が交換寿命に達したことを検出したときにそれよ
    り交換寿命の短い部品が略交換時期に達しているか否か
    を判断し、略交換時期に達していればその交換寿命の長
    い部品と短い部品を共に着脱可能な状態にするように前
    記ロック機構によるロックを解除する手段とを設けたこ
    とを特徴とする静電記録装置。
  2. 【請求項2】  交換寿命がそれぞれ異なる複数の着脱
    可能な交換部品が各々ロック機構によって装着位置にロ
    ックされる複写機,プリンタ等の静電記録装置において
    、前記複数の交換部品の中で交換寿命の短い部品をそれ
    より交換寿命の長い部品に装着すると共に交換寿命が同
    じ部品はロック機構によって互いに連結して装着し、交
    換寿命が最長の部品を装置本体に装着して、且つ前記各
    交換部品がそれぞれ交換寿命に達した時にそれを検出す
    る交換時期検出手段と、該手段が交換寿命に達した交換
    部品を検出したときに前記各ロック機構のうち該寿命に
    達した交換部品に対応するロック機構のロックを解除さ
    せるが、前記交換寿命が同じ部品のいずれか1つが交換
    寿命に達したことを検出したときには、その交換寿命が
    同じ部品を互いに連結しているロック機構のロックを解
    除せずに、該部品がロックされているそれより交換寿命
    の長い部品とのロックを解除させる手段とを設けたこと
    を特徴とする静電記録装置。
  3. 【請求項3】  交換寿命がそれぞれ異なる複数の着脱
    可能な交換部品が各々ロック機構によって装着位置にロ
    ックされる複写機,プリンタ等の静電記録装置において
    、前記複数の交換部品の互いに隣合う部品間にロック機
    構を設けると共に、交換部品を交換するための指示が出
    されると該指示に対応した交換部品の取り出しに必要な
    前記ロック機構のロックを解除させるロック解除手段を
    設けたことを特徴とする静電記録装置。
  4. 【請求項4】  請求項3記載の静電記録装置において
    、前記交換部品は交換寿命が同じものが互いに隣接して
    配設され、その交換寿命が同じ部品の少なくとも1つを
    交換させるための指示が出されると、その指示された交
    換寿命と同じ交換寿命を持つ隣合う交換部品を同時に取
    り出せるように前記ロック解除手段が前記ロック機構の
    ロックを解除させるようにしたことを特徴とする静電記
    録装置。
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